JP7227115B2 - 導入部材及び作業車 - Google Patents

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本発明は、エアクリーナへ空気を供給するための導入部材、及び導入部材を具備する作業車の技術に関する。
従来、エアクリーナへ空気を供給するための導入部材、及び導入部材を具備する作業車の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載のトラクタ(作業車)は、ラジエータと、ラジエータの前後の空間を区画するシール部材と、ラジエータの後側の空間に配置されるエアクリーナと、エアクリーナへ空気を供給するための吸気菅(導入部材)と、を具備する。シール部材には、ラジエータの前側の空間と後側の空間とを連通する貫通孔が形成される。吸気菅は、後端部がエアクリーナと接続される。また、吸気菅は、エアクリーナから前方へ延出し、シール部材の貫通孔を後方から前方へと通過するように設けられる。当該吸気菅は、ラジエータの前側の空間で開口する。
特許文献1に記載のトラクタは、吸気菅を介して、ラジエータよりも前側の空間からエアクリーナへと空気を導入するようにしている。当該構成においては、雪の中(例えば、寒冷地等)でトラクタを運転する場合に、ボンネット内へ入り込んだ雪を吸気菅から吸い込んでしまい、エアクリーナのフィルタが詰まってしまう場合がある。
そこで、このようなフィルタの詰まりの対策として、例えば、吸気管を取り外して、比較的高温となるラジエータの後側の空間から空気を吸引することが考えられる。しかし、この場合、シール部材の貫通孔によってラジエータの前後の空間が連通されてしまうため、当該貫通孔別途塞ぐ必要が生じる。また、ラジエータへの空気の導入経路を形成する吸気管を取り外すと、エアクリーナへの安定した空気の供給が困難になる可能性がある。
特開平11-78987号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、仕切り部の貫通孔を塞ぐと共に、エアクリーナへの空気の導入経路を確保することが可能な導入部材及び作業車を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ラジエータの前後の空間を区画する仕切り部に形成された貫通孔を塞ぐ閉塞部と、空気を吸い込むための吸入口、及び当該吸入口から吸い込んだ空気をエアクリーナへ供給するための供給口を有する案内部と、を具備し、前記吸入口は、複数形成されるものである。
請求項2においては、前記供給口が前記エアクリーナに接続されることで、当該エアクリーナに固定されるものである。
請求項3においては、前記吸入口は、前記供給口の向く方向に対して直交する方向に向けて開口するものである。
請求項4においては、前記案内部は、前記仕切り部に当接可能な当接面を有し、前記閉塞部は、前記当接面に形成されるものである。
請求項5においては、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の導入部材を具備するものである。
請求項6においては、前記吸入口は、前記ラジエータよりも後側の空間において開口するように配置されるものである。
請求項7においては、前記吸入口は、前記ラジエータとエンジンとの間で冷却水を流通させる冷却水ホースの近傍に配置されるものである。
請求項8においては、ラジエータの前後の空間を区画する仕切り部に形成された貫通孔を塞ぐ閉塞部と、空気を吸い込むための吸入口、及び当該吸入口から吸い込んだ空気をエアクリーナへ供給するための供給口を有する案内部と、を具備する導入部材を具備する作業車であって、前記吸入口は、前記ラジエータよりも後側の空間において開口するように配置され、前記ラジエータとエンジンとの間で冷却水を流通させる冷却水ホースの近傍に配置されるものである。
請求項9においては、前記冷却水ホースは、前記エンジンから前記ラジエータの上部へと前記冷却水を流通させる上側ホースと、前記ラジエータの下部から前記エンジンへと前記冷却水を流通させる下側ホースと、を具備し、前記吸入口は、前記上側ホースの近傍に配置されるものである。
請求項10においては、前記吸入口は、左右外側方を向くように配置されるものである。
請求項11においては、ラジエータの前後の空間を区画する仕切り部に形成された貫通孔を塞ぐ閉塞部と、空気を吸い込むための吸入口、及び当該吸入口から吸い込んだ空気をエアクリーナへ供給するための供給口を有する案内部と、を具備する導入部材を具備する作業車であって、前記吸入口は、左右外側方を向くように配置されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、仕切り部の貫通孔を塞ぐと共に、エアクリーナへの空気の導入経路を確保することができる。
