JPH10249783A - アーム旋回装置及びそれを用いた被処理物移送装置 - Google Patents

アーム旋回装置及びそれを用いた被処理物移送装置

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JPH10249783A
JPH10249783A JP6904397A JP6904397A JPH10249783A JP H10249783 A JPH10249783 A JP H10249783A JP 6904397 A JP6904397 A JP 6904397A JP 6904397 A JP6904397 A JP 6904397A JP H10249783 A JPH10249783 A JP H10249783A
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JP
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arm
air
conveyor
rotary actuator
box
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JP6904397A
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English (en)
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Toru Masutani
徹 桝谷
Yoshihiko Imamura
吉彦 今村
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの大幅な増大を招くことなくアームを
円滑に旋回させることが可能なアーム旋回装置、及びそ
れを用いてなり、被処理物に割れや欠けを生じたりする
ことなく被処理物を所定の位置に移送することが可能な
被処理物移送装置を提供する。 【解決手段】 アーム8,9が取り付けられた回動軸1
1の軸線上に、ロータリーアクチュエータと該ロータリ
ーアクチュエータへのエア供給方向を制御することによ
りロータリーアクチュエータの動作方向を切り換える方
向制御弁とを備えてなるエアバランサ12を配設し、ア
ーム8,9の回転角度に応じて変化するモーメントに対
応して、エアバランサ12に供給されるエアの圧力を制
御する。また、ロータリーアクチュエータから排気され
る排気エア量を制御する排気エア量制御手段によりロー
タリアクチュエータの排気制御を行うことにより負荷を
降ろす際の衝撃を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、アームを旋回さ
せるアーム旋回装置及びそれを利用した被処理物移送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、セラミック原料粉体やこれに添加物を加えた粉体を
所定の形状に成形してなる被処理物(ワーク)を焼成用
の匣(さや)に入れ、焼成炉で焼成した後取り出す工程
においては、図5に示すような装置(被処理物移送装
置)が用いられている。
【0003】この被処理物移送装置は、被処理物4が載
置される匣1を把持する匣把持手段(チャック機構)2
と、匣把持手段2を反転させることにより匣1を反転さ
せる匣反転機構3と、被処理物4を所定の位置まで搬送
するためのコンベア5と、コンベア5を反転させるコン
ベア反転機構6と、コンベア5により所定の位置まで搬
送された被処理物4を受け取るための受取治具7とを備
えて構成されている。
【0004】なお、匣反転機構3は、アーム8が取り付
けられた回動軸11を駆動手段10により旋回させ、匣
把持手段2が取り付けられたアーム8を旋回させること
により、匣把持手段2に把持された匣1を反転させるよ
うに構成されており、また、コンベア反転機構6は、回
動軸11を駆動手段10により旋回させ、回動軸11に
取り付けられ、コンベア5を保持するアーム(ベース)
9を旋回させることによりコンベア5を反転させるよう
に構成されている。
【0005】そして、この被処理物移送装置を用いて被
処理物を移送する場合、コンベア反転機構6によりコン
ベア5を旋回、反転させ、被処理物4が載置された匣1
に上方から押圧して、被処理物4を匣1とコンベア5の
間に挟み込み、匣1とコンベア5を同時に旋回、反転さ
せて被処理物4をコンベア5上に移載し、匣1を再び旋
回、反転させてコンベア5上から移動させた後、コンベ
ア5を駆動させることにより、コンベア5上に移載され
た被処理物4が所定の位置に配設された受取治具7まで
搬送する。
【0006】ところで、上記従来の被処理物移送装置に
おいては、匣反転機構3及びコンベア反転機構6を構成
