JPH08509369A - 哺乳類株化細胞および糖蛋白の生産方法 - Google Patents

哺乳類株化細胞および糖蛋白の生産方法

Info

Publication number
JPH08509369A
JPH08509369A JP6523875A JP52387594A JPH08509369A JP H08509369 A JPH08509369 A JP H08509369A JP 6523875 A JP6523875 A JP 6523875A JP 52387594 A JP52387594 A JP 52387594A JP H08509369 A JPH08509369 A JP H08509369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell line
glycoprotein
cells
medium
hamster
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP6523875A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴォルフ,ハンス
シャフェンベルク,クラウス
ヴァグナー,ローラント
Original Assignee
ヴォルフ,ハンス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヴォルフ,ハンス filed Critical ヴォルフ,ハンス
Publication of JPH08509369A publication Critical patent/JPH08509369A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2710/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA dsDNA viruses
    • C12N2710/00011Details
    • C12N2710/16011Herpesviridae
    • C12N2710/16211Lymphocryptovirus, e.g. human herpesvirus 4, Epstein-Barr Virus
    • C12N2710/16222New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

Abstract

(57)【要約】 本発明は、哺乳動物株化細胞、特にEpstein−Barrウイルス抗原として作用する糖蛋白250(220)、350および250(220)/350を安定して発現するハムスターの株化細胞、および無血清培地において培養した細胞からこれらの糖蛋白を得る方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 哺乳類株化細胞および糖蛋白の生産方法 Epstein−Barr ウイルスは、ヒトに感染性の単核症を引き起こし 、若い人々の最も高頻度の感染症の1つである。 成人人口の90%以上がEpstein−Barr ウイルスにより感染され ている。これらのEBV陽性者は、後に鼻咽喉癌、B細胞リンパ腫、T細胞リン パ腫、ある種のホジキンリンパ腫、及び恐らくはその他の悪性腫瘍のような疾病 にかかることがある。この一次感染に直接的な時期的関連においてまたは後期に おいて、慢性的疾病がそして稀な場合においては急性の致死的な疾病さえもが報 告されてきた。 小さな子供におけるEpstein−Barr ウイルスによる感染は、臨床 的には目立たないものであるので、そしてEpstein−Barr ウイルス 膜抗原gp 250/350(BLLF-1リーディングフレーム、Baer et al.,(1 984))を発現する組み換えワクチンウイルスを用いるワクチン治療は、感染及 び/又は疾病に対する防御を与える(Gu et al.,1993)ので、Epstein −Barr ウイルス関連の諸疾病に対するワクチンが可能であると考えること ができる。 生ワクチンの考えられる副作用の為、純粋な蛋白質ワクチンの開発が主要な目 標となる。Epstein−Barrウイルス膜蛋白gp250/350(BLLF -1)は、高度にグリコシル化されており、そしてこの翻訳後修正は、正確な免 疫原性の重要な成分である(Emini et al.,1988)ので、gp 250/350 (Epstein−BarrのリーディングフレームBLLF-1)により真核細胞で 生産可能な糖蛋白に基づくワクチンの開発が極めて有望であるようにみえる。 