JPH08504134A - 印刷方法及び装置 - Google Patents

印刷方法及び装置

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JPH08504134A
JPH08504134A JP6507889A JP50788994A JPH08504134A JP H08504134 A JPH08504134 A JP H08504134A JP 6507889 A JP6507889 A JP 6507889A JP 50788994 A JP50788994 A JP 50788994A JP H08504134 A JPH08504134 A JP H08504134A
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インペリアル ケミカル インダストリイズ ピーエルシー
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    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38207Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
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    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
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    • B41J2/4753Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material for heating selectively by radiation or ultrasonic waves using thermosensitive substrates, e.g. paper

Abstract

(57)【要約】 熱転写印刷装置において、レシーバシート又はリボン(2)及びドナーシート又はリボン(3)は互いに近接して保持され、印刷はダイがレシーバ(2)へ通過するようにドナー(3)を加熱することによってなされる。ドナー(3)の加熱はレシーバ(2)を通して行なわれ、好ましくはレーザビーム(6)によってなされる。好ましくは、レシーバ(2)は保持板(10)の突出面上に固定的に保持される。平坦フィールド光学系は走査レーザビームを用いるときに必要とされないで、ドナーリボン(3)は、各時間にレシーバ(2)の再記録の必要なく、異なる色のドナー領域からのカラー印刷ができるように、容易に交換又は巻き取られることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 印刷方法及び装置 本発明は、溶融転写、拡散転写及び昇華転写を含む、ドナーからレシーバへの 染料の熱転写を含む印刷方法及び装置であり、特に、熱源としてレーザを用いた 方法及び装置(これに限定されないが)に関する。本明細書においては、術語“ ダイ”は、染料、インク及び顔料を包含するものとして扱う。 公知の熱プリンタにおいて、ダイシート及びレシーバシートは互いに当接して 保持され、レシーバシート及びレーザ源間にダイシートが置かれる。プリンタは 例えばビデオ装置、電子スチルカメラ又はコンピュータから信号を受け取り、ダ イシートの選択された個々の画素領域を加熱するレーザ源を制御する。プリンタ は選択領域のダイをレシーバシートに転写し、所望の印刷パターンを形成する。 通常、レシーバシートは染料受容材料をその上に載置した基板からなり、ダイ シートはダイドナー層及びレーザ光吸収層を保持する薄い基板からなり、ダイド ナー層は重合性バイダー中に保持された熱転写可能なダイからなり、吸収層は広 帯域吸収体としてカーボンブラックからなり、吸収体はレーザの特定波長てに光 を吸収する。交吸収体にはまた、単一結合ドナー及び吸収体層が用いられる。 付加コーティングがダイシートに設けられることもあり、接着補助層が基板及 びドナー吸収体層間に設けられることもある。他のコーティングでは、耐熱、ス リップ及びダイシートの取り扱い性を向上させるためにドナー層に反射の基板背 面に黒色層が設けられることもある。これらの黒色化は、ダイシートがロールに 巻き取られ貯蔵するような場合に特に有効である。 