JPH085332B2 - エアインテ−クフ−ドの取付部構造 - Google Patents
エアインテ−クフ−ドの取付部構造Info
- Publication number
- JPH085332B2 JPH085332B2 JP61118212A JP11821286A JPH085332B2 JP H085332 B2 JPH085332 B2 JP H085332B2 JP 61118212 A JP61118212 A JP 61118212A JP 11821286 A JP11821286 A JP 11821286A JP H085332 B2 JPH085332 B2 JP H085332B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air intake
- hood
- air
- intake hood
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は、自動車の車体構造に関し、特に自動車の
フードパネルの上に設置されるエアインテークフードの
取付構造に関する。
フードパネルの上に設置されるエアインテークフードの
取付構造に関する。
《従来の技術》 従来、この種のエアインテークフードの取付構造とし
ては、例えば第4図乃至第5図に示すようなものがあ
る。(日産自動車(株)1983年発行、ニツサンフエアレ
デイZ整備要領書参照)エンジンルーム内にはターボチ
ヤージヤー用インタークーラーとして用いられる冷却器
3が設置されており、この冷却器3は上面3aから空気を
取り入れる構造になつている。フードパネル2には、冷
却器3の上方の部分に略長方形をなす孔があけられてお
り、その周縁には下方、すなわちエンジンルーム内側へ
向けて突設する垂直フランジ部2aが設けられている。エ
アインテークフード1は、フードパネル2にあけられた
孔を覆うように取付けられる。エアインテークフード1
には車体取付時に車体前方へと開口する空気取入部1bが
設けられ、エアインテークフード1の内部には、空気取
入部1bから入つた空気を下に向けて流すようにした空気
通路1eが設けられている。エアインテークフード1の下
面には取付用の植込ボルト5が成型時において一体に突
設されている。また下面の周縁には溝1fが設けられてい
る。一方、フードパネル2には前記の植込ボルト5に対
応する位置にボルト穴2bが設けられている。エアインテ
ークフード1をフードパネル2上に取り付ける際には、
溝1fに合成ゴム製のシールラバー8を埋め込んだ後、植
込ボルト5をボルト穴2bに貫通させ、合成樹脂製のワツ
シヤ6を介して、ナツト7により締結する。ところで合
成ゴムよりなり、垂直フランジ部2aにその外形が一致す
るような略四角形断面の筒状をなす空気導入部4はクリ
ツプ9によつて垂直フランジ部2aに固定される。このと
き空気導入部材4は垂直フランジ部2aから冷却器3の上
面3aまでの通路をなすように設計されている。以上のよ
うな構成によつて、自動車の走行時において、空気はエ
アインテークフード1の空気取入部1bから取込まれ、空
気通路1eを通り、空気導入部材4によつて冷却器3へと
導かれる。シールラバー8はフードパネル2とエアイン
テークフード1との間に隙間が生じ、空気が漏れるのを
防ぐ役割をしている。
ては、例えば第4図乃至第5図に示すようなものがあ
る。(日産自動車(株)1983年発行、ニツサンフエアレ
デイZ整備要領書参照)エンジンルーム内にはターボチ
ヤージヤー用インタークーラーとして用いられる冷却器
3が設置されており、この冷却器3は上面3aから空気を
取り入れる構造になつている。フードパネル2には、冷
却器3の上方の部分に略長方形をなす孔があけられてお
り、その周縁には下方、すなわちエンジンルーム内側へ
向けて突設する垂直フランジ部2aが設けられている。エ
アインテークフード1は、フードパネル2にあけられた
孔を覆うように取付けられる。エアインテークフード1
には車体取付時に車体前方へと開口する空気取入部1bが
設けられ、エアインテークフード1の内部には、空気取
入部1bから入つた空気を下に向けて流すようにした空気
通路1eが設けられている。エアインテークフード1の下
面には取付用の植込ボルト5が成型時において一体に突
設されている。また下面の周縁には溝1fが設けられてい
る。一方、フードパネル2には前記の植込ボルト5に対
応する位置にボルト穴2bが設けられている。エアインテ
ークフード1をフードパネル2上に取り付ける際には、
溝1fに合成ゴム製のシールラバー8を埋め込んだ後、植
込ボルト5をボルト穴2bに貫通させ、合成樹脂製のワツ
