JPH063724Y2 - リヤバンパ取付構造 - Google Patents

リヤバンパ取付構造

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JPH063724Y2
JPH063724Y2 JP1987030139U JP3013987U JPH063724Y2 JP H063724 Y2 JPH063724 Y2 JP H063724Y2 JP 1987030139 U JP1987030139 U JP 1987030139U JP 3013987 U JP3013987 U JP 3013987U JP H063724 Y2 JPH063724 Y2 JP H063724Y2
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JP
Japan
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rear bumper
quarter
mounting structure
vehicle
width direction
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JP1987030139U
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JPS63139056U (ja
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康夫 宇城
康司 飯森
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のリヤバンパ取付構造に係り、特に
クオータパネルに設けられたクオータベントホールを被
うようにリヤバンパを車体幅方向両側面まで回り込んで
取付けたリヤバンパの取付構造に関する。
【従来の技術】
従来、自動車の車室内とトランクルームとを連通状態に
して、トランクルーム側から車室内換気を行う構造があ
り、例えば実開昭57−63713号公報に開示された
自動車の換気装置においては、第5図に示すように自動
車のクオータパネル1にクオータベントホール2を設
け、該クオータベントホール2より空気を車外に流出さ
せ換気を行っている。 この装置においては、クオータベントホール2を被うよ
うにリヤバンパ3を車体幅方向両側まで回り込んで配置
している。 このような、リヤバンパ3の取付けは、次のようにされ
る。 まず、第6図及び第7図に示すように、クオータパネル
1に、車体前後方向の嵌合溝4を備えたサポート板5を
ボルト6にて固着する。 又、リヤバンパ3のクオータパネル1に対向する内側面
7に、嵌合片8を備えたサポート板9をボルト10にて
固着する。 次に、リヤバンパ3に固着されたサポート板9を、車体
前方向に、クオータパネル1に固着されたサポート板5
の嵌合溝4に嵌合させることによりリヤバンパ3が取付
けられる。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、上記のような従来のリヤバンパ取付構造
においては、クオータベントホール2の前面を被うよう
にサポート板5が配置されることとなり、クオータベン
トホール2の十分な開口面積が得られず、十分な換気量
を確保することができないという問題点があった。
【考案がの目的】
この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので
あって、リヤバンパの取付けを、サポート板を使用する
ことなく行うことにより、クオータベントホールの開口
面積を十分確保し、換気効率を向上させると共に、部品
点数削減、取付け作業性の向上を図ることができる自動
車のリヤバンパ取付構造を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案は、クオータパネルに設けられたクオータベン
トホールを被うようにリヤバンパを車体幅方向両側面ま
で回り込んで取付けたリヤバンパ取付構造において、前
記ベントホールの上下に隣接して設けられ、車体前後方
向のスリットを備え、且つ、車体幅方向の高さが車体前
方に先細りとなる一対の嵌合溝と、リヤバンパの、前記
クオータパネルに対向する内側面に取付けられ、頭部が
前記嵌合溝に嵌合されると共に、前記内側面に当接して
車体幅方向の位置決めをする位置決め板を備えたボルト
と、を有することにより上記目的を達成するものであ
る。
【作用】
この考案においては、クオータベントホールの上下に隣
接して設けられた嵌合溝に、リヤバンパの、前記クオー
タパネルに対向する内側面に取付けられ、前記嵌合溝に
嵌合されるボルトを嵌挿することによりバンパは、クオ
ータパネルに取付けられるため、サポート板を使用する
ことなくリヤバンパの取付けを行うことができるもので
ある。 又、前記嵌合溝は車体幅方向の高さが車体前方に先細り
