JPH08506209A - フレキシブル回路コネクタ - Google Patents
フレキシブル回路コネクタInfo
- Publication number
- JPH08506209A JPH08506209A JP6517035A JP51703594A JPH08506209A JP H08506209 A JPH08506209 A JP H08506209A JP 6517035 A JP6517035 A JP 6517035A JP 51703594 A JP51703594 A JP 51703594A JP H08506209 A JPH08506209 A JP H08506209A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible circuit
- connector
- conductive
- row
- electronic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/777—Coupling parts carrying pins, blades or analogous contacts
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
2つの電子デバイスを電気的に接続するフレキシブル回路コネクタである。コネクタはフレキシブル回路シートを備える。フレキシブル回路シートは、第1電子デバイス、たとえばメモリチップから導電パッドの2つの配列に導く複数の導電トレースを有する。コネクタはコネクタハウジングを備える。コネクタハウジングは、間隔をあけられた実質的に平行な2つの側壁を有する。側壁を、前壁が接続する。前壁は、プリント基板のような第2電子デバイスに接続された2列の導電ピンを受け入れるために、各側壁に隣接して1列の穴を有する。単一の、局部的に変形可能なバイアス部材が、コネクタハウジング内において2つの配列の導電パッドの間に配置される。バイアス部材は、コネクタハウジングの前壁の上記穴にピンが挿入されると、2つの配列のパッドを付勢して、2列のピンと電気的に接触するようになる。
Description
【発明の詳細な説明】
フレキシブル回路コネクタ 技術分野
本発明は、一般的には、電子デバイスを接続するコネクタに関し、より詳しく
は、フレキシブル回路を含むコネクタに関する。背景技術
一方がいくつかのピンを備え、他方がそれらのピンを受け入れるソケットを備
えることによって、2つの電子デバイスが接続可能であることが、よく知られて
いる。ピンとソケットとの間の良好な電気的接触が保持されることを確実にする
ため、一般に、打ち抜かれた金属バネが用いられる。通常は、各ピンに1個のバ
ネが備えられる。
しかし、このように打ち抜かれた金属バネを用いることは、ピン数が増加する
と、費用を増加させることになる。ピン数と、それにより必要とされるバネ数と
は、一般には、数個から68個までに及んでいるが、数百個まで拡大するかもし
れない。したがって、ピンの寸法やピン間隔を小さくすることが有利な場合もあ
るかもしれないが、このように小型化することは困難となる可能性がある。なぜ
なら、各バネはピンとピンに対応するソケットとの間の良好な電気的接触を確実
にするために、やはり十分強くなければならず、非常に多くの極めて小さいバネ
を製造して組み込むことは困難であり、費用がかかるからである。
集積回路(IC)カードは、携帯用コンピュータに、ますます使用されている
。集積回路カードは、パーソナルコンピュータ(PC)カードやスマート(Smar
t)カードを含む。PCカードには、2つの基本的なタイプ、すなわち入力/出
力(I/O)カードとメモリカードとがある。メモリカードは、携帯用コンピュ
ータのような携帯用電子デバイスにデータを記憶するために使用される。メモリ
カードは、コンピュータのコアメモリを拡張するために使用可能であり、また、
特定の目的に関する情報を記憶するために使用可能である。たとえば、患者の医
療記録を記憶するために、病院設備に使用可能である。メモリは、一般に、読み
出し専用メモリ(ROM)あるいはランダムアクセスメモリ(RAM)を有する
少なくとも
1つの集積回路(IC)チップを含む。このようなカードの最大の利点は、上記
したようなタイプの多ピンコネクタを用いることによって、電子デバイスに、容
易に差し込み、引き抜きできることである。このようなICチップは、一般に、
メモリチップとして知られている。
また、有用であるためには、カードコネクタは、多くの回数の差し込み引き抜
きサイクルに耐えることができなければならない。ある規格組織によって確立さ
れた要求特性は、一般に、10,000回の差し込み引き抜きサイクルであるよ
うだ。これらの要求を満たし、なおかつ簡単で信頼性の高いデザインを有するコ
ネクタを備えることが望ましいであろう。発明の要旨
耐久力があり、信頼性のある電子デバイスを妥当なコストで提供するため、本
発明はひとつの電子デバイスを他の電子デバイスに接続するフレキシブル回路コ
ネクタを提供する。コネクタは、導電トレースを有するフレキシブル回路シート
を備える。導電トレースは、ひとつの電子デバイスに電気的に接続され、フレキ
シブル回路シートの幅を横切って延在する1つの配列の導電パッドに至る。コネ
クタは、ハウジングをさらに備える。ハウジングは、間隔を設けて配置され実質
的に平行な2つの側壁を有する。側壁は、前壁によって接続される。前壁は、2
つの側壁のうち少なくとも一方に隣接して1列の穴を備える。穴は、他の電子デ
バイスに電気的に接続された1列の導電ピンを受け入れるように構成される。単
一の局部的に変形可能な付勢部材すなわちバイアス部材が、コネクタハウジング
内に備えられる。フレキシブル回路シート上の導電パッドは、バイアス部材と少
なくとも一方の側壁との間に配置され、前壁の穴にピンが挿入されると、パッド
はバイアス部材によって付勢されて、ピンと電気的に接触するようにされる。
本発明のフレキシブル回路コネクタは、フレキシブル回路シート上に第2配列
の導電パッドを含むことも可能である。コネクタハウジングの前壁は、他方の側
壁に隣接して第2の1列の穴を備え、他のデバイスからの第2列のピンを受け入
れる。2つの配列の導電パッドのそれぞれは、バイアス部材と側壁のひとつとの
