JPH0111188Y2 - - Google Patents

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JPH0111188Y2
JPH0111188Y2 JP1984129112U JP12911284U JPH0111188Y2 JP H0111188 Y2 JPH0111188 Y2 JP H0111188Y2 JP 1984129112 U JP1984129112 U JP 1984129112U JP 12911284 U JP12911284 U JP 12911284U JP H0111188 Y2 JPH0111188 Y2 JP H0111188Y2
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JP
Japan
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needle
position detection
sewing machine
pulley
detection plate
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JP1984129112U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は針位置検出装置付きミシンに関し、特
にその針停止位置検出のための調整構造に関す
る。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 従来この種のミシンにおいては、針位置検出装
置が外部から触れにくいところに内蔵され、調整
が不可能であるか、あるいは調整が非常に困難で
あつた。従つて、前述したようなミシンでは少な
くとも針上停止位置を用途に応じて変えように
も、不可能であるか、あるいは非常に煩雑である
という問題点があつた。
そこで、近年、実開昭51−9756号公報に示すよ
うな針位置検出装置を備えたミシンも提案されて
いる。この装置は、ミシン本体を貫通した上軸と
共に回転する磁石体と、ミシン本体に回動自在に
支承され同ミシン本体外部から操作される操作板
と、前記磁石体に対向するように上記操作板に装
着され上記磁石体の接離によつて作動する近接ス
イツチとを備えたものである。しかしながら、こ
のミシンも針上停止位置を調整する時、近接スイ
ツチを備えた操作板を回動操作しなければならな
いので、度重なる調整によつて前記近接スイツチ
から延びる配線が疲労し、やがては欠線するおそ
れがあるという問題点があつた。
[考案の目的] 本考案は上述の問題点を解消するためになされ
たものであり、針位置検出装置を外部から容易に
調整でき、かつ度重なる調整にも充分に耐え得る
ような耐久性を備えることができるようにするこ
とを目的とする。
[問題点を解決する手段] この目的を達成するために本考案では、ミシン
機枠に回転可能に支持され、針を上下動させる主
軸と、その主軸に一体的に回転するよう固定され
たプーリと、そのプーリの前記ミシン機枠側の端
面に、前記主軸と同心的に配置され、かつ位置決
め手段によつて円周方向に移動不能とされた環状
の針下位置検出板と、同じくプーリの前記ミシン
機枠側の端面に、前記主軸と同心的に配置され、
かつ前記針下位置検出板をプーリの端面との間で
挟持する環状の針上位置検出板と、前記各検出板
と対応するミシン機枠に固定され、各検出板と共
同して位置検出信号を出力する検出器と、前記プ
ーリを軸線方向に貫通して設けられ、前記針上位
置検出板を、プーリ外から回転方向に任意に位置
調整する調整手段とを備えるようにする。
[作用] 上述した構成により本考案においては、針上位
置の調整は、プーリのミシン機枠側の端面に配置
された針上位置検出板の円周方向の取付位置を調
整手段を介してプーリ外から調整することによつ
て行う。
また、針下位置検出板のプーリのミシン機枠側
の端面への取付けは、位置決め手段による円周方
向への位置決めと、前記針上位置検出板とプーリ
のミシン機枠側の端面との挟持による軸線方向へ
の位置決めとによつて行う。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を図面に従
つて説明する。
2はミシン針を上下動させる主軸で、ミシン機
枠1と一体的な構造をなす軸受1aに回転可能に
支持されている。
3はベルト12によつてモータ(図示せず)か
らの伝達動力を受けるプーリで、主軸2と一体的
に回転するように固定されている。
4および5は、それぞれ環状の針下位置検出板
および針上位置検出板で、プーリ3のミシン機枠
1側の面で、針下位置検出板4が外周面に、針上
位置検出板5が内周側になるように、主軸2に対
し同心的に配置されている。針上位置検出板5
は、プーリ3を軸線方向に貫通して設けられ、か
つ主軸2と同心の円弧状をなす長孔3aを挿通し
た止めねじ10により、プーリ3に固定される。
その長孔3aの作用で、針上位置検出板5はプー
リ3外から回転方向に任意に位置調整することが
可能になる。針下位置検出板4は、針上位置検出
板5の外周部とプーリ3との間に挟持され、その
外周に設けられた凸部4dがプーリ3の凹部3b
と嵌合することによつて円周方向と軸線方向との
両方向へ回転不能に位置決め固定されている。
針下位置検出板4は、その内周側に針下位置検
出用透孔4bと、その外周側に回転速度検出用透
孔4cとを有し、それらの透孔を除く面を鏡面状
の反射面4aとしている。第5図に示すように、
プーリ3の前記透孔4b,4cと対向する部分に
は、反射面4aに対して底面を傾斜した凹溝3c
が形成されかつ黒く着色されているので、透孔4
b,4cの部分においてはほとんど反射作用をし
ない。
針上位置検出板5は、その外周側に針上位置検
出用透孔5bを有し、その透孔を除く面を鏡面状
の反射面5aとしている。
第4図に示すように、6aは針上位置検出用透
孔5bに対向位置する針上位置検出器、6bは針
下位置検出用透孔4bに対向位置する針下位置検
出器、6cは回転速度検出用透孔4cに対向位置
する回転速度検出器で、それぞれ投光手段と受光
