JPWO2015025399A1 - ロボットハンドおよびロボット - Google Patents

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浩志 高田
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    • B25J15/0014Gripping heads and other end effectors having fork, comb or plate shaped means for engaging the lower surface on a object to be transported

Abstract

このロボットハンド(2)は、ワーク(4)が載置された略矩形形状のパレット(3)の第1側面(31)に当接する第1当接部(21a)と、略矩形形状のパレットの第1側面の対辺側の第2側面(32)に当接する第2当接部(22a)とを備える。そして、ロボットハンドは、パレットを第1当接部および第2当接部により挟んで保持するように構成されている。

Description

この発明は、ロボットハンドおよびロボットに関する。
従来、ロボットハンドが知られている。このようなロボットハンドは、たとえば、特開平8−57788号公報に開示されている。
上記特開平8−57788号公報に開示されている把持装置(ロボットハンド)は、ブラウン管のように上下方向に把持することが困難なワークに対して、吸盤によりブラウン管の蛍光面を下から支持するとともに、保持プレートによりネック部を挟み込んでブラウン管を把持するように構成されている。
特開平8−57788号公報
しかしながら、上記特開平8−57788号公報の把持装置では、吸盤によりブラウン管の蛍光面を下から支持するとともに、保持プレートによりネック部を挟み込んでブラウン管を把持するように構成されているため、蛍光面やネック部などの支持または把持する位置が特定できないワークを把持することが困難であり、このような把持しにくい形状を有するワークを搬送することが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、把持しにくい形状を有するワークを搬送することが可能なロボットハンドおよびロボットを提供することである。
上記目的を達成するために、第1の局面によるロボットハンドは、ワークが載置された略矩形形状のパレットの第1側面に当接する第1当接部と、略矩形形状のパレットの第1側面の対辺側の第2側面に当接する第2当接部とを備え、パレットを第1当接部および第2当接部により挟んで保持するように構成されている。
第1の局面によるロボットハンドでは、上記のように、パレットの第1側面に当接する第1当接部と、パレットの第1側面の対辺側の第2側面に当接する第2当接部とによりワークが載置されたパレットを挟んで保持することによって、ワーク自体が把持しにくい形状を有する場合でも、ワークが載置されたパレットをロボットハンドの第1当接部および第2当接部を用いて把持することができるので、把持しにくい形状を有するワークを搬送することができる。
第2の局面によるロボットは、多関節のロボット本体と、多関節のロボット本体の先端に取り付けられたロボットハンドとを備え、ロボットハンドは、ワークが載置された略矩形形状のパレットの第1側面に当接する第1当接部と、略矩形形状のパレットの第1側面の対辺側の第2側面に当接する第2当接部とを含み、パレットを第1当接部および第2当接部により挟んで保持するように構成されている。
第2の局面によるロボットでは、上記のように、パレットの第1側面に当接する第1当接部と、パレットの第1側面の対辺側の第2側面に当接する第2当接部とによりワークが載置されたパレットを挟んで保持することによって、ワーク自体が把持しにくい形状を有する場合でも、ワークが載置されたパレットをロボットハンドの第1当接部および第2当接部を用いて把持することができるので、把持しにくい形状を有するワークを搬送することが可能なロボットを提供することができる。
上記ロボットハンドおよびロボットによれば、把持しにくい形状を有するワークを搬送することができる。
第1実施形態によるロボットの構成を示した斜視図である。 第1実施形態によるパレットを保持した状態のロボットを示した斜視図である。 第1実施形態によるパレットの斜視図である。 第1実施形態によるロボットハンドの移動を説明するための第1状態を示した図である。 第1実施形態によるロボットハンドの移動を説明するための第2状態を示した図である。 第1実施形態によるロボットハンドの移動を説明するための第3状態を示した図である。 第1実施形態によるロボットハンドの移動を説明するための第4状態を示した図である。 第1実施形態によるロボットハンドの移動を説明するための第5状態を示した図である。 第2実施形態によるロボットの構成を示した斜視図である。 第2実施形態によるパレットを保持した状態のロボットを示した斜視図である。 第2実施形態によるパレットの斜視図である。 第2実施形態によるロボットハンドの移動を説明するための第1状態を示した図である。 第2実施形態によるロボットハンドの移動を説明するための第2状態を示した図である。 第3実施形態によるロボットの構成を示した斜視図である。 第3実施形態によるパレットを保持した状態のロボットを示した斜視図である。 第3実施形態によるパレットの斜視図である。 第3実施形態によるロボットハンドの移動を説明するための第1状態を示した図である。 第3実施形態によるロボットハンドの移動を説明するための第2状態を示した図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図3を参照して、第1実施形態によるロボット100の構成について説明する。
図1に示すように、ロボット100は、ロボット本体1と、ロボットハンド2とを備える。また、ロボット100は、パレット3に載置されたワーク4を搬送するように構成されている。ロボット本体1は、垂直多関節ロボットにより構成されている。また、ロボットハンド2は、ロボット本体1の先端に取り付けられている。
図3に示すように、パレット3は、略矩形形状の外形を有する板状に形成されている。また、パレット3は、ロボット100により搬送されるワーク4が載置されるように構成されている。また、パレット3は、略矩形形状の一方の長辺に配置された第1側面31と、他方の長辺に配置された第2側面32とを含む。また、第1側面31には、第1切欠き部31aが形成されている。また、第2側面32には、第2切欠き部32aが形成されている。
パレット3に載置されたワーク4は、たとえば、把持しにくい不定形状の物体などである。また、図1に示すように、ワーク4は、互いに異なる形状を有する第1ワーク4aおよび第2ワーク4bを含む。第1ワーク4aおよび第2ワーク4bは、それぞれ、同一の形状を有する共通のパレット3に載置されている。
図1および図2に示すように、ロボットハンド2は、第1支持部21と、第2支持部22と、板状部23と、板状部24と、リンク部25と、バネ26と、検知部27と、連結部28と、取付ブラケット29とを含む。また、第1支持部21には、2つの第1当接部21aが設けられている。また、第2支持部22には、2つの第2当接部22aが設けられている。また、第1支持部21、第2支持部22、板状部23、板状部24、リンク部25、バネ26および検知部27は、それぞれ、2組ずつ設けられている。なお、バネ26は、「付勢部材」の一例である。
ここで、第1実施形態では、ロボットハンド2は、パレット3を第1当接部21aおよび第2当接部22aにより挟んで保持するように構成されている。具体的には、ロボットハンド2は、第1当接部21aおよび第2当接部22aにより略矩形形状のパレット3を短辺の延びる方向に挟んで保持するように構成されている。また、ロボットハンド2は、パレット3を下側から保持するように構成されている。
また、ロボットハンド2は、パレット3を2つの第1当接部21aおよび2つの第2当接部22aにより4点の支持点で挟んで保持するように構成されている。また、ロボットハンド2は、第1ワーク4aおよび第2ワーク4bがそれぞれ載置された共通のパレット3を第1当接部21aおよび第2当接部22aにより挟んで保持するように構成されている。
図1および図2に示すように、第1支持部21は、パレット3の長辺方向に延びるように形成されている。また、第1支持部21は、パレット3の第1側面31側を下側から支持するように構成されている。第2支持部22は、パレット3の長辺方向に延びるように形成されている。また、第2支持部22は、パレット3の第2側面32側を下側から支持するように構成されている。
図2に示すように、第1当接部21aは、第1支持部21から上方に突出するように形成されている。また、第1当接部21aは、第1支持部21の両端に配置されている。また、第1当接部21aは、図1に示すように、ワーク4が載置された略矩形形状のパレット3の第1側面31に当接するように構成されている。具体的には、第1当接部21aは、略矩形形状のパレット3の第1側面31に設けられた第1切欠き部31aに当接するように構成されている。また、第1当接部21aは、パレット3の第1切欠き部31aに嵌り込んで、第1当接部21aおよび第2当接部22aがパレット3を挟む方向と交差する方向の移動が規制されるように構成されている。
図2に示すように、第2当接部22aは、第2支持部22から上方に突出するように形成されている。また、第2当接部22aは、第2支持部22の両端に配置されている。また、第2当接部22aは、図1に示すように、ワーク4が載置された略矩形形状のパレット3の第2側面32に当接するように構成されている。具体的には、第2当接部22aは、略矩形形状のパレット3の第2側面32に設けられた第2切欠き部32aに当接するように構成されている。また、第2当接部22aは、パレット3の第2切欠き部32aに嵌り込んで、第1当接部21aおよび第2当接部22aがパレット3を挟む方向と交差する方向の移動が規制されるように構成されている。
第1当接部21aおよび第2当接部22aは、パレット3の長辺の延びる方向に沿って2セット設けられている。これにより、ロボットハンド2は、2セットの第1当接部21aおよび第2当接部22aにより、それぞれ、パレット3の長辺の延びる方向に沿って配置された2つのパレット3を同時に保持することが可能に構成されている。
また、第1当接部21aおよび第2当接部22aは、パレット3を挟み込む方向において、間隔を変化させることが可能なように構成されている。具体的には、図2に示すように、第1当接部21aは、第1支持部21を介して板状部23に接続されている。また、第2当接部22aは、第2支持部22を介して板状部24に接続されている。板状部23および板状部24は、図4に示すように、それぞれ、回動軸23aおよび24aを介してリンク部25の両端に回動可能に接続されている。また、板状部23および板状部24は、バネ26により接続されており、パレット3を挟む方向に互いに付勢されている。
検知部27は、第1当接部21aおよび第2当接部22aによりパレット3が保持されていることを検知するように構成されている。検知部27は、たとえば、パレット3によりスイッチがONにされて、保持されたパレット3を検知するように構成されている。