請求項2においては、導入部材の形状を簡素化することができる。
請求項3においては、導入部材内に入った雪の溶融を促すことができる。
請求項4においては、空気の漏れを抑制することができる。
請求項5においては、仕切り部の貫通孔を塞ぐと共に、エアクリーナへの空気の導入経路を確保することができる。
請求項6においては、エアクリーナのフィルタに雪が詰まるのを抑制することができる。
請求項7においては、エアクリーナのフィルタに雪が詰まるのを効果的に抑制することができる。
請求項8においては、仕切り部の貫通孔を塞ぐと共に、エアクリーナへの空気の導入経路を確保することができる。また、エアクリーナのフィルタに雪が詰まるのを効果的に抑制することができる。
請求項9においては、エアクリーナのフィルタに雪が詰まるのを効果的に抑制することができる。
請求項10においては、エアクリーナのフィルタに雪が詰まるのを効果的に抑制することができる。
請求項11においては、仕切り部の貫通孔を塞ぐと共に、エアクリーナへの空気の導入経路を確保することができる。また、エアクリーナのフィルタに雪が詰まるのを効果的に抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るトラクタの全体的な構成を示した左側面図。 ボンネット内の構成を示した左側面図。 同じく、右側面図。 同じく、平面図。 (a)導入部材及びその周辺部材を示した拡大左側面図。(b)同じく、拡大平面図。 仕切り部及びラジエータを示した一部正面断面図。 導入部材を示した斜視図。 (a)同じく、平面図。(b)同じく、正面図。(c)同じく、左側面図。 (a)ボンネットを開いた状態を示した左側面図。(b)同じく、平面図。 同じく、一部正面断面図。 導入部材をインレットホースに交換した状態を示した左側面図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
以下では、本発明の一実施形態に係るトラクタ1について説明する。
図1に示すトラクタ1は、主として機体フレーム2、エンジン3、ボンネット4、トランスミッションケース5、前輪6、後輪7、フェンダ8、昇降装置9、キャビン10、座席11、ステアリングホイール12等を具備する。
機体フレーム2は、複数の板材を適宜組み合わせて形成される枠状の部材である。機体フレーム2は、平面視略矩形状に形成される。機体フレーム2は、その長手方向を前後方向に向けてトラクタ1の前部に設けられる。エンジン3は、機体フレーム2の後部に配置され、ボンネット4に覆われる。ボンネット4は、エンジン3の上方に配置される天板4aやエンジン3の左右外側方に配置される側板4bやエンジン3の前方に配置される前板4c等を具備し、開閉可能に設けられる。ボンネット4は、側板4b及び前板4cから外気を導入可能に構成される。エンジン3の後部には、トランスミッションケース5が固定される。
機体フレーム2の前部は、フロントアクスル機構(不図示)を介して左右一対の前輪6に支持される。トランスミッションケース5の後部は、リアアクスル機構(不図示)を介して左右一対の後輪7に支持される。左右一対の後輪7は、概ね上方からフェンダ8によって覆われる。
トランスミッションケース5の後部には、昇降装置9が設けられる。昇降装置9には、各種の作業装置(例えば、耕運機等)を装着することができる。昇降装置9は油圧シリンダ等のアクチュエータによって、装着された作業装置を昇降させることができる。当該昇降装置9には、図示せぬPTO軸を介してエンジン3の動力を伝達することができる。
エンジン3の動力は、トランスミッションケース5に収容された変速装置(不図示)で変速された後、前記フロントアクスル機構を経て前輪6に伝達可能とされると共に、前記リアアクスル機構を経て後輪7に伝達可能とされる。エンジン3の動力によって前輪6及び後輪7が回転駆動され、トラクタ1は走行することができる。またエンジン3の動力によって、昇降装置9に装着された作業装置を駆動させることができる。
エンジン3の後方にはキャビン10が設けられる。キャビン10の内部には、作業者が搭乗する居住空間が形成される。キャビン10の略中央には、作業者が着座するための座席11が配置される。キャビン10の前部には、前輪6の切れ角を調節するためのステアリングホイール12が配置される。また、キャビン10には、前記居住空間に空調空気を送るためのエアコンユニット(不図示)が設けられる。
以下では、図2から図5を参照して、ボンネット4内の各部材の配置について説明する。
