JPH0858012A - 易剥離性積層フイルム - Google Patents
易剥離性積層フイルムInfo
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- JPH0858012A JPH0858012A JP21670894A JP21670894A JPH0858012A JP H0858012 A JPH0858012 A JP H0858012A JP 21670894 A JP21670894 A JP 21670894A JP 21670894 A JP21670894 A JP 21670894A JP H0858012 A JPH0858012 A JP H0858012A
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Abstract
面上に筆記ができるようにする。 【構成】 アセテート系樹脂フイルムからなる基材3の
両面に接着層4a,4bを有する積層フイルムであっ
て、基材3と各接着層4a,4bとの接着強度が、一方
の接着層4aにおいては23℃の温度で200g/5cm 幅未満
であり、また他方の接着層4bにおいては23℃の温度で
200g/5cm 幅以上を有し、前記基材3は接着強度が23℃
で200g/5cm 幅未満である接着層4aと接する側の面の
平均粗さ(Ra)が0.1 〜2.0 μm である。
Description
達情報を隠蔽し、秘密を保護すると共に、改ざんを防止
したり、往復葉書として使用する通信葉書の介在シート
やラベルに用いられる易剥離性積層フイルムに関するも
のである。
の介在シートやラベル等に関しては、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリプロピレン、ナイロン6等の高融点樹
脂を基材とした透明なフイルムの片面に、これよりも低
い融点を有し、これら樹脂とは相溶性の乏しい透明なポ
リエチレン接着フイルムを熱融着(擬似接着)したラミ
ネートフイルムの表裏両面に、エチレン−酢酸ビニル共
重合体や、エチレン−アクリル酸共重合体等の感熱性接
着樹脂のフイルム層が設けられた四層の介在シ−トを、
折り返しされた印刷通信用紙の相対する内面間に挿入
し、熱ロール等で圧着して封をした隠蔽用通信用紙(葉
書)等が提案されている(実開昭62−9280号公報、特開
平1 −214484号公報)。
接着面を引き剥がすと、高融点樹脂フイルムの基材と低
融点ポリエチレンフイルムの界面から分かれ、しかも両
フイルムが透明であるので、封書、葉書の相対する面の
両者に記載された文字が読める仕組となっている。
ウム蒸着、またはアルミニウム箔を接着した隠蔽力のあ
るカバーシートに、前記の四層等の透明な積層フイルム
よりなるシートを熱貼合してなる複合ラベルを、葉書等
の隠蔽情報箇所に熱圧着、または粘着剤等で張り合わ
せ、伝達情報を隠蔽した通信物等も提案されている(実
開平1 −153264号公報、特開平3 −138138号公報)。
ートや複合ラベル等の高融点樹脂透明フイルム基材と低
融点のポリエチレンフイルムの擬似接着箇所は、隠蔽用
通信紙の受取人が隠蔽部分を剥離し、中に記載された情
報を読み取った後、アンケート箇所に鉛筆やボールペン
で筆記することができず、油性インクペンでしか筆記が
できなかった。また、ポリエチレンテレフタレートやポ
リプロピレン、或いはナイロン6等の二軸延伸フイルム
を基材として用いた複合ラベルは、延伸フイルムの強度
が強いため、簡単に手で介在シートの切断ができないの
で、複合ラベルの剥離部分をミシン目加工して剥離し易
くすることが必要であった。更にまた、介在シートや複
合ラベルは、積層数が多いことから、透明性が悪かった
り、製造費用も高くなる等の問題があった。
介在シート及び複合ラベルに係る従来技術における上述
の問題点を解決すべくなされたものであり、その目的は
アンケート形式のシークレット葉書を受け取った受信者
が、返信用紙に鉛筆やボールペンで筆記応答ができた
り、返信文や絵等を書くことができる、また、介在シー
トの剥離箇所にミシン目を必要としなくても縦横に自由
に剥離や切断ができる易剥離性積層フイルムを提供する
ことにある。
に、本発明の特徴とする易剥離性積層フイルムは、アセ
テート系樹脂フイルムからなる基材の両面に接着層を有
する積層フイルムであって、前記基材と各接着層との接
