JPS6253888A - 熱転写複写方法 - Google Patents

熱転写複写方法

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Publication number
JPS6253888A
JPS6253888A JP61113671A JP11367186A JPS6253888A JP S6253888 A JPS6253888 A JP S6253888A JP 61113671 A JP61113671 A JP 61113671A JP 11367186 A JP11367186 A JP 11367186A JP S6253888 A JPS6253888 A JP S6253888A
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JP
Japan
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ink
image
light
transfer body
exposure
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Pending
Application number
JP61113671A
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English (en)
Inventor
Izumi Tagiwa
田極 泉
Itsuo Ikeda
池田 五男
Shigeru Suzuki
茂 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38257Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the use of an intermediate receptor

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、熱溶融性インクシートを用いた熱転写複写方
法に関する。
(従来技1llV) 従来−熱転写方式によって原稿画像を複写する方法とし
て第13図及び第14図に示すものがある。この方法で
は1第13図に示すようにインクシート4を挾んで原稿
lと転写体としての転写紙5とを密着させ1第14図に
示すように光源61/Cよって原稿lの上からこれらの
原稿等を露光する。
光#i6からの光線が原稿1の画像部3(第13図)で
吸収されると装部が発熱し1この発熱により、対応する
部分のインクシート4のインクが融解して転写紙5上に
転写される。
この従来の方法では、光源6からの光線や熱が原稿1を
通過しなければならないので、飼えば表   ′裏画面
に画像が印刷されているような原稿(両面原稿)や本等
を複写することができないという欠点がある。又、厚手
の原稿では画像部3で発生した熱が拡散し易く、その結
果、鮮明な複写像を得ることができないという欠点もあ
る◎ これらの欠点を解消するため本発明°者等は、まだ公知
となっていない次の第1発明を創作した。
この第1発明は次の第1工程及び第2工程を有する複写
方法である。
第1工程は、熱溶融性インク層及びその熱溶融性インク
層を支持するインク支持体とを備えたインクシートのイ
ンク支持体側に原稿ヲ、一方ソノインクシートのインク
層側に中間転写体を各々積層し、露光によってインクを
選択的に溶融し、中間転写体上に原稿の鏡像であるイン
ク像を得る工程である。
第2工程は、中間転写体上インク像側に転写体を重ねて
更に加熱し、インク像を転写体に転写する工程である。
第1工程において露光光を、従来のように原稿を通過さ
せるのではなくて、インクシートを介して直接原稿画像
面に当てるようにしたので、原稿の形状、厚さ等にかか
わらずその原稿画像を複写することが可能となった。
本発明者等は上記の第1発明に関連して、特に第2工程
に改良を加えた次の第2発明をも創作した。この第2発
明もまだ公知とはなっていない0この第2発明は、第1
発明の第2工程におけるインク像の加熱をするにあたり
、重ねられた中間転写体及び転写体を露光することによ
ってインク像を加熱しようとするものである。
インク像の加熱方法としては、この第2発明以外に、重
ねられた中間転写体及び転写体を加熱されたローラ間に
通し1このローラからの熱によりインク像を加熱すると
いう方法もある。ところがこの方法では、加熱に要する
時間が比較的長くなり、その結果、溶融したインクが流
れ出ることによる像の「にじみ」を発生するおそれがあ
った。
これに対し、上記第2発明によれば、露光により短時間
にインク像の加熱転写を行なってしまうので、転写像の
「にじみ」を防止できる。
ところがこの第2発明において1つの問題が生じた。第
2発明では第1工程及び第2工程のいずれにおいてもイ
ンクの加熱(第1工程においてはインクシートのインク
層の加熱、第2工程においては中間転写体上のインク像
の加熱)のために露光を行なうのであるが、第1工程で
は一旦露光光をインクシートを透過させた後でインク層
の加熱を行ない、これに対し第2工程では露光光によっ
て直接インク像を加熱する。ここでインクシートは1そ
の表面に色が付けられているので、特定の波長域の光を
特に吸収し易いという特性を有する。
従って、予め露光光の波長を、インクシートが吸収し易
い波長域の光に設定しておくと1第2工程では好都合で
あるものの、第1工程では原稿画像と無関係にインクシ
ートのインク層が溶融してしま一1画像以外の部分、す
なわち地肌部分の汚れを生ずるという不都合が発生した
口 (目的) 本発明は上記の点に鑑み、上述した構成要件から成る第
1工程及び第2工程を有する熱転写複写方法において、
複写された画像の画像品質をより向上することを目的と
する。
(構成) 上記の目的は次の構成を有する本発明によって達成され
る。すなわち、本発明は、熱溶融性インク層及びその熱
溶融性インク層を支持するインク支持体とを備えたイン
クシートのインク支持体側に原稿を、一方そのインクシ
ートのインク層側に中間転写体を各々積層しS露光によ
ってインクを選択的に溶融し、中間転写体上に原稿の鏡
像であるインク像を得る第1工程と、 中間転写体のインク像側に転写体を重ねて更に加熱し、
インク像を転写体に転写する第2工程とを有し、 第2工程におけるインク像の加熱を露光によって行なう
と共に、第1工程における露光と第2工程における露光
が、互いに異なる波長域の露光であることを特徴とする
熱転写複写方法である。
以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明における複写方法、特にその第1工程を
原理的に説明するための図である。図において、光源1
1から見て中間転写体L2、インクシート15、そして
原稿16がこの順に互いて重・ね合わされている0図で
は、説明のため各部材はそれぞれ互いに離間した状態で
示しであるが、実際には、図の上下方向からこれらを押
圧し、これらの間に空気溜りのような間隙が形成される
ことのないように互いに密着させである。
インクシート15は、インク支持体13に・よってイン
ク層14を支持することによって形成されており、イン
ク層14が中間転写体12と重ね合わされ、一方インク
支持体13が原稿16と重ね合わされる。原稿16は一
複写したい画像部16aがインクシート15側となるよ
うに重ねられる。
この状態で光源11により中間転写体12等を露光する
と1光源11からの光線αは中間転写体12及びインク
シート15を透過して原稿16に到達する。原稿16に
到達したこの光線αは、原稿16の地肌部(例えば白)
では一部がδ′の如く散乱し、他の一部はδの如くこれ
を透過していずれの部分も発熱はしない。これに対し、
画像部(例えば黒)16aでは光線αが吸収されて発熱
が起こる。
画像部16aにおいて発生した熱βは、インク支持体1
3を通してインク層14に伝わり、画像部16aに対向
する部分のインクを溶融する。この溶融されたインク1
7が、密着状態にある中間転写体12に転写されて、画
像部16aの鏡像を形成する。以上が第1工程である。
但し1第1工程における以上の説明は本発明の基礎とな
った別の発明に係るものである。本発明はこの第1工程
に更に改良を加えたものであるが、詳しくは後述する。
次ニ\鏡像であるインク像12aが形成された中゛間転
写体12をインクシート15から剥し、第2図に示すよ
うに、この中間転写体12に、インク像12a側が対向
するように転写体であるシート18(例えば普通紙)を
重ね合わせ、これらに対して光源21によって露光を行
なう。この露光によりインク像12aが発熱し、この発
熱によって該インク像が転写体18上へ熱溶融転写され
る。
これにより、転写体18上に原稿の画像に対応した複写
像が得られる。これが第2工程である。
上記の複写方法において、光源11及び21としては、
発生した熱の不要な拡散を防止するため、短時間露光の
可能なキセノンランプのような閃光光源が良い。
露光方法としては、原稿16あるいは中間転写体】2の
全面を一回の露光で行なうのでなく、原稿面をいくつか
の領域に区分し、各領域毎に順次露光するようにしても
良い。又、管状の光源の周囲に曲面反射板、多面反射板
あるいはレンズ等を配置して、光源11.21からの光
線が収束するような露光スリットを形成し、且つこのス
リットの移動によって、原稿面全面を光走査する疑似閃
光露光方法でも良い。この方法によれば、一定面に順次
短時間、高エネルギー露光が可能となる。
インクシート15は、近年プリンタ等に用いられている
熱転写方式のインクシートをそのまま用いることが可能
である。この一般的なインクシートは、ポリエステル3
〜10μm程度のインク支持体13上に、熱溶融性のワ
ックスに染料ないし顔料を分散した1〜6μm程度のイ
ンク層14を設けたものである。インク層14の軟化点
は約70〜90Cを下限として溶融するようになってい
る。
又、このインク層14は、インクの色調と光の波長とが
密接に関係しているため、一般的には、顔料タイプのイ
ンクよりも光の長波長成分の吸収の少ない染料タイプの
方が好ましい。列えば黒色インクとしては、カーボンブ
ラックのような黒色顔料は長波長成分の吸収率が大きい
ので望ましくなく、可視域のみの吸収をもつ染料色であ
るシアン、マゼンタ、イエローの3色を主として混練し
た混合体等が望ましい口 中間転写体12としては、ポリエチレン−テレフタレー
ト、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ナイロンその他の
シートが用いられる。特性上は、長波長光の透過率が高
く、熱拡散や断熱性が少ない薄層のものが好ましい。操
作性、コスト等の実用性を考慮すると、lO〜200μ
m更には40〜60μm程度の厚さが望ましい。極端な
例としては、@■厚のガラス板も使用可能である。
尚、インクを溶融するのに必要な露光エネルギーは、原
稿16の大きさ1画像部度\原稿16及びインクの材質
、そしてインクシート15や中間転写体12の光の長波
長吸収率等によって大きく左右される。但し一一般のA
4文字原稿では500〜2000ジユールあれば十分で
ある。
第1図において原稿16を露光する際、原稿16の背面
や光源11の周辺に反射板を配置して、原稿16の白部
を透過したり、腰部で反射散乱された光が再びこの反射
板で反射して、再び原稿16の画像部16aに到達する
ようにできる。こうすると、エネルギー効率の向上を図
ることができる。
第1工程において1インクシート15から中間転写体1
2に転写されるインクの量は、インクの固着性の差異に
よって左右される。中間転写体12からインクシート1
5を剥す際、第3図に示すように、インクシー)15が
鋭角に折れ曲がるようにして剥すと、画像の劣化が起き
難く、安定したインク像が得易−0 画像が片面しかない原稿(いわゆる片面原稿)を複写す
る場合、第1工程において光源11による露光を原稿1
6側から行なうこともできる。
以上の構成によれば、第1工程において光や熱が原稿1
6を透過しないので、光源11からのエネルギーが原稿
16の材質、厚み等の不安定要素に左右されずに画像1
6aに到達する。又、原稿16の裏面に画像があっても
、原稿16の表面の画像を複写することについて影響が
ない。更に、伝熱層として介在するのはインクシート1
5のインク支持体13のみとなり、しかもこのインク支
持体13は薄層である。よって、伝熱層における熱の゛
拡散による画像劣化を最小限にとどめる仁とが可能とな
る。
第2工程においては、第1工程の中間転写体12から転
写を行うので、原稿16の形態を制約することがなく、
又どこにでも複写像を得ることができる。中間転写体1
2ごとラミネート状に溶着することも可能であり、又発
泡体等にも溶着可能である。
中間転写体12を介して複写を行なうので、第1工程か
ら第2工程に移る段階で、余分な情報(必要のない部分
や汚れ等)を削除することが可能となる・又、画像内容
や画像品質の中間チェックが出来ると共に、原稿を痛め
ずに画像の再編集ができる。
中間転写体12として透明シートを使用すれば、位置合
わせが容易となる。
このように第1図に示す第1工程及び第2図に示す第2
工程により上述のような効果を得ることができる。とこ
ろが、今まで説明してきたところの第1工程及び第2工
程のままでは、次に述べるような不都合もある。
インク層14は、色を持っているため、特定の波長域の
光を吸収する。一般に用いられるインク層14の、露光
光の波長に対する光透過率特性は第4図に示す通りであ
る。この特性を有するインク層14は、概ね750 n
mを境界としてそれよりも短波長側の光を吸収し、それ
よりも長波長側の光を透過するよう、色材を混合して作
成されている。
従って、このインク層14は目視には黒色と見えるが、
可視域外の長波長は透過する。
このようなインク層14に対し、第1図に示した第1工
程における露光を、例えば可視域を含む短波長から長波
長の全波長域の光で行なうと一長波長側の一部の光はイ
ンク層14を透過して前述のように原稿16に達し、こ
れにより画像16aに応じてインク層14を溶かす0こ
れに対しへ他の短波長側の光はインク層14で吸収され
て熱Vこ変わる。この熱がインクの溶融点以下の場合に
は、熱バイアスとして原稿の発熱によってインクを溶か
す際の補助的な役割をもつ。ところがこの熱が、溶融点
以上の場合には原稿画像に関係なくインク層14のイン
クを溶かしてしまう。又、露光のエネルギーレベルに対
しても、インク層14の吸収が多く、発熱し易い場合に
は、エネルギーが若干過多の場合でも原稿画像に関係な
くインク層14のインクを溶かしてしまう。これらは複
写画像上で地肌汚れとなって現われる〇 第5図はこの地肌汚れを観察するために行なった実験の
結果である。横軸に発光エネルギー(すなわち露光エネ
ルギー)、縦軸に転写体18に蔽写てれたインク像の濃
度(すなわち転写像の鮮明度)がとっである・発光エネ
ルギーを徐々に大きくしてゆくと、まず画像部のインク
像濃度が土がってゆく(曲線a)、そしてそのまま発光
エネルギーを大きくしてゆくと、1.2 (J/crl
)の少し手前の位置より地肌部(画像部以外の部分)の
インク像濃度も上がり始める(曲線b)。本来、地肌部
にはインクが転写されてはならないのであるが、図示の
通り曲線aと曲線すとの間隔tは比較的短かく、従って
曲線aを飽和状態P(インク像を最も濃く鮮明に出す状
態)にするべく発光エネルギーを増大すると、どうして
も曲@bの立上り点Qを過ぎてしまって地肌汚れが発生
し易くなっていた。
そこで本実m例では、第】図に示すように第1工程にお
ける光源11と中間転写体12との間に、インク層14
の光吸収域に相当する波長の光をカットするフィルタF
(例えばFUJI SC−60、商品名)を挿入し、光
源11からインク層14へ向う光線αのうち、インク層
14によって吸収される波長に相当する光を予めカット
する。
フィルタFの挿入により、第5図における画像部濃度上
昇線aは破線a3の如く、そして地肌部濃度上昇線すは
破ibbの如く変化した。この場合、曲m aaと曲線
bbとの間隔11 (すなわち画像部のインクは溶ける
が地肌部のインクは溶けない領域)は、フィルタFを挿
入しない時の間隔tよりも広くなった。このことは、濃
くて鮮明な画像が得られると同時に、地肌部を地色のま
まきれいに保持できるような発光エネルギーの範囲が広
くなることを意味している。
゛以上は第1工程における露光についての話である。第
2工程(第2図)では、インク像12aが直接露光光を
吸収することによって発熱して転写体18に溶融転写さ
れる。よって、第1工程で用いたようなフィルタFを用
いて光カットするのは、かえって転写特性を悪化させる
。従って、第2工程では光源21からの光をそのまま中
間転写体12に照射する。
つまり本実施例では、第1工程及び第2工程でいずれも
露光によりインクを加熱するものの、両者の間で露光光
の波長を変え、これにより濃度の高い鮮明な転写画像を
得ると共に地肌汚れを防止し1複写製品全体として高品
質の画像を作成している。
上記実施例は種々改変できる。例えば1第2工程におい
て光源21から出る光をそのまま中間転写体12に当て
るのでなく、インク像12a(従ってインク層14:第
1図)を透過する波長領域、実施例では750 nm以
上の光を−H熱線吸収フィルタ(例えばHOYA HA
 −50、商品名)で吸収して熱に変換し、その変換熱
を中間転写体12上のインク像12aに伝えることがで
きる。これにより、低発光エネルギーでも十分にインク
像を溶融転写することが可能となる。
この変形例によれば、中間転写体12として10数μm
以上のフィルムを用いる場合にはほとんど効果は変わら
ないが、例えば3.5μm〜6μm程度の薄手のフィル
ムであれば、第6図に示す如く低エネルギー化の効果が
顕著に見られる。第6図において、実線dが熱線吸収フ
ィルタを用いない場合1そして破線Cが熱:ae収フィ
ルタを用いた場合である。
以上の説明では、露光光の波長を変えるにあたってフィ
ルタFを用いた。しかしながら〜光11iJuとしてキ
セノンフラッシュランプを用いる場合には、ランプ管内
を流れる電流密度によって、同じ発光エネルギーであっ
てもその発光の分光分布を変える仁とができる0例えば
1ランプを発光させるためのコンデンサの容量及びコン
デンサへの充電電圧を変えることにより、第7図に示す
ように、インク層14に対する透過率の高い光Aあるい
はインク層14に吸収される領域のエネルギーが高い光
Bを得ることができる。第1工程で光Aを、そして第2
工程で光Bを用いて露光を行なえば良いO 尚ζA、Bそれぞれの光を発光するための条件ある。
本発明の実施例ではないが1第2工程におけるインク像
12aの加熱のための手段として第8図に示すものがあ
る。この手段では、互いに重ねられた中間転写体12と
転写体18を、ヒータランプ19aを内蔵した加熱ロー
ラ19と加圧ローラ20との間に通しNこの通過過程に
おいて1中間転写体12上のインク像12aが転写体1
8上へ熱溶融転写され、該転写体上に原稿画像に対応し
た複写像が得られる。又、加熱ローラでなくて、アイロ
ンを用いて加熱する方法もある。
ところが熱ローラを用いた加熱では、一般にlO@ m
 sec −−@ 100 m secの加熱時間を要
し、一方アイロンを用いた場合では数secである。こ
のように比較的長時間加熱していると、インク像が流れ
出てしまって像の「にじみ」を生ずるおそれがある。こ
れに対し、第2工程において露光によりインク像12a
を加熱するようにした本実施例によれば、加熱作業を短
時間の内に終わらせることができ、その結果、インクの
流れによる像の「にじみ」を防止できる。
以上の説明により、本発明に係る熱転写複写方法が原理
的に理解された。次に、この発明方法を実際に利用した
装置、すなわち複写装置について説明する。
第9図はそのような複写装置の一例である携帯用複写装
置51の斜視図である。図示のように、携帯用複写装置
51には、装置上方より、基板上に電子部品を組込んだ
電装制御部52、表示ランフス゛イツチ等の操作部53
、主としてフラッシュランプの発光エネルギーを蓄える
コンデンサー等から成る充電部54、光源であるフラッ
シュランプ11及び反射板82等を有する一発光部55
、そして透光性プラテン板61及び透光性緩衝部材62
等を有する透光性プラテン部56が積層状に配置されて
いる。
透光性プラテン部56は第12図に示すように、原稿1
6と転写シート77とを密着させる場合に、両者を押圧
する部分である。転写シート77は、第10図に示すよ
うに中間転写体12とインクシート15とを密着するこ
とによって予め一体に形成されたものである。インクシ
ー)15がインク支持体13とそれに支持されるインク
層14とからできていることは第1図に関連して説明し
た通りである。中間転写体12とインクシート15との
間には必要に応じて枠75が用いられる。枠75は、第
11図に示すように中間転写体12の周囲に当てかわれ
る。
第12図において、まず複写すべき原稿16上に転写シ
ート77を、インクシート15側が原稿16側となるよ
うに重ねる。その上に携帯用複写装置51を、プラテン
部56が転写シート77に密着するように置く。複写装
置51は商用10 Qv電源あるいは充電バッテリー等
の電源に接続され、この電源によってフラッシュ用充電
コンデンサが予め設定された電位レベルに充電される。
複写装置51の自重及び複写装置51を介しての加圧に
より複写装置51のプラテン部56、転写シート77−
%そして原稿16の各々が均一に加圧密着される。この
状態でフラッシュランプのトリガースイッチが入ると、
フラッシュランプ11が発光し〜プラテン部56、転写
シート77を介して原稿16が露光される。
これ以降の複写作業の詳細は、第1図〜第4図に関連し
て説明したものと同じである。
(効果) 本発明によれば、第1工程における露光と第2工程にお
ける露光が、互いに異なる波長域に設定されるので、第
1工程におけるインク層の加熱及び第2工程におけるイ
ンク像の加熱をそれぞれ個別に最適条件で行なうことが
可能となる。これにより、複写される画像の画像品質を
より向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による複写方法の第1工程の原理を示す
説明図、第2図は同複写方法の第2工程の説明図、第3
図は同複写方法における中間転写体とインクシートの剥
離方法を示す説明図、第4図はインクシートの光透過特
性を示す図、゛第5図及び第6図は発光エネルギーと転
写像のインク濃度との関係を示す図1第7図はキセノン
ランプの周波数特性を示す図1第8図は本発明方法、特
にその第2工程についての関連技術を示す図、第9図は
本発明方法を実施する複写装置の一例の斜視図、第10
図はこの複写装置に用いられる転写シートの断面図、第
11図はこの転写シートの斜視図1第12図はこの複写
装置の使用説明図、第13図及び第14図は従来の複写
方法を示す図である。 14・・・インク層、13・・・インク支持体115°
°°インクシート、 16・・・原稿、 12・・・中間転写体、 12a・・・インク像、 11.21・・・光源、 F・・iフィルタ 第2図 第3図 ミ友長(nm) 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 熱溶融性インク層及びその熱溶融性インク層を支持する
    インク支持体とを備えたインクシートのインク支持体側
    に原稿を、一方そのインクシートのインク層側に中間転
    写体を各々積層し、露光によつてインクを選択的に溶融
    し、中間転写体上に原稿の鏡像であるインク像を得る第
    1工程と、中間転写体のインク像側に転写体を重ね更に
    加熱し、インク像を転写体に転写する第2工程とを有し
    、 第2工程におけるインク像の加熱を露光によつて行なう
    と共に、第1工程における露光と第2工程における露光
    が、互いに異なる波長域の露光であることを特徴とする
    熱転写複写方法。
JP61113671A 1985-05-29 1986-05-20 熱転写複写方法 Pending JPS6253888A (ja)

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JP60-116022 1985-05-29
JP11602285 1985-05-29

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