間に配置され、バイアス部材は、両方の配列の導電パッドを付勢して、2列のピ
ンと電気的に接触させる。
本発明の一実施例において、フレキシブル回路シートは、バイアス部材のまわ
りに巻かれてU字型にされ、2つの配列の導電パッドはバイアス部材の対向する
両面に隣接して配置される。フレキシブル回路コネクタは、フレキシブル回路シ
ートの剛性を増すために、バイアス部材中に補剛材を含むことも可能である。バ
イアス部材は、アクリレート接着剤フォームのような感圧接着剤であってもよい
。ひとつの電子デバイスは、メモリチップのような集積回路チップとすることが
可能である。
本発明はまた、カードフレームに固定され上記したようなフレキシブル回路シ
ートを有する、メモリカードのような集積回路カードを含む。このカードも、上
記したようなコネクタハウジングとバイアス部材とを含むことが可能である。図面の簡単な説明
本発明の新規な特徴と利点とは、添付図面を参照しながら以下の発明の詳細な
説明を考察することによって、より明らかとなるであろう。ここで、
図1は、本発明の一実施例によるフレキシブル回路シートの平面図である。
図2は、図1に示されたフレキシブル回路シートの2-2線に沿って切断され
た断面図である。フレキシブル回路シートは、A-A線に沿って折り曲げられて
いる。
図3A〜3Cは、図2に示された折り曲げられたフレキシブル回路シートの他
の実施例の側面断面図である。
図4は、本発明の一実施例によるコネクタハウジングの後方斜視図である。
図5は、本発明の一実施例によるヘッダーおよびフレキシブル回路コネクタの
側面断面図である。
図6は、図5に示されたフレキシブル回路コネクタにヘッダーを嵌合したとき
の側面断面図である。
図7は、本発明の他の実施例によるヘッダーおよびフレキシブル回路コネクタ
の側面断面図である。
図8は、本発明による集積回路(IC)カードの分解図である。発明の詳細な説明
図10に、フレキシブル回路シート10が示されている。フレキシブル回路1
0上には、複数の導電トレース14が備えられる。トレース14は、第1電子デ
バイス12から、第1および第2配列の導電パッド16,18に至る。
第1電子デバイス12は、図1に示されたように、フレキシブル回路に搭載さ
れた、1または2以上の集積回路(IC)チップ、たとえばメモリチップのよう
な任意の電子デバイスとすることができる。変形例として、第1電子デバイスは
、プリント回路基板や液晶ディスプレイ(LCD)のような、フレキシブル回路
10には搭載されない大きなデバイスとすることが可能である。
第1および第2配列の導電パッド16,18は、図1に示すように、直線A-
Aの両側に配置される。トレース14の半分は、第1配列の導電パッド16に導
かれ、他の半分は第2配列の導電パッド18に導かれる。図1には、68本のト
レース14が示され、34個の導電パッド16と34個の導電パッド18とに導
いている。トレーおよびパッドの数は、現在ある規格に一致する。しかし、トレ
ーおよびパッドの数は、所望により、増減可能である。
第1および第2配列のパッド16および18は、2列になっている状態で、図
1に示されている。しかし、各配列は、2つの配列が間隔をあけられている限り
、1列に形成される必要はない。
図2に、U字型のフレキシブル回路10の側面断面図が示されている。U字型
のフレキシブル回路10は、A-A線に沿ってフレキシブル回路を折り曲げ、こ
の折り曲げられた回路の間に、単一の、局部的に変形可能なバイアス部材20を
配置することによって形成される。フレキシブル回路10は、2つの配列の導電
パッド16および18がバイアス部材20の対向する両面にあるように、曲げら
れるべきである。
単一の、局部的に変形可能なバイアス部材20の好ましい材料は、フォーム、
スポンジ、ゴム、プラスチック、スチールウールのようなメタルメッシュ、液体
またはガスが充てんされたエラストマーまたは非エラストマーの袋が含まれる。
より好ましくは、バイアス部材は20はエラストマーである。圧力下で容易にゆ
がめられ、圧力が除去されると良好な復帰性を有する材料が好ましい。
バイアス部材20は、フレキシブル回路シート10に接着することが好ましい
。バイアス部材20をフレキシブル回路シート10に固定することが必要である
ならば、アクリレートまたはシリコンベースの接着剤のような、薄い層の適切な
接着剤を、用いることができる。接着剤とバイアス部材20とを組み合わせて、
エラストマー接着剤のような1つの材料にできることが望ましい。1つの部材の
好ましいエラストマー接着剤は、ミネソタ州セントポールのスリーエムカンパニ
ーから入手可能な超高接着力VHG(商標)アクリレート接着性フォームのよう
なアクリレート接着性フォームである。他のフォーム、スポンジ、またはゴムを
用いることが可能であり、スリーエムカンパニーからの超高接着力VHB(商標
)アクリレートフォームの添加された変種および添加さない変種の両方と、シリ
コンゴムと、これもスリーエムカンパニーから入手可能なフルオレル(Fluorel
、商標)ブランドのフルオロエラストマーを含む。
フレキシブル回路10上の導電パッド16および18とヘッダーピン62およ
び64(図5を参照して後述する)との間にいくらかの圧力があることを確実に
するために、バイアス部材20の適切な厚さが選択されるべきである。たとえば
、0.050インチ(1.3mm)間隔のヘッダーピン列について、フレキシブル
回路10の2つの部分の間のバイアス部材20の厚さは、好ましくは約0.00
1から0.100インチ(0.02から2.5mm)の範囲内、より好ましくは約
0.03から0.045インチ(0.7から1.1mm)、最も好ましくは0.0
35インチ(0.9mm)である。
平面の補剛材(スチフナー)22は、図3A〜3Cに示されたように、2つの
配列の導電パッド16および18を支持するフレキシブル回路10の2つの部分
の間に配置される。補剛材は折り曲げられたフレキシブル回路10に追加の剛性
を与え、折り曲げられた回路が、2列のヘッダーピン62および64(図5を参
照して後述する)の間に挿入されたときに、巻きつぶれる可能性を減少する。
補剛材22は、図3Aに示すように、U字型のフレキシブル回路10の先端2
2まで延在する。バイアス部材20は、補剛材22の終端の前で終わり、U字型
のフレキシブル回路10の先端25にエアーポケット25を形成する。
