JPH084013A - 緑化用土嚢袋及び緑化用土嚢 - Google Patents

緑化用土嚢袋及び緑化用土嚢

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JPH084013A
JPH084013A JP6135747A JP13574794A JPH084013A JP H084013 A JPH084013 A JP H084013A JP 6135747 A JP6135747 A JP 6135747A JP 13574794 A JP13574794 A JP 13574794A JP H084013 A JPH084013 A JP H084013A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通常時には緑化用の土嚢袋と土嚢として使用す
ることができるようにする。 【構成】薄性材料の表面地11,裏面地12の周縁を固
着して袋形に形成された袋本体1と、袋本体1の表面地
11,裏面地12の固着部分13を一部解除した開口部
2とからなるものにおいて、袋本体1の表面地11,裏
面地12は内部に充填された植物を成育させることので
きる植物育成用培地3を保持することのできる材質から
なり、袋本体1の表面地11は通水性を有し植物育成用
培地3の中に混入された植物の種子が成育するのを許容
する材質からなり、袋本体1の裏面地12は非通水性を
有する材質からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水を貯蔵して植物を育
成させることができる緑化用の土嚢袋と、植物育成用培
地を保持させた緑化用土嚢に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、土嚢袋としては、例えば、麻袋や
ビニールなどの合成樹脂袋などが知られており、この袋
本体は表面地と裏面地とが同一材質から構成されてい
た。
【0003】この従来の土嚢袋は、使用時には内部に土
砂等を充填して土嚢を形成し、この土嚢が土留めや止水
等に使用されていた。この土嚢は防災用に使用されてお
り、植生用には使用されていないものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の麻袋等では、水
を貯蔵することができないために、麻袋内に土壌をいれ
た後に植物を植えても、乾燥のために枯れてしまうもの
であった。また、ビニール袋等では、種子から発芽した
植物が袋を貫通して育成することができないものであっ
た。ビニール袋に貫通孔を設けたものが考えられるが、
袋の運搬時や設置時に種子の位置がずれてしまうことに
よって、貫通孔を貫通して育成できないことが予測され
るものであった。
【0005】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、緑化構造体として使用することのできる
緑化用土嚢袋とその緑化用土嚢とを提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る緑化用土嚢袋と緑化用土嚢とは、次の
ような手段を採用する。
【0007】即ち、請求項1では、薄性材料の表面地と
裏面地との周縁を固着して袋形に形成された袋本体と、
袋本体の表面地と裏面地との固着部分を一部開放した開
口部とからなる土嚢用袋において、袋本体の表面地は通
水性を有し植物育成用培地の植物が育成するのを許容す
るとともに、袋本体の裏面地は非通水性を有することを
特徴とする。
【0008】請求項2では、請求項1の土嚢用袋におい
て、袋本体の表面地には薄膜層とメッシュ層とが添設さ
れていることを特徴とする。また、請求項3では、請求
項1の土嚢用袋において、袋本体の表面地と裏面地との
固着部分を表面地側に折返し可能にされることを特徴と
する。
【0009】また、請求項4では、請求項1の土嚢用袋
において、袋本体の表面地と裏面地との固着部分に一定
間隔でロープ,紐等を挿通可能な挿通孔を設けたことを
特徴とする。
【0010】請求項5では、薄性材料の表面地と裏面地
との周縁を固着して袋形に形成された袋本体と、袋本体
の表面地と裏面地との固着部分を一部開放した開口部と
からなる土嚢用袋の内部に植物育成用培地が封止され、
袋本体の表面地は通水性を有し植物育成用培地の植物が
成育するのを許容するとともに、袋本体の裏面地は非通
水性を有することを特徴とする。
【0011】さらに、請求項5の緑化用土嚢において、
植物育成用培地には種子が混入されていることを特徴と
する。さらにまた、請求項6の緑化用土嚢において、植
物育成用培地には種子が表面地の外側から押し込みされ
ることを特徴とする。
【0012】
【作用】前述の手段によると、請求項1では、袋本体の
表面地,裏面地の材質から、袋本体の内部に植物育成用
培地が保持され、植物育成用培地の水分が適当量に貯え
られて袋本体の表面地から植物が育成するため、緑化構
造体用の袋として好適となる。
【0013】また、請求項2では、請求項1の作用にお
いて、袋本体の表面地がメッシュ層で強固に保持され
る。また、請求項3では、請求項1の作用において、袋
本体の表面地,裏面地の固着部分の折返しで雨水等を受
ける。
【0014】また、請求項4では、請求項1の作用にお
いて、挿通孔にロープ等を挿通すると、植物育成用培地
が充填された袋本体が締付けられ連結されたりし、袋本
体の表面地,裏面地の固着部分の折返しが固定される。
【0015】請求項5では、袋本体の内部に充填用土砂
等としての植物育成用培地が既に存在しており、水分を
吸収して貯水されるうえに種子の育成が妨げられないの
で、そのまま緑化用土嚢としても使用される。
【0016】さらに、請求項6では、請求項5の作用に
おいて、植物育成用培地に種子も混入されているので、
最初に水を与えれば使用可能となる。請求項7では、緑
化用土嚢して設置した後に、表面地の外側から表面地を
破ったりあるいは貫通させたりして種子が押し込み混入
される。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る緑化用土嚢袋及び緑化用
土嚢の第1実施例を図1〜図7にに基いて説明する。こ
の実施例では比較的小形のものを示してある。
【0018】この実施例の袋本体1は、別部材からなる
長方形の薄性材料の表面地11,裏面地12を重ね合わ
せて三周縁乃至四周縁を固着して袋形に形成されてい
る。なお、表面地11,裏面地12の固着手段は、表面
地11,裏面地12の材質に対応して、熱溶着,接着剤
接着,縫着等が選択される。
【0019】袋本体1の表面地11,裏面地12の固着
部分13の一方の短手片側の一部は、固着が解除された
開口部2となって、袋本体1の内外部を連通させてい
る。この開口部2は、袋本体1の内部に植物Pを成育さ
せることのできる植物育成用培地3を充填するためのも
のである。なお、この固着部分13の4隅部分13’の
内側は、植物育成用培地3を内部に充填した際に4隅部
分13’が突張らないように、曲線形に縁取りされてい
る。これに応じて表面地11と裏面地13の4隅を曲線
状にカットされることが望ましい。
【0020】植物育成用培地3は、土壌の外に、パーラ
イトや、杉皮の繊維化培土,ビートモス,籾殻の半炭化
物等の粉状,粒状,繊維状等の土壌代替物の単体もしく
は混合物を選択することができる。即ち、植物を成育さ
せる好適な保水力,保肥力,通水性,通気性等を備える
ものであれば、自由に選択,組合わせが可能である。半
炭化物等の製造方法に関しては、本出願人の特願平5ー
296413号に記載されている。なお、この植物育成
用培地3には、必要な肥料,薬剤等を加えておくことも
できる。
【0021】さらに、袋本体1の表面地11,裏面地1
2の固着部分13には、表面地11,裏面地12を貫通
して一定間隔で挿通孔4が設けられている。この挿通孔
4は、ロープ5を挿通することができるような丸孔にな
っている。なお、この挿通孔4は、前記開口部2にも設
けられている。
【0022】袋本体1を構成する表面地11は、内部に
充填された植物育成用培地3を保持することのできる材
質からなる。即ち、植物育成用培地3が流出,飛散しな
いような材質である。さらに、この表面地11は、通水
性を有し、植物育成用培地3の中に混入された植物Pの
種子Sが貫通して成育するのを許容する材質からなる。
即ち、種子Sが発芽して、材質組織の隙間を押し広げた
り材質組織を突き破ったりして成長できるような材質で
薄膜層に形成される。従って、この表面地11は、植物
育成用培地3の性質,種子Sの成育環境条件等を考慮し
て選択決定されることになるが、例えば、多孔質ポリエ
チレン樹脂フィルム,ポリエチレン繊維編組シート(ダ
イオネット−商品名,ダイオ化成(株)),ポリエチレ
ンネットが考えられる。
【0023】また、袋本体を構成する裏面地12は、前
述の表面地11のように、内部に充填された植物育成用
培地3を保持することのできる強度のあるシート状材質
からなる。さらに、この裏面地12は、非通水性を有す
る材質からなる。例えば、ポリエチレン樹脂シートであ
る。
【0024】さらに、袋本体を構成する裏面地12に
は、前記固着部分13からの長さ位置を同一にして水抜
孔6を設けることができる。この水抜孔6がない場合に
は、表面地11の折返し15の高さHから流出されるこ
ととなる。
【0025】この実施例によると、袋本体1の内部に植
物育成用培地3を充填した後、図2に示すように、挿通
孔4にロープ5を縫差し状に挿通して、前記固着部13
を表面地11側に折返し15を設けてロープ5を締付け
る。このロープ5による締付けは、袋本体1を絞って植
物育成用培地3を加圧し、袋本体1,植物育成用培地3
を一定形状に一体化保形する。また、このロープ5によ
る締付けは、同時に開口部2の閉鎖をも行うことにな
る。
【0026】なお、挿通孔4へのロープ5の挿通は、図
3に示すように、表面地11側への交差状とすることも
できる。この交差状のロープ5の挿通によると、袋本体
1の絞り植物育成用培地3の加圧を強化することができ
る。
【0027】そして、図2に示すように、表面地11の
外側から表面地11を破ったりあるいは貫通して植物育
成用培地3の内部に植物Pの種子Sを埋込む。この種子
Sは、バミューダグラス,バッファローグラス等の草
類、ティフトン等の芝類、ポピー,ガザニア,デージー
等の花類、木類等を設置場所に合わせて自由に選択する
ことができる。
【0028】なお、植物Pの種子Sは、図3に示すよう
に、シート7に固定して袋本体1への植物育成材3の充
填の際に、シート7を袋本体1の内部へ差し込むように
することもできる。
【0029】而後、袋本体1の表面地11を上方にし裏
面地12を下方にして所定の場所に設置するが、設置場
所について特に制限はない。例えば、図6に示すよう
に、U字溝8の上部に溝蓋代わりに設置したり、図7に
示すように、花壇9の間に一定面積を囲んで花壇9を延
長するように設置することができる。また、必ずしも表
面地11を上方にし裏面地12を下方にして設置する必
要はなく、傾斜面等において表面地11を表側にし裏面
地12を裏側にして設置することもできる。図5に示す
ように、傾斜ブロック間に嵌め入れ、表面地11が上面
となるように設置される。なお、複数個を隣接して設置
する場合には、前記挿通孔4,ロープ5を用いて各個を
連結することもできる。
【0030】設置された状態では、雨が降ると、雨水が
袋本体1の表面地11を通過して植物育成用培地3に吸
収され、裏面地12の水抜孔7の高さhまでまたは表面
地11の折返し15の高さHまで貯水される。例えば、
土嚢厚みが約15cmのときには上記高さが約7.5c
mとなる。そのうちの約70%と上部7.5cmの土壌
中の約10%を有効水分と仮定すると、約6cm分の高
さとなって、1m2 当たりで約60lの水分を保持でき
ることとなって、通常の地盤の約40cm深さの相当量
となる。
【0031】植物育成用培地3の吸収貯水された雨水
は、上記の高さhまたはHを越えると水抜孔7または表
面地11から袋本体1の外部へ排出され、植物育成用培
地3が表面地11で遮光,遮風されて無用の蒸散が防止
される。特に、前記固着部分13の折返しによって、雨
水は無駄なく有効に貯留される。従って、植物育成用培
地3の水分は土嚢厚さにしては多量に保持され、乾燥を
受け難い。また、植物Pの根腐れ,枯れが防止されて確
実に成長する。即ち、煩雑な水遣りが不要になり、管理
が容易となる。
【0032】さらに、設置された状態では、植物育成用
