JP3498408B2 - 手書き入力装置 - Google Patents

手書き入力装置

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JP3498408B2
JP3498408B2 JP03850395A JP3850395A JP3498408B2 JP 3498408 B2 JP3498408 B2 JP 3498408B2 JP 03850395 A JP03850395 A JP 03850395A JP 3850395 A JP3850395 A JP 3850395A JP 3498408 B2 JP3498408 B2 JP 3498408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タッチパネル式の表示
画面を備えた携帯情報通信機や電子手帳等の情報端末装
置に適用される手書き入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タッチパネル式の表示画面を備え
た情報端末装置では、そのタッチパネルを操作して手書
きの文字列を入力し表示することができる。この場合、
手書き入力により表示された文字列は、文字認識されて
コードデータに変換され、対応するフォントパターンと
して表示されるか、入力された手書き文字列がそのまま
表示される。
【0003】一方、このような手書き入力装置にあって
は、タッチパネルの押圧により手書き入力を行なう入力
エリアと、この入力エリアにおいて入力が確定された手
書きデータの表示を行なう出力エリアとを別々のエリア
に分けて有するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の手書き入力装置では、一般に、入力エリアと出力エ
リアそれぞれの入力範囲と出力範囲は、例えば1対1に
対応した固定のものとなっており、入力及び表示に伴な
う手書きの表現力が制限される問題がある。
【0005】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、入力エリアと出力エリアそれぞれの入力範囲
と出力範囲が固定されることなく、入力及び表示に伴な
う手書きの表現力を向上することが可能になる手書き入
力装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
第1の手書き入力装置は、前記の目的を達成するため
に、表示部と座標入力装置とを一体にして構成され、そ
の表示画面において入力エリアと出力エリアとが分かれ
ているものであって、前記入力エリアのエリアサイズを
設定する入力エリアサイズ設定手段と、前記出力エリア
のエリアサイズを設定する出力エリアサイズ設定手段
と、前記入力エリアにおいて入力された座標データを記
憶する入力座標記憶手段と、この入力座標記憶手段に記
憶された座標データを、前記入力エリアサイズ設定手段
によって設定された前記入力エリアのエリアサイズと前
記出力エリアサイズ設定手段によって設定された前記出
力エリアのエリアサイズとから定まる変換比で変換する
入力座標変換手段と、この入力座標変換手段により変換
された座標データに対応する出力データを前記出力エリ
アに出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る第2の手書き入力装置
は、前記第1の手書き入力装置にあって、さらに、前記
入力エリアサイズ設定手段により設定された入力エリア
のエリアサイズに応じて前記入力エリアにその入力範囲
を示す表示を行なう範囲表示手段を備えたことを特徴と
する。さらに別の手書き入力装置は、座標入力装置に設
けられたデータ入力エリアから入力された手書きデータ
を表示部に設けられたデータ出力エリアに表示する手書
き入力装置であって、前記データ入力エリアにおいて入
力された手書きデータを、前記データ出力エリアにて表
示するために、前記データ入力エリアのエリアサイズと
前記データ出力エリアのエリアサイズとから定まる変換
比率で該手書きデータを変換する変換手段と、前記デー
タ入力エリアのエリアサイズを変更するデータ入力エリ
アサイズ変更手段と、前記データ出力エリアのエリアサ
イズを変更するデータ出力エリアサイズ変更手段とを具
備したことを特徴とする。
【0008】
【作用】つまり、前記第1の手書き入力装置では、入力