ボンネット4内には、エンジン3、バッテリ21、整流板22、ラジエータ23、冷却水ホース24、仕切り部30、エアクリーナ40、導入部材50、アウトレットホース61、DPF62、マフラ63、オルタネータ64、コンプレッサ65及び燃料タンク66等が配置される。
図2及び図3に示すエンジン3は、ボンネット4の後部に配置され、機体フレーム2に支持される。エンジン3は、シャフト3a、ファン3b、吸気口3c及び排気口3dを具備する。
シャフト3aは、後述するファン3bに動力を伝達するためのものである。シャフト3aは、エンジン3から前方へ突出する。
ファン3bは、後方へと空気を送るものである。ファン3bは、後述するラジエータ23のコア23aの後方において当該コア23aと対向するように配置される。ファン3bは、シャフト3a等を介してエンジン3からの動力が伝達されることで駆動する。
吸気口3cは、外気を吸引するためのものである。また、排気口3dは、排気ガスを排出するためのものである。吸気口3c及び排気口3dは、エンジン3の左側に形成される。
図2及び図4に示すバッテリ21は、トラクタ1の給電対象(例えば、エアコンや作業灯等)へ電力を供給するためのものである。バッテリ21は、ボンネット4の前部に配置される。
整流板22は、ボンネット4内の空気の流れを整えるためのものである。整流板22は、側面視略矩形状に形成される。整流板22は、左右一対設けられる。整流板22は、バッテリ21の後方、かつ左右外側方に配置される。
ラジエータ23は、エンジン3の冷却水を冷却するためのものである。ラジエータ23は、整流板22の後方、かつ左右内側方に配置される。ラジエータ23は、コア23a及びシュラウド23bを具備する。
コア23aは、エンジン3の冷却水とボンネット4内を流通する空気との間で熱交換を行うためのものである。コア23aは、ラジエータ23の前部に配置される。
シュラウド23bは、ファン3bに空気を導くためのものである。シュラウド23bは、ラジエータ23の後部に配置される。シュラウド23bは、エンジン3のファン3bを外周側から覆うように形成される。
このように構成されるラジエータ23は、ファン3bが駆動することで冷却水を冷却する。具体的には、図2に示すファン3bの駆動によって、ラジエータ23のコア23aの前方の空気(ボンネット4内を流通する空気)は、吸引されてコア23aを通過する。ラジエータ23は、当該空気と冷却水との間で熱交換を行って冷却水を冷却する。また、ファン3bは、熱交換を行った空気を後方へ送る。
冷却水ホース24は、エンジン3とラジエータ23との間で冷却水を流通させるためのものである。冷却水ホース24は、上側ホース24a及び下側ホース24bを具備する。
上側ホース24aは、エンジン3からコア23aへと冷却水を導くものである。上側ホース24aは、コア23aの上端部及びエンジン3の前部と接続される。
下側ホース24bは、コア23aからエンジン3へと冷却水を導くものである。下側ホース24bは、コア23aの下端部及びエンジン3の前部(上側ホース24aとの接続部分よりも下方)と接続される。
図2及び図4に示す仕切り部30は、ボンネット4の内部空間を前後に仕切るものである。仕切り部30については後述する。
エアクリーナ40は、空気を浄化してエンジン3へと送るためのものである。エアクリーナ40は、軸線方向を略左右方向に向けた略円柱状に形成される。エアクリーナ40内には、空気を除塵するためのフィルタ(不図示)等が設けられる。エアクリーナ40は、ラジエータ23よりも後方、かつエンジン3の上方に配置される。エアクリーナ40は、吸引口41及び排出口42を具備する。
吸引口41は、後述する導入部材50と接続される部分である。吸引口41は、エアクリーナ40の外周面の左端部から突出するように形成される。吸引口41は、軸線方向を前上方(後下方)に向けた略筒状に形成される。
排出口42は、後述するアウトレットホース61と接続される部分である。排出口42は、エアクリーナ40の左端面から突出するように形成される。排出口42は、軸線方向を前上方(後下方)に向けた略筒状に形成される。
導入部材50は、後述する仕切り部30の貫通孔30aを塞ぐと共に、ボンネット4内の空気をエアクリーナ40へと導くためのものである。導入部材50については後述する。
図2に示すアウトレットホース61は、エアクリーナ40で浄化した空気をエンジン3へと導くためのものである。アウトレットホース61は、エアクリーナ40の排出口42及びエンジン3の吸気口3cと接続される。
DPF(Diesel Particulate Filter)62は、エンジン3から排出される排気ガス中のPMを捕集するためのものである。DPF62は、軸線方向を左右方向に向けた略円柱状に形成される。DPF62内には、PMを捕集するフィルタ等が設けられる。DPF62は、エアクリーナ40の後方、かつ、エンジン3の上方に配置される。DPF62は、導入管62aを介してエンジン3の排気口3dと接続され、当該エンジン3から排気ガスが導入される。
