JPH0870664A - 顆粒状及び/もしくは粉末状の物質を散布する装置 - Google Patents

顆粒状及び/もしくは粉末状の物質を散布する装置

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JPH0870664A
JPH0870664A JP7185893A JP18589395A JPH0870664A JP H0870664 A JPH0870664 A JP H0870664A JP 7185893 A JP7185893 A JP 7185893A JP 18589395 A JP18589395 A JP 18589395A JP H0870664 A JPH0870664 A JP H0870664A
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spreading
outlet
adjusting
outlet opening
adjustment
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JP7185893A
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Inventor
Cornelis Johannes Gerardus Bom
ヨハネス ゲラルダス ボム コルネリス
Der Vlugt Hendrik Hans Van
ハンス ヴァン デル ヴルート ヘンドリック
Pieter Jacob Van Der Waal
ヤコブ ヴァン デル ワール ピーター
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Maasland NV
Original Assignee
Maasland NV
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01CPLANTING; SOWING; FERTILISING
    • A01C17/00Fertilisers or seeders with centrifugal wheels
    • A01C17/006Regulating or dosing devices

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Soil Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Fertilizing (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】調節スライドを出口開口部に沿って簡単に移動
できて、どんな所望の開度にも開閉動作ができるように
する。 【解決手段】1つの出口開口部41、42と、1つの散
布部材5、6とを具備したホッパを含む。出口開口部4
1、42は、調節スライド86、87により自由に開閉
可能である。調節スライド86、87は出口開口部4
1、42を含むホッパの壁に沿って前後に運動できる。
2つの位置のうちの一方に、調節スライド86、87を
自由に位置決めできるようにしてある。圧力のかかった
調節スライド86、87が壁部37、38に当接すると
ともに壁部37、38から更に先へ延びる。調節スライ
ド86、87が扇形状の支持部107の湾曲側部に圧接
する。調節時には、調節スライド86、87が出口開口
部41、42に沿って移動しながら湾曲側部に接触して
転がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顆粒状及び/もし
くは粉末状の物質、特に、肥料をを散布する装置に関す
るものであり、この装置は、少なくとも1つの出口開口
部と少なくとも1つの散布部材とを具備したホッパを含
み、この出口開口部が、更に、調節スライドにより自由
に開閉可能であり、この調節スライドが出口開口部を含
むホッパの壁に沿って前後に運動できるとともに少なく
とも2つの位置のうちの一方に自由に置ける。
【0002】本発明の目的は、調節スライドを出口開口
部に沿って簡単に移動できて、どんな所望の開度にも開
閉動作ができるようにすることである。本発明によれ
ば、圧力のかかった前記調節スライドが壁に当接すると
ともに壁から外れて更に先へ延びて、扇形状の支持部の
湾曲側部に圧接していて、前記開度を調整する時には、
この調節スライドが出口に沿って移動しながらこの湾曲
側部に接触して転がるようにしたことにより前記目的が
達成できる。これにより、好ましい構造が得られ、調節
スライドの動作が円滑で確実となる。本発明では、接続
部材を用いて扇形状の支持部に調節スライドを接続する
と好ましい構造となり、調整シャフトに取り付けた扇形
状の支持部が枢動可能になっていて調節スライドを移動
させるようにしてある。
【0003】本発明の更なる好適な実施例では、調整シ
ャフトが調節機構に連結していて、それにより、調節ス
ライドを使用して出口開口部の開度を小さくしたり大き
くしたりして、出口の大きさを自由に設定して、ホッパ
ーから散布装置へ単位時間当り吐き出す肥料等が所望の
分量になるように制御できる。
【0004】本発明の更なる好適な実施例では、扇形状
の支持部がU字形をしていて、このU字形の脚部が2つ
の扇形状の支持板であり、その湾曲側部がそれぞれ調節
スライドに当接している。このようにして、出口開口部
に対して調節スライドを正しい位置に容易に保持できる
適宜な支持部が得られる。本発明によれば、調節スライ
ドに突起を設けて、この突起が、壁部と壁内部に設けた
支持部との間に形成した溝に入るようして、調節スライ
ドをガイドしやすくしている。
【0005】本発明の更なる好適な実施例では、少なく
とも2つの散布部材を含み、各散布部材が少なくとも1
つの出口を含むホッパの出口ノズルに対応していて、各
調節スライドが各出口ノズルの中の出口開口部と協働す
る。2つの調節スライドは、対応する壁及び扇形状の支
持部の湾曲側部に当接しているとともに各調節スライド
に対する扇形状の支持部が同じ1つの調整シャフトに連
結していて、この調整シャフトにより前記調節スライド
を同時に調節できる。このようにして、調節スライドの
動作を単純にすることが可能となる。これを使って、2
つのノズルへ送る肥料等の容積を、2つの散布部材を介
して、制御することができる。本装置が散布しようとす
る区域を動作しながら進行する際に、2つの散布部材が
それぞれ顆粒状/粉末状の物質を同じストリップ(stri
p)に散布するように、2つの散布部材と、対応の出口
開口部との形状および配置とを決めてこれら散布部材を
回転させれば本発明の好適な実施例を実現できる。
【0006】ホッパから散布部材への供給量を調節する
には、本発明の場合は、更なる実施例のように行えばよ
い。すなわち、出口開口部と協働して出口開口部をある
開度だけ開閉する調節スライドの側部には、凹部すなわ
ち切込み部を設けてある。少なくとも、出口開口部を部
分的に閉じた後に、前記凹部が、出口開口部の側部の一
部と組合わさって、2つ以上の並んだ小さな通路を形成
する。このようにして、散布部材へ単位時間当り少量の
物質を供給することができ、その結果、好ましい態様
で、比較的少量の顆粒状/粉末状の物質を所望の幅にわ
たってまんべんなく分布させることができる。本発明の
好適な実施例は、調節スライドに対して直角に見たとき
の切込み部がV字形をしていて、このV字形の2つの広
がった辺が出口開口部の閉塞側に向き合って、出口が閉
塞されつつあるとき、各切込み部の最深部が出口の閉塞
側を通り過ぎるところまで移動する。好適な実施例で
は、調節スライドが3つの凹部を有し、そのうち中央の
切込み部の幅が、ほぼ等しい幅をもった隣接する2つの
切込みよりも小さい。
【0007】ホッパから流出する顆粒状/粉末状の物質
を散布部材が的確に受け取れるように、散布部材が少な
くとも1つの散布ブレードを含む。この散布ブレードの
内端部が散布部材の軸線に向き合っているとともに動作
中は出口開口部のそばを通過する。更に、この内側端部
が、反り返って回転軸線からはずれる散布ブレードの外
側部分よりも低い。散布ブレードの下側部は好適な態様
で顆粒状/粉体状物質を受け取ることができ、散布ブレ
ードの外側部は好適な態様で散布部材の周縁部に向かっ
て顆粒状/粉末状の物質を送給することができ、実用的
で好ましい態様で顆粒状/粉末状の物質を散布するよう
にしている。
【0008】出口開口部が設けられている壁部と、散布
部材との間にガードフランジがあって、このフランジ
が、上からみたときに、出口開口部の少なくとも一部を
ほぼ一周するように延出していれば、ホッパから散布部
材へ顆粒状/粉末状の物質を好ましい形で送給できる。
しかも、ガードフランジの頂部が、出口開口部の頂部に
少なくとも実質的に接続されていて、この出口開口部が
散布部材の回転軸線または出口ノズルの中心から外れて
いることが好ましい。このようにして、回転軸線から適
宜離れた場所で、顆粒状/粉末状の物質を好ましい形
で、散布部材へ運ぶことができる。ガードフランジを散
布部材の回転軸線から下向きに広げて、ガードフランジ
の下側縁部を、散布ブレードの下がった内側部分の頂部
の上方に短い距離だけ離隔させるとガードフランジ付き
の構造が有利なものとなる。このようにして、顆粒状/
粉末状の物質を散布部材やこれに取り付けた散布ブレー
ドに上方に適切に分配することが可能となる。
【0009】本発明では、出口ノズル中の出口開口部の
