JPH05282091A - 任意サイズ文字の入力装置 - Google Patents

任意サイズ文字の入力装置

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JPH05282091A
JPH05282091A JP8064792A JP8064792A JPH05282091A JP H05282091 A JPH05282091 A JP H05282091A JP 8064792 A JP8064792 A JP 8064792A JP 8064792 A JP8064792 A JP 8064792A JP H05282091 A JPH05282091 A JP H05282091A
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JP
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JP8064792A
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English (en)
Inventor
Kaoru Ishii
薫 石井
Kazuo Kobayashi
和男 小林
Hidekazu Mori
英一 森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 表示画面上に、筆記時の伏線となる複数の筆
画ガイド(13a,b,c,d)を描画し、筆画ガイド
の位置並びに座標データに基づいて入力文字の表示サイ
ズ並びに表示位置を決定するための文字表示サイズ判定
部18、文字表示位置判定部19と、指定された文字サ
イズのフォントを表示部へ送るための文字フォント生成
部22とを具備する。使用者の筆画した文字の大きさ・
位置を自動的に判断し、対応する文字フォントを表示で
きるように構成される。 【効果】 所望する文字程度の大きさで筆画するだけ
で、任意サイズ(2倍、3倍等)文字を簡単に入力でき
る。筆記時に入力エリアを意識する必要がなく操作時の
心理的負担が軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手書き文字認識機能
を具備する任意サイズ文字の入力装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば、ソニー(株)から発売さ
れている製品「PalmTop」の中で用いられている
文字入力用プレート並びに文字サイズ変更用ボードの構
成図であり、図において、1は表示画面、2は文字入力
用プレート、3は書込用ボタン、4は認識用ボタン、5
は編集用ボタン、6はカーソル、7cは筆画文字
「う」、8は筆画用ペン、9cは認識直後の表示文字
「う」、10cは書込終了後の表示文字「う」、30は
文字サイズ変更用ボード、31は文字サイズ「大」ボタ
ン、32は文字サイズ「中」ボタン、33は文字サイズ
「小」ボタン、34は文字サイズ変更用ボードからの復
帰用ボタン、41は文字サイズ変更ボタン、42は文字
記入枠である。
【0003】これらの図は、表示画面1上に描画されて
いる。この画面上には入力座標位置を検出するために、
透明なタブレットが一体装着されている。文字入力用プ
レート2内には、使用者が文字を記入するための文字記
入枠42が複数個(図では4個)描かれ、また文字記入
枠42内に筆記された文字の認識を開始するための認識
用ボタン4と、認識された文字を修正するための編集用
ボタン5と、活字となった文字を所定の場所へ書き込む
ための書込用ボタン3が描かれている。文字サイズ変更
用ボード30内には、文字の表示サイズを変更するため
の文字サイズボタン「大」「中」「小」31,32,3
3が描かれ、また文字サイズ変更用ボード30から文字
入力用プレート2へ復帰するための復帰ボタン34が描
かれている。
【0004】次に、動作について説明する。図8におい
て、文字入力用プレート2は使用者が文字を記入する時
に筆記用ペン8の先端で文字入力用プレートに対応する
アイコンを押すことにより表示画面1に表示される。1
つの文字記入枠42内に1文字を枠からはみださないよ
うに筆画する。文字を書き、認識用ボタン4を押すとそ
れまでに筆画された文字は認識され表示部に表示されカ
ーソル6が移動する。図では「い」が表示されている。
