JPH0847424A - 一端に掛け穴をもつ刷子柄の供給装置 - Google Patents

一端に掛け穴をもつ刷子柄の供給装置

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JPH0847424A
JPH0847424A JP18695094A JP18695094A JPH0847424A JP H0847424 A JPH0847424 A JP H0847424A JP 18695094 A JP18695094 A JP 18695094A JP 18695094 A JP18695094 A JP 18695094A JP H0847424 A JPH0847424 A JP H0847424A
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JP
Japan
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brush handle
bucket
brush
pattern
hanging hole
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Pending
Application number
JP18695094A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Yoshioka
雅隆 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】一端に掛け穴をもつ刷子柄の2次加工への供給
装置を提供する。 【構成】両端部に掛け穴と植毛穴をもつ刷子柄1を、連
続回転する無端ベルト3付きコンベアのバケット4に、
2次加工面が上向きになるように収容して水平に移行さ
せ、刷子柄1を真空吸着して多関節ロボット5により次
工程の印刷装置9へ連続供給する装置であって、前記バ
ケット4は、刷子柄1をその長手方向がベルトの進行方
向と直角になるように受け入れるU字溝と、刷子柄の掛
け穴に勘合するピンを備え、バケット面から出る刷子柄
を転倒させるゴムロールをバケット上部に、刷子柄を長
手方向で挟み刷子柄を反転させるエアシリンダ、ロータ
リアクチュエータをバケット両側に配置した構成の刷子
柄の供給装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形により製造さ
れた歯ブラシ、ヘアブラシ、フロアブラシ、金属ブラシ
等の各種刷子柄に絵柄等を印刷するため、これを次工程
へ自動的に供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、刷子柄に絵柄を印刷する方法と
して、熱を利用する箔押し法が知られている。この方法
は、印刷を連続実施するために各ステージに刷子柄が入
る溝をもった治具を配列したターンテーブルを設け、あ
るステージで印刷したとき、他の任意のステージに作業
者が刷子柄を治具に載せていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような場合、作業
者が刷子柄をバケットに載せるとき、刷子柄を印刷に適
した状態に常に揃える必要がある。具体的には刷子柄の
長手方向について2通りある姿勢のうちどちらか一方に
決め、かつ長手方向の軸を中心に回転してできる4面の
うち1面に決めて印刷する面を作業者が決定していた。
このため所望の印刷面に印刷されない場合が生じるおそ
れがあった。
【0004】また、刷子柄が射出成形機から取り出され
るときに、その姿勢がそろっているにもかかわらず、印
刷装置が作業者による刷子柄の供給を義務づける仕様と
なっているために、製造ラインが分断される要因となっ
ていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した従来の問題点を
解決し、射出成形機から出る刷子柄を自動的に印刷装置
を供給するため、本発明は、両端部に掛け穴と植毛穴を
もつ刷子柄を、連続回転する無端ベルト付きコンベアの
バケットに、2次加工面が上向きになるように収容して
水平に移行させ、刷子柄を真空吸着して多関節ロボット
により次工程の印刷装置へ連続供給する装置であって、
a.前記バケットは、刷子柄をその長手方向がベルトの
進行方向と直角になるように受け入れるU字溝と、刷子
柄の掛け穴に嵌合するピンを備え、b.バケット面から
出る刷子柄を転倒させるゴムロールをバケット上部に、
刷子柄を長手方向で挟み刷子柄を反転させるエアシリン
ダ、ロータリアクアクチュエータをバケット両側に配置
したことを特徴とする、一端に掛け穴をもつ刷子柄の供
給装置を要旨とするものである。
【0006】以下、本発明の刷子柄供給装置を図につい
て説明するが、本発明はこれにのみ限定されるものでは
ない。図1は本発明の装置を含む全体の装置の配置図で
あって、射出成形機(図示しない)から出される刷子柄
1は、シュート2から連続回転する無端ベルト3上の複
数のバケット4に収容される。この場合、刷子柄1は図
2に示すようにその長手方向が無端ベルト3の流れ方向
に直角になるように配列されて順次端末まで送られ、そ
の付近に配置された水平多関節ロボット5の真空吸着ユ
ニット6に吸着され、次々にターンテーブル7上に設け
られた治具8に送られ、そこからさらに2次加工工程
の、例えば印刷装置9に送られる。
【0007】本発明による供給装置の本質的部分は、射
出成形機から送り出される両端部に掛け穴と植毛穴を設
けた刷子柄1を、シュート2からバケット4に自由落下
で落とし込む以後に実施される刷子柄の姿勢制御手段に
ある。したがって、刷子柄1の植毛穴のある部分が常に
先頭になるようにバケット4内に順次整列させ、2次加
工面を特定して次の工程へ連続搬送させることが重要で
ある。
【0008】図3は、刷子柄1がバケット4の溝に上向
きに落とし込まれた状態を平面図(イ)および側面図
(ロ)で示すもので、バケット内にはピン10が設けら
れている。刷子柄1の被印刷面およびその背面が上向き
に落とし込まれたとき、刷子柄1の一端の掛け穴11と
ピン10が嵌合し、バケット内で刷子柄の位置がほぼ決
まる。
【0009】ピン10の高さは、刷子柄の断面の長辺の
20%以上30%以下とするのが好ましい。20%未満
では、刷子柄の所望の面を上向きにするのが困難であ
り、30%を越えると刷子柄が水平面に傾き過ぎて転倒
しにくくなる。図4(イ)、(ロ)は、刷子柄の転倒前
と転倒後の状態を示している。
【0010】バケット4の溝の幅は、刷子柄1の転倒を
考慮して広くしてあるが、これによって刷子柄1を真空
吸着する位置がその都度ずれるおそれがあるので、図1
および図5に示すようにエアシリンダー14とロータリ
アクチュエータ15を用いて刷子柄1の位置出しを行
う。
【0011】一方、刷子柄1の被印刷面と直角をなす面
が上向きに落とし込まれると、そのピン10の高さ分だ
け刷子柄がバケットの上面から出るので、これを転倒さ
せる必要がある。バケット4の上面から出た刷子柄1
は、搬送途中のバケットの上面に設けられた図6に示す
ゴムロール12と接触して転倒し、被印刷面を上向きに
することができる。ここで用いるゴムロールはシリコー
ンゴムからなるものがよく、その硬度は、40以上60
以下であるが、好ましくは60である。硬度40未満で
は接触時の力をシリコーンゴムロールが吸収するので、
刷子柄を転倒できない、硬度60を超えると接触時の力
が直接刷子柄に伝わりバケットによる傷の原因となる。
【0012】刷子柄1の被印刷面か背面かを判断するた
めに、植毛穴13をセンサー16で検知する。この場
合、刷子柄1の色彩が変更してもチューニングの変更の
必要のないセンサーを選択するのがよい。また、ゴムロ
ール12が刷子柄1に接触したとき両者がかみ合ってバ
ケットが駆動不能にならないように、ゴムロールのシャ
フトは1mm以上4mm以下の範囲で上に逃げられるよ
うに軸受けに調整機能をもたせる。この逃げの量は2m
mに設定するのが好ましい。この数値は1mm未満のと
き両者がかみ合ってバケットが駆動できず、4mmを超
えると両者が接触せずに通過してしまう。
【0013】次に、刷子柄1の上向き面が所望の面の反
対側になったときは、その長手方向の軸を中心に180
0 反転させる。そのためには図5で示すように刷子柄の
長手方向の両端からエアシリンダー14で挟み込み、そ
の軸を中心にロータリアクチュエータ15で反転させ
る。その際、ロータリアクチュエータ15と直結し、刷
子柄1の長手方向の両端を挟む部品17、17はバケッ
トの流れ方向の断面をV字形とし、一方の掛け穴部分は
すり鉢形として回転に従属できるようにベアリングを装
着すると好都合である。またV字形部品では刷子柄の保
持力性能を高めるためV字の底にさらに矩形の溝を付け
るのが良い。
【0014】さらに、バケット内で刷子柄を反転させよ
うとすると、掛け穴とピンが干渉し、反転させることが
できないため、刷子柄の軸とこれを挟み込むエアシンリ
ンダ14の軸をずらした。その軸をずらす量は3mmが
好ましい。3mm未満のときは刷子柄1とピン10が干
渉し、3mmを越えると刷子柄の軸移動の限界を越え
る。刷子柄の軸移動もエアシリンダ14の動きに応じて
V字形斜面を刷子柄が滑りやすいように300 〜400
の角度にするが、この範囲外では軸移動ができない。最
後に、4軸制御の水平多関節ロボット5を用いて、刷子
柄を真空吸着して次の印刷装置9に移動させる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、刷子柄を射出成形機か
ら2次加工工程まで無人で供給できるので、コスト面の
効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を含む全体の配置の要部を示す平
面図である。
【図2】無端ベルトの断面説明図である。
【図3】バケット内の刷子柄の配置を示し、(イ)は平
面図、(ロ)は断面図である。
【図4】バケットとこの上の転倒ロールの配置を示し、
(イ)は転倒前、(ロ)は転倒後の状態を示す断面図で
ある。
【図5】エアシリンダーとロータリアクチュエータの刷
子柄に対する機能を示す拡大説明図である。
【図6】図4(ロ)の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 刷子柄 2 シュート 3 無端ベルト 4 バケット 5 多関節ロボット 6 真空吸着ユニット 7 ターンテーブル 8 治具 9 印刷装置 10 ピン 11 掛け穴 12 ゴムロール 13 植毛穴 14 エアシリンダ 15 ロータリアクチュエータ 16 センサー 17 部品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に掛け穴と植毛穴をもつ刷子柄
    を、連続回転する無端ベルト付きコンベアのバケット
    に、2次加工面が上向きになるように収容して水平に移
    行させ、刷子柄を真空吸着して多関節ロボットにより次
    工程の印刷装置へ連続供給する装置であって、a.前記
    バケットは、刷子柄をその長手方向がベルトの進行方向
    と直角になるように受け入れるU字溝と、刷子柄の掛け
    穴に嵌合するピンを備え、b.バケット面から出る刷子
    柄を転倒させるゴムロールをバケット上部に、刷子柄を
    長手方向で挟み刷子柄を反転させるエアシリンダ、ロー
    タリアクチュエータをバケット両側に配置したことを特
    徴とする、一端に掛け穴をもつ刷子柄の供給装置。
  2. 【請求項2】 2次加工面が絵柄印刷面である請求項1
    に記載の供給装置。
  3. 【請求項3】 ゴムロールが硬度40以上60以下のシ
    リコーンゴムからなる請求項1に記載の供給装置。
  4. 【請求項4】 ゴムロールのシャフトは、1mm以上4
    mm以下の逃げをもつ軸受けで調整される請求項3に記
    載の供給装置。
JP18695094A 1994-08-09 1994-08-09 一端に掛け穴をもつ刷子柄の供給装置 Pending JPH0847424A (ja)

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Cited By (7)

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