着強度が、一方の接着層においては23℃200g/5cm幅未
満であり、また他方の接着層においては23℃で200g/5
cm幅以上を有し、前記基材は接着強度が23℃で200g/5
cm幅未満である接着層と接する側の面の平均粗さ(Ra)
が0.1 〜2.0 μmであるように構成されている。
の基材両面に接着層を有する積層フイルムを、隠蔽情報
が記載された2重折り以上の通信紙の内面、又は葉書面
にラベルとして貼り合わせた通信用葉書は、基材との接
着強度が低い方の接着層(擬似接着層)であるアセテー
ト系樹脂フイルムの基材の界面で剥離展開され、アセテ
ートフイルムや接着層を通して隠蔽情報を読み取ること
ができる。また、剥離展開されたアセテート系樹脂フイ
ルム面には、鉛筆やボールペン等で筆記が可能であるた
め、アセテート系樹脂フイルムと接着層で覆われたアン
ケート等に筆記応答ができ、返信用葉書としても活用で
きる。
ものは、葉書を受け取った人が見たい部分だけの隠蔽箇
所を剥がした後、残りラベルを途中から簡単に手で破る
ことができる。更に、隠蔽情報が透明なアセーテート系
樹脂フイルムや接着層等のフイルムにより保護されるこ
とから、外部からの摩擦、汚染、水分等の影響も防止で
きるものである。
面を参照しながら説明する。図1において、1は折り畳
み可能な通信用紙であって、通信事項が印刷又は筆記さ
れている面を内側にして折り畳んだ間に易剥離性積層フ
イルム2を挾んだ状態が示されている。この易剥離性積
層フイルム2は、図2に示すようにアセテート系樹脂フ
イルムからなる基材3の両面に接着層4a,4bを有す
る積層フイルムである。
接着強度が、一方の接着層4aにおいては23℃で200g/
5cm幅未満であり、また他方の接着層4bにおいては23
℃の温度で200g/5cm幅以上を有し、基材3は接着強度
が23℃の温度で200g/5cm幅未満である接着層4aと接
する側の面の平均粗さ(Ra)が0.1 〜2.0 μmである。
図2は通信用紙1,1の間に加熱加圧接着されている易
剥離性積層フイルム2から一方の接着層4a側が一部剥
離されている状態である。
をラベル的に用いた例を図3〜図4により説明する。ア
セテート系樹脂フイルムからなる基材3の一面側に不透
明のパルプ抄造紙5を上述の接着層4aで貼り合わせた
ラベル6を、通常葉書以下の寸法で通常の葉書11の秘
密情報箇所を隠蔽して、加熱加圧して擬似接着したもの
である。この葉書を受け取った人は、本人が見たい部分
だけの隠蔽箇所を葉書11から剥がした後、残りラベル
6を途中から簡単に破ることができる。なお、このラベ
ル6の表面には文字や印刷、或いは表やグラフ等が印刷
されてもよい。このように基材3と一方の接着層4aと
の接着強度が200g/5cm幅未満と弱いため、その界面が
擬似接着界面となり、該界面から剥離できるものであ
る。
脂フイルムとは、セルローズ誘導体のフイルム、例えば
アセチルセルローズ、アセチルプロピオニルセルロー
ズ、アセチルブチルセルローズフイルムであって、その
平均粗さ(Ra;JIS B0601 )は0.1 〜2.0 μmが好まし
い。平均粗さが0.1 μm未満になると鉛筆やボールペン
等による筆記ができなくなる。特に好ましい平均粗さ
は、0.2 〜1.2 μmである。このアセテート系樹脂フイ
ルムは、着色が施してあってもよく、印刷紙に印刷した
文字等が確認できたり、鉛筆やボールペンで筆記できる
範囲であれば特に制限はない。また、アセテート系樹脂
フイルムの厚さは、通常6 〜100 μm、好ましくは10〜
50μmの範囲である。
ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−アクリル酸メチル共重合体、サーリン等をアセテー
ト系樹脂フイルム基材上に溶融押出しラミネートした
り、アクリル系樹脂溶液或いはポリ酢酸ビニルエマルジ
ョンを塗布乾燥することにより形成される。
着強度は23℃の温度で200g/5cm幅未満のものが必須で
あり、200g/5cm幅以上の接着強度となると、アセテー
ト系樹脂フイルムからなる基材3と接着層4aとの接着
部分の接着強度が通信用紙1と接着層4bの接着強度よ
りも強くなり、剥離するときに通信用紙自体の紙間破断
が生じ、通信用紙に記載された情報を読み取ることが不
可能になったり、或いは通信用紙と接着層4aとの界面
に剥離が生じ情報を確実に読み取ることができなくな
る。本発明において、基材3と接着層4aとの23℃の温
