JPH03100502A - カラーフィルター - Google Patents

カラーフィルター

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JPH03100502A
JPH03100502A JP1235601A JP23560189A JPH03100502A JP H03100502 A JPH03100502 A JP H03100502A JP 1235601 A JP1235601 A JP 1235601A JP 23560189 A JP23560189 A JP 23560189A JP H03100502 A JPH03100502 A JP H03100502A
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JP
Japan
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colored
color
signifies
color filter
magenta
Prior art date
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Pending
Application number
JP1235601A
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English (en)
Inventor
Kenji Sawaki
沢木 健二
Mariko Kiama
木天 真理子
Yutaka Hirasawa
平沢 豊
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラーフィルターに関する。更に詳しくは、
液晶表示デバイス、色分解デバイス及びセンサーに用い
られる光学特性のすぐれたカラーフィルターに関する。
従来の技術 染色法によるカラーフィルターの製法は、基体となるガ
ラスやシリコンウェハなどの表面にストライプ状あるい
はモザイク状等(パターンという)の薄膜状の透明なカ
チオン性基を有する合成樹脂の皮膜またはゼラチン、カ
ゼイン、グルー等の蛋白質系天然高分子物質の皮膜を設
けて被着色皮膜とし、これを染料を用いて染色(着色)
することを基本原理としている。カラーフィルターの具
体的な製造プロセスとしては次の3つの方式が知られて
いる。
(1)着色すべき皮膜を基体表面に設けた後、マスクを
介して露光、現像して得られるパターンを染色して着色
層を形成する。次いで非着色性の保護コート皮膜を全面
に設け、この上に上記同様な操作により第2の着色すべ
き皮膜を設ける。以下必要によって着色層を逐次積層形
成させる。
(2)着色すべき皮膜を基体表面に設けた後、マスクを
介して露光、現像して得られるパターンを染色して着色
層を形成した後、タンニン酸などで染料の固着兼防染処
理を施こす。同様な操作により第2の着色すべき皮膜を
設ける。以下必要によって着色層を同一基体表面上に形
成させる。
(3)着色すべき皮膜(被着色皮膜)を基体表面に設け
る。その上にポジレジストの層を設けた後に、マスクを
介して露光、現像してパターン状に露出した被着色皮膜
を染色し、次いでポジレジスト層を剥離して着色部を形
成する。ポジレジスト層を設ける以降の操作を繰返し、
同一被着色皮膜を複数の色に所望のパターン状に染め分
ける。
上記のようなプロセスで製造されるカラーフィルターは
、通常原色系3原色であるR Cm)、G唾)、B(青
)または補色系3原色であるY鐵)、M(マゼンタ)、
C(シアン)に着色された着色層を有している。カラー
フィルターに要求される最も重要な特性は光学特性であ
り、各着色グルー等の蛋白質系天然高分子物質はカチオ
ン性基を有しているので、水溶性のアニオン性の染料に
よって染色(着色)されうる。またこれらに代えて光硬
化型の合成樹脂基材を用いる場合には、樹脂成分中にカ
チオン性基を保持せしめることにより、蛋白質系天然高
分子物質と同様に水溶性のアニオン性染料で染色される
よう色層色素としては、C,1,アシッドレッド254
に代表されるアゾ系の染料が用いられているがこれらの
染料の分光特性は、マゼンタ色染料に所望される前記し
た特性を十分満たしてはいな学特性を得るために数多く
の水溶性のアニオン性染料が、単独であるいはそれらの
組合せで検討されてきた。しかしながら補色系のマゼン
タ色の場合には、所望される光学特性と優れる信頼性(
耐光性、耐熱性)を有する染料の選定が特に困難で、現
状では満足し得る染料は見出されていない。
所望されるマゼンタ色染料に求められる分光特性は、膜
を染色した時の最小透過波長(最大吸収波長)が510
〜550 nmで、吸収を示す波長域ができるだけ狭く
、400〜450 nm及び620〜700 nmの領
域での透過率が、共にできるだけ大きいことである。従
来マゼンタ発明が解決しようとする課題 光学特性と信頼性特に耐光性の優れたカラーフィルター
を得るにあたり、上記のように補色系のマゼンタ色に要
求される光学特性、就中最小透過波長が510〜55 
Q nmで吸収を示す波長域が狭く、400〜500 
nm及び620〜7 Q Q nmの波長領域での透過
率が共にできるだけ大きい特性を示すカラーフィルター
の開発が望まれている。
課題を解決するための手段 本発明者らは前記したような光学特性を有するカラーフ
ィルターを見出すべく鋭意努力した結果、特定の化合物
で染色(着色)されたカラーフィルターが前記したよう
な光学特性を満たすことを見出し本発明に至ったもので
ある。即ち、本発明はパターン状に着色された皮膜を基
体上に載置したカラーフィルターにお(1て少なくとも
一つのパターンが下記−数式(1)で示される水溶性ア
ンスラピリドン化合物又はこれらの混合物によって着色
されていることを特徴とするカラーフィルターを提供す
る0 CH3又はSO3M(Mは前記と同じ意味である。)を
、ルは、H,Ct又はSO3M(Mは前記と同じ意味で
ある。)を、R7は、H、CH3,Ca Hs又はSO
3M(Mは前記と同じ意味である。)をそれぞれ意味す
る。
但し、&とR7のうちいずれか一方がSOs Mである
時、他方はS Os Mでない。
式(1)で表される化合物は、例えば次のようにそれ自
体公知の方法により製造される。即ち、を、R2はH又
はCHaを、R3は、H、QC市又はC(CHs)zを
意味し、Mは、Hp Na+ K 、 LiNH4,モ
ノエタノールアンモニウム、ジェタノールアンモニウム
又はトリエタノールアンモニウムを意味する。)を、ル
は、H又はCH3を、 Rsは、H9苛性カリの存在下
フェノキシ化した後、○)COCR2C00C2Hs 
 と有機溶剤中で反応させピリドン化する〇 その後、固液分離し、乾燥後、発煙硫酸を使用し、スル
ホン化を行い の化合物を得る。
スルホン化後、氷水中に注ぎこみ、その後固液分離する
次いで、必要に応じて、苛性ソーダ、苛性カリ、水酸化
リチウム、アンモニア、モノエタノールアミン、ジェタ
ノールアミン又は、トリエタノールアミンで処理し、乾
燥しないで液状品のまま又は、乾燥して粉体とした後、
使用される。
次に本発明のカラーフィルターの一例につき図を用いて
説明する。第1図(a)〜(h)はガラス板(基体)上
に異なる色の着色層を積層させた(積層方式)本発明の
カラーフィルターの製法を示す概略図である。第1図に
おいて1はガラス板、2はスピンコードして設けた光硬
化性樹脂等の薄膜、2′は2をマスクを介して光硬化さ
せた着色すべき皮膜、2″は着色層、3は不染性保護膜
、4はフォトマスク、5は第2の着色層、6は不染性保
護膜をそれぞれ示す。
まずガラス板1上にゼラチン、カゼイン、グルー等の蛋
白質系天然高分子物質と重クロム酸アンモニウム等の重
クロム酸塩との混合物またはカチオン性基を有する光硬
化性合成樹脂組成物をスピンコーティング、ローラーコ
ーティング等の方法によって塗布して、厚さ02〜2μ
の光硬化性薄膜2を設ける(第1図(b))。
次に該薄膜上に所定のパターンを有するフォトマスク4
を介して紫外光を照射し、露光部を硬化させる。(第1
図(C)) 次に水等で例えば15〜60℃、1〜10分間処理する
というような条件で現像して未露光部を除去し所定のパ
ターンの被着色層2′を形成しく第1図(d))、第1
の色を得るための所定の光学特性を有する染料を用いて
染色して第1の着色層2“を形成する(第1図(C))
次に不染性の保護膜3を全面に設ける(第1図(f)。
次に保護膜3の上に前述と同様にして着色すべき層を得
るための光硬化性の塗布層を設け、マスクを介して露光
、現像して所定のパターンの着色すべき層を形成させ、
第2の色を得るため所定の光学特性を有する染料を用い
て染色して第2の着色層5を形成する(第1図(ω)。
次に不染性の保護膜6を全面に設ける(第1図(h))
。この操作を繰返し、第3の色の着色層更には第4の色
の着色層を形成することもできる。
固体撮像素子あるいは色分解フィルター用の直載型色分
解カラーフィルターにおいては、基体となる光検知部等