他の実施例では、図3Bに示すように、補剛材22はU字型フレキシブル回路
20の先端までずっとは延在しないが、バイアス部材20は先端まで延在し、そ
れによって、先端中央にフレキシブル領域26を形成する。別の実施例では、図
3Cに示すように、フレキシブル回路10は円筒部材28のまわりに巻かれる。
円筒部材28は、曲げマンドレルのように作用し、先端25を形成するためにフ
レキシブル回路10を曲げる間に電気トレース14が破損することを防ぐ。円筒
部材28の長さは、フレキシブル回路10の幅に沿って位置し、フレキシブル回
路10は、円筒部材の円周の一部分のまわりに巻かれる。円筒部材28の直径は
、ヘッダーピン62および64(図5を参照して後述する)とフレキシブル回路
10との間に適切なはめあいを与えるように選択されることが可能である。
コネクタハウジング40は、図4に示される。コネクタハウジング40は、2
つの実質的に平行な側壁を有する。側壁はフレキシブル回路10の幅より長くす
べきである。2つの側壁42および44は、2つの実質的に平行な短壁45によ
って接続される。短壁45は、U字型フレキシブル回路10の厚さより長くすべ
きである。2つの側壁42および44は、前壁46によっても、接続される。前
壁46は、側壁44に隣接し、側壁44の長さに沿って延在する、1列の貫通穴
48を有する。前壁46は、反対側の側壁42に隣接し、側壁46の長さに沿っ
て延在する、第2列の貫通穴(図5を見よ)を有する。
コネクタハウジング40は2組の平行な溝52および54を備える。第1組の
溝52は、壁44に対面する壁42の面に備えられる。溝52は壁42の長さを
横切って間隔を置いて配置される。同様に第2組の溝54が、壁42に対面する
壁44の面に備えられる。溝54は、壁44の長さを横切って間隔を置いて配置
され、各溝54は、前壁46とは反対側に、コネクタハウジング40の穴48か
ら開口まで延在する。
U字型フレキシブル回路10は、図5に示すように、コネクタハウジング40
に挿入され、U字型フレキシブル回路の先端25がコネクタハウジングの前壁4
6に接触する。フレキシブル回路10の幅は、側壁42および44の長さを実質
的に横切って延在し、それによって、前壁46とは反対側の、コネクタハウジン
グ40の開口部をほとんど満たす。フレキシブル回路10は、導電パッド16お
よび18が溝52および54にそれぞれそろえられるように、コネクタハウジン
グ40に配置されるべきである。フレキシブル回路10は、圧入、接着によって
、または(使用されるならば)補剛材22をコネクタハウジングに固定すること
によって、コネクタハウジング40に固定されることが可能である。
第2電子デバイス66のヘッダー60は、図5において断面で示されている。
第2電子デバイス66は、プリント回路基板または他の電子回路とすることが可
能である。ヘッダー60は、2列の導電ピン62および64を有する。ピン62
および64の数は、それぞれ穴50および52の数に、それぞれ溝52および5
4の数に対応すべきである。したがって、34本の導電パッド16と34個の導
電パッド18とがあるので、好ましくは、34本のヘッダーピン62と34本の
ヘッダーピン64とがある。ピン62および64は、円形、楕円形、または四角
形の断面を有することができる。
本発明の他の実施例において、2つの配列のパッド16および18は、バイア
ス部材20の一方の面から他方の面まで延在する十分に長いパッドの場合には、
1つの配列のパッドとすることが可能である。このような構成がヘッダー60と
ともに用いられると、2つのピン(列62からの1つと、列64からの1つ)が
同じパッドに接触するので、冗長が与えられるであろう。
図5および6は、図4のコネクタハウジング40の断面を示している。第1電
子デバイス12をヘッダー60を有する第2電子デバイス66に電気的に接続す
るために、2列のヘッダーピン62および64は、コネクタハウジング40の2
列の穴50および48から、それぞれ挿入されなければならない。ヘッダーピン
62および64はそれぞれ溝52および54を進行するとき、図6に示すように
、側壁42および44によって、バイアス部材20方向に付勢される。この付勢
力は、ヘッダーピン62および64に隣接する領域においてバイアス部材を局部
的に変形する働きをする。バイアス部材20は、導電パッド16および18をそ
れぞれヘッダーピン62および64に向けて付勢することによって、応答する。
バ
イアス部材20によって及ぼされた力は、ヘッダーピン62および64とパッド
16および18とのそれぞれの間の良好な電気的接触を確実にし、換言すると、
第1電子デバイス12と第2電子デバイス66との間の良好な電気的接触を確実
にする。バイアス部材20は局所的に変形可能であるので、ヘッダーピン62お
よび64がコネクタハウジング40内に挿入されると、バイアス部材は、ヘッダ
ーピン62および64のまわりで変形する。これによって、フレキシブル回路シ
ート10がヘッダーピン62および64の一部分のまわりを巻くようになり、ヘ
ッダーピンとフレキシブル回路シート上の導電パッド16および18との間のよ
り広い電気的接触領域を形成する。
単一の局所的に変形可能なバイアス部材20の使用は、隣接するヘッダーピン
62および64の間隔が非常に小さく、このように小さな領域に非常に多くの従
来の打ち抜かれた金属バネを配置することに問題がある場合には、特に有利であ
る。このようなことは、隣接するヘッダーピンが約4mmより小さいセンター間距
離を有する場合には、生じる可能性がある。
本発明のバイアス部材20は、ヘッダーピン62および64の面に対して、そ
れぞれ導電パッド16および18に接触するピンの部分の長さに渡って、比較的
一定の圧力を与えると考えられる。対照的に、導電パッドに対してヘッダーピン
を付勢する従来の打ち抜かれた金属バネの使用は、各ピンの長さに沿って、ピン
とパッドとの間に、一定さの少ない圧力を発生する。本発明の局部的に変形可能
なバイアス部材20によって加えられるより一定の圧力は、フレキシブル回路の
面に対する品質低下をできるだけ少なくして、フレキシブル回路10がヘッダー
60に挿入されることができるようにする。これは、フレキシブル回路10の摩
耗率を減少させ、したがって、フレキシブル回路コネクタの使用可能寿命を長く
する。
ヘッダー60をコネクタハウジング40に挿入する間において、ヘッダーピン