これらの付加コーティング及びダイシート基板はレーザ放射に対して透明であ る必要があり、さもないと吸収層へ該放射がほとんどあるいはまったく通らない ことになり、十分な加熱が行なわれずにダイ転写ができないことになる。 ダイシート材料に関するこの制限には問題があり、材料の透明性及びそれらの 取り扱いや他の特性の間にバランスを取らなければならなくなる。よって、ダイ シートの透明性及び取り扱い性の双方あるいは一方をその最適な状態より低いも のとしなければならないので、このことはエネルギー効率、プリンタ速度及び、 又はダイシートの使用の容易を低下させることを意味する。 本発明の1つの目的は、上記問題を解消する有益な印刷装置及び方法を提供す ることにある。 本発明の第1面において鑑みると、本発明は、ドナーからレシーバへダイを熱 転写をなしドナーがレシーバを通して加熱される印刷方法を提供する。 好ましくは、電磁放射がドナー中の放射吸収体を、ダイ が熱転写されるように加熱するために用いられ、ここで放射はレシーバーを通し て吸収体へ通過する。 従来技術のように、ドナー及びレシーバは、それらが他の好適な形態をとり得 るが、互いに近接保持されるシート又はリボンの形態をとることができ、吸収体 は、他の配置でもよいが、ダイドナー層に近接又はその一部となるようなドナー シートリボン上の層形態をとることができる。 本発明は従来技術の配置、例えばレーザビームはレシーバを通過する代わりに 、これを逆にしてドナーを通過する。この重要な利点は、ドナーシート又はリボ ン上の記録をすることがなくなり、ドナーが良好な放射透過特性を有することで 、達成されることである。よって、ドナーシート又はリボンは最適に取り扱いが できスリップや熱の耐性などの良い材料からなる背面コーティングを設けること ができ、ドナーの強度、耐久性の増大に必要な厚さで成膜することができる。 本発明の別の重要な利点は、拡散及び昇華転写における印刷スピードが増大さ れることである。よって、本発明は拡散及び昇華転写に特に応用できる。公知シ ステムにおいて、放射はレシーバから離れた放射吸収体の側面上に早速く当るの で、熱がまずレシーバから幾分離れたドナー領域中にて浪費され、ドナーからレ シーバのダイ転写の初期レートを低下させることになる。この問題は、ダイ及び 吸収体が一緒に単一層で形成され、ある場合では別の吸収体に て形成され比較的増大されている層の厚さが大きい場合に、より重大となる。し かし本発明によれば、放射(レシーバを通過)はまずレシーバに近接した吸収層 の側面に当り、これによってダイ転写の初期レート及び印刷速度が増大されるこ とになる。これは従来技術に比較してより有効なシステムであることを意味する 。 本発明は、必要十分に吸収体が加熱され得るように放射を十分に透過するレシ ーバを必要とする。さらに好ましくは、レシーバは可視光にて透過性を有して、 印刷されたパターンが印刷面の反対側から見えるようになされる。この理由は、 放射がレシーバを通過するためであり、ダイ転写による印刷パターンは、ダイが 転写されるレシーバの側面から見たときのレーザビームによって画定される鏡像 とすることができて、よってレシーバが可視光に対して不透明であるときこれを 補償することになり、ビームは所望の鏡像パターン中にてドナーを加熱するよう に制御する必要がある。もしレシーバが可視光に透明であるが、反転されていな ければ、そのパターンはダイが転写される側の反対のレシーバ側面を通して見る ことができる。スライド投射の像では反転は必要ないので、この場合はこれは所 望の鏡像となる。 本発明は、スライド透明体(例えば35mm)、また例えば文書保存用のマイ クロフィッシュや、オーバヘッドプロジェクタの透明体に用いられるアセテート 又はポリエス テルフィルムに応用できる。 レシーバの取り扱い性は印刷後に重要であり、レシーバは他の面に載置されて もよく、熱源に透明である必要はなく、ダイ転写が完了すると取り扱い特性が改 善される。(実際、レシーバは印刷前にかかる表面に載置されダイ転写中又はそ の前に剥離される。)一方、ダイ転写中及びその前のドナーの取り扱い特性は重 要であり、本発明によって改善される。 解決できるさらなる問題は、例えばマイクロフィッシュのような透明レシーバ が従来装置を用いてその上に印刷されたとすると、レーザ光はドナー及びレシー バをまっすぐに通過してしまうことになり、目視者の眼の健康を害して危険なこ とになる。しかし本発明では層に設けられるドナー例えば不透明放射吸収層がダ イによって吸収されない放射の通過を防止して、かかる危険を取り除き本システ ム本来の安全性を担保する。 本発明の好適な形態においては電磁放射源として特にレーザ源が用いられ、シ ステムにおける故意の光非整列配置をも有する。