シヤ6を介して、ナツト7により締結する。ところで合
成ゴムよりなり、垂直フランジ部2aにその外形が一致す
るような略四角形断面の筒状をなす空気導入部4はクリ
ツプ9によつて垂直フランジ部2aに固定される。このと
き空気導入部材4は垂直フランジ部2aから冷却器3の上
面3aまでの通路をなすように設計されている。以上のよ
うな構成によつて、自動車の走行時において、空気はエ
アインテークフード1の空気取入部1bから取込まれ、空
気通路1eを通り、空気導入部材4によつて冷却器3へと
導かれる。シールラバー8はフードパネル2とエアイン
テークフード1との間に隙間が生じ、空気が漏れるのを
防ぐ役割をしている。
《発明が解決しようとする問題点》 しかしながら、上記のような従来の構造にあつては、
空気導入部材4を、エアインテークフード1とは別個
に、垂直フランジ部2aにクリツプ9を用いて固定する構
造となつていた。空気導入部材4を確実に固定するには
多くのクリツプ9を必要とするが、そのためには、垂直
フランジ部2aにクリツプ9用の穴をクリツプの数だけ穿
孔しなければならず、これには多くの工数を要する。ま
た空気導入部材4を取付ける際に多くのクリツプによつ
て固定しなければならないので、この作業に多くの工数
を要する。
空気導入部材4を、エアインテークフード1とは別個
に、垂直フランジ部2aにクリツプ9を用いて固定する構
造となつていた。空気導入部材4を確実に固定するには
多くのクリツプ9を必要とするが、そのためには、垂直
フランジ部2aにクリツプ9用の穴をクリツプの数だけ穿
孔しなければならず、これには多くの工数を要する。ま
た空気導入部材4を取付ける際に多くのクリツプによつ
て固定しなければならないので、この作業に多くの工数
を要する。
一方、エアインテークフード1をフードパネル上に固
定する際には植込ボルト5をフードパネル2のボルト穴
2bに貫通させてエアインテークフード1を配置するが、
この作業時に不注意によりエアインテークフード1を傾
け、エアインテークフード1の下面端部1gによつてフー
ドパネル2を衝打してしまつた場合、フードパネル2の
表面の塗装膜を傷つけそれにより外観上及び防錆上の品
質を低下させることが懸念される。そのために取付時に
は慎重に作業を進めなければならないという問題点があ
つた。
定する際には植込ボルト5をフードパネル2のボルト穴
2bに貫通させてエアインテークフード1を配置するが、
この作業時に不注意によりエアインテークフード1を傾
け、エアインテークフード1の下面端部1gによつてフー
ドパネル2を衝打してしまつた場合、フードパネル2の
表面の塗装膜を傷つけそれにより外観上及び防錆上の品
質を低下させることが懸念される。そのために取付時に
は慎重に作業を進めなければならないという問題点があ
つた。
《問題点を解決するための手段》 この発明は、かかる従来の問題点を解決するために、
自動車のフードパネル上にエアインテークフードを配置
すると共に、前記フードパネル裏面に前記エアインテー
クフードから連続し、下端がエンジン側の冷却器に密接
して径方向および高さ方向に伸縮自在な弾性材より成る
筒状の空気導入部材を配設した構造であつて、前記空気
導入部材の上端部の周縁に一体的に取付フランジ部を形
成するとともに、該取付フランジ部を前記フードパネル
と前記エアインテークフードとの間に介在させて、前記
エアインテークフードにより前記フードパネルに共締め
固定したことを特徴としている。
自動車のフードパネル上にエアインテークフードを配置
すると共に、前記フードパネル裏面に前記エアインテー
クフードから連続し、下端がエンジン側の冷却器に密接
して径方向および高さ方向に伸縮自在な弾性材より成る
筒状の空気導入部材を配設した構造であつて、前記空気
導入部材の上端部の周縁に一体的に取付フランジ部を形
成するとともに、該取付フランジ部を前記フードパネル
と前記エアインテークフードとの間に介在させて、前記
エアインテークフードにより前記フードパネルに共締め
固定したことを特徴としている。
《作用》 このような手段によれば、エアインテークフードは弾
性材より成る取付フランジ部を介して取付けられること
になり、フードパネルに当接することはない。また、空
気導入部材はエアインテークフードにより共締め固定さ
れることになる。
性材より成る取付フランジ部を介して取付けられること
になり、フードパネルに当接することはない。また、空
気導入部材はエアインテークフードにより共締め固定さ
れることになる。
《実施例》 以下この発明を実施例に基いて説明する。第1図乃至
第3図は本発明の一実施例を示す図である。
