JP3405195B2 - 計器装置 - Google Patents

計器装置

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JP3405195B2 JP14729898A JP14729898A JP3405195B2 JP 3405195 B2 JP3405195 B2 JP 3405195B2 JP 14729898 A JP14729898 A JP 14729898A JP 14729898 A JP14729898 A JP 14729898A JP 3405195 B2 JP3405195 B2 JP 3405195B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の計器に係
り、特に文字盤の表に設けられた指針を文字盤裏に設け
られた光源により光輝させるようにした、指針を備えた
計器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の指針を備えた計器を図
4、図5に基づいて説明する。図4に示すように、従来
の計器装置は、キャップ1,指針2,文字盤3,指針軸
5,プリズム6,光源7から主に構成されている。文字
盤3は表面に文字が印刷され、略中央に孔4aが設けら
れた合成樹脂製の板であり、文字の部分は光を透過し、
それ以外の部分は光を透過しない印刷がなされ、文字盤
裏側に設けられた光源から光が当たると文字が光輝す
る。また、文字盤3の下には孔4bの設けられた透明ア
クリル製プリズム6が、それぞれの孔4a,4bが同心
となるよう接着されている。プリズム6は、下方に設け
られた光源7からの光を端部63から入射させて内部を
通過させ、孔4の縁に形成された傾斜面65で反射させ
て上方外部へ導くとともに、光源7から直接文字盤方向
に向かう光を文字盤裏側へ透過させる。傾斜面65から
上方外部へ導出された光は軸5に固定された指針2の基
端部21に入射し、指針内部で乱反射して指針2を光輝
させる。指針2は透明な樹脂からなり、文字盤3に対向
する面には着色したフィルム(図示せず)が貼られてい
るため、指針2はフィルムと同色に光輝する。また、指
針の基端21には有底円筒状のキャップ1が文字盤3に
設けられた孔4aを覆うように固定されている。このキ
ャップ1は合成樹脂にて構成され、内部は光を透過しな
い黒色等に着色されている。また、キャップの径は文字
盤の孔4の径よりも大きい。また、文字盤3上にはスト
ッパピン8が設けられ、指針の回転を所定の位置で止め
るようにしている。
【0003】ところで、このような計器では、プリズム
6の孔4bの縁に形成された傾斜面65で反射された光
の一部が文字盤3とキャップ1との隙間から漏洩し、キ
ャップ1回りでハレーションが生じるという欠点があ
り、この問題を解決するため、実公平6−20097号
公報に記載のように(図5)、文字盤3の孔4の周縁と
プリズム6のとの境界部分に遮光リング11を埋設し、
文字盤上に突出する壁(遮光リング11)をキャップ1
内側の間隙内に挿入したものがある。なお、図5におい
て、図4と同符号は同様のものを示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、新たに遮光リ
ングを文字盤とプリズムの隙間に設けることから部品点
数が多くなるとともに、文字盤,プリズムの双方に遮光
リングを埋設するための加工が必要となる。また、光の
漏洩を少なくするにはキャップとリングの隙間を小さく
する必要があり、そのためには文字盤,指針軸,キャッ
プ,リングそれぞれの加工や組み付けに精度が要求さ
れ、コストが高くなるという欠点がある。
【0005】また、図4に示す従来技術では、文字盤上
にはストッパピン8が設けられているため、見栄えが悪
いという欠点もある。本発明は上記の点に鑑みてなされ
たもので、指針を備えた計器装置において、少ない部品
点数で、キャップ回りの光の漏洩を抑制できるように
し、さらには、文字盤上のストッパピンを無くして見栄
えを良くできるようにした、計器装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題発明を解決するための手段】上記目的を達成する
ため、本発明の請求項1にかかる計器装置では、文字盤
の孔の周縁部にキャップ内部に向かって伸びる筒状の遮
光壁を文字盤と連続して一体に形成するとともに、上記
指針基部の文字盤側には上記遮光壁が遊嵌可能な溝を形
成した。したがって、筒上遮光壁によりキャップ回りか
ら文字盤上への光の漏洩を抑制することができ、文字盤
上の見栄えを向上することができる。
【0007】また、本発明の請求項2にかかる計器装置
では、筒状の遮光壁の所定箇所に前記文字盤からの高さ
が周囲よりも高く、前記指針に接触可能な突出部が形成
されている。したがって、突出部に指針が接触して指針
の回動を拘束するので、文字盤上のストッパを廃止する
ことができ、文字盤上の見栄えを向上することができ
る。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施例を図1,
2,3に基づいて説明する。なお、従来技術と同一部分
には、同一符号を付してその説明は省略する。図1に示
すように文字盤3の中央の孔4a周縁には突出部91の
設けられた遮光壁9が文字盤3に連続して一体に形成さ
れている。この遮光壁9は光が透過しないよう黒色また
は文字盤3の文字以外の色に着色されている。突出部9
1の設けられている位置は、文字盤上において指針2が
