JPH0873758A - アンスラキノン化合物及びそれを用いたカラーフィルター - Google Patents

アンスラキノン化合物及びそれを用いたカラーフィルター

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JPH0873758A
JPH0873758A JP23603194A JP23603194A JPH0873758A JP H0873758 A JPH0873758 A JP H0873758A JP 23603194 A JP23603194 A JP 23603194A JP 23603194 A JP23603194 A JP 23603194A JP H0873758 A JPH0873758 A JP H0873758A
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正幸 清柳
Hirokazu Kano
浩和 狩野
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長史 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【構成】下記式(1) 【化1】 (式(1)中、R1 ,R2 及びR3 は、独立に、水素原
子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコ
キシ基、ハロゲン基、スルホン酸基、ヒドロキシアルキ
ル基、アルコキシアルキル基を表し、R4 はスルホン酸
基を表す。)で示されるアンスラキノン化合物又はその
水溶性塩及び上記式(1)のアンスラキノン化合物又は
その水溶性塩により染色されてなるカラーフィルター。 【効果】上記式(1)のアンスラキノン化合物叉はこれ
らの混合物を使用することにより、色特性、耐光、耐熱
性を兼備した青色着色皮膜を載置したカラーフィルター
が製造出来るようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンスラキノン化合物
又はその水溶性塩及びこれを用いたカラーフィルターに
関する。
【0002】
【従来の技術】染色法によるカラーフィルターの製法
は、基体となるガラスやシリコンウエハなどの表面にス
トライプ状あるいはモザイク状等(パターンという)の
薄膜状の透明なカチオン性基を有する合成樹脂の皮膜ま
たはゼラチン、カゼイン、グルー等の蛋白質系天然高分
子物質の皮膜を設けて被着色皮膜とし、これを染料を用
いて染色(着色)することを基本原理としている。カラ
ーフィルターの具体的な製造プロセスとしては次の3つ
の方式が知られている。
【0003】(1)着色すべき皮膜を基体表面に設けた
後、マスクを介して露光、現像して得られるパターンを
染色して着色層を形成する。次いで非着色性の保護コー
ト皮膜を全面に設け、この上に上記同様な操作により第
2の着色すべき皮膜を設ける。以下、必要により着色層
を逐次積層形成させる。 (2)着色すべき皮膜を基体表面に設けた後、マスクを
介して露光、現像して得られるパターンを染色して着色
層を形成した後、タンニン酸などで染料の固着兼防染処
理を施す。同様な操作により第2の着色すべき皮膜を設
ける。以下必要により着色層を同一基体表面上に形成す
る。 (3)着色すべき皮膜(被着色皮膜)を基体表面に設け
る。その上にポジレジストの層を設けた後、マスクを介
して露光、現像してパターン状に露出した被着色皮膜を
染色し、次いでポジレジスト層を剥離して着色部を形成
する。ポジレジスト層を設ける以降の操作を繰り返し、
同一被着色皮膜を複数の色に所望のパターン状に染め分
ける。
【0004】上記のようなプロセスで製造されるカラー
フィルターは、通常原色系3原色であるR(赤)、G
(緑)、B(青)または補色系3原色であるY(黄)、
M(マゼンタ)、C(シアン)、(Mは省略されること
もある)に着色された着色層を有している。カラーフィ
ルターに要求される特に重要な特性は光学特性であり、
各着色層の分光特性が最終製品の価値を大きく支配する
ことになる。また、カラーフィルターを装着した液晶表
示装置を製造する工程で曝される熱処理(例えば、透明
電極層を設けるためのスパッタリング工程)に対して、