第3図は本発明の一実施例を示す図である。
フードパネル12の冷却器3の上方の部分には略四角形
の穴があけられ、その穴の周縁には、フードパネル12の
一般面より一段低く形成され、略水平をなす取付部12a
が設けられている。取付部12aには植込ボルト15が貫通
するボルト穴が穿設されている。
の穴があけられ、その穴の周縁には、フードパネル12の
一般面より一段低く形成され、略水平をなす取付部12a
が設けられている。取付部12aには植込ボルト15が貫通
するボルト穴が穿設されている。
エアインテークフード11には車体取付時に前方に向け
て開口する空気取入部11bが設けられるとともに、内部
には、空気取入部11bから連続して、下方へと曲折する
空間である空気通路11eが設けられる。エアインテーク
フード11の下面には植込ボルト15が穿設されている。
て開口する空気取入部11bが設けられるとともに、内部
には、空気取入部11bから連続して、下方へと曲折する
空間である空気通路11eが設けられる。エアインテーク
フード11の下面には植込ボルト15が穿設されている。
空気導入部材14は弾性材からなっていて、例えば中央
の曲折部14eが外側に膨れ縦断面が略くの字形をなし、
下端がエンジン側の冷却器3に密接して径方向および高
さ方向に伸縮自在な筒状部分14gと、筒状部分14gの上端
から略水平に外側に延びる取付フランジ部14aと、前記
筒状部分14gの上端から一旦上方に延びた後、外側へと
曲折し、さらに下方へ曲折する断面をもつ把持部14bと
から成る。取付フランジ部14aの周縁には厚く形成され
た第一段差部14cと更に厚く形成された第二段差部14dが
二段階に設けられている。また、後述するスペーサー10
のドーナツ状突起部10dに対応する位置には丸穴があけ
られている。
の曲折部14eが外側に膨れ縦断面が略くの字形をなし、
下端がエンジン側の冷却器3に密接して径方向および高
さ方向に伸縮自在な筒状部分14gと、筒状部分14gの上端
から略水平に外側に延びる取付フランジ部14aと、前記
筒状部分14gの上端から一旦上方に延びた後、外側へと
曲折し、さらに下方へ曲折する断面をもつ把持部14bと
から成る。取付フランジ部14aの周縁には厚く形成され
た第一段差部14cと更に厚く形成された第二段差部14dが
二段階に設けられている。また、後述するスペーサー10
のドーナツ状突起部10dに対応する位置には丸穴があけ
られている。
スペーサー10は合成樹脂より成り、略四角形の枠状を
なす。スペーサー10の内側の周縁には、空気導入部材14
の把持部14bに係合するように、上方へ立上る鉤部10aが
形成され、外側の周縁は空気導入部材14の第二段差部14
dに対応するとともに、第一段差部14cにも対応するよう
に凹部10bが形成されている。また、スペーサー10の上
面には、エアインテークフード11の端部11gに係合する
ように、段差部10cが設けられている。スペーサー10に
は、エアインテークフード11に設けられた植込ボルト15
が貫通できるようなボルト穴が設けられ、スペーサー10
下面には、ボルト穴の周りにドーナツ状突起部10dが設
けられている。
なす。スペーサー10の内側の周縁には、空気導入部材14
の把持部14bに係合するように、上方へ立上る鉤部10aが
形成され、外側の周縁は空気導入部材14の第二段差部14
dに対応するとともに、第一段差部14cにも対応するよう
に凹部10bが形成されている。また、スペーサー10の上
面には、エアインテークフード11の端部11gに係合する
ように、段差部10cが設けられている。スペーサー10に
は、エアインテークフード11に設けられた植込ボルト15
が貫通できるようなボルト穴が設けられ、スペーサー10
下面には、ボルト穴の周りにドーナツ状突起部10dが設
けられている。
以上の構成により、エアインテークフード11を取付け
る際には、まず、スペーサー10と空気導入部材14とを組
付ける。すなわち、鉤部10aを把持部14bに係合させ、凹
部10bを第一段差部14cに係合させる。このときドーナツ
状突起部10dは取付フランジ部14aの丸穴に係合する。
る際には、まず、スペーサー10と空気導入部材14とを組
付ける。すなわち、鉤部10aを把持部14bに係合させ、凹
部10bを第一段差部14cに係合させる。このときドーナツ
状突起部10dは取付フランジ部14aの丸穴に係合する。
上記のようにスペーサー10を空気導入部材14の一体化
した後、この空気導入部材14を取付部12a上に設置す
る。さらに、その上にエアインテークフード11を設置す
る。この際、植込ボルト15をスペーサー10のボルト穴に
