JPH08507084A - 二環式テトラヒドロピラゾロピリジン - Google Patents
二環式テトラヒドロピラゾロピリジンInfo
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Abstract
(57)【要約】
式I[式中、R1、R2、R3およびXは定義した通りである。]の化合物。式Iの化合物および医薬的に許容されうるその塩は、ホスホジエステラーゼ(PDE)IV型および腫瘍壊死因子(TNF)の産生の阻害に有用であり、また、喘息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性気道疾患、乾せん、アレルギー性鼻炎、皮膚炎および他の炎症性疾患、エイズ、敗血症性ショック、ならびにTNFの産生に関与する他の疾患の治療に有用である。
Description
【発明の詳細な説明】
二環式テトラヒドロピラゾロピリジン 発明の背景
本発明は、ホスホジエステラーゼ(PDE)IV型または腫瘍壊死因子(以後、
TNF)の産生の選択的阻害剤であり、それ自体が喘息、関節炎、気管支炎、慢
性閉塞性気道疾患、乾せん、アレルギー性鼻炎、皮膚炎および他の炎症性疾患、
エイズ、敗血症性ショック、ならびにTNFの産生が関与する他の疾患の治療に
有用である、一連の二環式テトラヒドロピラゾロピリジン類に関する。
本発明はまた、哺乳類、特にヒトの上記疾患の治療における該化合物の使用方
法およびその使用に有用な医薬組成物に関する。
環式AMPが細胞間における第二の媒介体である(E.W.Sutherland and T.
W.Rall,Pharmacol.Rev.,1960,12,265)とされて以来、ホスホジエステラ
ーゼの阻害がある範囲の病気の進行の調節、従って治療的介入の標的になってい
る。さらに最近、全く別の種類のPDEが確認され(J.A.Beavo
and D.H.Reifsnyder,TiPS,1990,11,150)、その選択的阻害が薬剤療法効
果を改善する(C.D.Nicholson,R.A.Challiss and M.Shahid,TiPS,1991
,12,19)。特に、PDEIV型の阻害は、炎症性媒介物の放出を阻害し(M.W.
Vergheseら,J.Mol.Cell Cardiol.,1989,12(Suppl.II),S 61)、気道平
滑筋を弛緩(T.J.Torphy,Directions for New Anti-Asthma Drugs,S.R.O'
DonnellおよびC.G.A.Persson編,1988,37,Birkhauser-Verlag)させること
ができる。すなわち、PDEIV型は阻害するが、PDEの他の型に対する活性は
小さい化合物があれば、心臓血管作用または抗血小板物質作用を招来することな
く炎症性媒介物の放出を阻害し、気道平滑筋を弛緩させるであろう。
TNFは、多くの感染性疾患および自己免疫疾患に関与することが確認されて
いる(W.Friers,FEBS Letters,1991,285,199)。さらに、TNFは、敗血
症および敗血症性ショックに見られる炎症性反応の主要媒介物であることが示さ
れている(C.E.Spoonerら,Clinical Immunology and Immunopathology,1992
,62,S11)。発明の要旨
本発明は、下記式I:
[式中、R1は水素、(C1〜C7)アルキル、(C2〜C3)アルケニル、(C3〜
C5)シクロアルキルまたはメチレン(C3〜C5)シクロアルキル(各アルキル
またはアルケニル基は、所望により、2個までの(C1〜C2)アルキルもしくは
トリフルオロメチル基または3個までのハロゲンで置換されていてもよい。)で
あり;Xは、酸素または2個の水素原子であり;R2およびR3は、各々独立して
、水素、(C1〜C14)アルキル、(C1〜C14)アルコキシ、(C2〜C7)アル
ケニル、または酸素、硫黄、SO2もしくはNR5(R5は水素または(C1〜C4
)アルキルである。)を含む(C4〜C7)ヘテロ環式基、または式II:
[式中、aは1〜5の整数であり;bおよびcは0または1であり;R4は、水
素、ヒドロキシ、(C1〜C5)アルキル、(C2〜C5)アルケニル、(C1〜C5
)アルコキシ、(C3〜C6)シクロアルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル
、CO2R6、CONR6R7、NR6R7、NO2またはSO2NR6R7(R6および
R7は各々独立して、水素または(C1〜C4)アルキルである。)であり;Zは
、酸素、硫黄、SO2またはNR8(R8は水素または(C1〜C4)アルキルであ
る。)であり;Yは、所望により2個までの(C1〜C7)アルキルもしくは(C3
〜C7)シクロアルキル基で置換された(C1〜C5)アルキレンもしくは(C2
〜C6)アルケニル、または下記式:
[式中、pは1〜3の整数であり;Wはオキソまたはヒドロキ
シであり、R9は(C1〜C3)アルキルである。]の基である。]の基(各アル
キル、アルケニル、シクロアルキル、アルコキシアルキルまたはヘテロ環式基は
、所望により、1〜14個、好ましくは1〜5個の(C1〜C2)アルキル、トリ
フルオロメチルまたはハロゲンで置換されていてもよい。)であるが、ただし、
R1がエチルであり、R2が4−メチルフェニルである場合は、R3は水素、メチ
ル、フェニル、4−フルオロフェニルおよび2−ピリジルのではなく、R2が4
−メチルフェニルであり、R3が4−フルオロフェニルである場合は、R1はフェ
ニル、メチルおよびn−プロピルではなく、R1がエチルであり、R2がフェニル
である場合は、R3は4−クロロフェニル、4−フルオロフェニルおよび4−メ
チルフェニルではなく、R1がエチルであり、R2が4−メトキシフェニルである
場合は、R3は4−フルオロフェニルではない。]の化合物および医薬的に許容
されうるその塩に関する。
ある態様では、本発明は、式Iにおいて、R1が(C1〜C3)アルキルであり
、R2およびR3が、各々独立して、(C3〜C7)シクロアルキル、SO2を含む
(C4〜C7)ヘテロ環式基、または式III:
[式中、aは1〜5の整数であり、R4は、水素、ヒドロキシ、(C1〜C5)ア
ルキル、(C1〜C5)アルコキシまたはハロゲンである。]の基である化合物に
関する。
本発明の別の態様では、式Iにおいて、R1がエチルたまはイソプロピルであ
り、R2がフェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、2−メトキシ
フェニル、3−メトキシフェニルまたは3−トリフルオロメチルフェニルであり
、R3がシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、3−スルホラニル、