エリアサイズ設定手段と出力エリアサイズ設定手段によ
って入力エリアおよび出力エリアのそれぞれのエリアサ
イズが設定され、入力エリアにおいて入力された座標デ
ータが入力座標記憶手段に記憶されると、この入力座標
記憶手段に記憶された座標データが前記入力エリアサイ
ズ設定手段によって設定された前記入力エリアのエリア
サイズと前記出力エリアサイズ設定手段によって設定さ
れた前記出力エリアのエリアサイズとから定まる変換比
で変換され、この変換された座標データに対応する出力
データが出力エリアに出力されるようになる。
【0009】また、前記第2の手書き入力装置では、前
記第1の手書き入力装置にあって、さらに、その入力エ
リアサイズ設定手段により設定された入力エリアのエリ
アサイズに応じて前記入力エリアにその入力範囲が表示
されるようになる。さらに別の手書き入力装置によれ
ば、データ入力エリアにおいて入力された手書きデータ
をデータ出力エリアにて表示するために、データ入力エ
リアのエリアサイズとデータ出力エリアのエリアサイズ
とから定まる変換比率で手書きデータが変換され、さら
に、データ入力エリアサイズ変更手段によってデータ入
力エリアのエリアサイズが変更され、データ出力エリア
サイズ変更手段によってデータ出力エリアのエリアサイ
ズが変更されるようになる。
【0010】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の手書き入力装置を搭載した携帯情
報端末装置の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0011】この携帯情報端末装置の電子回路は、制御
部(CPU)11を備え、また、座標入力装置としての
タブレット12と表示装置としての液晶表示パネル13
とを一体にしたタッチパネル14を備えている。
【0012】前記制御部(CPU)11は、タブレット
12からタブレット制御部12aを介して入力されるタ
ッチ入力操作信号に従って、ROM15に予め記憶され
ているシステムプログラムを起動させ、回路各部の動作
制御を実行するもので、制御部(CPU)11には、前
記タブレット制御部12a、タブレット12、及びRO
M15の他、RAM16が接続されると共に、変換比テ
ーブル記憶部17が接続される。
【0013】また、前記制御部(CPU)11には、表
示ドライバ13aを介して前記液晶表示パネル13が接
続される。前記タッチパネル14のタブレット12は、
前記液晶表示パネル13の表示領域に対応する透明のタ
ッチ領域を有し、前記液晶表示パネル13の表示画面に
重ねて配設されるもので、タッチペン等によりタブレッ
ト12上の何れかの点がタッチ操作されると、そのタッ
チ操作位置に対応する電圧信号がタブレット制御部12
aを介してタッチ入力割込み信号と共に制御部(CP
U)11に供給される。
【0014】これにより、制御部(CPU)11では、
前記タブレット12からタブレット制御部12aを介し
て供給される電圧信号に基づき、前記液晶表示パネル1
3に対するタッチ入力座標が検出され、そのタッチ入力
軌跡が表示されたり、その時の表示内容に基づいてタッ
チ操作の内容が判断される。
【0015】前記ROM15には、この携帯情報端末装
置の全体動作を司るシステムプログラムが予め記憶され
ると共に、メニュー選択処理プログラムや前記タッチパ
ネル14におけるタッチペン等での手書き操作に応じて
起動される手書き入力処理プログラム等、各種動作モー
ドに応じたサブプログラムが予め記憶される。
【0016】また、前記ROM15には、液晶表示パネ
ル13で表示すべき全ての文字,数字,記号キャラクタ
等のフォントパターンも、キャラクタジェネレータとし
て記憶される。
【0017】図2は前記携帯情報端末装置の入力画面設
定モード及び手書き入力モードそれぞれのタッチパネル
14における表示状態を示す図であり、同図(A)は入
力画面設定モードに伴なう設定データの選択表示状態を
示す図、同図(B)は手書き入力モードに伴なう手書き
データの入力及び出力表示状態を示す図、同図(C)は
手書き入力モードに伴なう入力エリア設定ラインLの表
示状態を示す図である。
【0018】ここで、タッチパネル14は、前記入力画
面設定用のデータ選択画面Tの表示やタッチペン等によ
り手書き入力の操作を行なうための入力エリア14a