図3に示すマフラ63は、排気ガスを外部に排出するためのものである。マフラ63は、排出管63aを介してDPF62と接続される。マフラ63は、DPF62からの排気ガス(PMを捕集した排気ガス)を前下方へと導いて、右側の整流板22の下方において、当該排気ガスを外部へと排出する。
図2及び図4に示すオルタネータ64は、エンジン3からの動力によって発電するもの(発電機)である。オルタネータ64は、ラジエータ23の後方、かつ、エンジン3の左方に配置される。また、オルタネータ64は、エンジン3の前端部と側面視で重複するように配置される。当該オルタネータ64は、下側ホース24bよりも高い位置に配置される。
図3に示すコンプレッサ65は、エンジン3からの動力によって、キャビン10の前記エアコンユニットの冷媒を圧縮するためのものである。コンプレッサ65は、ラジエータ23の後方、かつ、エンジン3の右方に配置される。また、コンプレッサ65は、エンジン3の前端部と側面視で重複すると共に、マフラ63の排出管63aよりも左方に配置される。
燃料タンク66は、燃料を貯溜するための中空状の部材である。燃料タンク66は、エンジン3及びDPF62の後方に配置される。
以下では、図5及び図6を参照して、仕切り部30について説明する。
前述の如く、仕切り部30は、ボンネット4の内部空間を前後に仕切るものである。仕切り部30は、弾性を有する材料(例えばスポンジやゴム等の弾性樹脂材料等)により形成される。仕切り部30は、下側遮蔽部31、上側遮蔽部32及び側方遮蔽部33を具備する。
図6に示す下側遮蔽部31は、略板状に形成される。下側遮蔽部31は、ラジエータ23のシュラウド23bの上面に固定される。当該下側遮蔽部31は、上側ホース24aよりもやや高い位置に配置される(図9参照)。下側遮蔽部31は、下側凹部31aを具備する。下側凹部31aは、下側遮蔽部31の左部に形成される凹みである。下側凹部31aは、下に凸の正面視略半円状に形成される。
図5及び図6に示す上側遮蔽部32は、略板状に形成される。上側遮蔽部32は、ボンネット4に固定される。上側遮蔽部32は、下側遮蔽部31及びシュラウド23bに対して上方から当接可能な形状に形成される。上側遮蔽部32は、上側凹部32aを具備する。上側凹部32aは、上側遮蔽部32の左部に形成される凹みである。上側凹部32aは、上に凸の正面視略半円状に形成される。上側凹部32aは、下側遮蔽部31の下側凹部31aの上方に形成され、正面視において、下側凹部31aと上下対称となるように形成される。
側方遮蔽部33は、略板状に形成される。側方遮蔽部33は、長手方向を上下方向に向けた正面視略矩形状に形成される。側方遮蔽部33は、ボンネット4の側板4bの内側に固定される。
このように構成される仕切り部30は、ボンネット4が閉じられると、下側遮蔽部31に上側遮蔽部32が当接すると共に、側方遮蔽部33がラジエータ23のコア23aの左右両側に配置される。当該下側遮蔽部31、上側遮蔽部32及び側方遮蔽部33によって、ラジエータ23(コア23a及びシュラウド23b)とボンネット4との間の隙間が埋められ、ボンネット4の内部空間がラジエータ23近傍において前後に仕切られる。なお、以下においては、ラジエータ23よりも前側の空間を「前側空間S1」、ラジエータ23よりも後側の空間を「後側空間S2」と称する。
図2及び図3に示す前側空間S1には、バッテリ21及び整流板22が配置される。後側空間S2には、エンジン3、冷却水ホース24、エアクリーナ40及び導入部材50等が配置される。
また、図6に示す仕切り部30は、ボンネット4が閉じられて下側遮蔽部31に上側遮蔽部32が当接すると、下側凹部31a及び上側凹部32aが互いに対向するように配置される。当該下側凹部31a及び上側凹部32aにより、仕切り部30には、正面視略円状の貫通孔30aが形成される。貫通孔30aは、下側遮蔽部31及び上側遮蔽部32を前後に貫通するように形成されると共に、後述する導入部材50の閉塞部54を内部に配置可能に形成される。
以下では、図5から図10を参照して、導入部材50について説明する。
前述の如く、導入部材50は、仕切り部30の貫通孔30aを塞ぐと共に、ボンネット4内の空気をエアクリーナ40へと導くためのものである。図7及び図8に示す導入部材50は、左部、右部及び後部が開口する中空状の部材である。導入部材50は、案内部51及び閉塞部54を具備する。
案内部51は、空気をエアクリーナ40へと案内するための部分である。案内部51は、導入部52及び突出部53を具備する。