手段とを有しており、投光手段から発した光の反
射光の有無を、反射面4a,5aであるのか非反
射用透孔4b,4c,5bであるのかに応じて受
光手段で検知し、位置検出信号を出力する。
検出器6a,6b,6cは、プリント基板9に
取付けられており、検出器の投光面および受光面
を除いて検出器カバー7で覆われている。その検
出器カバー7は、カバー押え具8を介してねじ1
1で軸受1aに固定されている。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案では、プーリのミシ
ン機枠側の端面に配置された針上位置検出板はそ
の取付位置をプーリ外から調整できるので、針上
停止位置を非常に容易に調整することが可能とな
るともに、この針上位置検出板は配線等を有して
いないので、度重なる調整にも充分に耐え得る耐
久性を有している。また、プーリのミシン機枠側
の端面に配置された針下位置検出板は位置決め手
段によつて円周方向の位置決めが確実に行えると
ともに、同針下位置検出板は前記針上位置検出板
とプーリのミシン機枠側の端面との間で挟持され
るので、特別な固定手段を用いることなく軸線方
向への位置決めも確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化した実施例の一部縦断
面図、第2図は第1図の右側面図、第3図は第1
図の−線断面図、第4図は第1図の−線
断面図、第5図は第3図の−線拡大断面図で
ある。 図中、1はミシン機枠、2は主軸、3はプー
リ、3bは凹部、4は針下位置検出板、4aは反
射面、4bは針下位置検出用透孔、4cは回転速
度検出用透孔、5は針上位置検出板、4dは凸
部、5aは反射面、5bは針上位置検出用透孔、
6aは針上位置検出器、6bは針下位置検出器、
6cは回転速度検出器である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ミシン機枠1に回転可能に支持され、針を上
    下動させる主軸2と、 その主軸2に一体的に回転するよう固定され
    たプーリ3と、 そのプーリ3の前記ミシン機枠1側の端面
    に、前記主軸2と同心的に配置され、かつ位置
    決め手段3b,4dによつて円周方向に移動不
    能とされた環状の針下位置検出板4と、 同じくプーリ3の前記ミシン機枠1側の端面
    に、前記主軸2と同心的に配置され、かつ前記
    針下位置検出板4をプーリ3の端面との間で挟
    持する環状の針上位置検出板5と、 前記各検出板5,4と対向する前記ミシン機
    枠1に固定され、各検出板5,4と共同して位
    置検出信号を出力する検出器6a,6b,6c
    と、 前記プーリ3を軸線方向に貫通して設けら
    れ、前記針上位置検出板5を、プーリ3外から
    回転方向に任意に位置調整する調整手段と を備える針位置検出装置付きミシン。 2 前記位置決め手段は、針下位置検出板4の外
    周に設けられた凸部4dと、プーリ3に前記凸
    部4dが嵌合可能に設けられた凹部3bとから
    なる実用新案登録請求の範囲第1項に記載の針
    位置検出装置付きミシン。 3 前記両検出板5,4は反射面5a,4aと非
    反射用透孔5b,4b,4cとを有し、また前
    記検出器6a,6b,6cは投光手段と受光手
    段とからなる実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の針位置検出装置付きミシン。 4 前記針下位置検出板4は、回転速度検出用の
    反射面4aと、非反射用透孔4cとを円周方向
    に多数有し、その透孔と対向するプーリ面を凹
    ませ、また反射面および透孔と対向するミシン
    機枠1に、投光手段と受光手段とかなる検出器
    6a,6b,6cを備える実用新案登録請求の
    範囲第3項に記載の針位置検出装置付きミシ
    ン。
JP12911284U 1984-08-24 1984-08-24 針位置検出装置付きミシン Granted JPS6145081U (ja)

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JP12911284U JPS6145081U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 針位置検出装置付きミシン

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JP12911284U JPS6145081U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 針位置検出装置付きミシン

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JPS6145081U JPS6145081U (ja) 1986-03-25
JPH0111188Y2 true JPH0111188Y2 (ja) 1989-03-31

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JP12911284U Granted JPS6145081U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 針位置検出装置付きミシン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2658326B2 (ja) * 1988-12-23 1997-09-30 三菱電機株式会社 位置検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519756U (ja) * 1974-07-08 1976-01-24

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JPS6145081U (ja) 1986-03-25

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