本発明は、哺乳類株化細胞(Saeugerzellinien)、特にEpstein−Ba rr ウイルス抗原としての糖蛋白(gp250(220))、糖蛋白(gp3 50)及び/又はハイブリッド糖蛋白(gp250(220)/(gp)350 )を、特に無蛋白培地中で安定に発現し、これによって培地への添加物によるウ イルス又は細菌の汚染の危険を避けうるハムスター株化細胞に関する。さらに本 発明は、該糖蛋白の生産方法に関する。 EBV抗原としてのgp250(220)、gp350及び/又はgp250 (220)/gp350を安定に発現するハムスター株化細胞は、知られている 。例えば(vergleiche beispielsweise)、Motz et al.,in Gene,44(1986) ,353-359、Vaccines,87(1987),374-379、およびGu Shyan et al.,in 100 J ahre Blutserum-Therapie 1890-1990,Halle(Saale),(1991),93-100。し かしながら、今日までに該糖蛋白を安定に発現することができるハムスター株化 細胞は知られていない。Motz et al.,in Vaccines 87(1987),374-379,376 によれば、CHO細胞膜中に外来性のウイルス糖蛋白を組み込むと、一定限度を 超えれば、毒性を発揮しうる。 本発明の1つの態様によれば、該糖蛋白を安定に発現し、 そして大量に分泌するハムスター株化細胞が特定の遺伝子工学的手法に従うこと により提供された。そしてそれは、次の操作によって得ることができる: −該糖蛋白を発現するが、膜アンカーを発現しないベクター(Motz et al.,1 987)で株化細胞をトランスフェクトし、 −このベクターは、株化細胞が有していない選択マーカーを含み、 −この株化細胞を培養し、そして選択マーカーの助けをかりて、選択因子(阻 害剤)を除去すると、糖蛋白を安定に発現し分泌する細胞を選択すること。 さらなる態様は、無蛋白培地中で該糖蛋白を安定に発現するハムスター株化細 胞を作成する方法の利用を提供する。そしてそれは、以下のようにして得ること ができる: (A)(A)の(d)により染色体に組み込まれるベクター又は(B)(組み換 え株化細胞)により染色体に組み込まれるベクターによって、後に発現される選 択マーカーを欠如しているハムスター株化細胞(宿主株化細胞)から出発する: (a)この細胞を血清含有培地中で培養し、それらを基質および相互に付着さ せる、 (b)消費された培地の一部を繰り返し交換し、培地の血清含量を次第に減少 させ、そのようにして最後にその細胞を無血清培地で培養し、それによって −−この細胞の付着を積極的に剥がすのではなく、か つ −−随時、細胞のスフェロイドを形成させ、そして脱着させ、脱離した 細胞のスフェロイドを分離し、それらを緩和に振盪しながら懸濁状態で培養し、 小さなアグリゲート状で又は単細胞状で成長する細胞を選択し、そして (C)最後に選択された細胞を請求項1に記載のプロセスステップに付し、又 は (B)請求項1に記載のハムスター細胞をプロセスステップ(A)(a)〜(A )(b)に付する。 出発株化細胞、即ち宿主株化細胞は、血清含有培地中で、例えばMEM alpha-又 はa-+5%FCS中で成育させる。この株化細胞は、未だ培地中で移植できず 、また無血清培地中で培養できないからである。このような培地の例としてはDI F 1000,RPMI 1640,ASF 103及びHDBが挙げられる。 無蛋白培地中で成育させるためには、重要な3つの局面がある。 1.例えば、培養フラスコにて行う際には、この培養の血清減少中の付着を利 用する。この操作の結果、成育にプラスの刺激が起こる。さらに、古い消費され た培地および死んだ細胞は、細胞溶解産物と共に容易にそして極めて緩和に(遠 心分離せずに)分離することができる。 2.古い培地は、一部だけ繰り返し交換する。そのように して血清減少の間の培地の良好な自己調節を保証することができる。 3.細胞は、緩和に混合しながら長期間培養する。例えば、スフェロイドを形 成するようにスピンナーフラスコ中で懸濁培養をする。付着性の減少傾向にある ものを特に選択することにより、小さなアグリゲート(スフェロイド)で成育す る細胞、又は単一細胞で成育する細胞を単離することができる。まず、大きなス フェロイドを分離する。