導入部52は、空気を導入部材50内へと導入するための部分である。導入部52は、前方を向いた面A1と、上方を向いた面A2と、後下方を向いた面A3と、を有する側面視略三角形状に形成される。また、導入部52は、左右に開口するように形成される。導入部52は、左右方向幅が後述する閉塞部54の外径よりも大きくなるように形成される(図8(b)参照)。導入部52は、吸入口52a及び当接面52bを具備する。
吸入口52aは、空気を吸い込むための開口部である。吸入口52aは、導入部52の左端部及び右端部にそれぞれ(合計2つ)形成される。吸入口52aは、左右外側方を向いて開口するように形成される。
当接面52bは、仕切り部30と当接する面である。当接面52bは、前方を向いた面A1により形成される。
突出部53は、導入部材50内に導入された空気をエアクリーナ40へと供給するための部分である。突出部53は、導入部52(後下方を向いた面A3)から後下方へ突出するように形成される。また、突出部53は、軸線方向を後下方(前上方)に向けた略円筒状に形成される。突出部53は、内径がエアクリーナ40の吸引口41の外径と略同一となるように形成される。突出部53は、供給口53aを具備する。
供給口53aは、突出部53の後下端部に形成される。供給口53aは、後下方を向けて開口するように形成される。当該供給口53aは、吸入口52aの向く左右方向に対して直交する方向を向くように配置される。
閉塞部54は、仕切り部30の貫通孔30aを閉塞するための部分である。閉塞部54は、軸線方向を前後方向に向けると共に前側が閉塞する略円筒状に形成される。閉塞部54は、外径が貫通孔30aの内径と略同一となるように形成される。閉塞部54は、導入部52の当接面52bから前方へ突出するように形成される。また、閉塞部54は、長さ(前後方向幅)が仕切り部30の下側遮蔽部31及び上側遮蔽部32の厚みと略同一となるように形成される。
このように構成される導入部材50は、図9に示すように、エアクリーナ40の吸引口41に突出部53が嵌め合わされる。導入部材50は、当該突出部53にバンド(不図示)が巻き付けられる。こうして、供給口53aが吸引口41に接続され、導入部材50はエアクリーナ40に固定される。
当該導入部材50の導入部52は、吸引口41の前上方に配置される。また、閉塞部54は、前後位置が下側遮蔽部31と一致するように配置される。当該閉塞部54は、略下半分が下側遮蔽部31の下側凹部31a内に配置される(図10参照)。
また、導入部材50は、下側遮蔽部31と同程度の高さ位置に配置され、平面視において、上側ホース24aの前端部と重複するように配置される。こうして、導入部材50の吸入口52aは、上側ホース24aの近傍に配置される。
また、図9及び図10に示すように、ボンネット4が閉じられると、当該ボンネット4に固定された上側遮蔽部32は、上方から略下方へと移動して、下側遮蔽部31及びシュラウド23bと当接する。この際、上側遮蔽部32の上側凹部32aは、下側凹部31aと対向するように配置される。これによって、閉塞部54は、略上半分が上側凹部32a内に配置される。このように、閉塞部54は、ボンネット4が閉じた状態において、下側凹部31a及び上側凹部32aからなる貫通孔30a内に配置され、当該貫通孔30aを閉塞する(図6参照)。
また、導入部材50の案内部51は、下側遮蔽部31及び上側遮蔽部32のすぐ後方に配置される。当該案内部51の当接面52bは、下側遮蔽部31及び上側遮蔽部32の後面と当接する(図5参照)。これにより、導入部材50は、閉塞部54だけでなく、当接面52bによっても貫通孔30a(貫通孔30aの周辺)を閉塞することができる。
また、吸入口52aは、後側空間S2、より詳細には、下側遮蔽部31及び上側遮蔽部32のすぐ後方において、左右外側方を向いて開口する。当該吸入口52aは、図2及び図3に示すように、側面視において、オルタネータ64やコンプレッサ65よりも上側に配置される。また、吸入口52aは、オルタネータ64やコンプレッサ65よりも前側に配置され、前後位置がファン3bと一致する(平面視でファン3bと重複する)ように配置される。これにより、後側空間S2において吸入口52aを極力前側(ラジエータ23側)に配置している。
次に、以上の如く構成された導入部材50を具備するトラクタ1において、ボンネット4外の空気(外気)がエンジン3へ供給される様子について説明する。
図2に示すエンジン3が駆動すると、当該エンジン3の駆動に伴ってファン3bが駆動する。これに伴って、ボンネット4外の空気は、前板4c等から前側空間S1へと流入する。当該空気は、整流板22によって流れが整えられて、ファン3bにより後側空間S2へと送られる。こうして後側空間S2へ送られた空気は、吸入口52aから導入部材50内へと吸い込まれ、エアクリーナ40へ導かれる。当該空気は、エアクリーナ40によってダストが分離され、アウトレットホース61を介してエンジン3へ送られる。これによって、エンジン3には、エアクリーナ40で除塵した空気が供給される。