また最終製品として使用時に加えられる光に対して高度
の耐性を有し、所定の光学特性が損なわれることがあっ
てはならない。また当然のことながら適用される染料は
水に対して良好な溶解性を有し、酸性の染色浴中で長期
間安定でなくてはならない。更に、固着処理を必要とす
る工程を伴う場合には固着処理効果の優れることが要求
される。
【0005】ところで、ゼラチン、カゼイン、グルー等
の蛋白質系高分子物質はカチオン性基を有しているの
で、通常水溶性のアニオン性染料により染色(着色)さ
れる。またそれらに代えて光硬化型の合成樹脂基材を用
いる場合には、樹脂成分中にカチオン性基を保持せしめ
ることにより、蛋白質系天然高分子物質と同様に水溶性
のアニオン性染料で染色されるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】所望される光学特性を
得るために数多くの水溶性のアニオン性染料が、単独で
あるいはそれらの組み合わせで検討されてきた。しかし
ながら原色系の青色については、特に光硬化型のカチオ
ン性基を有する合成樹脂を被着色基材として用いる場合
には、所望する色特性と熱及び光に対して充分な耐性を
有し、且つ固着性能に優れる染料の選定が困難である。
例えば所望される青色染料に求められる分光特性は、6
00nm近辺における透過率が1%以下になる様に染色
した着色皮膜の50%透過率を与える波長が、480〜
500nmにあり、440〜460nmの領域での透過
率が出来るだけ大きいということである。このような光
学特性を満たす為には従来からカラーインデックス
(C.I.)・アシッド・ブルー83またはカラーイン
デックス・アシッド・ブル−90で代表されるトリフェ
ニルメタン系の染料が用いられている。これらの染料の
分光透過率曲線はシャープで色が鮮明であり被着色基材
がゼラチン、カゼインあるいはグルーのような天然蛋白
質やポリイミド系合成樹脂である場合は、着色皮膜の色
特性および光や熱に対する耐性が不充分であるが使用出
来ないことはない。しかしながら被着色基材が光硬化性
のカチオン基を有する合成樹脂、特に主鎖ポリマーがア
クリル酸およびその誘導体から構成されている場合には
着色皮膜の熱及び光に対する耐性が著しく不良で実用に
供し得ない。
【0007】耐熱性及び/又は耐光性に比較的優れる青
色染料としてアンスラキノン構造が知られているが、必
要とされる光学特性を満たす染料は少なく、光学特性を
満たすものでも前述の光硬化性アクリル系合成樹脂に適
用した場合には、耐熱性及び/又は耐光性が著しく劣
る。例えば下記式
【0008】
【化2】
【0009】のアンスラキノン化合物を用いた着色皮膜
は光に暴露することにより、短時間で著しく赤く変色し
実用に供す事が出来ない。かくして光及び熱に対する耐
性と色特性を兼備した青色着色皮膜を載置したカラーフ
ィルターの開発が望まれている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記したよ
うな光学特性と耐久性を兼備したカラーフィルターを見
い出すべく鋭意努力した結果、特定のアンスラキノン化
合物で染色(着色)されたカラーフィルターが前記した
ような色特性と優れた信頼性(熱・光に対する耐性)を
有していることを見いだし、本発明を完成させたもので
ある。即ち、本発明は、(1)下記式(1)
【0011】
【化3】
【0012】(式(1)中、R1 ,R2 及びR3 は、独
立に、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1
〜5のアルコキシ基、ハロゲン基、スルホン酸基、ヒド
ロキシアルキル基、アルコキシアルキル基を表し、R4
はスルホン酸基を表す。)で示されるアンスラキノン化
合物又はその水溶性塩、(2)上記(1)に記載の式
(1)のアンスラキノン化合物又はその水溶性塩により
染色されてなるカラーフィルター、に関する。
【0013】上記式(1)において、炭素数1〜5のア
ルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、イソプ
ロピル基、n−プロピル基、イソブチル基、n−ブチル
基、t−ブチル基、ペンチル基等があげられる。炭素数