するアーム9の駆動源として、大型の交流モータや、回
生ユニット付サーボモータ、あるいはロータリーアクチ
ュエータなどが用いられているため、次のような問題点
がある。
【0007】負荷がかかった状態でアームを旋回させ
る(負荷を持ち上げる)際に、その負荷トルクを満たす
初動トルクを持った駆動源が必要となるため、モータ
(特に動力用の交流モータ)を使用する場合には、機器
の大型化を招き、また、一定のトルクを有するサーボモ
ータを使用する場合には、コストの増大を招く。 モータの特性上、低速回転でのトルクが低いことか
ら、(a)負荷がかかった状態でアームを旋回させる
(負荷を持ち上げる)際のトルク不足により負荷の落下
を招いたり、アーム旋回時の負荷トルクの変動にモータ
が追随できず円滑な速度制御を行うことが困難になった
りするばかりでなく、(b)負荷を降ろす際に巻き下げ
現象が生じて動作速度が加速し、円滑な速度制御を行う
ことができなくなったりする。 エア駆動機器の場合、負荷を降ろす際には、エアによ
る推進力に加え、負荷の自重が作用することで急激な落
下状態となり、着地時の衝撃で被処理物に割れや欠けが
生じたり、衝撃吸収のためにダンパを設けた場合におい
ては、急激な減速によるショックで被処理物が飛び出し
たりして、信頼性が低い。
【0008】本願発明は、上記問題点を解決するもので
あり、コストの大幅な増大を招くことなくアームを円滑
に旋回させることが可能なアーム旋回装置、及びそれを
用いて構成され、被処理物に割れや欠けを生じたりする
ことなく被処理物を所定の位置に移送することが可能な
被処理物移送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明のアーム旋回装置は、回動軸を回転駆動さ
せることにより、前記回動軸に取り付けられた前記アー
ムを旋回させる駆動手段と、ロータリーアクチュエータ
と該ロータリーアクチュエータへのエア供給方向を制御
することによりロータリーアクチュエータの動作方向を
切り換える方向制御弁とを備えてなり、前記回動軸の軸
線上に配設されたエアバランサと、前記アームの回転角
度に応じて変化するモーメントに対応して、前記エアバ
ランサに供給されるエアの圧力を制御する圧力制御手段
と、を具備することを特徴としている。
【0010】前記アームが取り付けられた回動軸の軸線
上に、ロータリーアクチュエータとエア供給方向の制御
を行う方向制御弁とを備えてなるエアバランサを配設
し、アームの回転角度に応じて変化するモーメントに対
応して、エアバランサに供給されるエアの圧力を制御す
ることにより、アームの角度変化に対応したウエイトバ
ランスとすることが可能になるため、大きな衝撃を与え
ることなくアームを円滑に旋回させることが可能にな
る。
【0011】また、本願発明のアーム旋回装置は、前記
ロータリーアクチュエータから排気されるエア量を制御
するための排気エア量制御手段を設けたことを特徴とし
ている。排気エア流量を制御する排気エア量制御手段に
よりロータリアクチュエータの排気制御を行うようにし
た場合、アームが負荷を降ろす動作をする際に、アーム
を徐々に下降させて、アームの動作時に大きな衝撃が生
じることを防止できるようになる。
【0012】また、本願発明の被処理物移送装置は、コ
ンベアを旋回、反転させて、ワークが載置された匣(さ
や)に上方から押圧するとともに、前記匣と前記コンベ
アを同時に旋回、反転させて被処理物をコンベア上に移
載し、匣を再び旋回、反転させてコンベア上から移動さ
せた後、コンベアを作動させることによりコンベア上に
移載された被処理物を所定の位置に移送する被処理物搬
送装置であって、回動軸に、前記コンベアが連結された
アームを取り付け、前記回動軸を回転駆動させることに
より前記アームとともにコンベアを旋回、反転させるコ
ンベア反転機構と、回動軸に、前記匣を把持する匣把持
手段が連結されたアームを取り付け、前記回動軸を回転
駆動させ、前記アームを旋回させることにより、前記把
持手段に把持された匣を反転させる匣反転機構と、ロー
タリーアクチュエータと該ロータリーアクチュエータへ
のエア供給方向を制御することによりロータリーアクチ
ュエータの動作方向を切り換える方向制御弁とを備えて
なり、前記回動軸の軸線上に配設されたエアバランサ
と、前記アームの回転角度に応じて変化するモーメント
に対応して、前記エアバランサに供給されるエアの圧力
を制御する圧力制御手段と、を具備することを特徴とし
ている。
【0013】上述のように、コンベア反転機構と、匣反
転機構と、回動軸の軸線上に配設されたエアバランサ
と、アームの回転角度に応じて変化するモーメントに対
応してエアバランサに供給されるエアの圧力を制御する
圧力制御手段とを備えた構成とすることにより、アーム
の角度変化に対応したウエイトバランスとすることが可