4−フルオロフェニルまたは3,4−ジクロロフェニルである化合物に関する。
本発明はさらに、医薬的に有効な量の式Iの化合物および医薬的に許容されう
るその塩および医薬的に許容されうる担体を含む、ホスホジエステラーゼ(PD
E)IV型および腫瘍壊死因子(TNF)の産生を阻害する薬剤組成物に関する。
本発明はさらに、医薬的に有効な量の式Iの化合物および医薬的に許容されう
るその塩を患者に投与することを含む、ホス
ホジエステラーゼ(PDE)IV型および腫瘍壊死因子(TNF)の産生を阻害す
る方法に関する。
本発明はさらに、抗炎症剤として有効な量の式Iの化合物および医薬的に許容
されうるその塩を哺乳類に投与することを含む、該哺乳類の炎症を治療する方法
に関する。
本発明はさらに、医薬的に有効な量の式Iの化合物および医薬的に許容されう
るその塩を医薬的に許容されうる担体とともに含む、喘息、関節炎、気管支炎、
慢性閉塞性気道疾患、乾せん、アレルギー性鼻炎、皮膚炎および他の炎症性疾患
、エイズ、敗血症性ショック、ならびにTNFの産生が関与する他の疾患を治療
するための医薬組成物に関する。
本発明はさらに、有効な量の式Iの化合物および医薬的に許容されうるその塩
を患者に投与することを含む、喘息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性気道疾患、
乾せん、アレルギー性鼻炎、皮膚炎および他の炎症性疾患、エイズ、敗血症性シ
ョック、ならびにTNFの産生が関与する他の疾患から成る群から選択される症
状の治療または予防法に関する。
本発明の好ましい特定の化合物は以下の通りである。
3−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−6−フェニル−
7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕
ピリジン;
3−エチル−1−シクロペンチル−6−フェニル−7−オキソ−4,5,6,7
−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン;
3−エチル−1−(3,4−ジクロロフェニル)−6−(3−メトキシフェニル
)−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−
c〕ピリジン;
3−エチル−1−シクロペンチル−6−(3−メトキシフェニル)−7−オキソ
−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン;
3−エチル−1−(4−フルオロフェニル)−6−(2−メトキシフェニル)−
7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕
ピリジン;
3−エチル−1−シクロペンチル−6−(3−メチルフェニル)−7−オキソ−
4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン;
3−エチル−1−シクロペンチル−6−(3−トリフルオロメチルフェニル)−
7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ
−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン;
3−エチル−1−シクロヘキシル−6−(3−メトキシフェニル)−7−オキソ
−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン;
3−イソプロピル−1−シクロペンチル−6−(3−メトキシフェニル)−7−
オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリ
ジン;
3−エチル−1−シクロブチル−6−(3−メトキシフェニル)−7−オキソ−
4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン;
3−エチル−1−シクロペンチル−6−フェニル−4,5,6,7−テトラヒド
ロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン;
3−エチル−1−シクロペンチル−6−(2−メチルフェニル)−7−オキソ−
4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン;
3−エチル−1−(3−スルホラニル)−6−(3−メチルフェニル)−7−オ
キソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジ
ン;
3−エチル−1−(3−スルホラニル)−6−(3−メトキシ
フェニル)−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔
3,4−c〕ピリジン;
3−エチル−1−シクロブチル−6−(3−メチルフェニル)−7−オキソ−4
,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン;
3−エチル−1−(3−スルホラニル)−6−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4
−c〕ピリジン;
3−エチル−1−シクロブチル−6−(3−トリフルオロメチルフェニル)−7
−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピ
リジン;
3−エチル−1−シクロブチル−6−(2−メチルフェニル)−7−オキソ−4
,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン発明の詳細な説明
本明細書で使用する「ハロゲン」は、特に断らない限り、クロロ、フルオロお
よびブロモを含む。
本明細書で使用するアルキル、アルコキシおよびアルケニル基は、特に断らな
い限り、直鎖であるか、あるいは、3個以上
の炭素を含む場合は、直鎖、分岐鎖、環式または環式および直鎖もしくは分岐鎖
部分の組み合わせであってもよい。
本発明に従って治療することができる「炎症性疾患」は、それらに限定されな
いが、喘息、慢性閉塞性気道疾患、気管支炎および関節炎を含む。
本明細書で使用するR1、R2およびR3は、特に断らない限り、式Iに関して
上記で定義した通りである。
下記反応図式により本発明化合物の製造を例示するが、これに限定されるもの
ではない。
反応図式1の反応1において、式IVの2−ピロリジノン化合物は、銅粉末およ
び炭酸カリウムの存在下でハロゲン化アリールと適切に反応させると、対応する
N−(アリール)−2−ピロリドン化合物V(アリールは式IIの基である。)に