が設けられているシリコンウェハ上に平坦化層を設け、
その上に前述と同じ操作で着色層を形成することができ
、平坦化層には不染性保護膜と同じものを用いることが
出来る。
着色層としては原色系のR■)、G G−tk)、B(
青)の場合もあるし、補色系のY@)、M (マゼンタ
)、C(シアン)の場合もありうる。緑色は黄色とシア
ン色の組合せで得ることもあり黄色の着色層とシアン色
の着色層とを重ねて形成したり、黄色またはシアン色に
染色した後にシアン色または黄色の染料で再度染色する
2度染め法によって形成することもできる。
本発明においては、補色系のM(マゼンタ)の着色層を
得るための染料として前記−数式(I)で示される水溶
性化合物又はそれらの混合物を使用するものであり、マ
ゼンタ色の着色層の分光透過特性が良好なため、色分解
用カラーフィルターとして忠実な色再現性を得ることが
できまた表示用カラーフィルターとして色バランスのと
れたカラー画像を得ることができる。
本発明における着色すべき皮膜としてのゼラチン、カゼ
イン、グルー等の蛋白質系天然高分子物質について説明
する。ゼラチンはコラーゲンを水と煮沸して非可逆的に
水溶性に変えた動物性蛋白質で、動物の骨、皮膚、魔等
を原料とし、水と煮沸して抽出される。またカゼインは
乳汁の主成分をなす燐蛋白である。これらの天然蛋白質
の水溶液に重クロム酸アンモニウム等の重クロム酸塩を
添加し、スピンコーチインク、ローラーコーティング法
等でガラス等の基体上に均一に塗布した後、紫外線を照
射すると塗布層が硬化し、次いで例えば10〜60℃、
1〜10分間水中等で処理(現像)するとパターン化さ
れた硬化皮膜かえられる。
また、本発明に用いられる被着色材料としてのカチオン
性基を有する合成樹脂の例としては次のものがあげられ
る。
即ち、アニオン性染料可染性ポリマー 1分子中に光反
応可能な不飽和基を2ヶ以上有する化合物及びジアジド
感光性化合物と、場合により有機溶剤から成る光反応性
樹脂組成物を用いて基材表面に塗布した後、紫外線等の
活性光線を照射し反応させて皮膜を形成させたもの等で
ある。この場合アニオン性染料可染性ポリマーは、例え
ば(N、N−ジメチルアミノ)エチルアクリレート、(
N+N7ジエチルアミン)エチルメタクリレート等の含
窒素モノマーと、ヒドロキシエチルアクリレート、ジメ
チルアミノアクリルアミド等の親水性モノマーと、メチ
ルアクリレート、ブチルメタクリレート等の疎水性モノ
マーを重合させて得られる。又1分子中に光反応可能な
不飽和基を2ヶ以上有する化合物としては、例えばエチ
レングリコールジアクリレート、ジエチレングリコール
ジアクリレート等が挙げられる。
又、ジアジド感光性化合物としては、例えば4゜4′−
ジアジドカルコン、2.6−ビス(4′−アジドベンザ
ル)シクロヘキサノン等が挙げられる。
樹脂組成物の希釈に使用される有機溶剤としては、例え
ばメチルセロンルプ、メチルエチルケトン、トルエン等
が単独で、あるいは混合系で用いられる。
このような光反応性樹脂組成物を基材表面に塗布し紫外
線等の活性光線の照射によって硬化し皮膜を得る。
光硬化性のアニオン性染料可染性合成樹脂の例としては
上の例に限定されることはなく、側鎖に光反応可能な不
飽和基と第4級アンモニウム塩基とを有するポリマーを
主成分とし光重合開始剤及び溶剤より成る光反応性樹脂
組成物、あるいはカルコン、ケイ皮酸、アジド、スチル
バゾール基等の光架橋基を予めポリマー中に導入したカ
チオン性基含有ポリマーを水または有機溶媒に溶解させ
た樹脂組成物でもよい。
式(I)で示される化合物を用いて前記の硬化皮膜を染
色(着色)するには例えば浸漬法又は印捺法が用いられ
殊に水溶液を用いた浸漬染色法が好都合である。この場
合は通常0.1〜30gより好ましくは1〜10gの式
(I)の化合物を水1!に溶解した10〜100℃の染
浴中に前記の皮膜を設けた基体を通常lO秒以上60分
程度浸漬した後取出し水洗して乾燥する。こうして得ら
れたマゼンタ色に着色された皮膜は、カラーフィルター
として好ましい光学特性を示す。
不染性保護膜を設ける方法としてはネガ型のフォトレジ
スト例えばアクリル系あるいはポリビニルアルコール系
ポリマーにジアゾ化合物等の光架橋剤を添加してえた樹
脂組成物あるいはカルコン、ケイ皮酸等の光架橋基を予
めアクリル系又はポリビニルアルコール系ポリマーに導
入した樹脂組成物等を水または有機溶媒に溶解し、スピ
ンコーティング法によって塗布し紫外線を照射して゛硬
化される方法などが採用される。
本発明において染色すべき皮膜を設ける基体としてはガ