となっているので、嵌合溝内に押込まれたボルトの頭部
は適当量前方に押込まれて嵌合溝内に圧入されることに
なり、リヤバンパの取付け作業が容易となり、又、取付
け状態でがたが発生し難い。 更に、ボルトは、リヤバンパに対する車体幅方向の位置
決めをする位置決め板が設けられているので、ボルト取
付け時のリヤバンパへの取付け作業、及びリヤバンパと
嵌合溝との位置決めを容易確実に行うことができ、作業
性が向上される。
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 この実施例は、第1図〜第4図に示されるように、自動
車のクオータパネル20の両側面後端部側に設けられた
クオータベントホール22を被うようにリヤバンパ24
の両端部を車体幅方向両側面まで回り込んで取付けたリ
ヤバンパ取付構造において、前記ベントホール22の上
下に隣接して設けられ、車体前後方向のスリット36を
有する一対の嵌合溝26A、26Bと、リヤバンパ24
の、前記クオータパネル20に対向する内側面24Aに
取付けられ、頭部28Aが前記嵌合溝26Aに嵌合され
るボルト28と、を設けたものである。 第1図の符号21はホイールハウスアウタを示す。 前記クオータベントホール22は、クオータベントアセ
ンブリ23に形成されている。 このクオータベントアセンブリ23は、クオータパネル
20とホイールハウスアウタ21との間に配置され、上
方及び車体幅方向外方に開口した略L字形状の筒状体か
らなるクオータベントインナダクト23Aと、このクオ
ータベントインナダクト23Aの車体幅方向外端に設け
られたフランジ23Bと、前記クオータベントホール2
2を開閉し車内から車外への空気の流通を許容し、反対
方向の流通を阻止するワンウエイバルブ23Cと、から
構成されている。 前記クオータベントインナダクト23Aの車体幅方向外
端は、クオータパネル20に形成された貫通孔20Aか
ら外方に突出し、前記フランジ23Bは貫通孔20Aの
外側位置で、クオータパネル20に固定されている。 前記クオータベントホール22はフランジ23Bの内径
側に形成されている。 前記ワンウエイバルブ23Cは、そのバルブ枠30が前
記クオータベントホール22に嵌合されることにより取
付けられている。 前記バルブ枠30の外端には、前記フランジ23Bに外
側から重ね合わせられるように形成された枠フランジ3
2が形成されている。 前記枠フランジ32の上辺及び下辺の車体前後方向中央
部の裏側には、外方に突出する凹部34A、34Bが各
々略水平方向に形成されている。 前記凹部34A、34Bは断面が略コ字形状をなし、そ
の底壁35の高さ方向中央部に車体前後方向のスリット
36が形成され、又、車体前後方向後端には開口部38
が形成されている。 前記スリット36はボルト28の軸部28Bが嵌通され
得る幅とされており、又、前記開口部38はボルト28
の頭部28Aが嵌入され得る大きさとされている。 前記凹部34A、34Bの底壁35は枠フランジ32の
一般面から外方への突出高さが車体前後方向後方から前
方にかけて低くなるように傾斜して形成されている。 前記嵌合溝26A、26Bは、前記フランジ23Bに枠
フランジ32を外側から重ね合わせることによりフラン
ジ23Bの外側面と前記凹部34A、34Bとの間に形
成されている。 前記ボルト28は、ボルト頭部28Aと、先端側に設け
られた雄ねじ部28Cと、前記ボルト頭部28Aと雄ね
じ部28Cとの間に設けられた円形の位置決め板28D
と、を有している。 前記リヤバンパ24のクオータパネル20に対向する内
側面24Aには、ボルト28の雄ねじ部28Cが螺合さ
れる螺合穴44が設けられている。 第1図の符号46はクオータパネル20とフランジ23
Bとをシールするシール部材を、48はバルブ枠30に
ワンウエイバルブ23Cを係止するボルトを、各々示
す。 次に、この実施例に係るリヤバンパ24の取付けについ
て説明する。 まず、リヤバンパ24の内側面24Aに設けられた螺合
穴44に、位置決め板28Dが前記螺合穴44の上端4
4Aに当接する位置まで、ボルト28の雄ねじ部28C
を螺合させる。 次に、ボルト28の頭部28Aが、枠フランジ32の凹
部34A、34Bの開口部38から嵌合溝26A、26
B内に車体前方向に嵌入するように、リヤバンパ24を
前方に押し込む。凹部34A、34Bの底壁35の突出
高さは後方から前方にかけて低くなるように傾斜してい
るため、前記嵌合溝26A、26Bは、先細となってい
るので、嵌合溝26A、26B内に押し込まれたボルト
28の頭部28Aは適当量前方に押し込まれて、底壁3
5とフランジ23Bの間に圧入されることになる。これ
により、リヤバンパ24の取付け作業が終了する。 従って、この実施例においては、サポート板を使用する
ことなく、リヤバンパの取付けを行うため、クオータベ
ントホールの開口面積を十分確保することができ、換気
効率を大幅に向上させることができるという利点があ
る。 又、この実施例においては、サポート板を使用しないた
め、部品点数を削減でき、更に、取付け作業が容易であ
るという利点がある。 又、この実施例においては、ボルト28に位置決め板2
8Dが設けられているため、リヤバンパ24への取付け
に際し、車体幅方向の位置決めを容易に行うことができ
るという利点がある。 更に、この実施例においては、リヤバンパ24の取付け
状態で、ボルト28の頭部28Aが先細りの嵌合溝26
A、26B内に圧入されることになるので、経年変化等
によるがたが生じ難い。 なお、この実施例においては、嵌合溝26A、26Bが
クオータベントアセンブリ23に設けられているが、本
考案はこれに限定されるものではなく、クオータベント
ホールの上下位置に設けられるものであればよく、従っ
て、クオータパネル20に形成するものであってもよ
い。
【考案の効果】
本考案は上記のように構成したので、クオータベントホ
ールの開口面積を十分確保し換気効率を向上させること
ができると共に、部品点数削減、取付け作業性の向上を
図ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリヤバンパ取付構造の実施例を示
す断面図、第2図は上記実施例のクオータベントアセン
ブリを示す斜視図、第3図は上記実施例のボルトを示す
斜視図、第4図は上記実施例の嵌合溝部分を拡大して示
す斜視図、第5図は従来のリヤバンパ取付構造を示す側
面図、第6図は従来のリヤバンパ取付構造の取付け状態
を示す断面図、第7図(A)は従来のリヤバンパ取付構
造のクオータパネル側サポート板を示す斜視図、第7図
(B)は同リヤバンパ側サポート板を示す斜視図であ
る。 20…クオータパネル、 22…クオータベントホール、 24…リヤバンパ、 24A…内側面、 26A、26B…嵌合溝、 28…ボルト、 28A…頭部、 36…スリット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クオータパネルに設けられたクオータベン
    トホールを被うようにリヤバンパを車体幅方向両側面ま
    で回り込んで取付けたリヤバンパ取付構造において、前
    記ベントホールの上下に隣接して設けられ、車体前後方
    向のスリットを備え、且つ、車体幅方向の高さが車体前
    方に先細りとなる一対の嵌合溝と、リヤバンパの、前記
    クオータパネルに対向する内側面に取付けられ、頭部が
    前記嵌合溝に嵌合されると共に、前記内側面に当接して
    車体幅方向の位置決めをする位置決め板を備えたボルト
    と、を有してなるリヤバンパ取付構造。
JP1987030139U 1987-03-02 1987-03-02 リヤバンパ取付構造 Expired - Lifetime JPH063724Y2 (ja)

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JP1987030139U JPH063724Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02 リヤバンパ取付構造

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JP1987030139U JPH063724Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02 リヤバンパ取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS63139056U JPS63139056U (ja) 1988-09-13
JPH063724Y2 true JPH063724Y2 (ja) 1994-02-02

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JP1987030139U Expired - Lifetime JPH063724Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02 リヤバンパ取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6024441B2 (ja) * 2012-12-14 2016-11-16 スズキ株式会社 車体後部の構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60178257U (ja) * 1984-05-07 1985-11-27 トヨタ自動車株式会社 バンパ−取付構造
JPH0210009Y2 (ja) * 1984-11-29 1990-03-13

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JPS63139056U (ja) 1988-09-13

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