このことは、例えばレシーバ又 はその支持部上に存する部分的に被覆されていない反射表面からのレーザビーム のフィードバック(帰還)を減少せしめることになる。非整列配置は非直角表面 にレーザビームを存在させるように整列させずに少しずらした種々の表面を用い ることや、走査ミラーを少し傾斜させることによって、達成で きる。この非整列を採用又は一時的に用いることによって、ビームは非合焦され 、また表面は非反射コートになる。 ほとんどの熱転写印刷装置においては、ドナー及びレシーバは放射にさらされ ている間、互いに近接して保持されており、これを達成するためのドナー及びレ シーバを別個のシート又はリボンの形態となしこれを固定又は可動とする方法は 多くある。本発明のさらなる利点はドナー及びレシーバを保持する新しい配置を 採用でき構造が簡素で高価でない使用し易い構成にできることである。 本発明の一つの形態において、ドナー及びレシーバの両者は、ローラのような 張力部材の周りに互いに重なるように通過できるような可動リボンとすることが できる。このローラはリボンを共に保持し放射源は、リボンと合うダイ転写に有 効となるローラに対して反対側上に設けられている。このタイプの従来システム において、レシーバはドナーがレーザに面するようにローラの近くにある。これ は、レシーバリボンを変えるためには使いづらく、ドナーリボンを取り除くか又 は少なくともゆるめなければならない工程のために時間を費すことになる。 しかし本発明によって、ドナーリボンはローラに近接され、これによってレシ ーバリボンをより容易に除去でき又は本発明を実行する装置中へ容易に挿入でき るようになる。張力部材の変形例として、ローラは、障害なくこれに対して張力 を及ぼすようにリボンの方へ突出した板と交換する ことができる。 本発明の他の形態として、レシーバ及びドナーは、これらは連続リボン又は別 個シートの形態であるが、ドナー及び保持板間に挾持されたレシーバと共にその 剛直な保持板に当接して保持される。保持板はダイ転写に有効となるように放射 が通過できるようなものである。これは配置上の利点を多く有する。 ある実施例において、レシーバはその板上にわたって可動であり、その板には 、互いに接触するレシーバ及びドナーの狭い領域においてだけ放射を通過させる 必要があり、ダイ転写はこの領域にわたって通過するレシーバ及びドナーにつれ て、一線ごとに実行される。これは、この領域中の開口を設けることにより、又 は放射に対して透明な板を用いることにより達成されるが、それらには、もちろ ん表面全体を透明にすることや、ダイ転写が生じる点以上のさらなるかかる領域 を設けること、はない。 さらなる実施例において、レシーバがダイ転写中に板に沿って動きかつそのレ シーバがシート形態でドナーがリボン形態であり、供給及び巻き取りスプールが 放射源に対し保持板の反対側に載置され、ローラのような圧力パッドがドナーリ ボン及びレシーバシートを互いに押し合うようにかつ、保持板の透明領域に当接 するように用いられる。このシステムは、例えばドナーリボン及びレシーバシー トの摩擦作用が小さいことや、ローラがシステムを通してレシ ーバシートを供給するなどの効果を有し、レーザなどの放射源が装置の余白部分 の板の反対側上のそれ自体によって載置されるので、簡素で取り扱い易い構成と することができる。ある変形例において、ローラは固定圧力パッドと置換でき、 これは障害なくリボンを案内する板方向へ突出したものであるが、これは摩擦を 低下させレシーバのための供給手段を必要とする。 上記実施例はモノクロ印刷に有効に用いられるが、カラー印刷にも用いられ、 例えばシアン、マゼンタ及びイエローと必要であれば黒の印刷が互いに重ね行な われることによりカラー印刷が得られる。しかし、かかるカラー印刷は各シアン 、マゼンタ、イエロー及び黒のための同一位置に正確に記録される必要があり、 これは各印刷実行に先立つ元の位置に可動レシーバリボン又はシートを配置する のが難しく、そしてそれを放射源にて通過させ、新たな印刷がすでにされている 印刷上に正確に記録されるようにしなければならない。よって、カラー印刷シス テムにおいては、レシーバが各々印刷を通して固定的に残留し放射源がレシーバ 表面上にわたって走査できることが利点となる。このことは、本発明において、 印刷中に熱源に対し透明な保持板に当接させてレシーバを保持することによって 容易に達成でき、レシーバがその板上適所に固定的に残ることができる。