次いで、その上清を低いg値で分別遠心分離にかけ、そ して分離された小さなスフェロイド及び単一細胞を、次の継代培養に利用する。 成育は、請求項2で述べた方法を用いて、次の無蛋白培地中で行うことができ る。この培地は、以下、SMIF(Scharfenberg's Modified Iscove's F12 Med ium)と呼ぶ。この培地は、Iscoveの改良Dulbecco培地と、HamのF12栄養培地 (IF)の約1:1の混合物からなる充分に栄養富化された培地であり、これに はプトレッシン(例えば、1.2μmol/L)及びL−ヒドロキシプロリン(例えば 、153μmol/L)を添加することができる(SMIF1)。さらに懸濁培養には、 2価錯イオンとして、及び無血清培地(SMIF2)に通常使用される蛋白質成 分トランスフェリンの代替物として無機鉄の利用可能性を改善するために、オー リントリカルボン酸(Aurintricarboxylsaeure)(ATA,例えば3μmol/L)(Be rtheussen,1993)、EDTA(例えば、4.3μmol/L)及 びクエン酸(例えば、40μmol/L)のようなキレート剤を添加することが好ま しい。 本発明の特殊な態様によれば、ハムスターの株化細胞はチャイニーズハムスタ ー卵巣株化細胞(CHO)、例えばCHO K1=ATCC CCL 61,又 はベビー ハムスター キドニー株化細胞(BHK)、例えば、BHK 21C 13=ATCC CCL 10から出発することによって得ることができる。 本発明により、上述した糖蛋白が安定に発現されうる時間、例えば15〜40 時間、そして特に20〜30時間のジェネレーションタイムを持つハムスター株 化細胞を作りだすことが可能であるならば、この成功は、今日までに選択的な遺 伝子操作(遺伝子工学)なしに無蛋白培地中でハムスター株化細胞を培養するこ とには何人も成功しなかったという点に鑑み、進歩性があると言わねばならない 。今日まで、哺乳類株化細胞は、目的の遺伝子産物を発現させるためには、遺伝 子工学によって無蛋白培地中で成育するように作成しなければならないと信じら れてきた(NSO株化細胞、Hassel et al.,1992)。 選択マーカー及び阻害剤については、熟練した実務家は、関連先行技術に依存 することができる。適当な選択マーカーの一例はジヒドロ葉酸リダクターゼ遺伝 子(DHFR遺伝子)であり、そして適当な阻害剤の一例はメトトレキセート( MTX)(Motz et al.,1987)である。 本発明の具体的態様は、ハムスター株化細胞CHO pM DIIIGPTR−PFC6=DSM ACC 2121である。 gp250(220)、gp350及び/又はgp250(220)/gp3 50は、本発明によれば次のようにして得ることができる: (a)本発明により株化細胞を培養し、そして目的糖蛋白質を発現せしめ、 (b)培地から細胞を脱着し、特にマイクロフィルトレーションで分離し、 (c)続いて、限外濾過、特に十字流限外濾過により澄明な粗上清を濃縮し、そ して精製し、 (d)続いて陰イオン交換カラムを用いてそれを精製し、 (e)限外濾過を行い、そして (f)ゲル濾過を行い、そしてその結果生ずる純粋な糖蛋白質(gp)の画分を 得る。 本発明の方法によれば、糖蛋白は天然の、そしてグリコシル化された形で得る ことができる。従って、これらはその天然の抗原としての潜在力を有する。この 方法によって得られたワクチンは、従って活性なEBウイルスのそれぞれの蛋白 質の抗原性に相当する抗原性を示す。得られたワクチンは、抗原に対する高い保 護能力を有し、病原性を有しない安全なワクチンである。組み換えワクチンは、 従って、不活化されたワクチン、もしくは弱毒化されたワクチンよりも安全性の 面で優れている。何故なら弱毒化されたウイルスの復帰の可 能性も不活化されたウイルスの最小の危険や毒性も予想されないからである。 実施例 1: CHO pMDIIIGPTR-PFC6の作製 ジヒドロ葉酸レダクターゼ遺伝子(dhfr-1)を欠くCHO K1=ATCC CCL61株化細 胞由来のクローンを、Motzら、Gene 44(1986),353-359、Motzら、Gene 58(1 987),149-154およびVaccines,87(1987),374-379の記載に従ってプラスミ ドpMDIIIGPでトランスフェクトした。細胞を培養し、メトトレキセート(MTX) により、インヒビターを使用しない場合でも安定してgp 250/350を発現するクロ ーンを選択した。gp 250/350を安定して発現するクローンをCHO C6とした。 