この後、文字「う」を2倍角の大きさで入力する場合、
まず文字「う」7cを筆画して認識用ボタンを押し文字
認識を行なう。次に文字サイズ変更ボタン41を押すと
文字サイズ変更用ボード30が表示される。そこで文字
サイズ「大」ボタン31を押して復帰用ボタン34を押
すと、また文字入力用プレートが表示される。このとき
文字記入枠内に表示されているのは認識直後の表示文字
「う」9cである。さらに書込用ボタン3を押すと認識
直後の表示文字「う」9cが現在のカーソル位置に2倍
角の大きさで表示される。10cまたカーソルが1つ右
に移動する。
【0005】要するに、2倍角文字を入力する時にはま
ず通常サイズの文字を書いて認識させ、その後に文字サ
イズをタブレット上で指定することが必要であった。も
しくはあらかじめ文字サイズをタブレット上で指定して
おいてから通常サイズの文字を書いて認識させることが
必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の文字入力用プレ
ートは以上のように構成されているので、使用者は、通
常サイズでない文字例えば2倍角の文字を入力するとき
に、その度毎に文字サイズを指定しなければならず入力
に時間がかかり操作が複雑という問題点があった。
【0007】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、使用者が通常サイズでない文字
例えば2倍角の文字を入力するときに、その度毎に文字
サイズを指定する必要がなく、動作に違和感のない簡単
な入力が行えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の任意サイズ文
字の入力装置は、タブレットと、前記タブレット上で押
下される点の座標を検出する座標検出部と、前記座標検
出部により得られる座標データより入力文字を認識する
文字認識部と、前記タブレットと一体装着して文字・図
形などを描画する表示部と、前記文字認識部並びに表示
部を制御する制御部とを備えた情報処理端末において、
前記表示部上に描画されて、入力する文字を直接書くた
めの文字入力用プレート並びに文字入力枠と、前記文字
入力枠内に描画され筆記時の伏線となる複数の筆画ガイ
ドと、前記筆画ガイドの位置並びに前記座標検出部によ
り得られる座標データに基づき入力文字の大きさを算出
し入力文字の表示サイズを決定する文字表示サイズ判定
部と、前記筆画ガイドの位置並びに前記座標検出部によ
り得られる座標データに基づき各筆画ガイド間のエリア
に占める文字ストロークの割合を算出し入力文字の表示
位置を決定する文字表示位置判定部とを備えたものであ
る。
【0009】請求項2の任意サイズ文字の入力装置は、
タブレットと、前記タブレット上で押下される点の座標
を検出する座標検出部と、前記座標検出部により得られ
る座標データより入力文字を認識する文字認識部と、前
記タブレットと一体装着して文字・図形などを描画する
表示部と、前記文字認識部並びに表示部を制御する制御
部とを備えた情報処理端末において、前記表示部全面に
描画されて筆記時の伏線となる複数の筆画ガイドと、前
記筆画ガイドの位置並びに前記座標検出部により得られ
る座標データに基づき入力文字の大きさを算出し入力文
字の表示サイズを決定する文字表示サイズ判定部と、前
記筆画ガイドの位置並びに前記座標検出部により得られ
る座標データ並びに前記文字表示サイズ判定部により得
られる入力文字の表示サイズに基づき各筆画ガイド間の
エリアに占める文字ストロークの割合を算出し入力文字
の表示位置を決定する文字表示位置判定部と、前記文字
サイズ判定部により得られた文字サイズで表示部へ文字
フォントを送る文字フォント生成部とを備えたものであ
る。
【0010】
【作用】この発明における任意サイズ文字の入力装置
は、所望する文字程度の大きさで筆画するだけで、任意
サイズ(2倍、3倍、4倍等)文字を自然に入力するこ
とが可能となる。
【0011】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は表示画面、2は文字入力用プ
レート、3は書込用ボタン、4は認識用ボタン、5は編
集用ボタン、6はカーソル、7aは筆画文字「あ」、7
bは筆画文字「う」、8は筆画用ペン、9aは認識直後
の表示文字「あ」、9bは認識直後の表示文字「う」、