異なる ドナーシートは交換でき、連続ダイストリップのドナリボンは巻き取られ、各連 続印刷のための異なる 色のダイが必要であればレシーバを邪魔することなく供給され、再記録の必要な く適所に残ることになる。 このレシーバもまたシート又はリボン形態とすることができ、適法により保持 板上に保持板中の開口を通してレシーバに真空吸引作用をなして留めることによ って載置される。さらに保持板は固定的になされる必要はないがダイ転写中放射 源にわたって動くことができる。正確な記録はまた必要であって、多くの場合、 正確な再記録及びリボン又はシートよりも剛直保持板の動きの制御をより容易に することができる。 レシーバシートが放射ビームによってその幅にわたって又は/及びその長さに 沿って多数走査される場合、高価で面倒な平坦フィールド光学系が円弧状にビー ム合焦走査を修正するために通常必要であるが、ここではレシーバが走査点で平 坦となる。平坦フィールド光学系を用いずに又は少なくするために、多数の走査 方向にレーザビームの湾曲された焦面にドナー及びレシーバを保持する凹面保持 体を設けることが知られている。これは、平坦フィールド光学系を用いる必要性 をなくし又は一方向においてだけ修正を要するだけにすることができる。 しかし、この種の従来技術は実際には十分ではない。一般的にドナー及びレシ ーバシートはその保持体の凹部へ吸引手段により引き込まれ、ドナーシートがレ シーバシートに重なって、公知配置に必要とされているように放射源に 向かうようになる。かかる配置は比較的複雑で、それ自体が単一レシーバシート 上に連続的に用いられる異なるダイ色を有するドナーシートを配置するようにす ることはできず、また、ドナーシート上に新しいダイストリップを巻いて、吸引 手段がドナーシートが変る時間ごとに吸引したり吸引しなかったりの動作させて 、レシーバは各場合において動かされ再記録される必要がある。 しかしながら本発明によればレシーバシート又はリボンは保持板の凸面に載置 されドナーシート又はリボンがその上に載置される。凸面を適所に配置すること によって、レシーバ及びドナーのシート又はリボンは多数の走査方向においてレ ーザビームの焦平面上に配置されるようにでき、放射はその板を通してシートの 平面に合焦され、ドナーがレシーバの上であるので、ドナーは、レシーバを動か すことなく、各印刷の前後にレシーバとの係合及び非係合のための動きを容易に 達成することができる。これはカラー印刷に必要である再記録を不要とすること ができることを意味する。凸面上のレシーバの載置はモノクロ印刷においても有 効である。 ドナーは適当な方法によりレシーバに当接して保持される。それは例えば板の 凸面に対応した凹面を有するパッドや、真空吸引などであるが、好ましくはドナ ーが凸面周りの張力にて保持されそれらがリボン形態であることである。 ドナーリボンはスプール上に巻かれ任意にカートリッジ やカセットに収容されてもよく、スブールは板周りの張力を加えたり外したりし てリボンを配置するために保持板の各側に可動となっている。各カラー印刷を形 成するために、ドナーリボンはレシーバから離れるように動き、巻き取られて、 湾曲保持板の周りで再度引張られて、固定レシーバに再度接触するように戻る。 レシーバまたリボンも保持板の凸面周りの張力の下で保持され、又は接着剤や 真空やその縁部で挾持するなど適当な方法で、保持板の上に載置される。 さらなる実施例において、湾曲した保持体は駆動されて円形状に動かされ、ま たは円弧状に前後に動くようになされ、その結果、各印刷の開始及び終端におい てドナーリボンに対して係合又は非係合するようにすることもできる。これは、 摩擦を通して又は積極的な係合を通して各係合に関してドナーリボンを前進させ 、例えば、1つのカラーストリップ分だけ動かすことができることを意味する。 これはドナーリボンスプール駆動装置の使用を不用とする。 保持体が動くように配置される場合、放射源は1以上の方向に走査することを 不要とする。 本発明に関して注意すべき点は、カラー印刷にあり、熱放射がレシーバを通過 することにある。熱は先に印刷した分だけレシーバへすでに転写されたダイを通 過する。よって好ましくは、ダイ自体は熱放射に対して透明であるか、又は異な る色のダイは異なる熱放射波長に対して透明であ り、各ダイを転写するために用いる対応波長を有する別個の熱源もそれぞれ用い られる。このことはすでに形成されている印刷が熱放射によって劣化されること を防止し、ダイのダイドナー又はリボンへの戻り拡散を減少させることに役立つ 。また、これを交互に行うことにより、熱源が各連続印刷中にこのタイプの効果 を補償して活性化される。 放射はレシーバをそれが通過する間に交換されたり離されたりして、光学系が レシーバに進入する放射に先立ってこれを修正するように設けられている。例え ば光学系は複屈折を修正するが、この場合、放射はレシーバへ進入する前に偏光 され、又はレーザダイオードのような本来的に偏光されている光源を用いること ができる。 本発明は上記方法のいずれかを実行するための装置をも包含している。よって 、本発明の他の面から鑑みれば、本発明は、ダイドナー媒体及びレシーバ媒体例 えばそのシート又はリボンを互いに近接させて保持する手段と、使用中に電磁放 射をレシーバを通してドナーへ通過するように配置された熱源好ましくは電磁放 射源とを有する。 ダイドナー媒体好ましくはシート又はリボンであり、好適な装置は透明レシー バ保持板を有する。この板は一実施例では湾曲している。装置はさらにその板の 凸面側上に張力にてドナーリボンを保持する手段を有している。 好ましい熱放射源はレーザダイオード又はダイオードアレイなどのレーザであ る。 一例として本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する。 図1は本発明の第1実施例によるダイ熱転写システムの斜視図である。 図2は本発明の第2実施例の概略正面図である。 図3は本発明の第3実施例によるダイ熱転写システムの概略正面図である。 図4は図3のシステムのための可能な走査装置の斜視図である。 図5は(a)ドナー及び(b)レシーバをとおして写すことにより生じた印刷 の光学濃度をプロットしたレーザ照射時間に対する光学濃度のグラフである。 図1において、ダイ熱転写印刷装置1が示され、シート形態のレシーバ2及び スプール(図示せず)に装着されたリボン形態のダイドナー3が圧力ローラ4の ニップ及び保持板5の間に供給されている。 保持板5及びレシーバシート2は、Nd:YAGレーザ又はレーザダイオード アレイなどのレーザ源7からのレーザビーム6の光に対して透過性を有している 。回転ポリゴン8は、レシーバシート2及びダイドナーリボン3が共に通過する ポイントにおいてダイドナーリボン3の幅にわたってレーザビーム6を走査する ために用いられている。平坦フィールドレンズ9は回転ポリゴン8及び保持板5 の間に設けられ、レーザビーム6を変調して、曲面よりむしろ 平坦な焦点平面において走査させるようになされている。 レーザビーム6のパワーは、ダイドナーリボン3の選択画素面積より多少広く 加熱するためにダイドナーリボン3にわたって走査できるように変調され、これ によってダイがレシーバシート2へ多少転写される。印刷像はこうして一線ごと に組立てられつつ、レシーバシート2及びダイドナーリボン3が圧力ローラ4を 通過して供給される。レーザパワ出力の変調は従来技術のマイクロプロセッサ制 御の下で行なわれる。 この手順を実行することによりモノクロ印刷を生みだすことになるが、カラー 印刷は例えばシアン、マゼンタ、イエロー及び必要なブラックなどの異なるダイ でそれごとに一回づつ3回又は4回の手順を繰り返すことによって達成できる。 このためには、異なるダイドナーリボン3が各回ごとに用いられる。すなわち、 ダイドナーリボン3が次のストリップに巻かれるようにした異なる着色ダイの連 続ストリップを有していてもよい。 上記実施例の変形例としては、別個に変調されるレーザビーム源の線形アレイ がビーム走査装置に替えて保持板5の下のダイドナーリボン3の幅にわたって配 置されてもよい。また、圧力ローラ4に対向する領域において透明であればよい 保持板5に替えてレーザビーム6が通過するようなスロットを保持板に設けても よい。 図2は、第1実施例に幾分類似するが保持板5がなくリ ボン形態のレシーバシート2を有する第2実施例を示す。 レシーバシート2及びダイドナーリボン3はリボンにおいて圧力ローラ4によ る張力を付勢されており、走査レーザビーム又は個別ビームアレイはレシーバシ ート2を通して上記したようにダイドナーリボン3へ向けられている。 この実施例の変形例としては、固定保持板を、レーザ源へ突出させてリボンの 案内を補助しリボンの障害を防止させるように、摩擦は増えるものの圧力ローラ 4に替えて、用いることができる。 図3は本発明の第3の実施例を示し、シート形態のレシーバシート2及びリボ ン形態のダイドナーリボン3が放射源へ向け突出した曲面湾曲保持板10上に係 合している。 レシーバシート2は例えばエッジクランプによって湾曲保持板10上の適所に は固定されている。ダイドナーリボン3は張力をとおして適所に保持されている 。この張力は、湾曲保持板10上方位置からその側方の位置へ一対のローラ11 を動かすことによって、付勢することができる。