変換される。適切なハロゲン化アリールとしては、1−ヨード−もしくは1−ブ
ロモ化した、4−メトキシベンゼン、3−メトキシベンゼン、2−メトキシベン
ゼン、3−メチルベンゼン、4−メチルベンゼン、2−メチルベンゼン、3−ト
リフルオロメチルベンゼン、2−トリフルオロメチルベンゼン、3,4−ジメト
キシベンゼンまたは3−シクロペントキシ−4−メトキシベンゼンが挙げられる
。反応温度は、一般に、約110℃〜約170℃の範囲、好ましくは約150℃
であり、不活性反応条件下、約14時間〜約22時間、好ましくは約18時間反
応を行う。
反応図式1の反応2では、R1ハロゲン化物を、無水非プロトン性溶媒におけ
るマグネシウムの懸濁物に添加する。反応混合物を全マグネシウムが消費される
まで加熱還流した後、約−15℃〜約15℃、好ましくは約0℃の温度に冷却す
る。次いで、式VのN−(アリール)−2−ピロリドン化合物を添加
し、反応混合物を約1.5時間〜約2.5時間、好ましくは約2時間、攪拌しな
がら室温に温める。適するハロゲン化アルキルとしては、ブロモメタン、ブロモ
エタンまたはブロモプロパンが挙げられる。好ましい無水非プロトン性溶媒は無
水エーテルである。反応完了後、所望の中間体は、常法、例えば、最初に有機物
を一緒にして水およびブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過・
減圧濃縮して容易に回収可能な析出物を白色固体として得ることにより単離する
ことができる。
上記析出物は、非極性非プロトン性溶媒および塩基の混合物に析出物を分散さ
せることにより式VIの対応する1,2,5,6−テトラヒドロピリジン化合物に
変換される。激しく攪拌して塩化エチルオキサリルを添加し、反応混合物を約1
.5時間〜約4.5時間、好ましくは約3.0時間加熱還流する。好ましい非極
性非プロトン性溶媒はベンゼンであり、好ましい塩基は水酸化ナトリウムである
。溶媒を除去し、得られた残渣をナトリウムアルコキシドの、エタノール溶液で
処理する。約1時間〜約3時間、好ましくは約1.5時間加熱還流した後、混合
物を減圧濃縮し、塩酸により酸性にしてpH=3とする。
反応図式1の反応3では、式VIの化合物と3−メチル−1−
p−トリルトリアゼンとの反応混合物を非プロトン性溶媒中で加熱還流すること
により、式VIの化合物を対応する3−メトキシ−1,2,5,6−テトラヒドロ
ピリジン化合物VIIに変換する。好ましい非プロトン性溶媒は1,2−ジクロロ
エタンである。反応時間は約30分から約120分、好ましくは約45分である
。
反応図式2の反応1では、式VIIIの1,2,5,6−テトラヒドロピリジン化
合物(R5は水素またはメチルである。)を式R3HNNH2のヒドラジンと反応
させることにより、対応する4,5,6,7−テトラヒドロ−7−オキソ−1H
−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン化合物IXに変換する。式VIIIの化合物の両方
の誘導体(3−ヒドロキシおよび3−メトキシ)は、以下の3種類の反応におい
て出発物質として使用することができる。
第1の反応条件下では、式VIIIの1,2,5,6−テトラヒドロピリジン化合
物を無水極性プロトン性溶媒中でヒドラジン塩酸塩およびナトリウムアルコキシ
ドと反応させることにより、式VIIIの化合物が式IXの対応する化合物に変換され
る。好ましいナトリウムアルコキシドはナトリウムメトキシドであ
り、好ましい無水極性プロトン性溶媒は無水エタノールである。反応混合物は、
約9〜約15時間、好ましくは約12時間の間、加熱還流させる。
別の反応条件では、式VIIIの1,2,5,6−テトラヒドロピリジン化合物を
無水極性プロトン性溶媒中、好ましくはエタノール中でヒドラジノ安息香酸と反
応させることにより、式VIIIの化合物が式IXの対応する化合物に変換される。反
応混合物は、約16〜約24時間、好ましくは約20時間の間、加熱還流させる
。生成した式IXの化合物は、極性プロトン性溶媒中、好ましくはメタノール中、
約15分〜約45分、好ましくは30分、ナトリウムメトキシドとさらに反応さ
せることにより、対応する1−(4−ベンズアミド)−7−オキソ−4,5,6
,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン化合物にすること
ができる。極性プロトン性溶媒を減圧除去し、固体残渣を非極性非プロトン性溶
媒、好ましくはベンゼンに懸濁した後、非極性溶媒を減圧除去する。得られる乾
燥固体を冷エーテルに懸濁し、塩化オキサリルおよびN,N−ジメチルホルムア
ミドで処理して、約30分〜約90分、好ましくは60分間、攪拌する。次いで
、溶媒を除去し、粗残渣を脱水テトラヒ
ドロフランに溶解する。得られる溶液を約−10℃〜約10℃、好ましくは0℃
の温度で、攪拌水酸化アンモニウムに滴下する。
第三の反応条件では、式VIIIの1,2,5,6−テトラヒドロピリジン化合物
を極性プロトン性溶媒中、好ましくはメタノール中でヒドラジン塩酸塩と反応さ
せることにより、式VIIIの化合物が式IXの対応する化合物に変換される。反応混
合物は、全ての溶媒が除去されるまで穏やかな窒素流下で約70℃〜約110℃
、好ましくは約90℃の温度に加熱する。次いで、混合物をそのまま、約30分
〜約90分、好ましくは60分間、約120℃〜約180℃、好ましくは約15
0℃の温度に加熱する。
生成した式IXの化合物は、式IXの化合物の極性非プロトン性溶媒、好ましくは
アセトニトリル溶液を、約−15℃〜約15℃、好ましくは約0℃の温度で、約
20分〜約50分、好ましくは約35分間、亜硝酸アンモニウムセリウム(IV)
水溶液と反応させることにより、対応する6−R2−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−7−オキソ−1H−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン化合物(R2は式II
の基以外である。)に変換する
ことができる。反応完了後、混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出する。次い
で、有機物を一緒にして飽和重炭酸ナトリウム、次いで亜硫酸ナトリウムで洗浄
する。極性非プロトン性溶媒、好ましくはテトラヒドロフラン中で生成した化合
物を水素化ナトリウムで処理して加熱還流し、約30分〜約60分、好ましくは
45分間攪拌する。反応混合物を約20℃〜約30℃、好ましくは約25℃の温
度に冷却し、式:R2ハロゲン化物(R2は、式Iに関して定義した式IIの基以外
の基である。)のハロゲン化アルキルを添加する。反応混合物を攪拌し、約12