能になり、大きな衝撃を与えることなくアームを円滑に
旋回させることが可能になる。したがって、被処理物に
割れや欠けを生じたりすることなく、被処理物を所定の
位置に確実に移送することが可能になる。
【0014】また、本願発明の被処理物移送装置は、前
記ロータリーアクチュエータから排気されるエア量を制
御するための排気エア量制御手段を設けたことを特徴と
している。排気エア流量を制御する排気エア量制御手段
によりロータリアクチュエータの排気制御を行うように
した場合、アームが負荷を降ろす動作をする際に、アー
ムを徐々に下降させることが可能になり、被処理物に与
える衝撃を抑制して、被処理物の割れや欠けの発生を抑
制することができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を示
してその特徴とするところをさらに詳しく説明する。
【0016】[実施形態1]図1は本願発明の一実施形
態にかかる被処理物移送装置の概略構成を示す斜視図で
ある。なお、この実施例では、焼成炉から被処理物(セ
ラミック成形体)を取り出すのに用いられる被処理物移
送装置を例にとって説明する。
【0017】この実施例の被処理物移送装置は、被処理
物4が載置される匣1を把持する匣把持手段(チャック
機構)2と、匣把持手段2を反転させることにより匣1
を反転させる匣反転機構3と、被処理物4を所定の位置
まで搬送するためのコンベア5と、コンベア5を反転さ
せるコンベア反転機構6と、コンベア5により所定の位
置まで搬送された被処理物4を受け取るための受取治具
7とを備えて構成されている。
【0018】匣反転機構3は、アーム8が取り付けられ
た回動軸11を駆動手段(この実施形態では交流モー
タ)10により旋回させ、匣把持手段2が取り付けられ
たアーム8を旋回させることにより匣把持手段2を反転
させるように構成されており、また、コンベア反転機構
6は、回動軸11を駆動手段10により旋回させ、コン
ベア5を保持するアーム(ベース)9を旋回させること
によりコンベア5を反転させるように構成されている。
なお、この実施形態においては、上述のように、回動軸
11を回転させることによりアーム8,9を旋回させる
駆動手段10として、交流モータが使用されているが、
回転動作を使用した他の駆動手段を用いることも可能で
ある。
【0019】そして、この被処理物移送装置において
は、前記回動軸11の軸線上に、アーム8,9のウエイ
トバランスを行うためのシリンダであるロータリーアク
チュエータ21(図2)とエアの供給方向の制御を行う
ことによりロータリーアクチュエータ21の動作方向を
切り換える方向制御弁22(図2)を用いたエアバラン
サ12が配設されている。なお、この実施形態では、方
向制御弁22として、ソレノイド弁が用いられている。
【0020】なお、図2は、エアバランサ12の構成
と、アームの回転角度に応じて変化するモーメントに対
応してエアバランサ12に供給されるエアの圧力を制御
する圧力制御手段23の接続状態を示す図である。図2
に示すように、エアバランサ12は、ロータリーアクチ
ュエータ21と、エアの供給方向の制御を行うことによ
りロータリーアクチュエータ21の動作方向を切り換え
る方向制御弁22(図2)から構成されており、また、
エア供給ライン20には、エアバランサ12に供給され
るエアの圧力を制御する圧力制御弁(圧力制御手段)2
3が接続されている。
【0021】また、上記アーム8,9の旋回位置を検出
するために、回動軸11の軸線上にロータリーエンコー
ダ13が配設されている。ただし、アーム8,9の旋回
位置を検出するためのセンサはこれに限られるものでは
なく、光電センサ、近接センサなどによるスリットドグ
方式のものなど、アーム8,9の旋回位置を検出するこ
とが可能な種々のものを使用することが可能である。
【0022】上記のように構成された被処理物移送装置
を用いて被処理物を移送する場合、コンベア反転機構6
によりコンベア5を旋回、反転させ、被処理物4が載置
された匣1に上方から押圧して、被処理物4を匣1とコ
ンベア5の間に挟み込み、匣1とコンベア5を同時に旋
回、反転させて被処理物4をコンベア5上に移載し、匣
1を再び旋回、反転させてコンベア5上から移動させた
後、コンベア5を駆動させて、コンベア5上に移載され
た被処理物4を所定の位置に配設された受取治具7まで
搬送することにより、被処理物4の移送が行われる。
【0023】次に、上記の被処理物移送装置を用いて被
処理物の移送を行う場合のアーム旋回動作を、図1〜図
3を参照しつつ説明する。なお、ここでは、コンベア5
を反転させる場合の動作を例にとって説明するが、匣1
を反転させる場合の動作も同様である。
【0024】まず、図3に示すように、アーム9の
A,B,C,D,………の任意の角度における負荷トル