62および64がそれぞれ溝52および54に沿って進行するにつれて、コネク
タハウジングに対してヘッダーを移動するのに必要とされる圧力が増加し、ヘッ
ダーピンは挿入後導電パッド16および18との電気的接触を保持するであろう
。
挿入の“触感”は、溝52および54の形状を変更することによって、また、フ
レキシブル回路シート10や補剛材22やバイアス部材20の材質や厚さの選択
を変更することによって、変えることが可能である。さらに、バイアス部材20
の厚さは、U字型の先端25に向けてテーパをつけることも可能であり、穴48
および50はフレキシブル回路10をヘッダー60に挿入するのに役立つ形状と
することが可能である。
本発明の他の実施例(図示せず)において、ヘッダー60は3列またはそれ以
上の列のヘッダーピンを備えることが可能であろう。その場合、追加のバイアス
部材を用いることが可能である。
図7に、本発明の他の実施例が示されている。フレキシブル回路シート78は
第1電子デバイス81に電気的に接続されている。フレキシブル回路シート78
はU字型ではなく、フレキシブル回路の幅に広がるただ1列の導電パッド79を
有する。単一の、局部的に変形可能なバイアス部材80は、パッド79とは反対
側に、フレキシブル回路78上に備えられる。
バイアス部材80と導電パッド79とフレキシブル回路78の一部分とは、コ
ネクタハウジング70内に含まれる。コネクタハウジング70は、間隔があいた
、平行な2つの側壁と、この2つの側壁2および74を接続する、間隔があいた
、平行な2つの壁(図示せず)とを有する。また、コネクタハウジング70は、
2つの側壁72および74を(他の2つの平行な壁と同様に)接続する前壁を有
する。
1列の穴84は、壁72に隣接して前壁に備えられ、壁72の長さに沿って延
在する。1組の溝82は、壁72に対面する壁72の表面に備えられる。各溝8
2は、穴84から前壁76とは反対側のコネクタハウジング70内の開口部まで
延在する。フレキシブル回路78は、コネクタハウジング70に向けられるべき
であり、導電パッド79は溝82とそろえられる。
第2電子デバイス96のヘッダー90も、図7に示されている。ヘッダー90
は、たった1列の導電パッド92を有する。ピン92の数は、穴84の数、たと
えば34に一致すべきである。
ヘッダーピン92が溝82に沿って進行するとき、側壁72によってバイアス
部材80に向けて付勢される。導電パッド79をヘッダーピン92に向けて付勢
することによって、バイアス部材80は反応し、それによってヘッダーピンと導
電パッドとの間の良好な電気的接触を確実にし、したがって、第1電子デバイス
81と第2電子デバイス86との間に良好な電気接触を確実にする。もちろん、
1列のピン92を有するヘッダー90も、図5に示されたコネクタハウジング4
0に挿入されることが有り得る。
本発明による集積回路(IC)カードが、図8に示されている。ICカード1
00は、入力/出力(I/O)カードやメモリカードのようなパーソナルコンピ
ュータ(PC)カードとすることができ、また、スマートカードとすることがで
きる。ICカード100は、図2に示すように、導電パッド16および18を有
するフレキシブル回路10を含む。第1電子デバイス12はICチップである。
U字型フレキシブル回路10は、図5に示すように、コネクタハウジング40内
に搭載される。
図8に示すように、カードフレーム102はフロア107を有し、フロア10
7からポスト106が突出している。フレキシブル回路10は、ポスト106に
対応する穴104を有する。フレキシブル回路をフロアに押し付けて、穴104
とポスト106との間のしまりばめでフレキシブル回路がフロアに固定されるこ
とによって、フレキシブル回路10はカードフレーム102のフロア107に取
り付けられることが可能である。しまりばめを確実にするために、ポスト106
は穴104よりわずかに大きく作られることができる。ポスト106は、必要で
あれば、熱延され(heat staked)、あるいは超音波溶接されることが可能であ
る。
1つの配列のポスト106は、コネクタハウジング40に対するフレームの関
係がこれら2つの部品の厳しい公差で高度に制御されるように、カードフレーム
102のフロア107に位置決めされるべきである。フレキシブル回路10の穴
104は、フレキシブル回路の導電パッド16および18に対して同様に制御さ
れるべきである。これらの関係を制御することによって、コネクタハウジング4
0内の溝52および54に関するフレキシブル回路10の導電パッド16および
18の位置決めできる。
パッド16および18と溝52および54との間の関係を制御する他の方法は
、フレキシブル回路10の幅と、前壁46とは反対側のコネクタハウジング40
の開口部の長さとを制御して、両者の間にわずかな干渉があるようにすることで
ある。この状態は、カードフレーム102のポスト106とフレキシブル回路1
0のホール104との間のはめあいが、しまりばめよりも、むしろゆるみばめで
あることが必要であろう。穴-ポストしまりばめが用いられない場合には、熱延
、超音波溶接、その他のロック手段が、フレキシブル回路10をカードフレーム
102に固定するために必要とされる。
そして、前カバー108および後カバー110は、接着剤またはカードフレー
ムに一体成形されたスナップ-オン形状によって、カードフレーム102に固定
されることが可能である。
次に、以下の限定するものでない実施例を参照することによって、本発明を説
明する。
実施例
図3Aに示されたU字型フレキシブル回路10が構成された。700μインチ
(18μm)の厚さの圧延銅を有する0.001インチ(25μm)の厚さのポリ
イミド樹脂を用いた。図1に示されたパターンを形成するため、使用されたカバ
ーコート金属は、70μインチ(2μm)のニッケルと、3μインチ(76nm)
のパラジウムと、AT&Tからの30μインチ(0.8μm)パラジウム-ニッケ
ルと、3μインチ(76nm)金とであった。
0.020インチ(0.55mm)の超高強度VHB(商標)スリーエムアクリ
レート接着性フォームラバーが補剛材22の両面に塗布され、バイアス部材20
が形成された。補剛材22は、マサチューセッツ州ピッツフィールドのゼネラル
エレクトリックカンパニーからのバロックス(Valox、商標)ポリエステル0.
