JPH11207561A - パレット交換システム - Google Patents
パレット交換システムInfo
- Publication number
- JPH11207561A JPH11207561A JP1889398A JP1889398A JPH11207561A JP H11207561 A JPH11207561 A JP H11207561A JP 1889398 A JP1889398 A JP 1889398A JP 1889398 A JP1889398 A JP 1889398A JP H11207561 A JPH11207561 A JP H11207561A
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- JP
- Japan
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- pallet
- chucking
- hand
- work
- robot
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロボット装置の稼働率を高めながら簡単な構
成でパレット交換システムを構成できるようにする。 【解決手段】 供給用ベルトコンベア11により段積み
状態で搬送されたパレット12は仮置台13に対向した
所定位置で停止する。ロボット装置は、停止したパレッ
ト12をロボットハンド19に設けられたパレットチャ
ッキングハンド24により仮置台13に移し代える。続
いて、載置台16に載置されているワーク17をロボッ
トハンド19に設けられたワークチャッキングハンド2
0によりパレット12に順に収納する。そして、パレッ
ト12にワーク17を収納し終えたときは、パレットチ
ャッキングハンド24によりパレット12を排出用ベル
トコンベア15に移し代え、パレット12を所定数段積
みしたときは排出用ベルトコンベア15により排出す
る。
成でパレット交換システムを構成できるようにする。 【解決手段】 供給用ベルトコンベア11により段積み
状態で搬送されたパレット12は仮置台13に対向した
所定位置で停止する。ロボット装置は、停止したパレッ
ト12をロボットハンド19に設けられたパレットチャ
ッキングハンド24により仮置台13に移し代える。続
いて、載置台16に載置されているワーク17をロボッ
トハンド19に設けられたワークチャッキングハンド2
0によりパレット12に順に収納する。そして、パレッ
ト12にワーク17を収納し終えたときは、パレットチ
ャッキングハンド24によりパレット12を排出用ベル
トコンベア15に移し代え、パレット12を所定数段積
みしたときは排出用ベルトコンベア15により排出す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボット装置によ
りワークの搬送作業を実行しながらパレットの交換作業
を実行するパレット交換システムに関する。
りワークの搬送作業を実行しながらパレットの交換作業
を実行するパレット交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、前工程で加工した部品の整列
供給、後工程への部品の整列排出の方法として、パレッ
トを使用したパレットチェンジシステムが用いられてい
る。
供給、後工程への部品の整列排出の方法として、パレッ
トを使用したパレットチェンジシステムが用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のパレットチェ
ンジシステムは、専用のパレットチェンジャを使用して
いる。図6及び図7はパレットチェンジャシステムの一
例を示している。これらの図6及び図7において、パレ
ットチェンジャシステム1は、チェーン等で構成されパ
レット2を段積み状態で供給するための供給用コンベア
3及びパレット2を段積み状態で排出するための排出用
コンベア4を上下に設置すると共に、エアシリンダ等で
構成されたパレットストッパ・エスケープユニット5、
段積みされたパレット2を1枚ずつ送り出す段バラシユ
ニット6、1枚ずつ送り出されたパレット2を再び段積
みする段積ユニット7、供給用コンベア3から排出用コ
ンベア4へのパレット移し換えユニット8等から構成さ
れている。
ンジシステムは、専用のパレットチェンジャを使用して
いる。図6及び図7はパレットチェンジャシステムの一
例を示している。これらの図6及び図7において、パレ
ットチェンジャシステム1は、チェーン等で構成されパ
レット2を段積み状態で供給するための供給用コンベア
3及びパレット2を段積み状態で排出するための排出用
コンベア4を上下に設置すると共に、エアシリンダ等で
構成されたパレットストッパ・エスケープユニット5、
段積みされたパレット2を1枚ずつ送り出す段バラシユ