時間〜約20時間、好ましくは16時間加熱還流する。
反応図式2の反応2では、2−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H
−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン化合物IXを非極性非プロトン性溶媒、好まし
くはエーテル中で還元剤、好ましくは水素化リチウムアルミニウムと反応させる
ことにより、化合物IXが対応する式Xの化合物に変換される。反応物は、約12
時間〜約20時間、好ましくは16時間攪拌する。次いで、水および塩基、好ま
しくは水酸化ナトリウムを添加し、反応混合物を約1.5時間〜約2.5時間、
好ましくは2時間攪拌して濾過する。濾液を濃縮すると、白色固体が得られる。
本発明化合物または医薬的に許容されうるその塩がホスホジエステラーゼIV(
PDE4)を阻害して、炎症性疾患の治療に対し有効である能力を、下記のin
vitroアッセイにより示す。生物学的アッセイ (ヒトの肺のPDE IV)
30〜40gのヒトの肺組織を50mlのトリス/フッ化フェニルメチルスル
ホニル(PMSF)/ショ糖緩衝液(pH7.4)に入れ、Tekmar Tissumizer
(Tekmar Co.,7143 Kemper Road,Cincinnati,Ohio 45249)を使用して30秒
間、最高速度でホモジェネートする。ホモジェネートを4℃、48,000×g
で70分間、遠心する。上清を0.22μmのフィルターで2回濾過し、pH7
.4のトリス/PMSF緩衝液で予め平衡にしたMono-Q FPLCカラム(Pha
rmacia LKB Biotechnology,800 Centennial Avenue,Piscataway,New Jersey
08854)にかける。流速1ml/分でサンプルをカラムに通した後、2ml/分
の流速で洗浄および溶離を行う。サンプルの溶離は、pH7.4のトリス/PM
SF緩衝液において段階的に増加するNaCl勾配を使用して行う。8mlの
分画を採取する。〔3H〕cAMP加水分解およびその加水分解を阻害する公知
PDEIV阻害剤(例えばロリプラム)の能力との対比によって測定される、当該
分画の特異的PDEIV活性を測定する。適切な分画をプールし、エチレングリコ
ールで希釈し(2mlのエチレングリコール/5mlの酵素試料)、使用するま
で−20℃で保存する。
化合物を10mMの濃度でDMSOに溶解し、水で1:25に希釈する(40
0μMの化合物、4%のDMSO)。さらに4%のDMSOで逐次希釈を行い、
所望の濃度を達成する。アッセイチューブにおける最終のDMSO濃度は1%で
ある。下記成分をこの順に12×75mmのガラス管に添加したものを2組作る
(全ての濃度は、アッセイチューブの最終濃度である。)。
i)25μlの化合物またはDMSO(1%;コントロールおよびブランク用)
ii)25μlのトリス緩衝液(pH7.5)
iii)〔3H〕cAMP(1μM)
iv)25μlのPDEIV酵素(ブランク用;酵素は、沸騰水中で5分間、予備イ
ンキュベートする。)
反応チューブを振とうさせ、水浴(37℃)に20分間置き、そのチューブを
沸騰水浴に4分間入れることにより反応を停止させる。洗浄緩衝液(0.5ml
;0.1Mの4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジン−エタンスルホン
酸(HEPES)/0.1MのNaCl;pH8.5)を氷浴上の各チューブに
加える。各チューブの中身を、予め洗浄緩衝液で平衡にしたAffi-Gel 601カラム
(Biorad Laboratories,P.O.Box 1229,85A Marcus Drive,Melville,New
York 11747)(boronate親和性ゲル、1mlベッド容積)にかける。〔3H〕c
AMPを2×6mlの洗浄緩衝液で洗浄し、次いで、〔3H〕5’AMPを4m
lの0.25M酢酸で溶離する。振とうさせた後、1mlの溶離液を適切な小び
んに入った3mlのシンチレーション流体に添加し、振とうさせて〔3H〕を計
数する。
IC50は、〔3H〕cAMPの〔3H〕5’AMPへの特異的加水分解を50%
阻害する化合物の濃度として定義する。(TNF)
本発明化合物または医薬的に許容されうるその塩がTNFの産生を阻害する能
力、従ってTNFの産生に関与する疾患の治療に対して有効性を示す能力を、下
記のin vitroアッセイによって示す。
ボランティアからヒトの末梢血(100ml)をエチレンジアミン四酢酸(E
DTA)に集める。単核細胞をFicoll/Hypaqueによって単離し、不完全HBS
Sで3回洗浄する。細胞を予め温めたRPMI(5%FCS、グルタミン、pe
n/stepおよびナイスタチンを含む)に1×106細胞/mlの最終濃度で
再懸濁する。単核細胞を24ウェルプレートに1×106細胞/1.0mlとし
てプレーティングする。細胞を37℃(5%二酸化炭素)でインキュベートし、
プレートに2時間接着させた後、静かに洗浄することにより非接着細胞を除去す
る。次いで、テスト化合物(10μl)を各3〜4倍濃度で細胞に添加し、1時
間インキュベートする。LPS(10μl)を適切なウェルに添加する。プレー
トを37℃で一夜(18時間)インキュベートする。インキュベーションが終わ
ると、TNFをサンドイッチELISA(R&D Quantikineキット)により分
析した。各化合物に対するIC50の測定を、直線回帰
分析に基づいて行う。
本発明化合物の医薬的に許容されうる酸付加塩としては、それらに限定されな
いが、HCl、HBr、HNO3、H2SO4、H3PO4、CH3SO3H、p−C
H3C6H4SO3H、CH3CO2H、グルコン酸、酒石酸、マレイン酸およびコハ
ク酸により生成する酸付加塩が挙げられる。式IにおいてR4がCOR6であり、
R6が水素である本発明化合物の医薬的に許容されうるカチオン性の塩としては
、それらに限定されないが、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム
、アンモニウム、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン、N−メチルグルカミ
ン(メグルミン)、エタノールアミンおよびジエタノールアミンの塩が挙げられ
る。
炎症性疾患の治療または予防においてヒトに投与する場合、式Iの化合物およ
び医薬的に許容されうるその塩(以下、本発明の活性化合物という。)の経口投
与による用量は、一般に、成人の平均的患者(70kg)に対して一日に0.1
〜100mgの範囲である。すなわち、典型的な成人の患者に対して、個々の錠
剤またはカプセルは、適切な医薬的に許容されうるベヒクルまたは担体中に0.