と、この入力エリア14aにおいて入力が確定された手
書きデータの表示を行なうための出力エリア14bと
を、それぞれその下段及び上段に分けて有するもので、
図2(A)はタッチパネル14の入力エリア14aに入
力画面設定用のデータ選択画面Tを表示させた状態であ
り、図2(B)及び(C)は、それぞれタッチパネル1
4の入力エリア14aと出力エリア14bの高さ方向の
サイズ比(b/a)を変化させた状態である。
【0019】前記タッチパネル14の入力エリア14a
の右端には、メニュー選択画面を表示させる際に操作さ
れる「メニュー」キー21、及びデータの消去を行なう
際に操作される「クリア」キー22が常時表示されると
共に、前記手書き入力モードの設定状態では、さらに、
手書き入力データを1語単位として区切る際に操作され
る「SP」(スペース)キー23が表示される。
【0020】すなわち、図2(A)に示すように、タッ
チパネル14の入力エリア14aに表示させた入力画面
設定用のデータ選択画面Tにおいて、例えば入力高のサ
イズを“30”、出力高のサイズを“20”として選択
すると、図2(B)に示すように、入力エリア14aの
高さが30dots、出力エリア14bの高さが20dotsに
設定される。
【0021】また、例えば入力高及び出力高のサイズを
何れも“20”として選択すると、図2(C)に示すよ
うに、入力エリア14a及び出力エリア14bの高さが
何れも20dotsに設定されると共に、入力エリア14a
に対してはその設定サイズを示す入力エリア設定ライン
Lが表示される。
【0022】そして、図2(B)又は図2(C)に示す
ように、タッチパネル14の入力エリア14aにおいて
手書き入力された手書きデータの軌跡は、そのタッチ位
置座標(x,y)が一定周期でサンプリングされ、この
サンプリングされた各座標(x1 ,y1 )(x2 ,y2
)…(xn ,yn )間を順次描画することで表示され
る(エコーバック表示)。
【0023】前記手書きデータは、「SP」キー23に
よる区切り操作に応じて1語単位で確定され、出力エリ
ア14bに表示される。この場合、前記入力エリア14
aにおける手書きデータをサンプリングした各座標デー
タ(x1 ,y1 )(x2 ,y2 )…(xn ,yn )は、
前記入力高サイズ(a)と出力高サイズ(b)との比
(b/a)によって座標変換され、出力エリア14bの
サイズに合わせた手書きデータが表示される。
【0024】一方、前記RAM16には、入力バッファ
16a、エコーバックバッファ16b、出力バッファ1
6c等が備えられる。前記入力バッファ16aには、前
記タッチパネル14の入力エリア14aにおけるタッチ
操作に伴ない入力された手書きの軌跡に対応する各座標
データ(x1,y1)(x2,y2)…(xn,yn)が記憶
される。
【0025】前記エコーバックバッファ16bには、前
記入力バッファ16aに記憶された各座標間を線分で繋
いだイメージデータがビットマップデータとして記憶さ
れる。
【0026】前記出力バッファ16cは、前記タッチパ
ネル14の出力エリア14bに対応する表示ドットパタ
ーンの記憶領域を有するもので、この出力エリア16c
には、前記エコーバックバッファ16bにビットマップ
パターンとして記憶された手書きイメージデータが、前
記入力高(a)と出力高(b)との設定サイズ比(b/
a)に基づき座標変換され、被表示データとして記憶さ
れる。
【0027】前記変換比テーブル記憶部17には、前記
入力画面設定用のデータ選択画面T「図2(A)参照」
において選択設定可能な入力エリア14aの入力高サイ
ズ(a)と出力エリア14bの出力高サイズ(b)とが
予め記憶される。
【0028】次に、前記構成による手書き入力装置を搭
載した携帯情報端末装置の動作について説明する。図3
は前記携帯情報端末装置のメニュー選択処理に伴なう入
力画面設定処理を示すフローチャートである。
【0029】図4は前記携帯情報端末装置の手書き入力
処理を示すフローチャートである。すなわち、タッチパ
ネル14を使用して手書きデータを入力する前に、入力
エリア14aと出力エリア14bそれぞれのエリアサイ
ズを設定するのに、入力エリア14aの右端に表示され
ている「メニュー」キー21をタッチ操作し、該入力エ
リア14aにメニュー選択画面(図示せず)を表示させ
た状態で、入力画面の設定メニューを選択すると、図2
(A)に示すように、入力画面設定用のデータ選択画面
Tが表示される(ステップS1→S2)。
【0030】この入力画面設定用のデータ選択画面Tに
おいて、入力高の設定データ、例えば“30”(フルサ
イズ)、出力高の設定データ、例えば“20”(フルサ
イズ)をそれぞれ選択設定し、「確定」キーK1を操作
すると、変換比テーブル記憶部17に記憶されている入
力高サイズ(a)が“30”、出力高サイズ(b)が
“20”として指定され、図2(B)に示すように、3
0dotsの入力高に設定された入力エリア14aと20do
tsの出力高に設定された出力エリア14bとの分割表示
状態となる(ステップS3→S4)。
【0031】こうして、前記入力画面の設定処理によ
り、タッチパネル14における入力エリア14aと出力
エリア14bそれぞれのエリアサイズが設定されると、
図4における手書き入力処理が起動される。
【0032】この手書き入力処理では、まず、前記入力
画面の設定処理により設定された入力エリア14aの入
力高(a)がフルサイズの30dotsか、又は20dotsか
が判断される(ステップA1)。
【0033】ここで、前記入力画面の設定処理により、
例えば入力高(a)が30dotsのフルサイズではなく、
20dotsに設定されている場合には、図2(C)に示す
ように、タッチパネル14の入力エリア14aには、そ
のエリアサイズを示す入力エリア設定ラインLが表示さ
れる(ステップA1→A2)。
【0034】そして、前記タッチパネル14の入力エリ
ア14aにおいて、手書き入力を行ない、例えば「ab
c」と手書き入力すると、その入力軌跡に対応する座標
データが順次サンプリングされることにより、入力エリ
ア14aに対する手書き入力有りと判断され、前記手書
きデータ「abc」の入力位置に対応してサンプリング
されていく各座標データ(x1 ,y2 )(x2 ,y2 )
…が、RAM16内の入力バッファ16aに順次記憶さ
れる(ステップA3→A4→A5)。
【0035】すると、前記入力バッファ16aに記憶さ
れて行く各座標データ(x1 ,y1)(x2 ,y2 )…
(xn ,yn )間を結ぶ線分イメージデータがエコーバ
ックバッファ16bに順次書込まれ、前記手書き入力に
伴なう「abc」の軌跡が、当該入力エリア14a上に
描画され表示される(ステップA6)。
【0036】こうして、前記手書き入力に伴なうエコー
バック表示が繰返され、前記手書きデータ「abc」の
入力軌跡がタッチパネル14の入力エリア14aに表示
された状態で、「SP」キー22により1語単位の区切
り操作を行なうと、該「SP」キー22に対応するキー
サンプリング信号に基づき、「SP」キー22による手
書きデータの区切り操作有りと判断され、前記入力バッ
ファ16aに記憶されている手書きデータに対応する入
力座標データの、入力エリア14aと出力エリア14b
の設定サイズ比(b/a)に応じた座標変換処理、及び
その座標変換後の座標データに対応するエコーバック表
示用イメージデータの出力バッファ16cへの書込み処
理が実行される(ステップA3,A4→A7)。
【0037】すなわち、前記入力バッファ16aから読
出された手書きデータ「abc」を構成する一連の座標
データは、下式(1)に従って、前記変換比テーブル記
憶部17で指定されている入力エリア14aの入力高
(a)と出力エリア14bの出力高(b)の大小ドット
比率に合わせた座標値に変換補正され、出力バッファ1
6cに対しエコーバック表示のイメージデータとして展
開され記憶される(ステップA7)。
【0038】 (x,y)←[{x×(b/a)},{y×(b/a)}] …式(1) つまり、図2(B)に示すように、前記入力エリア14
aの入力高(a)が“30”、出力エリア14bの出力
高(b)が“20”に設定されている場合には、入力エ
リア14aにて入力表示された手書きイメージデータ
「abc」は、出力エリア14bに合わせた(2/3)
の大きさのイメージデータに変換されて出力バッファ1
6cに記憶される。
【0039】これにより、前記出力バッファ16cに記
憶された手書きイメージデータが、出力エリア14bに
対し、そのエリアサイズに合わせた大きさで表示される
(ステップA8)。
【0040】そして、前記入力バッファ16a及びエコ
ーバックバッファ16bに記憶されている手書き座標デ
ータ及びそのイメージデータが何れもクリアされ、前記
入力エリア14aに表示されている手書きデータ「ab
c」が消去される(ステップA9)。
【0041】一方、例えば前記入力エリア14aの入力
高(a)が“30”、出力エリア14bの出力高(b)
が“10”に設定されている場合には、入力エリア14
aにて入力表示された手書きイメージデータ「abc」
は、出力エリア14bに合わせた(1/3)の大きさの
イメージデータに変換されて出力バッファ16cに記憶
され、出力エリア14bに対し、そのエリアサイズに合
わせた大きさで表示される(ステップA7,A8)。
【0042】なお、前記実施例では、サイズ指定をドッ
ト数で行なうようにしていたが、長さの単位“mm”で
指定するようにしても良い。したがって、前記構成の手
書き入力装置を搭載した携帯情報端末装置によれば、タ
ッチパネル14に対する入力画面設定用のデータ選択画
面Tにおいて、入力エリア14aの入力高(a)及び出
力エリア14bの出力高(b)を、例えばa=30dot
s,b=20dotsと設定し、その入力エリア14aにお
いて手書きデータ「abc」を入力すると、その入力軌
跡に対応してサンプリングされた一連の座標データがR
AM16内の入力バッファ16aに記憶されると共にエ
コーバックバッファ16bに展開されて軌跡表示され、
「SP」キー23により1語単位の区切り操作を行なう
と、前記入力バッファ16aに記憶されている座標デー
タが前記入力高(a)及び出力高(b)の設定比率(b
/a)に基づき座標変換されると共にそのイメージデー
タが出力バッファ16cに記憶され、出力エリア14b
に対し2/3の大きさに縮小されて表示されるので、手
書き入力を行なう入力エリア14aの入力範囲と、その
手書きの確定データを表示出力する出力エリア14bの
出力範囲を、所望のサイズに変更設定することができ、
入力及び表示に伴なう手書きデータの表現力を大幅に向
上することができる。
【0043】また、前記タッチパネル14の入力エリア
14aに対し選択設定された入力高(a)が、フルサイ
ズの30dots未満である場合には、その入力エリア14
aの範囲を示す入力エリア設定ラインLが表示されるの
で、前記エリアサイズの変更設定を行なった場合でも、
その設定サイズに合わせて容易に手書きデータの入力操
作を行なうことができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の手書き入
力装置によれば、入力エリアサイズ設定手段と出力エリ
アサイズ設定手段によって入力エリアおよび出力エリア
のそれぞれのエリアサイズが設定され、入力エリアにお
いて入力された座標データが入力座標記憶手段に記憶さ
れると、この入力座標記憶手段に記憶された座標データ
前記入力エリアサイズ設定手段によって設定された前
記入力エリアのエリアサイズと前記出力エリアサイズ設
定手段によって設定された前記出力エリアのエリアサイ
ズとから定まる変換比で変換され、この変換された座標
データに対応する出力データが出力エリアに出力される
ようになる。
【0045】また、本発明の第2の手書き入力装置によ
れば、前記第1の手書き入力装置にあって、さらに、そ
入力エリアサイズ設定手段により設定された入力エリ
アのエリアサイズに応じて前記入力エリアにその入力範
囲が表示されるようになる。さらに別の発明である手書
き入力装置によれば、データ入力エリアにおいて入力さ
れた手書きデータをデータ出力エリアにて表示するため
に、データ入力エリアのエリアサイズとデータ出力エリ
アのエリアサイズとから定まる変換比率で手書きデータ
が変換され、さらに、データ入力エリアサイズ変更手段
によってデータ入力エリアのエリアサイズが変更され、
データ出力エリアサイズ変更手段によってデータ出力エ
リアのエリアサイズが変更されるようになる。
【0046】よって、本発明によれば、入力エリアと出
力エリアそれぞれの入力範囲と出力範囲が固定されるこ
となく、入力及び表示に伴なう手書きの表現力を向上す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる手書き入力装置を搭載
した携帯情報端末装置の電子回路の構成を示すブロック
図。
【図2】前記携帯情報端末装置の入力画面設定モード及
び手書き入力モードそれぞれのタッチパネルにおける表
示状態を示す図であり、同図(A)は入力画面設定モー
ドに伴なう設定データの選択表示状態を示す図、同図