目盛り0を支持する位置もしくは0以下の目盛りが無い
位置で同指針2に当接するような部位に設定されてい
る。この遮光壁9の突出部91は上記のほか、図3に示
すように、必要な部分に2カ所設けるようにすることも
可能である。
【0009】なお、図1に示すような形状に突出部91
を形成する場合、一体成形を行なう以外に、はじめに遮
光壁9を突出部91の高さまで形成した後に不要部分を
カットすることでも容易に加工することができる。ま
た、図3に示すような形状に突出部91を形状する場合
には、あらかじめ突出部まで一体に成形することで容易
に加工することができる。
【0010】また、キャップ1内部で文字盤2に対向す
る指針2の底面には図2に示すように、溝22が設けら
れている。溝22の内面は光を反射しないよう黒色等に
着色されている。
【0011】プリズム6に文字盤3をそれぞれの孔4
a,4bが同心になるよう接着し、プリズム6下方に指
針軸5が接続されたムーブメント(図示せず)をねじ止
めし、指針軸5先端にキャップ1とともに指針2を装着
して計器が組み立てられると、文字盤3と一体に形成さ
れた遮光壁9はキャップ1の内側で、キャップ1の下端
の一部と遮光壁9の先端縁とが重なるように位置する。
【0012】したがって、光源7からの光は端部63か
らプリズム6内に入射しプリズム6の傾斜面65でキャ
ップ1の方向に反射すると、図2に示すように、その光
の多くは指針2に入射するが、一部は指針2に入射せず
にキャップ1に入射する。ところが、キャップ1内部は
光を反射しない色で着色されているため大部分の光は反
射せず、一部のキャップ1内部で反射した光も遮光壁と
キャップ内壁とが重なっているため文字盤3上のキャッ
プ1から外側の領域への直接の漏出が防止される。ま
た、キャップ1内壁と遮光壁9との間に入射する光は、
両者が光を反射しない色で着色されているため文字盤3
上への漏洩を防止される。
【0013】また、指針2に設けられた溝22と文字盤
3に設けられた遮光壁9とは接触しない状態で嵌合し、
指針2が遮光壁9の突出部91以外に位置する状態では
回動可能であるが、指針2が突出部91の位置まで回動
すると指針側部と突出部91とが当接して指針の回動が
拘束される。したがって、文字盤3上にストッパを設け
ることなく指針2を止めることができ、文字盤3上のス
トッパを廃止することが可能となり組立が容易になるほ
か、デザイン上の自由度が増す。
【0014】また、指針2に溝を設けることで、遮光壁
9が有ってもキャップ1や指針2の文字盤3からの高さ
を低くすることができてコンパクトにすることが可能と
なる。また従来からある指針や、成形の容易な文字盤の
上下方向に厚みを持つ指針であっても溝を設けることに
より本発明に適用することができ、コストを抑えること
ができる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の計器装置によれば、文字盤の孔の周縁部にキャッ
プ内部に向かって伸びる筒状の遮光壁を文字盤に連続し
て一体に形成し、指針基部の文字盤側には上記遮光壁が
遊嵌可能な溝を形成したので、キャップ回りから文字盤
上への光の漏洩を効果的に抑制することができ、しかも
計器の組立が容易となる。
【0016】また、請求項2記載の本発明の計器装置に
よれば、遮光壁には突出部が設けられて指針軸の側部に
接触し指針の回動を拘束するため、ストッパを廃止する
ことができ、メータのデザイン上の違和感が無くなると
ともに、デザインする際の自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての計器装置を示す分
解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態としての計器装置を示す断
面図である。
【図3】本発明の一実施形態としての計器装置の文字盤
の変形例を示す斜視図である。
【図4】従来の計器装置を示す断面図である。
【図5】従来の計器装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 キャップ 2 指針 22 溝 3 文字盤 4 孔 5 指針軸 6 プリズム 65 傾斜面 7 光源 8 ストッパピン 9 遮光壁 91 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 11/28 G11D 11/16 G11D 13/28 G12B 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字盤に設けられた孔を貫通して文字盤
    上に突出する軸と、同軸に固定されるとともに、上記孔
    から外へ導かれた光の入射により光輝する指針と、同指
    針の基端部を覆い、上記文字盤の孔よりも大きい内径を
    持つ有底円筒状のキャップとから構成される計器装置に
    おいて、 前記文字盤の孔の周縁部には前記キャップ内部に向かっ
    て伸びる筒状の遮光壁が文字盤と連続して一体に形成さ
    れ、前記指針基部の文字盤側には、上記遮光壁が遊嵌可
    能な溝が形成されたことを特徴とする、計器装置。
  2. 【請求項2】 前記筒状の遮光壁の所定箇所には前記文
    字盤からの高さが周囲よりも高く、前記指針に接触可能
    な突出部が形成されていることを特徴とする、請求項1
    記載の計器装置。
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