005インチ(0.13mm)の厚さのシートであった。トレース40とは反対側
のフレキシブル回路10の面は、バイアス部材20の上にそろえられた。そして
、フレキシブル回路10は180°折り曲げられて先端25で直径0.4mmを形
成し、それによって、フレキシブル回路10の短い方の端(すなわち、導電パッ
ドを有する端)
がバイアス部材20に接着できるようにした。折り曲げるときに導電トレースに
クラックが生じないように、注意した。
コネクタハウジング40と同様のコネクタハウジングが、AMP 68 ソケ
ットコネクタ(ペンシルベニア州ハリスブルグのAMPインコーポレイテッド、
部品番号175651-2)の本体から構成された。まず、全てのスプリングソ
ケットが取り外された。そして、0.040インチ(1mm)のスロットがコネク
タハウジングの中心線を研磨機にかけ、コネクタの表面から0.030インチ(
0.8mm)のプラスチックを取り除いた。そして、バイアス部材20のまわりに
折り曲げられたフレキシブル回路シート10は、コネクタハウジング40に挿入
され、溝52および54が0.030インチ(0.8mm)の幅の導電パッド16
および18に、それぞれ、そろえられた。そして、U字型フレックス回路シート
10は、コネクタハウジング40の上に固定された。パーソナルコンピュータメ
モリーカード国際協会(PCMCIA)規格2.0にしたがって、摩耗試験がこ
の構成物について実行された。58本のヘッダーピン62および64を有する富
士通ヘッダー60(部品番号FCN-565PO68-G/C-V4)が使用された
。初期には、平均接触抵抗は15.1mΩであった。10,000回の抜き挿し
後、20mΩより大きな抵抗の増加はなかった。これは、初期抵抗が40mΩより
小さいことを要求し、かつ初期抵抗を越える最終抵抗の増加は20mΩを越えな
いことを要求するPCMCIA規格2.0を満たす。
1インチ/分(2.5mm/分)での挿入力と引き抜き力とは、それぞれ、初期
の平均が、8.4ポンド(3.8Kg)と2.3ポンド(1.0Kg)であり、10
,000回の抜き挿しサイクルの後、それらを平均すると、それぞれ、8.6ポ
ンド(3.9Kg)と2.2ポンド(1.0Kg)であった。これらの計測値も、挿
し込み力が8.8ポンド(4.0Kg)を越えてはならずかつ引き抜き力は1.5
ポンド(0.7Kg)より小さくならないことを要求するPCMCIA規格2.0
の範囲内として十分であった。電気的接触も、250時間85゜C環境にさらし
た後、PCMCIA規格2.0に適合した。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年1月9日
【補正内容】
請求の範囲
1.第1電子デバイスを第2電子デバイスに接続するフレキシブル回路コネク
タであって、
複数の導電トレースを有するフレキシブル回路シートであって、該導電トレー
スは第1電子デバイスに電気的に接続されるとともに上記シートの幅を横切って
延在する1つの配列の導電パッドに至る、フレキシブル回路シートと、
間隔をあけられた実質的に平行な2つの側壁と、2つの該側壁に実質的に直角
でありかつ接続する1つの前壁とを含むコネクタハウジングであって、上記前壁
は、第2電子デバイスに電気的に接続された少なくとも1列の導電ピンを受け入
れるために、2つの上記側壁の少なくとも一方に隣接して1列の穴を含む、コネ
クタハウジングと、
上記導電パッドに沿って上記フレキシブル回路シートに隣接しかつ上記コネク
タハウジング内に配置された、単一の、局部的に変形可能なバイアス部材であっ
て、上記フレキシブル回路シート上の上記導電パッドは、上記ハウジング内にお
いて上記バイアス部材と少なくとも一方の上記側壁との間に配置され、上記ピン
が上記コネクタハウジングの上記前壁の上記穴に挿入されるとき、上記導電パッ
ドに接触する上記ピンの部分の長さに渡って上記パッドは上記バイアス部材によ
って付勢されて上記ピンと電気的に接触するようになる、バイアス部材とを備え
るコネクタ。
2.上記第2電子デバイスは上記第1列に平行な第2列のピンを有し、上記フ
レキシブル回路シートは第2配列の導電パッドをさらに備え、上記第2列のピン
を受け入れるために上記前壁は他方の上記側壁に隣接して第2列の穴をさらに含
み、上記第1および第2配列の導電パッドはそれぞれ上記バイアス部材と上記側
壁の1つとの間に配置される、請求項1記載のコネクタ。
3.上記フレキシブル回路シートは上記バイアス部材のまわりに巻かれてU字
型となり、上記第1配列の導電パッドは上記バイアス部材の片面に配置されかつ
上記側壁の一方に対面し、上記第2配列の導電パッドは上記バイアス部材の反対
面に隣接して配置されかつ上記側壁の他方に対面する、請求項2記載のコネクタ
。
4.上記バイアス部材内に平面の補剛材をさらに備え、上記バイアス部材内の
該補剛材は上記側壁に対して実質的に平行である、請求項2又は3記載のコネク
タ。
5.上記補剛材は上記U字型の底まで延在するが、上記バイアス部材は延在し
ない、請求項3又は4記載のコネクタ。
6.上記バイアス部材は上記U字型の底まで延在するが、上記補剛材は延在し
ない、請求項3又は4記載のコネクタ。
7.上記U字型の底に円筒部材をさらに備え、該円筒部材の円周の一部によっ
て上記U字型の底が形成される、請求項3又は4記載のコネクタ。
8.上記ピンを上記穴に挿入するために必要とされる力は、上記ピンが上記穴
にさらに挿入されるにつれて増加する、請求項1ないし7のいずれかひとつに記
載のコネクタ。
9.上記バイアス部材は、上記導電パッドとピンとの間に圧力を与え、該圧力
は、上記ピンに接触する上記パッドの部分の長さに渡って比較的一定である、請
求項1ないし8のいずれかひとつに記載のコネクタ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G
B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG
,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,
RU,SD,SE,SK,UA,VN
(72)発明者 ビアナス、ロルフ・ダブリュー
アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州セ
ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック
ス 33427(番地の表示なし)
【要約の続き】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.第1電子デバイスを第2電子デバイスに接続するフレキシブル回路コネク タであって、 複数の導電トレースを有するフレキシブル回路シートであって、該導電トレー スは第1電子デバイスに電気的に接続されるとともに上記シートの幅を横切って 延在する1つの配列の導電パッドに至る、フレキシブル回路シートと、 間隔をあけられた実質的に平行な2つの側壁と、2つの該側壁に実質的に直角 でありかつ接続する1つの前壁とを含むコネクタハウジングであって、上記前壁 は、第2電子デバイスに電気的に接続された少なくとも1列の導電ピンを受け入 れるために、2つの上記側壁の少なくとも一方に隣接して1列の穴を含む、コネ クタハウジングと、 該コネクタハウジング内に配置された、単一の、局部的に変形可能なバイアス 部材であって、上記フレキシブル回路シート上の上記導電パッドは、上記ハウジ ング内において上記バイアス部材と少なくとも一方の上記側壁との間に配置され 、上記ピンが上記コネクタハウジングの上記前壁の上記穴に挿入されるとき、上 記パッドは上記バイアス部材によって付勢されて上記ピンと電気的に接触するよ うになる、バイアス部材とを備えるコネクタ。 2.上記第2電子デバイスは上記第1列に平行な第2列のピンを有し、上記フ レキシブル回路シートは第2配列の導電パッドをさらに備え、上記第2列のピン を受け入れるために上記前壁は他方の上記側壁に隣接して第2列の穴をさらに含 み、上記第1および第2配列の導電パッドはそれぞれ上記バイアス部材と上記側 壁の1つとの間に配置される、請求項1記載のコネクタ。 3.上記フレキシブル回路シートは上記バイアス部材のまわりに巻かれてU字 型となり、上記第1配列の導電パッドは上記バイアス部材の片面に配置されかつ 上記側壁の一方に対面し、上記第2配列の導電パッドは上記バイアス部材の反対 面に隣接して配置されかつ上記側壁の他方に対面する、請求項2記載のコネクタ 。 4.上記バイアス部材内に平面の補剛材をさらに備え、上記バイアス部材内の 該補剛材は上記側壁に対して実質的に平行である、請求項2記載のコネクタ。 5.上記フレキシブル回路シートは、上記バイアス部材のまわりに巻かれてU 字型となり、上記第1配列の導電パッドは上記バイアス部材の片面に配置されか つ上記側壁の一方に対面し、上記第2配列の導電パッドは上記バイアス部材の反 対面に隣接して配置されかつ上記側壁の他方に対面する、請求項4記載のコネク タ。 6.上記補剛材は上記U字型の底まで延在するが、上記バイアス部材は延在し ない、請求項4記載のコネクタ。 7.上記バイアス部材は上記U字型の底まで延在するが、上記補剛材は延在し ない、請求項4記載のコネクタ。 8.上記U字型の底に円筒部材をさらに備え、該円筒部材の円周の一部によっ て上記U字型の底が形成される、請求項4記載のコネクタ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US1119993A | 1993-01-29 | 1993-01-29 | |
US08/011,199 | 1993-01-29 | ||