実施例2:蛋白を含まない培地におけるCHO C6の培養 標準的な培養条件下において培養を行った。1から2個の大きな培養フラスコ (185cm2、容量約40から50ml、ファルコン)内において5%ウシ胎仔血清(FCS) を含むIF培地で、絶対細胞集密状態(absoluten Zellkonfluenz)になるまでCHO C6を培養した。すでに多層を形成しているものも見られた。次いで、溶菌液だ けではなく遊離の生菌細胞、死菌細胞を含む古い培地の4/5を、毎回新鮮な加熱 処理したSMIF1で交換することにより、FCSを、1、0.2、0.04、0.008%と徐々に 希釈した。培養中に低濃度のFCSで遊離スフェロイドが形成された場合は、培地 を除去する前にこれらは形成されうる。交換時期は、培養細胞の活力おび培養の 状態により個々に決定 したが、遅くとも、培養上清の栄養分の含有量が非常に少なくなった時には交換 した。交換のための標準的な良い目安は、グルコース含有量が約0.7から1g/l になった時である。分解した栄養素を補給するために、少なくとも低い濃度で1 週間培養した場合には、培養液を交換した。 FCS濃度0.008%において培地が消費された時には、全ての培地を蛋白を含まな い、新鮮な加熱処理したSMIF1と交換し、培養フラスコの中でさらに培養した。 これらの条件下で、すでに十分な量のスフェロイドが形成または脱着した場合に は、これらのスフェロイドを小さなスピンナーフラスコ(最少容量40ml)に移し 40mlのSMIF1中で、約40U/minで培養した(古い調製培地1/4プラス新鮮な培地3/4 )。細胞が脱着しない場合には、付着細胞を継代培養する時に通常行われるよう に、細胞層を基質から酵素的に脱着しなければならなかった。この条件で容易に 凝集した細胞は、分離した後、SMIF1培地で2回洗浄、精製してプロテアーゼを 除き、この細胞も小さなスピンナーフラスコに移した。 細胞は、40時間未満のジェネレーションタイムが得られ、培養細胞が小さなス フェロイドを形成するまでスピンナーフラスコ内で培養した。継代は、培地の残 存グルコース濃度が標準値の約0.5〜1g/lになった時に行った。小さなスフェ ロイドおよび単離細胞は選択的に継代した。このためには、大きなスフェロイド が分離するように、細胞培養懸濁液の攪拌を短時間停止した。次いで、上清(10 0g)を遠心分離により除去した。ペレット中の細胞は、次の継代に移した。前 継 代の培地から濾過または遠心分離により死細胞および細胞画分を除いてきれいに したものを、20から30容量%加えて培地を調製した。 2つの適応を試した全プロセスは、それぞれ2ヶ月以上かかった。 実施例3:培養上清からの組換え蛋白質のプロセッシングと精製 I. 十字流限外ろ過とそれに続く再緩衝化(Umpufferung) この目的のために、蛋白質が含まれていないSMIF1又はSMIF2中の発酵産物のマ イクロフィルトレーションにより収集したものが用いられた。即ち、2Lのスケ ールまでの継続的な灌流培養から、又は10Lのエアーリフトファーメンターに おけるバッチ式培養から得たものである。公称100KD分画(Cut off)のろ過用フ ィルターカセット(ミリポア又はフィルトロン)が用いられた。十字流限外ろ過 中の標準値は以下の通りである(相対的にランダムに選択された): −膜間圧力は約1気圧を超えない; −流路中のろ過される粗上清の約1/3は、大量の流れ(Volumenstrom)からろ 液として除去された;これは一つのフィルターカセットについて約2〜3Lに相 当し、吸引能は例えば8L/分; −緩衝液の交換中は、ポンプ能力を下げて用いた。 一般的に、次の工程が行われる。最初の二工程は省略可能だが、これらにより 収率を改善できる。 1. 収集した細胞全体の容量が決定され、膜を調整するために、即ち膜にロー ディングし分極することによって、一定した効果的なフィルターのカットオフを 調整するために(通常のろ過状態下での流量に基づいて)、約15容量%のろ液 を得た。 2. 該第一ろ液を残留物(Retentate)と再び一緒にした。 3. 最初の容量の約1/50(1/50-tel)にまで、残留物を減少させるまで実際の 十字流限外ろ過を行った。しかしながら、特に蛋白質が含まれていない培地を用 いることにより、さらに残留物を濃縮することが可能である。 4. 一次残留物は緩衝液が交換され、最終容量が得られた時に洗浄した。この 目的のために、その残留物に二倍容量になるまで(ポンプと限外ろ過システムの デッドボリュームを含めて)3〜4回リン酸塩緩衝液(20mM;pH7)を補 充し、残留物が最小限になるまで濃縮し、さらに処理が行われた。