JPH09132326A - パレタイジング装置 - Google Patents

パレタイジング装置

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JPH09132326A
JPH09132326A JP28821395A JP28821395A JPH09132326A JP H09132326 A JPH09132326 A JP H09132326A JP 28821395 A JP28821395 A JP 28821395A JP 28821395 A JP28821395 A JP 28821395A JP H09132326 A JPH09132326 A JP H09132326A
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JP
Japan
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plate
work
pallet
works
stacking
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JP28821395A
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English (en)
Inventor
Yoshio Matsuzaki
好男 松崎
Hirosuke Sezaki
啓輔 瀬崎
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業用ロボットに対するティーチングポイン
トを削減できると共に、サイクルタイムをほぼ一定にし
て動作制御系を含め装置全体を単純化する。 【解決手段】 パレットP上に段積みされた板状ワーク
Wを搬出する段積みワーク搬出機構10の搬送始端側の
段積み位置Sに、上昇位置でパレット供給機構1からの
Pパレットを受け取り、かつ、下降位置で段積み板状ワ
ークWをパレットPと共に段積みワーク搬出機構10側
へ受け渡すリフター機構14を設け、このリフター機構
14を、光電センサ21による段積み高さレベルの検出
信号に基づいて、板状ワークWが一段積まれる毎にその
厚さ分だけ下降させ、産業用ロボット23で段積みを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパレタイジング装置
で、詳しくは、カラーベストのような板状屋根材などの
板状ワークを、産業用ロボットを用いてパレット上に段
積みさせるように構成されているパレタイジング装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の一般的なパレタイジング装置と
して、従来、複数枚を一束にして板状ワーク供給機構に
より段積み位置に向かって搬送供給されるカラーベスト
などの板状ワークを産業用ロボットのハンド部によりク
ランプさせたうえ、該ハンド部を段積み位置の上方に旋
回させ、この段積み位置に搬入され供給されているパレ
ット上で板状ワークをアンクランプすることにより該板
状ワークを所定段数に積み付けた後、段積みされた板状
ワークをパレットと共に所定方向に搬出するように構成
したものが知られている。ここで、板状ワークの積み付
けパターンは、図4および図5に例示のように、パレッ
トP上において、各段毎に2つの板状ワークWをそれら
の向き姿勢が異なる状態に積み付けられるとともに、一
段毎に2つの板状ワークWの積み付け姿勢を水平面内で
90°づつ交互に反転させて所定の段数まで段積みされ
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
従来のパレタイジング装置においては、段積み位置に搬
入供給されているパレットの高さを一定レベルに保った
ままで産業用ロボットにより板状ワークを順次段積みさ
せるものであるから、産業用ロボットに対して、各段の
積み付けパターンの他に、各段毎の積み付け高さ、段積
み数など非常に多くのポイントでのティーチング作業が
必要で、これに多大な手間を要する。たとえば、積み付
けパターンを図4のようにし、段積み数を図5のように
15段に設定した場合は、(2個/段×15段/パレッ
ト=30ポイント)ものティーチング作業が必要であ
り、また、段積み数が増えるにつれて産業用ロボットに
よるアンクランプ位置も当然変化するので、上段になる
程段積みに要する時間が長くなって、全体のサイクルタ
イムが増加し、このサイクルタイムに応じてバッファを
設ける必要も生じて、装置全体、特に動作制御系が非常
に複雑なものとなる。
【0004】さらに、板状ワークの厚さにばらつきがあ
ると、各段毎の動作高さレベルがティーチングされてい
ることから、ハンド部が異常に押圧されて破損する可能
性もあり、これを回避するためにショックセンサなどの
安全装置の組込みが必要になり、それが装置全体のコス
トアップにつながるという問題があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、産業用ロボットに対するティーチングポイントを削
減して段積み作業効率の著しい向上を図ることができる
とともに、サイクルタイムをほぼ一定にして、動作制御
系を含めて装置全体の構成を単純化でき、しかも、特別
な安全装置の組込みを要することなく、ハンド部の破損
などを確実に防止することができるパレタイジング装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明に係るパレタイジ
ング装置は、段積み位置に向かってパレットを搬送し供
給するパレット供給機構と、このパレット供給機構とは
異なる方向から上記段積み位置に向かって板状ワークを
搬送し供給する板状ワーク供給機構と、上記パレット供
給機構および板状ワーク供給機構よりも低位置に配置さ
れて、パレット上に段積みされた板状ワークを上記段積
み位置から離れる方向に向かって搬出する段積みワーク
搬出機構と、この段積みワーク搬出機構の搬送始端側で
上記段積み位置に昇降可能に配置されて、その上昇位置
で上記パレット供給機構から供給されるパレットを受け
取り、かつ、その下降位置で段積み板状ワークをパレッ
トと共に上記段積みワーク搬出機構側へ受け渡すリフタ
ー機構と、このリフター機構上での板状ワークの段積み
高さレベルを検出して板状ワークが一段積まれる毎に該
板状ワークの厚さ分だけ上記リフター機構を下降させる
信号を出力する高さレベル検出手段と、上記板状ワーク
供給機構の側部に配置されて、そのハンド部により上記
板状ワーク供給機構から供給される板状ワークをクラン
プして上記段積み位置の上方に旋回するとともに、上記
パレット供給機構によりリフター機構上に供給されてい
るパレット上に一定の高さレベルで板状ワークをアンク
ランプして段積みを行う産業用ロボットとを具備してい
ることを特徴とするものであり、板状ワークがパレット
上に一段積まれる毎に該板状ワークの厚さ分だけ下降さ
れて、産業用ロボットのハンド部によるアンクランプ位
置を常に一定に保持することが可能なリフター機構を設
けているために、産業用ロボットに対する高さ方向のテ
ィーチング作業を省略することが可能である。
【0007】また、アンクランプ位置が一定に保たれる
ために、段積み数の多少にかかわらずサイクルタイムは
ほぼ一定で、装置的にはもちろん動作制御系の構成を単
純化してメンテナンスを削減することが可能である。さ
らに、板状ワークの厚さにばらつきも含めて、一定の高
さレベルで板状ワークをアンクランプさせることが可能
であるから、ハンド部がワークに干渉して破損等するお
それが全くなく、ショックセンサなどの安全装置の組込
みも不要である。
【0008】また、請求項2記載の発明に係るパレタイ
ジング装置は、上記請求項1記載の発明におけるリフタ
ー機構および産業用ロボットなどを含むパレタイザーを
複数組並設し、これら複数組のパレタイザーにそれぞれ
対応する複数の板状ワーク供給機構間に板状ワークを相
互に移載可能とするバイパス搬送装置を設けたことを特
徴とするものであり、複数の板状ワーク供給機構により
搬送され供給される板状ワークが互いに異なる種類のも
のであっても、それら板状ワークの種類を選別しバイパ
ス搬送装置を通して所定のパレタイザー側に相互に移載
させて所定通りに段積みさせることが可能であるから、
複数の板状ワーク供給機構ともに同一の板状ワークを搬
送し供給させて段積みさせる必要がない。したがって、
別種の板状ワークの段積みに切り替える際にその段取り
替えに多大な手間および時間を要することがなくなり、
複数種類の板状ワークを製造し段積みする場合の全体作
業効率の著しい向上を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1、図2および図3は本発明に
係るパレタイジング装置の全体構成を示す正面図、平面
図および側面図であり、これら各図において、1は板状
ワーク供給機構であり、この板状ワーク供給機構1は、
架台2上に配置された多数のローラ3およびローラ駆動
部4などからなるローラコンベアで構成されており、上
記ローラ3の回転駆動に伴って板状ワークWを段積み位
置Sに向かって搬送し供給するものである。
