JP2605020Y2 - ラッゲージドアのライセンス・ガーニッシュ取付構造 - Google Patents

ラッゲージドアのライセンス・ガーニッシュ取付構造

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JP2605020Y2
JP2605020Y2 JP1993023004U JP2300493U JP2605020Y2 JP 2605020 Y2 JP2605020 Y2 JP 2605020Y2 JP 1993023004 U JP1993023004 U JP 1993023004U JP 2300493 U JP2300493 U JP 2300493U JP 2605020 Y2 JP2605020 Y2 JP 2605020Y2
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Japan
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housing
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JP1993023004U
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JPH0679660U (ja
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雅則 柴田
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のラッゲージドア
において、ライセンスプレートを設置するために用いる
ライセンス・ガーニッシュの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラッゲージドアを備えた乗用車で
は、例えば図3に示されるように、ラッゲージドア1の
下端部にライセンスプレート設置領域2(一点鎖線)が
設定される。このライセンスプレート設置領域2におい
て、ラッゲージドア1のアウタパネル1aを打ち抜き、
そこにハウジング3を溶接(図中、×印で示される)等
によって接合することにより、上記ライセンスプレート
設置領域2に対応してガーニッシュ取付部が画成され
る。その後このガーニッシュ取付部に対して、図4に示
したようにガーニッシュ4が被着される。そして、この
ガーニッシュ4を介して、後述するライセンスプレート
が装着されるようになっている。
【0003】上記ガーニッシュ4は、図5に示したよう
に、概略凹状の断面形状(斜線部参照)を有し、このガ
ーニッシュ4のまわりを覆うように上記ハウジング3が
設けられている。ハウジング3は、上述のようにラッゲ
ージドア1のアウタパネル1aと接合されるが、このア
ウタパネル1aの内側のインナパネル1bとも接合され
ている。ハウジング3及びガーニッシュ4は、締結手段
としての、例えばグロメット5を介して相互に固定され
る。この場合ハウジング3には、上記グロメット5を挿
通させるための取付穴6(図3、図6参照)が複数形成
される。このようにガーニッシュ4に対する取付基準
は、ハウジング3の取付穴6を介して設定される。そし
てライセンスプレート7は、ビス8によってこのガーニ
ッシュ4に固定されるようになっている。なお、図5に
おいて、ガーニッシュ4の周囲に沿って、ラッゲージド
ア1のアウタパネル1aとの間にプロテクタ9が挿着さ
れるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のライセンス・ガーニッシュの取付構造において、上
記のようにガーニッシュ4の取付基準が、ハウジング3
の取付穴6を介して設定されるため、ガーニッシュ4の
アウタパネル1aに対する組付精度を確保することが困
難であった。このため例えば図4に示したように、アウ
タパネル1a及びガーニッシュ4間の見切りが一定に通
らず、そこに隙間Kが発生し、またガーニッシュ4及び
バンパ10間に見切り隙間Lが一定にならず、これらの
点で見栄えを悪くさせる原因になっていた。更にガーニ
ッシュ4の組付精度が確保されないまま、ラッゲージド
ア1を強制的に閉じると、ガーニッシュ4及びバンパ1
0が干渉するおそれがある。
【0005】特に図6に示したように、ハウジング3を
アウタパネル1aに組み付ける際に生じる位置ずれm
や、ハウジング3自体に対するガーニッシュ4の位置ず
れが、上記のようなガーニッシュ4の組付精度に大きく
影響する。またアウタパネル1aにおけるガーニッシュ
取付部の両側領域(図6、斜線部分)で、このアウタパ
ネル1a単品の剛性が低下し、このためガーニッシュ取
付部の幅寸法n(図7参照)のばらつきが生じ易く、こ
の点でも組付精度に悪影響する。
【0006】本考案は上記の点に鑑み、ガーニッシュ組
付精度を向上して、見栄えの向上を図り得るラッゲージ
ドアのライセンス・ガーニッシュ取付構造を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のラッゲージドア
のライセンス・ガーニッシュ取付構造は、ライセンスプ
レートの設置領域に対応するラッゲージドアのアウタパ
ネルを打ち抜いた領域に接合したハウジングと、ハウジ
ングに締結手段を介して被着固定したガーニッシュを有
するラッゲージドアのライセンス・ガーニッシュ取付構
造において、打ち抜いたアウタパネルの下端部に残した
額縁部と、アウタパネルの一部である額縁部に締結手段
のために形成した取付穴と、額縁部を含む打ち抜いたア
ウタパネルの周縁に接合したハウジングとを備え、アウ
タパネルの一部である額縁部の取付穴を取付基準にして
組み付けたガーニッシュを有していることを特徴として
いる。
【0008】
【作用】本考案によれば、ラッゲージドアのアウタパネ
ルを打ち抜いて成るガーニッシュ取付部を形成する際、
上記アウタパネルを額縁状に形成し、この額縁状の部分
にガーニッシュに対する取付基準が設定される。このよ
うにアウタパネル自体を基準にして、ガーニッシュを組
み付けるようにしたことにより、高いガーニッシュの組