PCT/US1994/000066 WO1994017569A1 (en) | 1993-01-29 | 1994-01-03 | Flexible circuit connector |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08506209A true JPH08506209A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=21749284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6517035A Pending JPH08506209A (ja) | 1993-01-29 | 1994-01-03 | フレキシブル回路コネクタ |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5433632A (ja) |
EP (1) | EP0681749B1 (ja) |
JP (1) | JPH08506209A (ja) |
KR (1) | KR960700542A (ja) |
CN (1) | CN1116883A (ja) |
AU (1) | AU5963594A (ja) |
CA (1) | CA2153049A1 (ja) |
DE (1) | DE69401055T2 (ja) |
MX (1) | MX9400317A (ja) |
MY (1) | MY131437A (ja) |
WO (1) | WO1994017569A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012169158A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Yazaki Corp | ハウジングの接続構造 |
JP2015213070A (ja) * | 2014-05-06 | 2015-11-26 | オーデーウー ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | フレキシブル基板つきコネクタ構造体 |
Families Citing this family (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0698248A1 (de) * | 1993-05-14 | 1996-02-28 | AMPHENOL-TUCHEL ELECTRONICS GmbH | Kontaktiersystem für chipkarten, sowie leser dafür |
DE4408693C2 (de) * | 1994-03-15 | 1996-10-31 | Stocko Metallwarenfab Henkels | Kontaktierungsvorrichtung |
AU3828695A (en) * | 1994-11-30 | 1996-06-19 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Electrical connector assembly with interleaved multilayer structure fabrication method |
JP3083982B2 (ja) * | 1995-08-18 | 2000-09-04 | トーマス アンド ベッツ コーポレーション | ケーブルアセンブリ |
US5640303A (en) * | 1995-10-30 | 1997-06-17 | Precision Connector Designs, Inc. | Interconnection apparatus for semiconductor/integrated circuit devices |
US6000951A (en) * | 1997-03-18 | 1999-12-14 | Prince Corporation | Electrical ribbon wire connectors |
DE19715128C1 (de) * | 1997-04-11 | 1998-09-03 | Siemens Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Kontaktieren einer auf einer Grundplatte angeordneten und von dieser abstehenden Kontaktzunge mit einer flexiblen Flachleitung |
JPH10312841A (ja) * | 1997-05-09 | 1998-11-24 | Thomas & Betts Corp <T&B> | 可撓性フラットケーブル用コネクタ |
US5934933A (en) * | 1997-06-20 | 1999-08-10 | Cts Corporation | Snap lock membrane connector |
US5928001A (en) * | 1997-09-08 | 1999-07-27 | Motorola, Inc. | Surface mountable flexible interconnect |
US5966907A (en) | 1997-11-21 | 1999-10-19 | Julius; Robert P. | Multi-station sealing system and method therefor |
US6086412A (en) * | 1998-04-22 | 2000-07-11 | Molex Incorporated | Electrical connector for flat flexible circuitry |
JP3110408B2 (ja) * | 1998-12-25 | 2000-11-20 | 静岡日本電気株式会社 | 携帯機器の液晶表示デバイス保持構造 |
US6305962B1 (en) | 1999-02-16 | 2001-10-23 | Nimbus, Incorporated | Inline cable connector |
JP4269031B2 (ja) | 1999-03-03 | 2009-05-27 | モレックス インコーポレイテド | 細線同軸ケーブルの接続方法およびコネクタ |
US6475027B1 (en) * | 2000-07-18 | 2002-11-05 | Visteon Global Technologies, Inc. | Edge card connector adaptor for flexible circuitry |
JP3479773B2 (ja) * | 2000-08-22 | 2003-12-15 | 日本航空電子工業株式会社 | フラットケーブル用コネクタ |
CA2462104C (en) * | 2001-09-26 | 2008-08-26 | Kazuomi Sato | Connector for flat cable |
US20040241323A1 (en) * | 2003-05-29 | 2004-12-02 | 3M Innovative Properties Company | Method for applying adhesive to a substrate |
US7175477B2 (en) * | 2004-01-02 | 2007-02-13 | Chou Hsuan Tsai | Multi-card connector assembly having a modularized and flexible connection interface |
TWI239687B (en) * | 2004-01-07 | 2005-09-11 | Top Yang Technology Entpr Co | Electronic card shared connector with moving range |
JP2007134122A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Denso Corp | 電磁スイッチ |
WO2007138952A1 (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-06 | Fujikura Ltd. | ソケット用コンタクト端子及び半導体装置 |
US7544066B1 (en) * | 2008-03-10 | 2009-06-09 | Apple Inc. | Electrical connector with flexible interconnect |
US7976348B2 (en) * | 2008-05-07 | 2011-07-12 | Ortronics, Inc. | Modular insert and jack including moveable reactance section |
US7601034B1 (en) | 2008-05-07 | 2009-10-13 | Ortronics, Inc. | Modular insert and jack including moveable reactance section |
WO2011001314A1 (en) * | 2009-07-01 | 2011-01-06 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | Low cost-low profile lead set connector |
WO2011028854A1 (en) * | 2009-09-04 | 2011-03-10 | Shell Oil Company | Tender assisted production structures |
US20110255850A1 (en) * | 2010-04-19 | 2011-10-20 | Richard Hung Minh Dinh | Electronic subassemblies for electronic devices |
US9119314B2 (en) | 2012-05-30 | 2015-08-25 | Blackberry Limited | Flexible printed circuit connector |
