JPH0529128Y2 - - Google Patents

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JPH0529128Y2
JPH0529128Y2 JP1985175459U JP17545985U JPH0529128Y2 JP H0529128 Y2 JPH0529128 Y2 JP H0529128Y2 JP 1985175459 U JP1985175459 U JP 1985175459U JP 17545985 U JP17545985 U JP 17545985U JP H0529128 Y2 JPH0529128 Y2 JP H0529128Y2
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JP
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duct
opening
partition wall
outside air
automobile
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JP1985175459U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用吸気ダクトに関するもの
である。
(従来技術) 自動車のエンジンに外気を導入する吸気機構に
ついて、塵埃や雨水等の侵入を防ぐために、たと
えば実公昭60−20498号公報に示すような構成の
ものが案出されているが、一般には第8図に示す
ような構造になつている。
すなわち自動車の進行方向Fに対し横断して位
置する隔壁1に、エンジンに外気を導入する樹脂
製の吸気ダクト2を取付ける。ダクト2の外気取
入口2aは進行方向Fに向つて開設してあり、そ
の外周に設けた環状溝2bを、隔壁1の開口部1
aに嵌着させて固定する。
この構造において、自動車の進行とともに、外
気3がダクト2の内へ真つ直ぐに入つてくるが、
同時に塵埃や雨水等も侵入してくるという問題点
がある。また開口部1aに対して環状溝2bの底
部直径Aを適宜に設定しないと、嵌着が困難にな
り作業性が悪くなるという問題点がある。
(考案の目的) この考案は、前記の問題点に対し、これを解消
した自動車用吸気ダクトを提供するようにしたも
のである。
(考案の構成) この考案は、自動車の進行方向に対し横断して
位置する隔壁の開口部に支持されるダクトであつ
て、ダクト前端に一体に成形され前記開口部に嵌
着する変形可能な盲蓋部を有するとともに、該盲
蓋部の直径方向の両端部に、前記開口部に係止可
能な爪を設け、前記隔壁の内方側に外気取入口を
開設したことを特徴とする自動車用吸気ダクトで
ある。
(実施例) この考案の詳細を、第1図〜第7図に示す実施
例について説明すると、次のとおりである。
第1図は自動車のエンジン室の吸気系統を示す
説明図で、エンジン室10は、左右のサイドフレ
ーム12の外側にホイールエプロン13、フエン
ダ14を固設し、また前部にラジエータパネル1
5、後部にストラツトタワー16を固設する。そ
して中央部にエンジン20を配置し、その上方に
気化器21、エアクリーナ22が位置する。
一方、ホイールエプロン13とサイドフレーム
12との間に、自動車の進行方向Fに対し横断し
て位置する隔壁25を設ける。そしてホイールエ
プロン13に、ブラケツト26を介して固着した
樹脂製の吸気ダクト28を設け、その一端を隔壁
25に連結するとともに、他端を、エアクリーナ
22の空気取入口に取付けたブーツ30に接続す
る。
さて吸気ダクト28は、第2図、第3図に示す
ように、その前端に盲蓋部28Aを成形して、こ
れを隔壁25に設けた開口部25aに嵌着固定す
る。そしてダクト28の外気取入口28bを、盲
蓋部28aの側方すなわち隔壁25の内方におい
て、開口するように成形する。
盲蓋部28aは、第3図〜第7図に示すよう
に、ほぼ円板状をなし、その直径方向の両端部
に、爪28cと爪28dを形成する(第4図)。
これを開口部25aに取付けるには、一方の爪部
28cを開口部25aに嵌め合せる(第5図)。
次に盲蓋部28aをこの嵌め合せ部に押し付けな
がら、回動Rすると、他方の爪部28dは回動部
25aに当接して(第6図)、鎖線で示すように
変形し、盲蓋部28aの外径が小さくなる。そこ
で爪部28dを開口部25aに押し込み嵌着する
(第7図)。
従つて自動車の進行により隔壁25に当たる外
気3は、盲蓋部28aにより阻止されて(第3
図)、吸気ダクト28へ入ることがない。そして
外気3は、隔壁25の内方において外気取入口2
8bからダクト28に入り、ブーツ30、エアク
リーナ22、気化器21を経て、エンジン20に
導入される。
(考案の効果) この考案は、前記のように構成してあり、吸気
ダクトの外気取入口を、自動車の進行方向にじか
に開口するように設けず、隔壁25の内方におい
て開設するようにしたから、ダクト内に塵埃や雨
水等が侵入して、エンジンの耐久性を損うような
ことがないという利点がある。そしてこの吸気ダ
クトは樹脂製で構造が簡単であるから、成形が容
易であるとともに、隔壁への嵌着が容易でその作
業性が向上する。
さらに従来例のように、隔壁の開口部に、ダク
トの外気取入口を設けたものに対し、これをこの
考案の構成のように改修するとき、開口部をその
まま利用することができ車体側の加工が不必要で
あるから、安価にかつ容易に改修作業が行われる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの考案の実施例を示し、第
1図はエンジン室の吸気系統を示す説明図、第2
図は吸気ダクトの斜視図、第3図、第4図は吸気
ダクトの要部説明図、第5図〜第7図は吸気ダク
トの取付要領を順次に示す説明図、第8図は従来
例の吸気ダクトを示す説明図である。 10……エンジン室、20……エンジン、25
……隔壁、25a……開口部、28……吸気ダク
ト、28a……盲蓋部、28b……外気取入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車の進行方向に対し横断して位置する隔壁
    の開口部に支持されるダクトであつて、 ダクト前端に一体に成形され前記開口部に嵌着
    する変形可能な盲蓋部を有するとともに、該盲蓋
    部の直径方向の両端部に、前記開口部に係止可能
    な爪を設け、前記隔壁の内方側に外気取入口を開
    設したことを特徴とする自動車用吸気ダクト。
JP1985175459U 1985-11-14 1985-11-14 Expired - Lifetime JPH0529128Y2 (ja)

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JP1985175459U JPH0529128Y2 (ja) 1985-11-14 1985-11-14

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JP1985175459U JPH0529128Y2 (ja) 1985-11-14 1985-11-14

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JPS6282822U JPS6282822U (ja) 1987-05-27
JPH0529128Y2 true JPH0529128Y2 (ja) 1993-07-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7227115B2 (ja) * 2019-10-23 2023-02-21 株式会社クボタ 導入部材及び作業車

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62769B2 (ja) * 1981-03-16 1987-01-09 Nissan Motor

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JPS62769U (ja) * 1985-06-19 1987-01-06

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JPS62769B2 (ja) * 1981-03-16 1987-01-09 Nissan Motor

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JPS6282822U (ja) 1987-05-27

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