10aは書込終了後の表示文字「あ」、10bは書込終
了後の表示文字「う」、11は文字入力枠、12は筆画
ガイド間隔、13aは筆画ガイドa、13bは筆画ガイ
ドb、13cは筆画ガイドc、13dは筆画ガイドd、
14はレイアウト変更ボタンである。
【0012】図1は、本発明の一実施例を示す動作概略
図であり、これらの画面は図6の全体ブロック図の表示
部21により表示画面1上に描画されている。この画面
上には入力座標位置を検出するために、透明なタブレッ
ト23が一体装着されている。文字入力用プレート2内
には、使用者が文字を記入するための場所として、文字
入力枠11が描かれている。文字入力枠11内には、棒
状の筆画ガイド13a,b,c,dが描かれている。こ
の筆画ガイド13a,b,c,dは使用者がこれに沿っ
て筆画を行うために設けられている。また、文字入力枠
11内に書かれた文字の認識を開始するための認識用ボ
タン4と、認識された文字を修正するための編集用ボタ
ン5と、活字となった文字を所定の場所へ書き込むため
の書込用ボタン3と、文字入力枠11並びに筆画ガイド
13a,b,c,dの形状・配置を変更するためのレイ
アウト変更手段14が描かれている。
【0013】次に動作について説明する。使用者は表示
画面1上に描画された種々のエリアに筆画用ペン8を用
いてタッチすることにより種々の操作を行うが、その押
下点の座標は図6に示すようにタブレット23を通じて
座標検出部16により算出されその座標情報は文字認識
部17並びに文字表示サイズ判定部18、文字表示位置
判定部19などに通知される。文字認識部17では、制
御部20の命令により、座標データを基に文字認識を行
い、結果を制御部20に通知する。表示部21は、制御
部20の命令により、文字表示サイズ判定部18、文字
表示位置判定部19に対して文字表示サイズ、文字表示
位置の算出を依頼し、その結果を文字フォント生成部2
2に通知し、所望する文字フォントを得て表示する。
【0014】以下、使用者が通常サイズの文字並びに2
倍角サイズの文字を入力するときの動作について説明す
る。図1において、文字入力用プレート2は使用者が文
字を記入する時に筆記用ペン8の先端で文字入力用プレ
ートに対応するアイコンを押すことにより表示画面1上
に表示される。使用者は文字入力枠11内に文字を記入
するが、この文字入力枠11内には筆画ガイド13a,
b,c,dが描かれており、この筆画ガイドに沿って筆
画する。この筆画ガイド13a,b,c,dは横線であ
るが、通常の筆記帳の罫線と似た機能を有する。すなわ
ち、連続して筆画する時には文字入力枠11内に何もな
いところに筆画するよりも、何か伏線となるものがあっ
た方が筆画しやすく、筆画ガイド13a,b,c,dは
筆画時の伏線の役目を果たす。使用者は、文字入力枠1
1内にある筆画ガイド13a,b,c,dに沿って、1
文字ずつ記入すればよい。文字の切り出しにおいては、
文字と文字との間を少し開けて記入するとか、1文字記
入した後に少し時間をあけてから次の文字を記入するな
どを考慮すれば文字認識動作に及ぼす影響はない。文字
を書き、認識用ボタン4を押すと、それまでに記入され
た文字は認識され表示される。
【0015】次に書込用ボタン3を押すと、活字文字が
現在のカーソル位置へ表示される。図では文字「い」が
通常サイズで表示されており、カーソル6がその右に表
示されている。編集用ボタン5は認識され活字となった
文字に対して行なう種々の操作、例えば「平仮名で書い
た文字を漢字に変換」、「文字削除」、「誤認識時の候
補文字選択」、「直前の操作の取り消し」などを行な
う。レイアウト変更用ボタン14は文字入力枠11の大
きさ、筆画ガイド13a,b,c,dの本数などを変更
することで文字入力用プレート2の構成を変更する。こ
の後、2倍角サイズ文字「あ」、通常サイズ文字「う」
を入力する場合、まず文字「あ」7aを図に示した程度
の大きさで筆画する。すなわち、2倍角サイズの文字を
入力したいので、およそ筆画ガイドaと筆画ガイドcと
の間に文字を筆画する。3倍角サイズの文字を入力する
ときには、例えばおよそ筆画ガイドaと筆画ガイドdと
の間に文字を筆画する。同様にして「う」をおよそ筆画
ガイドbと筆画ガイドcとの間に筆画する。そして認識
用ボタン4を押すと文字認識部17により文字認識を行
い各々の文字「あ」「う」が認識される。これと平行し