1〜5のアルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エ
トキシ基、イソプロピルオキシ基、n−プロピルオキシ
基、イソブチルオキシ基、n−ブチルオキシ基、t−ブ
チルオキシ基、ペンチルオキシ基等があげられる。ハロ
ゲン原子としては、例えばフッソ原子、塩素原子、臭素
原子、沃素原子等があげられる。ヒドロキシアルキル基
としては、例えばヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチ
ル基、ヒドロキシプロピル基、ヒドロキシブチル基、ヒ
ドロキシペンチル基等のヒドロキシ(C1 〜C5 )アル
キル基があげられる。アルコキシアルキル基としては、
例えばメトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキ
シメチル基、ブトキシメチル基、ペントキシメチル基、
メトキシエチル基、エトキシエチル基、メトキシプロピ
ル基、メトキシブチル基、エトキシペンチル基等の(C
1 〜C5 )アルコキシ(C1 〜C5 )アルキル基があげ
られる。
【0014】上記式(1)で示される本発明のアンスラ
キノン化合物又はその水溶性塩の具体例としては、例え
ば次の化合物があげられる。
【0015】
【化4】
【0016】
【化5】
【0017】
【化6】
【0018】
【化7】
【0019】
【化8】
【0020】
【化9】
【0021】
【化10】
【0022】
【化11】
【0023】
【化12】
【0024】上記式(1)で示される本発明のアンスラ
キノン化合物の水溶性塩の対イオンとしては、例えばN
a、K、Li等のアルカリ金属イオン、NH4 等の無機
アンモニウムイオン、NH3 CH2 CH2 OH、NH2
(CH2 CH2 OH)2 叉はNH(CH2 CH2 OH)
3 等の、モノ、ジ又はトリ(ヒドロキシ(C1 〜C5
アルキル)アンモニウムイオン等のアンモニウムイオン
があげられる。
【0025】上記式(1)で示される本発明のアンスラ
キノン化合物又はその水溶性塩は、例えば一般的な合成
方法に準じて製造する事ができる。即ち、式(3)
【0026】
【化13】
【0027】(式中、R1 、R2 、R3 は前記と同じ意
味を表す。)で表される化合物を3〜100倍量(重量
比)の0〜30%の発煙硫酸中、0〜80℃の温度で
0.5〜24時間反応させてスルホン化することで得ら
れる。又、その水溶性塩は、得られたスルホン酸の水溶
液に、水溶性塩に対応する塩基、例えばNaOH、KO
H、LiOH等のアルカリ金属水酸化物、アンモニア、
NH2 CH2 CH2 OH、NH(CH2 CH2 OH)2
叉はN(CH2 CH2 OH)3 等の、モノ、ジ又はトリ
(ヒドロキシ(C1 〜C5 )アルキル)アミンを添加し
て中和し、次いで相当するカチオン成分の塩にて塩析す
ることにより得られる。
【0028】次に、本発明のカラーフィルターを詳細に
説明する。まず本発明のカラーフィルターの一例につい
て図を用いて説明する。図1(a)−(h)はガラス板
(基体)上に異なる色の着色層を積層させた積層方式に
よるカラーフィルターの製法を示す図である。図1にお
いて1はガラス板、2はスピンコートして設けた光硬化
性樹脂等の薄膜、2’は2をマスクを介して光硬化させ
た着色すべき皮膜、2”は着色層、3は不染性保護膜、
4はフォトマスク、5は第2の着色層、6は不染性保護
膜をそれぞれ示す。ガラス板1上にゼラチン、カゼイ
ン、グルー等の蛋白質系天然高分子物質と重クロム酸ア
ンモニウム等の重クロム酸塩との混合物またはカチオン
性基を有する光硬化性合成樹脂組成物をスピンコート
法、ローラーコート法等の方法によって塗布して、厚さ
約0.2〜2ミクロンの光硬化性薄膜2を設ける(図1
(b))。次に該薄膜上に所定のパターンを有するフォ
トマスク4を介して、例えば紫外光等のエネルギー線を
照射し露光部を硬化させる(図1(c))。
【0029】次に水等で現像し未露光部を除去し、所定
のパターンの被着色層2’を形成し(図1(d))、第
1の色を得るための所定の光学特性を有する染料を用い
て染色して第1の着色層2’を形成する(図1
(e))。次に不染性の保護膜3を全面に設ける(図1