付精度を確保し、見栄えを向上させることができる。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図2に基づき、本考案による
ラッゲージドアのライセンス・ガーニッシュ取付構造の
一実施例を説明する。図1において、ラッゲージドア1
1の下端部にライセンスプレート設置領域12が設定さ
れる。このライセンスプレート設置領域12において、
ラッゲージドア11のアウタパネル11aが打ち抜か
れ、そこにハウジング13が溶接等によって接合されて
いる。
【0010】上記ライセンスプレート設置領域12に対
応して、ガーニッシュ取付部が画成されるが、このガー
ニッシュ取付部は、図1から明らかなように額縁状に形
成されている。ラッゲージドア11のアウタパネル11
aの下端部は、開放しておらず、額縁部11a1 におい
て閉じている。この額縁部11a1 には、後述する締結
手段のための取付穴14が複数(この例では3個)形成
される。
【0011】上記ガーニッシュ取付部に対して、図2に
示したようにガーニッシュ15が取り付けられる。ガー
ニッシュ15は、図示したように概略凹状の断面形状
(斜線部参照)を有し、このガーニッシュ15のまわり
を覆うようにハウジング13が設けられている。ハウジ
ング13は、上述のようにラッゲージドア11のアウタ
パネル11aと接合されるが、また額縁部11a1 とも
接合されている。額縁部11a1 は、ラッゲージドア1
1のインナパネル11bと接合される。ガーニッシュ1
5に対する取付基準は、上記取付穴14に挿通する締結
手段としてのグロメット16を介して設定される。な
お、ガーニッシュ15の上部は、図2に示されるように
グロメット16′によって固定されるが、このガーニッ
シュ15に対してライセンスプレート17が装着される
ようになっている。
【0012】本考案のラッゲージドアのライセンス・ガ
ーニッシュ取付構造では、アウタパネル11aの額縁部
11a1 に取付穴14を設け、この取付穴14を取付基
準にして、即ち、アウタパネル11自体を基準にして、
ガーニッシュ15を組み付けることにより、ガーニッシ
ュ15のアウタパネル11aに対する高い組付精度を確
保することができる。
【0013】ガーニッシュ15は、従来のようにハウジ
ング13の取付精度に影響されることはなく、アウタパ
ネル11aに対して高さ方向及び幅方向において正確に
位置付けられ、ガーニッシュ15周囲における見切りも
しくは見切り隙間を一定にして、見栄えを格段に向上す
ることができる。また、アウタパネル11aに対する高
い組付精度が確保されることにより、ガーニッシュ15
周囲において従来のようなプロテクタ9(図5参照)を
挿着する必要がなくなり、これにより部品点数を削減す
ると共に、ガーニッシュ15まわりの意匠も向上するこ
とができる。
【0014】またガーニッシュ取付部を額縁状に形成
し、即ちアウタパネル11aに額縁部11a1 を設けた
ことにより、ハウジング13を小型化することができ、
これにより重量軽減及びコスト低減に対して極めて有利
になる。そして額縁部11a1によりアウタパネル11
aの下端部付近における剛性強化を図ることができる。
更にラッゲージドア11の後端からの取付面までの制約
をなくすることにより、意匠性の制約がなくなる。
【0015】
【考案の効果】上述したように本考案によれば、高いガ
ーニッシュの組付精度を確保したことにより、見栄えを
向上させることができる。しかも有効に部品点数の削減
又はコスト低減を図ることができる等の利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるッゲージドアのライセンス・ガー
ニッシュ取付構造の一実施例を示すガーニッシュ取付部
まわりの斜視図である。
【図2】本考案によるラッゲージドアのライセンス・ガ
ーニッシュ取付構造の要部縦断面図である。
【図3】従来のライセンス・ガーニッシュ取付構造にお
けるガーニッシュ取付部まわりの斜視図である。
【図4】図3におけるガーニッシュ取付状態の斜視図で
ある。
【図5】従来のラッゲージドアのライセンス・ガーニッ
シュ取付構造の要部縦断面図である。
【図6】従来のライセンス・ガーニッシュ取付構造にお
けるハウジング取付状態を示す斜視図である。
【図7】従来のライセンス・ガーニッシュ取付構造にお
けるアウタパネルの下端部まわりの斜視図である。
【符号の説明】
11 ラッゲージドア 11a アウタパネル 11a1 額縁部 12 ライセンスプレート設置領域 13 ハウジング 14 取付穴 15 ガーニッシュ 16 グロメット 16′ グロメット 17 ライセンスプレート

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライセンスプレートの設置領域に対応す
    るラッゲージドアのアウタパネルを打ち抜いた領域に接
    合したハウジングと、このハウジングに締結手段を介し
    て被着固定したガーニッシュを有するラッゲージドアの
    ライセンス・ガーニッシュ取付構造において、 上記打ち抜いたアウタパネルの下端部に残した額縁部
    と、このアウタパネルの一部である額縁部に締結手段の
    ために形成した取付穴と、上記額縁部を含む上記打ち抜
    いたアウタパネルの周縁に接合したハウジングとを備
    、 上記アウタパネルの一部である額縁部の取付穴を取付基
    準にして組み付けたガーニッシュを有していることを特
    徴とするラッゲージドアのライセンス・ガーニッシュ取
    付構造。
JP1993023004U 1993-04-30 1993-04-30 ラッゲージドアのライセンス・ガーニッシュ取付構造 Expired - Lifetime JP2605020Y2 (ja)

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JPH0679660U JPH0679660U (ja) 1994-11-08
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