ニット6、1枚ずつ送り出されたパレット2を再び段積
みする段積ユニット7、供給用コンベア3から排出用コ
ンベア4へのパレット移し換えユニット8等から構成さ
れている。
【0004】このパレットチェンジャシステム1では、
供給用コンベア3により供給された段積み状態のパレッ
ト2をパレットストッパ・エスケープユニット5により
1ユニットずつ段バラシユニット6に供給すると共に、
この段バラシユニット6により1つずつパレット移し換
えユニット8に移動する。この状態で、ワーク載置位置
に位置されたワーク9をロボット装置のロボットハンド
10によりパレット2に整列状態で順に収納する。
供給用コンベア3により供給された段積み状態のパレッ
ト2をパレットストッパ・エスケープユニット5により
1ユニットずつ段バラシユニット6に供給すると共に、
この段バラシユニット6により1つずつパレット移し換
えユニット8に移動する。この状態で、ワーク載置位置
に位置されたワーク9をロボット装置のロボットハンド
10によりパレット2に整列状態で順に収納する。
【0005】そして、ワーク9の収納が終了したパレッ
ト2をパレット移し換えユニット8により下方に移動し
てから段積ユニット7に搬送することにより、段積ユニ
ット7においてパレット2が所定数段積みされた状態で
排出用コンベア4により排出される。
ト2をパレット移し換えユニット8により下方に移動し
てから段積ユニット7に搬送することにより、段積ユニ
ット7においてパレット2が所定数段積みされた状態で
排出用コンベア4により排出される。
【0006】ところで、上記パレットチェンジャシステ
ム1はエアシリンダを組合わせた複雑な機構となってお
り、制御も複雑であり高価なシステムとなっている。ま
た、ワーク9を搬送するためのロボット装置は、パレッ
トチェンジャシステムが動作しているときは待機状態に
あり、稼働率が低いという課題が残されていた。
ム1はエアシリンダを組合わせた複雑な機構となってお
り、制御も複雑であり高価なシステムとなっている。ま
た、ワーク9を搬送するためのロボット装置は、パレッ
トチェンジャシステムが動作しているときは待機状態に
あり、稼働率が低いという課題が残されていた。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ロボット装置の稼働率を高めながら簡
単な構成で実施することができるパレット交換システム
を提供することにある。
で、その目的は、ロボット装置の稼働率を高めながら簡
単な構成で実施することができるパレット交換システム
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、制御手段は、まず、供給コンベアによりパレットを
供給する。続いて、供給されたパレットをロボット装置
のロボットハンドに設けられているパレットチャッキン
グハンドにより作業位置に移し換える。
ば、制御手段は、まず、供給コンベアによりパレットを
供給する。続いて、供給されたパレットをロボット装置
のロボットハンドに設けられているパレットチャッキン
グハンドにより作業位置に移し換える。
【0009】続いて、ロボット装置のワークチャッキン
グハンドによりパレットに対してワークの搬送作業を実
行する。これにより、例えばパレットにワークが整列状
態で収納される。続いて、パレットチャッキングにより
ワークの搬送が終了したパレットを作業位置から排出コ
ンベアに移し換えて排出する。
グハンドによりパレットに対してワークの搬送作業を実
行する。これにより、例えばパレットにワークが整列状
態で収納される。続いて、パレットチャッキングにより
ワークの搬送が終了したパレットを作業位置から排出コ
ンベアに移し換えて排出する。
【0010】以上の制御手段の動作を繰返すことによ
り、ワークが整列収納されたパレットを順に排出するこ
とができる。この場合、ロボット装置にワークチャッキ
ングハンドとパレットチャッキングハンドとを一体に設
けるようにしたので、ロボット装置に対する制御により
パレットに対するワークの搬送作業とパレットの交換作
業とを行うことができ、ロボット装置の稼働率を高めな
がら全体構成を簡単化することができる。
り、ワークが整列収納されたパレットを順に排出するこ
とができる。この場合、ロボット装置にワークチャッキ
ングハンドとパレットチャッキングハンドとを一体に設
けるようにしたので、ロボット装置に対する制御により
パレットに対するワークの搬送作業とパレットの交換作
業とを行うことができ、ロボット装置の稼働率を高めな
がら全体構成を簡単化することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1乃
至図5を参照して説明する。図1は全体構成を概略的に
示している。この図1において、供給用ベルトコンベア