(f))。次に保護膜3の上に前述と同様にして着色す
べき層を得るための光硬化性の塗布層を設け、マスクを
介して露光、現像して所定のパターンの着色すべき層を
形成させ、第2の色を得るための所定の光学特性を有す
る染料を用いて染色して第2の着色層5を形成する(図
1(g))。次に不染性の保護膜6を全面に設ける(図
1(h))。この操作を繰り返し、第3の色の着色層、
更には第4の色の着色層を形成する事もできる。
【0030】個体撮像素子あるいはカラーセンサー用の
直載型色分解カラーフィルターにおいては、基体となる
光検知部等が設けられているシリコンウエハ上に平坦化
層を設け、その上に前述と同じ操作で着色層を形成する
ことができ、平坦化層には不染性保護膜と同じものを用
いることが出来る。本発明においては、原色系のB
(青)の着色層を得るための染料として、前記式(1)
で示される水溶性アンスラキノン化合物もしくはその水
溶性塩又はそれらの混合物を使用することを必須とする
ものであり、青色の着色層の色特性が優れ、カラーフィ
ルターを組み込んだデバイスの製造工程で印加される熱
に対する耐性及び最終製品に要求される光耐性が良好な
為、表示用カラーフィルターとして色バランスのとれた
カラー画像を得る事が出来、また色分解用カラーフィル
ターとして忠実な色再現性を得る事が出来る。
【0031】本発明における着色すべき皮膜としてのゼ
ラチン、カゼイン、グルー等の蛋白質系天然高分子物質
について説明する。ゼラチンはコラーゲンを水と煮沸し
て非可逆的に水溶性に変えた動物性蛋白質で、動物の
骨、皮膚、腱等を原料とし、水と煮沸して抽出される。
またカゼインは乳汁の主成分をなす燐蛋白である。これ
らの天然蛋白質の水溶液に重クロム酸アンモニウム等の
重クロム酸塩を添加し、スピンコート法、ローラーコー
ト法等でガラス等の基体上に均一に塗布した後紫外線を
照射すると塗布層が硬化し、水不溶性の皮膜が形成され
る。また、本発明に用いられる被着色材料としてのカチ
オン性基を有する合成樹脂の例としては側鎖に光反応可
能な不飽和基と第4級アンモニウム塩基とを有するポリ
マーと光重合開始剤及び溶剤より成る樹脂組成物、ある
いはカルコン、ケイ皮酸、アジド、スチルバゾール基、
エポキシ基等の光架橋基を予めポリマー中に導入したカ
チオン性基含有ポリマーを水または有機溶媒に溶解させ
た樹脂組成物あるいは含窒素モノマーを必須構成成分の
一つとして重合して得たポリマーに光架橋剤、例えばジ
アゾ化合物、アジドあるいはジアジド化合物を添加し有
機溶媒で希釈した樹脂組成物等が挙げられる。この様な
光反応性樹脂組成物を基体表面に塗布し紫外線等の活性
光線の照射によって硬化し皮膜を得る。
【0032】式(1)で示されるアンスラキノン化合物
又はその水溶性塩を用いて前記の皮膜を染色(着色)す
るには、例えば浸漬法、インクジェット法又は印捺法が
用いられ、特に水溶液を用いた浸漬染色法が好都合であ
る。この場合は通常0.1〜30gより好ましくは1〜
10gの式(1)のアンスラキノン化合物又はその水溶
性塩を水1リットルに溶解した温度10〜100℃の染
浴中に前記の皮膜を設けた基体を通常10秒以上、好ま
しくは60分程度浸漬した後取り出し水洗して乾燥す
る。こうして得られた青色に着色された皮膜は、カラー
フィルターとして好ましい光学特性を示すのみならず、
耐熱性、耐光性に優れている。不染性保護膜を設ける方
法としてはネガ型のフォトレジスト例えばアクリル系あ
るいはポリビニルアルコールポリマーにジアゾ化合物等
の光架橋剤を添加して得た樹脂組成物あるいはカルコ
ン、ケイ皮酸等の光架橋基を予めアクリル系又はポリビ
ニルアルコール系ポリマーに導入した樹脂組成物等を水
または有機溶媒に溶解し、スピンコート法によって塗布
し紫外線を照射して硬化させる方法等が採用される。
【0033】本発明において染色すべき皮膜を設ける基
体としてはガラス、プラスチックシートの他シリコンウ
エハ等が必要に応じてシランカップリング剤等により前
処理するか叉は平坦化層を設けた上で使用に供される。
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
尚、実施例中、部は特に限定しない限り重量部を表す。
又、色差(ΔE)は島津自記分光光度計UV−2200