この工程は、 低分子量の外因性蛋白質を除去する目的、及び次の精製工程のためにイオン強度 を低下させる目的にかなうものである。 II. 陰イオン交換カラムによる精製 次の装置を用いた。 カラム素材:Q-Sepharose High Performance(Pharmaciaのバイオプロセス素 材) 緩衝液系: 緩衝液A:20mMリン酸塩緩衝液(pH5.1) 緩衝液B:1M塩化ナトリウム含有20mMリン酸塩緩衝液(p H5.1) スケール: 例えば、FPLCの小スケールと1mLベッドボリュームのHR 5/5カラム(Pharmacia);スケールアップは可能。 流速: HR5/5において1mL/分に相当する5.1cm/分で一定 限外ろ過残留物をMiliQ処理水で3mSの導電率に希釈し、塩酸でpH5.1 に調整した(例えば、より占有の度合いの大きい外因性蛋白質を分離するために 最初にpH4.2に、そしてpH5.1に)。生成した濁りは遠心分離により除 去された。それから、最初の外因性蛋白質を溶出するために、澄んだ上清を、緩 衝液Bの5%部分を加えながら、FPLCポンプを経由してカラムに供給した。 最大供給量は、約8mg総蛋白質/mLゲルであった。この後、蛋白質を0.4 M塩化ナトリウムのグラジエントを経て溶出した(22カラム容量以上のグラジ エント)。 所望のgp250/350蛋白質は、0.15と0.35 Mの塩化ナトリウムの間で溶出され、さらに精製される分画の正確な選択は、ポ リアクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)後に行われた。蛋白質の供給と分離 は、緩衝液Bを添加しなくても、また異なるpH(例えばpH7)でも可能であ った。供給中の緩衝液Bの添加と同様、pHをより低くすることは、gp蛋白質 のクロマトグラフィーに関しては、能力を上昇させる。 リン酸塩緩衝液を用いるなら、以後の工程の前に行う再緩衝化工程は省くこと ができる。しかしながら、クエン酸塩緩衝液等の他の緩衝液系も有効である。 III. 限外ろ過 選択され、集められた工程IIの蛋白質画分は、約10〜20のファクターによ る限外ろ過により、ゲルろ過カラムで濃縮された。蛋白質の終濃度は、例えば1 〜2mg/mLの範囲であった。ミニコンCS15チャンバー(アミコン)が限 外ろ過に用いられた。(より多量の溶媒量に応じたより高い能力を持つより大型 のろ過装置、例えば、アジテーター細胞(Ruehrzeller)又は十字流限外ろ過モ ジュール、も考慮される。) IV. ゲルろ過による精製 カラム素材: Superose 6(Pharmacia)のHR10/3 0プレパックカラム;スケールアップには、Sephacryl S-300 High Resolution 及びSephacryl S-400 High ResolutionのXK26/100カラム(Pharmacia) が用いられた。 緩衝液系: 100又は200mM塩化ナトリウム含有20mMリン酸塩緩衝 液(pH7)のイソクラティック。 流速: 例えば、2〜2.5mm/分 カラムの平衡化後、1mLのゲルベッド当たり10gの蛋白質を加え、これを 最初の濃縮(CS15)とし、これより濁りを遠心分離により除去した。約2. 5mm/分の流速で溶出し、分離した。PAGE及び銀染色後の目視可能なコン タミネーションのないgp250及び/又はgp350の含有されるこれらの溶 出画分を集めた。 精製gp250/350は、約−20℃の凍結状態で集めたゲルろ過のgp画 分中で安定して貯蔵できる。精製工程により、全量の約25〜40%の精製粗産 物が得られた。 比較例1 血清減少段階中に細胞集密状態にならないようにしたこと、および細胞付着が 終了した時にFCSを減少させたこと以 外は、実施例2を繰り返した。この方法では、蛋白を含まない培地で培養できる 細胞は得られなかった。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年5月24日 【補正内容】 請求の範囲 1.