11によりパレット12が段積み状態で供給されるよう
になっている。
至図5を参照して説明する。図1は全体構成を概略的に
示している。この図1において、供給用ベルトコンベア
11によりパレット12が段積み状態で供給されるよう
になっている。
【0012】この供給用ベルトコンベア11の終端部に
対応して仮置台13(作業位置に相当)が設置されてい
る。この仮置台13の側面には供給用ベルトコンベア1
1に対向するように固定ストッパ14が設けられおり、
供給用ベルトコンベア11により供給されたパレット1
2を所定位置に停止するようになっている。
対応して仮置台13(作業位置に相当)が設置されてい
る。この仮置台13の側面には供給用ベルトコンベア1
1に対向するように固定ストッパ14が設けられおり、
供給用ベルトコンベア11により供給されたパレット1
2を所定位置に停止するようになっている。
【0013】供給用ベルトコンベア11及び仮置台13
に並設して排出用ベルトコンベア15が設置されてい
る。この排出用ベルトコンベア15はパレット12を段
積み状態で排出するようになっている。
に並設して排出用ベルトコンベア15が設置されてい
る。この排出用ベルトコンベア15はパレット12を段
積み状態で排出するようになっている。
【0014】供給用ベルトコンベア11に隣接して載置
台16が設けられており、この載置台16の所定位置に
は前工程において処理された例えば2個のワーク17が
並列載置されている。
台16が設けられており、この載置台16の所定位置に
は前工程において処理された例えば2個のワーク17が
並列載置されている。
【0015】一方、供給用ベルトコンベア11及び排出
用ベルトコンベア15に対応してロボット装置(図3に
符号18で示す)が設置されており、そのロボット装置
18の先端にロボットハンド19が取着されている。
用ベルトコンベア15に対応してロボット装置(図3に
符号18で示す)が設置されており、そのロボット装置
18の先端にロボットハンド19が取着されている。
【0016】図2はロボットハンド19を示している。
このロボットハンド19は、ロボット装置18に対する
制御により所定の位置に移動可能であると共に、水平面
内において旋回可能となっている。
このロボットハンド19は、ロボット装置18に対する
制御により所定の位置に移動可能であると共に、水平面
内において旋回可能となっている。
【0017】ロボットハンド19の正面には2個のワー
クチャッキングハンド20が並列状に設けられており、
エアシリンダ(図3に符号21で示す)に対する駆動に
応じてワークチャッキングハンド20がチャッキング動
作を行う。このワークチャッキングハンド20は旋回機
構22に固定されており、ロータリアクチュエータ(図
2に符号23で示す)に対する駆動に応じてワークチャ
ッキングハンド20が水平方向と下方向との間で旋回す
るようになっている。この場合、ワークチャッキングハ
ンド20はワーク17をチャッキングするのに適した形
状に形成されている。
クチャッキングハンド20が並列状に設けられており、
エアシリンダ(図3に符号21で示す)に対する駆動に
応じてワークチャッキングハンド20がチャッキング動
作を行う。このワークチャッキングハンド20は旋回機
構22に固定されており、ロータリアクチュエータ(図
2に符号23で示す)に対する駆動に応じてワークチャ
ッキングハンド20が水平方向と下方向との間で旋回す
るようになっている。この場合、ワークチャッキングハ
ンド20はワーク17をチャッキングするのに適した形
状に形成されている。
【0018】上記ロボットハンド19の両側面には2個
のパレットチャッキングハンド24が設けられており、
エアシリンダ(図3に符号25で示す)に対する駆動に
応じてパレットチャッキングハンド24が互いに接離す
ることによりチャッキング動作を行うようになってい
る。この場合、パレットチャッキングハンド24はパレ
ット12を把持するのに適した形状に形成されている。
のパレットチャッキングハンド24が設けられており、
エアシリンダ(図3に符号25で示す)に対する駆動に
応じてパレットチャッキングハンド24が互いに接離す
ることによりチャッキング動作を行うようになってい
る。この場合、パレットチャッキングハンド24はパレ
ット12を把持するのに適した形状に形成されている。
【0019】図3は全体の電気的構成を概略的に示して
いる。この図3において、制御装置26(制御手段に相
当)は、各種センサ27からの検出信号に基づいて、ロ
ボット装置18、ワークチャッキングハンド用エアシリ
ンダ21、旋回機構用ロータリアクチュエータ23、パ
レットチャッキングハンド用エアシリンダ25、供給用
ベルトコンベア11、排出用ベルトコンベア15を適宜
駆動するようになっている。
いる。この図3において、制御装置26(制御手段に相