1〜50mgの活性化合物を含む。
静脈内投与の場合の用量は、典型的には、一回の投与ごとに必要に応じ0.1〜
10mgの範囲である。鼻腔内または吸入投与の場合は、一般的に0.1〜1%
(w/v)溶液として調製する。実際には、医師が、個々の患者に最も適する実
際の用量を決定するが、特定の患者の年齢、体重および反応に応じて変わる。上
記の用量は平均的ケースの例であり、もちろん、それより高用量または低用量範
囲が有利であるケースも個々に存在可能であり、そのような用量全てが本発明の
範囲内である。
TNFの阻害のためにヒトに投与する場合は、経口、非経口および局所投与な
どの通常の種々の投与法を使用することができる。一般には、活性化合物を、治
療を受ける患者の体重1kgにつき一日に約0.1〜25mg、好ましくは約0
.3〜5mgの用量で経口投与または非経口投与する。しかし、治療を受ける患
者の状態に応じて、用量の若干の変更は必ず生じるであろう。ともかく、投与に
対する責任者が個々の患者の適切な用量を決定することになる。
ヒトに使用する場合、本発明の活性化合物は単独で投与することができるが、
一般には、使用する投与法および標準的調剤プラクティスに関して選択される医
薬希釈剤または担体と混合
して投与される。例えば、澱粉もしくは乳糖などの賦形剤を含む錠剤、または単
独もしくは賦形剤と混合したカプセルもしくはovales、または香料もしく
は着色剤を含むエリキシルもしくは懸濁物の形状で経口投与することができる。
非経口的に注入することもでき、例えば静脈内、筋肉内または皮下注入すること
ができる。非経口投与の場合は、他の物質、例えば溶液を等張性にするのに十分
な塩たまはグルコースを含む滅菌水溶液の形状で使用するのが最良である。
すなわち、本発明のさらに別の発明では、式Iの化合物および医薬的に許容さ
れうるその塩を医薬的に許容されうる希釈剤または担体とともに含む医薬組成物
を提供する。
本発明を下記実施例により説明するが、本発明はその詳細に限定されない。実施例1 3−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−6−フェニル−7−オキソ−4, 5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン
35mlの無水エタノール(Mgから蒸留)における3−ヒドロキシ−2−オ
キソ−1−フェニル−4−プロピオニル−1,
2,5,6−テトラヒドロピリジン(1.0g,4.1ミリモル)、4−メトキ
シフェニルヒドラジン塩酸塩(0.8g,4.6ミリモル)およびナトリウムメ
トキシド(0.11g,2ミリモル)の混合物を加熱還流した。12時間後、溶
媒を減圧下でロータリーエバポレーターにより除去した後、粗残渣をクロマトグ
ラフィー(4×20cmのシリカカラム;溶離液として1:1のエーテル/ヘキ
サンを使用)にかけると、345mgの標記化合物が赤色の油状物として得られ
、これは室温で放置すると結晶化した。所望の1−(4−メトキシフェニル)位
置異性体は2−(4−メトキシフェニル)副生物より極性が小さい。融点:43
〜45℃;IR(クロロホルム)ラクタムC=O,1665cm-1;1HNMR
(300MHz,CDCl3)δ:1.32(t,J=7.6Hz,3H),2
.74(q,J=7.6Hz,2H),2.96(t,J=6.6Hz,2H)
,3.79(s,3H),4.10(t,J=6.6Hz,2H),6.89(
d,J=9.0Hz,2H),7.22〜7.39(m,5H),7.45(d
,J=9.0Hz,2H);元素分析:計算値(C21H21N3O2として):C,
72.60;H,6.09;N,12.09;実測値:C,7
2.48;H,6.08;N,11.66;MSm/z(M+)347実施例2〜15
適切なヒドラジン塩酸塩を、実施例1の方法と同様にして必要な4−アルカノ
イル−3−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,5,6−テトラヒドロピリジンと
反応させると、下記化合物が得られる。
実施例16 3−エチル−1−(4−フェニルカルボン酸)−6−フェニル−7−オキソ−4 ,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン
3−ヒドロキシ−2−オキソ−1−フェニル−4−プロピオニル−1,2,5
,6−テトラヒドロピリジン(1.0g,4.08ミリモル)、4−ヒドラジノ
安息香酸(0.68g,4.49ミリモル)および30mlの無水エタノールの
混合物を加熱還流した。20時間後、混合物を減圧下でロータリーエバポレータ
ーにより濃縮した後、固体残渣を酢酸エチル(500ml)およびpH4の緩衝
液(200ml)の混合物に懸濁した。有機層を分離し(後に2−(4−フェニ
ルカルボン酸)副生物のほとんどが残る)、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム
で脱水して濾過し、減圧濃縮した。メタノールから再結晶すると、0.64gの
標記化合物が橙色の固体として得られる。融点:261〜263℃;1HNMR
(300MHz,DMSO−d6)δ:1.23(t,J=7.6Hz,3H)
,2.68(q,J=7.6Hz,2H),2.94(t,J=6.5Hz,2
H),4.05(t,J=6.5Hz,2H),7.
20〜7.41(m,5H),7.65(d,J=8.6Hz,2H),7.9
6(d,J=8.6Hz,2H);13.05(s,1H);MSm/z(M+
)362実施例17 1−(4−ベンズアミド)−3−エチル−6−(4−メトキシフェニル)−7− オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジ ン
ナトリウムメトキシドのメタノール攪拌溶液(6.6mgのNaから調製)に
、3−エチル−6−(4−メトキシフェニル)−1−(4−フェニルカルボン酸
)−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c
〕ピリジン(96mg,0.25ミリモル)を添加する。30分後、メタノール
を減圧除去し、固体残渣をベンゼンに懸濁し、ベンゼンを減圧除去した。得られ
た乾燥固体を冷エーテル(氷浴)に懸濁し、塩化オキサリル(31μl,0.3
5ミリモル)および無水N,N−ジメチルホルムアミド(1滴)で処理した。1
時間攪拌した後、揮発物を減圧除去し、粗残渣を脱水テトラヒドロフランに溶解
した。得られた溶液を、0℃で、激しく攪拌した水酸化アンモニウムに滴下した
。2時間かけて室温に温めた
後、黄色固体が沈澱し始めるまで反応混合物を減圧濃縮した。このとき、混合物
を水で約100mlに希釈して濾過し、析出物を水で洗浄すると、81mgの標
記化合物が得られた。分解温度:243〜245℃;1HNMR(DMSO−d6
)δ:1.24(t,J=7.6Hz,3H),2.68(q,J=7.6Hz
,2H),2.93(t,J=6.5Hz,2H),3.75(s,3H),3
.99(t,J=6.5Hz,2H),6.94(d,J=9.1Hz,2H)
,7.27(d,J=9.0Hz,2H),7.43(s,1H),7.59(
d,J=8.5Hz,2H),7.90(d,J=8.6Hz,2H),8.0
4(s,1H);元素分析:計算値(C22H22N4O3として):C,67.68
;H,5.68;N,14.35;実測値:C,67.19;H,5.31;N
,13.55;HRMS:計算値(C22H22N4O3として)〔M+〕:391.
1770;実測値:391.1781
出発物質の3−エチル−6−(4−メトキシフェニル)−1−(4−フェニル
カルボン酸)−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔
3,4−c〕ピリジンは、実施例16の方法に従って、適切な試薬を使用して合
成した。実施例18 1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−エチル−6−(3−メトキシフェニル )−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c 〕ピリジン
3−メトキシ−1−(3−メトキシフェニル)−2−オキソ−4−プロピオニ
ル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン(0.49g,1.7ミリモル)、
3,4−ジクロロフェニルヒドラジン塩酸塩(0.40g,1.87ミリモル)
およびナトリウムメトキシド(46mg,0.85ミリモル)の無水エタノール
における混合物を攪拌し、これを加熱還流した。16時間後、混合物を減圧濃縮
し、クロマトグラフィー(シリカゲルカラム;1:4の酢酸エチル/ヘキサンを
溶離液として使用)にかけると、白色固体が得られた。エーテルから再結晶する
と、0.46gの白色針状晶が得られた。融点:97〜99℃;1HNMR(2
50MHz,CDCl3)δ:1.31(t,J=7.5Hz,3H),2.7
3(q,J=7.6Hz,2H),2.96(t,J=6.6Hz,2H),3
.79(s,3H),4.09(t,J=6.6Hz,2H),6.78〜6.
