JP4207496B2 - 携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、入力されたか、または記憶されている画像を表示する携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
PDA(Personal Digital Assistant)などの携帯情報処理装置が広く用いられている。携帯情報処理装置の筐体は、携帯性を考慮して、比較的小型に形成される。
【0003】
携帯情報処理装置に設けられる表示装置の形状は、筐体の形状により、制限されるため、通常、携帯情報処理装置の表示領域は、据え置き型の情報処理装置に比較して、小さい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、携帯情報処理装置の表示領域が小さいので、使用者が、表示内容を認識しにくいという問題点があった。表示装置自身の解像度を向上させても、表示領域そのものの大きさが制限されるので、表示内容の細かい部分まで確認することが困難である。
【0005】
また、携帯情報処理装置は、例えば、外出先の電車の中や直射日光下で利用されることも多く、使用者が表示の内容を見るには、劣悪な環境で使用されることが多い。このような場合には、表示内容を確実に認識することが、より困難になる。
【0006】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明携帯情報処理装置は、第1の大きさの領域に配置されている第1の手書き文字の表示を制御する第1の表示制御手段と、第1の手書き文字が入力されたとき、第1の大きさの領域に対する、第1の大きさの領域を等分割してなる第2の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第1の手書き文字の大きさを縮小した第2の手書き文字を生成する生成手段と、第1の手書き文字と、第2の手書き文字を同一画面に表示するように表示を制御する第2の表示制御手段とを備え、それぞれの第2の大きさの領域には、領域の選択状態または非選択状態を選択するときに操作されるフォーカスボタンが表示され、第2の表示制御手段は、第1の手書き文字が入力されたとき、第1の大きさの領域における第1の手書き文字の座標に対応する、フォーカスボタンが操作されることによって選択状態が選択されている1つの第2の大きさの領域の座標に、第2の手書き文字を表示させる
【0018】
第2の大きさの領域は、第1の大きさの領域を等分割してなすようにすることができる。
【0020】
本発明情報処理方法は、第1の大きさの領域に配置されている第1の手書き文字の表示を制御する第1の表示制御ステップと、第1の手書き文字が入力されたとき、第1の大きさの領域に対する、第1の大きさの領域を等分割してなる第2の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第1の手書き文字の大きさを縮小した第2の手書き文字を生成する生成ステップと、第1の手書き文字と、第2の手書き文字を同一画面に表示するように表示を制御する第2の表示制御ステップとを含み、それぞれの第2の大きさの領域には、領域の選択状態または非選択状態を選択するときに操作されるフォーカスボタンが表示され、第2の表示制御ステップの処理においては、第1の手書き文字が入力されたとき、第1の大きさの領域における第1の手書き文字の座標に対応する、フォーカスボタンが操作されることによって選択状態が選択されている1つの第2の大きさの領域の座標に、第2の手書き文字を表示させることが行われる
【0021】
本発明プログラムは、コンピュータに、第1の大きさの領域に配置されている第1の手書き文字の表示を制御する第1の表示制御ステップと、第1の手書き文字が入力されたとき、第1の大きさの領域に対する、第1の大きさの領域を等分割してなる第2の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第1の手書き文字の大きさを縮小した第2の手書き文字を生成する生成ステップと、第1の手書き文字と、第2の手書き文字を同一画面に表示するように表示を制御する第2の表示制御ステップとを含み、それぞれの第2の大きさの領域には、領域の選択状態または非選択状態を選択するときに操作されるフォーカスボタンが表示され、第2の表示制御ステップの処理においては、第1の手書き文字が入力されたとき、第1の大きさの領域における第1の手書き文字の座標に対応する、フォーカスボタンが操作されることによって選択状態が選択されている1つの第2の大きさの領域の座標に、第2の手書き文字を表示させることが行われる処理を実行させる。
【0023】
第1の大きさの領域は、第2の大きさの領域を等分割してなすようにすることができる。
【0028】
本発明携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムにおいては、第1の大きさの領域に配置されている第1の手書き文字が表示され、第1の大きさの領域と第2の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第1の手書き文字の大きさを変更した第2の手書き文字が生成される。第1の手書き文字と、第2の手書き文字が同一画面に表示される。それぞれの第2の大きさの領域には、領域の選択状態または非選択状態を選択するときに操作されるフォーカスボタンが表示され、第1の手書き文字が入力されたとき、第1の大きさの領域における第1の手書き文字の座標に対応する、フォーカスボタンが操作されることによって選択状態が選択されている1つの第2の大きさの領域の座標に、第2の手書き文字が表示される
【0030】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は、本発明に係る携帯情報処理装置の一例であるPDAの一実施の形態を示す図である。
【0031】
図1は、PDAの正面図である。図2は、PDAの左側の側面図である。図3は、PDAの上面図である。
【0032】
PDAは、片手で把持および操作が可能な大きさに、その筐体が形成されている。PDAの上部には、メモリカードスロット、および赤外線通信を用いて他の装置と情報を授受するための赤外線通信部60(図4)が設けられている。この他、さらにBluetooth(商標)による無線通信を行うための無線LAN(図示せず)などを設けるようにしてもよい。
【0033】
PDAの下面には、公衆回線網と接続するための図示せぬモデムおよび各種データを授受するUSB(Universal Serial Bus)ポートもしくはRS-232Cポート(いずれも図示せず)等が設けられている。また、PDAには、表示部2、キー3、およびジョグダイヤル4などが設けられている。
【0034】
表示部2は、液晶表示装置などの薄型の表示装置で構成され、地図、アイコン、サムネイル、またはテキストなどの画像を表示する。表示部2の上側には、表示装置に積層して、タッチパッド2aが設けられている。使用者は、表示部2およびタッチパッド2aを指またはペンなどで押圧することにより、PDAのCPU51(図4)に所定のデータまたは動作指示を入力する。
【0035】
キー3は、CPU51に所定のデータまたは動作指示を入力するとき、使用者により操作される。
【0036】
図2に示すようにPDAの左側の側面に設けられたジョグダイヤル4は、例えば、表示部2に表示されたアイコン、サムネイルまたはテキストなどが使用者によって選択されるとき、図中のAの矢印の方向若しくはBの矢印の方向に回転操作、または本体側への押圧操作を受ける。例えば、表示部2に複数のアイコンが表示されている状態で、ジョグダイヤル4が回転操作を受けた場合、複数のアイコンの中から、所望のアイコンが選択され、ジョグダイヤル4が本体側に押圧されたとき、選択されているアイコンが確定される。そして、確定されたアイコンがアプリケーションプログラムに対応している場合、そのアプリケーションプログラムが起動される。
【0037】
また、ジョグダイヤル4を本体側に押圧操作したまま回転させる操作を、通常の回転操作と異なる命令に対応させるようにしても良く、ジョグダイヤル4への操作と、その操作に対応する命令の内容は、この限りではない。
【0038】
図3に示すように、メモリカード11は、PDAの上側の面に設けられたメモリカードスロット5に、装着される。メモリカード11は、フラッシュメモリなどの半導体メモリを内蔵する記録媒体である。
【0039】
図4は、PDAの電気的構成例を示すブロック図である。
【0040】
CPU51は、発振器52から供給されるクロック信号に同期して、Flash ROM(Read-only Memory)53またはEDO DRAM(Extended Data Out Dynamic Random-Access Memory)54に格納されているオペレーティングシステム、または後述する手書きメモプログラムを含むアプリケーションプログラムなどの各種のプログラムを実行する。
【0041】
Flash ROM53は、EEPROMの一種であるフラッシュメモリで構成され、一般的には、CPU51が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。EDO DRAM54は、CPU51が実行するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータを格納する。
【0042】
モジュールインターフェース(I/F)55は、メモリカードスロット5に装着されているメモリカード11から供給されるプログラムまたはデータを取得するとともに、CPU51から供給される、各種データをメモリカード11に供給する。
【0043】
USBインターフェース(I/F)56は、発振器57から供給されるクロック信号に同期して、接続されているUSB機器であるドライブ71からデータまたはプログラムを入力するとともに、CPU51から供給されたデータをドライブ71に供給する。
【0044】
ドライブ71は、必要に応じて装着される磁気ディスク81、光ディスク82、または光磁気ディスク83に記録されているデータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、USBインターフェース56を介して、CPU51またはEDO DRAM54に供給する。また、ドライブ71は、装着されている磁気ディスク81、光ディスク82、または光磁気ディスク83に、データまたはプログラムを記録させる。
【0045】
Flash ROM53,EDO DRAM54、モジュールインターフェース55、およびUSBインターフェース56は、アドレスバスおよびデータバスを介して、CPU51に接続されている。
【0046】
表示部2は、LCDバスを介して、CPU51からデータを受信し、受信したデータに対応する画像または文字などを表示する。タッチパッド制御部58は、タッチパッド2aが操作されたとき、操作に対応したデータ(例えば、タップされた座標を示すデータ)をタッチパッド2aから受信し、受信したデータに対応する信号を、シリアルバスを介してCPU51に供給する。
【0047】
EL(Electro luminescence)ドライバ59は、表示部2の液晶表示部の裏側に設けられている電界発光素子を動作させ、表示部2の表示の明るさを制御する。
【0048】
赤外線通信部60は、UART(Universal asynchronous receiver-transmitter)を介して、CPU51から受信したデータを赤外線信号として、他の機器に送信するとともに、他の機器から送信された赤外線信号を受信して、CPU51に供給する。PDAはまた、UARTを介して、他の機器と通信することができる。
【0049】
音声再生部62は、スピーカ、および音声のデータの復号回路などから構成され、予め記憶している音声のデータ、または他の機器から受信した音声のデータなどを復号して、再生し、音声を出力する。例えば、音声再生部62は、バッファ61を介して、CPU51から供給された音声のデータを再生して、データに対応する音声を出力する。
【0050】
電源回路63は、装着されているバッテリ72または接続されているAC(Alternating current)アダプタ73から供給される電源の電圧を変換して、必要な電力をCPU51乃至音声再生部62に、それぞれ供給する。
【0051】
通信部64は、例えば、RS-232Cなどのインターフェースで、通信モジュールなどと接続される。通信部64は、通信モジュールを介してインターネットなどと接続し、CPU51から供給されたデータ(例えば、電子メールなど)を、所定の方式のパケットに格納して、インターネットを介して、他の機器に送信する。また、通信部64は、インターネットを介して、他の機器から受信したパケットに格納されているデータまたはプログラムをCPU51に出力する。
【0052】
図5は、表示部2の表示の解像度、およびタッチパッド2aの入力の解像度を説明する図である。
【0053】
図5の左側の図は、表示部2の表示の解像度を示し、図5の右側の図は、タッチパッド2aの入力の解像度を示す。
【0054】
表示部2の表示の解像度を示す、図5の左側の図における1つの四角に対応する領域は、表示の最小単位である、表示部2の1つの画素を示す。
【0055】
タッチパッド2aの入力の解像度を示す、図5の右側の図における1つの四角に対応する領域は、タッチパッド2aの入力の最小単位を示す。タッチパッド2aによる入力のとき、入力の最小単位毎に、オンまたはオフの情報が取得される。
【0056】
上述したように、表示部2およびタッチパッド2aは、積層され、表示部2の表示のための領域は、タッチパッド2aの入力のための領域と重なり、例えば、ほぼ同じ大きさの領域とされる。
【0057】
表示部2の表示の横方向の解像度は、タッチパッド2aの入力の横方向の解像度の2倍であり、表示部2の表示の縦方向の解像度は、タッチパッド2aの入力の縦方向の解像度の2倍である。
【0058】
以下、表示の横方向の座標をXで表し、表示の縦方向の座標をYで表す。また、入力の横方向の座標をxで表し、入力の縦方向の座標をyで表す。
【0059】
例えば、(1,1),(2,1),(1,2)、および(2,2)の表示の座標に位置する表示部2の4画素は、(1,1)の入力の座標に位置するタッチパッド2aの入力の最小単位と重なる。(3,1),(4,1),(3,2)、および(4,2)の表示の座標に位置する表示部2の4画素は、(2,1)の入力の座標に位置するタッチパッド2aの入力の最小単位と重なる。
【0060】
同様に、(1,3),(2,3),(1,4)、および(2,4)の表示の座標に位置する表示部2の4画素は、(1,2)の入力の座標に位置するタッチパッド2aの入力の最小単位と重なる。(3,3),(4,3),(3,4)、および(4,4)の表示の座標に位置する表示部2の4画素は、(2,2)の入力の座標に位置するタッチパッド2aの入力の最小単位と重なる。
【0061】
同様に、他の所定の隣接する表示の4画素は、所定の入力の最小単位と重なる。
【0062】
このように、表示部2の所定の画素と、タッチパッド2aの入力の所定の最小単位とが重なるように、表示部2およびタッチパッド2aは、積層されて設けられる。
【0063】
次に、手書きメモプログラムを実行するPDAの処理を説明する。手書きメモプログラムは、手書きのメモを入力し、入力された手書きのメモを表示する、CPU51により実行されるアプリケーションプログラムの一種である。
【0064】
ここで、手書きのメモとは、タッチパッド2aのストロークにより得られる軌跡からなる画像をいう。ストロークとは、タッチパッド2a上の所定の点または経路をペンまたは指などにより押圧することをいう。
【0065】
図6は、手書きメモプログラムにより入力されたデータであって、手書きメモプログラムにより表示されるデータの構造を示す図である。
【0066】
カテゴリは、オペレーティングシステムに管理されるカテゴリである。カテゴリは、例えば、ビジネス、プライベート、またはメモなどからなる。使用者は、カテゴリを編集することができる。1つのカテゴリには、1または複数のノートが属する。
【0067】
ノートは、手書きメモプログラムにより、手書きデータが書き込まれるか、記憶されるか、または読み出しされるデータの単位である。ノートには、タイトルを付することができる。ノートは、1または複数のページからなる。
【0068】
ページは、使用者が手書きデータを書き込む単位である。
【0069】
図7は、新規のノートを開いた手書きメモプログラムを実行するPDAの表示部2に表示される画像の例を示す図である。
【0070】
タイトル領域101は、ノートのタイトルが入力される領域であるとともに、ノートのタイトルが表示される領域である。タイトル領域101の入力位置は、カーソル111で示される。
【0071】
カテゴリ領域102は、ノートが属するカテゴリを表示するか、または選択する領域である。
【0072】
メモリ領域103は、Flash ROM53の使用済みの領域(既にデータが記憶されている領域)と空きの領域(現在、さらにデータを記憶することができる領域)の大きさを示す領域である。
【0073】
アイコン領域104は、手書きメモプログラムに各種の指令を与えるためのアイコンが配置される領域である。例えば、ペンの太さの設定、入力する手書きメモの軌跡の色の設定、元に戻す、繰り返すなどの操作に対応したアイコンが、アイコン領域104に配置される。
【0074】
ページ領域105は、現在表示されているページおよび入力の対象となっているページを示すため、または、表示するか、若しくは入力の対象となるページを選択するための領域である。
【0075】
編集領域106は、手書きメモプログラムで入力された手書きメモを入力するかまたは表示する、すなわちタッチパッド2aをストロークすることにより入力された軌跡を表示するか、タッチパッド2aをストロークして、所望の軌跡を入力するための領域である。
【0076】
スクロールボタン112は、編集領域106に表示される領域を選択するためのボタンである。
【0077】
グラフティエリア107は、テキストデータの入力のための領域、および使用頻度の高い所定のアイコンが配置されている領域である。本発明に係るPDAにおいて、グラフティエリア107は、表示部2に画像として表示されるものと、スクリーン印刷によりなるものとがある。
【0078】
ステータスバー108は、例えば、PDAの状態を示すアイコンが表示される領域である。
【0079】
図8は、表示部2の表示のドットが横320ドット、縦480ドットからなるとき、グラフティエリア107を表示しない場合の、各領域の範囲の例を示す図である。
【0080】
タイトル領域101乃至ページ領域105は、縦方向(Y方向)に50ドットからなり、編集領域106は、縦方向に400ドットからなり、ステータスバー108は、縦方向に30ドットからなる。
【0081】
ステータスバー108には、グラフティエリア107を表示させるためのボタン121が配置される。ボタン121がタップされたとき、PDAは、グラフティエリア107を表示する。
【0082】
タッチパッド2aの入力の横方向の解像度は、表示の解像度の1/2であり、タッチパッド2aの入力の縦方向の解像度は、表示の解像度の1/2なので、編集領域106における、入力の横方向のドット数(入力の座標の範囲)は、160ドットとなり、入力の縦方向のドット数(入力の座標の範囲)は、200ドットとなる。
【0083】
図9は、表示部2の表示のドットが横320ドット、縦480ドットからなるとき、グラフティエリア107を表示する場合の、各領域の範囲の例を示す図である。タイトル領域101乃至ページ領域105は、縦方向に50ドットからなり、編集領域106は、縦方向に270ドットからなる。グラフティエリア107は、縦方向に130ドットからなり、ステータスバー108は、縦方向に30ドットからなる。
【0084】
ステータスバー108には、グラフティエリア107を消去させるためのボタン122が配置される。ボタン122がタップされたとき、PDAは、グラフティエリア107を消去する。
【0085】
タッチパッド2aの入力の横方向の解像度は、表示の解像度の1/2であり、タッチパッド2aの入力の縦方向の解像度は、表示の解像度の1/2なので、編集領域106における、入力の横方向のドット数は、160ドットとなり、入力の縦方向のドット数は、135ドットとなる。
【0086】
図10は、手書きメモプログラムを実行するPDAに手書きメモを入力するとき、または手書きメモを表示させるとき、表示部2に表示される手書きメモの例を示す図である。
【0087】
手書きメモプログラムは、編集領域106がペンでストロークされたとき、ストロークされた軌跡に対応するデータを所定のノートの所定のページに格納する。すなわち、手書きメモプログラムは、Flash ROM53に軌跡を表示するためのデータを記憶させる。
【0088】
手書きメモプログラムは、格納された軌跡のデータを基に、編集領域106に軌跡を表示する。すなわち、手書きメモプログラムは、Flash ROM53から軌跡のデータを読み出して、読み出した軌跡のデータを基に、表示部2の編集領域106に表示させる。
【0089】
図11は、ノートのリストを表示させたとき、手書きメモプログラムを実行するPDAの表示部2に表示される画像の例を示す図である。
【0090】
アイコン領域131には、新規のノートの生成、またはノートの削除など、ノートを操作するためのアイコンが配置される。ソートボタン領域132に配置されているアイコンがタップされたとき、手書きメモプログラムは、ノートのリストを、日付またはタイトルによりソートし、表示するノートのリストを更新する。
【0091】
リスト領域133には、Flash ROM53が記憶しているノートに対応するタイトルおよび日付が表示される。
【0092】
サムネイル領域134には、選択されているノートの内容に対応するサムネイルが表示される。これにより、使用者は、迅速に所望する内容が記載されているノートを選択することができる。
【0093】
図12は、グラフティエリア107を消去したとき、手書きメモプログラムを実行するPDAに手書きメモを入力する場合の、表示部2に表示される画像の例を示す図である。編集領域106は、縦に400ドットとなり、より多くのデータを表示できると共に、手書きメモの入力がより容易になる。
【0094】
図13は、グラフティエリア107を消去したとき、ノートのリストを表示させる場合の、手書きメモプログラムを実行するPDAの表示部2に表示される画像を示す図である。リスト領域133は、縦により広くなり、より多くのリストを表示することができる。従って、使用者は、より容易に所望のノートを選択することができるようになる。
【0095】
図14は、グラフティエリア107がスクリーン印刷により設けられているときの、各領域の範囲の例を示す図である。タイトル領域101乃至ページ領域105は、縦方向に50ドットからなり、編集領域106は、縦方向に270ドットからなる。
【0096】
グラフティエリア107は、スクリーン印刷により設けられているので、消去できない。
【0097】
図15は、横方向に320ドット、縦方向に400ドットである編集領域106を表示している場合の、手書きメモプログラムを実行するPDAの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【0098】
タッチパッド2aによる、横方向の入力の解像度は、表示の解像度の1/2であり、縦方向の入力の解像度は、表示の解像度の1/2なので、編集領域106における、入力の横方向のドット数は、160ドットであり、入力の縦方向のドット数は、200ドットである。
【0099】
すなわち、編集領域106がペンなどによりストロークされたとき、手書きメモプログラムは、x座標の範囲が1乃至160であり、y座標の範囲が1乃至200である座標のデータを取得する。
【0100】
縮小画面は、図16に示すように、領域201−1、領域201−2、領域201−3、および領域201−4からなる。領域201−1乃至領域201−4は、4つ合わせて、1つのページに対応する。
【0101】
領域201−1は、横方向に160ドット、縦方向に200ドット毎に、1つのページを4つに分割した領域のうち、ページの左上の領域に対応する。すなわち、領域201−1のX座標の範囲は、1乃至160であり、領域201−1のY座標の範囲は、1乃至200である。
【0102】
領域201−2は、横方向に160ドット、縦方向に200ドット毎に、1つのページを4つに分割した領域のうち、ページの右上の領域に対応する。すなわち、領域201−2のX座標の範囲は、161乃至320であり、領域201−2のY座標の範囲は、1乃至200である。
【0103】
領域201−3は、横方向に160ドット、縦方向に200ドット毎に、1つのページを4つに分割した領域のうち、ページの左下の領域に対応する。すなわち、領域201−3のX座標の範囲は、1乃至160であり、領域201−3のY座標の範囲は、201乃至400である。
【0104】
領域201−4は、横方向に160ドット、縦方向に200ドット毎に、1つのページを4つに分割した領域のうち、ページの右下の領域に対応する。すなわち、領域201−4のX座標の範囲は、161乃至320であり、領域201−4のY座標の範囲は、201乃至400である。
【0105】
領域201−1乃至201−4のそれぞれは、例えば、フォーカスボタン202−1乃至202−4に加えられた操作に対応して、選択されるか、または選択されない(非選択状態となる)。領域201−1乃至201−4を選択するとき、領域201−1乃至201−4のうちのいずれか1つを選択することができ、領域201−1乃至201−4のうちの2つ以上を同時に選択することはできない。また、領域201−1乃至201−4の全てを非選択状態とすることができる。すなわち、領域201−1乃至201−4について、同時に2つ以上の選択は禁止される。
【0106】
なお、領域201−1乃至201−4の境を示す線は、説明のために設けた線であり、実際には、表示部2に表示されない。以下、縮小画面を説明する図において同様である。
【0107】
フォーカスボタン202−1は、領域201−1が選択されているか否かを表示し、領域201−1を選択するためのボタンであり、領域201−1の左上に配置される。フォーカスボタン202−1は、領域201−1が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン202−1は、領域201−1が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【0108】
フォーカスボタン202−2は、領域201−2が選択されているか否かを表示し、領域201−2を選択するためのボタンであり、領域201−2の右上に配置される。フォーカスボタン202−2は、領域201−2が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン202−2は、領域201−2が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【0109】
フォーカスボタン202−3は、領域201−3が選択されているか否かを表示し、領域201−3を選択するためのボタンであり、領域201−3の左下に配置される。フォーカスボタン202−3は、領域201−3が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン202−3は、領域201−3が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【0110】
フォーカスボタン202−4は、領域201−4が選択されているか否かを表示し、領域201−4を選択するためのボタンであり、領域201−4の右下に配置される。フォーカスボタン202−4は、領域201−4が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン202−4は、領域201−4が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【0111】
手書きメモプログラムは、タッチパッド2aがストロークされたとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、編集領域106に、ストロークに対し原寸の軌跡を表示する。
【0112】
例えば、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、手書きメモプログラムは、表示の横方向の座標Xにとして、2*xを設定し、表示の縦方向の座標Yとして、2*yを設定する。手書きメモプログラムは、設定された座標を示すデータに正規化処理を適用して、例えば、設定されている軌跡の太さに対応して軌跡を構成する点の座標に、設定されている軌跡の色のデータを設定する。例えば、軌跡の始点または終点の形状は、正規化処理により、軌跡の太さに対応して、整形される。
【0113】
このように、手書きメモプログラムは、整形された、ストロークに対し原寸の軌跡を編集領域106に表示する。
【0114】
手書きメモプログラムは、領域201−1乃至201−4のいずれかが選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、選択されている領域201−1乃至201−4のいずれかの対応する座標にデータを設定する。
【0115】
例えば、手書きメモプログラムは、領域201−1が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域201−1の同じ座標にデータを設定する。
【0116】
領域201−1が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、xが設定され、表示の縦方向の座標Yには、yが設定される。
【0117】
手書きメモプログラムは、領域201−1の座標に設定されたデータに、いわゆるストロークデータ化処理を適用して、領域201−1の座標に設定されたデータから、軌跡を表示するために必要なデータのみを抽出する。
【0118】
さらに、手書きメモプログラムは、抽出されたデータに正規化処理を適用して、例えば、設定されている軌跡の太さに対応して軌跡を構成する点の座標に、設定されている軌跡の色のデータを設定する。例えば、軌跡の始点または終点の形状は、正規化処理により、軌跡の太さに対応して、整形される。
【0119】
このように、手書きメモプログラムの正規化により、領域201−1上の軌跡は、より見やすい形状に整形されることになる。
【0120】
従って、図15の左側に示すように、”あ”の文字が手書きで入力された場合、手書きメモプログラムによる、ストロークデータ化処理および正規化の処理により、横方向に1/2で、縦方向に1/2の”あ”の文字が領域201−1に設定されることになる。
【0121】
本明細書において、横方向にn倍、縦方向にn倍の軌跡は、大きさがn倍の軌跡と称する。例えば、横方向に1/2、縦方向に1/2の軌跡は、大きさが2分の1の軌跡である。
【0122】
例えば、手書きメモプログラムは、領域201−2が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域201−2の対応する座標にデータを設定する。
【0123】
より具体的には、領域201−2が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、x+160が設定され、表示の縦方向の座標Yには、yが設定される。
【0124】
手書きメモプログラムは、領域201−2の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域201−2上の軌跡を生成する。
【0125】
例えば、手書きメモプログラムは、領域201−3が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域201−3の対応する座標にデータを設定する。
【0126】
より具体的には、領域201−3が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、xが設定され、表示の縦方向の座標Yには、y+200が設定される。
【0127】
手書きメモプログラムは、領域201−3の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域201−3上の軌跡を生成する。
【0128】
例えば、手書きメモプログラムは、領域201−4が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域201−4の対応する座標にデータを設定する。
【0129】
より具体的には、領域201−4が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、x+160が設定され、表示の縦方向の座標Yには、y+200が設定される。
【0130】
手書きメモプログラムは、領域201−4の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域201−4上の軌跡を生成する。
【0131】
以上の縮小の処理をより一般的に説明すれば、選択されている領域201−1乃至201−4が、左側からn番目であって、上側からm番目の領域であり、領域201−1乃至201−4の横方向の幅がiドットであり、領域201−1乃至201−4の縦方向の高さがjドットであるとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、x+((n-1)*i)が設定され、表示の縦方向の座標Yには、y+((m-1)*j)が設定される。演算子*は、乗算を示す。
【0132】
領域201−1乃至201−4の座標に設定されたデータには、ストロークデータ化処理が適用され、さらに正規化の処理が適用され、領域201−1乃至201−4上の軌跡が生成される。
【0133】
手書きメモプログラムは、編集領域106に表示された、ストロークに対し原寸の軌跡に重ねて、編集領域106と重複する領域201−1乃至領域201−4上に生成された軌跡を表示する。
【0134】
すなわち、手書きメモプログラムは、領域201−1に”あ”の文字の軌跡が生成された場合、ストロークに対し原寸の”あ”を編集領域106に表示するとともに、ストロークに対し原寸の”あ”に重ねて、編集領域106と重複する領域201−1に生成された”あ”の文字の軌跡を表示する。
【0135】
手書きメモプログラムは、ストロークデータ化処理により抽出された、軌跡を表示するために必要なデータをFlash ROM53に記憶させる。
【0136】
図17は、表示の領域として、横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106を表示している場合の、手書きメモプログラムを実行するPDAの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【0137】
タッチパッド2aの入力の横方向の解像度は、表示の解像度の1/2であり、タッチパッド2aの入力の縦方向の解像度は、表示の解像度の1/2なので、編集領域106における、入力の横方向のドット数は、160ドットとなり、入力の縦方向のドット数は、135ドットとなる。
【0138】
すなわち、編集領域106がペンなどによりストロークされたとき、手書きメモプログラムは、x座標の範囲が1乃至160であり、y座標の範囲が1乃至135である座標のデータを取得する。
【0139】
縮小画面は、図18に示すように、領域211−1、領域211−2、領域211−3、領域211−4、領域211−5、および領域211−6からなる。領域211−1乃至領域211−6は、6つ合わせて、1つのページに対応する。
【0140】
領域211−1は、横方向に160ドット、縦方向に135ドット毎に、1つのページを6つに分割した領域のうち、ページの左上の領域に対応する。すなわち、領域211−1のX座標の範囲は、1乃至160であり、領域211−1のY座標の範囲は、1乃至135である。
【0141】
領域211−2は、横方向に160ドット、縦方向に135ドット毎に、1つのページを6つに分割した領域のうち、ページの右上の領域に対応する。すなわち、領域211−2のX座標の範囲は、161乃至320であり、領域211−2のY座標の範囲は、1乃至135である。
【0142】
領域211−3は、横方向に160ドット、縦方向に135ドット毎に、1つのページを6つに分割した領域のうち、ページの左側の中の領域に対応する。すなわち、領域211−3のX座標の範囲は、1乃至160であり、領域211−3のY座標の範囲は、136乃至270である。
【0143】
領域211−4は、横方向に160ドット、縦方向に135ドット毎に、1つのページを6つに分割した領域のうち、ページの右側の中の領域に対応する。すなわち、領域211−4のX座標の範囲は、161乃至320であり、領域211−4のY座標の範囲は、136乃至270である。
【0144】
領域211−5は、横方向に160ドット、縦方向に135ドット毎に、1つのページを6つに分割した領域のうち、ページの左下の領域に対応する。すなわち、領域211−5のX座標の範囲は、1乃至160であり、領域211−5のY座標の範囲は、271乃至405である。
【0145】
領域211−6は、横方向に160ドット、縦方向に135ドット毎に、1つのページを6つに分割した領域のうち、ページの右下の領域に対応する。すなわち、領域211−6のX座標の範囲は、161乃至320であり、領域211−6のY座標の範囲は、271乃至405である。
【0146】
領域211−1乃至211−6のそれぞれは、例えば、フォーカスボタン202−1乃至202−6に加えられた操作に対応して、選択されるか、または選択されない(非選択状態となる)。領域211−1乃至211−6を選択するとき、領域211−1乃至211−6のうちのいずれか1つを選択することができ、領域211−1乃至211−6のうちの2つ以上を同時に選択することはできない。また、領域211−1乃至211−6の全てを非選択状態とすることができる。すなわち、領域211−1乃至211−6について、同時に2つ以上の選択は禁止される。
【0147】
フォーカスボタン202−1は、領域211−1が選択されているか否かを表示し、領域211−1を選択するためのボタンであり、領域211−1の左側に配置される。フォーカスボタン202−1は、領域211−1が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン202−1は、領域211−1が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【0148】
フォーカスボタン202−2は、領域211−2が選択されているか否かを表示し、領域211−2を選択するためのボタンであり、領域211−2の右側に配置される。フォーカスボタン202−2は、領域211−2が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン202−2は、領域211−2が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【0149】
フォーカスボタン202−3は、領域211−3が選択されているか否かを表示し、領域211−3を選択するためのボタンであり、領域211−3の左側に配置される。フォーカスボタン202−3は、領域211−3が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン202−3は、領域211−3が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【0150】
フォーカスボタン202−4は、領域211−4が選択されているか否かを表示し、領域211−4を選択するためのボタンであり、領域211−4の右側に配置される。フォーカスボタン202−4は、領域211−4が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン202−4は、領域211−4が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【0151】
フォーカスボタン202−5は、領域211−5が選択されているか否かを表示し、領域211−5を選択するためのボタンであり、領域211−5の左側に配置される。フォーカスボタン202−5は、領域211−5が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン202−5は、領域211−5が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【0152】
フォーカスボタン202−6は、領域211−6が選択されているか否かを表示し、領域211−6を選択するためのボタンであり、領域211−6の右側に配置される。フォーカスボタン202−6は、領域211−6が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン202−6は、領域211−6が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【0153】
手書きメモプログラムは、タッチパッド2aがストロークされたとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、編集領域106に、ストロークに対し原寸の軌跡を表示する。
【0154】
手書きメモプログラムは、領域211−1乃至211−4のいずれかが選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、選択されている領域211−1乃至211−4のいずれかの対応する座標にデータを設定する。
【0155】
例えば、手書きメモプログラムは、領域211−1が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域211−1の同じ座標にデータを設定する。
【0156】
領域211−1が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、xが設定され、表示の縦方向の座標Yには、yが設定される。
【0157】
手書きメモプログラムは、領域211−1の座標に設定されたデータに、いわゆるストロークデータ化処理を適用して、領域211−1の座標に設定されたデータから、軌跡を表示するために必要なデータのみを抽出する。
【0158】
さらに、手書きメモプログラムは、抽出されたデータに正規化処理を適用して、例えば、設定されている軌跡の太さに対応して軌跡を構成する点の座標に、設定されている軌跡の色のデータを設定する。例えば、軌跡の始点または終点の形状は、正規化処理により、軌跡の太さに対応して、整形される。
【0159】
このように、手書きメモプログラムの正規化により、領域211−1上の軌跡は、より見やすい形状に整形されることになる。
【0160】
従って、図17の左側に示すように、”あ”の文字が手書きで入力された場合、手書きメモプログラムによる、ストロークデータ化処理および正規化の処理により、横方向に1/2で、縦方向に1/2の”あ”の文字が領域211−1に設定されることになる。
【0161】
例えば、手書きメモプログラムは、領域211−2が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域211−2の対応する座標にデータを設定する。
【0162】
より具体的には、領域211−2が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、x+160が設定され、表示の縦方向の座標Yには、yが設定される。
【0163】
手書きメモプログラムは、領域211−2の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域211−2上の軌跡を生成する。
【0164】
例えば、手書きメモプログラムは、領域211−3が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域211−3の対応する座標にデータを設定する。
【0165】
より具体的には、領域211−3が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、xが設定され、表示の縦方向の座標Yには、y+135が設定される。
【0166】
手書きメモプログラムは、領域211−3の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域211−3上の軌跡を生成する。
【0167】
例えば、手書きメモプログラムは、領域211−4が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域211−4の対応する座標にデータを設定する。
【0168】
より具体的には、領域211−4が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、x+160が設定され、表示の縦方向の座標Yには、y+135が設定される。
【0169】
手書きメモプログラムは、領域211−4の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域211−4上の軌跡を生成する。
【0170】
領域211−1乃至211−4の座標に設定されたデータには、ストロークデータ化処理が適用され、さらに正規化の処理が適用され、領域211−1乃至211−4上の軌跡が生成される。
【0171】
手書きメモプログラムは、編集領域106に表示された、ストロークに対し原寸の軌跡に重ねて、編集領域106と重複する領域211−1乃至領域211−4上に生成された軌跡を表示する。
【0172】
すなわち、手書きメモプログラムは、領域211−1に”あ”の文字の軌跡が生成された場合、ストロークに対し原寸の”あ”を編集領域106に表示するとともに、ストロークに対し原寸の”あ”に重ねて、編集領域106と重複する領域211−1に生成された”あ”の文字の軌跡を表示する。
【0173】
手書きメモプログラムは、ストロークデータ化処理により抽出された、軌跡を表示するために必要なデータをFlash ROM53に記憶させる。
【0174】
手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域211−1に設定された軌跡、領域211−2に設定された軌跡、領域211−3に設定された軌跡、および領域211−4に設定された軌跡を表示するとき、領域211−5に設定された軌跡、および領域211−6に設定された軌跡を表示しない。
【0175】
領域211−1、領域211−2、領域211−3、および領域211−4が、編集領域106に表示されているとき、手書きメモプログラムは、領域211−4にスクロールボタン212を表示させる。
【0176】
スクロールボタン212がタップされた場合、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域211−3に設定された軌跡、領域211−4に設定された軌跡、領域211−5に設定された軌跡、および領域211−6に設定された軌跡を表示するとともに、選択されている領域211−1乃至領域211−6のいずれか1つを編集領域106全体に対応するように拡大して、選択されている領域211−1乃至領域211−6のいずれかの軌跡を表示する。
【0177】
例えば、領域211−1が選択されているとき、スクロールボタン212がタップされた場合、図19に示すように、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域211−3に設定された軌跡、領域211−4に設定された軌跡、領域211−5に設定された軌跡、および領域211−6に設定された軌跡を表示するとともに、選択されている領域211−1を編集領域106全体に対応するように拡大して、選択されている領域211−1の軌跡を表示する。
【0178】
手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域211−3に設定された軌跡、領域211−4に設定された軌跡、領域211−5に設定された軌跡、および領域211−6に設定された軌跡を表示するとき、領域211−1に設定された軌跡、および領域211−2に設定された軌跡を表示しない。
【0179】
領域211−3、領域211−4、領域211−5、および領域211−6が、編集領域106に表示されているとき、手書きメモプログラムは、領域211−4にスクロールボタン221を表示させる。
【0180】
スクロールボタン221がタップされた場合、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域211−1に設定された軌跡、領域211−2に設定された軌跡、領域211−3に設定された軌跡、および領域211−4に設定された軌跡を表示するとともに、選択されている領域211−1乃至領域211−6のいずれか1つを編集領域106全体に対応するように拡大して、選択されている領域211−1乃至領域211−6のいずれかの軌跡を表示する。
【0181】
また、例えば、編集領域106に、領域211−3に設定された軌跡、領域211−4に設定された軌跡、領域211−5に設定された軌跡、および領域211−6に設定された軌跡を表示されているとき、フォーカスボタン202−3がタップされた場合、図20に示すように、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域211−3に設定された軌跡、領域211−4に設定された軌跡、領域211−5に設定された軌跡、および領域211−6に設定された軌跡を表示するとともに、領域211−3を選択し、選択されている領域211−3を編集領域106全体に対応するように拡大して、選択されている領域211−3の軌跡を表示するようにしてもよい。
【0182】
例えば、手書きメモプログラムは、領域211−5が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域211−5の対応する座標にデータを設定する。
【0183】
より具体的には、領域211−5が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、xが設定され、表示の縦方向の座標Yには、y+270が設定される。
【0184】
手書きメモプログラムは、領域211−5の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域211−5上の軌跡を生成する。
【0185】
例えば、手書きメモプログラムは、領域211−6が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域211−6の対応する座標にデータを設定する。
【0186】
より具体的には、領域211−6が選択されているとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、x+160が設定され、表示の縦方向の座標Yには、y+270が設定される。
【0187】
手書きメモプログラムは、領域211−6の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域211−6上の軌跡を生成する。
【0188】
横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106を表示している場合における、縮小の処理をより一般的に説明すれば、選択されている領域211−1乃至211−6が、左側からn番目であって、上側からm番目の領域であり、領域211−1乃至211−6の横方向の幅がiドットであり、領域211−1乃至211−6の縦方向の高さがjドットであるとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、x+((n-1)*i)が設定され、表示の縦方向の座標Yには、y+((m-1)*j)が設定される。
【0189】
次に、領域201−1乃至201−4のいずれかを選択する他の方法について説明する。
【0190】
図21に示すように、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域201−1乃至201−4を表示し、領域201−1が選択されているとき、選択されている領域201−1を編集領域106全体に対応するように拡大して、選択されている領域201−1の軌跡を表示する。手書きメモプログラムは、領域201−1の左上にトグルボタン231を表示する。
【0191】
図22は、トグルボタン231による領域201−1乃至201−4のいずれかの選択を説明する図である。
【0192】
領域201−1が選択されているとき、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域201−1乃至201−4を表示し、選択されている領域201−1を編集領域106全体に対応するように拡大して、選択されている領域201−1の軌跡を領域201−1乃至201−4に重ねて表示するとともに、領域201−1の左上にトグルボタン231を表示する。
【0193】
例えば、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域201−1乃至201−4に対応する軌跡である手書き文字”あ”、”い”、”う”、および”え”を表示する。手書きメモプログラムは、選択されている領域201−1を編集領域106全体に対応するように拡大して、領域201−1乃至201−4に重ねて、選択されている領域201−1の軌跡である”あ”を編集領域106全体に大きく表示するとともに、領域201−1の左上にトグルボタン231を表示する。
【0194】
手書きメモリプログラムは、領域201−1の左上のトグルボタン231がタップされたとき、領域201−2を選択する。
【0195】
領域201−2が選択されているとき、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域201−1乃至201−4を表示し、選択されている領域201−2を編集領域106全体に対応するように拡大して、選択されている領域201−2の軌跡を領域201−1乃至201−4に重ねて表示するとともに、領域201−2の右上にトグルボタン231を表示する。
【0196】
例えば、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域201−1乃至201−4に対応する軌跡である手書き文字”あ”、”い”、”う”、および”え”を表示する。手書きメモプログラムは、選択されている領域201−2を編集領域106全体に対応するように拡大して、領域201−1乃至201−4に重ねて、選択されている領域201−2の軌跡である”い”を編集領域106全体に大きく表示するとともに、領域201−2の右上にトグルボタン231を表示する。
【0197】
手書きメモリプログラムは、領域201−2の右上のトグルボタン231がタップされたとき、領域201−3を選択する。
【0198】
領域201−3が選択されているとき、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域201−1乃至201−4を表示し、選択されている領域201−3を編集領域106全体に対応するように拡大して、選択されている領域201−3の軌跡を領域201−1乃至201−4に重ねて表示するとともに、領域201−3の左下にトグルボタン231を表示する。
【0199】
例えば、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域201−1乃至201−4に対応する軌跡である手書き文字”あ”、”い”、”う”、および”え”を表示する。手書きメモプログラムは、選択されている領域201−3を編集領域106全体に対応するように拡大して、領域201−1乃至201−4に重ねて、選択されている領域201−3の軌跡である”う”を編集領域106全体に大きく表示するとともに、領域201−3の左下にトグルボタン231を表示する。
【0200】
手書きメモリプログラムは、領域201−3の左下のトグルボタン231がタップされたとき、領域201−4を選択する。
【0201】
領域201−4が選択されているとき、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域201−1乃至201−4を表示し、選択されている領域201−4を編集領域106全体に対応するように拡大して、選択されている領域201−4の軌跡を領域201−1乃至201−4に重ねて表示するとともに、領域201−4の右下にトグルボタン231を表示する。
【0202】
例えば、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域201−1乃至201−4に対応する軌跡である手書き文字”あ”、”い”、”う”、および”え”を表示する。手書きメモプログラムは、選択されている領域201−4を編集領域106全体に対応するように拡大して、領域201−1乃至201−4に重ねて、選択されている領域201−4の軌跡である”え”を編集領域106全体に大きく表示するとともに、領域201−4の右下にトグルボタン231を表示する。
【0203】
手書きメモリプログラムは、領域201−4の右下のトグルボタン231がタップされたとき、領域201−1乃至201−4の選択を解除する。すなわち、領域201−1乃至201−4は、いずれも選択されない。
【0204】
領域201−1乃至201−4のいずれも選択されていないとき、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域201−1乃至201−4を表示する。領域201−1乃至201−4のいずれも選択されていないとき、手書きメモプログラムは、領域201−1乃至201−4のいずれかの拡大された軌跡を消去する。手書きメモプログラムは、トグルボタン231を消去する。
【0205】
例えば、手書きメモプログラムは、編集領域106に、領域201−1乃至201−4に対応する軌跡である手書き文字”あ”、”い”、”う”、および”え”を表示する。手書きメモプログラムは、編集領域106全体に大きく表示されていた、領域201−4の軌跡である”え”を消去するとともに、領域201−4の右下に表示されていたトグルボタン231を消去する。
【0206】
領域201−1乃至201−4のいずれも選択されていないとき、編集領域106がタップされた場合、手書きメモプログラムは、領域201−1を選択する。
【0207】
図23は、領域201−1乃至201−4のいずれか、または領域211−1乃至211−6を選択するさらに他の方法を説明する状態遷移図である。
【0208】
ノーマル入力モードとは、編集領域106のストロークを、原寸で対応するページに設定するモードをいう。
【0209】
縮小入力モードとは、編集領域106のストロークを、1/2の縮尺で対応するページの所定の領域に設定するモードをいう。
【0210】
なお、縮小入力モードにおける縮尺は、任意に設定することができる。
【0211】
縮小入力がOffである状態では、フォーカスボタン202−1乃至202−6は、非表示とされる。横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106を表示しているとき、スクロールボタン212またはスクロールボタン221は、表示される。
【0212】
横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106を表示しているとき、スクロールボタン212がタップされた場合、領域211−3乃至領域211−6が編集領域106に表示される。横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106を表示しているとき、スクロールボタン221がタップされた場合、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示される。
【0213】
メニューにより、縮小入力Offまたは縮小入力Onのいずれかが選択される。
【0214】
メニューの選択により縮小入力Onとされた状態では、フォーカスボタン202−1乃至202−6は、表示される。メニューの選択により縮小入力Onとされた状態では、領域201−1乃至領域201−4、または領域211−1乃至領域211−6は、いずれも選択されないので、フォーカスボタン202−1乃至202−6は、非アクティブである(Off状態になる)。横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106を表示しているとき、スクロールボタン212またはスクロールボタン221は、表示される。
【0215】
縮小入力Onとされた状態で、横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106を表示しているとき、スクロールボタン212がタップされた場合、領域211−3乃至領域211−6が編集領域106に表示される。横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106を表示しているとき、スクロールボタン221がタップされた場合、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示される。
【0216】
縮小入力Onとされた状態で、アクティブではないフォーカスボタン202−1乃至202−6のいずれかがタップされた場合、タップされたフォーカスボタン202−1乃至202−6のいずれかがアクティブとなり、縮小入力モードに遷移する。
【0217】
より詳細に説明すれば、横方向に320ドット、縦方向に400ドットである編集領域106を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン202−1がタップされた場合、フォーカスボタン202−1がアクティブとなり、領域201−1が選択される。横方向に320ドット、縦方向に400ドットである編集領域106を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン202−2がタップされた場合、フォーカスボタン202−2がアクティブとなり、領域201−2が選択される。
【0218】
横方向に320ドット、縦方向に400ドットである編集領域106を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン202−3がタップされた場合、フォーカスボタン202−3がアクティブとなり、領域201−3が選択される。横方向に320ドット、縦方向に400ドットである編集領域106を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン202−4がタップされた場合、フォーカスボタン202−4がアクティブとなり、領域201−4が選択される。
【0219】
横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン202−1がタップされた場合、フォーカスボタン202−1がアクティブとなり、領域211−1が選択される。横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン202−2がタップされた場合、フォーカスボタン202−2がアクティブとなり、領域211−2が選択される。
【0220】
同様に、横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン202−3乃至202−6のいずれかがタップされた場合、タップされたフォーカスボタン202−3乃至202−6のいずれかがアクティブとなり、対応する領域211−3乃至211−6のいずれかが選択される。
【0221】
縮小入力モードにおいて、スクロールボタン212またはスクロールボタン221は、消去される。
【0222】
縮小入力モードにおいて、アクティブであるフォーカスボタン202−1乃至202−6のいずれかがタップされた場合、ノーマル入力モードに遷移し、領域201−1乃至領域201−4、または領域211−1乃至領域211−6の選択が解除され、フォーカスボタン202−1乃至202−6は、非アクティブとなる。
【0223】
図24は、図23の状態遷移図に対応する、横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106の表示例を示す図である。
【0224】
縮小入力がOffである状態で、フォーカスボタン202−1乃至202−6は、消去され、スクロールボタン212またはスクロールボタン221のいずれかが、表示される。
【0225】
縮小入力がOffである状態で、スクロールボタン212がタップされた場合、領域211−3乃至領域211−6が編集領域106に表示され、スクロールボタン221がタップされた場合、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示される。
【0226】
メニューの選択により、縮小入力Onまたは縮小入力Offのいずれかの状態が選択される。
【0227】
メニューの選択により縮小入力Onとされた状態では、フォーカスボタン202−1乃至202−6は、表示され、非アクティブとされる。縮小入力Onとされた状態においても、スクロールボタン212またはスクロールボタン221のいずれかが、表示される。
【0228】
縮小入力Onとされた状態で、スクロールボタン212がタップされた場合、領域211−3乃至領域211−6が編集領域106に表示され、スクロールボタン221がタップされた場合、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示される。
【0229】
縮小入力Onとされた状態で、アクティブではないフォーカスボタン202−1乃至202−6のいずれかがタップされた場合、タップされたフォーカスボタン202−1乃至202−6のいずれかがアクティブとなり、縮小入力モードに遷移する。アクティブとなったフォーカスボタン202−1乃至202−6のいずれかに対応する、領域211−1乃至211−6が選択される。
【0230】
縮小入力モードにおいて、アクティブであるフォーカスボタン202−1乃至202−6のいずれかがタップされた場合、ノーマル入力モードに遷移し、領域211−1乃至領域211−6の選択が解除され、フォーカスボタン202−1乃至202−6は、非アクティブとなる。
【0231】
図25は、横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106の他の表示例を示す図である。
【0232】
縮小入力がOffである状態で、フォーカスボタン202−1乃至202−6は、消去され、スクロールボタン212またはスクロールボタン221のいずれかが、表示される。
【0233】
縮小入力がOffである状態で、スクロールボタン212がタップされた場合、領域211−3乃至領域211−6が編集領域106に表示され、スクロールボタン221がタップされた場合、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示される。
【0234】
メニューの選択により、縮小入力Onまたは縮小入力Offのいずれかの状態が選択される。
【0235】
メニューの選択により縮小入力Onとされた状態では、フォーカスボタン202−1乃至202−6は、表示され、非アクティブとされる。縮小入力Onとされた状態においては、スクロールボタン212またはスクロールボタン221は、表示されない。
【0236】
縮小入力Onとされた状態で、アクティブではないフォーカスボタン202−1乃至202−6のいずれかがタップされた場合、タップされたフォーカスボタン202−1乃至202−6のいずれかがアクティブとなり、縮小入力モードに遷移する。アクティブとなったフォーカスボタン202−1乃至202−6のいずれかに対応する、領域211−1乃至211−6が選択される。
【0237】
縮小入力モードにおいて、アクティブであるフォーカスボタン202−1乃至202−6のいずれかがタップされた場合、ノーマル入力モードに遷移し、領域211−1乃至領域211−6の選択が解除され、フォーカスボタン202−1乃至202−6は、非アクティブとなる。
【0238】
図26は、横方向に320ドット、縦方向に270ドットである編集領域106のさらに他の表示例を示す図である。
【0239】
縮小入力がOffである状態で、フォーカスボタン202−1乃至202−6は、消去され、スクロールボタン212またはスクロールボタン221のいずれかが、表示される。
【0240】
縮小入力がOffである状態で、スクロールボタン212がタップされた場合、領域211−3乃至領域211−6が編集領域106に表示され、スクロールボタン221がタップされた場合、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示される。
【0241】
メニューの選択により、縮小入力Onまたは縮小入力Offのいずれかの状態が選択される。
【0242】
縮小入力がOffである状態で、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示されているとき、メニューの選択により縮小入力Onとされた場合、領域211−1が選択され、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示され、スクロールボタン212が表示される。
【0243】
縮小入力がOffである状態で、領域211−3乃至領域211−6が編集領域106に表示されているとき、メニューの選択により縮小入力Onとされた場合、領域211−1が選択され、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示され、スクロールボタン212が表示される。
【0244】
縮小入力Onとされた状態においても、スクロールボタン212またはスクロールボタン221のいずれかが、表示される。
【0245】
縮小入力Onとされた状態で、スクロールボタン212がタップされた場合、領域211−3乃至領域211−6が編集領域106に表示され、スクロールボタン221がタップされた場合、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示される。
【0246】
縮小入力がOnである状態で、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示されているとき、メニューの選択により縮小入力Offとされた場合、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示され、スクロールボタン212が表示される。
【0247】
縮小入力がOnである状態で、領域211−3乃至領域211−6が編集領域106に表示されているとき、メニューの選択により縮小入力Offとされた場合、領域211−1乃至領域211−4が編集領域106に表示され、スクロールボタン212が表示される。
【0248】
手書きメモプログラムは、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡を拡大して設定するようにしてもよい。
【0249】
図27は、表示の領域として、横方向に320ドット、縦方向に400ドットである編集領域106を表示している場合の、手書きメモプログラムを実行するPDAによる拡大入力モードの動作を説明する図である。
【0250】
タッチパッド2aの入力の横方向の解像度は、表示の解像度の1/2であり、タッチパッド2aの入力の縦方向の解像度は、表示の解像度の1/2なので、編集領域106における、入力の横方向のドット数は、160ドットとなり、入力の縦方向のドット数は、200ドットとなる。
【0251】
拡大画面は、図27に示すように、領域301−1、領域301−2、領域301−3、および領域301−4からなる。領域301−1乃至領域301−4は、4つ合わせて、1つのページに対応する。領域301−1乃至領域301−4のそれぞれの大きさは、編集領域106の表示領域に対応する。例えば、領域301−1乃至領域301−4のそれぞれは、横方向に320ドット、縦方向に400ドットの領域である。すなわち、この場合、1つのページは、横方向に640ドット、縦方向に800ドットの領域からなる。すなわち、1つのページのX座標の範囲は、1乃至640であり、1つのページのY座標の範囲は、201乃至800である。
【0252】
領域301−1は、1つのページを4つに分割した領域のうち、ページの左上の領域に対応する。領域301−2は、1つのページを4つに分割した領域のうち、ページの右上の領域に対応する。
【0253】
領域301−3は、1つのページを4つに分割した領域のうち、ページの左下の領域に対応する。領域301−4は、1つのページを4つに分割した領域のうち、ページの右下の領域に対応する。
【0254】
手書きメモプログラムは、タッチパッド2aがストロークされたとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、編集領域106に、ストロークに対し原寸の軌跡を表示する。
【0255】
手書きメモプログラムは、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、ページの対応する座標にデータを設定する。
【0256】
例えば、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xには、4*xが設定され、表示の縦方向の座標Yには、4*yが設定される。
【0257】
手書きメモプログラムは、領域301−1乃至301−4からなるページの座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、ページ上の軌跡を生成する。
【0258】
従って、図27の左側に示すように、”あ”の文字が手書きで入力された場合、横方向に2倍で、縦方向に2倍の”あ”の文字が領域301−1乃至301−4に設定されることになる。
【0259】
手書きメモプログラムは、編集領域106に、ストロークに対し原寸の軌跡を表示するとともに、原寸の軌跡に重ねて、例えば、領域301−1に設定された軌跡を表示する。
【0260】
手書きメモプログラムは、領域301−1乃至301−4に設定されたデータからストロークデータ化処理により抽出された、軌跡を表示するために必要なデータをFlash ROM53に記憶させる。
【0261】
次に、ノーマル入力モードにおける、手書きの処理を図28のフローチャートを参照して説明する。
【0262】
ステップS11において、手書きメモプログラムは、タッチパッド2aの信号を基に、ストロークに対応する座標を取得する。ステップS12において、手書きメモプログラムは、ストロークに対応する原寸の軌跡の座標を演算する。
【0263】
より詳細に説明すれば、図5を参照して説明したように、表示部2の表示の横方向の解像度は、タッチパッド2aの入力の横方向の解像度の2倍であり、表示部2の表示の縦方向の解像度は、タッチパッド2aの入力の縦方向の解像度の2倍である。入力の座標(x,y)をそのまま表示の座標(X,Y)に設定すると、1/2の縮尺の座標にストロークに対応するデータが設定されてしまう。
【0264】
そこで、手書きメモプログラムは、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が(x,y)である場合、表示の横方向の座標Xに、2*xを設定し、表示の縦方向の座標Yに、2*yを設定する。
【0265】
例えば、編集領域106の表示領域が、横方向に320ドット、縦方向に400ドットであり、編集領域106のタッチパッド2aの入力領域が、横方向に160ドット、縦方向に200ドットであるとき、手書きメモプログラムは、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が(10,20)である場合、表示の横方向の座標Xとして、2*xを演算し、表示の縦方向の座標Yとして、2*yを演算し、その結果、表示の座標(20,40)を求める。
【0266】
このようにすることで、タッチパッド2aをストロークした位置と、ほぼ同じ位置に手書きの軌跡が設定される。
【0267】
手書きメモプログラムは、演算された、ストロークに対応する原寸の軌跡の座標に、ストロークデータ化処理を適用して、さらに、正規化の処理を適用して、表示のための軌跡を生成する。
【0268】
ステップS13において、手書きメモプログラムは、ステップS12の処理で生成された表示のための軌跡を基に、原寸の手書きの軌跡を表示部2に表示する。
【0269】
ステップS14において、手書きメモプログラムは、ステップS12のストロークデータ化処理により抽出された、軌跡を表示するために必要なデータをFlash ROM53に保存して、ステップS11に戻り、手書きの処理を繰り返す。
【0270】
このように、ノーマル入力モードにおいて、タッチパッド2aをストロークした位置とほぼ同じ位置に軌跡が表示されるように、手書きの軌跡のデータが保存され、手書きの軌跡が表示される。
【0271】
次に、縮小入力モードにおける、手書きの処理を図29のフローチャートを参照して説明する。
【0272】
ステップS31において、手書きメモプログラムは、タッチパッド2aの信号を基に、ストロークに対応する座標を取得する。
【0273】
ステップS32において、手書きメモプログラムは、ストロークに対応する縮小した表示の座標を演算する。
【0274】
例えば、選択されている領域201−1乃至201−4が、左側からn番目であって、上側からm番目の領域であり、領域201−1乃至201−4の横方向の幅がiドットであり、領域201−1乃至201−4の縦方向の高さがjドットであるとき、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、手書きメモプログラムは、表示の横方向の座標Xに、x+((n-1)*i)を設定し、表示の縦方向の座標Yに、y+((m-1)*j)を設定する。
【0275】
例えば、領域201−4が選択されているとき、手書きメモプログラムは、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が(10,20)である場合、表示の横方向の座標Xとして、x+160を演算し、表示の縦方向の座標Yとして、y+200を演算し、その結果、表示の座標(170,220)を求める。
【0276】
手書きメモプログラムは、演算された、ストロークに対応する縮小した表示の座標に、ストロークデータ化処理を適用して、さらに、正規化の処理を適用して、表示のための縮小された軌跡を生成する。
【0277】
ステップS33において、手書きメモプログラムは、ステップS32の処理で算出された表示のための縮小された軌跡を基に、縮小した手書きの軌跡を表示部2にさらに表示する。例えば、手書きメモプログラムは、グレイアウトした、縮小した手書きの軌跡を表示部2にさらに表示する。
【0278】
ステップS34において、手書きメモプログラムは、ステップS31の処理で取得した座標を基に、縮小した手書きの軌跡に重ねて、原寸の手書きの軌跡を表示部2にさらに表示する。
【0279】
手書きメモプログラムは、ステップS31の処理で取得した座標から、ストロークに対応する原寸の軌跡の座標を演算し、演算された、ストロークに対応する原寸の軌跡の座標に、ストロークデータ化処理を適用する。手書きメモプログラムは、さらに、正規化の処理を適用して、原寸の表示のための軌跡を生成する。手書きメモプログラムは、このように生成された、原寸の表示のための軌跡を縮小した手書きの軌跡に重ねて表示部2にさらに表示する。
【0280】
ステップS35において、手書きメモプログラムは、ステップS32のストロークデータ化の処理により得られたデータをFlash ROM53に保存して、ステップS31に戻り、手書きの処理を繰り返す。
【0281】
このように、ストロークが縮小されて、軌跡として保存され、縮小された軌跡が表示され、縮小された軌跡に重ねて原寸の軌跡が表示されるので、手書きメモプログラムを実行するPDAにおいては、使用者は、より容易に、より細かい軌跡を入力することができるようになる。
【0282】
次に、拡大入力モードにおける、手書きの処理を図30のフローチャートを参照して説明する。
【0283】
ステップS51において、手書きメモプログラムは、タッチパッド2aの信号を基に、ストロークに対応する座標を取得する。
【0284】
ステップS52において、手書きメモプログラムは、ストロークに対応する拡大した表示の座標を演算する。
【0285】
例えば、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、(x,y)である場合、手書きメモプログラムは、表示の横方向の座標Xとして、4*xを演算し、表示の縦方向の座標Yとして、4*yを演算し、表示の座標(4*x,4*y)を求める。
【0286】
例えば、手書きメモプログラムは、タッチパッド2aのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が(10,20)である場合、表示の座標(40,80)を求める。
【0287】
手書きメモプログラムは、演算された、ストロークに対応する拡大した表示の座標に、ストロークデータ化処理を適用して、さらに、正規化の処理を適用して、表示のための拡大された軌跡を生成する。
【0288】
ステップS53において、手書きメモプログラムは、ステップS52の処理で生成された、拡大した手書きの軌跡を表示部2にさらに表示する。
【0289】
ステップS54において、手書きメモプログラムは、拡大した手書きの軌跡に重ねて、原寸の手書きの軌跡を表示部2にさらに表示する。
【0290】
ステップS55において、手書きメモプログラムは、ステップS52のストロークデータ化の処理により得られたデータをFlash ROM53に保存して、ステップS51に戻り、手書きの処理を繰り返す。
【0291】
このように、ストロークが拡大されて、軌跡として保存され、拡大された軌跡が表示され、拡大された軌跡に重ねて原寸の軌跡が表示されるので、手書きメモプログラムを実行するPDAにおいては、使用者は、より容易に、より大きな軌跡を入力することができるようになる。
【0292】
以上のように、ストロークの原寸の軌跡を表示するようにした場合には、軌跡を認識させることができる。
【0293】
また、入力手段へのストロークによる入力があった場合、第1の大きさの領域に、ストロークに対して原寸の第1の軌跡の表示を制御し、第1の大きさの領域に対する第2の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、所定の正規化により、第1の軌跡の大きさを変更した第2の軌跡を生成し、第1の軌跡の表示と同時に、第1の大きさの領域と重複する第2の大きさの領域に、第1の軌跡に重ねて、第2の軌跡を表示するように表示を制御するようにした場合には、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【0294】
次に、縮小入力モードにおける表示の処理を図31のフローチャートを参照して説明する。
【0295】
ステップS71において、手書きメモプログラムは、Flash ROM53に記憶されている、所定のページのデータを読み出し、ページの軌跡を表示部2に原寸で表示する。ここで言う原寸は、データに対して原寸であるという意味である。
【0296】
ステップS72において、手書きメモプログラムは、フォーカスボタン202−1乃至202−4などの状態を基に、領域201−1乃至201−4のいずれかが選択されているか否かを判定する。
【0297】
ステップS72において、領域201−1乃至201−4のいずれかが選択されていると判定された場合、ステップS73に進み、手書きメモプログラムは、選択されている領域201−1乃至201−4のいずれかの軌跡を基に、拡大した軌跡を生成する。例えば、手書きメモプログラムは、選択されている領域201−1乃至201−4のいずれかの軌跡を2倍に拡大した軌跡を生成する。
【0298】
ステップS74において、手書きメモプログラムは、表示部2に、ステップS73の処理で生成した拡大した軌跡を、原寸の軌跡に重ねて表示し、処理は終了する。
【0299】
ステップS72において、領域201−1乃至201−4のいずれも選択されていないと判定された場合、拡大した軌跡を表示する必要はないので、原寸の軌跡のみを表示して、処理は終了する。
【0300】
このように、本発明に係るPDAは、ページの軌跡を原寸で表示すると共に、これに重ねて、選択されている領域の軌跡を拡大して表示するので、限られた表示領域内であっても、使用者は、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識することができる。
【0301】
次に、拡大入力モードにおける表示の処理を図32のフローチャートを参照して説明する。
【0302】
ステップS91において、手書きメモプログラムは、Flash ROM53に記憶されている、所定のページのデータを読み出し、ページの軌跡を表示部2に原寸で表示する。ここで言う原寸は、データに対して原寸であるという意味である。
【0303】
ステップS92において、手書きメモプログラムは、ページと編集領域106の大きさの比率から、ページの軌跡を縮小した軌跡を生成する。例えば、手書きメモプログラムは、ページの軌跡を1/2に縮小した軌跡を生成する。
【0304】
ステップS93において、手書きメモプログラムは、表示部2に、ステップS92の処理で生成した縮小した軌跡を、原寸の軌跡に重ねて表示し、処理は終了する。
【0305】
このように、本発明に係るPDAは、ページの軌跡を原寸で表示すると共に、これに重ねて、ページの軌跡を縮小して表示するので、限られた表示領域内であっても、使用者は、全体の内容を認識するとともに、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識することができる。
【0306】
なお、PDAは、ページの軌跡を原寸で表示すると共に、これに重ねて、所定の軌跡を縮小または拡大して表示すると説明したが、手書き入力された軌跡に限らず、任意の画像について、原寸で表示すると共に、これに重ねて、画像を縮小または拡大して表示するようにすることができる。
【0307】
以上のように、画像を原寸で表示するようにした場合には、画像を認識させることができる。
【0308】
また、第1の大きさの領域に配置されている第1の画像の表示を制御し、第1の大きさの領域に対する、第1の大きさの領域の一部である第2の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第2の大きさの領域に配置されている第1の画像の一部の大きさを変更した第2の画像を生成し、第1の画像に重ねて、第2の画像を表示するように表示を制御するようにした場合には、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【0309】
また、第1の大きさの領域に配置されている第1の画像の表示を制御し、第1の大きさの領域に対する、第1の大きさの領域を含む第2の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第2の大きさの領域に配置されている、第1の画像を含む第2の画像の大きさを変更した第3の画像を生成し、第1の画像に重ねて、第3の画像を表示するように表示を制御するようにした場合には、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【0310】
なお、本発明は、PDAに限らず、携帯電話機、またはパーソナルコンピュータなどの情報処理装置または携帯端末装置にも適用できる。
【0311】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0312】
この記録媒体は、図4に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク81(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク82(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク83(MD(Mini-Disc)(商標)を含む)、若しくはメモリカード11などの半導体メモリなどよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているFlash ROM53や、図示せぬハードディスクなどで構成される。
【0313】
なお、上述した一連の処理を実行させるプログラムは、必要に応じてルータ、モデムなどのインターフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を介してコンピュータにインストールされるようにしてもよい。
【0314】
また、本明細書において、記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0315】
【発明の効果】
以上のように、第1の本発明によれば、ストロークによる入力された軌跡を認識させることができる。
【0316】
また、第1の本発明によれば、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【0317】
第2の本発明によれば、画像を認識させることができる。
【0318】
また、第2の本発明によれば、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【0319】
第3の本発明によれば、画像を認識させることができる。
【0320】
また、第3の本発明によれば、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 PDAの正面図である。
【図2】 PDAの左側の側面図である。
【図3】 PDAの上面図である。
【図4】 PDAの電気的構成例を示すブロック図である。
【図5】表示部2の表示の解像度、およびタッチパッド2aの入力の解像度を説明する図である。
【図6】手書きメモプログラムにより表示されるデータの構造を示す図である。
【図7】新規のノートを開いた手書きメモプログラムを実行するPDAの表示部2に表示される画像の例を示す図である。
【図8】各領域の範囲の例を示す図である。
【図9】各領域の範囲の例を示す図である。
【図10】表示部2に表示される手書きメモの例を示す図である。
【図11】ノートのリストを表示させたとき、手書きメモプログラムを実行するPDAの表示部2に表示される画像の例を示す図である。
【図12】グラフティエリア107を消去したとき、手書きメモプログラムを実行するPDAに手書きメモを入力する場合の、表示部2に表示される画像の例を示す図である。
【図13】グラフティエリア107を消去したとき、ノートのリストを表示させる場合の、手書きメモプログラムを実行するPDAの表示部2に表示される画像を示す図である。
【図14】グラフティエリア107がスクリーン印刷により設けられているときの、各領域の範囲の例を示す図である。
【図15】手書きメモプログラムを実行するPDAの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【図16】縮小画面の構成を示す図である。
【図17】手書きメモプログラムを実行するPDAの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【図18】縮小画面の構成を示す図である。
【図19】手書きメモプログラムを実行するPDAの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【図20】手書きメモプログラムを実行するPDAの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【図21】領域201−1乃至201−4のいずれかを選択する他の方法について説明する図である。
【図22】領域201−1乃至201−4のいずれかを選択する他の方法について説明する図である。
【図23】領域201−1乃至201−4のいずれか、または領域211−1乃至211−6を選択するさらに他の方法を説明する状態遷移図である。
【図24】領域211−1乃至211−6のいずれか選択する方法を説明する図である。
【図25】領域211−1乃至211−6のいずれか選択する他の方法を説明する図である。
【図26】領域211−1乃至211−6のいずれか選択するさらに他の方法を説明する図である。
【図27】手書きメモプログラムを実行するPDAによる拡大入力モードの動作を説明する図である。
【図28】ノーマル入力モードにおける、手書きの処理を説明するフローチャートである。
【図29】縮小入力モードにおける、手書きの処理を説明するフローチャートである。
【図30】拡大入力モードにおける、手書きの処理を説明するフローチャートである。
【図31】縮小入力モードにおける、表示の処理を説明するフローチャートである。
【図32】拡大入力モードにおける、表示の処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
2 表示部, 2a タッチパッド, 11 メモリカード, 51 CPU,53 Flash ROM, 54 EDO DRAM, 81 磁気ディスク, 82 光ディスク, 83 光磁気ディスク, 106 編集領域, 201−1乃至201−4 領域, 202−1乃至202−6 フォーカスボタン, 211−1乃至211−6 領域, 212 スクロールボタン, 221 スクロールボタン, 231 トグルボタン, 301−1乃至301−4 領域

Claims (3)

  1. 第1の大きさの領域に配置されている第1の手書き文字の表示を制御する第1の表示制御手段と、
    前記第1の手書き文字が入力されたとき、前記第1の大きさの領域に対する、前記第1の大きさの領域を等分割してなる第2の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、前記第1の手書き文字の大きさを縮小した第2の手書き文字を生成する生成手段と、
    前記第1の手書き文字と、前記第2の手書き文字を同一画面に表示するように表示を制御する第2の表示制御手段と
    を備え
    それぞれの前記第2の大きさの領域には、領域の選択状態または非選択状態を選択するときに操作されるフォーカスボタンが表示され、
    前記第2の表示制御手段は、前記第1の手書き文字が入力されたとき、前記第1の大きさの領域における前記第1の手書き文字の座標に対応する、前記フォーカスボタンが操作されることによって選択状態が選択されている1つの前記第2の大きさの領域の座標に、前記第2の手書き文字を表示させる
    携帯情報処理装置。
  2. 第1の大きさの領域に配置されている第1の手書き文字の表示を制御する第1の表示制御ステップと、
    前記第1の手書き文字が入力されたとき、前記第1の大きさの領域に対する、前記第1の大きさの領域を等分割してなる第2の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、前記第1の手書き文字の大きさを縮小した第2の手書き文字を生成する生成ステップと、
    前記第1の手書き文字と、前記第2の手書き文字を同一画面に表示するように表示を制御する第2の表示制御ステップと
    を含み、
    それぞれの前記第2の大きさの領域には、領域の選択状態または非選択状態を選択するときに操作されるフォーカスボタンが表示され、
    前記第2の表示制御ステップの処理においては、前記第1の手書き文字が入力されたとき、前記第1の大きさの領域における前記第1の手書き文字の座標に対応する、前記フォーカスボタンが操作されることによって選択状態が選択されている1つの前記第2の大きさの領域の座標に、前記第2の手書き文字を表示させることが行われる
    情報処理方法。
  3. 画像を表示する表示手段を備える携帯情報処理装置を制御するコンピュータに、
    第1の大きさの領域に配置されている第1の手書き文字の表示を制御する第1の表示制御ステップと、
    前記第1の手書き文字が入力されたとき、前記第1の大きさの領域に対する、前記第1の大きさの領域を等分割してなる第2の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、前記第1の手書き文字の大きさを縮小した第2の手書き文字を生成する生成ステップと、
    前記第1の手書き文字と、前記第2の手書き文字を同一画面に表示するように表示を制御する第2の表示制御ステップと
    を含み、
    それぞれの前記第2の大きさの領域には、領域の選択状態または非選択状態を選択するときに操作されるフォーカスボタンが表示され、
    前記第2の表示制御ステップの処理においては、前記第1の手書き文字が入力されたとき、前記第1の大きさの領域における前記第1の手書き文字の座標に対応する、前記フォーカスボタンが操作されることによって選択状態が選択されている1つの前記第2の大きさの領域の座標に、前記第2の手書き文字を表示させることが行われる
    処理を実行させるプログラム
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