貫通させ、エアインテークフード11の端部11gをスペー
サー10の段差部10cに係合させる。その後、樹脂製のワ
ツシヤ6を介し、ナツト7を締結することにより、エア
インテークフード11及び空気導入部材14はフードパネル
12に固定される。取付フランジ部14aの厚みは、ドーナ
ツ状突起部10dの高さより若干厚くなるよう設計してお
き、ナツト7の締結時においては取付フランジ部14aが
圧縮された状態で固定されるようにしておく。
した後、この空気導入部材14を取付部12a上に設置す
る。さらに、その上にエアインテークフード11を設置す
る。この際、植込ボルト15をスペーサー10のボルト穴に
貫通させ、エアインテークフード11の端部11gをスペー
サー10の段差部10cに係合させる。その後、樹脂製のワ
ツシヤ6を介し、ナツト7を締結することにより、エア
インテークフード11及び空気導入部材14はフードパネル
12に固定される。取付フランジ部14aの厚みは、ドーナ
ツ状突起部10dの高さより若干厚くなるよう設計してお
き、ナツト7の締結時においては取付フランジ部14aが
圧縮された状態で固定されるようにしておく。
以上のようなエアインテークフード11の取付部の構造
によれば従来のようにクリツプ9を必要としない為、取
付時の作業工数及びフードパネル12の成形時にクリツプ
穴を穿孔するのに要していた工数を低減することができ
る。新たに設ける部品はスペーサー10だけで、従来10個
程度必要としていたクリツプ9が不要になり部品点数を
減少できる。また、弾性材より成る取付フランジ部14a
を介してエアインテークフード11がフードパネル12に取
付けられるために、従来のようにエアインテークフード
11の取付時においてフードパネル12に傷をつける恐れが
なくなり、安易に作業を行なうことができるようにな
る。
によれば従来のようにクリツプ9を必要としない為、取
付時の作業工数及びフードパネル12の成形時にクリツプ
穴を穿孔するのに要していた工数を低減することができ
る。新たに設ける部品はスペーサー10だけで、従来10個
程度必要としていたクリツプ9が不要になり部品点数を
減少できる。また、弾性材より成る取付フランジ部14a
を介してエアインテークフード11がフードパネル12に取
付けられるために、従来のようにエアインテークフード
11の取付時においてフードパネル12に傷をつける恐れが
なくなり、安易に作業を行なうことができるようにな
る。
ここで、取付部12aをフードパネル12の一般面より、
一段低く設けることにより、これが一種の補強ビードの
役割りを果たし、フードパネルの剛性を向上することが
できる。また、合成樹脂より成るスペーサー10により取
付フランジ部14aは隠されており、このスペーサー10の
外部から具視される部分に彩色を施すことにより、視覚
を通じて美感を起こさせることも可能となる。また、ス
ペーサー10は合成樹脂より成るため、金属に比べて膨張
率が大きく、気温によつて若干寸法を変えるが、空気導
入部材14の第一段差部14cと第二段差部14dがフードパネ
ル12との間に介在しており、エアインテークフード11が
膨張したときには、弾性材から成る第一段差部14c,第二
段差部14dがその分圧縮されて寸法の変化分を吸収し、
外観に影響を与えないようになつている。
一段低く設けることにより、これが一種の補強ビードの
役割りを果たし、フードパネルの剛性を向上することが
できる。また、合成樹脂より成るスペーサー10により取
付フランジ部14aは隠されており、このスペーサー10の
外部から具視される部分に彩色を施すことにより、視覚
を通じて美感を起こさせることも可能となる。また、ス
ペーサー10は合成樹脂より成るため、金属に比べて膨張
率が大きく、気温によつて若干寸法を変えるが、空気導
入部材14の第一段差部14cと第二段差部14dがフードパネ
ル12との間に介在しており、エアインテークフード11が
膨張したときには、弾性材から成る第一段差部14c,第二
段差部14dがその分圧縮されて寸法の変化分を吸収し、
外観に影響を与えないようになつている。
一方、自動車の走行時において、冷却器3はエンジン
と同様に上下に揺動する。冷却器3が若干上方に動いた
としても、空気導入部材14の筒状部分14gは折曲部14eか
ら径方向および高さ方向にたわみ、冷却器3の変位分を
吸収して影響が出ないようになつている。さらに筒状部
分14gは径方向および高さ方向に伸縮自在であるから、
lだけたわんだ状態で筒状部分14gを組付ければ、冷却
器3が下方に変位しても、その変位がl以下のときに
は、空気導入部材14の当接部14fは、冷却器3の上面に