91(m,3H),7.29〜7.49(m,3H),7.
73(d,J=1.8Hz,1H);MSm/z〔M+〕:416実施例19〜42
適切なヒドラジン塩酸塩を、実施例18の方法と同様にして、必要な4−アル
カノイル−3−メトキシ−2−オキソ−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン
と反応させると、下記化合物が得られる。
実施例43 1−シクロヘキシル−3−エチル−6−(3−メトキシフェニル)−7−オキソ −4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン
3−メトキシ−1−(3−メトキシフェニル)−2−オキソ−4−プロピオニ
ル−1,2,5,6−ピリジン(0.80g,2.8ミリモル)およびシクロヘ
キシルヒドラジン塩酸塩(0.54g,3.6ミリモル)のメタノール(15m
l)溶液を穏やかな窒素流下で90℃に温めて、溶媒を全部除去した。次いで、
その混合物を窒素下で1時間、約150℃に加熱した。室温に冷却した後、混合
物をエーテルに溶解し、1N塩酸、次いでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで
脱水して濾過し、減圧濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(1:1の酢酸
エチル/ヘキサンを溶離液として使用)にかけると、0.47gの標記化合物が
黄色油状物として得られた。1HNMR(250MHz,CDCl3)δ:1.2
0〜1.52(m,6H,1.23にt,J=7.6Hz,3Hを含む),1.
64〜1.74(m,1H),1.80〜2.06(m,6H),2.67(q
,J=7.6Hz,2H),2.87(t,J=6.7
Hz,2H),3.82(s,3H),3.97(t,J=6.7Hz,2H)
,5.13(tt,J=4.3および11.3Hz,1H),6.79〜6.9
3(m,3H),7.31(t,J=8.1Hz,1H);HRMS;計算値(
C21H27N3O2として)〔M+〕:352.2103;実測値:353.209
4実施例44〜57
適切なヒドラジン塩酸塩を、実施例43の方法と同様にして、必要な4−アル
カノイル−3−メトキシ−2−オキソ−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン
と反応させると、下記化合物が得られる。
実施例58 3−エチル−6−(4−フルオロフェニル)−1−(4−メトキシフェニル)− 4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン
3−エチル−6−(4−フルオロフェニル)−1−(4−メトキシフェニル)
−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c〕
ピリジン(0.3g,0.82ミリモル)のエーテル50mlにおける攪拌溶液
に、水素化リチウムアルミニウム(33mg,0.86ミリモル)を添加した。
16時間攪拌した後、水(0.5ml)、次いで3N水酸化ナトリウム(1ml
)を添加した。2時間攪拌した後、白色沈澱をセライトにより濾過し、濾液を減
圧濃縮する。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(1:3の酢酸エチル/ヘキ
サンを溶離液として使用)にかけると、0.12gの標記化合物が淡黄色ペース
トとして得られた。1HNMR(250MHz,CDCl3)δ:1.28(t,
J=7.6Hz,3H),2.66(q,J=7.6Hz,2H),2.71(
t,J=5.7Hz,2H),3.49(t,J=5.7Hz,2H),3.8
4(s,3H),4.23(s,2H),6.8
4〜6.99(m,6H),7.36(d,J=9.0Hz,2H);MSm/
z〔M+〕:352実施例59〜63
適切な7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4
−c〕ピリジンを、実施例58の方法と同様にして、水素化リチウムアルミニウ
ムと反応させると、下記化合物が得られる。
実施例64 1−シクロペンチル−3−エチル−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ −1H−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン
1−シクロペンチル−3−エチル−6−(4−メトキシフェニル)−7−オキ
ソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン(
2.58g,7.60ミリモル)のアセトニトリル(90ml)溶液を0℃で攪
拌し、これを亜硝酸セリウムアンモニウム(12.5g,22.8ミリモル)の
水(110ml)における溶液で処理する。35分間攪拌した後、混合物を水(
550ml)で希釈し、酢酸エチル(100ml×4)で抽出する。有機物を一
緒にして、50%飽和重炭酸ナトリウム(250ml)、次いで水性洗液が淡黄
色になるまで10%亜硫酸ナトリウムで洗浄する。次いで、有機層を飽和重炭酸
塩およびブラインでさらに洗浄し、脱色炭で処理する。30分攪拌した後、混合
物を硫酸ナトリウムで脱水し、セライトにより濾過して、減圧濃縮する。褐色残
渣をエーテルから再結晶すると、.814gの黄褐色固体が得られる。融点:1
43〜145℃;MS(m/z)234;1HNMR(250MHz,CDCl3
)δ:1.21(t,J=7.6
Hz,3H),1.62〜2.13(m,8H),2.62(q,J=7.6H
z,2H),2.73(t,J=6.8Hz,2H),3.51(dt,J=2
.7および6.8Hz,2H),5.47(s,1H),5.61(5重線,J
=7.7Hz,1H)実施例65 1−シクロペンチル−3−エチル−6−シクロプロピルメチル−7−オキソ−4 ,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン
1−シクロペンチル−3−エチル−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒド
ロ−1H−ピラゾロ〔3,4−c〕ピリジン(0.21g,0.92ミリモル)
のTHF(5ml)溶液を60%水素化ナトリウム/鉱物油(40mg,1.0
1ミリモル)で処理する。45分にわたって還流攪拌した後、反応混合物を25
℃に冷却し、(ブロモメチル)シクロプロパン(0.31g,2.29ミリモル
)を添加する。混合物を還流温度で16時間攪拌した後、25℃に冷却して減圧
濃縮する。シリカゲルクロマトグラフィー(1:1の酢酸エチル/ヘキサンで溶
離)にかけると、0.19gの標記化合物が無色油状物
として得られる。MSm/z〔M+〕:288;1HNMR(300MHz,CD
Cl3)δ:0.26〜0.31(m,2H),0.50〜0.56(m,2H
),0.85〜1.06(m,1H),1.20(t,J=7.6Hz,3H)
,1.62〜2.08(m,8H),2.61(q,J=7.6Hz,2H),
2.74(t,J=6.8Hz,2H),3.39(d,J=6.9Hz,2H
),3.63(t,J=6.8Hz,2H),5.67(5重線,J=7.8H
z,1H)製造例1 4−イソブチリル−3−メトキシ−1−フェニル−2−オキソ−1,2,5,6 −テトラヒドロピリジン