近くに攪拌機を設けて、この攪拌機を、散布部材のシャ
フトに偏心して接続されたアクスルに回転可能に取り付
けて、前記攪拌機が、ホッパの出口ノズル中で実質的に
は垂直に延びる攪拌手段を含んでいるので、出口開口部
を通して散布部材へ供給する顆粒状/粉末状の物質を好
ましい形で一定に分量に保つことがてきる。前記攪拌手
段は、好ましい態様で顆粒状/粉末状の物質が固まらな
いでばらばらとなるようにすることができ、顆粒状の物
質の顆粒構造を損なうことがない。前記攪拌手段の断面
が三角形であり、前記攪拌手段が、アクスルに回転可能
に取り付けられた担持部材に、担持アームを介して、接
続されていると好ましい実施例が得られる。
【0010】散布部材の少なくとも一部の周りにガイド
フランジが設けてあり、このフランジの頂部側には散布
部材の頂面の一部を少なくとも覆って延出するガード板
(guard plate)を設けると、散布部材が顆粒状/粉末
状の物質を散布しやすくなる。散布された顆粒状/粉体
状の物質の分布をよく保つには、下向きの柔軟なガイド
フランジを調整シャフトに載置して扇形状の支持部にす
るとともに、この柔軟なガイドフランジが調整シャフト
からガイドプレートの前部及び/または扇形状の支持部
の前部よりも先方へ延出させる。散布部材周辺の空気流
は、顆粒状/粉末状の物質が適宜に分布するのに悪い影
響を与えるかも知れないが、上述のように構成すれば、
悪い影響を避けることができて、散布部材により散布さ
れる顆粒状/粉末状の物質が、装置に不具合を与えな
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を図面を参照して説明する。
【0012】図示した装置は、区域の表面上を進んで、
この表面上に顆粒状/粉末状の物質を散布するための装
置である。本発明は、特に農地に肥料を散布する肥料散
布機に関するものである。
【0013】この装置は、ホッパ2が取り付けられたフ
レーム1を有する。このホッパ2は、2つの出口ノズル
3及び4を有する。散布部材5と6は対応するノズルの
下に配設されている。散布部材5と6はシャフト7と8
にそれぞれ取り付けられている。これらのシャフト7と
8は、ギアボックス9の中で軸受けに支持されていて、
そのうち1つだけを図示してある。ギアボックス9は、
互いにV字をなすように配設された2つの支持ビーム1
0に取り付けられ、これら支持ビーム10は前端部がフ
レーム1のメインフレームビーム11に接続している。
この装置の姿勢が水平であるとき、メインフレームビー
ム11が垂直に延びていて、このメインフレームビーム
11は装置の進行方向に対して直角方向に、ある距離だ
け相互に離隔している。支持ビーム10は、メインフレ
ームビーム11から後方に収束してゆき、支持ビームの
後端部が相互に接続している。ギアボックスは、対応す
るシャフト7と8とに接続された円錐状のギア変速機を
有する。ギアボックス9内に設けられたギア変速機は、
ギアボックス間に設けられた連結シャフトにより互いに
連結されている。この連結シャフトを駆動シャフト12
に連結している。この装置を動作させる際には、駆動シ
ャフト12を、トラクタまたは同様の車両の動力取り出
しシャフトに接続すればよい。本装置をトラクタや他の
同様の車両に連結するために、フレームには、まず、ト
ラクタのパワーリフト(power lift)の底部リンクに接
続可能な2つの連結部材13、そして更に、前記パワー
リフトの頂部リンクに接続可能な連結部材14が設けら
れている。連結部材14は、クロスビーム15に取り付
けられ、このクロスビーム15がメインフレームビーム
11の上端に相互接続する。図1から明かなように、ホ
ッパの前側がクロスビーム15に取り付けられている。
【0014】本実施例では、2つの散布部材5と6がそ
れぞれ散布板16と17とを有していて、この散布板は
丸くなっていて、散布ブレード18を具備している。本
実施例では、各散布部材は、散布部材5と6に対応する
シャフト7と8との周囲に、等しい角度間隔で配置した
4つの散布ブレード(スローイングブレードとも呼ぶ)
を含む。この散布ブレード18は対応する散布板のシャ
フトに対して少なくとも実質的に放射状に延びている。
散布ブレード18は、図示(図3)のとおり、散布部材
5との位置関係としては、散布板16の円周よりも先方
へ延びている。各散布部材の散布ブレード18は、互い
に同一のものであり、各々が下側フランジ19を含む。
これらの下側フランジは散布板16の頂面に平行である
とともにこの頂面上に取り付けられている。この散布板
16は、本実施例でもそうだが、例えば約5度の小さな
角度の円錐状であるのが好ましく、散布部材の中心から
みると、外方に向けて上方に延びている。図2に示すよ
うに、各下側フランジ19は、散布部材の中心に比較的
近い、比較的幅広い部分からブレードの端部までテーパ
状をなしている。散布ブレードの18上側は、それぞ
れ、対応の回転軸線に直角に延びる上側フランジ21を
含む。この上側フランジは、その長さ全体にわたって一
定の幅を有して(図2)、この幅が、下側フランジ19
の外側端の幅と等しい。各散布ブレード18の下側フラ
ンジ19と上側フランジ21とは、散布部材5と6の対
応する回転方向24と25に対して前方を向いている。
各散布ブレード18は、本実施例ではまっすぐに延びる
起立壁20を有するが、少しカーブしてもよい。上側フ
ランジ21は、散布ブレード18の長さの約半分にわた
って延びている。上側フランジ21は、散布板16の周
縁上の位置から、前記周縁の外側に位置する散布ブレー
ドの端部まで延びている。上側フランジ21の内側端部
から外側に向けて、起立壁20の高さが低くなってい
る。上側フランジ21の内側端部では、ブレードの高さ
が約50%低くなっている。ここでは、起立壁20の下
がった頂上側部23が、散布板16の頂部に実質的には
平行に形成されている。したがって、頂上側部23は、
斜め下方に、散布部材のシャフト方向に延びている。各
散布部材の散布板16には、直径部26がある。散布ブ
レード18の端部は、散布部材のシャフトと同心の直径
部27が描く円上にあり、この直径が、散布板の直径部
26の約1.25倍である。
【0015】散布部材5と6は、支持ビーム10で作ら
れた支持ブラケット部により担持されている。支持ビー
ム10の後ろ側では、支持ブラケット部がステー28に
よりクロスビーム15に接続されている。
【0016】ホッパ2が、進行方向49に対して横方向
に、互いに離隔したじょうご形状部31と32を含み、
このじょうご形状部の下端部がそれぞれ対応の出口ノズ
ル3と4の頂縁部33と34とに接続されている。出口
ノズル3と4は同じなので、出口ノズル3のみを、特に
図3と4とを参照して更に説明する。出口ノズル3と4
は、その下側部35が円筒形状をしていて、この下側部
35の上方では、上側部36が円形から矩形へと変わ
り、出口ノズル3と4の頂縁部33と34が、じょうご
形状部31と32の矩形の底端部に嵌合する。このじよ
うご形状部31と32とが下方向に収束して、水平断面
でみると矩形をしているとともに逆ピラミッド形をして
いる。
【0017】出口ノズル3と4はそれぞれ、底部37ま
たは38を有していて、装置が水平の姿勢になると、こ
の底部が水平となる。底部37と38は、ホッパ容積を
形成している壁を構成している。出口ノズル3と4は、
それぞれ出口開口部41と42とを有して、これら出口
開口部が互いに同様に作られていて、互いに装置の中央
平面43に関して鏡の関係となるように配置されてい
る。各出口開口部41と42には、それぞれ3つの別々
の通路部がある。出口ノズル3と4の下側部35は、内
側直径部44を有して、この直径部が本実施例では約2
80mmであるが、これより少し大きくてもあるいは小さ
くてもよい。出口ノズルの円筒形の下側部35の中心線
は、ホッパのじようご形状部31または32の中心線と
一致する。これら中心線45と46は、また、散布部材
またはそのシャフト7と8の中心線ともそれぞれ一致し
ている。回転軸線45と46(中心線とも呼ぶ)は、中
央平面43から等しい距離にあるとともに、散布部材の
回転軸線または出口ノズル3と4の中心線を含む平面4
7と48内にある。また平面47と48は前記中央平面
43に平行で本装置の進行方向に平行である。
【0018】本装置の通常の進行方向との関係は、出口
ノズルの出口開口部41と42が、出口ノズルの底部3
7の中心線45と46を含む横方向の平面50の前方に
位置している。2つの出口ノズルの底部37と38は、
中心線45と46または、散布部材5と6の回転軸線に
直角に平行に延びている。出口開口部41と42は同じ
に作られているので、出口開口部41だけを更に説明す
る。出口開口部41と42は、各底部の中心線を取り巻
くようにしてカーブがついている。出口開口部41はカ
ーブをつけた内方の縁部52と、カーブをつけた外方の
縁部53とを有している。これらの側部は、距離54だ
け互いに離隔していて、この距離は、2つの短い、向い
合った側部55と56に囲まれた出口開口部の全長にわ
たって一定である。短い側部55と56とは、互いに平
行であるとともに縦方向の平面47に平行である出口開
口部41は幅57を有して、この幅は短い側部55と5
6間で測ると底部37の直径の約半分である。縦方向の
平面47の両側部には、開口部41が距離58と59に
わたって延びる。距離59は距離58より少し長い。距
離59は中央平面43の側部とは異なる、平面47の側
部にある。縁部52と53は、それぞれ底部37の上方
側部で且つ縦平方向の面47内の点を中心とするカーブ
