JPH07111821A - 脱穀装置 - Google Patents
脱穀装置Info
- Publication number
- JPH07111821A JPH07111821A JP26053793A JP26053793A JPH07111821A JP H07111821 A JPH07111821 A JP H07111821A JP 26053793 A JP26053793 A JP 26053793A JP 26053793 A JP26053793 A JP 26053793A JP H07111821 A JPH07111821 A JP H07111821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocking
- wind
- straw
- selecting
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 扱室の下方に揺動選別ケースを設け、揺動選
別ケースの下方に１番物回収部と２番物回収部を設け、
揺動選別ケースと１番物及び２番物回収部の間に風選路
を形成した脱穀選別装置において、２番物に含まれる藁
屑をできるだけ揺動選別ケースに還元供給せずに選別部
から排出する。 【構成】 ２番物回収部１０の藁屑を風選路１２に吹き
上げるファン１３を設け、ファン１３により吹き上げら
れた藁屑を揺動選別ケース７の排藁排出用ラック１４側
に導く風向き変更用ガイド１５を、１番物回収部９への
流し板１６と２番物回収部１０への流し板１７との境界
付近に配置する。
別ケースの下方に１番物回収部と２番物回収部を設け、
揺動選別ケースと１番物及び２番物回収部の間に風選路
を形成した脱穀選別装置において、２番物に含まれる藁
屑をできるだけ揺動選別ケースに還元供給せずに選別部
から排出する。 【構成】 ２番物回収部１０の藁屑を風選路１２に吹き
上げるファン１３を設け、ファン１３により吹き上げら
れた藁屑を揺動選別ケース７の排藁排出用ラック１４側
に導く風向き変更用ガイド１５を、１番物回収部９への
流し板１６と２番物回収部１０への流し板１７との境界
付近に配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、扱室の下方に揺動選別
ケースを設け、揺動選別ケースの下方に１番物回収部と
２番物回収部を設け、揺動選別ケースと１番物及び２番
物回収部の間に風選路を形成した脱穀装置に関する。
ケースを設け、揺動選別ケースの下方に１番物回収部と
２番物回収部を設け、揺動選別ケースと１番物及び２番
物回収部の間に風選路を形成した脱穀装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、風選路から２番物回収部に落下し
た２番物の全量をそのまま、あるいは再処理処理して揺
動選別ケースの前部に還元供給するように構成してい
た。
た２番物の全量をそのまま、あるいは再処理処理して揺
動選別ケースの前部に還元供給するように構成してい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、２番物には藁
屑がかなり多く混入しており、その藁屑が揺動選別ケー
スに穀粒と共に還元供給されると揺動選別ケースでの選
別効率が低下しやすく、揺動選別効率向上の面から改良
の余地があった。本発明の目的は、２番物に含まれる藁
屑をできるだけ揺動選別ケースに還元供給せずに排出で
きるようにし、揺動選別効率を十分に向上できるように
する点にある。
屑がかなり多く混入しており、その藁屑が揺動選別ケー
スに穀粒と共に還元供給されると揺動選別ケースでの選
別効率が低下しやすく、揺動選別効率向上の面から改良
の余地があった。本発明の目的は、２番物に含まれる藁
屑をできるだけ揺動選別ケースに還元供給せずに排出で
きるようにし、揺動選別効率を十分に向上できるように
する点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、扱
室の下方に揺動選別ケースを設け、揺動選別ケースの下
方に１番物回収部と２番物回収部を設け、揺動選別ケー
スと１番物及び２番物回収部の間に風選路を形成した脱
穀装置において、２番物回収部の藁屑を風選路に吹き上
げるファンを設け、ファンにより吹き上げられた藁屑を
揺動選別ケースの排藁排出用ラック側に導く風向き変更
用ガイドを、１番物回収部への流し板と２番物回収部へ
の流し板との境界付近に配置したことにある。
室の下方に揺動選別ケースを設け、揺動選別ケースの下
方に１番物回収部と２番物回収部を設け、揺動選別ケー
スと１番物及び２番物回収部の間に風選路を形成した脱
穀装置において、２番物回収部の藁屑を風選路に吹き上
げるファンを設け、ファンにより吹き上げられた藁屑を
揺動選別ケースの排藁排出用ラック側に導く風向き変更
用ガイドを、１番物回収部への流し板と２番物回収部へ
の流し板との境界付近に配置したことにある。
【０００５】
【作用】つまり、ファンにより２番物回収部の藁屑を再
度風選路に吹き上げて、風向き変更用ガイドの作用で吹
き上げられた藁屑を揺動選別ケースの排藁排出用ラック
側に導き、排藁排出用ラックで藁屑を選別部から排出す
るのであり、従って、２番物に含まれる藁屑をできるだ
け揺動選別ケースに還元供給せずに選別部から排出し
て、揺動選別効率を十分に向上できる。
度風選路に吹き上げて、風向き変更用ガイドの作用で吹
き上げられた藁屑を揺動選別ケースの排藁排出用ラック
側に導き、排藁排出用ラックで藁屑を選別部から排出す
るのであり、従って、２番物に含まれる藁屑をできるだ
け揺動選別ケースに還元供給せずに選別部から排出し
て、揺動選別効率を十分に向上できる。
【０００６】
【発明の効果】その結果、２番物に含まれる藁屑の揺動
選別ケースへの還元供給を極力抑制できる、揺動選別効
率において一段と優れた脱穀装置を提供できるようにな
った。
選別ケースへの還元供給を極力抑制できる、揺動選別効
率において一段と優れた脱穀装置を提供できるようにな
った。
【０００７】
（実施例１）図１に自脱型コンバインに搭載される脱穀
装置１が示されている。扱室３内に扱胴４を前後方向の
軸芯周りで駆動回転自在に軸支し、図外左方の刈取部か
ら送られてきた横倒れ姿勢の刈取り穀稈を挟持搬送しな
がら扱室３に供給するフィードチェーン５を設け、扱室
３とその下方の選別部２の間に受網６を配置してある。
装置１が示されている。扱室３内に扱胴４を前後方向の
軸芯周りで駆動回転自在に軸支し、図外左方の刈取部か
ら送られてきた横倒れ姿勢の刈取り穀稈を挟持搬送しな
がら扱室３に供給するフィードチェーン５を設け、扱室
３とその下方の選別部２の間に受網６を配置してある。
【０００８】前記選別部２に、揺動選別ケース７、揺動
選別ケース７の下方に形成した風選路１２に選別風を送
る風選用唐箕８、１番物回収部９、２番物回収部１０、
排風機１１などを設け、受網６から漏下した処理物およ
び扱室３の後部から排出されてきた処理物を揺動選別ケ
ース７により後方に揺動搬送しながら篩い選別および風
選別処理し、単粒化した穀粒を１番物回収部９から図示
しないグレンタンクに送るように構成し、選別不十分な
２番物を２番物回収部１０から還元装置１０ａを介して
揺動選別ケース７の前部に戻すように構成してある。
選別ケース７の下方に形成した風選路１２に選別風を送
る風選用唐箕８、１番物回収部９、２番物回収部１０、
排風機１１などを設け、受網６から漏下した処理物およ
び扱室３の後部から排出されてきた処理物を揺動選別ケ
ース７により後方に揺動搬送しながら篩い選別および風
選別処理し、単粒化した穀粒を１番物回収部９から図示
しないグレンタンクに送るように構成し、選別不十分な
２番物を２番物回収部１０から還元装置１０ａを介して
揺動選別ケース７の前部に戻すように構成してある。
【０００９】２番物回収部１０の後方箇所に２番物回収
部１０の藁屑を風選路１２に吹き上げるファン１３を設
け、ファン１３により吹き上げられた藁屑を揺動選別ケ
ース７の排藁排出用ラック１４側に導く風向き変更用ガ
イド１５を、１番物回収部９への流し板１６と２番物回
収部 １０への流し板１７との境界付近に配置してあ
る。つまり、ファン１３により２番物回収部１０の藁屑
を再度風選路１２に吹き上げて、風向き変更用ガイド１
５の作用で吹き上げられた藁屑を排藁排出用ラック１４
側に導き、排藁排出用ラック１４で藁屑を選別部２から
排出するように構成し、２番物に含まれる藁屑をできる
だけ揺動選別ケース７に還元供給せずに選別部２から排
出して、揺動選別効率を向上するようにしてある。
部１０の藁屑を風選路１２に吹き上げるファン１３を設
け、ファン１３により吹き上げられた藁屑を揺動選別ケ
ース７の排藁排出用ラック１４側に導く風向き変更用ガ
イド１５を、１番物回収部９への流し板１６と２番物回
収部 １０への流し板１７との境界付近に配置してあ
る。つまり、ファン１３により２番物回収部１０の藁屑
を再度風選路１２に吹き上げて、風向き変更用ガイド１
５の作用で吹き上げられた藁屑を排藁排出用ラック１４
側に導き、排藁排出用ラック１４で藁屑を選別部２から
排出するように構成し、２番物に含まれる藁屑をできる
だけ揺動選別ケース７に還元供給せずに選別部２から排
出して、揺動選別効率を向上するようにしてある。
【００１０】（実施例２）図２に示すように、実施例１
と同様の脱穀装置１において、ファン１３により吹き上
げられた藁屑を揺動選別ケース７の排藁排出用ラック１
４側に導く風向き変更用ガイド１５を、支軸１８周りで
の揺動により角度変更自在に取付け、揺動選別ケース７
のチャフシーブ１９においてチャフプレート１９ａを傾
斜角変更自在に取付け、チャフシーブ１９上の処理物量
を検出するセンサー２０を設け、センサー２０からの情
報に基づいてチャフプレート１９ａの傾斜角及び風向き
変更用ガイド１５の角度を自動調節する制御手段２１を
設けてある。つまり、チャフシーブ１９上の処理物量が
多いとチャフプレート１９ａを起立勝手に、かつ、風向
き変更用ガイド１５を倒れ勝手にし、チャフシーブ１９
から処理物が落ちやすくするとともに、２番物に含まれ
る藁屑を排藁排出用ラック１４に近い方向に向かわせる
ように構成してある。逆に、チャフシーブ１９上の処理
物量が少ないとチャフプレート１９ａを倒れ勝手に、か
つ、風向き変更用ガイド１５を起立勝手にし、チャフシ
ーブ１９から藁屑が落ちにくくするとともに、２番物に
含まれる藁屑を排藁排出用ラック１４から離れた方向に
向かわせるように構成してある。
と同様の脱穀装置１において、ファン１３により吹き上
げられた藁屑を揺動選別ケース７の排藁排出用ラック１
４側に導く風向き変更用ガイド１５を、支軸１８周りで
の揺動により角度変更自在に取付け、揺動選別ケース７
のチャフシーブ１９においてチャフプレート１９ａを傾
斜角変更自在に取付け、チャフシーブ１９上の処理物量
を検出するセンサー２０を設け、センサー２０からの情
報に基づいてチャフプレート１９ａの傾斜角及び風向き
変更用ガイド１５の角度を自動調節する制御手段２１を
設けてある。つまり、チャフシーブ１９上の処理物量が
多いとチャフプレート１９ａを起立勝手に、かつ、風向
き変更用ガイド１５を倒れ勝手にし、チャフシーブ１９
から処理物が落ちやすくするとともに、２番物に含まれ
る藁屑を排藁排出用ラック１４に近い方向に向かわせる
ように構成してある。逆に、チャフシーブ１９上の処理
物量が少ないとチャフプレート１９ａを倒れ勝手に、か
つ、風向き変更用ガイド１５を起立勝手にし、チャフシ
ーブ１９から藁屑が落ちにくくするとともに、２番物に
含まれる藁屑を排藁排出用ラック１４から離れた方向に
向かわせるように構成してある。
【００１１】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例１の脱穀装置を示す縦断側面図
【図２】実施例２の要部縦断側面図
３ 扱室 ７ 揺動選別ケース ９ １番物回収部 １０ ２番物回収部 １２ 風選路 １３ ファン １４ 排藁排出用ラック １５ 風向き変更用ガイド １６ 流し板 １７ 流し板
Claims (1)
- 【請求項１】 扱室（３）の下方に揺動選別ケース
（７）を設け、前記揺動選別ケース（７）の下方に１番
物回収部（９）と２番物回収部（１０）を設け、前記揺
動選別ケース（７）と前記１番物及び２番物回収部
（９），（１０）の間に風選路（１２）を形成した脱穀
装置であって、 前記２番物回収部（１０）の藁屑を前記風選路（１２）
に吹き上げるファン（１３）を設け、前記ファン（１
３）により吹き上げられた藁屑を前記揺動選別ケース
（７）の排藁排出用ラック（１４）側に導く風向き変更
用ガイド（１５）を、前記１番物回収部（９）への流し
板（１６）と前記２番物回収部（１０）への流し板（１
７）との境界付近に配置してある脱穀装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26053793A JPH07111821A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26053793A JPH07111821A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 脱穀装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07111821A true JPH07111821A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17349345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26053793A Pending JPH07111821A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 脱穀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07111821A (ja) |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP26053793A patent/JPH07111821A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7110043B2 (ja) | 脱穀装置 | |
| JPH07111821A (ja) | 脱穀装置 | |
| JP2006014708A (ja) | 全稈投入型脱穀機 | |
| JP3730408B2 (ja) | コンバインの二番物処理構成 | |
| JP4590612B2 (ja) | コンバインの選別装置 | |
| JP2020065497A (ja) | コンバインの脱穀選別装置 | |
| JP4116417B2 (ja) | コンバインなどの脱穀選別装置における選別部構造 | |
| JP2007020419A (ja) | 脱穀装置の選別構造 | |
| JP2867070B2 (ja) | 脱穀機における排塵物処理装置 | |
| JP3433541B2 (ja) | 脱穀装置 | |
| JP2002027823A (ja) | 脱穀揺動選別装置 | |
| JP2008289455A (ja) | コンバイン | |
| JP2005229830A (ja) | 脱穀装置 | |
| JP3376699B2 (ja) | 脱穀揺動選別装置 | |
| JP2512821Y2 (ja) | 脱穀機における圧風ファン | |
| JP2740646B2 (ja) | 脱穀機の選別装置 | |
| JP2005253316A (ja) | 脱穀部の揺動選別棚 | |
| JP5204012B2 (ja) | コンバイン | |
| JPH07115839A (ja) | 脱穀装置 | |
| JPH07123849A (ja) | コンバインの唐箕構造 | |
| JPH1175510A (ja) | コンバインの揺動本体 | |
| JP2006246718A (ja) | 脱穀装置 | |
| JP2003284424A (ja) | 脱穀装置の選別制御構造 | |
| JP2002000051A (ja) | 脱穀揺動選別装置 | |
| JPH08172885A (ja) | 脱穀揺動選別装置 |