新しく蒸留したジイソプロピルアミン(0.16ml,2.21ミリモル)の
無水テトラヒドロフラン(4ml)における攪拌溶液を0℃に冷却し、2.5M
のn−ブチルリチウム(0.85ml,2.11ミリモル)で処理した。15分
後、混合物を−78℃に冷却し、予め冷却した4−プロピオニル−3−メトキシ
−1−フェニル−2−オキソ−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン(0.5
2g,2.0ミリモル)のテトラヒドロフラン(4ml)溶液をカニューレによ
り滴下した。約20分後、ヨウ化メチル(0.20ml,3.0ミリモル)
を明るい赤橙色の溶液に添加し、混合物を2.5時間かけて室温にした。反応混
合物を飽和塩化アンモニウム水溶液に注入し、有機層をブラインで洗浄して硫酸
ナトリウムで脱水し、濾過して減圧濃縮した。クロマトグラフィー(シリカゲル
カラム;1:4の酢酸エチル/ヘキサンで溶離)にかけると、0.12gの標記
化合物が黄色油状物として得られ、0.1gの出発物質が回収された。1HNM
R(250MHz,CDCl3)δ:1.15(d,6H),2.72(t,2
H),3.47(7重線,1H),3.82(t,2H),3.97(s,3H
),7.21〜7.45(m,5H);MSm/z〔M+〕274製造例2〜3
適切な3−メトキシ−2−オキソ−4−プロピオニル−1,2,5,6−テト
ラヒドロピリジンを、製造例1の方法と同様にして、ジイソプロピルアミンリチ
ウムおよびヨウ化メチルと反応させると、式VII下記化合物が得られる。
製造例4 3−メトキシ−1−(4−メチルフェニル)−2−オキソ−4−プロピオニル− 1,2,5,6−テトラヒドロピリジン
3−ヒドロキシ−1−(4−メチルフェニル)−2−オキソ−4−プロピオニ
ル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン(5.9g,23ミリモル)および
3−メチル−1−p−トリルトリアジン(5.1g,34ミリモル)の1,2−
ジクロロエタン溶液を45分間加熱還流した。混合物を室温に冷却し、水に注入
して6Nの塩酸で酸性にした。水層を塩化メチレンで3回抽出し、有機層を一緒
にして1N塩酸、次いで水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し
て濾過し、減圧濃縮した。定量的に得られた褐色油状物を薄層クロマトグラフィ
ーおよび1HNMRにより分析すると不純物がなく、精製することなく使用した
。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ:1.12(t,J=7.2Hz,
3H),2.34(s,3H),2.71(t,J=6.7Hz,2H),2.
93(q,J=7.2Hz,2H),3.77(t,J=6.8Hz,2H),
3.94(s,3H),7.20(s,4H);MS〔M+〕273製造例5〜14
適切な3−ヒドロキシ−1−アリール−2−オキソ−4−アルカノイル−1,
2,5,6−テトラヒドロピリジンを、製造例4の方法と同様にして、3−メチ
ル−1−p−トリルトリアジンと反応させると、式VIの下記化合物が得られる。
製造例15 3−ヒドロキシ−1−(3−メチルフェニル)−2−オキソ−4−プロピオニル −1,2,5,6−テトラヒドロピリジン
マグネシウム屑(1.9g,79ミリモル)の無水エーテル(30ml)にお
ける攪拌懸濁物にブロモエタン(5.9ml,79ミリモル)を滴下した。約1
mlを添加した後、穏和な還流を開始した。全部のマグネシウムが消費された後
、反応混合物を0℃に冷却して、N−(3−メチルフェニル)−2−ピロリドン
(8.7g,50ミリモル)を一度に添加した。室温に温めて2時間攪拌した後
、反応混合物を氷に注入して、酢酸エチルで抽出した。有機物を一緒にして水お
よびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水して、濾過、減圧濃縮すると、8
.8gの白色固体が得られた。
上記固体を40mlのベンゼンおよび86mlの1N水酸化ナトリウムの混合
物に分散させ、機械的に激しく攪拌しながら塩化エチルオキサリル(7.2ml
,64ミリモル)を添加した。還流温度で1.5時間攪拌した後、層を分離して
、水層を酢酸エチルで抽出した。有機物を一緒にして水およびブラインで洗浄し
、硫酸マグネシウムで脱水して、濾過、減圧濃縮すると、琥珀色の油状物が得ら
れた。GCMS〔M+〕305
上記中間体を20mlの無水エタノールに溶解し、ナトリウムメトキシドのメ
タノール溶液(ナトリウム(1.0g)を
10mlの無水メタノールに注意して添加することにより調製)で処理した。還
流温度で1.5時間攪拌した後、混合物を減圧濃縮し、100mlの水を添加し
た。混合物を6N塩酸でpH3に酸性化し、曇った黄色沈澱を濾過して水で洗浄
した。75mlのイソプロピルエーテルから再結晶すると、6.8gの淡黄色結
晶が得られる。融点:115〜116゜;1HNMR(300MHz,CDCl3
)δ:1.16(t,J=7.2Hz,3H),2.37(s,3H),2.7
4〜2.82(m,4H),3.85(t,J=6.8Hz,2H),7.08
〜7.14(m,3H),7.30(t,J=7.7Hz,1H);MSm/z
〔M+〕259製造例16〜29
適切な2−ピロリジノンを、製造例15の方法と同様にして、必要な臭化アル
キルマグネシウムと反応させた後、塩化エチルオキサリルおよび塩基で処理する
と、式VIの下記化合物が得られる。
製造例30 N−(2−メトキシフェニル)−2−ピロリドン
2−ピロリドン(15.0g,176ミリモル)、2−ヨードアニソール(7
.6ml,59ミリモル)、銅粉末(7.5g,117ミリモル)および炭酸カ
リウム(8.1g,59ミリモル)の混合物を窒素下、150℃で攪拌する。1
8時間後、反応混合物を6×15cmのシリカゲルパッドにより濾過し、1:1
の酢酸エチル/ヘキサンで溶離すると、淡黄色油状物が得られた。未反応試薬を
真空蒸留(0.6mm,80〜100℃)により除去すると、後に9.2gの標
記化合物が蜂蜜様の油状物として残る。1HNMR(300MHz,CDCl3)
δ:2.20(5重線,2H),2.55(t,2H),3.75(t,2H)
,3.82(s,3H),6.93〜7.02(m,2H),7.25〜7.3
0(m,2H);MSm/z〔M+〕191製造例31〜39
適切なヨードまたはブロモベンゼンを、製造例30の方法と同様にして、2−