当)は、各種センサ27からの検出信号に基づいて、ロ
ボット装置18、ワークチャッキングハンド用エアシリ
ンダ21、旋回機構用ロータリアクチュエータ23、パ
レットチャッキングハンド用エアシリンダ25、供給用
ベルトコンベア11、排出用ベルトコンベア15を適宜
駆動するようになっている。
【0020】次に上記構成の作用について説明する。供
給用ベルトコンベア11にパレット12を段積みした状
態で、制御装置26を作動すると、制御装置26は、ま
ず、供給用ベルトコンベア11を駆動する。これによ
り、供給用ベルトコンベア11に段積みされているパレ
ット12が移動し、仮置台13に設けられている固定ス
トッパ14に当接することにより所定位置に位置決め状
態で停止する。このとき、制御装置26は、パレット1
2が所定位置に移動したことを検出したときは供給用ベ
ルトコンベア11に対する駆動を停止する。
給用ベルトコンベア11にパレット12を段積みした状
態で、制御装置26を作動すると、制御装置26は、ま
ず、供給用ベルトコンベア11を駆動する。これによ
り、供給用ベルトコンベア11に段積みされているパレ
ット12が移動し、仮置台13に設けられている固定ス
トッパ14に当接することにより所定位置に位置決め状
態で停止する。このとき、制御装置26は、パレット1
2が所定位置に移動したことを検出したときは供給用ベ
ルトコンベア11に対する駆動を停止する。
【0021】続いて、ロボットハンド19に設けられて
いるワークチャッキングハンド20が水平方向を指向す
るように旋回機構用ロータリアクチュエータ23を駆動
すると共に、パレットチャッキングハンド24同士が互
いに離間するようにパレットチャッキングハンド用エア
シリンダ25を駆動する。これにより、パレットチャッ
キングハンド24同士が離間する。この状態でロボット
装置18に対する制御によりパレットチャッキングハン
ド24間に段積み状態で最上位に位置するパレット12
が位置するようにロボットハンド19を位置決めする。
いるワークチャッキングハンド20が水平方向を指向す
るように旋回機構用ロータリアクチュエータ23を駆動
すると共に、パレットチャッキングハンド24同士が互
いに離間するようにパレットチャッキングハンド用エア
シリンダ25を駆動する。これにより、パレットチャッ
キングハンド24同士が離間する。この状態でロボット
装置18に対する制御によりパレットチャッキングハン
ド24間に段積み状態で最上位に位置するパレット12
が位置するようにロボットハンド19を位置決めする。
【0022】続いて、パレットチャッキングハンド24
同士が互いに接近するようにパレットチャッキングハン
ド用エアシリンダ25を駆動する。これにより、図4に
示すようにパレットチャッキングハンド24によりパレ
ット12が両側から支持されるようになる。この状態で
ロボット装置18に対する制御によりパレット12を仮
置台13に移動してからパレットチャッキングハンド2
4をアンチャッキングする。これにより、パレット12
を供給用ベルトコンベア11から仮置台13に移し換え
ることができる。
同士が互いに接近するようにパレットチャッキングハン
ド用エアシリンダ25を駆動する。これにより、図4に
示すようにパレットチャッキングハンド24によりパレ
ット12が両側から支持されるようになる。この状態で
ロボット装置18に対する制御によりパレット12を仮
置台13に移動してからパレットチャッキングハンド2
4をアンチャッキングする。これにより、パレット12
を供給用ベルトコンベア11から仮置台13に移し換え
ることができる。
【0023】続いて、旋回機構用ロータリアクチュエー
タ23に対する制御によりワークチャッキングハンド2
0を下方向に旋回させる。この状態でロボット装置18
に対する制御によりワークチャッキングハンド20を載
置台16に載置されているワーク17の孔17aに挿入
するように位置決めしてからワークチャッキングハンド
用エアシリンダ21を駆動して図5に示すようにワーク
17の孔17aの内周面に対する押圧力により当該ワー
ク17をチャッキングし、そのチャッキングしたワーク
17を仮置台13に載置されているパレット12の所定
位置に位置決めした状態でアンチャッキングする。これ
により、パレット12の所定位置にワーク17が収納さ
れる。
タ23に対する制御によりワークチャッキングハンド2
0を下方向に旋回させる。この状態でロボット装置18
に対する制御によりワークチャッキングハンド20を載
置台16に載置されているワーク17の孔17aに挿入
するように位置決めしてからワークチャッキングハンド
用エアシリンダ21を駆動して図5に示すようにワーク
17の孔17aの内周面に対する押圧力により当該ワー
ク17をチャッキングし、そのチャッキングしたワーク
17を仮置台13に載置されているパレット12の所定
