JP2528598Y2 - 自動車のオイルク−ラダクトのシ−ル部材取付構造 - Google Patents

自動車のオイルク−ラダクトのシ−ル部材取付構造

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JP2528598Y2
JP2528598Y2 JP6688091U JP6688091U JP2528598Y2 JP 2528598 Y2 JP2528598 Y2 JP 2528598Y2 JP 6688091 U JP6688091 U JP 6688091U JP 6688091 U JP6688091 U JP 6688091U JP 2528598 Y2 JP2528598 Y2 JP 2528598Y2
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oil cooler
branch pipe
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cooler duct
mounting structure
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建一 神尾
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Nihon Plast Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フェンダ−パネル内部
に形成された密閉空間を車体前後方向に仕切るオイルク
−ラダクトの導風口周壁に切欠部を形成し、エアクリ−
ナよりのブランチ管をシ−ル部材にてシ−ル支持するよ
うにした自動車のオイルク−ラダクトのシ−ル部材取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実公昭61−3698号公報に示
すように、エンジンル−ムの前方を仕切るフロントパネ
ルに左右側のフロントフレ−ムの間に位置してラジエ−
タを車幅方向に取付ける一方、上記フロントパネルにそ
れより前方に在るフロントバンパより下方へずらし、か
つ上記ラジエ−タの側方でフロントフレ−ムの外側に位
置せしめて開口部を設け、同開口部にオイルク−ラを取
付けると共に、ダムスカ−トの上記開口部に対応した高
さ及び車幅位置にエアインテ−クを開口せしめ、かつ上
記オイルク−ラの後方上部に導風部材を設けたことを特
徴とする車両におけるオイルク−ラの取付け構造は公知
である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、エアクリ−ナからのブランチ管はオイルク−ラを取
り付けた後で組み込むためブランチ管を切欠部に挿通す
る時、両面テ−プで固着していたシ−ル部材を押してし
まいシ−ル部材がはがれ易く、車輌走行中でも外部から
与えられる振動によりブランチ管に外力が加わるとシ−
ル部材がブランチ管に押されてはがれを生じ、車体後方
に流れる冷却風が拡散され、冷却コアの冷却機能が損な
われるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、フェンダ−パネルの内部に形成
された空間を車体前後方向に仕切るオイルク−ラダクト
の導風口周壁に切欠部を形成し、エアクリ−ナよりのブ
ランチ管をシ−ル部材にて支持するようにした装置に於
て、前記導風口周壁の切欠部外周面にブランチ管の配置
方向に向って複数個の係止爪を突設し、ブランチ管の外
周をシ−ルするシ−ル部材に形成したスリットを前記係
止爪に差し込んで係止固定する如くなしたことを特徴と
する。
【0005】
【実施例】1はフェンダ−パネル、2はフ−ドリッジパ
ネル、3はクロ−ジングプレ−ト、4はフェンダ−プロ
テクタ−、5はフロントバンパ−、6はこれ等によって
形成された空間を車体前後方向に仕切るオイルク−ラダ
クトで、外周をシ−ル部材7によって密閉され中央に導
風口6aが形成されている。オイルク−ラダクト6の後
方にはオイルク−ラ8が配設されている。
【0006】フロントバンパ−5の空気取入口から入っ
た外気は前記導風口6aよりオイルク−ラ8を通ってオ
イルク−ラ8内を流れるオイルを冷却した後、フェンダ
−プロテクタ−4に形成された排気口4aを通って車体
下方に排出される。9はエンジン室に配設されたエアク
リ−ナ、10はエアダクトである。11はエアダクト1
0の中間部より分岐された吸気音に伴う騒音を消すため
のブランチ管で先端は閉塞されている。
【0007】オイルク−ラダクト6の一側にはブランチ
管11を支持する切欠部6bが形成され、該切欠部6b
外周面にブランチ管11の配置方向に向って複数個の係
止爪12を突設し、ブランチ管挿通口13a及びスリッ
ト13bを有するシ−ル部材13を切欠部6b外周に配
設し、該スリット13bを前記係止爪12に差し込んで
係止固定する。なお、係止爪の爪部の形状は円錐状にし
たり、他の形状にしてもよい。
【0008】
【考案の効果】本考案によると、フェンダ−パネルの内
部に形成された空間を車体前後方向に仕切るオイルク−
ラダクトの導風口周壁に切欠部を形成し、エアクリ−ナ
よりのブランチ管をシ−ル部材にて支持するようにした
装置に於て、前記導風口周壁の切欠部外周面にブランチ
管の配置方向に向って複数個の係止爪を突設し、ブラン
チ管の外周をシ−ルするシ−ル部材に形成したスリット
を前記係止爪に差し込んで係止固定する如くしてあるの
で、下記の効果を有する、
【0009】 シ−ル部材の位置決めが確実にでき
る。 シ−ル部材がズレを生じない。又はがれない。 工数がかゝらない。 従って、取付品質の向上を図ることができ、取付作業を
能率良く行うことができ、コストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例要部斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2のA−A側断面図である。
【図4】図3のブランチ管部分正面図である。
【図5】図4の斜視図である。
【図6】図4のB−B側断面図である。
【図7】図4のシ−ル部材の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 フェンダ−パネル 2 フ−ドリッジパネル 3 クロ−ジングプレ−ト 4 フェンダ−プロテクタ− 5 フロントバンパ− 6 オイルク−ラダクト 6a 導風口 6b 切欠部 8 オイルク−ラ 9 エアクリ−ナ 10 エアダクト 11 ブランチ管 12 係止爪 13 シ−ル部材 13a ブランチ管挿通口 13b スリット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェンダ−パネルの内部に形成された空
    間を車体前後方向に仕切るオイルク−ラダクトの導風口
    周壁に切欠部を形成し、エアクリ−ナよりのブランチ管
    をシ−ル部材にて支持するようにした装置に於て、前記
    導風口周壁の切欠部外周面にブランチ管の配置方向に向
    って複数個の係止爪を突設し、ブランチ管の外周をシ−
    ルするシ−ル部材に形成したスリットを前記係止爪に差
    し込んで係止固定する如くなした自動車のオイルク−ラ
    ダクトのシ−ル部材取付構造。
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