ここで、これらはダイドナーリ ボン3を下方へ付勢して湾曲保持板10及びレシーバシート2で接触させそれら に張力を与えている。ダイドナーリボン3は例えばカセット又はカートリッジに 収容され、ローラ11は印刷装置本体中に収容され、そのカセット又はカートリ ッジが本体へ挿入されるようになっている。変調されたレーザビーム6は湾曲保 持板10及びレシーバシート2を通過してダイドナーリ ボン3にわたって走査しダイの転写を生じさせる。湾曲保持板10には、ダイド ナーリボン3のレーザ吸収層がレーザビームの走査平面中に存在し平坦フィール ドレンズが平坦平面内に走査するビームを変調することを必要としないような曲 面が施されている。 適切な走査システムが図4に示され、この中において、ミラー12はレーザビ ーム6をポリゴン13へ反射し、ポリゴン13は順にダイドナーリボン3の長さ に沿ってレーザビーム6を走査する。レーザ源7,ミラー12及びポリゴン13 は矢印方向にて共に動きレーザビーム6をダイドナーリボン3の幅にわたって走 査させる。また、湾曲保持板10,レシーバシート2及びダイドナーリボン3は この走査をなすポリゴン13に対応して動くことができ、すなわち、ミラー12 が回転してレーザビーム6を走査するようになっている。後者の場合、動的合焦 アセンブリがビームの光路長の変化を補償するためにレーザ源7及びミラー12 の間に必要であろう。そうでないとビーム焦点を変化させてしまう。 この走査システムの代わりに、ダイドナーリボン3の幅にわたって配置された レーザビームアレイがリボン長に沿って共に走査されるようにすることができ、 これは走査ミラーもしくは回転ポリゴンを用いることによって、又はレーザ源ア レイ自体を回転させることによって達成できる。 本実施例においてレシーバシート2は動かないので、カ ラー印刷時に再記録は必要ではない。代わりに必要なことは、ダイドナーリボン 3がレシーバシート2から外され、新しいカラーストリップはダイドナーリボン 3がレシーバシート2に再度係合されるとき重ねられる、ことである。 変形例においてレシーバシート2は湾曲された湾曲保持板10の周りの張力に よって適所へ保持されたリボンの形態とすることができ、例えば湾曲保持板10 の開口によってリボンを真空吸引することができる。 他の変形例としてレーザビームがダイドナーリボン3の幅にわたって走査だけ なされ、又は同様にレーザビームの固定アレイがその幅にわたって設けられて、 レシーバシート2及び湾曲した湾曲保持板10がその湾曲面に略同等な曲率半径 の円弧上にて動くようにすることもできる。この動きはレシーバシート2の長さ に沿って走査させることに有効であり、この動きを続けて湾曲保持板10が円弧 上にて前後の動き又は円上の動きをなすようにしてダイドナーリボン3を係合又 は非係合させるレシーバシート2とによって、ダイドナーリボン3は各別個の印 刷の後に次のカラーストリップへ移動できるようになる。そして、これはドナー リボンスプール駆動装置の必要性を取り除くことができる。実 施 例 レーザビームをレシーバシートへ通過させることによって、レーザビームはま ずレシーバシートに一番近い吸収層 の側面へ当り、レートが高い光学密度が従来技術のものより増加する。このこと は以下の例によって明らかとなる。 マゼンタダイコート溶液は以下のように作られた。 3−メチル−4(3−メチル−4シアノイソチアゾル−5−イルアゾ)−N− エチル−N−アセトキシエチル−アニリン(マゼンタダイ)[3−methyl−4( 3−methyl−4cyanoisothiazol−5−ylazo)−N−ethyl−N−acetoxyethyl −aniline(Magenta dye)]……0.833g エチルセルロースT10 ex.ハークルス[Ethyl Cellulose T10 ex.Hercul es]……0.111g ポリビニルブチラル(BX1)ex.セキスイ[Polyvinylbutyral(BX1)ex .Sekisui]……0.444g ヘキサデカ−b−チオナフタレン銅(II)フタロシアニン(赤外線吸収ダイ) [Hexadeca-b-thionaphthalene Copper(II)phthalocyanine(infra red absor bing dye)]……0.197g テトラヒドロフラン[Tetrahydrofuran]……11.1g この溶液はK4メーヤバー(K4 meyer ber)で23μmポリエステルフィ ルム上に塗布され乾燥されて4.5μm厚のダイコートを作った。このダイドナ ーリボンは透明120μmポリエステル上のダイレシーブコーティングからなる 透明レシーバフィルムに当接して保持された。 ドナー及びレシーバ間の良好な接触がパターン及びナップローラ間にそれらを保 持することによって維持された。150mW,817nmSDLレーザダイオー ドからのレーザ光が平行光線化され、160mmアクロマートレンズを用いて合焦 され、結果として媒体表面上にて20×30μmの大きさのレーザスポット(半 値全幅)が100mWパワーで得られた。レーザビームはガルバノメータスキャ ナを用いて媒体にわたって走査され、レシーバ中に印刷されるべきマゼンタブロ ックの一連が形成されるように時間長を変化させたレーザパルスとされてレーザ 照射時間に対応する各ブロックの光密度が使用された。ブロックに形成された各 個別スポットはその中心がその周りのスポットから20μmに置かれるように印 刷された。各ブロックの転写光学密度(OD)はグリーンフィルタを用いたサク ラ濃度計(Sakura densitometer)を使って測定された。OD対レーザ照射時間 のプロットが、ドナー(a)を通過するか又はレシーバ(b)を通過するか又は レシーバ(b)を通過するかして像を作るときに得られるODのレートを比較す るために、作表、作図された。これらは図5に示されている。 図5の2つの曲線を比較するとレシーバを通して照射した印刷は得られたOD のレート及び可能なOD極大の両方において向上されていることが分る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI B41M 5/40 7416−2H B41M 5/26 H 7416−2H 101 9305−2C B41J 3/20 109 A (72)発明者 ロビンソン ローレンス ジョン イギリス国 ハートフォードシャー エス ジー8 5エイイー エヌアール ロイス トン バシングボーン ハイストリート 50 (72)発明者 ハット ケニス ウェスト イギリス国 エセックス シーオー11 2 アールティー ウィックス コルチェスタ ーロード ディサート(番地なし) (72)発明者 ハン リチャード アンソニー イギリス国 サフォーク アイピー1 3 ティーイー イプスウィッチ ウッドスト ーンアベニュ 22

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ドナーからレシーバへの熱転写を有し、ドナーがレシーバを通して加熱 される印刷方法。 2. ドナーがレシーバを通した電磁放射によって加熱される請求項1記載の 印刷方法。 3. 熱転写が拡散又は昇華による請求項1又は2記載の印刷方法。 4. ダイが連続ドナーによってレシーバヘ印刷され、レシーバが各印刷の間 に保持手段によって固定的に保持される請求項1〜3のいずれか1つに記載の印 刷方法。 5. 保持手段は各印刷中に熱源にわたって動き熱源及びレシーバ間の関係す る走査動作をなす請求項4記載の印刷方法。 6. 熱が電磁放射によって供給され、レシーバ放射が通過する保持手段の突 出する表面上に載置されている請求項1〜5のいずれか1記載の印刷方法。 7. ドナー手段はレシーバ及び保持手段の周りの張力にて保持されている請 求項6記載の印刷方法。 8. レシーバが可視光に対して透明である請求項1〜7のいずれか1記載の 印刷方法。 9. レシーバがスライド透明体、マイクロフィッシュ、アセテートフィルム 及びポリエステルフィルムの1つである請求項1〜8のいずれか1記載の印刷方 法。 10. ダイドナー及びダイレシーバを保持する手段と、使用時にレシーバを通 してドナーを加熱するために配置された熱源とからなる熱転写印刷装置。 11. 前記熱源は、電磁放射源である請求項10記載の熱転写印刷装置。 12. 光非整列が放射の帰還を防止するために装置に設けられている請求項1 1記載の熱転写印刷装置。 13. レシーバが保持手段の突出面上に保持される請求項11又は12記載の 熱転写印刷装置。 14. レシーバ及び保持手段の周りに使用時に張力によってドナーを保持する 手段が設けられている請求項13記載の熱転写印刷装置。 15. 連続するドナーをレシーバに近接させて前記ドナーからレシーバへ連続 的に印刷させる手段が設けられ、かつ印刷間保持部上適所にレシーバを保持する 手段が設けられている請求項10〜14のいずれか1記載の熱転写印刷装置。 16. 前記転写は拡散又は昇華によってなされる請求項10〜15のいずれか 1記載の熱転写印刷装置。
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