ここで、雪の中(例えば、寒冷地等)でトラクタ1を運転する場合、ボンネット4内には、空気だけではなく、雪も流入することとなる。本実施形態では、吸入口52aを後側空間S2に配置することで、ボンネット4内へ流入した雪がエアクリーナ40に到達するのを抑制し、エアクリーナ40のフィルタが詰まるのを抑制している。
具体的には、ボンネット4内へ流入する雪は、空気と同様に、まず、前側空間S1へと流入する。このように、後側空間S2は、前側空間S1と比較して、ボンネット4外から直接雪が入り込み難くなっている。また、前側空間S1に入った雪は、ファン3bの駆動により後側空間S2へと送られる際に、ラジエータ23のコア23aを通過することとなる。当該雪は、コア23a内を流通する冷却水との間で熱交換が行われ、溶融する。このように、後側空間S2は、直接雪が入り込み難く、かつ、雪が流入前に溶融し易いため、前側空間S1よりも雪の量が少なくなる。
また、後側空間S2には、エンジン3が配置されているため、後側空間S2は前側空間S1よりも高温となる。よって、後側空間S2は前側空間S1よりも雪が溶融し易い。
導入部材50によれば、閉塞部54によって貫通孔30aを塞いで前側空間S1と後側空間S2との連通を遮断すると共に、吸入口52aから吸い込んだ空気をエアクリーナ40へと導入する(空気の供給経路を確保する)ことができる。これによって、貫通孔30aを介して前側空間S1から後側空間S2へと雪が流入するのを防止しつつ、雪が少ない後側空間S2の空気をエアクリーナ40へと供給することができる。これにより、雪がエアクリーナ40に到達するのを抑制することができるため、エアクリーナ40のフィルタに雪が詰まるのを抑制することができる。
また、トラクタ1においては、導入部材50を図11に示すインレットホース90に交換することで、前側空間S1から吸い込んだ空気をエアクリーナ40へ供給することもできる。インレットホース90は、軸線方向を略前後方向に向けた筒状に形成される。当該インレットホース90は、後端部がエアクリーナ40の吸引口41に固定される。インレットホース90は、貫通孔30aに挿通されて、仕切り部30を前後に跨ぐように設けられる。インレットホース90の前端部に形成された吸入口91は、前側空間S1に配置される。
このように、導入部材50に換えてインレットホース90を取り付ける場合、仕切り部30に形成した貫通孔30aにインレットホース90が挿通される。インレットホース90が取り付けられた状態では、比較的温度が低い前側空間S1の空気をエアクリーナ40へと供給することができる。したがって、雪の中での運転が想定されない場所や季節(夏場等)においては、導入部材50に換えてインレットホース90を取り付けることで、比較的低温の空気をエンジン3へと導入することができ、エンジン性能の向上を図ることができる。
以上の如く、本実施形態に係る導入部材50は、ラジエータ23の前後の空間を区画する仕切り部30に形成された貫通孔30aを塞ぐ閉塞部54と、空気を吸い込むための吸入口52a、及び当該吸入口52aから吸い込んだ空気をエアクリーナ40へ供給するための供給口53aを有する案内部51と、を具備するものである。
このように構成することにより、仕切り部30の貫通孔30aを塞ぐと共に、エアクリーナ40への空気の導入経路を確保することができる。
また、前記供給口53aが前記エアクリーナ40に接続されることで、当該エアクリーナ40に固定されるものである。
このように構成することにより、エアクリーナ40へ空気を供給するための供給口53aを、エアクリーナ40への取り付けのための取付部としても用いる(兼用する)ことができる。これにより、別途取付部を形成しなくて済むため、導入部材50の形状を簡素化することができる。
また、前記吸入口52aは、複数形成されるものである。
このように構成することにより、エアクリーナ40への空気の導入経路を確保し易くすることができる。
また、前記吸入口52aは、前記供給口53aの向く方向に対して直交する方向に向けて開口するものである。
このように構成することにより、吸入口52aから供給口53aへと向かう空気の流れを乱すことができる。これによって、例えば導入部材50の内壁に雪を接触させて溶融し易くする等、導入部材50内に入った雪の溶融を促すことができる。これにより、吸入口52aから雪を吸い込んだとしても、当該雪がエアクリーナ40へ到達するのを抑制することができる。
また、前記案内部51は、前記仕切り部30に当接可能な当接面52bを有し、前記閉塞部54は、前記当接面52bに形成されるものである。
このように構成することにより、当接面52bによって貫通孔30a(貫通孔30aの周辺)を閉塞し、空気の漏れを抑制することができる。
また、以上の如く、本実施形態に係るトラクタ1(作業車)は、導入部材50を具備するものである。
このように構成することにより、仕切り部30の貫通孔30aを塞ぐと共に、エアクリーナ40への空気の導入経路を確保することができる。
また、前記吸入口52aは、前記ラジエータ23よりも後側の空間(後側空間S2)において開口するように配置されるものである。
このように構成することにより、エアクリーナ40のフィルタに雪が詰まるのを抑制することができる。
また、前記吸入口52aは、前記ラジエータ23とエンジン3との間で冷却水を流通させる冷却水ホース24の近傍に配置されるものである。
このように構成することにより、エアクリーナ40のフィルタに雪が詰まるのを効果的に抑制することができる。
具体的には、トラクタ1の運転時、冷却水ホース24は外気よりも高温となる。よって、冷却水ホース24の近傍は、比較的雪が溶け易い。当該冷却水ホース24の近傍に吸入口52aが配置されることにより、吸入口52aから雪を吸い込むのを抑制することができる。
また、前記冷却水ホース24は、前記エンジン3から前記ラジエータ23の上部へと前記冷却水を流通させる上側ホース24aと、前記ラジエータ23の下部から前記エンジン3へと前記冷却水を流通させる下側ホース24bと、を具備し、前記吸入口52aは、前記上側ホース24aの近傍に配置されるものである。
このように構成することにより、下側ホース24bよりも温度が高い(雪が溶け易い)上側ホース24aの近傍に吸入口52aを配置することができる。これにより、エアクリーナ40のフィルタに雪が詰まるのを効果的に抑制することができる。
また、前記吸入口52aは、左右外側方を向くように配置されるものである。
このように構成することにより、導入部材50の左右外側方から空気を吸い込むことができる。これにより、導入部材50の下方から舞い上げられた雪を吸い込んでしまうのを抑制することができ、エアクリーナ40のフィルタに雪が詰まるのを効果的に抑制することができる。
なお、本実施形態に係るトラクタ1は、本発明に係る作業車の実施の一形態である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態に係る作業車はトラクタ1であるものとしたが、本発明に係る作業車の種類はこれに限定されるものでない。本発明に係る作業車は、その他の農業車両、建設車両、産業車両等であってもよい。
また、導入部材50は、エアクリーナ40に直接接続される必要はなく、例えば、導入部材50とエアクリーナ40とを接続する所定の接続部材を介して接続されるものであってもよい。この場合、供給口53aは、前記接続部材に接続される。
また、導入部材50は、当接面52bを具備するものとしたが、これに限定されるものではなく、当接面52bを具備しないものであってもよい。
また、導入部材50は、上側ホース24aと平面視で重複するものとしたが、これに限定されるものではなく、上側ホース24aに対して平面視でずれた位置に配置されるものであってもよい。
また、吸入口52aは、2つ形成されるものとしたが、吸入口52aが形成される個数は任意に設定可能である。よって、吸入口52aは、1つ形成されるものであっても、3つ以上形成されるものであってもよい。
また、吸入口52aは、左右外側方を向けて開口するものとしたが、これに限定されるものではなく、任意の方向を向けて開口していてもよい。
また、本実施形態において、エアクリーナ40は後側空間S2に配置されるものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、例えばエアクリーナ40を前側空間S1に配置することも可能である。この場合、導入部材50は、前側空間S1においてエアクリーナ40に取り付けることができる。当該導入部材50の閉塞部54は、前方(前側空間S1側)から貫通孔30aを塞ぐように配置されると共に、前側空間S1の空気が吸入口52aから吸入され、エアクリーナ40へと供給される。このように、エアクリーナ40が前側空間S1に配置される場合、導入部材50をエアクリーナ40に取り付けることで、前側空間S1の空気をエアクリーナ40へと供給することができる。このため、雪の中での運転が想定されない夏場等には、導入部材50をエアクリーナ40に取り付けることが好ましい。