位置に位置決めした状態でアンチャッキングする。これ
により、パレット12の所定位置にワーク17が収納さ
れる。
【0024】ここで、載置台16には前工程により処理
されたワーク17が順に位置決め状態で供給されるの
で、ロボット装置18に対する制御によりワーク17を
順にパレット12に収納する。
されたワーク17が順に位置決め状態で供給されるの
で、ロボット装置18に対する制御によりワーク17を
順にパレット12に収納する。
【0025】そして、パレット12内に所定数のワーク
17を収納し終えたときは、旋回機構用ロータリアクチ
ュエータ23に対する駆動によりワークチャッキングハ
ンド20を水平方向に指向させた状態でロボット装置1
8及びパレットチャッキングハンド24に対する制御に
より仮置台13に載置されているパレット12を排出用
ベルトコンベア15の所定位置に移し換える。以上の動
作を繰返すことにより、ワーク17が収納されたパレッ
ト12を排出用ベルトコンベア15の所定位置に段積み
することができる。
17を収納し終えたときは、旋回機構用ロータリアクチ
ュエータ23に対する駆動によりワークチャッキングハ
ンド20を水平方向に指向させた状態でロボット装置1
8及びパレットチャッキングハンド24に対する制御に
より仮置台13に載置されているパレット12を排出用
ベルトコンベア15の所定位置に移し換える。以上の動
作を繰返すことにより、ワーク17が収納されたパレッ
ト12を排出用ベルトコンベア15の所定位置に段積み
することができる。
【0026】そして、所定数のパレット12の段積みが
終了したときは、排出用ベルトコンベア15に対する駆
動により段積みされたパレット12を排出すると共に、
供給用ベルトコンベア11に対する駆動により次の段積
みされたパレット12を供給する。
終了したときは、排出用ベルトコンベア15に対する駆
動により段積みされたパレット12を排出すると共に、
供給用ベルトコンベア11に対する駆動により次の段積
みされたパレット12を供給する。
【0027】従って、上述した動作を繰返すことによ
り、供給用ベルトコンベア11に段積み状態で供給され
たパレット12にワーク17を収納した状態で排出用ベ
ルトコンベア15により段積み状態で排出することがで
きる。
り、供給用ベルトコンベア11に段積み状態で供給され
たパレット12にワーク17を収納した状態で排出用ベ
ルトコンベア15により段積み状態で排出することがで
きる。
【0028】上記構成のものによれば、ロボット装置1
8のロボットハンド19にワークチャッキングハンド2
0に加えてパレットチャッキングハンド24を一体に設
けるようにしたので、他の基本構成としては、供給用ベ
ルトコンベア11、排出用ベルトコンベア15、仮置台
13等で済み、従来のパレットチェンジャシステムに比
較して、エアシリンダなどの複雑な機構を用いた各ユニ
ットが不要となり、大幅にコストを低減することができ
る。また、ロボット装置18の稼働率を高めることがで
きるので、設備の運用効率を高めることができる。
8のロボットハンド19にワークチャッキングハンド2
0に加えてパレットチャッキングハンド24を一体に設
けるようにしたので、他の基本構成としては、供給用ベ
ルトコンベア11、排出用ベルトコンベア15、仮置台
13等で済み、従来のパレットチェンジャシステムに比
較して、エアシリンダなどの複雑な機構を用いた各ユニ
ットが不要となり、大幅にコストを低減することができ
る。また、ロボット装置18の稼働率を高めることがで
きるので、設備の運用効率を高めることができる。
【0029】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。パレッ
ト12の段積み数を検出する手段として、ロボットハン
ド19を段積みされたパレット12の上端に押し当て、
ロボットハンド19が停止した位置に基づいてパレット
12の段積み数を検出するようにしてもよい。ロボット
装置18によりパレット12からワーク17を取出すた
めのパレット交換システムに適用するようにしてもよ
い。
のではなく、次のように変形または拡張できる。パレッ
ト12の段積み数を検出する手段として、ロボットハン
ド19を段積みされたパレット12の上端に押し当て、
ロボットハンド19が停止した位置に基づいてパレット
12の段積み数を検出するようにしてもよい。ロボット
装置18によりパレット12からワーク17を取出すた
めのパレット交換システムに適用するようにしてもよ
い。
【図1】本発明の一実施例における要部の構成を概略的
に示す斜視図
に示す斜視図
【図2】ロボットハンドの斜視図
【図3】電気的構成を示す概略図
【図4】ロボットハンドの正面図
【図5】ロボットハンドの側面図
【図6】従来例を示す全体の側面図
【図7】全体の斜視図
11は供給用ベルトコンベア、12はパレット、13は