度における更に好ましい接着強度は5 〜100g/5cm幅で
あり、また、その厚さは3 〜50μmが好ましい。
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共
重合体の押出しフイルム、またはポリエーテルポリオー
ル・ポリイソシアネート、ポリエステルポリオール・ポ
リイソシアネート、無水マレイン酸グラフトエチレン−
酢酸ビニル共重合体、アルキルチタネート、ポリエチレ
ンイミン、ポリアミンポリアミドのエピクロルヒドリン
付加物等のプライマーを塗布、乾燥したものが挙げられ
る。また、基材3と接着層4bとの積層物の接着層4b
面に上述の接着層4aを更にラミネートしてもよい。
接着強度が23℃において200g/5cm幅以上のもの、好ま
しくは300 〜1000/5cm幅であるものを選ぶ。接着層4
bの厚さは1 〜50μmが好ましい。また、接着層4a,
4bには通常の添加剤及び補助剤、例えば潤滑剤、ブロ
ッキング防止剤、及び静電気防止剤を通常量含んでもよ
く、更に、接着層の表面に凹凸形状を付与し、耐ブロッ
キング、滑り性向上を図ってもよい。そして、接着層と
通信用紙面等の接着性を向上させるため、例えば、酸化
処理(コロナ処理やオゾン処理等)等を施してもよい。
えば、パルプ抄造紙、ピグメント塗工紙、サイズプレス
加工紙、ポリエチレンラミネート紙等の他、合成紙、金
属箔、金属蒸着フイルムやこれらの積層体等から作られ
たものであって、両通信用紙1,1の外面に受取人や差
出人の住所、氏名(名称)等が記載され、両用紙の内面
には隠蔽用の通信文等が印刷でき、しかも手で容易に切
断できるものであれば特に制限はない。
信用紙1の内面、或いは葉書11面にラベル6として貼
り合わせる方法としては、熱風や熱ロール等で接着層4
a,4bを加熱し、一定のロール間隔、圧力負荷を備え
た加熱加圧ロールで圧着させて行なう。また、本易剥離
性積層フイルムが用いられるラベルにおいては、例えば
葉書11の端縁の内側2 〜5mm 内に、ラベル6のパルプ
抄造紙5の擬似接着部分に達する深さまでミシン目、又
はスリット12等を設け(図3を参照)、図4に示すよ
うに擬似接着部分7が容易に剥離できるようにしてもよ
い。
より具体的に説明する。
%のエチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂〔三菱油化株式
会社製の三菱EVA V301S(商品名)、融点96℃〕を、口
径が90mmφの押出機を用いて樹脂温度240 ℃で溶融混練
し、次いで、Tダイより幅1000mm、肉厚15μmでフイル
ム状に溶融押し出しした。
り厚さ20μmのアセテート系樹脂フイルム〔コートルズ
(株)製:Clarifoil 20MaTT/POLL(商品名);両面の
表面粗さは0.08μmと0.48μm〕を繰出し、この片面の
平均粗さが0.08μm面にイソシアネート系アンカーコー
ト剤〔日ソー社製のチタボンドT−120(商品名)〕を5g
/m2の量塗布し乾燥した。次いで、このアセテート系樹
脂フイルムのアンカーコート剤塗布面と、上記溶融押出
したエチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂フイルムの片面
を接着面とし、圧着ロールと冷却ロールに導いて圧着ラ
ミネートした。
ルムの反対面のアセテート系樹脂フイルム面(平均粗さ
が0.48μm)に、口径が65mmφの押出機でMFR が15g /
10分、酢酸ビニルの含有量が14重量%のエチレン・酢酸
ビニル共重合体樹脂(三菱油化株式会社製の三菱EVA V3
01S −商品名、融点96℃)を、樹脂温度240 ℃で溶融混
練し、次いで、T ダイより幅1000mm、肉厚15μmでフイ
ルム状に溶融押出し、上記溶融押出フイルムの片面を接
着面として、圧着ロールと冷却ロールに導いて圧着ラミ
ネートし、EVA 層15μm/AC剤層5 μm/アセテート系
樹脂フイルム層20μm/EVA 層15μmの積層フイルム
(易剥離性積層フイルム)を得た。
が施された上質紙(坪量157g/m2)でできた二つ折りの
通信紙に挾み込み、加熱温度125 ℃、回転速度3m/分の
圧着ロール間に投入し、通信紙と両接着層を接着させて
通信用葉書を得た。得られた通信用葉書を幅5cmにカッ
トし、アセテート系樹脂フイルムの基材と両接着層面と
の間、及び両接着層と上質紙との接着強度や擬似接着
性、鉛筆の筆記性やカット性を評価し、結果を後記の表
に示した。
セン化合物を触媒として重合されたポリエチレン樹脂
〔密度0.905g/cm3 、MFR11g/10分、三菱油化株式会社
製ユカロン57L (商品名)〕またはエチレン−アクリル
酸共重合体樹脂(EAA )〔アクリル酸含有量7 重量%、
MFR7g /10分、三菱油化株式会社製EAA A201M (商品
名)〕を、それぞれ口径が90mmφの押出機に設定したT
ダイから樹脂温度280 ℃、幅1000mm、肉厚15μmでフイ
ルム状に溶融押出した積層樹脂フイルムを易剥離性積層
フイルムとして用いる他は、実施例1と同様にして通信
用葉書を得、該実施例1と同様に評価した結果を後記の
表に示す。
合体のトルエン溶液よりなるコーテング剤〔東洋モート
ン株式会社製アドコード33G −1A〕を乾燥後の厚さが5
μmになる割合で塗布乾燥して形成させた接着層である
以外は実施例1と同様にして通信用葉書を得、該実施例
1と同様に評価した結果を後記の表に示す。
20μm)を用いた他は実施例1と同様にして通信用葉書
を得、該実施例1と同様に評価した結果を後記の表に示
す。
0.08μmのアセテート系樹脂フイルムの面に実施例1の
EVA 樹脂(厚み15μm)を一方の接着層として溶融押し
出ししながら、サンド繰り出し部より上質紙(坪量約50
g /m2)を繰出し、冷却ロールと圧着ゴムロールでアセ
テート系樹脂フイルム(20μm)/アンカーコート剤層
(5 μm)/EVA 樹脂層(15μm)/上質紙(68μm)
の順に積層されたラミネートフイルムを得た。
が0.48μmのアセテート系樹脂フイルム面に他方の接着
層として実施例1のEVA 樹脂を樹脂温度240 ℃で溶融押
し出しラミネートして、EVA 樹脂層(15μm)/アセテ
ート系樹脂フイルム(20μm)/アンカーコート剤層
(5 μm)/EVA 樹脂層(15μm)/上質紙(68μm)
からなる積層ラベル(易剥離性積層フイルム)を得た。
この積層ラベルを印刷された葉書の裏面に重ね合わせ、
実施例1と同様に評価し、結果を後記の表に示した。
樹脂フイルム面にアンカーコート剤を用いないでEVA 樹
脂を一方の接着層として形成した他は、実施例1と同様
にして積層フイルムを得た。そして、実施例1と同様に
して通信用葉書を得、該実施例1と同様に評価した結果
を後記の表に示す。
テレフタレートフイルム〔厚さ16μm、三菱油化株式会
社製ダイヤホイル(商品名)〕または発泡ポリプロピレ
ンフイルム〔厚さ100 μm、三井東圧株式会社製サニパ
ール(商品名)〕を用いた他は、実施例1と同様にして
通信用葉書を得、実施例1と同様に評価した結果を後記
表に示す。
片面に、厚さが20μmの低密度ポリエチレン樹脂(融点
108 ℃)を一方の接着層として温度280 ℃または315 ℃
でそれぞれラミネートした。次に、上記ラミネートフイ
ルムの両面に実施例1で用いたEVA 樹脂(厚さ15μm)
を他方の接着層として温度240 ℃で溶融押し出し、ラミ
ネートして積層フイルムを得た。
を得、該実施例1と同様に評価した結果を後記の表に示
す。なお、本積層フイルムはカールが発生し、二つ折り
の通信紙内面に挿入して加熱ロールを通したら、積層フ
イルムが折れ曲がった状態で一部熱接着されていた。因
みに、他の比較例及び上述の各実施例のものにおいては
カールが発生していない。
得られた通信用葉書やラベルを5cm幅にカットし、テン
シロンDCS 2000(商品名)により前もって一部剥離させ
た部分を株式会社島津製作所製のチャックに取付け、30
0mm /分の引張りスピードで90°剥離の値を示した。擬
似接着性については、A層とB層との手による引き剥が
し性を23℃で次の基準により評価した。○は良好。△は
剥離が重い。×は剥離しない。
セテート系樹脂フイルム面に鉛筆で文字を描き、次の基
準により評価した。○は文字がきれいに描ける。△は文
字が薄く、しかも傷が残存する。×は文字が描けない。
の基準により評価した。○は良好。△は一部文字が浮い
ている。×は確認できない。
得た通信用葉書やラベルの縦、横方向を手で引き裂いた
ときの状況を次の基準により評価した。○は縦、横とも
同じ力で簡単に切れる。△は縦、横との切れ性が異な
る。×は縦、横ともなかなか切れない。
着層の界面を剥離した後のアンケート等の透視できる印
刷文上に、鉛筆やボールペン等で回答や文章等の筆記が
可能であり、しかも、印刷面の光沢が優れることから、
文字や図柄が鮮明である。また、複合ラベル等は、任意
方向に剥離切断が可能であり、情報を提供する側や受け
取る側での剥離箇所が自由に選択できる。
積層フイルムを挿入した実施例を示す斜視図である。
剥離した状態の部分断面図である。
構成し葉書に擬似接着した実施例を示すもので、一部が
剥がされている斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 アセテート系樹脂フイルムからなる基材
の両面に接着層を有する積層フイルムであって、前記基
材と各接着層との接着強度が、一方の接着層においては
23℃で200g/5cm幅未満であり、また他方の接着層にお
いては23℃で200g/5cm幅以上を有し、前記基材は接着
強度が23℃で200g/5cm幅未満である接着層と接する側
の面の平均粗さ(Ra)が0.1 〜2.0 μmであることを特
徴とする易剥離性積層フイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21670894A JP3374203B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 易剥離性積層フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21670894A JP3374203B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 易剥離性積層フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0858012A true JPH0858012A (ja) | 1996-03-05 |
JP3374203B2 JP3374203B2 (ja) | 2003-02-04 |
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ID=16692680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21670894A Expired - Fee Related JP3374203B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 易剥離性積層フイルム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3374203B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015208930A (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-24 | トッパン・フォームズ株式会社 | 再剥離性重ね合わせシート |
WO2018051984A1 (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 日本ゼオン株式会社 | 積層シートとその製造方法 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP21670894A patent/JP3374203B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2018051984A1 (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 日本ゼオン株式会社 | 積層シートとその製造方法 |
JPWO2018051984A1 (ja) * | 2016-09-16 | 2019-06-27 | 日本ゼオン株式会社 | 積層シートとその製造方法 |
US11124679B2 (en) | 2016-09-16 | 2021-09-21 | Zeon Corporation | Laminated sheet and method for producing the same |
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---|---|
JP3374203B2 (ja) | 2003-02-04 |
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