CN104456245A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-03-25 | 广东酷柏光电股份有限公司 | 一种led灯带 |
CN106322193A (zh) * | 2014-11-14 | 2017-01-11 | 广东酷柏光电股份有限公司 | 一种节能的led灯带 |
CN106369380A (zh) * | 2014-11-14 | 2017-02-01 | 广东酷柏光电股份有限公司 | 一种节能的led灯带 |
CN106287343A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-01-04 | 广东酷柏光电股份有限公司 | 一种节能的led灯带 |
JP6832313B2 (ja) * | 2018-07-23 | 2021-02-24 | 矢崎総業株式会社 | フレキシブルプリント配線板のコネクタ取付構造 |
KR102690961B1 (ko) * | 2019-07-16 | 2024-08-05 | 셀링크 코포레이션 | 무-단자 커넥터 및 무-단자 커넥터를 포함하는 회로 |
CN110779509B (zh) * | 2019-10-30 | 2023-10-17 | 中国航空工业集团公司洛阳电光设备研究所 | 一种动力调谐陀螺仪前置放大器电路板 |
US20230125441A1 (en) * | 2020-03-19 | 2023-04-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Voltage detection line and voltage detection line module |
Family Cites Families (47)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE519840A (ja) * | 1952-05-10 | |||
US2961629A (en) * | 1957-02-12 | 1960-11-22 | Lawrence J Kamm | Electrical connector for flexible cable |
US3141720A (en) * | 1961-09-22 | 1964-07-21 | James G Johnson | Connector for printed or etched flat conductor cables |
US3114587A (en) * | 1961-10-02 | 1963-12-17 | Adolf L Herrmann | Flat cables and corresponding connector |
US3284756A (en) * | 1965-05-19 | 1966-11-08 | Harold J Vanstrom | Electrical ribbon cable connector |
US3489990A (en) * | 1966-07-14 | 1970-01-13 | Litton Business Systems Inc | Multipurpose coupling device |
US3772776A (en) * | 1969-12-03 | 1973-11-20 | Thomas & Betts Corp | Method of interconnecting memory plane boards |
DE2234960C3 (de) * | 1971-11-26 | 1975-04-30 | Teledyne, Inc., Los Angeles, Calif. (V.St.A.) | Elektrischer Stecker |
US3825878A (en) * | 1973-09-10 | 1974-07-23 | Motorola Inc | Flexible flat cable system |
CH571778A5 (ja) * | 1974-03-29 | 1976-01-15 | Keller Walter Ag | |
GB1522029A (en) * | 1975-09-30 | 1978-08-23 | Cannon Electric Great Britain | Electrical connector assemblies |
US4057311A (en) * | 1976-11-11 | 1977-11-08 | Amp Incorporated | Elastomeric connector for parallel circuit boards |
US4116516A (en) * | 1977-06-24 | 1978-09-26 | Gte Sylvania Incorporated | Multiple layered connector |
NO148869C (no) * | 1977-09-24 | 1983-12-28 | Amp Inc | Fremgangsmaate for fremstilling av et kontaktstykke |
DE2836026A1 (de) * | 1978-08-17 | 1980-02-28 | Siemens Ag | Steckverbinder mit quer zur steckrichtung federnden kontaktstellen |
JPS5564284A (en) * | 1978-11-08 | 1980-05-14 | Toshio Hirayama | Melody drawing unit using waveform projected on screen |
GB2069249B (en) * | 1980-01-17 | 1984-07-04 | Cambion Electronic Products Lt | Multi-way electrical connectors |
JPS5923314B2 (ja) * | 1980-10-20 | 1984-06-01 | 三菱化学株式会社 | 新規ピロ−ル誘導体 |
JPS5896686A (ja) * | 1981-12-03 | 1983-06-08 | Res Assoc Petroleum Alternat Dev<Rapad> | 重質炭化水素油の処理方法 |
US4645732A (en) * | 1982-12-23 | 1987-02-24 | Amp Incorporated | Method for manufacturing two-sided circuit board |
JPS6092866A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-24 | Citizen Watch Co Ltd | ドツトプリンタ用キヤラクタジエネレ−タの記憶方式 |
US4517625A (en) * | 1983-11-09 | 1985-05-14 | Lockheed Corporation | Circuit board housing with zero insertion force connector |
JPS60229670A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | Hitachi Ltd | 過負荷保護回路 |
US4581495A (en) * | 1984-05-02 | 1986-04-08 | Buscom Systems Inc. | Modular telephone housing |
US4691972A (en) * | 1985-03-01 | 1987-09-08 | Rogers Corporation | Solderless connection apparatus |
US4717345A (en) * | 1985-07-22 | 1988-01-05 | Rogers Corporation | Solderless connector technique and apparatus |
JPH0411346Y2 (ja) * | 1986-03-28 | 1992-03-19 | ||
US4693529A (en) * | 1986-03-31 | 1987-09-15 | Amp Incorporated | Elastomeric mother-daughter board electrical connector |
GB8630450D0 (en) * | 1986-12-19 | 1987-01-28 | Amp Holland | Modular circuit board bussing connector |
US4784615A (en) * | 1987-01-07 | 1988-11-15 | Motorola, Inc. | Direct contact flexible circuit interconnect system and method |
US4740867A (en) * | 1987-03-26 | 1988-04-26 | Advanced Circuit Technology, Inc. | Printed circuit connection system |
US4815990A (en) * | 1987-04-10 | 1989-03-28 | Rogers Corporation | Flexible circuit having termination features and method of making the same |
US4798541A (en) * | 1987-09-02 | 1989-01-17 | Ncr Corporation | Right angle electrical connector |