(島津製作所)により測定した値である。
【0034】実施例1 下記式(4)で表される化合物2.2部を、95%硫酸
15部中に添加し、20%発煙硫酸30部を氷冷下、徐
徐に注加し、25−30℃の温度で24時間反応させ
る。反応物を氷水300部中にあけ、生成した沈澱物を
濾別する。濾別した沈澱物を水100部中に懸濁させ、
10%水酸化ナトリウム水溶液によりpH値を約8〜1
0に調整して完溶させ、液ろ過後塩化ナトリウムにて塩
析する。得られた結晶を濾別し、60℃で乾燥してN
o.17の化合物3.0部を得た。この化合物の赤外線
吸収スペクトル図を図1に示す。
【0035】
【化14】
【0036】上記実施例に記載の合成法に従い、対応す
る式(3)の化合物類をスルホン化してNo.1〜16
の化合物を合成した。
【0037】実施例2 光学ガラス(光の透過性にすぐれた高純度ガラス板)上
にCFR−633(日本化薬(株)製、アクリル系アニ
オン染料可染性感光性樹脂組成物)をスピンコート法に
よりコートし、80℃で30分乾燥後パターンを有する
マスクを介して面照度8mw/cm2 でUV照射を5秒
間行い、エマルゲン913(花王(株)製、ポリオキシ
エチレンノニルフェノールエーテル型非イオン界面活性
剤)を水1000部に対して2部含有する60℃の現像
液にて撹拌下、5分間現像を行うと、照射部のみ可染膜
を有するガラス基板が得られた。このガラス板を更に1
60℃、30分間ポストベークした後の膜厚は0.5ミ
クロンであった。次にNo.17の化合物を、0.2%
になるよう水に溶解した染浴中に、上記のガラス板を浸
し、60℃で10分間染色を行うと青色のパターンに染
色された。青色着色部の分光透過率曲線を測定したとこ
ろ、600nm前後での透過率は1%以下で、透過率5
0%を示す波長は492nmであった。紫外線カットフ
ィルタ−(HOYA(株)製L−40)を介してスタン
ダードフェードメーター(スガ試験機製FAL−3H
型)にて、80時間曝光した時の青色着色部の最大吸収
波長における光学密度(−logT)の低下率は2%で
殆ど退色はしていなかった。又250℃、6時間の耐熱
性試験においても、青色着色部の光学密度の低下率は3
%で殆ど退色は認められなかった。
【0038】実施例3 ジメチルアミノプロピルアクリルアミド 40部 ビニルピロリドン 5部 ジメチルアミノアクリルアミド 10部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 15部 メチルアクリレート 20部 メチルメタクリレート 10部
【0039】上記処方のモノマーを溶液重合法にて重合
し、多量のイソプロピルエーテル中に投入してポリマー
分を沈澱させた後、このポリマーを取り出し乾燥を行
い、アニオン性染料可染性ポリマーを得る。このポリマ
ー100部にアロニックスM−325(東亞合成工業
(株)製)50部、Irgacure 369(チバガ
イギー社製)4部、KAYACURE DETX−S
(日本化薬(株)製)2部、ビイミダゾール(黒金化成
(株)製)2部、2−メルカプトベンゾチアゾール2
部、シランカプラーKBM602(信越化学工業(株)
製)2部、イソプロピルグリコール669部、ジグライ
ム669部を混合溶解させた溶液を感光性樹脂組成物と
した。この感光性樹脂液を光学ガラス上にスピンコート
法によりコートし、100℃で100秒予備乾燥後、所
定のパターンを有するマスクを介し200mj/cm2
のUV照射を行った後、0.4%ノニオン界面活性剤水
溶液シャワーにて2分間現像を行うと、照射部のみ可染
膜を有する黄変のないガラス板が得られた。このガラス
板を更に140℃、15分間ポストベークした後の膜厚
は0.8μmであった。
【0040】次に、No.17の化合物0.1%水溶液
の染浴中に、上記のガラス板を浸し、60℃で15分間
染色を行うと青色パターンに染色された。青色着色部の
分光透過率曲線を測定したところ600nm前後での透
過率は1%以下で450nmで80%以上であった。耐
熱性試験では230℃、30分でΔE=2.87、20
0℃、1時間でΔE=1.98であった。また、透過極
大波長623nmでの耐熱試験後の透過光保持率は23
0℃、30分で94%、200℃、1時間で98%であ
った。