ラス、プラスチックスシートの他シリコンウェハ等が必
要に応じてシランカップリング剤等によ°り前処理する
か又は平坦化層を設けた上で使用に供される。
実°施例 実施例によって本発明を更に詳細に説明する。
実施例16 光学ガラス(光の透過性にすぐれた高純度ガラス板)上
にFCR−500(富士薬品工業■製ゼラチン水溶液)
4部に対し重クロム酸アンモニウムの8%水溶液1部を
混合し脱泡した感光液をスピンコード法により膜厚lμ
になるように塗布し、80℃で10分間プリベークした
後所定のパターンを有するマスクを介してマスクアライ
メント装置MA−10型(ミカサ■製)を用い300ミ
リジユール/ cmのエネルギー量で露光後、40℃の
温水中で現像した。次いで120℃で10分間ポストベ
ークしゼラチン膜を硬化させた。
次いで酢酸でpl(5に調製したC、1.アシッドイエ
ローllOの0.2%水溶液中に60℃で2分間浸漬し
た後水洗、乾燥して第一の黄色着色層を設けた。
次にFVR−GlO(富士薬品工業@製、油溶性ネガ型
フォトレジスト)を膜厚が05μになるようにスピンコ
ード法により塗布し、120℃で10分間プリベークし
た後、超高圧水銀灯を用い55 mW/ cm のエネ
ルギー量で露光し、リンス後に150℃で20分間ボス
トベークし防染層を形成させた。
次に、との防染層の上に、前述と同様にして感光性ゼラ
チン層を設け、露光、現像して特定のパターンをもった
可染性層を形成し、pHを酢酸で5に調整した下記式(
2)の化合物(ZnPcは亜鉛フタロシアニンを表す。
p=1゜q=Qの化合物を主要成分とし、p=q=1:
p−2゜q=o ; p=2 # q=1 ; p=3
 、 Q=0 ; p=1 、 q=2 pp=l#q
=3:p=q=2:p−3,9=1:p=4.q=0で
ある化合物を微量成分として含有する混合物。水中にお
けるλmax 632 nm)の0.2%水溶液中に6
0℃で5分間浸漬して染色し第2の着色層を設けた。
次に、前述の防染層と同じ感光性組成物を膜厚0.5μ
になるようスピンコードし、同じ条件で露光し保護膜を
設けた。
次に、この防染層の上に、前述と同様にして感光性ゼラ
チン層を設け、露光、現像して特定のパターンをもった
可染性層を形成し、pHを酢酸で5に調整した下記式(
3)の化合物の0.2%水溶液中に60℃で5分間浸漬
し第3の着色層を設けた。
次に、前述の防染層と同じ感光性組成物を膜厚0.5μ
になるようスピンコードし、同じ条件で露光し保護膜を
設けた。得られたカラーフィルターはイエローとマゼン
タとシアンの3色から成り固体撮像素子用カラーフィル
ターとして好適であった。
マゼンタ着色部の分光透過率曲線を測定したところ最小
透過波長が517 nmでの透過率が10%で吸収波長
域の巾が狭<、400〜450nmでの透過率が60%
以上で620〜700nmの波長領域での透過率が90
%以上と大きく、望ましい特性を示した。
紫外線カツトフィルター(HOYA■g L−40)を
介してスタンダードフェードメーター(スガ試験機製F
AL−3H型)に80時間曝光した時のマゼンタ部の最
大吸収波長517 nmにおける光学密度(−1部gT
)の低下率は6%で優れた耐光性を示した。
比較例 第3の着色層を得るのに使用するマゼンタ染料なC,1
,アシッドレッド254に代えた他は実施例1と同じ方
法によって作製したカラーフィルターのマゼンタ着色部
の分光透過率曲線は最小透過波長が510 nmの透過
率が10%で吸収波長巾が広く、400〜450nmの
波長領域での透過率が52%と低かった。また実施例1
に記述した針元試験の結果、低下率は45%と著るしい
退色が認められた。
実施例2゜ ジメチルアミンプロピルアクリルアミド    31部
2−ヒドロキシエチルメタクリレート      14
部ビニルピロリドン               1
5部メチルメタクリレート            1
5部メチルアクリレート              
13部ジメチルアミノアクリルアミド        
10部ジオキサン                2
60部α、d−アゾビス(イソブチロニトリル)   
 1部上記処方の液体を窒素雰囲気中80℃、5時間重
合反応を行わせたのち、この重合溶液を多量のイソプロ
ピルエーテル中に投入しポリマー分を沈殿させたのちこ
のポリマーを取出し乾燥を行う。この乾燥ポリマー15
部に4.4′−ジアジドカルコン0.63部、スビログ
リコールジアクリレー)0.57部、エチルセロソルブ
88部、ジエチレングリコールジメチルエーテル27部