また、エアクリーナ40を前側空間S1に配置した場合において、導入部材50をインレットホース90に交換することもできる。インレットホース90は、前端部がエアクリーナ40に接続され、後端(吸入口91)が後側空間S2で開口するように設けられる。このように導入部材50をインレットホース90に交換した場合には、後側空間S2の空気がエアクリーナ40へと供給される。このため、雪の中での運転が想定される冬場等には、インレットホース90をエアクリーナ40に取り付けることが好ましい。
また、導入部材50は、上側ホース24aの近傍に配置される構成の一例として、上側ホース24aと平面視で重複し、かつ、下側遮蔽部31と同程度の高さ位置に配置されるものとしたが、当該構成はこれに限定されるものではない。導入部材50は、上側ホース24aからの熱の影響で雪の溶融が促される程度に上側ホース24aに近い位置に配置されていればよい。
また、吸入口52aは、冷却水ホース24の近傍に配置される構成の一例として、上側ホース24aの近傍に配置されるものとしたが、当該構成はこれに限定されるものではなく、例えば、下側ホース24bの近傍に配置されていてもよい。このような構成により、比較的低い位置、かつ比較的高温となる位置に吸入口52aを配置して、吸入口52aから雪が吸い込まれるのを効果的に抑制することができる。
また、吸入口52aは、必ずしも冷却水ホース24(上側ホース24a及び下側ホース24b)の近傍に配置されている必要はない。なお、吸入口52aは、雪の吸い込みを抑制するという観点から、比較的高温となる部材の近傍や風速が遅い位置(例えば、シュラウド23bのすぐ後方等)に配置されることが望ましい。
1 トラクタ(作業車)
23 ラジエータ
30 仕切り部
30a 貫通孔
40 エアクリーナ
50 導入部材
51 案内部
52a 吸入口
53a 供給口

Claims (11)

  1. ラジエータの前後の空間を区画する仕切り部に形成された貫通孔を塞ぐ閉塞部と、
    空気を吸い込むための吸入口、及び当該吸入口から吸い込んだ空気をエアクリーナへ供給するための供給口を有する案内部と、
    を具備し、
    前記吸入口は、
    複数形成される、
    導入部材。
  2. 前記供給口が前記エアクリーナに接続されることで、当該エアクリーナに固定される、
    請求項1に記載の導入部材。
  3. 前記吸入口は、
    前記供給口の向く方向に対して直交する方向に向けて開口する、
    請求項1又は請求項2に記載の導入部材。
  4. 前記案内部は、
    前記仕切り部に当接可能な当接面を有し、
    前記閉塞部は、
    前記当接面に形成される、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の導入部材。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の導入部材を具備する作業車。
  6. 前記吸入口は、
    前記ラジエータよりも後側の空間において開口するように配置される、
    請求項5に記載の作業車。
  7. 前記吸入口は、
    前記ラジエータとエンジンとの間で冷却水を流通させる冷却水ホースの近傍に配置される、
    請求項6に記載の作業車。
  8. ラジエータの前後の空間を区画する仕切り部に形成された貫通孔を塞ぐ閉塞部と、
    空気を吸い込むための吸入口、及び当該吸入口から吸い込んだ空気をエアクリーナへ供給するための供給口を有する案内部と、
    を具備する導入部材を具備する作業車であって、
    前記吸入口は、
    前記ラジエータよりも後側の空間において開口するように配置され、
    前記ラジエータとエンジンとの間で冷却水を流通させる冷却水ホースの近傍に配置される
    業車。
  9. 前記冷却水ホースは、
    前記エンジンから前記ラジエータの上部へと前記冷却水を流通させる上側ホースと、
    前記ラジエータの下部から前記エンジンへと前記冷却水を流通させる下側ホースと、
    を具備し、
    前記吸入口は、
    前記上側ホースの近傍に配置される、
    請求項7又は請求項8に記載の作業車。
  10. 前記吸入口は、
    左右外側方を向くように配置される、
    請求項から請求項9までのいずれか一項に記載の作業車。
  11. ラジエータの前後の空間を区画する仕切り部に形成された貫通孔を塞ぐ閉塞部と、
    空気を吸い込むための吸入口、及び当該吸入口から吸い込んだ空気をエアクリーナへ供給するための供給口を有する案内部と、
    を具備する導入部材を具備する作業車であって、
    前記吸入口は、
    左右外側方を向くように配置される、
    作業車。
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