【0041】実施例4 実施例3と同じ方法により、ポストベーク後の膜厚が
0.9μmのガラス板を作成した。次に、No.17の
化合物とCyan 2P(日本化薬(株)製カラーフィ
ルター用色素)とを10:15の比率で混合した混合物
の0.125%水溶液の染浴中に上記のガラス板を浸
し、60℃で15分間染色し、青色パターンを得た。青
色着色部の分光透過率曲線を測定したところ、450n
mでの透過率は82.9%、600nmでの透過率は
0.3%、700nmでの透過率は20.8%であっ
た。耐熱性試験では230℃、30分でΔE=10.3
7であった。また、透過極大波長623nmでの耐熱試
験後の透過光保持率は230℃、30分で92%であっ
た。
【0042】実施例5〜20 実施例1と同様の操作により得られたパターン状に樹脂
を載置したガラス板をNo.1〜16の化合物の0.2
5%水溶液中で50℃で、15分間染色を行い青色のパ
ターン状に着色されたガラス板を得た。この着色ガラス
板を用い耐光,耐熱試験を実施したところ何れも殆ど退
色はしていなかった。表1には着色皮膜の色相、透過極
大波長λmax(nm)及び耐光、耐熱試験後の透過光
保持率を示した。尚、透過光保持率は次の式で定義され
る試験前後での透過極大波長における透過率の変化とし
て測定した。 透過光保持率(%)=(露光後透過率)/(露光前透過
率)×100
【0043】
【表1】 表1 化合物の物性及び耐光,耐熱性試験結果 実施例 化合物No 着色皮膜 透過極大波長 耐光試験後の 耐熱試験後の の色相 透過光保持率 透過光保持率 (nm) (%) (%) 5 No.1 青 628 97 96 6 No.2 青 627 96 95 7 No.3 青 628 97 97 8 No.4 青 629 95 96 9 No.5 青 626 95 97 10 No.6 青 626 97 96 11 NO.7 青 627 96 98 12 No.8 青 628 97 97 13 No.9 青 630 96 97 14 No.10 青 628 95 97 15 No.11 青 632 95 95 16 No.12 青 630 95 96 17 No.13 青 629 96 97 18 No.14 青 626 96 96 19 No.15 青 630 96 96 20 No.16 青 634 97 96
【0044】実施例21 光学ガラス上にFCR−500(富士薬品工業(株)
製、ゼラチン水溶液)4部に対し重クロム酸アンモニウ
ムの8%水溶液1部を混合し脱泡した感光液をスピンコ
ート法により膜厚1ミクロンになるように塗布し、80
℃で10分間プリベ−クした後、所定のパタ−ンを有す
るマスクを介してマスクアライメント装置MA−10型
(ミカサ(株)製)を用い300ミリジュ−ル/cm2
のエネルギー量で露光後、40℃の温水中で現像した。
次いで120℃で10分間ポストベークしゼラチン膜を
硬化させた。次いで酢酸でpH5に調整した式(5)の
0.2%水溶液中に60℃で5分間浸漬し水洗した後、
ハイタンニン酸(大日本製薬(株)製)0.3%と酢酸
0.2%とからなる浴に70℃で5分間浸漬、水洗し、
次いでニューパワロン(大日本製薬(株)製定着剤)
0.5%水溶液中に70℃で5分間浸漬し、水洗後乾燥
して第一の青色の着色層を設けた。次に、前述と同様に
して感光性ゼラチン層を設け、露光、現像し、pHを酢
酸で5に調整したC.I.アシッド・レッド317の
0.5%水溶液に60℃で、10分間浸漬して染色後前
述と同様に固着防染処理を施し、第2の赤色の着色層を
設けた。次に、前述と同様にしてゼラチン層の別の部分
をCFG−51P(日本化薬(株)製、カラーフィルタ
ー用染料)の0.5%水溶液中で60℃で15分間染色
後固着防染処理を施し、第3の緑色着色層を設けた。な
お3回の固着防染処理に供されたタンニン酸浴及び定着
浴への青色染料の溶出は認められなかった。
【0045】得られたカラーフィルターは、ブルー、レ
ッド、グリーンの3色から成り液晶カラーテレビ用とし
て好適であった。ブルーの着色部の分光透過率曲線を測
定したところ、570〜630nmの領域での透過率は
1%以下で、透過率50%を示す波長は492nmであ
った。またスタンダードフェードメーター(スガ試験機