連結部28は、2組の第1支持部21、第2支持部22、板状部23、板状部24、リンク部25、バネ26および検知部27を、互いに連結している。具体的には、連結部28は、第1支持部21および第2支持部22の延びる方向に延びるように形成されている。また、連結部28は、両端に2つのリンク部25が取り付けられている。また、連結部28の中央付近には、取付ブラケット29が取り付けられている。また、取付ブラケット29は、ロボット本体1の先端に取り付けられている。
次に、図4〜図6を参照して、第1実施形態によるロボット100のパレット3を保持する動作について説明する。
まず、図4に示すように、ロボットハンド2の第1当接部21aが、パレット3に対して傾けた状態でパレット3の第1側面31(第1切欠き部31a)に当接される。そして、図5に示すように、バネ26の付勢力に抗するように第2当接部22aと第1当接部21aとの間隔を広げるようにロボットハンド2が移動される。その後、図6に示すように、第2当接部22aがパレット3の第2側面32(第2切欠き部32a)に当接するようにロボットハンド2が移動される。これにより、バネ26の付勢力によりパレット3が第1当接部21aおよび第2当接部22aにより挟み込まれる。
次に、図7および図8を参照して、第1実施形態によるロボット100のパレット3を放す動作について説明する。
まず、図7に示すように、バネ26の付勢力に抗するように第2当接部22aと第1当接部21aとの間隔を広げるようにロボットハンド2が移動される。そして、図8に示すように、第1当接部21aがパレット3の第1側面31(第1切欠き部31a)に当接した状態で、第1当接部21をパレット3に対して傾ける。その後、第1当接部21aをパレット3の第1側面31(第1切欠き部31a)から離すようにロボットハンド2が移動される。これにより、パレット3がロボットハンド2から放される。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、パレット3の第1側面31に当接する第1当接部21aと、パレット3の第1側面31の対辺側の第2側面32に当接する第2当接部22aとによりワーク4(4a、4b)が載置されたパレット3を挟んで保持することによって、ワーク4自体が把持しにくい形状を有する場合でも、ワーク4が載置されたパレット3をロボットハンド2の第1当接部21aおよび第2当接部22aにより把持することができるので、把持しにくい形状を有するワーク4を搬送することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1当接部21aを、略矩形形状のパレット3の第1側面31に設けられた第1切欠き部31aに当接するように構成し、第2当接部22aを、略矩形形状のパレット3の第2側面32に設けられた第2切欠き部32aに当接するように構成する。これにより、第1当接部21aおよび第2当接部22aを、それぞれ、第1切欠き部31aおよび第2切欠き部32aに当接させて、パレット3に対して第1当接部21aおよび第2当接部22aがずれるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1当接部21aが、パレット3の第1切欠き部31aに嵌り込んで、第1当接部21aおよび第2当接部22aがパレット3を挟む方向と交差する方向の移動が規制されるように構成し、第2当接部22aが、パレット3の第2切欠き部32aに嵌り込んで、第1当接部21aおよび第2当接部22aがパレット3を挟む方向と交差する方向の移動が規制されるように構成する。これにより、第1当接部21aおよび第2当接部22aを、それぞれ、第1切欠き部31aおよび第2切欠き部32aに嵌りこませて、パレット3を挟む方向と交差する方向に第1当接部21aおよび第2当接部22aがパレット3に対してずれるのを確実に抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、パレット3を第1当接部21aおよび第2当接部22aにより4点の支持点で挟んで保持するように構成する。これにより、略矩形のパレット3を4点の支持点でバランスよく挟んで、ロボットハンド2によりパレット3を水平にバランスよく保持することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ワーク4aおよびワーク4b(図1参照)は、それぞれ、同一の形状を有する共通のパレット3に載置されており、ワーク4aおよびワーク4bがそれぞれ載置された共通のパレット3を第1当接部21aおよび第2当接部22aにより挟んで保持するように構成する。これにより、ワーク4aとワーク4bとが互いに異なる形状を有する場合でも、同一の形状のパレット3にワーク4aおよびワーク4bを載置することができるので、ワーク毎に異なる形状のパレットを準備する手間を省くことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1当接部21aおよび第2当接部22aによりパレット3が保持されていることを検知する検知部27を設ける。これにより、ロボットハンド2によりパレット3を保持していることを検知部27により確実に検知することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1側面31および第2側面32は、略矩形形状のパレット3の長辺にそれぞれ配置されており、第1当接部21aおよび第2当接部22aにより略矩形形状のパレット3を短辺の延びる方向に挟んで保持するように構成する。