て、もしくはこの後に文字表示サイズ判定部18、文字
表示位置判定部19が文字表示サイズ、文字表示位置を
算出する。さらに、図2,3,4を用いて文字表示サイ
ズ判定部18、文字表示位置判定部19の処理について
説明する。図2において座標軸を横軸にx、縦軸にyと
とり、筆画ガイド間エリアa,b,c,dそれぞれの領
域を次のように定義する(筆画ガイドのx方向長をMと
する)。筆画ガイド間エリアa:(0,0),(M,
L)を左上、右下とする長方形15a、筆画ガイド間エ
リアb:(0,L),(M,2L)を左上、右下とする
長方形15b、筆画ガイド間エリアc:(0,2L),
(M,3L)を左上、右下とする長方形15c、筆画ガ
イド間エリアd:(0,3L),(M,4L)を左上、
右下とする長方形15d、筆記動作中に座標データが逐
次座標検出部16から送られてくるので、Y座標の最大
・最小値を常に求めておく。筆画文字「あ」7aは3ス
トローク(1−>2,3−>4,5−>6)であり、2
ストローク目の始点3が最小値、3ストローク目の終点
6が最大値である。Y座標の(最大値−最小値)をFR
AMEとする。FRAMEとLとの比を算出し、図3の
拡大率テーブルを用いて文字表示サイズを決定する。文
字「あ」の場合はFRAME/Lが約2.3となりこの
テーブルから拡大率は2となる。つまりY方向の(最大
値−最小値)が1.5Lから2.5Lの間にあるとき、
拡大率は2となる。筆画ガイドエリアを3行にわたって
筆記したときにはFRAME/Lの値が3.0付近とな
るので拡大率は3となる。以上が文字表示サイズ判定部
18の処理内容である。簡単にまとめると、文字表示サ
イズ判定部18では、複数の筆画ガイド13a,b,
c,d間の位置関係と入力座標データに基づいて、筆画
ガイド間隔12に対する入力文字の大きさの比率(FR
AME/L)を算出し、拡大率テーブル(図3)を参照
して文字の表示サイズ(=拡大率)を決定する。
【0016】さらに、文字表示サイズ判定部18では、
筆画ガイドが存在することにより筆記者の所望する対応
サイズに相当する大きさの文字を確実に書くことが可能
となっている。例えば、5倍または6倍の文字を入力し
たい時には、それぞれ、筆画ガイド間エリアを5つある
いは6つにまたがって筆画すれば確実に入力が行える。
筆画ガイドが存在しない時には2倍あるいは3倍の文字
は別として、5倍あるいは6倍の文字を確実に入力する
ことはできない。
【0017】座標データが逐次座標検出部16から送ら
れてくる最中に、同時にまた文字表示位置判定部19に
おいて、この座標データがどの筆画ガイド間エリアに属
するのかを座標値より識別し、図4に示すように筆画ガ
イド間エリア毎の累積頻度分布を作成する。筆画文字
「あ」7aは3ストローク(1−>2,3−>4,5−
>6)でありこれに対する累積頻度分布は図4(a)の
ようになる。エリアaとエリアdの頻度が小さく、エリ
アbとエリアcの頻度が比較的大きいがいずれも全体に
占める割合が50%以下で接近している。これは文字
「あ」7aをおよそ筆画ガイドaと筆画ガイドcとの間
に筆画したためである。この累積頻度分布図(図4)に
おいてあるしきい値(TH)以上の頻度であるエリアを
調べる。例えばTH=15等に設定すると、エリアbと
エリアcが該当する。文字表示サイズ判定部18の結果
より拡大率が2とわかっているので、エリアbとエリア
cの2行にわたって2倍角サイズ文字を入力したものと
判断できる。この情報を表示部21に通知し、表示部2
1は文字フォント生成部22から2倍角サイズの文字フ
ォント「あ」を得てこれをエリアbとエリアcの2行に
わたって表示する。こうして認識直後の表示文字「あ」
9aが表示される。表示位置のx座標はx方向の最大並
びに最小となる点の中点座標を基に決定できる。
【0018】同様の処理を筆記文字「う」7bの座標デ
ータに対して行なう。この場合、FRAME/Lの値は
約1.2となり図3の拡大率テーブルより拡大率は1
に、また累積頻度分布図(図4(b))よりエリアcに
筆画されたと判断し、その結果認識直後の表示文字
「う」9bが表示される。
【0019】さらに書込用ボタン3を押すと、認識直後
の表示文字「あ」「う」9a,9bが現在のカーソル位
置に表示され10a,10bカーソル6が移動する。
【0020】図1と図8とを比較すると、図1では認識
用ボタン4と書込用ボタン3の2つのボタンしか使用し