無蛋白培地中で、Epstein−Barr ウイルス抗原としての糖蛋白 質(gp)250(220)、糖蛋白質(gp)350及び/又はハイブリッド 糖蛋白質(gp)250(220)/(gp)350を安定に発現する哺乳類株 化細胞であって下記の方法により得られうる哺乳類株化細胞、 (A)(A)(c)により染色体に組み込まれるベクターによりまたは(B)に より染色体に組み込まれるベクターにより後に発現させられる選択マーカーを欠 如しているハムスター株化細胞から出発し、 (a)血清含有培地中で細胞を培養し、細胞を基質および相互に付着せしめ、 (b)消費された培地の一部を繰り返し交換して培地の血清含量を徐々に減少 せしめ、そうしながら最後に細胞を無血清で培養し、 −−この細胞の付着を積極的に剥がすことなく、そして −−随時細胞スフェロイドを形成・脱着せしめ、脱離した細胞スフェロイドを分 離し、それを緩和に振盪しながら懸濁状で培養し、そして小さなアグリゲートと してまたは単一細胞で成育する細胞を選択し、 (c)最後に選択された細胞を次のプロセスステップに付し、 (ca)この株化細胞を上記の糖蛋白質(gp)を発現す るベクターでトランスフェクトし、該ベクターが該株化細胞に欠如している選択 マーカーを含有するものであり、 (cb)この株化細胞を培養し、そして選択マーカーの助けをかりて選択因子 (阻害剤)がもはや使用されないときは安定に糖蛋白質を発現する細胞を選択し 、または (B)哺乳類株化細胞をプロセスステップ(A)(ca)および(A)(cb) に付し、ついでプロセスステップ(A)(a)から(A)(b)に付す。 2.哺乳類株化細胞として、ハムスター株化細胞、特にCHO K1=ATCC CCL61のようなチャイニーズハムスター卵巣株化細胞(CHO)またはB HK 21 C13=ATCC CCLI0のようなべイビーハムスターキドニ ー株化細胞(BHK)が用いられることを特徴とする請求項1記載の哺乳類株化 細胞。 3.ジヒドロ葉酸リダクターゼ遺伝子(DHFR遺伝子)が選択マーカーとして 、そしてメトトレキセート(MTX)が阻害剤として用いられることを特徴とす る、先行する請求項のいずれかに記載のハムスター株化細胞。 4.ハムスター株化細胞 CHO−K1 pMDIIIGPTR−PFC6=D SM ACC 2121。 5.糖蛋白質(gp)250(220)、糖蛋白質(gp) 350及び/又はハイブリッド蛋白質(gp)250(220)/(gp)35 0の生産方法であって下記によって特徴付けられる生産方法、 (a)請求項1〜請求項4のいずれかに記載の株化細胞を培養し、そして目的の 糖蛋白質を発現せしめ、それらを培地中に分泌せしめ、 (b)培地から糖蛋白質を単離する。 6.糖蛋白質(gp)250(220)、糖蛋白質(gp)350及び/又はハ イブリッド蛋白質(gp)250(220)/(gp)350の生産方法であっ て下記によって特徴付けられる生産方法、 (a)請求項1〜請求項4のいずれかに記載の株化細胞を培養し、そして目的の 糖蛋白質を発現せしめ、それらを培地中に分泌せしめ、 (b)培養物から細胞を分離し、特にマイクロフィルトレーションで分離し、 (c)それを十字流限外濾過により濃縮し、そしてそれを精製し、 (d)その後、陰イオン交換カラムを用いてそれを精製し、 (e)限外濾過を行い、 (f)ゲル濾過を行い、そしてその結果生ずる純粋な糖蛋白質画分(gp)を取 得する。 7.請求項5または6記載の方法により得られる糖蛋白質( gp)250(220)、糖蛋白質(gp)350及び/又はハイブリッド蛋白 質(gp)250(220)/(gp)350を含むワクチン。 8.Iscoveの改良Dulbecco培地と、HamのF12栄養培地(IF)の約1:1の 混合物であって、付加的にプトレッシン及びL−ヒドロキシプロテインを含有し てなる無蛋白培地。 9.プトレッシンが、1.2μMol/Lの濃度で、そしてL−ヒドロキシプロテ インが153μMol/Lの濃度で含有することを特徴とする請求項8に記載の培地 。 10.少なくとも1種のキレート剤を付加的に含有することを特徴とする請求項 8または9記載の培地。 11.少なくとも1種のキレート剤が、好ましくは3μMol/Lの濃度のアウリ ントリカルボン酸(Aurintricarbonsaeure)、好ましくは4.3μMol/Lの濃 度のEDTA、または好ましくは40μMol/Lの濃度のクエン酸であることを 特徴とする請求項10記載の培地。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C12R 1:91) A61K 39/12 ADY (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,V N (72)発明者 シャフェンベルク,クラウス ドイツ連邦共和国 ブラウンシュヴァイヒ デー―38124,マッシャーオデール ベ ーク 1 (72)発明者 ヴァグナー,ローラント ドイツ連邦共和国 ブラウンシュヴァイヒ デー―38124,マッシャーオデール ベ ーク 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.Epstein−Barr ウイルス抗原としての糖蛋白質(gp)250 (220)、糖蛋白質(gp)350及び/又はハイブリッド糖蛋白質(gp) 250(220)/(gp)350を安定に発現する哺乳類株化細胞であって下 記の方法により得られうる哺乳類株化細胞、 −株化細胞を上記の糖蛋白質(gp)を発現するベクターでトランスフェクトし 、 −該ベクターが該株化細胞に欠如している選択マーカーを含有するものであり、 −この株化細胞を培養し、そして選択マーカーの助けをかりて選択因子(阻害剤 )がもはや使用されないときは安定に該糖蛋白質を発現する細胞を選択する。 2.無蛋白培地中で、Epstein−Barr ウイルス抗原としての糖蛋白 質(gp)250(220)、糖蛋白質(gp)350及び/又はハイブリッド 糖蛋白質(gp)250(220)/(gp)350を安定に発現する哺乳類株 化細胞であって下記の方法により得られうる哺乳類株化細胞、 (A)(A)(d)により染色体に組み込まれるベクターによりまたは(B)に より染色体に組み込まれるベクターにより後に発現させられる選択マーカーを欠 如しているハムスター株化細胞から出発し、 (a)血清含有培地中で細胞を培養し、細胞を基質および相互に付着せしめ、 (b)消費された培地の一部を繰り返し交換して培地の血清含量を徐々に減少 せしめ、そうしながら最後に細胞を無血清で培養し、 −−この細胞の付着を積極的に剥がすことなく、そして −−随時細胞スフェロイドを形成・脱着せしめ、脱離した細胞スフェロイドを分 離し、それを緩和に振盪しながら懸濁状で培養し、そして小さなアグリゲートと してまたは単一細胞で成育する細胞を選択し、 (c)最後に選択された細胞を請求項1に記載されたプロセスステップに付し 、 (B)請求項1に記載の哺乳類株化細胞をプロセスステップ(A)(a)および (A)(b)に付す。 3.哺乳類株化細胞として、ハムスター株化細胞、特にCHO K1=ATCC CCL61のようなチャイニーズハムスター卵巣株化細胞(CHO)またはB HK 21 C13=ATCC CCLI0のようなベイビーハムスターキドニ ー株化細胞(BHK)が使用されることを特徴とする請求項1または2記載の哺 乳類株化細胞。 4.ジヒドロ葉酸リダクターゼ遺伝子(DHFR遺伝子)が選択マーカーとして 、そしてメトトレキセート(MTX)が阻害剤として用いられることを特徴とす る、先行する請求項 のいずれかに記載のハムスター株化細胞。 5.ハムスター株化細胞 CHO−K1 pMDIIIGPTR−PFC6=D SM ACC 2121。 6.糖蛋白質(gp)250(220)、糖蛋白質(gp)350及び/又はハ イブリッド蛋白質(gp)250(220)/(gp)250の生産方法であっ て下記によって特徴付けられる生産方法、 (a)請求項1〜5のいずれかに記載の株化細胞を培養し、そして目的の糖蛋白 質を発現せしめ、培地中に分泌せしめ、(b)培養物から細胞を分離し、特にマ イクロフィルトレーションにより分離し、 (c)続いてそれを十字流限外濾過により濃縮し、そしてそれを精製し、 (d)その後、陰イオン交換カラムを用いてそれを精製し、 (e)限外濾過を行い、 (f)ゲル濾過を行い、そしてその結果生ずる純粋な糖蛋白質画分(gp)を取 得する。
JP6523875A 1993-04-26 1994-04-26 哺乳類株化細胞および糖蛋白の生産方法 Ceased JPH08509369A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4313620.6 1993-04-26
DE4313620A DE4313620A1 (de) 1993-04-26 1993-04-26 Hamsterzellinien und Verfahren zur Glykoproteingewinnung
PCT/EP1994/001318 WO1994025599A1 (de) 1993-04-26 1994-04-26 Säugerzellinien und verfahren zur glykoproteingewinnung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08509369A true JPH08509369A (ja) 1996-10-08

Family

ID=6486397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6523875A Ceased JPH08509369A (ja) 1993-04-26 1994-04-26 哺乳類株化細胞および糖蛋白の生産方法

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP0695357A1 (ja)
JP (1) JPH08509369A (ja)
KR (1) KR100255228B1 (ja)
CN (1) CN1124502A (ja)
AU (1) AU6722094A (ja)
CA (1) CA2161517A1 (ja)
DE (1) DE4313620A1 (ja)
NZ (1) NZ266146A (ja)
WO (1) WO1994025599A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010233563A (ja) * 2009-03-09 2010-10-21 Toyo Seikan Kaisha Ltd 細胞培養方法、及び細胞培養装置
JP2016178932A (ja) * 2016-04-27 2016-10-13 バクスアルタ・イノベイションズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングBaxalta Innovations GmbH 組換え安定細胞クローン、その産生およびその使用

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6475725B1 (en) 1997-06-20 2002-11-05 Baxter Aktiengesellschaft Recombinant cell clones having increased stability and methods of making and using the same
AT409379B (de) 1999-06-02 2002-07-25 Baxter Ag Medium zur protein- und serumfreien kultivierung von zellen
EP1200561B1 (de) * 1999-08-05 2006-06-14 Baxter Aktiengesellschaft Rekombinanter stabiler zellklon, seine herstellung und verwendung
CA2491992A1 (en) 2002-07-09 2004-01-15 Baxter International, Inc. Animal protein free media for cultivation of cells
TWI384069B (zh) * 2004-08-27 2013-02-01 Pfizer Ireland Pharmaceuticals 多胜肽之製法
US20060094104A1 (en) 2004-10-29 2006-05-04 Leopold Grillberger Animal protein-free media for cultivation of cells
RU2486236C2 (ru) 2006-01-04 2013-06-27 Бакстер Интернэшнл Инк. Способ экспрессии белка
JP2011004754A (ja) * 2010-08-05 2011-01-13 Baxter Ag 組換え安定細胞クローン、その産生およびその使用
EP2906683B1 (en) 2012-10-15 2017-05-31 Bristol-Myers Squibb Company Mammalian cell culture processes for protein production
JP6097725B2 (ja) * 2014-07-09 2017-03-15 バクスアルタ・イノベイションズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングBaxalta Innovations GmbH 組換え安定細胞クローン、その産生およびその使用

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO162160C (no) * 1987-01-09 1989-11-15 Medi Cult As Serumfritt vekstmedium, samt anvendelse derav.
EP0312164A1 (en) * 1987-10-16 1989-04-19 Merck & Co. Inc. Purification of recombinant epstein-barr virus antigens from vero cells, yeast cells or L cells
GB9022545D0 (en) * 1990-10-17 1990-11-28 Wellcome Found Culture medium
JPH04228066A (ja) * 1990-10-23 1992-08-18 Rikagaku Kenkyusho 外来遺伝子発現用培養細胞

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010233563A (ja) * 2009-03-09 2010-10-21 Toyo Seikan Kaisha Ltd 細胞培養方法、及び細胞培養装置
JP2016178932A (ja) * 2016-04-27 2016-10-13 バクスアルタ・イノベイションズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングBaxalta Innovations GmbH 組換え安定細胞クローン、その産生およびその使用

Also Published As

Publication number Publication date
CN1124502A (zh) 1996-06-12
AU6722094A (en) 1994-11-21
DE4313620A1 (de) 1994-10-27
WO1994025599A1 (de) 1994-11-10
CA2161517A1 (en) 1994-11-10
NZ266146A (en) 1997-11-24
EP0695357A1 (de) 1996-02-07
KR100255228B1 (ko) 2000-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2222547C2 (ru) Получение рекомбинантного фактора viii в среде, не содержащей белка
JP3313117B2 (ja) ウイルス粒子の効率の高い生産および単離
JP2003510070A (ja) 細胞の無タンパク質かつ無血清の培養のための培地
JPH08509369A (ja) 哺乳類株化細胞および糖蛋白の生産方法
US4664912A (en) Process for the large scale production of rabies vaccine
AU709584B2 (en) Industrial production process for a vaccine against Japanese encephalitis, and vaccine obtained
JP2005532779A5 (ja)
ES2267280T3 (es) Clon celular recombinante estable, su preparacion y utilizacion del mismo.
JP5096920B2 (ja) ウイルス物質の製造方法
JP2004528005A (ja) 生物学的に活性なタンパク質およびペプチドのファージ依存性超産生
JP2002506636A (ja) ウイルスの伝播および増殖用の培地および方法
JP2859679B2 (ja) 新規細胞株
JPH05502581A (ja) 付着的に結合した細胞を有するマトリックスおよびウイルス/ウイルス抗原の製造方法
EP1060241B1 (en) Preparation of cells for production of biologicals
AU1369801A (en) Mammal cell lines and method of obtaining glycoproteins
JPS63132845A (ja) 肝炎ワクチン
RU2768962C1 (ru) TCh (Testis Capra hircus) - перевиваемая монослойная сублиния клеток тестикул месячного козлёнка, предназначенная для репродукции вирусов оспы, чумы мелких жвачных животных и заразного узелкового дерматита крупного рогатого скота, а также для изготовления диагностических и профилактических ветеринарных биопрепаратов
EP0255383B1 (en) Improved mutant vaccinia virus and process for production thereof
JPS6045535A (ja) B型肝炎ウイルスワクチンの製造法
JP6097725B2 (ja) 組換え安定細胞クローン、その産生およびその使用
WO2020142304A1 (en) Supplemented serum-containing culture medium for enhanced arpe-19 growth and human cytomegalovirus vaccine production
CN102406928A (zh) 一种人二倍体细胞脊髓灰质炎灭活疫苗的生产方法
MXPA98003051A (en) Preparation of recombinant factor viii in a protei free medium
JPS61173775A (ja) 悪性b細胞株の培養方法
JP2010099093A (ja) 組換え安定細胞クローン、その産生およびその使用

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20031205

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061030

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061218

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070417