JPH0861A - 脱穀揺動選別装置 - Google Patents

脱穀揺動選別装置

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JPH0861A
JPH0861A JP13911994A JP13911994A JPH0861A JP H0861 A JPH0861 A JP H0861A JP 13911994 A JP13911994 A JP 13911994A JP 13911994 A JP13911994 A JP 13911994A JP H0861 A JPH0861 A JP H0861A
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Masaji Nakai
正司 中井
Eiji Shinozaki
栄治 篠崎
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】揺動選別棚3を有する脱穀選別を良くする。チ
ャフシ−ブ2前部やグレンシ−ブ31前部等の選別効果
を高める。風割43後端面48における選別物の停滞を
なくする。 【構成】主送風口5の上部に、揺動選別棚3のチャフシ
−ブ2前端部へ送風する副送風口7を設ける。副送風口
7と主送風口5との間に三段の風割33,42,43を
設ける。中段の風割42は薄く前端44を短くし、後端
下面49を後下りに屈折する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、脱穀揺動選別装置に
関し、コンバインの脱穀装置として利用しうる。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】脱
穀揺動選別棚にあっては、チャフシ−ブの前端部におけ
る選別が行われ難く、脱穀物の移送停滞が行われ易く、
選別効率が低下し易い。このため、このチャフシ−ブの
前端部に選別風を送風するために、主選別風路と連通す
る主送風口の上部に副送風口や、これと連通する副選別
風路等を設けるが、これら副送風口と揺動選別棚のグレ
ンシ−ブ部との間から下方へ漏下する脱穀物が多く、籾
粒等の一番物の選別が悪くなる。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、脱穀物を受
けて揺動移送しながら選別する揺動選別棚3は、チャフ
シ−ブ2の下側にこのチャフシ−ブ2から漏下される選
別物を受けて揺動選別するグレンシ−ブ31を有し、こ
の揺動選別棚3の下側には、唐箕4から吹き出される選
別風を該グレンシ−ブ31下側の主選別風路6へ案内す
る主送風口5と、該チャフシ−ブ2下側の副選別風路8
へ案内する副送風口7とを設け、これら主送風口5から
副送風口7に亘って上下三段の風割43,42,33を
設け、このうち該グレンシ−ブ31へ向けて送風案内す
る中段の風割42は、上下方向の厚さを上下段の風割4
3,33よりも薄くし、唐箕4側の前端44を上下段の
風割43,33の前端46,45よりも短かくし、グレ
ンシ−ブ31側の後端面47を後下りに傾斜して、しか
もこの後端下面49を後下りに屈折させてなる脱穀揺動
選別装置の構成とする。
【0004】
【作用、および発明の効果】脱穀室から漏下される脱穀
物は、揺動選別棚3で受けられて揺動移送されながら、
チャフシ−ブ2及びグレンシ−ブ31等で穀粒が漏下選
別される。唐箕4から主送風口5及び副送風口7を経て
吹き出される選別風は、主選別風路6、副選別風路8等
を揺動選別棚3から漏下される穀粒を風選する。副選別
風路8の選別風は、チャフシ−ブ2前端部を吹き上げ
て、このチャフシ−ブ2上面の脱穀物を浮上させながら
風選し、このチャフシ−ブ2の前端部を漏下される選別
物でグレンシ−ブ31に落下されないで前方へ流下され
る穀粒があると、前側の風割9の後端面34の傾斜に沿
って流下案内され、更に中段の風割42、下段の風割4
3の後端面47,48に案内されて一番受樋23へ流下
される。この各後端面34,47,48から流下される
主送風口5を主選別風路6へ向けて吹き出される選別風
によって風選される。
【0005】このように副送風口7から吹き出される副
選別風路8の選別風によって、チャフシ−ブ2の前部上
を揺動移送される脱穀物を集中的に噴風して浮上し揺動
選別効果を高めることができ、この副選別風路8下側の
グレンシ−ブ31前側を越えて流下される穀粒があると
きは、上段の風割33の後端面34や中段、下段の風割
42,43の後端面47,48等を流下して主送風口5
を吹き出される選別風によって風選して、穀粒を一番受
樋23で受けるものであるから、選別効率を高めること
ができると共に、各送風口5,7等から唐箕4内へ穀粒
が入るのを防止することができる。しかも、主選別風路
6では、前記中段の風割42によって主送風口5の上側
から吹き出される選別風をグレンシ−ブ31のできるだ
け前部に吹き当てて、このグレンシ−ブ31上面での選
別を良くすることができる。又、中段の風割42の後端
下面49の後下りの屈折によって、この下側の選別風
が、下段の風割43の後端面48に沿って吹きつけられ
て、この後端面48上の穀粒やわら屑等の停滞をなくし
て、選別を高めることができる。
【0006】
【実施例】コンバインの脱穀装置9は、扱胴10を前後
方向の扱胴軸11によって脱穀室12に軸装し、この脱
穀室12の一側に沿う穀稈移送口に穀稈を挾持して移送
するフィ−ドチェン13を設け、車体前方の刈取装置1
4で刈取られて搬送装置15で搬送される穀稈の供給を
受けて脱穀する。16は前側の供給口、17は後側の排
稈口、18は脱穀室12の下側に沿って張設する脱穀網
である。
【0007】脱穀室12の後側には排稈室19と排塵室
20とが形成され、この排稈室19には前記フィ−ドチ
ェン11によって搬送される脱穀滑排稈を受けて後方機
外へ排出する排稈装置21を設け、排塵室20には吸引
排塵機22を設けている。揺動選別棚3は、このような
脱穀室12から排塵室20に亘る間の下方に設けられ
て、脱穀機枠に対して揺動駆動されるように支架されて
いる。又、この揺動選別棚3の下側に唐箕4及び主・副
選別風路6,8、更には一番受樋23や二番受樋24等
を配置する。
【0008】25は操縦台、26は操縦席、27は脱穀
装置9で脱穀された穀粒を取出収容するグレンタンク、
28は排稈を細断する排稈カッタ−である。Eはエンジ
ンである。前記揺動選別棚3は、脱穀網18の下側に送
り突子を形成した移送板1を配置し、この移送板1の終
端から後方に亘って傾斜板29を一定間隔にしてよろい
板状に配置したチャフシ−ブ2を設け、該移送板1上か
ら移送される脱穀物や排稈口17から排出されるわら屑
等を受けて揺動移送しながら主として穀粒を漏下選別す
る。このチャフシ−ブ2の終端部には排塵室20の下側
においてわら屑を揺動移送しながら後方へ排出するスト
ロ−ラック30を配置する。31はグレンシ−ブで、前
記チャフシ−ブ2から漏下される選別物を受けて穀粒を
漏下選別するものである。
【0009】唐箕4は移送板1の下部に設けられて、後
側の主選別風路6へ向けて主送風口5を開口し、又、副
選別風路8へ向けて副送風口7を開口し、ファン32の
回転によってこれらの送風口5,7から圧風を吹き出
し、主選別風路6や副選別風路8から揺動選別棚3の選
別間隙部等を経て、前記吸引排塵機22による吸引風と
して流すものである。
【0010】主送風口5と副送風口7との間には風割3
3を設け、この風割33の後端面34は後下りの傾斜面
として、上板35は若干後方へ突出するように延長し、
下板36はこの上板35よりも後方へ延長させ、前記グ
レンシ−ブ31前端部の案内板37をこの後端面34の
後側に対向させる。この案内板37は該上板35の後方
延長面よりも適宜間隔下位にあって、揺動選別棚3が前
後に揺動しても、これら上板35の上端部や後端面34
に接触しないように構成している。
【0011】この上板35とこの上側に対向する案内板
38との間に副送風口7が形成され、これら上板35と
案内板38との間隔は、唐箕4側が広く、副選別風路8
側が狭くなるように順次絞られて、送風が速くなるよう
に形成されている。副選別風路8は、揺動選別棚3と一
体の前記案内板37と移送板1の終端部下面に設けられ
る案内板39との間に、順次狭くなるように絞って形成
されて、これらによって案内される選別風が移送板1の
先端部とこの後側に対向するチャフシ−ブ2の前端部の
傾斜板29との間の間隔部40を通して揺動選別棚3上
方へ吹き抜けるように構成している。又、この傾斜板2
9の下端縁と案内板37の上端縁との間には、副選別風
路8からグレンシ−ブ31上面に開通する間隔部41が
形成され、該間隔部40から漏下される選別物をグレン
シ−ブ31上へ案内させるように構成している。
【0012】このようにして、副選風口7から吹き出さ
れる選別風は、風速が高められて副選別風路8を間隔部
40へ案内されるため、この間隔部40を上方へ吹き上
げられる風圧によって移送板1上をこの間隔部40上へ
送り出される脱穀物がここで浮上されて、わら屑等がチ
ャフシ−ブ2の後部へ吹き飛ばされ易くなり、穀粒の漏
下が行われ易く、揺動移送選別作用が速やかに円滑に行
われる。
【0013】主送風口5には上下2段の風割42,43
を形成し、この風割42の前端44は、この上側の風割
33の前端45や下側の風割43の前端46よりも後位
置にあって、この風割33の下板36による唐箕32側
からの風受面積を広くして、風割33と42との間の送
風力が大きくなるように構成して、主選別風路6におけ
るグレンシ−ブ31に沿う風当りを良くするように構成
している。
【0014】又、これら各段の風割33,42,43の
後端面34,47,48は、共に後下りの傾斜として、
階段状に形成され、最下段の後端面48は一番受樋23
上にのぞませている。前記中段の風割42は、上下の風
割33,43よりも薄くし、この風割42の上板50は
上段の風割33の下板36に対する間隔が後端ほど狭く
なり、この上板50と下板36との間で形成される上部
主送風口51が、グレンシ−ブ31の前端部に向けて送
風するように構成される。
【0015】この中段の風割42の下板52の後端は後
端面47の傾斜の途中に交差して、後端部を下方へ屈折
する後端下面49を形成し、この下板52と下段の風割
43との間に形成される中部主送風口53の選別風をこ
の後端下面49に案内させて下側の後端面48に向けて
吹きつけて、この後端面48を流下される選別物を下方
へ流下させる。このため、この下段後端面48の傾斜角
を緩くし、長くして選別を良くすることができる。
【0016】図4において、上例と異なる点は、上段の
風割33を揺動させることによって、副送風口7から副
選別風路8へ流れる送風量を変化させて、チャフシ−ブ
2上面での揺動移送選別効果を高めるものである。揺動
選別棚3は、矢印Aのようにほぼチャフシ−ブ2の各傾
斜板29の傾斜方向に沿って上下揺動するが、この揺動
選別棚3と風割33との間をリンク54で連結して、こ
の風割33の上端部を支軸55として前端部45を上下
に揺動させる。この前端部45には左右両側部にガイド
ピン56が突出されていて、このガイドピン56を左右
の脱穀側板の案内溝57に案内させる。
【0017】揺動選別棚3が上方へ揺動したときは風割
33の前端部45は下動するため、副送風口7へ流れる
風量は多くなり、チャフシ−ブ2前部の間隔部40を吹
き上げられる風力は強くなり、選別を良くする。図5に
おいて、上例と異なる点は、前記唐箕4の副送風口7か
らの選別風の送風に代えて、揺動選別棚3のチャフシ−
ブ2前端下部にファン58を設け、揺動選別棚3と一体
的に前記のように揺動Aしながら、チャフシ−ブ2の前
部へ送風する。このファン58は電動モ−タで駆動する
構成として、揺動選別棚3の揺動による伝動機構の煩雑
化を防止している。このファン58の外気は移送板1と
唐箕4との間の間隔部59から吸引する。60は揺動選
別棚3を揺動する偏心軸、61は前部を支持案内するピ
ンガイドである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部の拡大側面図
【図2】側面図
【図3】平面図
【図4】一部別実施例を示す側面図
【図5】一部別実施例を示す側面図
【符号の説明】
2 チャフシ−ブ 3 揺動選別棚 4 唐箕 5 主送風口 6 主選別風路 7 副送風口 8 副選別風路 31 グレンシ−ブ 33 風割 42 風割 43 風割 47 後端面 49 後端下面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀物を受けて揺動移送しながら選別す
    る揺動選別棚3は、チャフシ−ブ2の下側にこのチャフ
    シ−ブ2から漏下される選別物を受けて揺動選別するグ
    レンシ−ブ31を有し、この揺動選別棚3の下側には、
    唐箕4から吹き出される選別風を該グレンシ−ブ31下
    側の主選別風路6へ案内する主送風口5と、該チャフシ
    −ブ2下側の副選別風路8へ案内する副送風口7とを設
    け、これら主送風口5から副送風口7に亘って上下三段
    の風割43,42,33を設け、このうち該グレンシ−
    ブ31へ向けて送風案内する中段の風割42は、上下方
    向の厚さを上下段の風割43,33よりも薄くし、唐箕
    4側の前端44を上下段の風割43,33の前端46,
    45よりも短かくし、グレンシ−ブ31側の後端面47
    を後下りに傾斜して、しかもこの後端下面49を後下り
    に屈折させてなる脱穀揺動選別装置。
JP13911994A 1994-06-21 1994-06-21 脱穀揺動選別装置 Expired - Lifetime JP3376699B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180271000A1 (en) * 2015-09-17 2018-09-20 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Filter removal method, filter mounting method, filter exchange method, filter exchange device and component mounting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180271000A1 (en) * 2015-09-17 2018-09-20 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Filter removal method, filter mounting method, filter exchange method, filter exchange device and component mounting device

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