ク(r×Pa,r×Pb,r×Pc,r×Pd………)
をあらかじめ求めておく。 そして、負荷を持ち上げる方向に動作する際において
は、ロータリーエンコーダ13(図1)で動作位置(角
度)を検知し、ロータリーアクチュエータ21(図2)
に、あらかじめ求めておいた負荷トルクを打ち消す方向
(−r×Pa,−r×Pb,………)に、圧力制御弁2
3により制御されたエア圧を投入する。 また、アーム9が負荷を降ろす(持ち下げる)方向に
動作する際には、方向制御弁22によりロータリーアク
チュエータ21に投入するエアの方向を切り換えて、ロ
ータリーアクチュエータ21に、あらかじめ求めておい
た負荷トルクを打ち消す方向(−rPd,……)に、圧
力制御弁23により制御されたエア圧を投入する。な
お、図3においては、回転中心をP、アームの長さ(回
転半径)をrとするとともに、コンベアのウエイトをW
としている。
【0025】上記のように構成された被処理物移送装置
においては、アームの角度変化に対応したウエイトバラ
ンスを行うことが可能になり、大きな衝撃を与えること
なくアームを円滑に旋回させることが可能になる。した
がって、被処理物に割れや欠けを生じたりすることな
く、被処理物を所定の位置に確実に移送することが可能
になる。
【0026】[実施形態2]この実施形態の被処理物移
送装置は、上記実施形態1の被処理物移送装置と同様の
構成を有しているが、図4に示すように、ロータリーア
クチュエータ21の手前側のエア供給ライン20に、ロ
ータリーアクチュエータ21から排気される排気エア量
を制御する排気エア量制御手段24を配設した点におい
て、その構成を異にしている。なお、その他の構成は上
記実施形態1の被処理物移送装置と同様である。
【0027】この実施形態の被処理物移送装置において
は、アームが負荷を降ろす(持ち下げる)方向に動作す
る際に、アームの旋回速度を徐々に低下させて停止させ
るような場合に、ロータリーアクチュエータ21からの
排気エア量を排気エア量制御手段24によって制御する
ことにより、負荷を降ろす際にアームが急激に下降する
ことを防止して、被処理物に与える衝撃を抑制すること
が可能になり、被処理物の割れや欠けの発生を抑制して
信頼性を向上させることができる。
【0028】なお、上記実施形態1及び2においては、
熱処理工程から排出される被処理物(セラミック成形
体)を取り出すために用いられる被処理物移送装置を例
にとって説明したが、本願発明のアーム旋回装置及び被
処理物移送装置の用途はこれに限られるものではなく、
アームを円滑に旋回させることが必要な種々のアーム旋
回装置、及びこのアーム旋回装置を利用した種々の被処
理物移送装置に適用することが可能である。
【0029】本願発明は、さらにその他の点においても
上記実施形態に限定されるものではなく、アームの具体
的な構造、アームを駆動させる駆動手段の種類、エアバ
ランサを構成するロータリーアクチュエータの具体的な
構成などに関し、発明の要旨の範囲内において、種々の
応用、変形を加えることが可能である。
【0030】
【発明の効果】上述のように、本願発明のアーム旋回装
置は、アームが取り付けられた回動軸の軸線上に、ロー
タリーアクチュエータとエア供給方向の制御を行う方向
制御弁とを備えてなるエアバランサを配設し、アームの
回転角度に応じて変化するモーメントに対応して、エア
バランサに供給されるエアの圧力を制御するようにして
いるので、アームの角度変化に対応したウエイトバラン
スとすることが可能になり、大きな衝撃を与えることな
くアームを円滑に旋回させることが可能になる。
【0031】また、排気エア量を制御する排気エア量制
御手段によりロータリアクチュエータの排気制御を行う
ことにより、アームが負荷を降ろす際の衝撃を抑制する
ことが可能になり、アームをさらに円滑に旋回させるこ
とが可能になる。
【0032】また、本願発明の被処理物移送装置は、上
述のように、コンベア反転機構と、匣反転機構と、回動
軸の軸線上に配設されたエアバランサと、アームの回転
角度に応じて変化するモーメントに対応してエアバラン
サに供給されるエアの圧力を制御する圧力制御手段とを
備えた構成を有しているので、アームの角度変化に対応
したウエイトバランスとすることが可能になり、アーム
に大きな衝撃を与えることなく円滑に駆動させることが
可能になる。したがって、被処理物に割れや欠けを生じ
たりすることなく、被処理物を所定の位置に確実に移送
することができる。
【0033】また、排気エア流量を制御する排気エア量
制御手段によりロータリアクチュエータの排気制御を行
うようにした場合、アームが負荷を降ろす動作をする際
に、アームを徐々に下降させることが可能になり、被処
理物に与える衝撃を抑制して、被処理物の割れや欠けの