、シランカップリング剤KBM603(信越化学工業■
)0.6部を混合溶解させた溶液な可染性感光性樹脂液
とした。
次にこれをスピンコード法によりガラス板にコートし、
80℃、30分乾燥後解像度テスト用パターンを有する
マスクを介して面照度8mw / cm のUV照射を
5秒間行い、エマルゲン913(花王石鹸■製、ポリオ
キシエチレンノニルフェノールエーテル型非イオン界面
活性剤)を水1000部に対して2部含有する60℃の
現像液にて撹拌下、5分間現像を行うと照射部のみ可染
膜を有するガラス基板が得られた。このガラス板を更に
160℃、30分間ポストベークした。このガラス板を
pHを6に調整した式(4)の化合物の0.1%水溶液
に60℃で5分間浸漬し、パターン状に着色されたマゼ
ンタ色の着色層を得た。着色部の分光透過率曲線を測定
したところ、最小透過波長が525 nmでの透過率が
10%で吸収波長域の巾が狭(,400〜45 Q n
mでの透過率が60%以上で620〜700 nmの両
波長領域での透過率が90%以上と大きく補色系カラー
フィルターのマゼンタ色として望ましい光学特性を示し
た。
実施例3゜ 第3の着色層を得るのに使用するマゼンタ染料を下記式
(5)の化合物に代えた他は実施例1と同じ方法によっ
て作製したカラーフィルターのマゼンタ着色部は最小透
過波長523 nmで吸収波長域の巾が狭く、マゼンタ
色に要求される前述の特性を満たしており、色分解用カ
ラーフィルターとして望ましい色特性を示した。
実施例4〜7、 第3の着色層を得るのに使用するマゼンタ染料を下記式
(6)〜(9)の化合物に代えた他は実施例2と同じ方
法によって作製したカラーフィルターのマゼンタ着色部
は、前述したマゼンタ色に要求される光学特性と耐光性
を有しており、色分解用カラーフィルターとして望まし
いものであった。(最小透過率波長はカラーフィルター
上での測定値である。) 発明の効果 液晶表示デバイス、色分解デバイス、センサー等に用い
て殊にマゼンタ色としてすぐれた光学特性を示すカラー
フィルターかえられた。
【図面の簡単な説明】
第1図において(a)は基体(ガラス板)を、(b)は
光硬化性薄膜の設けられたガラス板を、(り)は光硬化
性薄膜にフォトマスクを介して紫外光を照射する工程を
、(d)は被着色層の設けられたガラス板を、(e)は
被着色層を染色する工程を、(f)は着色層に不染性の
保護膜を設ける工程を、(mlは第2の着色層を設ける
工程を、(h)は第2の不染性の保護膜を設ける工程を
それぞれ表す。又第1図(a)〜(h)において 1 ガラス板 2 光硬化性薄膜 2 被着色皮膜 2 第1着色層 3 不染性保護膜 4 フォトマスク 5 第2着色層 6 不染性保護膜 7 現像タンク 8染色槽 9 照射ランプ をそれぞれ表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パターン状に着色された皮膜を基体上に載置したカ
    ラーフィルターにおいて少なくとも一つのパターンが下
    記一般式( I )で示される水溶性アンスラピリドン化
    合物又はこれらの混合物によって着色されていることを
    特徴とするカラーフィルター。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式( I )において、R_1は、H、CH_3CO又は
    ▲数式、化学式、表等があります▼を、R_2はH又は
    CH_3を、R_3は、H、OCH_3又は▲数式、化
    学式、表等があります▼(R_3はOC_4H_9、C
    _4H_9又はC(CH_3)_2CH_2C(CH_
    3)_3を、Mは、H、Na、K、LiNH_4、モノ
    エタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム又
    はトリエタノールアンモニウムを意味する。)を、R_
    4は、H又はCH_3を、R_5は、H、CH_3又は
    SO_3M(Mは前記と同じ意味である。)を、R_6
    は、H、Cl又はSO_3M(Mは前記と同じ意味であ
    る)を、R_7は、HCH_3、C_4H_9又はSO
    _3M(Mは前記と同じ意味である。)をそれぞれ意味
    する。 但し、R_6とR_7のうちいずれか一方がSO_3M
    である時、他方はSO_3Mでない。
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