(B)は手書き入力モードに伴なう手書きデータの入力
及び出力表示状態を示す図、同図(C)は手書き入力モ
ードに伴なう入力エリア設定ラインLの表示状態を示す
図。
【図3】前記携帯情報端末装置のメニュー選択処理に伴
なう入力画面設定処理を示すフローチャート。
【図4】前記携帯情報端末装置の手書き入力処理を示す
フローチャート。
【符号の説明】
11…制御部(CPU)、12…タブレット、12a…
タブレット制御部、13…液晶表示パネル、13a…表
示ドライバ、14…タッチパネル、14a…入力エリ
ア、14b…出力エリア、15…ROM、16…RA
M、16a…入力バッファ、16b…エコーバックバッ
ファ、16c…出力バッファ、17…変換比テーブル記
憶部、21…「メニュー」キー、22…「クリア」キ
ー、23…「SP」キー、(a)…入力高、(b)…出
力高、T…入力画面設定用のデータ選択画面、K1…
「確定」キー、K2…「中止」キー、L…入力エリア設
定ライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 克義 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシ オ計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 柏木 基志 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシ オ計算機株式会社羽村技術センター内 (56)参考文献 特開 平6−124164(JP,A) 特開 平2−42583(JP,A) 特開 平4−119418(JP,A) 特開 平5−143052(JP,A) 特開 平3−212721(JP,A) 特開 平1−159723(JP,A) 特開 昭62−52630(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/02 G06F 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部と座標入力装置とを一体にして構
    成され、その表示画面において入力エリアと出力エリア
    とが分かれている手書き入力装置であって、 前記入力エリアのエリアサイズを設定する入力エリアサ
    イズ設定手段と、 前記出力エリアのエリアサイズを設定する出力エリアサ
    イズ設定手段と、 前記入力エリアにおいて入力された座標データを記憶す
    る入力座標記憶手段と、 この入力座標記憶手段に記憶された座標データを、前記
    入力エリアサイズ設定手段によって設定された前記入力
    エリアのエリアサイズと前記出力エリアサイズ設定手段
    によって設定された前記出力エリアのエリアサイズとか
    ら定まる変換比で変換する入力座標変換手段と、 この入力座標変換手段により変換された座標データに対
    応する出力データを前記出力エリアに出力する出力手段
    とを具備したことを特徴とする手書き入力装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記入力エリアサイズ設定手段
    により設定された入力エリアのエリアサイズに応じて前
    記入力エリアにその入力範囲を示す表示を行なう範囲表
    示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の手書き
    入力装置。
  3. 【請求項3】 座標入力装置に設けられたデータ入力エ
    リアから入力された手書きデータを表示部に設けられた
    データ出力エリアに表示する手書き入力装置であって、 前記データ入力エリアにおいて入力された手書きデータ
    を、前記データ出力エリアにて表示するために、前記デ
    ータ入力エリアのエリアサイズと前記データ出力エリア
    のエリアサイズとから定まる変換比率で該手書きデータ
    を変換する変換手段と、前記データ入力エリアのエリアサイズを変更するデータ
    入力エリアサイズ変更手段と、 前記データ出力エリアのエリアサイズを変更するデータ
    出力エリアサイズ変更手段 とを具備したことを特徴とす
    る手書き入力装置。
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