培地3が表面地11で部分的に被覆されているため、雑
草の成育が阻止される。従って、煩雑な草取りが不要に
なり、管理が容易となる。
【0033】さらに、設置された状態では、袋本体1か
らの植物育成用培地3が流亡しないために、屋上,壁面
等の断熱材として使用しても周囲を汚損することがな
い。しかも、袋本体間の下部隙間を排水路としてそのま
ま機能させることができ、従来の如くコンクリートや岩
盤などの無土壌地を緑化する際に予め排水層を形成した
うえに地盤を盛土する必要がなくなった。
【0034】また、土嚢として使用された状態では、表
面地11から植物Pが成育しているため、長期使用され
ても外観上の体裁がよい。また、前記挿通孔,ロープ5
を利用して、各個を連結したり補助部材を連結する等に
より、土嚢として積層強度を強化することができる。
【0035】図8は、本発明に係る緑化用土嚢袋の第2
実施例を示すものである。
【0036】この実施例では、植物育成用培地3が充填
された袋本体1が円柱体形となる用にしてある。また、
表面地11の一部にミシン目で囲まれ切取り除去が可能
な除去部10が設けられている。
【0037】この実施例によると、スポット的に設置さ
れる緑化構造体に好適となる。また、除去部10を除去
すると、木等のような大きな植物Pを直接植栽すること
ができる。
【0038】図9は、本発明に係る緑化用土嚢袋の第3
実施例を示すものである。
【0039】この実施例では、袋本体1への植物育成用
培地3の充填の際に、ロックウール等で箱形に成形され
た保形枠20を利用している。
【0040】この実施例によると、使用中に形崩れしな
いくなる。
【0041】図10は、本発明に係る緑化用土嚢袋の第
4実施例を示すものである。
【0042】この実施例では、表面地11として薄性材
料の上面をメッシュ16で覆った二重シート状となし、
土壌の封止力を高めたものを示す。メッシュ16として
は、例えばダイオ化成(株)の商品名「ダイオネット」
を選択することができ、メッシュ寸法によって透光率を
変化させることができる。種子はメッシュ16の間の隙
間17から薄性材料を破って播種され、隙間17から発
芽する。従って、細粒分を含む土壌を封止するのに好適
である。
【0043】図示しないが、袋本体1の表面地11を二
層構成する場合、メッシュからなる表層下に第二層とし
ては、酸性あるいはアルカリ性液との接触によって劣化
する素材を選択することができる。例えば、0.1Nー
NaOHを1cm2 当たり0.002ml程度表面地1
1の所望箇所に噴霧して乾燥させておくと、乾燥時には
強度があるために運搬等に際して植物育成用培地3が流
出することがないが、設置後に水をかけると極めて弱く
なって劣化する。従って、出芽に際して表面地11が破
れてしまうために支障となることがない。例えば斯る表
面地11の第二層として、ラフザラ薄葉紙である王子建
材(株)の商品名「オウケンRー40」等を選択するこ
とが可能である。この場合には、種子を混入した状態で
袋本体1を移動すると、表面地の破れたあるいは貫通し
た箇所から種子がずれてしまって双葉が発育困難となる
ことを防止することができる。
【0044】以上、図示した実施例の外に、袋本体1の
表面地11,裏面地12を多層構造としたり補強材を設
けたりして、大型化する実施例とすることも可能であ
る。また、表面地11としてパルプ系不織布も採用する
ことができ、例えば本州製紙(株)の商品名「キノクロ
ス」で出芽を促すことが確認された。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明に係る緑化用土嚢袋
は、各請求項共通として、袋本体の表面地,裏面地の材
質等から植物の育成が可能となり、袋本体の内部に充填
用土砂等としての植物育成用培地が既に存在しているた
め、緑化構造体として使用することができる。
【0046】各請求項共通として、煩雑な水遣り,草取
りが不要になるため、緑化構造体として使用した場合の
管理が容易である効果がある。
【0047】また、各請求項共通として、植物育成用培
地が流出しないため、屋上,壁面等の断熱材として使用
することもできる効果がある。併せて、コンクリート、
アスファルト、岩盤等への設置による緑化を行えるばか
りか、コンクリートブロック等の隙間に置くだけで緑化
を行える。
【0048】また、各請求項共通として、苗木の植栽あ
るいは挿木、挿芽をすることができる。
【0049】さらに、請求項3のみとして、固着部の折
返しに雨水等を貯留して流出を避け、雨水等を確実に植
物育成用培地に吸収させることができるため、緑化構造
体として使用した場合の管理がより容易となる効果があ
る。
【0050】さらに、請求項4のみとして、挿通孔,ロ
ープ等の利用により、各個の形状保形を強化したり、各
個の連結を強化したりすることができる効果がある。、
【0051】さらに、請求項5〜7では、袋本体内部に
植物育成用培地とあるいは種子とが混在しているので、
土嚢としての設置作業と給水作業のみ緑化を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緑化用土嚢袋の第1実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1の緑化用土嚢としての使用状態の断面図で
ある。
【図3】図2の変形使用状態図である。
【図4】緑化用土嚢としての使用状態を示す側面図であ
る。
【図5】緑化用土嚢としての他の使用状態図である。
【図6】緑化用土嚢としての使用状態を示す側面図であ
る。
【図7】緑化用土嚢としての他の使用状態図である。
【図8】本発明に係る緑化用土嚢袋及び緑化用土嚢との
第2実施例を示す使用状態の斜視図である。
【図9】本発明に係る緑化用土嚢袋及び緑化用土嚢との
第3実施例を示す使用状態の斜視図である。
【図10】本発明に係る緑化用土嚢袋の第4実施例を示
す部分断面図である。
【符号の説明】
1 袋本体 11 表面地 12 裏面地 13 固着部分 14 固着部分の隅部分 15 折返し 16 メッシュ 17 間隙 2 開口部 3 植物育成用培地 4 挿通孔 5 ロープ P 植物 S 種子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 85/52

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄性材料の表面地と裏面地との周縁を固
    着して袋形に形成された袋本体と、袋本体の表面地と裏
    面地との固着部分を一部開放した開口部とからなる土嚢
    用袋において、袋本体の表面地は通水性を有し植物育成
    用培地の植物が育成するのを許容するとともに、袋本体
    の裏面地は非通水性を有することを特徴とする緑化用土
    嚢袋。
  2. 【請求項2】 請求項1の土嚢用袋において、袋本体の
    表面地には薄膜層とメッシュ層とが添設されることを特
    徴とする緑化用土嚢袋。
  3. 【請求項3】 請求項1の土嚢用袋において、袋本体の
    表面地と裏面地との固着部分を表面地側に折返し可能に
    されることを特徴とする緑化用土嚢袋。
  4. 【請求項4】 請求項1の土嚢用袋において、袋本体の
    表面地と裏面地との固着部分に一定間隔でロープ,紐等
    を挿通可能な挿通孔を設けられることを特徴とする緑化
    用土嚢袋。
  5. 【請求項5】 薄性材料の表面地と裏面地との周縁を固
    着して袋形に形成された袋本体と、袋本体の表面地と裏
    面地との固着部分を一部開放した開口部とからなる土嚢
    用袋の内部に植物育成用培地が封止され、袋本体の表面
    地は通水性を有し植物育成用培地の植物が成育するのを
    許容するとともに、袋本体の裏面地は非通水性を有する
    ことを特徴とする緑化用土嚢。
  6. 【請求項6】 請求項5の緑化用土嚢において、植物育
    成用培地には種子が混入されていることを特徴とする緑
    化用土嚢。
  7. 【請求項7】 請求項5の緑化用土嚢において、植物育
    成用培地には種子が表面地の外側から押し込みされるこ
    とを特徴とする緑化用土嚢。
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