がつけてある。内方の縁部52の半径60は外方の縁部
53の半径61と等しく、これら半径の中心は、距離6
2と63のところで、中心線45に対して互いに向き合
った側に位置している。カーブのついた縁部52と53
の間の中央に位置するとともにこれら縁部52と53に
平行な仮想のカーブの中心は、中心線45上またはその
近くにある。動作中の本装置の進行方向に関して考える
と、距離62は、中心線45の後方側に、また距離63
は中心線45の前方側にある。平面47の両側では、出
口開口部41が、中心線45を中心にして、角度64と
65にわたって延出していて、角度64が角度65より
も少し小さい。出口開口部の外方の縁部53は、出口ノ
ズルの円筒形の下側部35の円周の内側側部から距離7
1の位置にある。距離71は、出口開口部のカーブのつ
いた縁部52と53の間の距離54に実質的には等しい
か、または本実施例のように、わずかに短くしてある。
【0019】本実施例では、出口開口部41と42の各
々は、通路66、67及び68を形成する3つの互いに
分離した部分からなる。これらの比較的小さな通路は、
2つの底部細長片により相互に分離していて、これらの
底部細長片が湾曲した対向する縁部52と53の間に延
出している。通路66と68は、垂直方向にみると、同
一である。通路67は通路66と68に比べるとかなり
小さい。通路67は、互いにほぼ等しい長さを有して対
向する縁部52と53の一部、約半分位にわたってのび
ている。この円弧状の対向縁部にわたって出口開口部6
6と68が延出している。通路66が、平面47の完全
に一方の側にあるのに対して、通路67と68は、この
平面の殆ど完全に他方の側にある。通路66は、平面4
7の中央平面43に向い合う側に位置している。
【0020】開口部41と42は同様に形成されてい
て、本装置の中央平面43に対して対称的に配置されて
いるので、出口ノズル4の出口開口部42に対応する部
分は、出口開口部41に関して使用したのと同じ参照番
号で示してある。
【0021】散布部材の回転軸線または出口ノズルの中
心線に平行にみると、出口開口部41と42は、円板形
の部分すなわち散布部材5と6の散布板16の上方に位
置している。ノズルの直径44は、散布板16よりも小
さい。カーブのついた縁部52は関連の開口部の下に位
置する散布部材の回転軸から距離73だけ離れていて、
この距離は、散布ブレードの内側端部75が軸線すなち
わ中心線45に同心の関係に配置された直径74の半分
よりも大きい。軸線45に平行にみると、出口開口部4
1は、散布ブレードの下がった部分の上方にある。内側
端部75は、短い距離を隔てて、シャフト7に取り付け
られた中央部76に接続する。この実施例では、中央部
は76は円錐状であり、距離73よりも中心線45に近
い(図3)。
【0022】出口ノズルの底部37と38の近くに、ホ
ッパ2がホッパ支持部77により支持されている。本装
置を水平の姿勢にした状態では、これらホッパ支持部7
7が水平に向いていて、メインフレームビーム11に直
角に延出している。ホッパ支持部77は出口ノズルの側
部に互いに向き合って位置していて、本装置の進行方向
49の方向にみると、これらホッパ支持部は、メインフ
レームビーム11の背後にある。ホッパ支持部77は、
下向きの折曲部78を介して、メインフレームビーム1
1に接続されている。この構成は図1によく示してあ
る。ホッパ支持部77には、メインフレームビーム11
に支持ロッド79により剛性を付与している。ホッパと
ホッパ支持部77との間の接続は、ホッパ壁とホッパ支
持部77とに締結されたブラケット80により行う。更
に、ホッパ2はその前面部がブラケット81を介してク
ロスビーム15に接続されている。ブラケット81とホ
ッパ支持部77との間には、止め金82が設けてあり、
メインフレームビーム11及びホッパ支持部77と実質
的には同一の平面内にある。
【0023】出口開口部41と42の近くには、それぞ
れ調節スライド86と87が設けてあり、これを使って
出口開口部をどんな開度にでも自由に開閉できる。本実
施例では、調節スライド86と87が、それぞれホッパ
2の出口ノズル3と4の底部37と38の下側にある。
調節スライド86と87は、中央平面43に対して対称
的に配置されて、この中央平面43に関して調節スライ
ドの形状が対称となる。調節スライド86と87は同一
なので、その形状は調節スライド86に関して説明する
ことにする。調節スライド86の幅88は、出口開口部
41の幅よりも大きい。各出口開口部41と42を自由
に所望の開度で開閉できるためには、調節スライド86
と87をフレームに取り付けて、矢印89で示した方向
に往復運動ができるようにする。この往復運動の方向
は、本装置の動作中は、本装置の進行方向に平行である
とともに、装置の中央平面43と平行である。
【0024】調節スライド86は、指の形状をした突出
支持部90(図4と図6に示す)を具備していて、この
突出支持部90が、底部37の下側と支持部91との間
を移動可能に取り付けられている。支持部91は、例え
ばナイロン等の合成材料からなり、上からみると矩形を
している。その長辺部は、方向49と89に直角の方向
に延びている。ガイド用の突出支持部90は、頂面角部
に支持部91の短い側部に沿って形成した溝92中にあ
る。支持部91の下側は金属板93でカバーされるとと
もに支持されていて、この金属板93を、支持部91用
の締結ボルト94を使って、底部37に取り付けてあ
る。ガイド用の突出支持部90は、運動の方向89に延
出している。突出支持部90の側部99は、出口開口部
41の側部55に平行である。上からみると(図4)、
側部99は側部55またはその延長部と一致する。
【0025】出口開口部41と協働する調節スライド8
6の側部は、3つの切込み95、96、及び97を具備
している。これらの切込みは通路66、67及び68と
協働する。原理的には、切込み95、96及び97の幅
が実質的には、通路66、67及び68の幅に対応して
いる。カーブのついた縁部52と53に沿って測定した
本発明の切込み95、96及び97を図4に示す。切込
み95、96及び97の最深部と最浅部が、カーブ の
ついた縁部52と53とに平行に走る仮想のカーブに少
なくともほぼ乗っている。調節スライド86の幅88
は、出口開口部が部分的または完全に閉じると、横方向
の出口開口部41がスライドにより完全に覆われるよう
になっている。
【0026】出口ノズル3の周縁から更に先方でたとこ
ろでは、調節スライド86が2つのラグ101と102
とを具備していて、ヒンジシャフト103が軸受けで支
持されている。その長さの半分のところで、ヒンジシャ
フト103は、引っ張りばね104に連結されていて、
この引っ張りばね104が上方向にヒンジシャフト10
3から延出していて、ホッパ2の前部に設けられた取付
アイ105に接続されている。引っ張りばね104は、
このような引張力をヒンジシャフト103、したがって
調節スライド86に印加して、底部37の下にある調節
スライドの部分がこの底部37に対して引き付けられ
る。ラグ101と102及びヒンジシャフト103を境
にして、底部37に当接している部分の反対側が、扇形
の支持部107の湾曲側部106に当接している。断面
図では、支持部107は、U字形をしていて、2つの支
持板108と109と、これら側板を相互に接続する中
央部110とを含む。中央部110は、調整シャフト1
12に固着された取付片111にボルト止めされる。支
持板108と109は、湾曲側部106の中心が調整シ
ャフト112の中心線にあるように配置されている。調
整シャフト112は、2つのホッパ支持部77に配設さ
れた軸受113に支持されていて、この構成は、図2と
図3に示すとおりである。調整シャフト112は、軸受
113に取り付けられて、自身の長手方向の軸線を中心
にして回転するようになっている。調整シャフト112
と軸受113との関係は、調整シャフトが、長さ方向に
は動かないようになっている。中央部110は、スロッ
ト状にした孔114を具備していて、扇形の支持部10
7を調整シャフト112に平行な方向に調整できるよう
になっている。支持部107は、したがって、調節スラ
イドに連結したときに、調節スライドに対して正しく調
節できる。
【0027】調節スライド86は、扇形の支持部107
とヒンジ結合している。つまり、ヒンジシャフト103
は、正面図ではH字形状をした接続部材116を介し
て、ヒンジシャフト117に接続していて、このヒンジ
シャフト117が、支持板108と109との間に延出
するとともにこれら側板に取り付けられている。このH
字状の脚部は孔を具備していて、この孔にヒンジシャフ
ト103とヒンジシャフト117が貫通してH字形をし
た接続部材の脚部の部分で軸受けで支持されるととも
に、これら脚部に対して回転できるようになっている。
【0028】調整シャフト112は、詳述した態様で調
整機構に接続されたアーム118を具備している。この
調整機構の種類は、自由であり、例えば調整機構が手動
制御、または例えばコンピュータ制御にしてもよい。こ
の調整機構は、所望の態様で調節スライド86と対応の
調節スライド87とを前後方向のいずれかに動かして、
各出口開口部41と42とを開閉する作用をする。この
開閉作用は、調整シャフト112を介してアーム118
と扇形の支持部107との間の前記の調節機構の接続態
様で行われる。調節スライド87は、前述の調節スライ
ド86について述べたのと同様に配置されるとともに調
整シャフト112と接続されている。したがって、対応
する構成要件は、同じ参照番号で示してある。細部の設
計については、接続部材116を有する調節スライド8
6と87と、調整シャフト112とが、中心面43に関
して対称である。
【0029】底壁部37及び38とこれらの下にある散
布部材5及び6との間には、ガードフランジ121とし
てのガード部材がある。ガードフランジは、出口ノズル
3及び4の下にあり、それぞれ、出口開口部41と42
の周囲に接続する。出口ノズル3と4の下に置かれたガ
ードフランジ121は、中央平面43に関して対称であ
る。この点に関して、出口ノズル3の下に配置されたガ
ード部材の形状を、特に、図5を参照して更に詳述す
る。前記ガードフランジは湾曲したガード部122を含
み、このガードフランジの頂縁部123は、出口開口部
の周縁の下側、または、これらの開口部の下にある調節
スライド86に接続する。ここで、頂縁部123は、溝
92の水平側部とほぼ同じ高さであり、この溝92内に
は調節スライドの指の形状をした突出支持部90があ
る。湾曲したガード部122の頂縁部123は、図5に
点線で示した出口開口部のカーブのついた縁部53のす
ぐ外側にある。このガード部122は、頂縁部から斜め
下方に向かって延びていて、図6から特に明かなよう
に、回転軸線45から発散するように延びている。平面
図(図5)に示したように、開口部41の側部55の付
近で、ガード部122は、側部55の隣で開口部41の
外にある直線のガード部124につながる。本装置が垂
直の姿勢にあると、直線のガード部124が垂直に延び
て、平面47に平行に向いている。直線ガード部124
は、ガード部122から指の形状をした突出支持部90
の下方へ後方に延びるとともに、横方向の平面50の先
へ延びている。開口部41の縁部56のすぐ先方まで延
びているガード部122の他端では、ガード部122
が、少し半径方向に向いたガード部125に接続する。
ガード部125は、頂部から底部へ斜め下方向に導出さ
れたガードフランジを構成する。ガード部125は、図
5に示したとおり、斜め下方に向いていて、開口部41
から遠ざかる。図5と図6から明かなように、ガードフ
ランジ121は、金属板部93の下側に締結したガード
部124と125の端部を介して、底部37に接続され
ている。ガードフランジ121は、調節スライド86の
下側面に接続する頂部から、散布部材の中央部76をち
ょうど越えるほどの高さまで延びるとともに、散布ブレ
ードの頂上縁部23から短い距離のところまで延びてい
る。ガードフランジ121の下面から散布部材に取り付
けた散布ブレードの頂上縁部23までの距離は、数ミリ
メートル、例えば3mmである。この距離は、頂上縁部2
3にぶつからないような値にすることが必要であり、長
くても約6mmとする。半径方向のガード部125の下側
縁部126は、図5から明かなように、関連のホッパの
出口部の下にある散布部材の回転軸線に対して実質的に
は放射状である。図5に示すとおり、放射状ガード部1
25も、斜め下方向に延びていて、湾曲したガード部1
22とガード部125とが互いに徐々に遠ざかるように
なっている。ガード部124と125は、その端部が金
属板93の下面に取り付けられ、また、頂部が頂縁部1
23と同じ高さの支持部91の外側に位置する。ガード
部124と125は、特に出口開口部41が調節スライ
ドにより閉じられたときに、調節スライド86の下面に
つながる。
【0030】ホッパの底部区域、特に出口ノズル3と4
において、攪拌機の形状をした供給部材が設けられてい
て、この攪拌機が、本装置が稼働している間、出口ノズ
ル中に顆粒状/粉末状の物質が固まらないようにして、
出口ノズルが詰まらないようにする。出口ノズル3と4
中に配設されたこれら攪拌機130は、互いに同じであ
り、中央平面43に対して対称的に配置されている。し
たがって、出口ノズル3に設けられて図3と図5に明示
した攪拌機130についてだけ説明する。図5には、支
持部91とガードフランジ121と一緒に攪拌機の平面
図を示す。出口開口部に対するガードフランジ121と
攪拌機130の位置は、出口開口部を図5中に点線で描
いて示してある。
【0031】図3と図6から明かなように、散布部材5
のシャフト7は、底部37にあけた孔131を貫通して
いる。シャフト7は、偏心させたアクスル132を具備
した上端部が回転軸線45に対して偏心するように配置
されていて、このアクスル132はシャフト7に固定さ
れている。出口ノズル3の頂縁部とほぼ同じ高さである
アクスル132の上端部には、攪拌機130が回転可能
に取り付けられている。攪拌機130は、円筒形状の下
部134と円錐部135を有する担持部材133を含
む。この担持部材133は、攪拌機のアクスルとなるア
クスル132を中心に回転可能である。円錐部135の
下端部の周囲に、端部に攪拌部材137を有する3つの
担持アーム136が等間隔に設けてある。これらの攪拌
部材137は、垂直方向にみる平面図(図5)では、断
面が三角形となっている。これらの攪拌部材137は、
垂直方向に延びて、円錐部135の半分の高さを越える
高さまで伸びるとともに、担持部材133の下端部の先
方の深さまでのびている。攪拌部材137の下端部は、
出口ノズル3の約半分の高さである。攪拌部材の頂部
は、ホッパのじょうご形状部31の下側ゾーンに延びて
いる。担持アーム136は、出口ノズル3の頂部の高さ
となっている。隣接する2つの担持アーム136の間の
中央で、2つの攪拌アーム138が担持部材133に嵌
合している。円錐部135の下側面の高さで、これら攪
拌アームが円錐部135に取り付けられて、この円錐表
面に平行に下方向に延びている。これら攪拌アーム13
8の下端部は、攪拌手段137の下端部とほぼ同じ高さ
となっている。攪拌アーム138が設けられていない2
つの担持アーム136の間の中央には、攪拌アーム13
9が設けられている。この攪拌アーム139は、円錐部
135の下端部から出口ノズル3の頂縁部の付近まで、
水平方向に延びている。頂縁部のこの位置で、攪拌アー
ムは、出口ノズル3の底部37のすぐ上のところまで延
びる折り下げ部140を有して、この折り下げ部140
は、出口ノズル3の円筒壁部と平行であり、この構成を
図3に示す。図5から明かなように、攪拌部材137の
三角形状は、攪拌機の中心線142に対して実質的に放
射方向の辺141を含む。攪拌手段の残り2つの辺14
3は等しく、2つの辺143と底辺141とが2等辺三
角形をなす。平面図(図5)においては、底辺141
は、散布部材5の回転方向24に関して、辺143の前
にある。
【0032】2つの散布部材5と6の互いに向き合う側
の周りには、ガイドフランジ146と147が設けられ
ている。ガイドフランジ146と147は、図2から分
かるように、散布部材の円周の一部を取り巻くように位
置している。これらガイドフランジの後部は、出口ノズ
ル3と4の後部の先まで延びているが、その前端部は散
布部材の前部の更に先まで延びている。ガイドすなわち
ガイドフランジ146と147の頂部には、ガード板1
49が設けられていて、このガード板が出口ノズル3と
4の間に延びるとともに、ガイドフランジ146と14
7とほぼ同じ長さまでのびている。ガード板149は水
平に延びて、その前部で曲げ下げてあり、この前部に
て、ガイドフランジ146と147とともに、散布板1
6の下面の高さまで下方にのびる。ガード板149と、
ガイドフランジ146と147の頂縁部148は、出口
ノズル3と4の下側面よりもわずかに高い。ガイドフラ
ンジ146及び147と、ガード板149とは、ステー
28の下端部に配設された支持部150に取り付けられ
ている。調節スライド87に向き合っていない調節スラ
イド86の側部や、調節スライド 86に向き合ってい
ない調節スライド87の側部には、ガード板151を具
備していて、このガード板151が、ガード板149と
同じ高さであるとともに、ガード板149とガイドフラ
ンジ146及び147と同じ距離にわたって、中央平面
43と平行に細長く延びている。側部ガード板は、その
前部に、フランジ152を有して、このフランジ152
が下方向に向けられているとともにガイドフランジ14
6及び147と同じ高さで延びている。この構成を図3
に示す。フランジ152には、突起部153を設けてあ
り、この突起部を介して、ガード板151が、ボルト1
54により、ガイドフランジ146と147の前部に係
止される。ガード板151は出口ノズル3と4に向き合
った状態では、ガード板151が、部分的に、出口ノズ
ル3と4を中心とする円周の周りに位置している。ガー
ド板151は、ブラケット190により、ホッパ支持部
77に接続している。
【0033】底部37中にあけた、シャフト7の直径よ
りもかなり広い孔131中に、シャフト7がシーリング
用のリング144を介してシールされていて、このシー
リング用のリング144が、支持部91中に設けた凹部
145中を、横方向に自由に移動できる。この構成を図
6に示す。孔131がシャフト7よりも大きいので、こ
のシャフト7は、シャフトに偏心させて取り付けたアク
スル132とともに、孔131を介してホッパ内へ突出
している。
【0034】本装置は、特に、面上を移動中に、この面
上に顆粒状体/粉体等を散布するために作られたもので
ある。この目的のために、本装置は、連結部材13と1
4を介して、例えばトラクタの持ち上げ装置や同様の車
両などに連結できるようになっている。駆動シャフト1
2は、中間シャフトを介してトラクタの動力取り出しシ
ャフトへ連結でき、稼働中に散布部材5と6を回転させ
ることができる。稼働中は、散布しようとする顆粒状/
粉末状の物質が、ホッパ内へ運ばれて、そこから、回転
する散布部材5と6に供給される。稼働中は、これらの
散布部材が、互いに反対方向24と25に回転する。こ
こで、2つの散布部材の互いに隣接する側部は、本装置
の通常の進行方向49に動く。
【0035】出口開口部41と42は、中央平面43に
関して対称に位置している。各開口部41と42のサイ
ズとその形状は、散布部材の回転軸線を中心にして比較
的大きな角度にわたって、顆粒状/粉末状の物質が散布
部材に供給され、これらにより大きな角度にわたって散
布されるように選択されている。本実施例では、開口部
67と68は、約65度、開口部66は約45度であ
る。これらの角度の合計は、80度より小さくなく14
0度を越えないことが好ましい。1つには形状で決まる
ことだが、各散布部材は、その回転軸線を中心にして約
180の角度にわたって、顆粒状/粉末状の物質を散布
する。散布部材の前部には、顆粒状/粉末状の物質が、
装置の進行方向49に対して実質的に横方向に散布さ
れ、右側の散布部材の前から右方へ、また左の散布部材
から左方へと散布される。2つの散布部材は、その前側
にある顆粒状/粉末状の物質を、反対方向に拡散するよ
うに散布する。散布部材の後部では、顆粒状/粉末状の
物質が、本装置の進行方向49に対して実質的に横方向
に散布されるが、前側とは反対方向となる。2つの散布
部材は、それぞれ、顆粒状/粉末状の物質を中央平面4
3の両側にほぼ同じ距離だけばらまいて、その結果2つ
の散布部材の分布パターンがほとんど完全に重なる。出
口開口部41と42の形状及びサイズは、部分的には散
布部材の形状を考慮して、選択してあり、これら開口部
の位置は、ほとんどの種類の肥料または他の等価な物質
が均一な分布で散布できるようになっている。2つの散
布部材は中央平面の両側に前記物質を散布して、本装置
がカバーすべき畑等の上を進行して行くと、顆粒状/粉
末状の物質が全体して広い土地にわたって均一に散布さ
れるようになっている。これにより、単位時間内または
単位面積当りの物質が多い場合であっても少ない場合で
あっても、そのことには関係なく、均一な散布が得られ
る。
【0036】出口開口部41と42から単位時間当りに
流出できる顆粒状/粉末状の物質の分量は、調節スライ
ド86と87を使って、また出口開口部41と42を開
閉することにより調節できる。所望の範囲に開閉する出
口開口部と協働する調節スライド86と87の縁部は、
ジグザグ形状となっている。これは、切込み部95、9
6及び97を形成することで行う。これら切込み部は、
各切込み部が出口開口部66と67及び68のうちの1
つと協働するように選択してある。切込み部95、96
及び97は、出口開口部41と42が非常に小さなサイ
ズであつても、出口開口部66、67及び68の各々が
小さなサイズの通路を有する開口部を形成するように選
択してある。これら小さな開口通路は、その場合しだい
で、開口部41または42の湾曲した縁部52と、切込
み部95、96及び97の各側部または一部とにより形
成される。単位時間あたり非常に少ない分量をホッパか
ら出口開口部へ供給しても、顆粒状/粉末状の物質は散
布部材の各回転軸線を中心にして広い角度にわたって散
布部材に向かって流れる。したがって、単位時間あたり
少量の顆粒状/粉末状の物質を散布しようとする場合
は、この散布部材を使って、およそ180度の全散布角
度にわたて散布ができ、それにより、本装置が進行方向
49の方向に進行すると、カバーすべき細長い土地等に
わたって所望の分布が可能となる。湾曲した縁部52
は、閉塞側の縁部すなわちシーリング側の縁部であり、
出口を完全に閉じる場合は、この縁部を覆って切込み部
95と97の最深部を動かす。これらはすべて、中間に
位置する細長片69と70を省略すれば、実現できる。
【0037】調節スライドは、調節機構により簡単に操
作でき、この調節機構に、扇形の支持部107と、接続
部材116及び調整シャフト112とを含む図示した構
造を介して、調節スライドが、接続される。調節スライ
ドは、圧力を受けて底部と扇形の支持部とに当接してい
るから、前後方向に容易に移動できる。調節スライドの
この運動は、支持部91の溝92中にある指の形状をし
た各突出支持部90の位置によりガイドされる。引っ張
りばね104は、調節スライドを適宜な態様で、底部3
7の下面に押圧して、調節スライドを出口開口部の底部
に適宜に接続する。更に、調節スライドは、扇形の支持
部107の湾曲側部106により適宜に支持されてい
て、この支持関係は、アーム118が回転するとともに
湾曲側部106が各調節スライド86と87の頂面上を
転がるときにも成立している。調節スライドは、所望の
運動をさせるように調節機構により制御でき、この調節
機構は、どんなつくりかたでもよく、アーム118を介
して調整シャフト112に接続されている。指の形状を
した突出支持部90は、溝92に遊嵌して、底部と調節
スライドの間に落ちる顆粒状/粉末状の物質が調節スラ
イドを詰まらせることがない。底部と調節スライドに顆
粒状/粉末状の物質が落下しても、調節スライドを前後
に動かして除くことができる。
【0038】攪拌機130により、各出口開口部41と
42を介して、ホッパのノズル3と4から適量の顆粒状
/粉末状の物質を確実に供給する。散布部材が回転する
と、散布部材の各シャフト7と8の中心線を中心にし
て、アクスル132の偏心運動を介して、この攪拌機1
30を出口ノズル中でわずかに動かす。ホッパの底部に
ある顆粒状/粉末状の物質の中で攪拌機130が受ける
抵抗に応じて、攪拌アームが取り付けられた攪拌部材
が、シャフト7に取り付けたアクスル132の偏心度に
より決まる短い運動をする。顆粒状/粉末状の物質が出
口開口部の方には十分流れなくて、ホッパの出口ノズル
内またはその上方に、中空スペースや空洞が生じる場合
は、攪拌部材がアクスル132の中心線を中心にして回
転する。これにより、顆粒状/粉末状の物質を十分に緩
く保って、出口ノズルやホッパのじょうごに、顆粒状体
/粉体が詰まってしまうことのないようにする。
【0039】出口開口部41と42を通して供給された
顆粒状/粉末状の物質は、ガードフランジ121の外形
で決まる空間を通って、散布部材へと供給される。ここ
で、ガードフランジ121は、顆粒状/粉末状の物質の
ガイドとして作用して、例えば本装置が強く振動する場
合でも、顆粒状/粉末状の物質が散布部材の所望の供給
点へ流れる。更に、ガードフランジ121は、ブレード
等の散布部材と接触する粒子が好ましくない態様で周辺
に飛び交うのを防止する機能も果たす。散布ブレードを
介して所望の方法で散布するために、ガード部材は、散
布ブレードの内側端部の付近に顆粒状/粉末状の物質を
集めておく。散布ブレードの下側内方部と細い頂部部2
3とにより、散布部材が少量の顆粒状/粉末状の物質受
け取りやすくしている。カードフランジ121は、散布
ブレードの下方内側部の頂縁部すなわち頂側部23に接
続している。これにより、出口開口部から散布部材まで
適量の顆粒状/粉末状の物質が確実に流出するようにす
る。この物質体が、散布ブレードにより適切に分散し
て、均一な散布が得られる。ガード板151のフランジ
152と、ガイドフランジ146と147の後端部は適
宜配置して、2つの散布部材が好ましい態様で前記物質
を散布する約180度の大きな散布角度にわたって散布
できるようにしてある。
【0040】散布部材5と6は、更にガード板149と
151と、ガイドフランジ146と147とにより、遮
蔽される。これらのガード部は、例えば、風等により生
じる空気流が顆粒状/粉末状の物質の散布に悪い影響を
与えるのを防ぐ。また、こうすれば、跳ね返る粒子が、
好ましくない態様で散布されない。
【0041】調整シャフト112より下で、ガード板1
49及び151との前部と扇形の支持部107の前部と
の間には、ガード部材158を具備している。ガード部
材158は、調整シャフト112から懸垂していて、下
方向に、ガード板149と151の前部と扇形状の支持
部107の先へ延びている。ガード部材158は、ホッ
パ支持部77の間のほぼ全長にわたって延びている。ガ
ード部材158は、鈎状部分159により調整シャフト
112から懸垂している。鈎状部分は159は、調整シ
ャフト112を中心にして自由に回転可能に取り付けて
あり、ガード部材158は、調整シャフト112を調節
する場合は、ガード板149と151の前部の上に下方
向に懸垂したままとなる。ガード部材158は、可撓性
の材質でつくるのが好ましく、その頂部は、調整シャフ
ト112の円周に接続する。
【0042】上述のように、調節スライドは、アーム1
18を使用して、調整シャフト112を回転させれば操
作できる。調節スライドの上述の位置は、種々な態様で
得られるが、例えば扇形状の板をフレーム1に取り付け
るとともに扇形状の板の縁部に沿って一連の調節孔を設
けて、この孔にアーム118を挿入して回転したりロッ
クしたりできる。図7と図8では、調節スライドのうち
の1方が調節可能で他方が固定位置に保持されている。
【0043】したがって、一方の調節スライドが完全に
閉じることができるのに対して、他方は、所望の散布パ
ターンとなるように調節可能である。この場合、一方の
側のみに向けた散布パターンが得られるが、いわゆるフ
リンジ散布(fringe spread)に対しては重要である。
【0044】図7と図8に示す実施例では、調整シャフ
ト112の代わりに、2つの同心に延びている調節シャ
フト160と161とを具備している。調節スライド
は、各調節シャフト160と161を使って、上述の2
つの調節スライド用の調整シャフト112をつかって行
うのと同じやり方で調節可能である。ここでも、調節シ
ャフト160は、軸受113に支持されている。アーム
118を調整シャフト112に取り付けたのと同じ態様
で、アー162を調節シャフト160に取付けて、アー
ム163を調節シャフト161に取り付ける。アーム1
63は、アーム162よりも長く、ばねを取り付けてあ
る。すなわち、アーム163がアーム162に向かって
またはアーム162に抗して押圧されるということであ
る。アーム163は、アーム162中の孔に落ち込む突
出ピン164を備えているので、2つのアーム162と
163は互いに固定されていて、2つの調節スライド
が、アームを作動することにより動く。回転中は、アー
ム162と163は、穴を設けてありフレーム1に固着
した扇形状の板165と166に沿って動かすことがで
き、その後、これら板165と166に対して所望の位
置に固定できる。2つのアーム162と163は、ピン
167を使って外すことができる。本実施例では、アー
ム162と163が最も低い位置にあるときだけ実行可
能となる。この最低位置では、調節される2つの開口部
が閉塞している。ピン167を2つの板165と166
とアーム163とを通して挿入できる。板165中の最
低位置の孔は、更に凹部を有してこの凹部にピン167
上に設けた突起168と169が嵌合する。特定の姿勢
で、板165を通してピン167を挿入し、その後アー
ム163を通して、第1の突起168がアーム163に
ぶつかるまで挿入できる。ピン167がアーム163に
ぶつかると、ピン167を更に押し込んで、アーム16
3が板166の方向に押されてアーム162から開放さ
れる。最後に、ピン167が板166を通して挿入され
てしまうと、ピン167を回転することができ、ピンは
第2の突起169により固定され、この突起169が板
165に圧接してピン167が再び押し出されないよう
になる。アーム163は、板165と166に対して固
定されて、アーム162が自由に回転可能であり、した
がって、ここでは各対応の調節スライドが調節シャフト
160を介して動作させることができる。
【0045】本発明の装置を、いわゆるフリンジ散布に
とって重要な斜めの姿勢にするために、トラクタの持ち
上げ装置の下側持ち上げアーム170の1つと、主フレ
ームビーム11(図7)の1つとの間に傾斜板171を
設けてある。この傾斜板は、主フレームビーム11を使
ってピン172を中心にして枢動可能に接続されるとと
もに、3つの孔があいている。すなわち、図7に示す位
置では、上側の2つの孔にピン173とピン174とが
挿入されて、もう1つの孔には板171の位置が主フレ
ームビーム11に対して固定されるようになっている。
頂上ピン173を外したとき、傾斜板171は、回転し
て、主フレームビーム11が少しさがる。すなわち、ピ
ン174が更に下方へ下がる動きを阻止する位置まで下
がる。その後、ピン173を最も低い孔に挿入して、傾
斜板171の姿勢を、実際に傾けて、主フレームビーム
11に対して再び固定する。このような機構が本装置の
一方の側にしか設けられていないので、本装置を担持し
ている車両の後ろで、本装置が斜め姿勢に懸垂される。
傾斜板171中の3つの孔と対応のピン173と174
を利用する代わりに、シリンダ175を作動させること
を利用するもっとコスト高な解決策も選択できる。この
場合、作動シリンダを、傾斜板171と、主フレームビ
ーム11に取り付けた支持部176との間に置くべきで
ある。図7では、この作動シリンダを点線で示してあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の実施例の側面を示す。
【図2】図1の矢印IIの方向からみた装置の一部の正
面図である。
【図3】図2の線III−IIIに沿ってみた装置の一
部立面の断面図である。
【図4】図2の一部の拡大図である。
【図5】ホッパの中及び下の攪拌機、出口開口部に設け
たガード、支持部材の正面図である。
【図6】調節スライド用のガードと支持部材の立面にお
ける断面図である。
【図7】調節スライド用のロック機構の側面図である。
【図8】ロック機構の平面図である。
【符号の説明】
3、4…出口ノズル 5、6…散布部材 7…シャフト 18…散布ブレード 19…下側フランジ 37、37…壁 41、42…出口開口部 76…中央部 86、87…調節スライド 90…突出支持部 91…支持部 92…溝 104…引っ張りばね 107…扇形の支持部 108、109…支持板 110…中央部 112…調整シャフト 116…接続部材 117…ヒンジシャフト 121…ガードフランジ 124…直線のガード部 125…ガード部 130…攪拌機 131…孔 132…偏心したシャフト(アクスル) 136…担持アーム 138、139…攪拌アーム 140…折り下げ部 144…シーリング用のリング 146、147…ガイドフランジ 149…ガード板 152…フランジ 158…ガード部材 160、161…調節シャフト 166…板 162−169…調節機構
フロントページの続き (72)発明者 ヘンドリック ハンス ヴァン デル ヴ ルート オランダ国 3155 ヴィケー マースラン ド、 プリンセンシンゲル 3 (72)発明者 ピーター ヤコブ ヴァン デル ワール オランダ国 3145 エルビー マースルイ ス、 ロードンプストラート 14

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの出口開口部(41、4
    2)と、 少なくとも1つの散布部材(5、6)とを具備したホッ
    パ(2)を含み、前記出口開口部(41、42)が調節
    スライド(86、87)により自由に開閉可能であり、
    前記出口開口部(41、42)を含むホッパ(2)の壁
    に沿って前記調節スライド(86、87)を前後に運動
    できるとともに、少なくとも2つの位置のうちの一方に
    前記調節スライド(86、87)を自由に位置決めでき
    るようにしたものにおいて、 圧力のかかった前記調節スライド(86、87)が壁部
    (37、38)に当接するとともに壁部(37、38)
    から更に先へ延びて、前記調節スライド(86、87)
    が扇形状の支持部(107)の湾曲側部(106)に圧
    接するとともに、調節時には、前記調節スライド(8
    6、87)が出口開口部(41、42)に沿って移動し
    ながら前記湾曲側部(106)に接触して転がるように
    したことを特徴とする、顆粒状及び/もしくは粉末状の
    物質を散布する装置。
  2. 【請求項2】 前記調節スライド(86、87)が、接
    続部材(116)を介して扇形状の支持部(107)に
    接続されていて、前記調整シャフト(112)に取り付
    けられた前記扇形状の支持部(107)が枢動して前記
    調節スライド(86、87)を動かすことが可能なこと
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記調整シャフト(112)が調節機構
    に連結していて、前記調節機構により、前記調節スライ
    ド(86、87)を介して出口開口部(41、42)の
    開度を小さくしたり大きくしたりして出口開口部(4
    1、42)の大きさを自由に設定することにより、前記
    ホッパー(2)から散布部材(5、6)へ単位時間当り
    放出する前記物質を所望の分量になるように制御できる
    請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記調節スライド(86、87)が前記
    壁部(37、38)に圧接するときの圧力が部材(10
    4)により加えられ、前記部材(104)が、前記壁
    (37、38)と前記扇形状の支持部(107)との間
    に設けられるとともに前記調節スライド(86、87)
    に接続されたることを特徴とする請求項1−3のいずれ
    かに記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記部材(104)が引っ張りばねであ
    り、前記引っ張りばねの一端が前記調節スライド(8
    6、87)に接続されて、他端が本装置の他のいずれか
    の部分に接続されることを特徴とする請求項4に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 前記扇形状の支持部(107)がU字形
    をしていて、U字の脚部が2つの扇形状の支持板(10
    8、109)であり、各支持板(108、109)の湾
    曲側部(106)が前記調節スライド(86、87)に
    当接することを特徴とする請求項1−5のいずれかに記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 前記調節スライド(86、87)と前記
    扇形状の支持部(107)との間の接続部材(116)
    が、前記扇形状の支持部(107)にヒンジ連結すると
    ともに前記調節スライド(86、87)にヒンジ連結し
    ていることを特徴とする請求項2−6のいずれかに記載
    の装置。
  8. 【請求項8】 前記接続部材(116)が、平面図でみ
    ると、H字形状の板であり、このH字形の脚部の端部が
    同じ方向を向いているとともに、前記扇形状の支持部
    (107)または前記調節スライド(86、87)に連
    結していて、 前記部材(104)が、前記調節スライド(86、8
    7)に圧力をかけ続けて前記調節スライド(86、8
    7)を壁(37、38)に当接させていて、前記部材
    (104)が前記ヒンジシャフト(103)に連結して
    いて、このヒンジシャフトを介して、前記接続部材(1
    16)が前記調節スライド(86、87)に接続してい
    て、 前記接続部材(116)が、前記H字形状の接続部材
    (116)の同じ方向にを向いている2つの脚部の間に
    延びているヒンジシャフト(117)に接続しているこ
    とを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 出口開口部(41、42)を含む前記壁
    部(37、38)が、ホッパ(2)の底部板を構成する
    ことを特徴とする請求項1−8のいずれかに記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記底部板(37、38)が散布部材
    (5、6)の軸線に対して少なくとも実質的に直角に延
    びている平坦な板であることを特徴とする請求項9に記
    載の装置。
  11. 【請求項11】 前記壁部(37、38)が、ホッパ
    (2)の出口ノズル(3、4)の底部板を構成する請求
    項9または10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記調節スライド(86、87)が、
    壁部(37、38)と前記壁部(37、38)上に支持
    部(91)の間に形成した溝(92)中に位置するガイ
    ド部材を構成すること特徴とする前記請求項1−11の
    いずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記支持部(91)が矩形をしてい
    て、少なくとも側部の1つが溝(92)を具備してい
    て、 前記調節スライド(86、87)の突出支持部(90)
    が摺動可能に取り付けられていることを特徴とする請求
    項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記突出支持部(90)の一側部が、
    平面図でみると、出口開口部(41、42)の一側部と
    好くな得も実質的に一致していることを特徴とする請求
    項12または13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 少なくとも2つの散布部材(5、6)
    を含み、各散布部材が、少なくとも1つの出口開口部
    (41、42)を含む前記ホッパ(2)の出口ノズル
    (3、4)に対応していて、 前記調整スラテド(86、87)が対応の壁部(37、
    38)と、扇形状の支持部(107)の湾曲側部(10
    6)とに当接して、各調節スライド(86、87)が、
    対応の出口ノズル(3、4)中の出口開口部(41、4
    2)と協働して、 2つの前記調節スライド(86、87)の扇形状の支持
    部(107)が、同じ1つの調整シャフト(112)に
    連結されるとともにこの調整シャフト(112)により
    同時に調節可能であることを特徴とする請求項1−14
    のいずれかに記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記2つの調節スライド(86、8
    7)と、これらに対応する扇形状の支持部(107)と
    出口開口部(41、42)が、本装置の通常進行方向に
    広がる平面に対して対称的に成形及び配置されるととも
    に前記2つの出口ノズル(3、4)または前記2つの出
    口開口部(41、42)間の中央に位置することを特徴
    とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記調節スライド(86、87)の突
    出支持部(90)をガイドするための溝(92)を具備
    した支持部(91)は互いに中心が合っているととも
    に、前記2つの開口部(41、42)の間の距離の半分
    のところで、中央平面に対して対称的な形状をしている
    ことを特徴とする請求項15または16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 散布しようとする区域を本装置が動作
    しながら進行する際に2つの散布部材(5、6)がそれ
    ぞれ前記物質を同じストリップに散布するように、2つ
    の散布部材(5、6)と、対応の出口開口部(41、4
    2)との形状および配置とを決めるとともにこれら散布
    部材(5、6)を回転させることを特徴とすることを特
    徴とする請求項15、16、17のいずれかに記載の装
    置。
  19. 【請求項19】 前記出口開口部(41、42)と協働
    してこの開口部をある開度だけ開いたり閉じたりする調
    節スライド(86、87)の側部が、凹部すなわち切込
    み(95、96、97)を具備しており、出口開口部
    (41、42)を部分的に閉塞した後で、前記切込み
    (95、96、97)が出口開口部(41、42)の側
    部の一部と組合わさって、2つ以上の並んだ小さな通路
    (66、67、68)を形成することを特徴とする請求
    項1−18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 調節スライド(86、87)に対して
    直角に見たときの前記切込み(95、96、97)がV
    字形をしていて、出口開口部(41、42)の閉塞側に
    向いている前記V字形の2つの広がった辺は、出口開口
    部が閉塞されつつあるとき、各切込みの最深部が出口開
    口部の閉塞側を通り過ぎるところまで移動することを特
    徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記調節スライド(86、87)の進
    行方向に対して直角の方向にみると、並設した切込み
    (95、96、97)はサイズが異なることを特徴とす
    る請求項19または20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記調節スライド(86、87)が3
    つの切込み(95、96、97)を有し、そのうち中央
    の切込み(96)の幅が、ほぼ等しい幅をもった隣接の
    2つの切込みよりも小さいことを特徴とする請求項21
    に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記中央の切込み(96)の幅は、隣
    接の切込み(95、97)の約半分であることを特徴と
    する請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記切込み(95、96、97)と前
    記出口開口部(41、42)が、散布部材(5、6)の
    回転軸線を取り巻くカーブ上に位置していて、前記カー
    ブの内側(hollow side)が前記回転軸線に向い合って
    いることを特徴とする請求項19−23のいずれかに記
    載の装置。
  25. 【請求項25】 半径方向に測定すると、前記出口開口
    部(41、42)の中心が前記散布部材(5、6)の回
    転軸線に関してほぼ中央に位置することを特徴とする請
    求項24に記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記ホッパ(2)の出口ノズル(3、
    4)中の出口開口部(41、42)が、前記散布部材
    (5、6)の回転軸線を取り巻いて約80゜より大きく
    約140゜より小さな角度にわたって延びていることを
    特徴とする請求項19−25のいずれかに記載の装置。
  27. 【請求項27】 出口開口部(41、42)が、前記散
    布部材(5、6)の回転軸線を含む平面の両側に延びて
    いて、前記出口開口部(41、42)は前記平面の一方
    の側よりも他方の側からより長く延出していて、前記平
    面は、本装置が動作時に通常進行する方向に、広がって
    いることを特徴とする請求項26に記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記2つの出口ノズル(3、4)の出
    口開口部(41、42)が、散布部材(5、6)の回転
    軸線を含む対応の平面から延出していて、前記出口開口
    部(41、42)が、これら平面の向かい合った側より
    も他方の側からより長く互いに離反するように延出して
    いることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記散布部材(5、6)が少なくとも
    1つの散布ブレード(18)を含み、前記散布ブレード
    の内側端部は、前記散布部材の回転軸線に向き合ってい
    るとともに動作時には出口開口部(41、42)を通過
    して、前記内側端部は、反り返って互いに前記回転軸か
    ら離反する前記散布ブレード(18)の外側部よりも低
    くくなっていることを特徴とする請求項1−28のいず
    れかに記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記散布ブレード(18)の外側部
    が、前記散布部材(5、6)の回転軸線に少なくともほ
    ぼ直角に延びる頂部を有するとともに、前記頂部が、前
    記散布部材による通常の回転方向と同じ方向に延出する
    突出フランジ(19)を具備していることを特徴とする
    請求項29に記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記散布ブレード(18)の下側内側
    部の頂部が、斜め下方に、前記散布部材(5、6)の回
    転軸線の方向に走ることを特徴とする請求項29または
    30に記載の装置。
  32. 【請求項32】 前記散布部材(5、6)が、前記散布
    部材(5、6)の回転軸線からみると、上方に延びる円
    錐形状の板を含み、この板の上に複数の散布ブレード
    (18)が設けてあり、前記散布ブレード(18)の内
    側端部が、散布部材(5、6)の持ち上がった中央部
    (76)と接続することを特徴とする請求項29−31
    のいずれかに記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記散布ブレード(18)の下側内側
    部が、半径方向に測定すると、散布ブレード(18)の
    外側部よりも短いことを特徴とする請求項29−32に
    記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記出口開口部(41、42)が設け
    られた前記壁部(37、38)と前記散布部材(5、
    6)との間に、ガードフランジ(121)を配設して、
    このガードフランジ(121)が、上からみると、前記
    出口開口部(41、42)の一部を少なくともほぼ取り
    巻くように延出していることを特徴とする請求項1−3
    3のいずかに記載の装置。
  35. 【請求項35】 前記ガードフランジ(121)の頂部
    が、前記散布部材(5、6)の回転軸線または出口ノズ
    ル(3、4)の中心から外れた出口開口部(41、4
    2)の側に、少なくともほぼ接続されることを特徴とす
    る請求項34に記載の装置。
  36. 【請求項36】 前記ガードフランジ(121)が、下
    方向に、前記散布部材(5、6)の回転軸線から拡散す
    るとともに、前記ガードフランジの下側縁部が、ある距
    離だけ、散布ブレード(18)の下げた内側側部の頂部
    の上方に位置していることを特徴とする請求項35に記
    載の装置。
  37. 【請求項37】 前記ガードフランジ(121)が、出
    口開口部の側部に位置する直線部(124)を具備して
    いて、この直線部(124)のところで、散布ブレード
    (18)が出口開口部(41、42)を通り過ぎ、前記
    直線部(124)が、前記散布部材(5、6)の回転軸
    線を含むとともに本装置の通常の進行方向に延びている
    平面に少なくとも実質的には平行に延びていることを特
    徴とする請求項34−36のいずかに記載の装置。
  38. 【請求項38】 前記ガードフランジ(121)が少な
    くとも実質的には半径方向の部分(125)を有して、
    この部分(125)が、散布ブレード(18)が前記出
    口開口部(41、42)の下を移動する際に、この散布
    ブレード(18)が最後に通過する出口開口部の側部に
    位置することを特徴とする請求項34−37のいずれか
    に記載の装置。
  39. 【請求項39】 前記出口ノズル(3、4)の出口開口
    部(41、42)の付近に、攪拌機(130)を設け、
    この攪拌機が、前記散布部材(5、6)のシャフト
    (7)に偏心させて接続されていたアクスル(132)
    に回転可能に取り付けられていて、前記攪拌機(13
    0)が、前記ホッパ(2)の出口ノズル(3、4)中に
    実質的に垂直に延出する攪拌手段(137)を含むこと
    を特徴とする請求項1−38のいずれかに記載の装置。
  40. 【請求項40】 前記攪拌手段(137)の断面が三角
    形であり、前記攪拌手段は、担持アーム(136)を介
    して、アクスル(132)に回転可能に取り付けた担持
    部材(133)に接続されていることを特徴とする請求
    項1−39のいずれかに記載の装置。
  41. 【請求項41】 2つの担持アーム(136)の間の中
    央に、斜め下方向に向いた攪拌アーム(138)が設け
    られていることを特徴とする請求項39または40のい
    ずれかに記載の装置。
  42. 【請求項42】 前記攪拌機(130)が、少なくとも
    実質的には水平方向に延びる攪拌アーム(139)を含
    み、この攪拌アームの端部には、前記出口ノズル(3、
    4)の壁部に沿って垂直に延びる部分(140)を具備
    していることを特徴とする請求項39−41のいずれか
    に記載の装置。
  43. 【請求項43】 前記散布部材(5、6)のシャフト
    (7)が、ホッパ底部を貫通していて、前記出口ノズル
    (3、4)内では、前記攪拌機(130)に接続されて
    いて、 前記シャフト(7)が、出口ノズル(3、4)の底部に
    開けた孔(131)内に位置して、前記孔(131)は
    リング(144)を介してシールされていて、このリン
    グ(144)は、前記散布部材(5、6)のシャフト
    (7)に嵌装するとともに、前記調節スライド(86、
    87)の突出支持部(90)を支持する支持部(91)
    中の溝(92)に静止していることを特徴とする請求項
    39−42のいずれかに記載の装置。
  44. 【請求項44】 前記散布部材(5、6)の少なくとも
    一部を取り巻くようにガイドフランジ(146、14
    7)を設け、前記ガイドフランジ(146、147)の
    頂部には、前記散布部材(5、6)の頂面の一部を少な
    くとも覆って延びるガード板(149)が配置されてい
    ることを特徴とする請求項1−43のいずれかに記載の
    装置。
  45. 【請求項45】 前記散布部材(5、6)の互いに向き
    合った側部を取り巻いて、ガイドフランジ(146、1
    47)が設けられていて、このガイドフランジの頂部に
    は、ガード板(149)が設けられていて、このガード
    板は、互いに向き合った散布部材(5、6)の一部を覆
    って延出するとともに2つの出口ノズル(3、4)の間
    に延出していて、この2つの出口ノズルの下には2つの
    散布部材(5、6)が配置されていて、 互いに反って離反する出口ノズル(3、4)の側部に
    は、ガード板(149)が設けられて、このガード板
    (149)が、出口ノズル(3、4)の円周の少なくと
    も一部に接続するとともに出口ノズル(3、4)の下側
    面よりも高い位置にあることを特徴とする請求項1−4
    4に記載の装置。
  46. 【請求項46】 前記散布部材(5、6)の前部にある
    ガイドフランジ(146、147)が、フランジ(15
    2)を具備していて、これらフランジが、下方向に向い
    ているとともに、前記散布部材(5、6)のほぼ下側面
    の高さまで延出していることを特徴とする請求項44ま
    たは45に記載の装置。
  47. 【請求項47】 下方向に向けられた可撓性のガード部
    材(158)が、前記扇形状の支持部(107)を取り
    付けるための調整シャフト(112)に載置されて、こ
    のガード部材(158)が、前記調整シャフト(11
    2)から、ガイドフランジ(146、147)の前部及
    び/もしくは前記扇形状の支持部(107)まで延びて
    いることを特徴とする請求項1−46に記載の装置。
  48. 【請求項48】 前記調節スライド(86、87)を動
    かすための調節手段(160、161)を設けてあり、
    1つの調節スライド(86、87)用の前記調節手段
    (160)が、前記調節手段(161)から離脱して他
    の調節スライド(186、187)に使用できることを
    特徴とする請求項1−47のいずれかに記載の装置。
  49. 【請求項49】 離脱機構(162−169)を具備し
    ていて、ホッパ(2)からの前記物質を通す出口開口部
    (41、42)が閉塞している状態では、前記離脱機構
    が調節スライド用の調節手段を、他の調節スライド用の
    調節手段から離脱させてべつの態様(dosage)で散布す
    るように設定することを特徴とする請求項48に記載の
    装置。
JP7185893A 1994-07-22 1995-07-21 顆粒状及び/もしくは粉末状の物質を散布する装置 Withdrawn JPH0870664A (ja)

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