JPH083809B2 - グラフ表示機能を有する小型電子機器 - Google Patents
グラフ表示機能を有する小型電子機器Info
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- JPH083809B2 JPH083809B2 JP60117747A JP11774785A JPH083809B2 JP H083809 B2 JPH083809 B2 JP H083809B2 JP 60117747 A JP60117747 A JP 60117747A JP 11774785 A JP11774785 A JP 11774785A JP H083809 B2 JPH083809 B2 JP H083809B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、グラフ表示機能を有する小型電子機器に
関する。
関する。
［従来技術とその問題点］ 従来、ポケットコンピュータ及びパソコン等におい
て、表示部の画面上にプロット点を打つ場合、プログラ
ム、例えばPSET命令により、既に設定されている座標に PSET（30、20）ENTER を入力することにより行っていた。
て、表示部の画面上にプロット点を打つ場合、プログラ
ム、例えばPSET命令により、既に設定されている座標に PSET（30、20）ENTER を入力することにより行っていた。
しかるに、一度指定点をプロットしてしまうとこのプ
ロット点は既に設定されている座標に固定され、移動す
ることはできなかった。また、表示部上のプロット点に
対応する座標点の数値を表示するものがなく、例えば
（30、20）の値を視覚上認識することができないし、で
きたとしても時間がかかるという問題があった。
ロット点は既に設定されている座標に固定され、移動す
ることはできなかった。また、表示部上のプロット点に
対応する座標点の数値を表示するものがなく、例えば
（30、20）の値を視覚上認識することができないし、で
きたとしても時間がかかるという問題があった。
［発明の目的］ この発明は、上述した事情に基づいてなされたもの
で、表示手段の画面上に、プロットされた位置を表示す
るグラフ表示機能を有する小型電気機器において、プロ
ット位置の変更が簡単に行なえ、しかも変更されたプロ
ット位置の正確な座標を知ることができるグラフ表示機
能を有する小型電子機器を提供することを目的とするも
のである。
で、表示手段の画面上に、プロットされた位置を表示す
るグラフ表示機能を有する小型電気機器において、プロ
ット位置の変更が簡単に行なえ、しかも変更されたプロ
ット位置の正確な座標を知ることができるグラフ表示機
能を有する小型電子機器を提供することを目的とするも
のである。
［発明の要点］ この発明は、上述した目的を達成するために、Ｍドッ
ト×Ｎドットの画素を有する表示手段に、座標軸を表示
させると共に、メモリに記憶されている座標軸の原点に
対する座標データ及びこの座標データに対応する表示手
段のドットを表示させ、表示手段で表示されているプロ
ット位置を夫々異なった方向に画素１ドットの分移動さ
せるための複数のキーが操作される毎に、メモリの座標
データを操作されたキーに対応した方向に１ドット分変
更して、プロット位置表示制御手段により移動されたプ
ロット位置を表示させると共に変更された座標データを
座標表示制御手段により表示させるようにしたことを要
旨とするものである。
ト×Ｎドットの画素を有する表示手段に、座標軸を表示
させると共に、メモリに記憶されている座標軸の原点に
対する座標データ及びこの座標データに対応する表示手
段のドットを表示させ、表示手段で表示されているプロ
ット位置を夫々異なった方向に画素１ドットの分移動さ
せるための複数のキーが操作される毎に、メモリの座標
データを操作されたキーに対応した方向に１ドット分変
更して、プロット位置表示制御手段により移動されたプ
ロット位置を表示させると共に変更された座標データを
座標表示制御手段により表示させるようにしたことを要
旨とするものである。
［実施例の構成］ 以下、この発明を図面に示す実施例に基き説明する。
第１図はこの発明の第一実施例を示す図であり、図中１
はキー入力部を示し、ファンクションキー1a、テンキー
1b、関数キー1c、グラフキー1d、移動キー1e党の操作キ
ーが備えられている。ファンクションキー1aは４則演算
のキーとエグゼ（EXE）キーとからなり、テンキー1bは
数値入力の０〜９等のキーを備え、関数キー1cは、組込
関数sin,log,x2,1/x等のキーからなり、グラフキー1d
は、所定の点を指示するプロットキー及び図形表示のgr
aphと文字を含む計算式や数式表示のTEXTのキーをそな
え、移動キー1eはプロットキーで指定される指定点を前
後左右に移動させる４個のキーよりなる。而してキー入
力部１から各操作キーに対応して出力される各データは
制御部２に入力されるようになっている。この制御部２
は回路全体の中心的な制御を担うものであり、制御部２
には、キー入力部１より入力された各種データ等がプリ
セットされる読み書き可能なRAMからなる数式バッファ
３が接続されており、又アドレス指定部４を備えた演算
回路５が接続されている。６は横:xがＭドット例えば96
ドット、縦:yがＮドット例えば64ドットの画素からなる
液晶駆動の表示部であり、この表示部６はテキスト表示
バッファ７及びグラフィック表示バッファ８を介してア
ドレス指定部４に接続されている。テキスト表示バッフ
ァ７及びグラフィック表示バッファ８は読み書き可能な
RAMからなり各素メモリは表示部の各画素（ドット）と
一対一の対応がつけられておりアドレス指定部４の指令
により各素メモリがオン、オフされる。テキスト表示バ
ッファ７は座標点の数値や文字表示データを一時記憶
し、又グラフィック表示バッファ８はプロット点及び図
形表示データを一時記憶する。また、制御部２には読み
書き可能なRAMからなる記憶部10が接続されており、こ
の記憶部10にはグラフ表示画面におけるＸ方向およびＹ
方向の数値範囲であるレンジ情報が記憶されるXmin、X
max及びYmin、Ymaxレジスタと、表示部６の縦横のドッ
ト（画素）数（M,N）例えばＭ＝96,N＝64の数値が記憶
されるＭ、Ｎレジスタと、グラフィック表示バッファ８
の各素メモリのアドレスを示す値が記憶されるx,yレジ
スタと、移動キー1eの操作によりこのアドレスを示す値
がx,yレジスタから移動されて記憶されるx1，y1レジス
タと、プロット表示の表示位置（Ｘ、Ｙ）の数値が記憶
されるＸ、Ｙレジスタと、設けられている（第２図）。
更に、記憶部10には演算回路５の各種演算結果、例えば
表示部６の横:xが96ドット、縦:yが64ドットの画素とレ
ンジ情報：Xmin、Xmax及びYmin、Ymaxとで決るＸ方向に
おけるの単位画素間の数値幅及びＹ方向におけるの単位
画素間の数値幅を記憶するデータ記憶部が設けられてい
る。演算回路５と数式バッファ３及び演算回路５と記憶
部10とは双方向バスで接続されている。
第１図はこの発明の第一実施例を示す図であり、図中１
はキー入力部を示し、ファンクションキー1a、テンキー
1b、関数キー1c、グラフキー1d、移動キー1e党の操作キ
ーが備えられている。ファンクションキー1aは４則演算
のキーとエグゼ（EXE）キーとからなり、テンキー1bは
数値入力の０〜９等のキーを備え、関数キー1cは、組込
関数sin,log,x2,1/x等のキーからなり、グラフキー1d
は、所定の点を指示するプロットキー及び図形表示のgr
aphと文字を含む計算式や数式表示のTEXTのキーをそな
え、移動キー1eはプロットキーで指定される指定点を前
後左右に移動させる４個のキーよりなる。而してキー入
力部１から各操作キーに対応して出力される各データは
制御部２に入力されるようになっている。この制御部２
は回路全体の中心的な制御を担うものであり、制御部２
には、キー入力部１より入力された各種データ等がプリ
セットされる読み書き可能なRAMからなる数式バッファ
３が接続されており、又アドレス指定部４を備えた演算
回路５が接続されている。６は横:xがＭドット例えば96
ドット、縦:yがＮドット例えば64ドットの画素からなる
液晶駆動の表示部であり、この表示部６はテキスト表示
バッファ７及びグラフィック表示バッファ８を介してア
ドレス指定部４に接続されている。テキスト表示バッフ
ァ７及びグラフィック表示バッファ８は読み書き可能な
RAMからなり各素メモリは表示部の各画素（ドット）と
一対一の対応がつけられておりアドレス指定部４の指令
により各素メモリがオン、オフされる。テキスト表示バ
ッファ７は座標点の数値や文字表示データを一時記憶
し、又グラフィック表示バッファ８はプロット点及び図
形表示データを一時記憶する。また、制御部２には読み
書き可能なRAMからなる記憶部10が接続されており、こ
の記憶部10にはグラフ表示画面におけるＸ方向およびＹ
方向の数値範囲であるレンジ情報が記憶されるXmin、X
max及びYmin、Ymaxレジスタと、表示部６の縦横のドッ
ト（画素）数（M,N）例えばＭ＝96,N＝64の数値が記憶
されるＭ、Ｎレジスタと、グラフィック表示バッファ８
の各素メモリのアドレスを示す値が記憶されるx,yレジ
スタと、移動キー1eの操作によりこのアドレスを示す値
がx,yレジスタから移動されて記憶されるx1，y1レジス
タと、プロット表示の表示位置（Ｘ、Ｙ）の数値が記憶
されるＸ、Ｙレジスタと、設けられている（第２図）。
更に、記憶部10には演算回路５の各種演算結果、例えば
表示部６の横:xが96ドット、縦:yが64ドットの画素とレ
ンジ情報：Xmin、Xmax及びYmin、Ymaxとで決るＸ方向に
おけるの単位画素間の数値幅及びＹ方向におけるの単位
画素間の数値幅を記憶するデータ記憶部が設けられてい
る。演算回路５と数式バッファ３及び演算回路５と記憶
部10とは双方向バスで接続されている。
［実施例の動作］ 次に本実施例の動作につき、第３図のフローチャート
に従って説明する。
に従って説明する。
表示部６用のレンジ情報と画面のドット数とがキー入
力部１より入力されXmin、Xmax及びYmin、Ymax各レジス
タとＭ、Ｎレジスタに夫々記憶されているものとする。
まず所望のデータを数式バッファ３に入力し、EXEキー
を操作する。すると制御部２は、関数キー1cから関数式
が、又はテンキー1bから数値が入力されている数式バッ
ファ３内を調べる（ステップA0）。次いで数式バッファ
３内に“plot"という指定があるか否か判断され（ステ
ップA1）、もしプロット指定がない場合は、その他処理
に進む。これは例えば、通常の演算を行う処理である。
プロット指定がある場合は、ステップA2に進みキー入力
部１から真正座標の数値データが入力されたかどうか判
断する（ステップA2）。数値データがない場合は、表示
部６の画面中央の（ドット）画素を点滅させるべく、レ
ンジデータから定まる真正座標軸と点滅している座標点
の数値を算出する。このため、表示部６の画面中央点の
横方向データM/2を記憶部10のｘレジスタへ（ステップA
3）、その縦方向のデータN/2をｙレジスタに夫々セット
する（ステップA4）。これは表示部６の左下隅を基準と
する画面座標のデータである。次に、画面中央点の横方
向の値M/2を、あらかじめ入力された設定レンジデータ
からなる式 Ｘ＝（Xmax−Xmin）・X/（Ｍ−１）＋Xmin に代入して原点を基準とする真正Ｘ座標に変換する（ス
テップA5）。そして得られたこのＸの値を記憶部10のＸ
レジスタにセットする。次に、上記画面中央点の縦方向
の値N/2をあらかじめ入力された設定レンジデータから
なる式 Ｙ＝（Ymax−Ymin）・y/（Ｎ−１）＋Ymin に代入して対応する真正Ｙ座標に変換する（ステップA
6）。そして得られたこのＹの値を記憶部10のＹレジス
タにセットする。又、前記ステップA2において、キー入
力部１から入力数値Ｘ、Ｙデータがあると判断される
と、このX,Yの値を直ちに記憶部10のX,Yレジスタに夫々
セットする。続いて、入力数値Ｘデータをレンジデータ
からなる式 ｘ＝（Ｍ−１）・（Ｘ−Xmin）／（Xmax−Xmin） に代入して表示部６の左下隅を基準とするｘ座標に逆変
換し、そしてこの点滅すべきドット位置ｘの値を記憶部