これにより、パレット3の長辺方向に隣接して別の物体がある場合でも、パレット3の長辺の第1側面31および第2側面32を短辺の延びる方向に挟んで容易にパレット3を保持することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1当接部21aおよび第2当接部22aを、パレット3の長辺の延びる方向に沿って2セット設け、2セットの第1当接部21aおよび第2当接部22aにより、それぞれ、パレット3の長辺の延びる方向に沿って配置された2つのパレット3を保持するように構成する。これにより、同時に2つのパレット3を搬送することができるので、タクトタイムを縮めることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1当接部21aおよび第2当接部22aをパレット3を挟む方向に付勢するバネ26を設け、パレット3の第1側面31に第1当接部21aを当接させた状態で、バネ26の付勢力に抗するように第2当接部22aを第1当接部21aに対して間隔を広げるように移動させた後、バネ26の付勢力によりパレット3を第1当接部21aおよび第2当接部22aにより挟み込むように構成する。これにより、パレット3を保持するために、第1当接部21aと第2当接部22aとの間隔を変化させる駆動機構を設ける必要がないので、ロボットハンド2の構造を簡略化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ロボットハンド2を、多関節のロボット本体1に取り付け、パレット3を第1当接部21aおよび第2当接部22aにより挟み込む際に、多関節のロボット本体1を用いて、第1当接部21aをパレット3に対して傾けた状態でパレット3の第1側面31に当接させて、バネ26の付勢力に抗するように第2当接部22aを第1当接部21aに対して間隔を広げるように移動させるように構成する。これにより、パレット3と第2当接部22aとが干渉することなく第1当接部21aと第2当接部22aとの間隔が広げられるので、パレット3を第1当接部21aおよび第2当接部22aにより容易に挟み込むことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、パレット3の第1側面31側を下側から支持する第1支持部21と、パレット3の第2側面32側を下側から支持する第2支持部22とを設け、第1当接部21aを、第1支持部21から上方に突出するように形成し、第2当接部22aを、第2支持部22から上方に突出するように形成する。これにより、第1支持部21および第2支持部22によりパレット3を下側から支持しつつ、第1当接部21aおよび第2当接部22aにより挟み込んで保持することによって、パレット3をより確実に安定して保持することができるので、パレット3に載置されたワーク4をより安定して搬送することができる。
(第2実施形態)
次に、図9〜図13を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、ロボットハンドによりパレットを下側から上昇して保持する第1実施形態とは異なり、ロボットハンドによりパレットを上側から下降して保持する例について説明する。
第2実施形態によるロボット200は、図9に示すように、ロボット本体1と、ロボットハンド5とを備える。また、ロボット200は、パレット6に載置されたワーク4を搬送するように構成されている。ロボット本体1は、垂直多関節ロボットにより構成されている。また、ロボットハンド5は、ロボット本体1の先端に取り付けられている。
図11に示すように、パレット6は、略矩形形状の外形を有する板状に形成されている。また、パレット6は、ロボット200により搬送されるワーク4が載置されるように構成されている。また、パレット6は、略矩形形状の一方の長辺に配置された第1側面61と、他方の長辺に配置された第2側面62とを含む。また、第1側面61には、第1切欠き部61aが形成されている。また、第1側面61には、第1切欠き部61aの中央部に三角形状に切り欠かれた位置決め部61bが形成されている。また、第2側面62には、第2切欠き部62aが形成されている。また、第2側面62には、第2切欠き部62aの中央部に三角形状に切り欠かれた位置決め部62bが形成されている。
図9および図10に示すように、ロボットハンド5は、2つの第1当接部51と、1つの第2当接部52と、エアシリンダ53と、板状部54と、検知部55と、取付ブラケット56とを含む。また、第1当接部51の先端には、第1落下防止部51aが設けられている。また、第2当接部52の先端には、第2落下防止部52aが設けられている。
ここで、第2実施形態では、ロボットハンド5は、パレット6を2つの第1当接部51および1つの第2当接部52により挟んで保持するように構成されている。具体的には、ロボットハンド5は、第1当接部51および第2当接部52により略矩形形状のパレット6を短辺の延びる方向に挟んで保持するように構成されている。また、ロボットハンド5は、パレット6を上側から保持するように構成されている。
また、ロボットハンド5は、パレット6を2つの第1当接部51および1つの第2当接部52により3点の支持点で挟んで保持するように構成されている。具体的には、2つの第1当接部51は、略矩形形状のパレット6の長辺に配置された第1側面61の2箇所に当接するように構成されている。また、1つの第2当接部52は、略矩形形状のパレット6の第1側面61と反対側の長辺に配置された第2側面62の1箇所に当接するように構成されている。
すなわち、2つの第1当接部51が、それぞれ、パレット6の第1側面61の第1切欠き部61aに当接するとともに、第2当接部52がパレット6の第2側面62の位置決め部62bに当接するように構成されている。また、パレット6の向きが左右逆の場合は、2つの第1当接部51が、それぞれ、パレット6の第2側面62の第2切欠き部62aに当接するとともに、第2当接部52がパレット6の第1側面61の位置決め部61bに当接するように構成されている。これにより、ロボットハンド5に対してパレット6が位置決めされて保持される。
第1当接部51および第2当接部52は、棒状に形成されている。また、棒状の第1当接部51および第2当接部52は、パレット6の上側から下降してパレット6の第1側面61および第2側面62を保持するように構成されている。
第1落下防止部51aは、棒状の2つの第1当接部51の先端近傍に設けられている。また、第1落下防止部51aは、パレット6を挟む方向側に突出することによりパレット6の落下を防止するように構成されている。第2落下防止部52aは、棒状の1つの第2当接部52の先端近傍に設けられている。また、第2落下防止部52aは、パレット6を挟む方向側に突出することによりパレット6の落下を防止するように構成されている。
また、第1当接部51および第2当接部52は、パレット6を挟み込む方向において、間隔が変化するように構成されている。具体的には、図10に示すように、第1当接部51は、板状部52に固定されている。一方、第2当接部52は、板状部52に取り付けられたエアシリンダ53に接続されている。これにより、エアシリンダ53を駆動することにより、第1当接部51および第2当接部52の間隔が変化するように構成されている。
検知部55は、第1当接部51および第2当接部52によりパレット6が保持されていることを検知するように構成されている。検知部55は、たとえば、光電センサにより保持されたパレット3を検知するように構成されている。取付ブラケット56は、板状部54と、ロボット本体1の先端とを接続している。
次に、図12および図13を参照して、第2実施形態によるロボット200のパレット6を保持する動作について説明する。
まず、図12に示すように、ロボットハンド5の2つの第1当接部51が、パレット6に対して傾いた状態でパレット6の第1側面61(第1切欠き部61a)に当接される。そして、図13に示すように、ロボットハンド5を回転させて、第2当接部52がパレット6の第2側面62(位置決め部62b)に対向する位置に移動される。その後、エアシリンダ53を駆動して、1つの第2当接部52がパレット6の第2側面62(位置決め部62b)に当接される。これにより、2つの第1当接部51および1つの第2当接部52によりパレット6が挟み込まれて保持される。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
上記のように、第2実施形態の構成においても、上記第1実施形態と同様に、パレット6の第1側面61に当接する第1当接部51と、パレット6の第1側面61の対辺側の第2側面62に当接する第2当接部52とによりワーク4が載置されたパレット6を挟んで保持することによって、ワーク4自体が把持しにくい形状を有する場合でも、ワーク4が載置されたパレット6をロボットハンド5の2つの第1当接部51および1つの第2当接部52を用いて把持することができるので、把持しにくい形状を有するワーク4を搬送することができる。
さらに、第2実施形態では、上記のように、第1当接部51を、略矩形形状のパレット6の長辺に配置された第1側面61の2箇所に当接するように構成し、第2当接部52を、略矩形形状のパレット6の第1側面61と反対側の長辺に配置された第2側面62の1箇所に当接するように構成し、パレット6を第1当接部51および第2当接部52により挟んで3点の支持点で保持するように構成する。これにより、3点の支持点によりパレット6を安定して保持することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、第1当接部51および第2当接部52を、3点の支持点のうち1点がパレット6の位置決め部62bに当接して、パレット6に対する位置決めが行われるように構成する。これにより、パレット6を正確に位置決めして保持することができるので、搬送されるワーク4への作業の精度を向上させることができる。
また、第2実施形態では、上記のように、第1当接部51および第2当接部52を、棒状に形成し、棒状の第1当接部51および第2当接部52を、パレット6の上側から下降してパレット6の第1側面61および第2側面62を保持するように構成する。これにより、ロボットハンド5の第1当接部51および第2当接部52がパレット6に載置されたワーク4に干渉することなくパレット6を保持することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、棒状の第1当接部51の先端近傍にパレット6を挟む方向側に突出することによりパレット6の落下を防止する第1落下防止部51aと、棒状の第2当接部52の先端近傍にパレット6を挟む方向側に突出することによりパレット6の落下を防止する第2落下防止部52aとを設ける。これにより、第1落下防止部51aおよび第2落下防止部52aによりパレット6を下側から支持しつつ、第1当接部51および第2当接部52により挟み込んで保持することによって、パレット6をより確実に安定して保持することができるので、パレット6に載置されたワーク4をより安定して搬送することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、ロボットハンド5を、多関節のロボット本体1に取り付け、パレット6を第1当接部51および第2当接部52により挟み込む際に、多関節のロボット本体1を用いて、第1当接部51をパレット6に対して傾けた状態でパレット6の第1側面61に当接させるように構成する。これにより、パレット6と第2当接部52の先端近傍の第2落下防止部52aとが干渉することなく第1当接部51をパレット6の第1側面61に当接させることができるので、パレット6を第1当接部51および第2当接部52により容易に挟み込むことができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、図14〜図18を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、パレットの短辺方向にパレットを挟み込んで保持する第1および第2実施形態とは異なり、パレットの長辺方向にパレットを挟み込んで保持する例について説明する。
第3実施形態によるロボット300は、図14に示すように、ロボット本体1と、ロボットハンド7とを備える。また、ロボット300は、パレット8に載置されたワーク4を搬送するように構成されている。ロボット本体1は、垂直多関節ロボットにより構成されている。また、ロボットハンド7は、ロボット本体1の先端に取り付けられている。
図16に示すように、パレット8は、略矩形形状の外形を有する板状に形成されている。また、パレット8は、ロボット300により搬送されるワーク4が載置されるように構成されている。また、パレット8は、略矩形形状の一方の短辺に配置された第1側面81と、他方の短辺に配置された第2側面82とを含む。また、第1側面81には、2つの第1切欠き部81aが形成されている。また、第2側面82には、2つの第2切欠き部82aが形成されている。
図14および図15に示すように、ロボットハンド7は、一対の第1当接部71と、一対の第2当接部72と、板状部73と、梁部74と、梁部75と、エアシリンダ76と、取付ブラケット77とを含む。
ここで、第3実施形態では、ロボットハンド7は、パレット8を一対の第1当接部71および一対の第2当接部72により挟んで保持するように構成されている。具体的には、ロボットハンド7は、一対の第1当接部71および一対の第2当接部72により略矩形形状のパレット8を長辺の延びる方向に挟んで保持するように構成されている。また、ロボットハンド7は、パレット8を上側から下降して保持するように構成されている。また、ロボットハンド7は、パレット8を一対の第1当接部71および一対の第2当接部72により4点の支持点で挟んで保持するように構成されている。
第1当接部71および第2当接部72は、棒状に形成されている。また、棒状の第1当接部71および第2当接部72は、パレット8の上側から下降してパレット8の第1側面81および第2側面82を保持するように構成されている。
また、一対の第1当接部71および一対の第2当接部72は、パレット8を挟み込む方向において、間隔が変化するように構成されている。具体的には、図15に示すように、一対の第1当接部71は、梁部74を介して板状部73に固定されている。一方、一対の第2当接部72は、板状部73に取り付けられたエアシリンダ76に梁部75を介して接続されている。これにより、エアシリンダ76を駆動することにより、一対の第1当接部71および一対の第2当接部72の間隔が変化するように構成されている。
取付ブラケット77は、板状部73と、ロボット本体1の先端とを接続している。
次に、図17および図18を参照して、第3実施形態によるロボット300のパレット8を保持する動作について説明する。
まず、図17に示すように、ロボットハンド7の一対の第1当接部71が、パレット8の第1側面81の2つの第1切欠き部81aに嵌り込むようにパレット8の上側に移動される。そして、図18に示すように、ロボットハンド7を下降させて、一対の第1当接部71がパレット8の2つの第1切欠き部81aに嵌り込むとともに、一対の第2当接部72がパレット8の2つの第2切欠き部82aに対向する位置に移動される。その後、エアシリンダ76を駆動して、一対の第2当接部72がパレット8の第2側面82(第2切欠き部82a)に当接される。これにより、一対の第1当接部71および一対の第2当接部72によりパレット8が挟み込まれて保持される。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
上記のように、第3実施形態の構成においても、上記第1および第2実施形態と同様に、パレット8の第1側面81に当接する一対の第1当接部71と、パレット8の第1側面81の対辺側の第2側面82に当接する一対の第2当接部72とによりワーク4が載置されたパレット8を挟んで保持することにより、ワーク4が把持しにくい形状を有する場合でも、ワーク4が載置されたパレット8をロボットハンド7の一対の第1当接部71および一対の第2当接部72を用いて把持することができるので、把持しにくい形状を有するワーク4を搬送することができる。
さらに、第3実施形態では、上記のように、第1側面81および第2側面82を、略矩形形状のパレット8の短辺にそれぞれ配置し、一対の第1当接部71および一対の第2当接部72により略矩形形状のパレット8を長辺の延びる方向に挟んで保持するように構成する。これにより、パレット8の短辺方向に隣接して別の物体がある場合でも、パレット8の短辺の第1側面81および第2側面82を長辺の延びる方向に挟んで容易にパレット8を保持することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、第1当接部71および第2当接部72を、棒状に形成し、棒状の第1当接部71および第2当接部72を、パレット8の上側から下降してパレット8の第1側面81および第2側面82を保持するように構成する。これにより、ロボットハンド7の第1当接部71および第2当接部72がパレット8に載置されたワーク4に干渉することなくパレット8を保持することができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく請求の範囲によって示され、さらに請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、パレットの第1側面に第1切欠き部を形成するとともに、第2側面に第2切欠き部を形成する例を示したが、パレットに切欠き部(第1切欠き部および第2切欠き部)を形成しなくてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、パレットが長辺および短辺を有する略長方形形状を有する例を示したが、パレットは略正方形形状を有していてもよい。
また、上記第1および第3実施形態では、パレットを第1当接部および第2当接部により4点の支持点で挟んで保持し、上記第2実施形態では、パレットを第1当接部および第2当接部により3点の支持点で挟んで保持する例を示したが、パレットを第1当接部および第2当接部により5点以上の支持点または2点の支持点で挟んで保持してもよい。
また、上記第1実施形態では、ワークが2種類の第1ワークおよび第2ワークを含む例を示したが、ワークの種類は、1種類でもよいし、3種類以上でもよい。
また、上記第1実施形態では、2セットの第1当接部および第2当接部により2つのパレットを保持する例を示したが、3セット以上の第1当接部および第2当接部により3つ以上のパレットを保持するようにしてもよい。
また、上記第2実施形態では、3点の支持点のうち1点がパレットの位置決め部に当接する例を示したが、2点または3点の支持点がパレットの位置決め部に当接するようにしてもよい。
また、上記第2実施形態では、パレットの第1側面および第2側面の両方に位置決め部を形成する構成の例を示したが、第1側面または第2側面の片方のみに位置決め部を形成してもよい。
また、上記第2実施形態では、パレットに切欠き部(第1切欠き部および第2切欠き部)と、位置決め部とを形成する構成の例を示したが、パレットに切欠き部または位置決め部のいずれかのみを形成してもよい。
また、上記第2実施形態では、第1当接部および第2当接部の全てに落下防止部(第1落下防止部および第2落下防止部)を設ける構成の例を示したが、第1当接部および第2当接部の一部に落下防止部を設けてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、第1当接部をパレットに対して傾けた状態でパレットの第1側面に当接させる構成の例を示したが、第1当接部をパレットに対して垂直に立てた状態でパレットの第1側面に当接させてもよい。
1 ロボット本体
2、5、7 ロボットハンド
3、6、8 パレット
4 ワーク
4a ワーク(第1ワーク)
4b ワーク(第2ワーク)
21 第1支持部
21a、51、71 第1当接部
22 第2支持部
22a、52、72 第2当接部
26 バネ(付勢部材)
27、55 検知部
31、61、81 第1側面
31a、61a、81a 第1切欠き部
32、62、82 第2側面
32a、82a 第2切欠き部
51a 第1落下防止部
52a 第2落下防止部
62b 位置決め部
100、200、300 ロボット

Claims (20)

  1. ワーク(4、4a、4b)が載置された略矩形形状のパレット(3、6、8)の第1側面(31、61、81)に当接する第1当接部(21a、51、71)と、
    前記略矩形形状のパレットの第1側面の対辺側の第2側面(32、62、82)に当接する第2当接部(22a、52、72)とを備え、
    前記パレットを前記第1当接部および前記第2当接部により挟んで保持するように構成されている、ロボットハンド。
  2. 前記第1当接部は、前記略矩形形状のパレットの前記第1側面に設けられた第1切欠き部(31a、61a、81a)に当接するように構成されており、
    前記第2当接部は、前記略矩形形状のパレットの前記第2側面に設けられた第2切欠き部(32a、82a)に当接するように構成されている、請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 前記第1当接部は、前記パレットの前記第1切欠き部に嵌り込んで、前記第1当接部および前記第2当接部が前記パレットを挟む方向と交差する方向の移動が規制されるように構成されており、
    前記第2当接部は、前記パレットの前記第2切欠き部に嵌り込んで、前記第1当接部および前記第2当接部が前記パレットを挟む方向と交差する方向の移動が規制されるように構成されている、請求項2に記載のロボットハンド。
  4. 前記パレットを前記第1当接部および前記第2当接部により3点以上の支持点で挟んで保持するように構成されている、請求項1に記載のロボットハンド。
  5. 前記ワークは、互いに異なる形状を有する第1ワーク(4a)および第2ワーク(4b)を含み、
    前記第1ワークおよび前記第2ワークは、それぞれ、同一の形状を有する共通の前記パレットに載置されており、
    前記第1ワークおよび前記第2ワークがそれぞれ載置された共通の前記パレットを前記第1当接部および前記第2当接部により挟んで保持するように構成されている、請求項1に記載のロボットハンド。
  6. 前記第1当接部および前記第2当接部により前記パレットが保持されていることを検知する検知部(27、55)をさらに備える、請求項1に記載のロボットハンド。
  7. 前記第1側面および前記第2側面は、前記略矩形形状のパレットの長辺にそれぞれ配置されており、
    前記第1当接部および前記第2当接部により前記略矩形形状のパレットを短辺の延びる方向に挟んで保持するように構成されている、請求項1に記載のロボットハンド。
  8. 前記第1当接部および前記第2当接部は、前記パレットの長辺の延びる方向に沿って複数セット設けられており、
    複数セットの前記第1当接部および前記第2当接部により、それぞれ、前記パレットの長辺の延びる方向に沿って配置された複数の前記パレットを保持するように構成されている、請求項7に記載のロボットハンド。
  9. 前記第1当接部および前記第2当接部を前記パレットを挟む方向に付勢する付勢部材(26)をさらに備え、
    前記パレットの前記第1側面に前記第1当接部を当接させた状態で、前記付勢部材の付勢力に抗するように前記第2当接部を前記第1当接部に対して間隔を広げるように移動させた後、前記付勢部材の付勢力により前記パレットを前記第1当接部および前記第2当接部により挟み込むように構成されている、請求項7に記載のロボットハンド。
  10. 前記ロボットハンドは、多関節のロボット本体(1)に取り付けられており、
    前記パレットを前記第1当接部および前記第2当接部により挟み込む際に、前記多関節のロボット本体を用いて、前記第1当接部を前記パレットに対して傾けた状態で前記パレットの前記第1側面に当接させて、前記付勢部材の付勢力に抗するように前記第2当接部を前記第1当接部に対して間隔を広げるように移動させるように構成されている、請求項9に記載のロボットハンド。
  11. 前記パレットの前記第1側面側を下側から支持する第1支持部(21)と、
    前記パレットの前記第2側面側を下側から支持する第2支持部(22)とをさらに備え、
    前記第1当接部は、前記第1支持部から上方に突出するように形成されており、
    前記第2当接部は、前記第2支持部から上方に突出するように形成されている、請求項7に記載のロボットハンド。
  12. 前記第1当接部は、前記略矩形形状のパレットの長辺に配置された前記第1側面の2箇所に当接するように構成されており、
    前記第2当接部は、前記略矩形形状のパレットの前記第1側面と反対側の長辺に配置された前記第2側面の1箇所に当接するように構成されており、
    前記パレットを前記第1当接部および前記第2当接部により挟んで3点の支持点で保持するように構成されている、請求項1に記載のロボットハンド。
  13. 前記第1当接部および前記第2当接部は、3点の支持点のうち少なくとも1点が前記パレットの位置決め部(62b)に当接して、前記パレットに対する位置決めが行われるように構成されている、請求項12に記載のロボットハンド。
  14. 前記第1当接部および前記第2当接部は、棒状に形成されており、
    棒状の前記第1当接部および前記第2当接部は、前記パレットの上側から下降して前記パレットの前記第1側面および前記第2側面を保持するように構成されている、請求項12に記載のロボットハンド。
  15. 棒状の前記第1当接部の先端近傍に設けられ、前記パレットを挟む方向側に突出することにより前記パレットの落下を防止する第1落下防止部(51a)と、
    棒状の前記第2当接部の先端近傍に設けられ、前記パレットを挟む方向側に突出することにより前記パレットの落下を防止する第2落下防止部(52a)とをさらに備える、請求項12に記載のロボットハンド。
  16. 前記ロボットハンドは、多関節のロボット本体(1)に取り付けられており、
    前記パレットを前記第1当接部および前記第2当接部により挟み込む際に、前記多関節のロボット本体を用いて、前記第1当接部を前記パレットに対して傾けた状態で前記パレットの前記第1側面に当接させるように構成されている、請求項15に記載のロボットハンド。
  17. 前記第1側面および前記第2側面は、前記略矩形形状のパレットの短辺にそれぞれ配置されており、
    前記第1当接部および前記第2当接部により前記略矩形形状のパレットを長辺の延びる方向に挟んで保持するように構成されている、請求項1に記載のロボットハンド。
  18. 前記第1当接部および前記第2当接部は、棒状に形成されており、
    棒状の前記第1当接部および前記第2当接部は、前記パレットの上側から下降して前記パレットの前記第1側面および前記第2側面を保持するように構成されている、請求項17に記載のロボットハンド。
  19. 多関節のロボット本体(1)と、
    前記多関節のロボット本体の先端に取り付けられたロボットハンド(2、5、7)とを備え、
    前記ロボットハンドは、
    ワーク(4、4a、4b)が載置された略矩形形状のパレット(3、6、8)の第1側面(31、61、81)に当接する第1当接部(21a、51、71)と、
    前記略矩形形状のパレットの第1側面の対辺側の第2側面(32、62、82)に当接する第2当接部(22a、52、72)とを含み、
    前記パレットを前記第1当接部および前記第2当接部により挟んで保持するように構成されている、ロボット。
  20. 前記第1当接部は、前記略矩形形状のパレットの前記第1側面に設けられた第1切欠き部(31a、61a、81a)に当接するように構成されており、
    前記第2当接部は、前記略矩形形状のパレットの前記第2側面に設けられた第2切欠き部(32a、82a)に当接するように構成されている、請求項19に記載のロボット。
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