【0010】5は上記板状ワーク供給機構1に対して直
交状態に配置されたパレット供給機構であり、このパレ
ット供給機構5は、架台6上に設けられた一対の無端チ
ェーン7,7およびチェーン駆動部8などからなるチェ
ーンコンベアで構成されており、上記無端チェーン7,
7の駆動に伴ってパレットPを上記板状ワーク供給機構
1による板状ワークWの供給方向に対して90°変位し
た方向から上記段積み位置Sに向かって搬送し供給する
ものである。9は上記パレットPの搬送時の横ずれを防
止するガイド部である。
【0011】10は上記板状ワーク供給機構1の搬送終
端部側の延長線上に配置されてパレットP上に段積みさ
れた板状ワークWをパレットPと共に上記段積み位置S
から離れる方向に向かって搬出する段積みワーク搬出機
構であり、この段積みワーク搬出機構10は、上記板状
ワーク供給機構1およびパレット供給機構5の供給レベ
ルよりも低い位置に設置された架台12と該架台12に
回転可能に支持された多数のローラ11およびそれらロ
ーラ11をチェーン11aを介して駆動する駆動部13
などからなるローラコンベアで構成されており、板状ワ
ークWを段積みしたパレットPを受け取ったときに上記
駆動部13により駆動されるローラ11により矢印方向
へ搬出するものである。
【0012】14は上記段積みワーク搬出機構10の搬
送始端部で、上記段積み位置Sに昇降可能に配設された
リフター機構であり、このリフター機構14はそれの上
昇位置で上記パレット供給機構5から供給されるパレッ
トPを受け取るチェーンコンベア15、このチェーンコ
ンベア15の駆動部16、それの下降位置で段積み板状
ワークWをパレットPと共に上記段積みワーク搬出機構
10側へ受け渡すローラコンベア17、このローラコン
ベア17の駆動部18および上記パレット受け取り時に
上記チェーンコンベア15をローラコンベア17の上方
まで垂直上昇させるチェーンコンベア昇降機構19,1
9などを備えて構成されている。20は上記リフター機
構14に装備されパレットPを所定の受け取り位置に停
止させるストツパーであり、段積み板状ワークWを上記
段積みワーク搬出機構10側へ受け渡す時のパレットカ
イドを兼用している。また、このリフター機構14は、
後述する光電センサの出力にしたがってパレットP上に
板状ワークWが一段積まれる毎に該板状ワークWの厚さ
分だけ下降変位されるように構成されている。
【0013】21は上記リフター機構14上での板状ワ
ークWの段積み高さレベルを検出して上述のように、板
状ワークWが一段積まれる毎に該板状ワークWの厚さ分
だけ上記リフター機構14を下降させるための信号を出
力する高さレベル検出手段であって、たとえば発光素子
21Aと受光素子21Bからなる光電センサから構成さ
れている。この光電センサに代えて、超音波センサなど
を用いてもよい。
【0014】23は互いに直角姿勢に配設された上記板
状ワーク供給機構1とパレット供給機構5との中間部位
置に配置された産業用ロボットであって、上記板状ワー
ク供給機構1により搬送し供給される板状ワークWをア
ーム24先端のハンド部25によりクランプして上記段
積み位置Sの上方に旋回するとともに、上記パレット供
給機構5によりリフター機構14上に供給されているパ
レットP上において板状ワークWをアンクランプするも
のであり、そのアンクランプは、上記高さレベル検出手
段21からの検出信号に基づいてリフター機構14が一
段毎に下降変位することによって、常に一定の高さレベ
ルで行われるとともに、図4および図5に示すように、
所定の積み付けパータンに応じて一段毎に板状ワークW
の積み付け方向が水平面内で90°づつ交互に反転され
るように、予めティーチングされている。
【0015】なお、上記産業用ロボット23のハンド部
25は、例えば図6に示すように、可動ホルダー60,
60にそれぞれ保持されて板状ワークWをそれの幅方向
の両側から挟持する一対の挟持片61,61、上記可動
ホルダー60,60にそれぞれ連結された一対のラック
62,62、一方のラック62を上記幅方向に駆動移動
させるシリンダ63および一方のラック62の噛み合っ
て回転駆動されるピニオン64などを有する挟持片駆動
機構65と、上記可動ホルダー60,60側に回転可能
に枢支されてシリンダ66,66によりそれぞれ駆動さ
れるワーク脱落防止片67,67とを備えており、上記
板状ワークWに対するクランプ動作およびアンクランプ
動作を行うように構成されている。
【0016】つぎに、上記構成のパラダイジング装置の
動作について説明する。リフター機構14が上昇変位し
たとき、該リフター機構14におけるチェーンコンベア
15が駆動されて、パレット供給機構5により搬送され
て待機中のパレットPが受け取られストッパー20に当
たった時点で停止される。一方、板状ワークWは板状ワ
ーク供給機構1により段積み位置Sに向かって搬送され
所定位置で停止している。そして、産業用ロボット23
のハンド部25が上記板状ワーク供給機構1上に停止し
ている板状ワークWをクランプした上、段積み位置Sの
上方に旋回し、この位置で板状ワークWをアンクランプ
してパレットP上に所定の積み付けパターンで積み付け
られる。
【0017】このようにして、一段目の積み付けが終了
すると、光電センサ21による高さレベルの検出信号に
従って、リフター機構14が板状ワークWの厚み分に相
当する高さだけ下降変位され、ついで、板状ワーク供給
機構1の上方へ旋回した産業用ロボット23のハンド部
25がその板状ワーク供給機構14の所定位置にまで搬
送され停止している次の板状ワークWをクランプすると
ともに、段積み位置Sの上方に旋回して、先に積み付け
された板状ワークWに対して90°反転された状態で、
その先積み板状ワークW上においてアンクランプされて
段積みされる。この動作を所定回数にわたり繰り返すこ
とにより、板状ワークWがパレットP上に所定段数、段
積みされる。
【0018】ここで、上記産業用ロボット23でクラン
プさせた板状ワークWをパレットP上に段積みする際、
板状ワークWがパレットP上に一段積まれる毎に上記リ
フター機構14が板状ワークWの厚さ分だけ下降され
て、産業用ロボット23のハンド部25によるアンクラ
ンプ位置が常に一定に保持されるために、上記産業用ロ
ボット23に対する高さ方向のティーチング作業を省略
することが可能で、そのための手間および時間を大幅に
削減できる。たとえば、板状ワークWを図4に示す積み
付けパターンで、かつ図5のように15段に段積みする
場合の産業用ロボット23に対するティーチングポイン
トは、(2個/段×2段/パレット=4ポイント)だけ
非常に少なくなる。
【0019】また、アンクランプ位置が一定に保たれる
ために、段積み数の多少にかかわらずサイクルタイムは
ほぼ一定で、バッファ手段などの設置が全く不要とな
り、装置的にはもちろん動作制御系の構成を単純化して
メンテナンスを削減することが可能である。
【0020】さらに、板状ワークWの厚さにばらつきが
あっても、光電センサ21による高さレベル検出信号に
基づいて上記リフター機構14上への板状ワークWの段
積み高さレベルを一定に保てるので、ハンド部25がワ
ークWに干渉して破損等するおそれが全くなく、ショッ
クセンサなどの安全装置の組込みも不要となる。
【0021】上記のようにして、パレットP上に所定段
数の板状ワークWが段積みされた後は、上記リフタター
機構14が段積みワーク搬出機構10と同レベルの位置
まで下降変位し、その下降位置においてローラコンベア
17が作動することに伴って段積みされた板状ワークW
がパレットPと共に上記搬出機構10側に受け渡しされ
て段積み位置Sから離れる方向へ搬出されることにな
る。
【0022】図7は上記したパレタイジング装置の応用
例の形態を概略的に示す模式図であり、リフター機構1
4および産業用ロボット23などを含む複数組(図面上
では二つで示すが、三つ以上でもよい)のパレタイザー
100,100を並設し、これらパレタイザー100,
100に対応する板状ワーク供給機構1,1間に、板状
ワークWを同図の実線および点線で示すように、相互に
移載可能とするバイパス搬送装置102を設けたもので
ある。
【0023】この図7に示すような構成のパレタイジン
グ装置によれば、二つの板状ワーク供給機構1,1によ
り搬送され供給される板状ワークWが互いに異なる種類
のものであっても、それら板状ワークWの種類を選別し
バイパス搬送装置102を通して所定のパレタイザー1
00側に相互に移載させて所定通りに段積みさせること
が可能であり、図8に示すように、二つの板状ワーク供
給機構101,101がともに同一の板状ワークWを単
一のパレタイザー100に供給して段積みさせる場合に
比べて、別種の板状ワークWの段積みに切り替える際に
その段取り替えに多大な手間および時間を要することが
なくなり、複数種類の板状ワークWを製造し段積みする
場合の全体作業効率の著しい向上を図ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、板状ワークがパレット上に一段積まれる毎に該板
状ワークの厚さ分だけ下降させて、産業用ロボットのハ
ンド部によるアンクランプ位置を常に一定に保持するこ
とが可能なリフター機構を設けた構成とすることによ
り、段積み時に必要な産業用ロボットに対するティーチ
ングのうち、高さ方向のティーチング作業を省略するこ
とができ、これによって、段積み作業前の手間と時間を
大幅に削減して所定の段積み動作を早期に立上げ、効率
の著しい向上を図ることができる。しかも、アンクラン
プ位置が常に一定に保たれるため、段積み数の多少にか
かわらずサイクルタイムをほぼ一定にして、装置的には
もちろん動作制御系の構成を単純化し、かつ、メンテナ
ンスおよびそれに要する費用を削減することができる。
さらに、板状ワークの厚さにばらつきがあっても、ほぼ
一定の高さレベルで板状ワークをアンクランプさせるこ
とが可能であるから、ショックセンサなどの安全装置の
組込みを不要としつつ、ハンド部がワークに干渉して破
損等するおそれもなく、ロボットに対する保護機能を確
実に達成することができるという効果を奏する。
【0025】また、請求項2記載の発明によれば、複数
の板状ワーク供給機構により搬送され供給される板状ワ
ークが互いに異なる種類のものであっても、それら板状
ワークを種類毎に所定のパレタイザー側に移載させて所
定通りに段積みさせることができるので、別種の板状ワ
ークの段積みに切り替える際にその段取り替えに多大な
手間および時間を要することがなくなり、複数種類の板
状ワークを製造し段積みする場合の全体作業効率の著し
い向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパレタイジング装置の全体構成を
示す正面図である。
【図2】同上パレタイジング装置の全体構成を示す平面
図である。
【図3】同上パレタイジング装置の全体構成を示す側面
図である。
【図4】板状ワークの積み付けパターン例を示す平面図
である。
【図5】板状ワークの段積み例を示す正面図である。
【図6】産業用ロボットのハンド部の構成を示す要部の
拡大正面図である。
【図7】本発明のパレタイジング装置の応用例の形態を
概略的に示す模式図である。
【図8】図7に対応して考えられる従来のパレタイジン
グ装置の応用例の形態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 板状ワーク供給機構 5 パレット供給機構 10 段積みワーク搬出機構 14 リフター機構 21 高さレベル検出手段 23 産業用ロボット 25 ロボットのハンド部 100 パレタイザー 102 バイパス搬送装置 P パレット W 板状ワーク S 段積み位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段積み位置に向かってパレットを搬送し
    供給するパレット供給機構と、 このパレット供給機構とは異なる方向から上記段積み位
    置に向かって板状ワークを搬送し供給する板状ワーク供
    給機構と、 上記パレット供給機構および板状ワーク供給機構よりも
    低位置に配置されて、パレット上に段積みされた板状ワ
    ークを上記段積み位置から離れる方向に向かって搬出す
    る段積みワーク搬出機構と、 この段積みワーク搬出機構の搬送始端側で上記段積み位
    置に昇降可能に配置されて、その上昇位置で上記パレッ
    ト供給機構から供給されるパレットを受け取り、かつ、
    その下降位置で段積み板状ワークをパレットと共に上記
    段積みワーク搬出機構側へ受け渡すリフター機構と、 このリフター機構上での板状ワークの段積み高さレベル
    を検出して板状ワークが一段積まれる毎に該板状ワーク
    の厚さ分だけ上記リフター機構を下降させる信号を出力
    する高さレベル検出手段と、 上記板状ワーク供給機構の側部に配置されて、そのハン
    ド部により上記板状ワーク供給機構から供給される板状
    ワークをクランプして上記段積み位置の上方に旋回する
    とともに、上記パレット供給機構によりリフター機構上
    に供給されているパレット上に一定の高さレベルで板状
    ワークをアンクランプして段積みを行う産業用ロボット
    とを具備していることを特徴とするパレタイジング装
    置。
  2. 【請求項2】 上記リフター機構および産業用ロボット
    などを含むパレタイザーを複数組並設し、これら複数組
    のパレタイザーにそれぞれ対応する複数の板状ワーク供
    給機構間に板状ワークを相互に移載可能とするバイパス
    搬送装置を設けたことを特徴とするパレタイジング装
    置。
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