仮置台(作業位置)、15は排出用ベルトコンベア、1
6は載置台、17はワーク、18はロボット装置、19
はロボットハンド、20はワークチャッキングハンド、
24はパレットチャッキングハンドである。
仮置台(作業位置)、15は排出用ベルトコンベア、1
6は載置台、17はワーク、18はロボット装置、19
はロボットハンド、20はワークチャッキングハンド、
24はパレットチャッキングハンドである。
Claims (1)
- 【請求項1】 パレットを供給するための供給コンベア
と、 ロボット装置のロボットハンドに設けられワークをチャ
ッキングするためのワークチャッキングハンドと、 前記ロボットハンドに設けられパレットをチャッキング
するためのパレットチャッキングハンドと、 パレットを排出するための排出コンベアと、 前記供給コンベアにより供給されたパレットを作業位置
に移し換え、前記ワークチャッキングハンドによりパレ
ットに対するワークの搬送作業を実行し、前記パレット
チャッキングハンドによりパレットを作業位置から前記
排出コンベアに移し換え、前記排出コンベアによりパレ
ットを排出する動作を順に実行する制御手段とを備えた
ことを特徴とするパレット交換システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01889398A JP3362656B2 (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | パレット交換システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01889398A JP3362656B2 (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | パレット交換システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11207561A true JPH11207561A (ja) | 1999-08-03 |
JP3362656B2 JP3362656B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=11984261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01889398A Expired - Fee Related JP3362656B2 (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | パレット交換システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3362656B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1611994A1 (en) * | 2004-06-30 | 2006-01-04 | Fanuc Ltd | Machine tool with pallet change function and pallet changing method |
JP2011143496A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-07-28 | Ihi Corp | トレイ移載装置及び方法 |
JP2013195198A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Ishida Co Ltd | 振り分け装置 |
JP2013542079A (ja) * | 2010-09-21 | 2013-11-21 | トルンプ マシーネン オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | ワーク移送装置を伴う生産セル、およびワークと部品キャリヤ用の輸送装置 |
WO2015025399A1 (ja) * | 2013-08-22 | 2015-02-26 | 株式会社安川電機 | ロボットハンドおよびロボット |
DE102015122164A1 (de) | 2014-12-25 | 2016-06-30 | Fanuc Corporation | Bearbeitungsvorrichtung mit visuellem Sensor zum Lokalisieren von Verschmutzungen |
JP2018153899A (ja) * | 2017-03-21 | 2018-10-04 | 株式会社リコー | 部品供給システム |
Families Citing this family (1)
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