ピロリジノンと反応させると、式Vの下記化合物が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.下記式I: [式中、R1は水素、(C1〜C3)アルキル、(C2〜C3)アルケニル、(C3〜 C5)シクロアルキルまたはメチレン(C3〜C5)シクロアルキル(各アルキル またはアルケニル基は、所望により、2個までの(C1〜C2)アルキルもしくは トリフルオロメチル基または3個までのハロゲンで置換されていてもよい。)で あり;Xは、酸素または2個の水素原子であり;R2およびR3は、各々独立して 、水素、(C1〜C14)アルキル、(C1〜C14)アルコキシ、(C2〜C7)アル ケニル、または酸素、硫黄、SO2もしくはNR5(R5は水素または(C1〜C4 )アルキルである。)を含む(C4〜C7)ヘテロ環式基、または式II: [式中、aは1〜5の整数であり;bおよびcは0または1であり;R4は、水 素、ヒドロキシ、(C1〜C5)アルキル、(C2〜C5)アルケニル、(C1〜C5 )アルコキシ、(C3〜C6)シクロアルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル 、CO2R6、CONR6R7、NR6R7、NO2またはSO2NR6R7(R6および R7は各々独立して、水素または(C1〜C4)アルキルである。)であり;Zは 、酸素、硫黄、SO2またはNR8(R8は水素または(C1〜C4)アルキルであ る。)であり;Yは、所望により2個までの(C1〜C7)アルキルもしくは(C3 〜C7)シクロアルキル基で置換された(C1〜C5)アルキレンもしくは(C2 〜C6)アルケニル、または下記式: [式中、pは1〜3の整数であり;Wはオキソまたはヒドロキ シであり、R9は(C1〜C3)アルキルである。]の基である。]の基(各アル キル、アルケニル、シクロアルキル、アルコキシアルキルまたはヘテロ環式基は 、所望により、1〜14個、好ましくは1〜5個の(C1〜C2)アルキル、トリ フルオロメチルまたはハロゲンで置換されていてもよい。)であるが、ただし、 R1がエチルであり、R2が4−メチルフェニルである場合は、R3は水素、メチ ル、フェニル、4−フルオロフェニルおよび2−ピリジルではなく、R2が4− メチルフェニルであり、R3が4−フルオロフェニルである場合は、R1は、フェ ニル、メチルおよびn−プロピルではなく、R1がエチルであり、R2がフェニル である場合は、R3は4−クロロフェニル、4−フルオロフェニルおよび4−メ チルフェニルではなく、R1がエチルであり、R2が4−メトキシフェニルである 場合は、R3は4−フルオロフェニルではない。]の化合物および医薬的に許容 されうるその塩。 2.R1が(C1〜C3)アルキルであり、R2およびR3が、各々独立して、(C3 〜C7)シクロアルキル、SO2を含む(C4〜C7)ヘテロ環式基、または式III : [式中、aは1〜5の整数であり、R4は、水素、ヒドロキシ、(C1〜C5)ア ルキル、(C1〜C5)アルコキシまたはハロゲンである。]の基であることを特 徴とする請求項1に記載の化合物。 3.R1がエチルまたはイソプロピルであり、R2がフェニル、2−メチルフェニ ル、3−メチルフェニル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニルまたは 3−トリフルオロメチルフェニルであり、R3がシクロブチル、シクロペンチル 、シクロヘキシル、3−スルホラニル、4−フルオロフェニルまたは3,4−ジ クロロフェニルであることを特徴とする請求項1に記載の化合物。 4.3−エチル−1−(4−メトキシフェニル)−6−フェニル−7−オキソ− 4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン; 3−エチル−1−シクロペンチル−6−フェニル−7−オキソ−4,5,6,7 −テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4 −c〕ピリジン; 3−エチル−1−(3,4−ジクロロフェニル)−6−(3−メトキシフェニル )−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4− c〕ピリジン; 3−エチル−1−シクロペンチル−6−(3−メトキシフェニル)−7−オキソ −4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン; 3−エチル−1−(4−フルオロフェニル)−6−(2−メトキシフェニル)− 7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕 ピリジン; 3−エチル−1−シクロペンチル−6−(3−メチルフェニル)−7−オキソ− 4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン; 3−エチル−1−シクロペンチル−6−(3−トリフルオロメチルフェニル)− 7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕 ピリジン; 3−エチル−1−シクロヘキシル−6−(3−メトキシフェニル)−7−オキソ −4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン; 3−イソプロピル−1−シクロペンチル−6−(3−メトキシフェニル)−7− オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリ ジン; 3−エチル−1−シクロブチル−6−(3−メトキシフェニル)−7−オキソ− 4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン; 3−エチル−1−シクロペンチル−6−フェニル−4,5,6,7−テトラヒド ロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン; 3−エチル−1−シクロペンチル−6−(2−メチルフェニル)−7−オキソ− 4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン; 3−エチル−1−(3−スルホラニル)−6−(3−メチルフェニル)−7−オ キソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジ ン; 3−エチル−1−(3−スルホラニル)−6−(3−メトキシフェニル)−7− オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリ ジン; 3−エチル−1−シクロブチル−6−(3−メチルフェニル)−7−オキソ−4 ,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾ ロ−〔3,4−c〕ピリジン; 3−エチル−1−(3−スルホラニル)−6−(3−トリフルオロメチルフェニ ル)−7−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4 −c〕ピリジン; 3−エチル−1−シクロブチル−6−(3−トリフルオロメチルフェニル)−7 −オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピ リジン; 3−エチル−1−シクロブチル−6−(2−メチルフェニル)−7−オキソ−4 ,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ−〔3,4−c〕ピリジン から成る群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の化合物。 5.医薬的に有効な量の請求項1に記載の化合物および医薬的に許容されうる担 体を含む、ホスホジエステラーゼ(PDE)IV型および腫瘍壊死因子(TNF) の産生を阻害する医薬組成物。 6.医薬的に有効な量の請求項1に記載の化合物および医薬的に許容されうる担 体を含む、喘息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性気道疾患、乾せん、アレルギー 性鼻炎、皮膚炎および他 の炎症性疾患、エイズ、敗血症性ショック、ならびにTNFの産生に関与する他 の疾患を治療するための医薬組成物。
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