JPH0529159Y2 - - Google Patents

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JPH0529159Y2
JPH0529159Y2 JP15595488U JP15595488U JPH0529159Y2 JP H0529159 Y2 JPH0529159 Y2 JP H0529159Y2 JP 15595488 U JP15595488 U JP 15595488U JP 15595488 U JP15595488 U JP 15595488U JP H0529159 Y2 JPH0529159 Y2 JP H0529159Y2
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air spoiler
lamp
vehicle
lamp case
case
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両に装備される車両用エアスポ
イラーに関する。
(従来の技術とその課題) 従来から車両走行中の車体後方に生じる空気流
の渦を整流するため、ルーフ後端やバツクドアの
上端あるいは下端、またはトランクリツドの後端
等に車幅方向に沿つてエアスポイラーが装着され
ている。
第7図は従来のエアスポイラー2の断面図を示
す。同図に示すように、車両ボデーの後端には、
車幅方向に沿つてエアスポイラー2が配設され
る。エアスポイラー本体3には、その後端にラン
プケース内4が取付けられるとともに、そのラン
プケース4内に制動ランプ5が収容される。そし
て、車両制動指令に伴つて制動ランプ5が点灯す
るように構成されている。
ところで、このようなエアスポイラー2ではそ
のランプケース4の下端に、ランプケース4内部
が外気に開放されるように通気穴6を形成して、
ランプケース4のくもりを防止するように構成し
ている。しかし、ランプケース4の通気穴6の外
部周辺は、車両走行時における気流の乱れが激し
く、雨水あるいはほこり等が通気穴6を介してラ
ンプケース4内に侵入しやすい。そのため、例え
ば、従来のエアスポイラー2では、ランプケース
4内部の通気穴6に対応する位置に通気性のシー
ル部材7を設けて、通気径路を複雑化し、これに
より雨水あるいはほこり等の浸入を防止するよう
に構成している。
しかしながら、従来の車両用エアスポイラー2
では、通気穴6からの雨水やほこり等の侵入を防
止するためのシール部材7を設ける必要がある
等、通気穴周辺部の構造が複雑化するという問題
があつた。
(考案の目的) この考案は、上記従来技術の問題を解消し、ラ
ンプケース内部への雨水、ほこり等の侵入を防止
しながらランプケースのくもり止めを図れ、しか
も通気穴周辺部の構造を簡略化できる車両用エア
スポイラーを提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) この考案は、それ自身単独でまたは車両はボデ
ーと共同で内部閉空間を形成するエアスポイラー
本体と、ケース内部がケース外部と気密状態を保
つようにして前記エアスポイラー本体に接続され
たランプケースと、そのランプケース内に収容さ
れたランプとで構成された車両用エアスポイラー
であつて、上記目的を達成するため、前記ランプ
ケースと前記エアスポイラー本体の接続部に前記
ランプケース内部と前記内部閉空間とを連通する
通気穴を形成している。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例であるエアスポイ
ラー12が適用された車両11を示す斜視図、第
2図はそのエアスポイラー12の分解斜視図であ
る。両図に示すように、車両11のルーフ後端に
車幅方向に沿つて取付けられるエアスポイラー1
2は、エアスポイラー本体13と、エアスポイラ
ー本体13の後端に本体長手方向に沿つて設けら
れるランプ装置14とで構成されている。
第3図は第2図の−線断面に相当する断面
図、第4図は第2図の−線断面に相当する断
面図である。第2図ないし第4図に示すように、
エアスポイラー本体13は、閉断面形状に仕上げ
られて内部に閉空間が設けられており、後端下縁
に沿つてランプ取付凹部13aが形成される。ま
またランプ装置14は、断面略ボツクス状のラン
プケース15と、そのケース15内に収容される
制動ランプ16とで構成され、ランプケース15
の後壁には、それぞれ後方へ延びる3個のランプ
取付片17,17,17が設けられる。
第3図に示すように、ランプケース15の後壁
の数ケ所においては、それぞれ後方へ延びる筒状
嵌合片18が形成され、筒状嵌合片18のそれぞ
れの筒穴がランプケース15の内部と連通する通
気穴19となつている。一方、エアスポイラー本
体13のランプ取付凹部13aの垂直片には、上
記複数の筒状嵌合片18に対応してそれぞれ嵌合
穴13bが複数形成されている。
そして、ランプ装置14のエアスポイラー本体
13への取付けは、まず、ランプケース15の複
数の筒状嵌合片18をエアスポイラー本体13の
嵌合穴13bにそれぞれ嵌合するようにしなが
ら、ランプケース15をエアスポイラー本体13