接しているために、空気の漏れによる冷却器3の冷却性
能の低下を招くことはない。
と同様に上下に揺動する。冷却器3が若干上方に動いた
としても、空気導入部材14の筒状部分14gは折曲部14eか
ら径方向および高さ方向にたわみ、冷却器3の変位分を
吸収して影響が出ないようになつている。さらに筒状部
分14gは径方向および高さ方向に伸縮自在であるから、
lだけたわんだ状態で筒状部分14gを組付ければ、冷却
器3が下方に変位しても、その変位がl以下のときに
は、空気導入部材14の当接部14fは、冷却器3の上面に
接しているために、空気の漏れによる冷却器3の冷却性
能の低下を招くことはない。
以上の実施例において、スペーサー10をエアインテー
クフード11と別体に設けたが、必ずしも別体に設ける必
要はなく、スペーサー10とエアインテークフード11を一
体に設けてもよい。このとき、さらに部品点数は少なく
なる。
クフード11と別体に設けたが、必ずしも別体に設ける必
要はなく、スペーサー10とエアインテークフード11を一
体に設けてもよい。このとき、さらに部品点数は少なく
なる。
《発明の効果》 以上のように本発明によれば、弾性材からなる空気導
入部材の上端部周縁に一体的に形成した取付フランジ部
を、フードパネルとエアインテークフードとの間にに介
在させて、該エアーインテークフードによりフードパネ
ルに共締め固定してあるため、該取付フランジ部が緩衝
材として機能してエアインテークフードの取付時にフー
ドパネルを傷つけることはない。
入部材の上端部周縁に一体的に形成した取付フランジ部
を、フードパネルとエアインテークフードとの間にに介
在させて、該エアーインテークフードによりフードパネ
ルに共締め固定してあるため、該取付フランジ部が緩衝
材として機能してエアインテークフードの取付時にフー
ドパネルを傷つけることはない。
また、従来筒状の空気導入部材をフードパネルのフラ
ンジ部に複数個のクリップで固定していたものと較べ
て、部品点数および作業工数を大幅に低減できて、コス
トダウンに大きく寄与することができる。
ンジ部に複数個のクリップで固定していたものと較べ
て、部品点数および作業工数を大幅に低減できて、コス
トダウンに大きく寄与することができる。
更に、前記空気導入部材はその下端がエンジン側の冷
却器に密接して径方向および高さ方向に伸縮自在で、冷
却器の上下方向および水平方向の揺動に対して柔軟に撓
み変形して追従するため、導入空気の漏洩を確実に防止
できる利点がある。
却器に密接して径方向および高さ方向に伸縮自在で、冷
却器の上下方向および水平方向の揺動に対して柔軟に撓
み変形して追従するため、導入空気の漏洩を確実に防止
できる利点がある。
第1図は第3図のI−I断面を示す本発明の一実施例を
示す図、第2図は第3図のII−II断面を示す図、第3図
はエアインテークフードを示す本発明に係わる斜視図、
第4図は従来例を示す第1図に相当する図、第5図は第
4図のV−V断面を示す図である。 3……冷却器、6……ワツシヤ、7……ナツト、10……
スペーサー、11……エアインテークフード、12……フー
ドパネル、14……空気導入部、14a……取付フランジ
部、15……植込ボルト
示す図、第2図は第3図のII−II断面を示す図、第3図
はエアインテークフードを示す本発明に係わる斜視図、
第4図は従来例を示す第1図に相当する図、第5図は第
4図のV−V断面を示す図である。 3……冷却器、6……ワツシヤ、7……ナツト、10……
スペーサー、11……エアインテークフード、12……フー
ドパネル、14……空気導入部、14a……取付フランジ
部、15……植込ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】自動車のフードパネルの上にエアインテー
クフードを配置すると共に、前記フードパネル裏面に前
記エアインテークフードから連続し、下端がエンジン側
の冷却器に密接して径方向および高さ方向に伸縮自在な
弾性部材より成る筒状の空気導入部材を配設した構造で
あって、前記空気導入部材の上端部の周縁に一体的に取
付フランジ部を形成し、該取付フランジ部を前記フード
パネルと前記エアインテークフードとの間に介在させ
て、前記エアインテークフードにより前記フードパネル
に共締め固定したことを特徴とするエアインテークフー
ドの取付部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61118212A JPH085332B2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | エアインテ−クフ−ドの取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61118212A JPH085332B2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | エアインテ−クフ−ドの取付部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62275825A JPS62275825A (ja) | 1987-11-30 |
JPH085332B2 true JPH085332B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=14730982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61118212A Expired - Fee Related JPH085332B2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | エアインテ−クフ−ドの取付部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085332B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5859609U (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-22 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車のフ−ド装置 |
JPS6066586U (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-11 | 三菱自動車工業株式会社 | エアスク−プ |
JPS6078620U (ja) * | 1983-11-02 | 1985-06-01 | マツダ株式会社 | 自動車のエンジンル−ム冷却構造 |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP61118212A patent/JPH085332B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62275825A (ja) | 1987-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3136978B2 (ja) | エアクリーナ | |
JP4254318B2 (ja) | ドアウエザストリップ | |
JPH07103819B2 (ja) | 自動車のインタークーラ冷却空気導入装置 | |
JPH11254999A (ja) | インストルメントパネルの取付構造 | |
JPH085332B2 (ja) | エアインテ−クフ−ドの取付部構造 | |
JP2001164942A (ja) | インタクーラ用ダクトのシール構造 | |
KR20180069266A (ko) | 언더커버 정비홀 강도 보강구조 및 정비홀 강도가 보강된 언더커버 제조방법 | |
JPS6242159Y2 (ja) | ||
JPH0611898Y2 (ja) | 自動車のホイールハウス部の構造 | |
JP3092895B2 (ja) | 内装材取付構造 | |
JPS633564Y2 (ja) | ||
KR102210640B1 (ko) | 자동차용 후드 판넬과 라디에이터 그릴의 밀폐용 스트립 | |
JPS6017418Y2 (ja) | フユエルフイラ−プロテクタ | |
JPH06219224A (ja) | ラジエータグリル | |
JPS6010926Y2 (ja) | モ−ルデイングの取付構造 | |
JPH0431899Y2 (ja) | ||
JPS645607Y2 (ja) | ||
JPH0133402Y2 (ja) | ||
JP2596710Y2 (ja) | 車両の断熱材の取付構造 | |
JPS5856372Y2 (ja) | 内燃機関の吸気騒音低減装置 | |
JPH027088Y2 (ja) | ||
JPH0886259A (ja) | ディーゼルエンジンの燃料噴射パイプの取付構造 | |
JPH0630608Y2 (ja) | 自動車用開閉体のヒンジ取付構造 | |
JP2585704Y2 (ja) | 自動車のシール構造 | |
JPS6326279Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |