JPH0427863Y2 - - Google Patents

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JPH0427863Y2
JPH0427863Y2 JP1985185863U JP18586385U JPH0427863Y2 JP H0427863 Y2 JPH0427863 Y2 JP H0427863Y2 JP 1985185863 U JP1985185863 U JP 1985185863U JP 18586385 U JP18586385 U JP 18586385U JP H0427863 Y2 JPH0427863 Y2 JP H0427863Y2
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JP
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workpiece
work
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cylinder mechanism
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はワーク姿勢変換装置に関し、詳しくは
所定の作業ポジシヨン間で搬送されるワークにつ
いて、その作業ポジシヨンでの加工処理に対応し
て上記ワークの姿勢を変換する装置に関するもの
である。
従来の技術 例えば、自動車生産等の製造ラインにおいて
は、所定の加工処理を施す各作業ポジシヨンで、
搬送されてくるワークをその加工処理内容に適し
た姿勢で位置決めしなければならない。その為、
上記作業ポジシヨン間で搬送されるワークを、
90°反転等して次の作業ポジシヨンでの加工処理
に対応した姿勢に予め変換する必要がある。
従来、作業ポジシヨン間で搬送するワークを
90°反転させて姿勢変換する手段としては、上記
作業ポジシヨン間に回転自在に配設された箱状の
反転機を含むワーク姿勢変換装置が一般的であ
る。この場合、まず1つの作業ポジシヨンから搬
送コンベアで移送されてきたワークを、適宜の手
段にて反転機用の搬入コンベアに転送する。この
搬入コンベアにより箱状の反転機内にワークが収
容された時点で、上記反転機を回転機構により
90°回転させ、その後反転機用の搬出コンベアで
上記ワークを反転機から取出す。この時、ワーク
は反転機搬入前の姿勢から90°反転した姿勢に変
換された状態で搬出コンベア上に載置される。そ
して、上記搬出コンベア上のワークを、適宜の手
段で搬送コンベアに転送して次の作業ポジシヨン
に供給する。
考案が解決しようとする問題点 ところで、従来のワーク姿勢変換装置では、上
述のように作業ポジシヨン間に配設された反転機
にワークを収納させ、該反転機を所定角度回転さ
せることにより上記ワークを姿勢変換するように
している。この場合、上記反転機はワークを姿勢
変換させるだけの機構であり、この反転機と作業
ポジシヨン間に設けられた搬送コンベアとは別機
構となる。その為、上記搬送コンベアと反転機間
でのワークの搬出入に、搬出入コンベア等の転送
機構が必要となる。また、反転機によりワークを
姿勢変換した際には、上記反転機でのワーク反転
前と反転後で、ワーク中心やワーク搬送面が位置
ずれする場合もあり、上記ワーク反転前後で、ワ
ーク中心やワーク搬送面の位置を一致させるため
の変位機構も必要となる。このように前記転送機
構、変位機構や反転機の回転機構も含めて、ワー
ク姿勢変換装置の構造が複雑化すると共に大型化
も免え得ないという問題点があつた。更に、上記
反転機が箱状のものであるため、反転機内に加工
屑等の異物が残存して不具合が生じる虞もあつ
た。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点に鑑みて案内されたもの
で、この問題点を解決するための技術的手段は、
所定の作業ポジシヨン間でワークを載置して定方
向に移送する搬送コンベアと、該搬送コンベア上
の姿勢変換ポジシヨンの側方近傍に配設され、そ
の姿勢変換ポジシヨンに位置決め停止したワーク
を、その移送方向と直交する方向に定ストローク
移動させて待機姿勢に設定するワークシフト用シ
リンダ機構と、上記姿勢変換ポジシヨンの下方近
傍に配設され、ワークを待機姿勢に設定したワー
クシフト用シリンダ機構を停止させたままで、そ
の待機姿勢にあるワークを、停止状態のワークシ
フト用シリンダ機構により位置決め支持した状態
で傾動させて姿勢変換するワーク起こし用シリン
ダ機構とを含むものである。
作 用 本考案に係るワーク姿勢変換装置によれば、作
業ポジシヨン間に配設された搬送コンベアで移送
されてくるワークが姿勢変換ポジシヨンに位置決
め停止すると、ワーク姿勢変換前と姿勢変換後で
のワーク中心を一致させるため、ワークシフト用
シリンダ機構を作動させることにより、上記ワー
クをその移送方向と直交する方向に定ストローク
移動させる。その後、ワークを待機姿勢に設定し
たワークシフト用シリンダ機構を停止させたまま
で、その停止状態のワークシフト用シリンダ機構
によりワークの一側部を位置決め支持した状態
で、ワーク起こし用シリンダ機構を作動させるこ
とにより、上記ワークの他側部を押上げて該ワー
クを所定の姿勢に変換する。
実施例 本考案に係るワーク姿勢変換装置の一実施例を
第1図及び第2図を参照しながら説明する。同図
において、A,B,Cは作業ポジシヨン間に配設
された複数の搬送コンベアで、例えば、上記作業
ポジシヨン間の姿勢変換ポジシヨンPに配設され
た搬送コンベアBは、ワーク移送方向と直交する
方向に所定のピツチ間隔で並設された複数〔図で
は4本〕の搬送ローラ1a〜1dからなる。各搬
送ローラ1a〜1dは、軸受部材2a〜2d,3
a〜3dを介してベース4に回転自在に支承され
ている。また各搬送ローラ1a〜1dの一軸端に
は、搬送ローラ1a〜1dと同軸的にスプロケツ
ト5a〜5dが装着され、両端のスプロケツト5
a,5dにチエーン6を纏掛けることにより各搬
送ローラ1a〜1dを連結駆動させる。更に一端
のスプロケツト5dには、チエーン7が纏掛けら
れて駆動源〔図示せず〕と連結されている。8は
搬送コンベアBの各搬送ローラ1a〜1d上に載
置された箱状のワーク、9は上記搬送コンベアB
上の姿勢変換ポジシヨンPの側方近傍に配設され
たワークシフト用シリンダ機構〔以下単に第1シ
リンダ機構と称す〕で、これは、2本のシフトレ
バー10,11と該シフトレバー10,11を駆
動させるための第1シリンダ12とからなる。上
記シフトレバー10,11は、搬送コンベアBの
搬送ローラ1a〜1d間に上下方向に沿つて配置
され、その下端部10a,11aが、ベース4上
に支持フレーム13を介してワーク移送方向に沿
つて回転可能に架設されたシヤフト14の両軸端
に固着され、且つ、上端部10b,11bが、搬
送ローラ1a〜1d上のワーク8の側方に配置さ
れる。このシフトレバー10,11の上端部10
b,11bには、回転ローラ15,15,16,
16が軸支されている。また、第1シリンダ12
は、そのシリンダ本体12aがベース4に回転自
在に軸支され、且つ、そのシリンダロツド12b
の先端部が一方のシフトレバー10の略中央部に
枢着される。17は搬送コンベアB上の姿勢変換
ポジシヨンPの下方近傍に配設されたワーク起こ
し用シリンダ機構〔以下単に第2シリンダ機構と
称す〕で、具体的には搬送コンベアAと搬送コン
ベアBの間、及び搬送コンベアBと搬送コンベア
Cの間の下方に第2シリンダ18,19が夫々配
置される。各第2シリンダ18,19のシリンダ
本体18a,19aは所定の角度傾斜させてベー
ス4に固設され、そのシリンダロツド18b,1
9bの先端部は、搬送コンベアA,B,Cの搬送
ローラ間に挿入配置される。この第2シリンダ1
8,19のシリンダロツド18b,19bの先端
部には、回転ローラ20,20,21,21が軸
支されている。22は上記第2シリンダ18,1
9のシリンダロツド18b,19bの回り止めで
ある。
上記ワーク姿勢変換装置によるワークの90°反
転は次の要領にて行われる。まず、第1図及び第
2図に示すように1つの作業ポジシヨンから搬送
コンベアCで移送されてきたワーク8は、搬送コ
ンベアB上に転送されて姿勢変換ポジシヨンPで
停止する。この時点で、第3図に示すように第1
シリンダ機構9の第1シリンダ12を退入作動さ
せることにより、ワーク8の側方に配置されたシ
フトレバー10,11をシヤフト14を中心にし
てワーク側へ回動させる。これによつて上記シフ
トレバー10,11の回転ローラ15,15,1
6,16が、ワーク8の側面に当接すると共に該
側面を押圧し、シフトレバー10,11が所定角
度回動することにより、搬送ローラ1a〜1d上
のワーク8をその移送方向と直交する方向に定ス
トローク移動させる。この待機姿勢にあるワーク
8′の下方には、第2シリンダ機構17における
第2シリンダ18,19のシリンダロツド18
b,19bの先端部が配置されることになる。
その後、第4図に示すように上記シフトレバー
10,11の回転ローラ15,15,16,16
にてワーク8′を位置決め支持した状態で、第2
シリンダ機構17の第2シリンダ18,19を突
出作動させる。これにより第2シリンダ18,1
9のシリンダロツド18a,19bの先端部の回
転ローラ20,20,21,21をワーク8′の
下面に当接させると共に、その状態からワーク
8′を持ち上げる。上記第2シリンダ18,19
のシリンダロツド18b,19bが定ストローク
突出動すると、搬送ローラ1a〜1d上で待機姿
勢にあつたワーク8′が90°反転して姿勢変換さ
れ、上記搬送ローラ1a〜1d上に配置される。
上述のように第1シリンダ機構9によりワーク8
を定ストローク移動させて待機姿勢に設定し、そ
の後第2シリンダ機構17により待機姿勢のワー
ク8′を90°反転させるので、初期位置にあるワー
ク8のワーク中心lo〔第1図参照〕と、90°反転さ
れたワーク8″のワーク中心l〔第4図参照〕とが
略一致する。また、上記ワーク8は、搬送コンベ
アBの搬送ローラ1a〜1d上で90°反転される
ため、従来のようなワーク反転前と反転後でのワ
ーク搬送面の位置ずれはない。このワーク反転
後、搬送コンベアB上のワーク8″を搬送コンベ
アAに転送して次の作業ポジシヨンに供給する。
尚、上記実施例では、ワークを90°反転させて
いるが、本考案はこれに限定されることなく、第
2シリンダ機構の作動量を調整すると共に、ガイ
ド部材を設けて上記ワークを所定の角度傾斜した
状態に保持するように姿勢変換することも可能で
ある。また、本考案では、第1シリンダ機構にお
けるシフトレバー及び第2シリンダ機構における
第2シリンダの数は任意であり、ワークの形状、
大きさにより設定すればよい。
考案の効果 本考案に係るワーク姿勢変換装置は、作業ポジ
シヨン間に設けられた搬送コンベアに一体的に組
付けることが可能であり、構造が簡略化さると共
に、ワーク姿勢変換時、ワークシフト用シリンダ
機構を停止させたままで、その停止状態のワーク
シフト用シリンダ機構により待機姿勢にあるワー
クを位置決め支持した状態でワーク起こし用シリ
ンダ機構によりワークを持ち上げるので、ワーク
起こし用シリンダ機構の作動時、ワークシフト用
シリンダ機構を作動させることもないから、姿勢
変換できるワークの大きさが制限されることな
く、スペースの有効利用ができてコンパクトなワ
ーク姿勢変換装置を提供することが実現容易とな
る。また本考案では、ワーク姿勢変換前と姿勢変
換後で、ワーク中心やワーク搬送面の位置を一致
させることができる。更に、上記ワーク姿勢変換
装置は、オープンタイプのものであるため、加工
屑等の異物が存在しても速やかに除去することが
でき、しかも必要に応じてワークに所望の処理を
施すことも容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るワーク姿勢変換装置の一
実施例を示す正面図、第2図は第1図の側面図、
第3図及び第4図は第1図の装置の動作状態を示
す正面図である。 8……ワーク、9……ワークシフト用シリンダ
機構〔第1シリンダ機構〕、17……ワーク起こ
し用シリンダ機構、A,B,C……搬送コンベ
ア、P……姿勢変換ポジシヨン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定の作業ポジシヨン間でワークを載置して定
    方向に移送する搬送コンベアと、 該搬送コンベア上の姿勢変換ポジシヨンの側方
    近傍に配設され、その姿勢変換ポジシヨンに位置
    決め停止したワークを、その移送方向と直交する
    方向に定ストローク移動させて待機姿勢に設定す
    るワークシフト用シリンダ機構と、 上記姿勢変換ポジシヨンの下方近傍に配設さ
    れ、ワークを待機姿勢に設定したワークシフト用
    シリンダ機構を停止させたままで、その待機姿勢
    にあるワークを、停止状態のワークシフト用シリ
    ンダ機構により位置決め支持した状態で傾動させ
    て姿勢変換するワーク起こし用シリンダ機構とを
    含むことを特徴とするワーク姿勢変換装置。
JP1985185863U 1985-12-02 1985-12-02 Expired JPH0427863Y2 (ja)

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JP1985185863U JPH0427863Y2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02

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JP1985185863U JPH0427863Y2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02

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JPS6296014U JPS6296014U (ja) 1987-06-19
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JP1985185863U Expired JPH0427863Y2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02

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JP4539604B2 (ja) * 2006-04-19 2010-09-08 パナソニック電工株式会社 搬送物の横倒し装置

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