US4815979A (en) * | 1987-12-23 | 1989-03-28 | Ncr Corporation | Right angle electrical connector with or without wiping action |
JPH0164864U (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-26 | ||
US5002496A (en) * | 1989-06-29 | 1991-03-26 | Middleburg Corporation | Cam actuated electrical connector |
US4971575A (en) * | 1989-07-14 | 1990-11-20 | North American Specialties Of California, Inc. | High density connector |
US5009607A (en) * | 1989-07-24 | 1991-04-23 | Rogers Corporation | Flexible circuit connector |
US4971565A (en) * | 1989-11-28 | 1990-11-20 | Fox Jr Roy W | Surface mount stacking connector |
US5044980A (en) * | 1990-01-16 | 1991-09-03 | Beta Phase, Inc. | High density and multiple insertion connector |
US5153818A (en) * | 1990-04-20 | 1992-10-06 | Rohm Co., Ltd. | Ic memory card with an anisotropic conductive rubber interconnector |
JP2774393B2 (ja) * | 1991-06-17 | 1998-07-09 | ケル株式会社 | フレキシブル配線板を用いたツーピースコネクタ |
US5040997A (en) * | 1990-06-08 | 1991-08-20 | The Foxboro Company | Flex circuit connector assembly and method for manufacturing the same |
US5092782A (en) * | 1991-02-01 | 1992-03-03 | Beaman Brian S | Integral elastomeric card edge connector |
US5076803A (en) * | 1991-02-22 | 1991-12-31 | Miraco, Inc. | Locking connector assembly |
US5133667A (en) * | 1991-06-20 | 1992-07-28 | Digital Equipment Corporation | Flexible circuit connector |
US5141444A (en) * | 1991-08-13 | 1992-08-25 | Amp Incorporated | Elastomeric connector with contact wipe |
-
1993
- 1993-12-27 MY MYPI93002841A patent/MY131437A/en unknown
-
1994
- 1994-01-03 CA CA002153049A patent/CA2153049A1/en not_active Abandoned
- 1994-01-03 EP EP94905578A patent/EP0681749B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-01-03 AU AU59635/94A patent/AU5963594A/en not_active Abandoned
- 1994-01-03 CN CN94190999A patent/CN1116883A/zh active Pending
- 1994-01-03 DE DE69401055T patent/DE69401055T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-01-03 KR KR1019950703072A patent/KR960700542A/ko not_active Application Discontinuation
- 1994-01-03 WO PCT/US1994/000066 patent/WO1994017569A1/en active IP Right Grant
- 1994-01-03 JP JP6517035A patent/JPH08506209A/ja active Pending
- 1994-01-06 MX MX9400317A patent/MX9400317A/es unknown
- 1994-08-12 US US08/289,651 patent/US5433632A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012169158A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Yazaki Corp | ハウジングの接続構造 |
JP2015213070A (ja) * | 2014-05-06 | 2015-11-26 | オーデーウー ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | フレキシブル基板つきコネクタ構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0681749B1 (en) | 1996-12-04 |
WO1994017569A1 (en) | 1994-08-04 |
DE69401055D1 (de) | 1997-01-16 |
KR960700542A (ko) | 1996-01-20 |
US5433632A (en) | 1995-07-18 |
MY131437A (en) | 2007-08-30 |
EP0681749A1 (en) | 1995-11-15 |
MX9400317A (es) | 1994-08-31 |
CN1116883A (zh) | 1996-02-14 |
AU5963594A (en) | 1994-08-15 |
CA2153049A1 (en) | 1994-08-04 |
DE69401055T2 (de) | 1997-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08506209A (ja) | フレキシブル回路コネクタ | |
JP3167244B2 (ja) | 遮蔽メモリカードホルダ | |
US5345364A (en) | Edge-connecting printed circuit board | |
US7740490B1 (en) | Connector with storage function | |
US6386909B1 (en) | Card connector | |
TWI818686B (zh) | 卡連接器、卡座及終端 | |
US6091605A (en) | Memory card connector and cover apparatus and method | |
JP3097154U (ja) | 複数記憶媒体用コネクタ構造 | |
US6551131B1 (en) | Stacked electrical card connector assembly | |
US20040121653A1 (en) | Connector allowing reduction in thickness of an apparatus to which the connector is to be mounted | |
US20040266231A1 (en) | Electrical card connector | |
TW379465B (en) | Combined ground strap and board lock for electrical connector assembly | |
US20040053522A1 (en) | Electrical connector for attaching a circuit board | |
JPH08337083A (ja) | Icカード | |
JP2004095448A (ja) | カードコネクタの接触構造 | |
US6368124B1 (en) | Card edge connector with daughter board retainer | |
JP3395824B2 (ja) | フレキシブル基板用コネクタ | |
US7258550B2 (en) | Electrical connector assembly | |
US11089697B2 (en) | Display device | |
US6482016B1 (en) | Power connector | |
CA2425077C (en) | Electrical connector assembly | |
US6537083B1 (en) | Electrical connector assembly for printed circuit boards | |
US6790079B2 (en) | Method, apparatus, and system of card and connector retention | |
US6478615B1 (en) | Stacked electrical card connector assembly | |
JP3023765B2 (ja) | カード状電子機器 |