製FAL−3H型)にて100時間曝光した後の最大透
過波長450nmにおで220℃で1時間熱処理し、放
冷後最大透過率波長450nmにおける透過率(T%)
の低下率を測定したところ3.4%で許容範囲内にあっ
た。
【0046】比較例1 染料をC.I.アッシド・ブルー62に代えた他は実施
例1と同じ方法によって作成した着色ガラス板の青色着
色部の分光透過率曲線は、実施例2で得た曲線と近似し
ていたが、実施例2に示した耐光試験を行ったところ著
しく赤変し、もはや青色とはいえない色に変色してしま
った。
【0047】比較例2 実施例3と同じ方法により、ポストベーク後の膜厚が
0.9%のガラス板を作成した。次に、Blue 43
P(日本化薬(株)製カラーフィルター用色素)とCy
an 2P(日本化薬(株)製カラーフィルター用色
素)とを10:15の比率で混合した混合物の0.12
5%水溶液の染浴中に上記のガラス板を浸し、60℃で
15分間染色し、青色パターンを得た。青色着色部の分
光透過率曲線を測定したところ、450nmでの透過率
は80.3%、600nmでの透過率は0.1%、70
0nmでの透過率は11.3%であった。この耐熱性試
験では、230℃、30分でΔE 36.71であり、
透過極大波長629nmでの耐熱試験後の透過光保持率
は230℃、30分で78%であった。又、外見を観察
すると、かなりの黒味を帯びていた。
【0048】
【発明の効果】上記式(1)で示される本発明のアンス
ラキノン化合物もしくはその水溶性塩又はこれらの混合
物を使用することにより、色特性、耐光、耐熱性を兼備
した青色着色皮膜を載置したカラーフィルターが製造出
来るようになった。又、染色後に行われる、上記製造プ
ロセス(2)の固着防染処理の際に問題となる固着浴へ
の着色層からの染料の溶出や基材表面の膜荒れも見られ
ない。更に、防染処理効果も高い。本発明は被着色基材
がアクリル系の光硬化性合成樹脂の場合に特に有用であ
るが、これに限定されるものでなく天然基材の場合にも
適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はカラーフィルターを製造するプロセスを
示す概略図である。図1において(a)は基体(ガラス
板)を、(b)は光硬化性薄膜の設けられたガラス板
を、(c)は光硬化性薄膜にフォトマスクを介して紫外
光を照射する工程を、(d)は被着色層の設けられたガ
ラス板を、(e)は被着色層を染色する工程を、(f)
は着色層に不染性の保護膜を設ける工程を、(g)は第
2の着色層を設ける工程を、(h)は第2の不染性の保
護膜を設ける工程をそれぞれ表す。
【図2】図2はNo.17の化合物の赤外線吸収スペク
トル図である。
【符号の説明】
図1(a)〜(h)において 1 は ガラス板 2 は 光硬化性薄膜 2’は 被着色皮膜 2”は 第1着色層 3 は 不染性保護膜 4 は フォトマスク 5 は 第2着色層 6 は 不染性保護膜 7 は 現像タンク 8 は 染色槽 9 は 照射ランプ をそれぞれ表す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はNo.17の化合物の赤外線吸収スペク
トル図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】削除

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(1) 【化1】 (式(1)中、R1 ,R2 及びR3 は、独立に、水素原
    子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコ
    キシ基、ハロゲン基、スルホン酸基、ヒドロキシアルキ
    ル基、アルコキシアルキル基を表し、R4 はスルホン酸
    基を表す。)で示されるアンスラキノン化合物又はその
    水溶性塩。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の式(1)のアンスラキノ
    ン化合物又はその水溶性塩により染色されてなるカラー
    フィルター。
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