のランプ取付凹部13a内に収容し、さらに第4
図に示すようにランプ取付凹部13aの水平片の
下面側にランプケース15の各ランプ取付片17
をそれぞれ配置する。そして、ボルト20を下方
から取付片17およびエアスポイラー本体13に
それぞれ貫通させ、エアスポイラー本体13の内
部に設けられたナツト21に締結して、ランプ装
置14をエアスポイラー本体13に取付ける。こ
れにより、ランプケース15の内部空間が通気穴
19を介してエアスポイラー本体13の内部閉空
間とのみ連通されることになる。
第2図に示すように、スポイラー本体13の両
側部にはそれぞれ取付凹部22が設けられるとと
もに、中央部にも複数の取付部23が設けられ
て、取付凹部22および取付部23においてエア
スポイラー本体13が車両ボデー11aに取付け
られる。
すなわち、第5図の取付凹部22の断面図に示
すように、取付凹部22内にボルト24の頭部が
収容されるようにして、ボルト24の軸部を取付
凹部22の底部および車両ボデー11aに貫通さ
せ、ナツト25に締結することにより、エアスポ
イラー本体13の両側部が車両ボデー11aに固
定される。
一方、第6図の取付部23の断面図に示すよう
に、エアスポイラー本体13の下面に取付けられ
たブラケツト26を、ボルト27およびナツト2
8を用いて車両ボデー11aに連結し、これによ
りエアスポイラー本体13の中央部が車両ボデー
11aに固定される。
また、第2図に示すように、ランプケース15
の一端から引き出された制動ランプ16の給電線
29は、エアスポイラー本体13のランプ取付凹
部13aを通つてエアスポイラー本体13内に導
かれ、さらにエアスポイラー本体13の一側部下
片に設けられた電線貫通穴30を通つて、図示し
ない車両電源部に導かれる。
この車両用エアスポイラー12によれば、ラン
プケース15内部とエアスポイラー本体13の内
部閉空間とを連通するように、通気穴19を形成
しているため、換言すれば通気穴19は外気に直
接連通されていないので、通気穴19からランプ
ケース15内への雨水、ほこり等の侵入を防止し
ながらランプケース15のくもり止めを図れる。
しかも、従来のように、通気穴19の周辺にシー
ル部材を設ける必要がないので通気穴19周辺部
の構造も簡略化される。
なお、上記実施例においては、単独で閉空間を
有するエアスポイラー本体13を用いた場合につ
いて説明したが、エアスポイラー本体はそのよう
なものだけに限られず、例えば車両ボデー11a
と共同で閉空間が形成されるように構成されたエ
アスポイラー本体を用いてもよい。また、上記実
施例においては、エアスポイラー12を車両11
のルーフ後端に取付けた場合について説明した
が、エアスポイラー12を他の箇所、例えばバツ
クドアの上端あるいは下端、またはトランクリツ
ドの後端に設けてもよい。また、通気穴19の数
や形状は上述のものに限定されず、例えば通気穴
19をランプケース15の長手方向に沿つた長穴
に仕上げてもよい。
(考案の効果) 以上のように、この考案の車両用エアスポイラ
ーによれば、ランプケースとエアスポイラーの接
続部にランプケース内部とエアスポイラー本体の
内部閉空間とを連通するくもり止め用の通気穴を
形成しているため、ランプケース内への雨水、ほ
こり等の侵入を防止しながらランプケースのくも
り止めを図れ、しかも通気穴周辺部の構造を簡略
化できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるエアスポイ
ラーが適用された車両を示す斜視図、第2図はそ
の一実施例のエアスポイラーを示す分解斜視図、
第3図は第2図の−線断面に相当する断面
図、第4図は第2図の−線断面に相当する断
面図、第5図は第2図の−線断面に相当する
断面図、第6図は第2図の−線断面に相当す
る断面図、第7図は従来のエアスポイラーを示す
断面図である。 11……車両、11a……車両ボデー、12…
…エアスポイラー、13……エアスポイラー本
体、15……ランプケース、16……制動ラン
プ、19……通気穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 それ自身単独でまたは車両ボデーと共同で内部
    閉空間を形成するエアスポイラー本体と、ケース
    内部がケース外部と気密状態を保つようにして前
    記エアスポイラー本体に接続されたランプケース
    と、そのランプケース内に収容されたランプとで
    構成された車両用エアスポイラーにおいて、 前記ランプケースと前記エアスポイラー本体の
    接続部に前記ランプケース内部と前記内部閉空間
    とを連通する通気穴を形成したことを特徴とする
    車両用エアスポイラー。
JP15595488U 1988-11-29 1988-11-29 Expired - Lifetime JPH0529159Y2 (ja)

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JPH0275343U JPH0275343U (ja) 1990-06-08
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