JP2596710Y2 - 車両の断熱材の取付構造 - Google Patents

車両の断熱材の取付構造

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JP2596710Y2
JP2596710Y2 JP1992051236U JP5123692U JP2596710Y2 JP 2596710 Y2 JP2596710 Y2 JP 2596710Y2 JP 1992051236 U JP1992051236 U JP 1992051236U JP 5123692 U JP5123692 U JP 5123692U JP 2596710 Y2 JP2596710 Y2 JP 2596710Y2
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JP
Japan
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mounting
floor panel
insulating material
heat insulating
hole
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JPH0612217U (ja
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久一 雲藤
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両の断熱材の取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すようなキャブオーバ型
トラックにあっては、キャブ6内のフロア下方にエンジ
ンルームが設けられているため、センターヘッドパネル
7やベッドパネル8等から構成されるフロアパネル9の
下面に断熱材10を貼設するようにしている(実開平2
−72157号公報参照)。
【0003】かかる断熱材10の取付構造は、フロアパ
ネルに直に取付具の取付孔を開設すると、エンジンルー
ム内とキャブ6内との間の気密性に支障を来し、騒音や
隙間風等がキャブ6内に入り込む虞がある。このため、
従来では、図5及び図6に示すような取付構造が採用さ
れている。即ち、図5の従来例では、フロアパネル9下
面にスタッド11を溶着して取り付け、断熱材10に設
けた取付孔12にエンジンルーム側からクリップ13を
差し込み、該取付孔12内に突入されたスタッド11に
このクリップ13を嵌合して、断熱材10を取り付ける
ようにしている。
【0004】図6の従来例では、フロアパネル9下面に
ハット型のブラケット14を溶着して取り付け、断熱材
10の取付孔12にエンジンルーム側からクリップ15
を差し込み、該取付孔12内に突入されたブラケット1
4の係合孔14Aにこのクリップ15先端の係合突起1
5Aを嵌入して、断熱材10を取り付けるようにしてい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、こよう
な従来の断熱材取付構造にあっては、クリップ13,1
5の他にフロアパネル9側に取り付けるスタッド11や
ブラケット14を用意する必要があり、部品数の増大と
取付工数の増大を来し、コスト的に不利であるという欠
点があった。
【0006】本考案は如上のような従来の問題に鑑み、
フロアパネルの気密性を維持しつつ、フロアパネル側に
取り付けるスタッドやブラケットを不要とし、コスト的
に有利な車両の断熱材の取付構造を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本考案は、車
両の複数のフロアパネルの端部同士の重なり部分におけ
る一方のフロアパネルの端部の一部に下側に凸で上側に
凹、若しくは、下側に凹で上側に凸となる取付部を成形
し、該一方のフロアパネルの端部の取付部の形成部と対
向する他方のフロアパネルの端部若しくは前記取付部の
前記他方のフロアパネルの端部と対向する壁部に、断熱
材をフロアパネル下面に取り付けるための取付具の取付
孔を開設した。
【0008】
【作用】断熱材に下方側から取付具を差し込み、取付孔
にこの取付具を取り付けて、断熱材を取り付けるようす
る。従って、部品数の低減と取付工数の低減を図れ、コ
スト低減を図ることができ、一方のフロアパネルの端部
の取付部の形成部と対向する他方のフロアパネルの端部
若しくは前記取付部の前記他方のフロアパネルの端部と
対向する壁部に取付具の取付孔が設けられていても、
の取付孔はフロアパネルの端部同士の重なり部分に設け
られているため、例えばエンジンルーム内とキャブ内と
の間の気密性に支障を来さず、騒音や隙間風等がキャブ
内に入り込む心配はない。
【0009】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本考案を詳
述する。図1及び図2において、車両の複数のフロアパ
ネル1,2の端部同士の重なり部分における一方のフロ
アパネル1端部の一部には、下側に凸、上側に凹となる
取付部3が成形される。この取付部3は断面台形状に形
成されており、その台形の頭部、即ち、底壁部には、断
熱材4をフロアパネル1,2下面に取り付けるための取
付具の取付孔としてのクリップ5の係合孔3Aが開設さ
れている。このクリップ5の先端部には係合突起5Aが
形成される。
【0010】かかる構成において、断熱材4の取付孔4
Aにエンジンルーム側からクリップ5を差し込み、該取
付孔4Aに臨む係合孔3Aにこのクリップ5先端の係合
突起5Aを嵌入して、断熱材3を取り付けるようする。
かかる構成によると、クリップ5の他にフロアパネル
1,2側に取り付けるスタッドやブラケットを用意する
必要がなく、部品数の低減と取付工数の低減を図れ、コ
スト低減を図ることができる。
【0011】又、取付部3にクリップ5の係合孔3Aが
設けられていても、この取付部3はフロアパネル1,2
の端部同士の重なり部分に設けられているため、係合孔
3Aが直にキャブ内には通じず、エンジンルーム内とキ
ャブ内との間の気密性に支障を来さず、騒音や隙間風等
がキャブ内に入り込む心配はない。図3は本考案の他の
実施例を示しており、(A)の実施例は、取付部3を山
形に形成したものである。又、(B)の実施例は、フロ
アパネル2の端部の一部に、下側に凹で上側に凸となる
取付部3を成形したものであり、この場合、取付部3と
対向するフロアパネル1の端部に、クリップ5の係合孔
1Aを開設したものである。更に、(C)の実施例は、
取付部3を山形に形成すると共に、取付部3と対向する
他方のフロアパネル2端部にも山形の取付部3´を形成
したものである。
【0012】かかる実施例においても、図1及び図2の
実施例と同様の作用・効果を奏するものである。尚、本
考案は実施例の構成に限定されるものではなく、実用新
案登録請求の範囲に基づいて種々の変更が可能である。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、車両の複
数のフロアパネルの端部同士の重なり部分における一方
のフロアパネルの端部の一部に下側に凸で上側に凹、若
しくは、下側に凹で上側に凸となる取付部を成形し、該
一方のフロアパネルの端部の取付部の形成部と対向する
他方のフロアパネルの端部若しくは前記取付部の前記他
方のフロアパネルの端部と対向する壁部に開設した取付
孔に、断熱材をフロアパネル下面に取り付けるための取
付具を取り付ける構成としたから、部品数の低減と取付
工数の低減を図れ、コスト低減を図ることができ、しか
も、例えばエンジンルーム内とキャブ内との間の気密性
に支障を来すことがないという利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両の断熱材の取付構造の一実
施例を示す断面図
【図2】 同上実施例の斜視図
【図3】 他の実施例の断面図
【図4】 キャブオーバ型トラックのフロアパネルへの
断熱材取付状態を示す斜視図
【図5】 従来の断熱材取付構造を示す断面図
【図6】 従来の断熱材取付構造を示す断面図
【符号の説明】
1 フロアパネル 1A 係合孔 2 フロアパネル 3 取付部 3´取付部 3A 係合孔 4 断熱材 5 クリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 13/08 B60R 13/02 B62D 25/20

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の複数のフロアパネルの端部同士の
    重なり部分における一方のフロアパネルの端部の一部に
    下側に凸で上側に凹、若しくは、下側に凹で上側に凸と
    なる取付部を成形し、該一方のフロアパネルの端部の取
    付部の形成部と対向する他方のフロアパネルの端部若し
    くは前記取付部の前記他方のフロアパネルの端部と対向
    する壁部に、断熱材をフロアパネル下面に取り付けるた
    めの取付具の取付孔を開設したことを特徴とする車両の
    断熱材の取付構造。
JP1992051236U 1992-07-21 1992-07-21 車両の断熱材の取付構造 Expired - Lifetime JP2596710Y2 (ja)

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