発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態にかかる被処理物移送装
置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本願発明の一実施形態にかかる被処理物移送装
置のエアバランサの構成を示す図である。
【図3】本願発明の一実施形態にかかる被処理物移送装
置の動作を説明する図である。
【図4】本願発明の他の実施形態にかかる被処理物移送
装置の要部の構成を示す図である。
【図5】従来の被処理物移送装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 匣(さや) 2 匣把持手段(チャック機構) 3 匣反転機構 4 被処理物 5 コンベア 6 コンベア反転機構 7 受取治具 8 アーム 9 アーム(ベース) 10 駆動手段 11 回動軸 12 エアバランサ 13 ロータリーエンコーダ 20 エア供給ライン 21 ロータリーアクチュエータ 22 方向制御弁 23 圧力制御手段(圧力制御弁) 24 排気エア量制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動軸を回転駆動させることにより、前記
    回動軸に取り付けられた前記アームを旋回させる駆動手
    段と、 ロータリーアクチュエータと該ロータリーアクチュエー
    タへのエア供給方向を制御することによりロータリーア
    クチュエータの動作方向を切り換える方向制御弁とを備
    えてなり、前記回動軸の軸線上に配設されたエアバラン
    サと、 前記アームの回転角度に応じて変化するモーメントに対
    応して、前記エアバランサに供給されるエアの圧力を制
    御する圧力制御手段と、 を具備することを特徴とするアーム旋回装置。
  2. 【請求項2】前記ロータリーアクチュエータから排気さ
    れるエア量を制御するための排気エア量制御手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のアーム旋回装置。
  3. 【請求項3】コンベアを旋回、反転させて、ワークが載
    置された匣(さや)に上方から押圧するとともに、前記
    匣と前記コンベアを同時に旋回、反転させて被処理物を
    コンベア上に移載し、匣を再び旋回、反転させてコンベ
    ア上から移動させた後、コンベアを作動させることによ
    りコンベア上に移載された被処理物を所定の位置に移送
    する被処理物搬送装置であって、 回動軸に、前記コンベアが連結されたアームを取り付
    け、前記回動軸を回転駆動させることにより前記アーム
    とともにコンベアを旋回、反転させるコンベア反転機構
    と、 回動軸に、前記匣を把持する匣把持手段が連結されたア
    ームを取り付け、前記回動軸を回転駆動させ、前記アー
    ムを旋回させることにより、前記把持手段に把持された
    匣を反転させる匣反転機構と、 ロータリーアクチュエータと該ロータリーアクチュエー
    タへのエア供給方向を制御することによりロータリーア
    クチュエータの動作方向を切り換える方向制御弁とを備
    えてなり、前記回動軸の軸線上に配設されたエアバラン
    サと、 前記アームの回転角度に応じて変化するモーメントに対
    応して、前記エアバランサに供給されるエアの圧力を制
    御する圧力制御手段と、 を具備することを特徴とする被処理物移送装置。
  4. 【請求項4】前記ロータリーアクチュエータから排気さ
    れるエア量を制御するための排気エア量制御手段を設け
    たことを特徴とする請求項3記載の被処理物移送装置。
JP6904397A 1997-03-05 1997-03-05 アーム旋回装置及びそれを用いた被処理物移送装置 Withdrawn JPH10249783A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104149095A (zh) * 2014-07-07 2014-11-19 京东方科技集团股份有限公司 一种机械手
CN108057815A (zh) * 2017-12-06 2018-05-22 广西水利电力职业技术学院 一种盘条钢筋成型机自动保护系统
JP2019157403A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 株式会社奥村組 テールクリアランス計測装置
JP2020007773A (ja) * 2018-07-06 2020-01-16 株式会社奥村組 テールクリアランス計測装置の計測制御方法

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