ておらず、また文字サイズを直接指定することなく文字
を入力できる。このため、動作に違和感のない簡単な入
力が行える。
【0021】以上、使用者が通常サイズの文字並びに2
倍角サイズの文字を入力するときの動作について説明し
たが、文字表示サイズ判定部18、文字表示位置判定部
19の処理においてさらに詳細説明する。
【0022】使用者が図5のように通常サイズの文字
「い」と2倍角サイズの文字「み」を筆記するときを考
える。このとき文字「い」の拡大率は1であり、累積頻
度分布図からエリアbとエリアcに筆画されたと判断す
る。拡大率が1であることからエリアbかエリアcのど
ちらかに通常のサイズ文字を表示することになるが、こ
のエリアの選択方法を以下のようにする。文字表示サイ
ズ判定部18により拡大率Nを算出し、文字表示位置判
定部19において、最大累積頻度となるエリアを含み累
積頻度の大きいエリアから順にN個選択する。ただし選
択した結果、エリアがN個連続しなかった場合は途中の
不連続となったエリアを無条件に選択してもう一度やり
直す。つまり、表示する位置の基準点のY座標は、Y方
向のストローク分布と、文字表示サイズ判定部18によ
り算出された拡大率Nとを用いて上記のアルゴリズムに
て算出される。こうして最終的にN個のエリアが選択さ
れる。図5においては文字「い」はエリアcに表示され
る。文字「み」の場合は、拡大率が2でありエリアbと
エリアcとに表示される。このように、複数の筆画エリ
アにまたがって筆記された場合でも、文字表示サイズ判
定部18、文字表示位置判定部19により、使用者の所
望する文字を入力することができる。
【0023】実施例2.なお、上記実施例では、表示画
面1上に文字入力用プレート2が描画され、その文字入
力用プレート内に文字入力枠11が描画され、さらにそ
の文字入力枠内に筆画ガイド13a,b,c,dが描画
されている。そのため、文字入力用エリアと表示エリア
とが分離している。しかし、本発明は、文字入力用エリ
アと表示エリアとが一致している場合でも同様に適用で
きる。以下この場合について説明する。
【0024】図7に表示画面1と文字入力用プレート2
とが一致する場合の画面構成を示す。これは、紙の筆記
帳のようなイメージである。現在文字「い」が表示され
ており、使用者が2倍角サイズ文字「あ」、通常サイズ
文字「う」を入力するときを考える。使用者は、筆画ガ
イド13a,b,c,dをまるで筆記帳の罫線のような
感覚で扱い、直接文字を筆記する。7a,7bそして、
認識用ボタン5を押す。すると、文字認識部17、文字
表示サイズ判定部18、文字表示位置判定部19によ
り、表示文字、表示文字サイズ、表示文字位置が決定さ
れ、表示部21が表示を行なう。(文字10a,10
b)これは、図1において認識直後の表示文字と書込終
了後の表示文字が一致したものと考えられる。このよう
に構成することにより、実際の筆記帳に書くような感覚
で、しかも簡単な操作で種々のサイズの文字を入力する
ことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、筆画
ガイドと文字表示サイズ判定部と文字表示位置判定部と
文字フォント生成部とを設け、使用者の筆画した文字の
大きさ・位置を自動的に判断し、対応する文字フォント
を表示できるように構成したので、使用者は、所望する
文字程度の大きさで筆画するだけで、任意サイズ(2
倍、3倍、4倍等)文字を簡単にかつ確実に入力でき
る。また、筆記時に入力エリアを意識する必要がないた
め、操作時の心理的負担が軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による任意サイズ文字の入
力装置の動作概略図である。
【図2】この発明の一実施例による任意サイズ文字の入
力装置の原理概略図である。
【図3】この発明の一実施例による任意サイズ文字の入
力装置における表示文字サイズ判定部の参照する拡大率
テーブルの概略図である。
【図4】この発明の一実施例による任意サイズ文字の入
力装置における表示文字位置判定部の作成する累積頻度
分布の概略図である。
【図5】この発明の一実施例による任意サイズ文字の入
力装置の補足原理概略図である。
【図6】この発明の一実施例による任意サイズ文字の入
力装置を具備する端末の一構成方法を示す全体ブロック
図である。
【図7】この発明の他の実施例による任意サイズ文字の
入力装置を示す原理概略図である。
【図8】従来の任意サイズ文字の入力装置を示す原理概
略図である。
【符号の説明】
1 表示画面 2 文字入力用プレート 3 書込用ボタン 4 認識用ボタン 5 編集用ボタン 6 カーソル 7a 筆画文字「あ」 7b 筆画文字「う」 7c 筆画文字「う」 8 筆画用ペン 9a 認識直後の表示文字「あ」 9b 認識直後の表示文字「う」 9c 認識直後の表示文字「う」 10a 書込終了後の表示文字「あ」 10b 書込終了後の表示文字「う」 10c 書込終了後の表示文字「う」 11 文字入力枠 12 筆画ガイド間隔 13a 筆画ガイドa 13b 筆画ガイドb 13c 筆画ガイドc 13d 筆画ガイドd 14 レイアウト変更ボタン 15a 筆画ガイド間エリアa 15b 筆画ガイド間エリアb 15c 筆画ガイド間エリアc 15d 筆画ガイド間エリアd 16 座標検出部 17 文字認識部 18 文字表示サイズ判定部 19 文字表示位置判定部 20 制御部 21 表示部 22 文字フォント生成部 23 タブレット 30 文字サイズ変更用ボード 31 文字サイズ「大」ボタン 32 文字サイズ「中」ボタン 33 文字サイズ「小」ボタン 34 復帰用ボタン 41 文字サイズ変更ボタン 42 文字記入枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タブレットと、前記タブレット上で押下
    される点の座標を検出する座標検出部と、前記座標検出
    部により得られる座標データより入力文字を認識する文
    字認識部と、前記タブレットと一体装着して文字・図形
    などを描画する表示部と、前記文字認識部並びに表示部
    を制御する制御部とを備えた情報処理端末において、前
    記表示部上に描画されて、入力する文字を直接書くため
    の文字入力用プレート並びに文字入力枠と、前記文字入
    力枠内に描画され筆記時の伏線となる複数の筆画ガイド
    と、前記筆画ガイドの位置並びに前記座標検出部により
    得られる座標データに基づき入力文字の大きさを算出し
    入力文字の表示サイズを決定する文字表示サイズ判定部
    と、前記筆画ガイドの位置並びに前記座標検出部により
    得られる座標データに基づき各筆画ガイド間のエリアに
    占める文字ストロークの割合を算出し入力文字の表示位
    置を決定する文字表示位置判定部とを備えたことを特徴
    とする任意サイズ文字の入力装置。
  2. 【請求項2】 タブレットと、前記タブレット上で押下
    される点の座標を検出する座標検出部と、前記座標検出
    部により得られる座標データより入力文字を認識する文
    字認識部と、前記タブレットと一体装着して文字・図形
    などを描画する表示部と、前記文字認識部並びに表示部
    を制御する制御部とを備えた情報処理端末において、前
    記表示部全面に描画されて筆記時の伏線となる複数の筆
    画ガイドと、前記筆画ガイドの位置並びに前記座標検出
    部により得られる座標データに基づき入力文字の大きさ
    を算出し入力文字の表示サイズを決定する文字表示サイ
    ズ判定部と、前記筆画ガイドの位置並びに前記座標検出
    部により得られる座標データ並びに前記文字表示サイズ
    判定部により得られる入力文字の表示サイズに基づき各
    筆画ガイド間のエリアに占める文字ストロークの割合を
    算出し入力文字の表示位置を決定する文字表示位置判定
    部と、前記文字サイズ判定部により得られた文字サイズ
    で表示部へ文字フォントを送る文字フォント生成部とを
    備えたことを特徴とする任意サイズ文字の入力装置。
JP8064792A 1992-04-02 1992-04-02 任意サイズ文字の入力装置 Pending JPH05282091A (ja)

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JP8064792A JPH05282091A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 任意サイズ文字の入力装置

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