JPH072281Y2 - 吸気チャンバの取付構造 - Google Patents

吸気チャンバの取付構造

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JPH072281Y2
JPH072281Y2 JP8587787U JP8587787U JPH072281Y2 JP H072281 Y2 JPH072281 Y2 JP H072281Y2 JP 8587787 U JP8587787 U JP 8587787U JP 8587787 U JP8587787 U JP 8587787U JP H072281 Y2 JPH072281 Y2 JP H072281Y2
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JP
Japan
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intake chamber
intake
cushion rubber
cylindrical portion
vehicle body
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JP8587787U
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JPS63194029U (ja
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聡 渡辺
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車の吸気チャンバの取付構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
自動車においては、エアクリーナの上流側に消音のため
の吸気チャンバを設けるようにしてあり、このチャンバ
まわりの機構について種々のものが案出されている(た
とえば実開昭59−169225号公報参照)。
しかし吸気チャンバ自体の取付構造については、一般
に、吸気チャンバの2〜3箇所にボルトを植設し、車体
側にクッションラバーを取付け、ナットをかけて固定す
るようにしている。
そのために吸気チャンバの位置規制および取付作業が面
倒であるとともに、部品点数が嵩むという問題点があっ
た。
〔考案の目的〕
この考案は、前記の問題点に対して、これを解消する吸
気チャンバの取付構造を提供するようにしたものであ
る。
〔考案の構成〕
この考案は、車体パネルのバーリング孔の内に、クッシ
ョンラバーを介して、吸気チャンバの吸入口と排気口と
なる円筒状の開口部を嵌着するものであって、該クッシ
ョンラバーをフランジ部と円筒部からなるL形断面状に
形成し、該フランジ部を該車体パネルと該吸気チャンバ
との間に挾み込むとともに、該円筒部の内側に設けた環
状突起を、吸気チャンバの該開口部の外周に設けた環状
凹溝に嵌合させ、さらに該円筒部の外端に設けた突起
を、該バーリング孔の端縁に係止させるようにしてなる
吸気チャンバの取付構造である。
〔実施例〕
この考案の詳細を、図面に示す実施例について説明する
と、次のとおりである。
自動車の車体前部において、エンジン2を設置するエン
ジン房3は、側方をホイールエプロン5とその外方に位
置するフェンダ6とで形成され、後方のトーボード8で
車室9と仕切られる。そしてホイールエプロン5とトー
ボード8とのコーナー部に、サスペンションブラケット
10が設置される(第1図)。
さてエンジン房3内に設けられるエアクリーナ12に対し
て、その上流側につながる吸気チャンバ14は、ホイール
エプロン5とフェンダ6との間の空間15に設けられ、ホ
イールエプロン5に取付けられる。
すなわち吸気チャンバ14は、吸入口17および排出口18
(エアクリーナ12につながる)となるそれぞれ円筒状の
開口部20を備え(第2図)、ホイールエプロン5には、
それぞれの開口部20に対応するようにバーリング孔5aを
設ける(第4図)。そしてバーリング孔5aの内に、クッ
ションラバー22を介して、開口部20を嵌着する。
クッションラバー22は、フランジ部22aと円筒部22bとか
らなるL形断面状に形成してある(第4図)。取付けに
際しては、フランジ部22aを、ホイールエプロン5の本
体5bと吸気チャンバ14の本体14aとの間に挾み込むとと
もに、円筒部22bの内側に設けた環状突起22cを、吸気チ
ャンバ14の開口部20の外周に設けた環状凹溝20aに嵌合
させ、さらに円筒部22bの外端に設けた数個の突起22d
(第3図では3箇所)を、バーリング孔5aの端縁5cに係
止させるようになっている。
〔考案の効果〕
この考案は、前述のようになっていて、吸気チャンバの
吸入口と排出口となる円筒状の開口部を利用して、車体
パネル(実施例ではホイールエプロン)に取付けるよう
にしてあるから、吸気チャンバの位置規制および取付作
業が容易に行われる。
そして取付けにあたり、ボルト、ナットを使用しないか
ら、部品点数の削減および軽量化が図られる。また取付
けにブラケット類を使用しないから、吸気チャンバまわ
りのスペースを有効に利用することができる。
さらに吸気チャンバは、クッションラバーを介してフロ
ーティング支持になっているから、良好な消音効果が得
られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は吸気チャンバ
を設置したエンジン房の説明図、第2図は吸気チャンバ
の斜視図、第3図は第2図A方向から見た開口部とクッ
ションラバーの正面図、第4図は開口部の取付状態を示
す第3図B−B線の断面図である。 5……ホイールエプロン、5a……バーリング孔、5c……
端縁、14……吸気チャンバ、17……吸気口、18……排出
口、20……開口部、20a……環状凹溝、22……クッショ
ンラバー、22a……フランジ部、22b……円筒部、22c…
…環状突起、22d……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体パネルのバーリング孔の内に、クッシ
    ョンラバーを介して、吸気チャンバの吸入口と排出口と
    なる円筒状の開口部を嵌着するものであって、該クッシ
    ョンラバーをフランジ部と円筒部からなるL形断面状に
    形成し、該フランジ部を該車体パネルと該吸気チャンバ
    との間に挾み込むとともに、該円筒部の内側に設けた環
    状突起を、吸気チャンバの該開口部の外周に設けた環状
    凹溝に嵌合させ、さらに該円筒部の外端に設けた突起
    を、該バーリング孔の端縁に係止させるようにしたこと
    を特徴とする吸気チャンバの取付構造。
JP8587787U 1987-06-02 1987-06-02 吸気チャンバの取付構造 Expired - Lifetime JPH072281Y2 (ja)

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JPS63194029U JPS63194029U (ja) 1988-12-14
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