10のｘレジスタにセットする（ステップA8）。又演算部
５は入力数値Ｙデータをレンジデータからなる式 ｙ＝（Ｎ−１）・（Ｙ−Ymin）／（Ymax−Ymin） に代入して表示部６の左下隅を基準とするｙ座標に逆変
換し、そしてこの点滅すべきドット位置ｙの値を記憶部
10のｙレジスタにセットする（ステップA9）。
力部１より入力されXmin、Xmax及びYmin、Ymax各レジス
タとＭ、Ｎレジスタに夫々記憶されているものとする。
まず所望のデータを数式バッファ３に入力し、EXEキー
を操作する。すると制御部２は、関数キー1cから関数式
が、又はテンキー1bから数値が入力されている数式バッ
ファ３内を調べる（ステップA0）。次いで数式バッファ
３内に“plot"という指定があるか否か判断され（ステ
ップA1）、もしプロット指定がない場合は、その他処理
に進む。これは例えば、通常の演算を行う処理である。
プロット指定がある場合は、ステップA2に進みキー入力
部１から真正座標の数値データが入力されたかどうか判
断する（ステップA2）。数値データがない場合は、表示
部６の画面中央の（ドット）画素を点滅させるべく、レ
ンジデータから定まる真正座標軸と点滅している座標点
の数値を算出する。このため、表示部６の画面中央点の
横方向データM/2を記憶部10のｘレジスタへ（ステップA
3）、その縦方向のデータN/2をｙレジスタに夫々セット
する（ステップA4）。これは表示部６の左下隅を基準と
する画面座標のデータである。次に、画面中央点の横方
向の値M/2を、あらかじめ入力された設定レンジデータ
からなる式 Ｘ＝（Xmax−Xmin）・X/（Ｍ−１）＋Xmin に代入して原点を基準とする真正Ｘ座標に変換する（ス
テップA5）。そして得られたこのＸの値を記憶部10のＸ
レジスタにセットする。次に、上記画面中央点の縦方向
の値N/2をあらかじめ入力された設定レンジデータから
なる式 Ｙ＝（Ymax−Ymin）・y/（Ｎ−１）＋Ymin に代入して対応する真正Ｙ座標に変換する（ステップA
6）。そして得られたこのＹの値を記憶部10のＹレジス
タにセットする。又、前記ステップA2において、キー入
力部１から入力数値Ｘ、Ｙデータがあると判断される
と、このX,Yの値を直ちに記憶部10のX,Yレジスタに夫々
セットする。続いて、入力数値Ｘデータをレンジデータ
からなる式 ｘ＝（Ｍ−１）・（Ｘ−Xmin）／（Xmax−Xmin） に代入して表示部６の左下隅を基準とするｘ座標に逆変
換し、そしてこの点滅すべきドット位置ｘの値を記憶部
10のｘレジスタにセットする（ステップA8）。又演算部
５は入力数値Ｙデータをレンジデータからなる式 ｙ＝（Ｎ−１）・（Ｙ−Ymin）／（Ymax−Ymin） に代入して表示部６の左下隅を基準とするｙ座標に逆変
換し、そしてこの点滅すべきドット位置ｙの値を記憶部
10のｙレジスタにセットする（ステップA9）。
まず、プロットキーのみを押すことにより第５図
（ロ）に示すように、（ステップA3、ステップA4）から
の上記表示部６の左下隅を基準とする座標のプロット点
データ（x,y）を記憶部10のｘ、ｙレジスタから引き出
し、グラフィック表示バッファ８にプリセットし、表示
部６に（x,y）のドットセグメントの点滅をさせる（ス
テップA10）。続いて、（ステップA5、ステップA6）か
らの上記真正座標のＸ、Ｙ数値データを記憶部10のＸ、
Ｙレジスタから引き出し、テキスト表示バッファ７にプ
リセットし、表示部６に文字表示用の（x,y）のドット
セグメントを点灯させ真正座標の数値Ｘ又はＹが画面の
一部を利用して表示される（ステップA11）。
（ロ）に示すように、（ステップA3、ステップA4）から
の上記表示部６の左下隅を基準とする座標のプロット点
データ（x,y）を記憶部10のｘ、ｙレジスタから引き出
し、グラフィック表示バッファ８にプリセットし、表示
部６に（x,y）のドットセグメントの点滅をさせる（ス
テップA10）。続いて、（ステップA5、ステップA6）か
らの上記真正座標のＸ、Ｙ数値データを記憶部10のＸ、
Ｙレジスタから引き出し、テキスト表示バッファ７にプ
リセットし、表示部６に文字表示用の（x,y）のドット
セグメントを点灯させ真正座標の数値Ｘ又はＹが画面の
一部を利用して表示される（ステップA11）。
同様に、第５図（イ）に示すように、（ステップA8、
ステップA9）からの上記表示部６の左下隅を基準とする
座標のプロット点データ（x,y）を記憶部10のｘ、ｙレ
ジスタから引き出しグラフィック表示バッファ８にプリ
セットし、表示部６に（x,y）noドットセグメントの点
滅をさせる（ステップA10）、続いて、（ステップA7）
からの上記入力数値Ｘ、Ｙデータを記憶部10のＸ、Ｙレ
ジスタから引き出し、テキスト表示バッファ７にプリセ
ットし、表示部６に文字表示用の（x,y）のドットセグ
メントを点灯させ真正座標の数値Ｘ又はＹが画面の一部
を利用して表示される（ステップA11）。なお、数値X,Y
データの表示は切替表示でも同時表示でもよい。
ステップA9）からの上記表示部６の左下隅を基準とする
座標のプロット点データ（x,y）を記憶部10のｘ、ｙレ
ジスタから引き出しグラフィック表示バッファ８にプリ
セットし、表示部６に（x,y）noドットセグメントの点
滅をさせる（ステップA10）、続いて、（ステップA7）
からの上記入力数値Ｘ、Ｙデータを記憶部10のＸ、Ｙレ
ジスタから引き出し、テキスト表示バッファ７にプリセ
ットし、表示部６に文字表示用の（x,y）のドットセグ
メントを点灯させ真正座標の数値Ｘ又はＹが画面の一部
を利用して表示される（ステップA11）。なお、数値X,Y
データの表示は切替表示でも同時表示でもよい。
次に、移動キー1eが操作される場合の操作について第
４図に示す流れ図に従って説明する。移動キー1eが押下
されると、前回プロット点の値（x,y）は記憶部10のx,y
レジスタからx1，y1レジスタに移される（ステップB
0）。この時、プロット点は表示部６の画面上を１画素
（ドット）づつ移動し、即ち表示部６の左下隅を基準と
する座標の横、縦の値が夫々±１され、このとき真正
Ｘ、Ｙ座標はレンジ情報：Xmin、Xmax、Ymin、Ymax及び
ドット数M,Nとで決る横方向及び縦方向の単位画素間の
数値幅値づつ増減する。このため、移動キー1eの操作が
上下移動の操作かどうか判断される（ステップB1）。上
下移動でないと判断されると、左右移動であると判断
し、記憶部10のｘレジスタに新たなｘ＋１またはｘ−１
をセットする（ステップB2）。次に、この新たなｘ＋１
またはｘ−１の値をレンジデータからなる式 Ｘ＝（Xmax−Xmin・x/（Ｍ−１）＋Xmin で計算して原点を基準とする真正座標の数値Ｘを求める
（ステップB3），そしてこの新たな数値Ｘを記憶部10の
Ｘレジスタにリセットする。
４図に示す流れ図に従って説明する。移動キー1eが押下
されると、前回プロット点の値（x,y）は記憶部10のx,y
レジスタからx1，y1レジスタに移される（ステップB
0）。この時、プロット点は表示部６の画面上を１画素
（ドット）づつ移動し、即ち表示部６の左下隅を基準と
する座標の横、縦の値が夫々±１され、このとき真正
Ｘ、Ｙ座標はレンジ情報：Xmin、Xmax、Ymin、Ymax及び
ドット数M,Nとで決る横方向及び縦方向の単位画素間の
数値幅値づつ増減する。このため、移動キー1eの操作が
上下移動の操作かどうか判断される（ステップB1）。上
下移動でないと判断されると、左右移動であると判断
し、記憶部10のｘレジスタに新たなｘ＋１またはｘ−１
をセットする（ステップB2）。次に、この新たなｘ＋１
またはｘ−１の値をレンジデータからなる式 Ｘ＝（Xmax−Xmin・x/（Ｍ−１）＋Xmin で計算して原点を基準とする真正座標の数値Ｘを求める
（ステップB3），そしてこの新たな数値Ｘを記憶部10の
Ｘレジスタにリセットする。
また、前記（ステップB1）において、上下移動である
判断されると、記憶部10のｙレジスタに新たなｙ＋１ま
たはｙ−１をセットする（ステップB4）。次に、新たな
ｙ＋１またはｙ−１の値をレンジデータからなる式 Ｙ＝（Ymax−Ymin・y/（Ｎ−１）＋Ymin で計算して原点を基準とする真正座標の数値Ｙを求める
（ステップB5），そしてこの新たな数値Ｙを記憶部10の
Ｘレジスタにリセットする。
判断されると、記憶部10のｙレジスタに新たなｙ＋１ま
たはｙ−１をセットする（ステップB4）。次に、新たな
ｙ＋１またはｙ−１の値をレンジデータからなる式 Ｙ＝（Ymax−Ymin・y/（Ｎ−１）＋Ymin で計算して原点を基準とする真正座標の数値Ｙを求める
（ステップB5），そしてこの新たな数値Ｙを記憶部10の
Ｘレジスタにリセットする。
次に、表示部６画面上で今だ点滅しているx1・y1レジ
スタ内のドットセグメントを消灯させる。このとき同時
に真正座標の元の数値X,Yも消灯させる（ステップB
6）。第５図（ハ）に示すように、（ステップB2）から
の座標のデータ（ｘ＋1,y）を記憶部10のx,yレジスタか
ら引き出しグラフィック表示バッファ８にリセットし、
表示部６にそのドットセグメントの点滅をさせる（ステ
ップB7）。続いて、（ステップB3）からの上記真正座標
の数値データ（X,Y）を記憶部10のX,Yレジスタから引き
出しテキスト表示バッファ７にリセットし、表示部６上
に文字表示用の（x,y）のドットセグメントを点灯させ
真正座標の数値Ｘ又は元の座標数値Ｙが表示される（ス
テップB8）。
スタ内のドットセグメントを消灯させる。このとき同時
に真正座標の元の数値X,Yも消灯させる（ステップB
6）。第５図（ハ）に示すように、（ステップB2）から
の座標のデータ（ｘ＋1,y）を記憶部10のx,yレジスタか
ら引き出しグラフィック表示バッファ８にリセットし、
表示部６にそのドットセグメントの点滅をさせる（ステ
ップB7）。続いて、（ステップB3）からの上記真正座標
の数値データ（X,Y）を記憶部10のX,Yレジスタから引き
出しテキスト表示バッファ７にリセットし、表示部６上
に文字表示用の（x,y）のドットセグメントを点灯させ
真正座標の数値Ｘ又は元の座標数値Ｙが表示される（ス
テップB8）。
同様に、移動キー1eの左右キーを押下した場合も、ま
ず制御部２は表示部６画面上で今だ点滅しているx1・y1
レジスタ内のドットセグメントを消灯させる。このとき
同時に真正座標の元の数値X,Yも消灯させる（ステップB
6）。（ステップB4）からの新たな座標データ（x,y＋
１）を記憶部10のx,yレジスタから引き出しグラフィッ
ク表示バッファ８にリセットし、表示部６上にそのドッ
トセグメントの点滅をさせる（ステップB7）。続いて、
（ステップB5）からの上記真正座標の数値データ（X,
Y）を記憶部10のX,Yレジスタから引き出しテキスト表示
バッファ７にリセットし、表示部６に文字表示用の（x,
y）のドットセグメントを点灯させ、真正座標の数値Ｘ
又は新たなＹが表示される（ステップB8）。移動キー1e
の左右及び上下キーを多数回押下又は押し続けることに
より、前記ステップB2〜B5を繰り返して上記表示部６の
左下隅を基準とする座標の値を縦横順次１ドットづつイ
ンクリントして新たな真正X,Y座標の数値データを表示
部６画面上を目視しながら任意に設定することができ
る。
ず制御部２は表示部６画面上で今だ点滅しているx1・y1
レジスタ内のドットセグメントを消灯させる。このとき
同時に真正座標の元の数値X,Yも消灯させる（ステップB
6）。（ステップB4）からの新たな座標データ（x,y＋
１）を記憶部10のx,yレジスタから引き出しグラフィッ
ク表示バッファ８にリセットし、表示部６上にそのドッ
トセグメントの点滅をさせる（ステップB7）。続いて、
（ステップB5）からの上記真正座標の数値データ（X,
Y）を記憶部10のX,Yレジスタから引き出しテキスト表示
バッファ７にリセットし、表示部６に文字表示用の（x,
y）のドットセグメントを点灯させ、真正座標の数値Ｘ
又は新たなＹが表示される（ステップB8）。移動キー1e
の左右及び上下キーを多数回押下又は押し続けることに
より、前記ステップB2〜B5を繰り返して上記表示部６の
左下隅を基準とする座標の値を縦横順次１ドットづつイ
ンクリントして新たな真正X,Y座標の数値データを表示
部６画面上を目視しながら任意に設定することができ
る。
［実施例の効果］ このように、本実施例によれば、一度画面上に表示さ
せたプロット点を容易に変更することが可能であり、し
かも、このように表示されるプロット点の位置を示す座
標データを同時に表示させることが可能であり、グラフ
画面の設定操作及び該位置の確認が極めて容易に行なえ
る効果を有する。
せたプロット点を容易に変更することが可能であり、し
かも、このように表示されるプロット点の位置を示す座
標データを同時に表示させることが可能であり、グラフ
画面の設定操作及び該位置の確認が極めて容易に行なえ
る効果を有する。
［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、プロット位
置を表示すると共に座標軸及びプロット位置の座標軸の
原点に対する座標を表示するのでプロット位置を正確に
知ることができ、しかも複数のキーの操作毎に、プロッ
ト位置がキーに対応した方向に１ドット分移動表示さ
れ、その変更されたプロット位置の座標軸の原点に対す
る座標が表示されるので、プロット位置の変更が容易に
行なえるばかりか、移動された位置の座標が正確にわか
るという効果が得られるものである。
置を表示すると共に座標軸及びプロット位置の座標軸の
原点に対する座標を表示するのでプロット位置を正確に
知ることができ、しかも複数のキーの操作毎に、プロッ
ト位置がキーに対応した方向に１ドット分移動表示さ
れ、その変更されたプロット位置の座標軸の原点に対す
る座標が表示されるので、プロット位置の変更が容易に
行なえるばかりか、移動された位置の座標が正確にわか
るという効果が得られるものである。
第１図は本発明に係るグラフ表示機能を有する小型電子
機器の一実施例のブロック図、第２図は本発明の作用を
説明するための図、第3,4図は本発明の作用を説明する
ための流れ図，第５図は本発明の小型電子機器よって表
示されるプロット点及び数値表示の一例を示す図であ
る。 １……キー入力部、1e……移動キー、２……制御部、３
……数式バッファ、４……アドレス指定部、５……演算
回路、６……表示部、７……テキスト表示バッファ、８
……グラフィック表示バッファ、10……記憶部。
機器の一実施例のブロック図、第２図は本発明の作用を
説明するための図、第3,4図は本発明の作用を説明する
ための流れ図，第５図は本発明の小型電子機器よって表
示されるプロット点及び数値表示の一例を示す図であ
る。 １……キー入力部、1e……移動キー、２……制御部、３
……数式バッファ、４……アドレス指定部、５……演算
回路、６……表示部、７……テキスト表示バッファ、８
……グラフィック表示バッファ、10……記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−49430（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−129643（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−3535（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−77785（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−144275（ＪＰ，Ａ) 特公 昭58−27542（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】Ｍドット×Ｎドットの画素を有する表示手
段と、 この表示手段のＸ、Ｙ方向の数値範囲であるレンジデー
タを入力するレンジデータ入力手段と、 このレンジデータ入力手段で入力されたレンジデータに
応じて前記表示手段に座標軸を表示させる座標軸表示制
御手段と、 前記座標軸の原点に対するｘ、ｙの座標データを記憶す
るメモリと、 このメモリに記憶されたｘ、ｙの座標データを数値で前
記座標軸と同時に表示させる座標データ表示制御手段
と、 前記メモリに記憶されているｘ、ｙの座標データ対応す
る位置にある前記表示手段のドットを表示するプロット
位置表示制御手段と、 夫々異なった方向を指示する複数のキーと、 この複数のキーが操作される毎に、今まで表示されてい
たドットに対し操作されたキーに対応した方向に隣接す
るドットのx,yの座標データを、前記レンジデータ及び
前記表示手段のドット数から求めて前記メモリに記憶さ
せる座標データ変更制御手段とを備え、 前記複数のキーが操作されると、プロット位置が操作さ
れたキーに対応した方向に１ドット移動されると共に、
前記メモリに新たに記憶されたｘ、ｙの座標データが表
示されてなることを特徴とするグラフ表示機能を有する
小型電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60117747A JPH083809B2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | グラフ表示機能を有する小型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60117747A JPH083809B2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | グラフ表示機能を有する小型電子機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61275963A JPS61275963A (ja) | 1986-12-06 |
| JPH083809B2 true JPH083809B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=14719309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60117747A Expired - Lifetime JPH083809B2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | グラフ表示機能を有する小型電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083809B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5831039B2 (ja) | 2011-08-24 | 2015-12-09 | カシオ計算機株式会社 | 画像表示装置及びプログラム |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5827542A (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-18 | 株式会社コパル・タケダメディカル研究所 | 血流センサ− |
| JPS58129643A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-02 | Hitachi Ltd | 座標入力装置 |
| JPS58144275A (ja) * | 1982-02-23 | 1983-08-27 | Toshiba Corp | 図形作成装置 |
| JPS593535A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-10 | Canon Inc | 操作装置 |
| JPS6049430A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-18 | Toshiba Corp | 図形作成装置 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP60117747A patent/JPH083809B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61275963A (ja) | 1986-12-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |