JP4035124B2 - 熱転写受像シート - Google Patents

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Description

熱転写シートと重ね合わせて使用される熱転写受像シートに関する。
熱転写受像シートにおいては、表面に熱転写シートからの染料等を受容する染料受容層を設けると同時に、その裏面には、プリンターにおける自動給排紙などの搬送性をよくする等のため裏面層を設ける構成とすることがよく行われている。
予め所定のサイズにカットされた受像シートを装着してプリントする方式のプリンターでは、受容層と裏面層の間(受像シート間)の摩擦係数が高いとプリンター内での搬送トラブル(重送)の原因となる。また、このようなトラブルは特に低温環境下で発生しやすい。
この不具合を解決するために、受像シートの受容層面に各種シリコーンを添加し摩擦係数を下げ滑り性をもたせる方法が提案されている。熱転写受像シートを製造する際、工程上受容層を塗工した後ジャンボロール状態で受像シートが滞留することがある。この時、受容層面と裏面は重ね合わさった状態にあり、受容層中に滑り剤として添加したシリコーンが裏面に移ってしまうという不具合が生じ、搬送トラブル(重送)の解決が損なわれることになる。
受像シートは、証明写真やポストカードなどに用いられる場合があり、このような場合、裏面に対する切手接着性やのり接着性などの性能を持たせる必要がある。また、各種ペンによる筆記性も必要な場合がある。これら切手接着性やのり接着性、筆記性を出すためにシリカ等のフィラーを添加することが行われている(例えば、特許文献1)。しかしながら裏面にこのようなシリカを存在させた場合、上記した受容層中のシリコーンの裏面への移行の問題がより顕著になる傾向がある。
特開平09−175048号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、ジャンボロール状態で滞留していてもシリコーンの裏移りが抑制され、重送の不具合が生じず、かつ切手接着性及びのり接着性、筆記性にも優れた熱転写受像シートを提供することを目的とする。
本発明は、基材シートの一方の面に染料受容層を設け、もう一方の面に裏面層を設けてなる熱転写受像シートであって、該裏面層がアミノ酸系粉体を含有することを特徴とする熱転写受像シートを提供する。
本発明の熱転写受像シートは、図1に示したように、基材シート1の一方の面に染料受容層3が設けられ、もう一方の面に裏面層2が設けられた構成を有している。
(基材シート)
基材シートは、染料受容層3および裏面層2を保持するとともに、熱転写時には熱が加えられるため、加熱された状態でも取り扱い上、支障がない程度の機械的強度を有することが好ましい。また、受像シートを絵ハガキ等として利用する場合には、それに適する剛性を有することも必要である。従って、このような性能を有するものであれば特に限定されず、例えば、上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、ポストカード紙などの紙や、合成樹脂又はエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙などのほか、各種プラスチックラミネート紙、ポリオレフィン系、或いはポリスチレン系などの合成紙、更には、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、セルロース誘導体、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ナイロン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリビニルフルオライド、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリビニリデンフルオライドなど各種プラスチックのフィルム又はシートが使用でき、また、これらのプラスチックに白色顔料や、充填剤、非相溶な樹脂を加えて成膜した白色不透明のフィルム、多孔質フィルム、或いは、発泡させた発泡シートなども使用できる。
また、上記基材シートの任意の組み合わせによる積層体も使用できる。代表的な積層体の組み合わせ例として、セルロース繊維紙と合成紙の積層体、或いは、セルロース繊維紙とプラスチックフィルム又はシートとの積層体、或いは、異なる種類またはグレードのプラスチックフィルムまたはシートの積層体などが挙げられる。このような積層体は2層体でもよいが、基材の風合いや質感を出すために、芯材としてコート紙や白色または透明プラスチックフィルムを用い、その両面に白色または透明樹脂フィルム、多孔質フィルム、合成紙や発泡プラスチックフィルムを貼合した3層体もしくは3層以上の積層体も使用できる。これらの基材シートの厚さは、特に限定はされないが、通常、100μm以上、好ましくは150〜350μm程度の厚さが適当である。また、上記のような基材シートは、その表面に形成する層との密着力が乏しい場合には、その表面にコロナ放電処理やプラズマ処理、或いは各種プライマーコートなどを施すことができる。
(染料受容層)
本発明の熱転写受像シートにおいて、基材シートの一方の面に形成される染料受容層3は、熱転写シートから移行してくる昇華性染料などの色材を受容し、形成された画像を維持するためのもので、染料染着性のある樹脂を主成分とする昇華型熱転写などの熱転写方式の染料受容層に使用されている公知のものはいずれも使用できる。只、熱転写シートとの熱融着を防ぐ程度の離型性を有することも必要であり、染料透過性の離型剤を含有させたり、受容層の上に離型層を設けることもできる。この他、顔料等の各種添加剤を添加してもよい。尚、染料受容層の塗布量は、通常、固形分で2.0〜5.0g/m程度の範囲が適当である。また、染料受容層と基材シートとの間には、少なくとも一層以上の中間層を設けても良い。中間層は、接着層(プライマー層)、白色付与層、バリアー層、UV(紫外線)吸収層、発泡層、帯電防止層など、受容層と基材シートとの間に設ける層全てを意味し、公知のものは、必要に応じていずれも使用できる。
(裏面層)
本発明の熱転写受像シートにおいて、基材シートの他方の面に形成される裏面層は、アミノ酸系粉体を含有する。係る粉体を含ませることにより受像シートのプリンタ内の重送トラブルを有効に防止できるとともに、切手接着性及びのり接着性、筆記性にも優れた受像紙とすることができる。
アミノ酸系粉体は、L−リジンと長鎖アルキル酸より得られる下記化学構造式(I):
Figure 0004035124
を有する粉体を意味している。式中、RはC11〜C17の直鎖アルキル基を表している。好ましいアミノ酸系粉体は、下記化学構造式(II)を有するNε−ラウロイル−L−リジンからなる平板状粉体である。
Figure 0004035124
アミノ酸系粉体は、長鎖アルキル酸とL−リジンから得られたリジンのアルキル酸塩を流動パラフィンやキシレンなどの非極性溶媒中で加熱することによりより得られる。また、Nε−ラウロイル−L−リジン粉体は、アミホープLL(商標名)として(株)味の素タカラコーポレーションから入手可能である。
アミノ酸系粉体は、平均粒径10〜20μmの粉体を使用するようにし、バインダー樹脂中に分散した状態で裏面層中に存在する。
アミノ酸系粉体は、バインダー樹脂に対して25〜200重量%、好ましくは50〜150重量%の量で使用するようにする。その量が多すぎると成膜性や接着性が不充分となる問題が生じ、少なすぎると所望の摩擦係数を得ることができず本発明の目的を達成できない、また、裏面離型性が得られない等の問題が生じる。なお裏面離型性とはユーザーがプリンターに受像シートを表裏間違えて入れプリントした時に、熱転写シートと受像シートの裏面層が融着せずにプリンターから排出されるために必要な性能である。
裏面層を構成するバインダー樹脂としては、各種公知の熱可塑性樹脂を使用することができるが、染料などによる裏面の耐汚染性、筆記性、成膜性等の観点から、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、アクリル酸エステル系樹脂、ポリビニルピロリドン、あるいはそれらの混合樹脂等を用いることが好ましい。
裏面層には、所望により公知の各種有機あるいは無機のフィラーを含ませてもよい。フィラーを添加する場合は、本発明の効果を損なう恐れが低い、ナイロンフィラー、アクリルフィラー等の有機フィラーを使用することが好ましく、使用量はバインダー樹脂に対して100重量%程度以下の量とするようにする。
以上のような裏面層は、その性能を充分に発揮させるために、塗布量を固形分で0.5〜5.0g/mとすることが好ましい。塗布量が0.5g/m未満の場合は、筆記性、接着性が不十分となり、また、アミノ酸粉体も不足するため、本発明の目的を充分に達成し得ない。また、5g/mを超える塗布量は、その必要性がなく、逆に、材料および加工コストも上昇するため好ましくない。
上記裏面層は、基材シート上に直接設けてもよいが、裏面層の基材シートに対する接着性が不足する場合には、両者の間に、基材シートと裏面層の両方に対して接着性のよい樹脂を主成分とする中間層(プライマー層)を設けてもよく、中間層には、必要に応じて酸化チタン、炭酸カルシウム、蛍光増白剤などの白色、或いは、その他の顔料など添加剤を添加することもできる。
以上のような材料で構成される熱転写受像シートの各層は、通常、基材シートに対して、前記各層の材料を溶媒に溶解、或いは、分散し、塗布液とした上でグラビアコート、ロールコート、ブレードコート、ナイフコート、マイクロバーコート、ワイヤーバーコート、スプレーコート等の方法で、それぞれ必要量を塗布、乾燥することにより形成できる。塗布方法自体は特に限定されず、それぞれ適する方法を自由に選択してよい。
以下に実施例および比較例を挙げて本発明を詳細に説明する。
実施例1
基材シートとして、コート紙(王子製紙(株)製OKトップコート;127.9g/m)の表裏に厚さ50μmの白色PET(東レ(株)製ルミラーE63S)をウレタン系接着剤(三井武田ケミカル(株)製タケラックA−969V/タケネートA−5=3/1、塗布量:4g/m(乾燥後))で貼合した基材を用いた。該基材シートの一方の面に下記組成の染料受容層用塗布液をバーコーターにより、塗布量3.0g/m(乾燥後)となるように塗布、乾燥し(130℃、1分)、続いて、もう一方の面に下記組成のプライマー層用塗布液と滑性裏面層用塗布液とを、塗布量がそれぞれ1.0g/m(乾燥後)と2.0g/m(乾燥後)となるようにバーコーターで順次塗布、乾燥(110℃、1分)して熱転写受像シートを作製した。
染料受容層用塗布液の組成
・ポリエステル樹脂〔バイロン290 東洋紡績(株)製〕 600重量部
・異種官能基変性シリコーン〔X−22−3939A 信越化学工業(株)製〕 9重量部
・ポリエーテル変性シリコーン〔X−22−6266 信越化学工業(株)製〕 3重量部
・イソシアネート〔タケネートA−65 三井武田ケミカル(株)製〕 15重量部
・触媒〔S−CAT52A三共有機合成(株)製〕 2重量部
・溶剤(メチルエチルケトン/トルエン 重量比1:1) 2500重量部
以下、メチルエチルケトンはMEKと表示。
プライマー層用塗布液の組成
・ウレタン樹脂〔ニッポラン5199 日本ポリウレタン工業(株)製〕 25重量部
・酸化チタン〔TCA888 トーケムプロダクツ(株)製〕 50重量部
・イソシアネート〔タケネートA−14 三井武田ケミカル製〕 4重量部
・溶剤(イソプロピルアルコール/トルエン/MEK) 300重量部
(重量比1:2:2)
以下、イソプロピルアルコールはIPAと表示。
滑性裏面層用塗布液の組成
・ポリビニルブチラール樹脂〔3000−1 電気化学工業(株)製〕 10重量部
・アミノ酸系粉体〔アミホープLL 味の素(株)製〕 10重量部
・溶剤(IPA/トルエン 重量比1:1) 180重量部
実施例2〜8、比較例1
実施例1の構成において滑性裏面層用塗布液として下記組成の塗布液を使用した以外、実施例1と同様にして熱転写受像シートを得た。
実施例2における滑性裏面層用塗布液の組成
・ポリビニルブチラール樹脂〔3000−1 電気化学工業(株)製〕 10重量部
・アミノ酸系粉体〔アミホープLL 味の素(株)製〕 5重量部
・溶剤(IPA/トルエン 重量比1:1) 135重量部
実施例3における滑性裏面層用塗布液の組成
・ポリビニルブチラール樹脂〔3000−1 電気化学工業(株)製〕 10重量部
・アミノ酸系粉体〔アミホープLL 味の素(株)製〕 15重量部
・溶剤(IPA/トルエン 重量比1:1) 225重量部
実施例4における滑性裏面層用塗布液の組成
・ポリビニルピロリドン樹脂〔K−90 ISPジャパン(株)製〕 10重量部
・アミノ酸系粉体〔アミホープLL 味の素(株)製〕 10重量部
・溶剤(MEK/IPA 重量比1:1) 180重量部
実施例5における滑性裏面層用塗布液の組成
・ポリビニルアセタール樹脂〔エスレックKX−1 積水化学(株)製〕 10重量部
・アミノ酸系粉体〔アミホープLL 味の素(株)製〕 10重量部
・溶剤(水/IPA 重量比1:1) 180重量部
実施例6における滑性裏面層用塗布液の組成
・アクリル酸エステル系樹脂〔ジュリマーAT−613 積水化学(株)製〕10重量部
・アミノ酸系粉体〔アミホープLL 味の素(株)製〕 10重量部
・溶剤(水/IPA 重量比1:1) 180重量部
実施例7における滑性裏面層用塗布液の組成
・アクリル酸エステル系樹脂〔ジュリマーAT−613 日本純薬(株)製〕 6重量部
・ポリビニルアセタール樹脂〔エスレックKX−1 積水化学(株)製〕 4重量部
・アミノ酸系粉体〔アミホープLL 味の素(株)製〕 10重量部
・溶剤(水/IPA 重量比1:1) 180重量部
実施例8における滑性裏面層用塗布液の組成
・アクリル酸エステル系樹脂〔ジュリマーAT−613 日本純薬(株)製〕12重量部
・ポリビニルアセタール樹脂〔エスレックKX−1 積水化学(株)製〕 8重量部
・アミノ酸系粉体〔アミホープLL 味の素(株)製〕 30重量部
・アクリルフィラー〔エポスターMA1002 日本触媒(株)製〕 5重量部
・溶剤(水/IPA 重量比1:1) 495重量部
比較例1における滑性裏面層用塗布液の組成
・ポリビニルブチラール系樹脂〔3000−1 電機化学工業(株)製〕 3重量部
・マイクロシリカ〔P−527 水沢化学工業(株)製〕 6重量部
・ナイロンフィラー〔MW330 神東ファイン(株)製〕 1重量部
・溶剤(トルエン/IPA 重量比1:1) 90重量部
実施例9〜10
実施例1の構成において滑性裏面層用塗布液として下記組成の塗布液を使用した以外、実施例1と同様にして熱転写受像シートを得た。
実施例9における滑性裏面層用塗布液の組成
・ポリビニルブチラール樹脂〔3000−1 電気化学工業(株)製〕 50重量部
・ポリビニルピロリドン樹脂〔K−90 ISPジャパン(株)製〕 50重量部
・ナイロンフィラー〔MW330 神東ファイン(株)製〕 50重量部
・アミノ酸系粉体〔アミホープLL 味の素(株)製〕 50重量部
・溶剤(トルエン/IPA 重量比1:1) 630重量部
実施例10における滑性裏面層用塗布液の組成
・ポリビニルブチラール樹脂〔3000−1 電気化学工業(株)製〕 70重量部
・ポリビニルピロリドン樹脂〔K−90 ISPジャパン(株)製〕 30重量部
・ナイロンフィラー〔MW330 神東ファイン(株)製〕 50重量部
・アミノ酸系粉体〔アミホープLL 味の素(株)製〕 50重量部
・溶剤(トルエン/IPA 重量比1:1) 630重量部
評価試験
上記実施例1〜10および比較例1で得られた各熱転写受像シートについて、下記評価1〜5を行い、その結果を表1に示した。
評価1
作製した受像シートを101.5mm×174.5mmサイズにカットし、DIGITAL PHOTO PRINTER DPP-SV55(ソニー(株)製)に10枚を装填し、温度5℃の環境条件下でプリントを行い、給紙エラーの有無を観察し、以下のように評価付けした。なお、運転前に受像シートおよびプリンターを環境に馴染ませるため、温度5℃の環境条件下に2時間放置した。
○:給紙エラーなし
×:給紙エラーあり
評価2
作製した受像シートを101.5mm×174.5mmサイズにカットし、各受像シートの受像面と裏面層が重なるようにし、60℃30%RH環境条件下、A6サイズ当たり20kgfの荷重をかけ、24時間保存した。保存後常温で3時間以上放冷し、次いで温度5℃の環境条件下に2時間放置した後、DIGITAL PHOTO PRINTER DPP-SV55(ソニー(株)製)に装填し、温度5℃の環境条件下でプリントを行い、給紙エラーの有無を観察し、評価1と同様に評価付けした。
評価3(筆記性)
下記筆記用具を用いて、各熱転写シートの裏面に文字等を書き、下記の基準で評価を行った。
使用筆記具
水性ペン・・・・三菱鉛筆株式会社製 uni PROCKEY
油性ペン・・・・ZEBRA株式会社製 マッキー
ボールペン・・・PILOT株式会社製 FEED GP3
評価基準
○:文字等が書け、にじまない
△:文字等が書けるが、にじみ読みにくい
×:文字が書けない
評価4(のり接着性)
下記のりを用いて、各熱転写シートの裏面にのりを塗り、普通紙に貼り付け、24時間放置した後、下記の基準で評価を行った。
使用のり
ヤマト株式会社製 アラビックヤマト
トンボ鉛筆株式会社製 Pit
ライオン事務器株式会社製 GLUE
不易糊工業株式会社製 フエキ糊
評価基準
○:24時間経過後、接着している
×:24時間経過後、接着しておらず手で容易に剥がれる
評価5
(切手接着性)
日本郵便50円切手の接着面前面に水道水を指で塗り、各熱転写シートの裏面に貼り付け、24時間放置した後、下記の基準で評価を行った。
評価基準
○:24時間経過後、接着している。
×:24時間経過後、接着しておらず手で容易に剥がれる。
Figure 0004035124
本発明の熱転写受像シートの模式的断面構成図。
符号の説明
1 基材シート
2 裏面層
3 染料受容層

Claims (3)

  1. 基材シートの一方の面に染料受容層を設け、もう一方の面に裏面層を設けてなる熱転写受像シートであって、該裏面層がアミノ酸系粉体を含有することを特徴とする熱転写受像シート。
  2. アミノ酸系粉体が、Nε−ラウロイル−L−リジン粉体である、請求項1に記載の熱転写受像シート。
  3. アミノ酸系粉体の平均粒径が10−20μmである、請求項1または請求項2に記載の熱転写受像シート。



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