JP3181181B2 - 文書情報処理装置 - Google Patents

文書情報処理装置

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JP3181181B2
JP3181181B2 JP27753894A JP27753894A JP3181181B2 JP 3181181 B2 JP3181181 B2 JP 3181181B2 JP 27753894 A JP27753894 A JP 27753894A JP 27753894 A JP27753894 A JP 27753894A JP 3181181 B2 JP3181181 B2 JP 3181181B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、日本語ワードプロセ
ッサー、欧文ワードプロセッサー、DTP(ディスク・
トップ・パブリッシング)、パーソナルコンピュータ等
のペン入力可能な文書情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書情報処理装置としては、ペン
を入力に使用する日本語ワードプロセッサがある。この
文書情報処理装置は、オンラインにて図形を入力する他
に、テキスト入力画面での手書き文字の入力とジェスチ
ャー(手書き記号の入力により削除,改行等を行う手書き
編集)の入力をすることできる。すなわち、図19に示
すように、手書き文字の入力を行いたい場合には、手書
き文字入力ボタンを押し、ジェスチャーを行いたい場合
には、ジェスチャーボタンを押して、ジェスチャーの形
(削除,改行等を表わす手書き編集記号)をペンで入力
し、カーソル移動を行いたい場合には、カーソル移動ボ
タンを押して、入力画面の移動させたい位置にペンダウ
ンするのである。したがって、入力と編集を容易に行う
ことができる。
【0003】また、もう一つの文書情報処理装置として
は、パターン入力による手書き文字入力のモードとカー
ソル移動のモードとを選定するために、タブレット上に
モード切替スイッチを設けると共に、手書き文字入力の
モードかカーソル移動のモードかを表わすモードボタン
をテキスト表示画面に表示して、モードの切り替えをユ
ーザーに認識させて、手書き文字入力とカーソル移動の
モードの選定ができるようにしたものがある(特開昭5
7−113135号公報および特開昭61−40633
号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、前者の文
書情報処理装置では、テキスト入力画面において、ペン
を使用して、編集操作と手書き文字入力の操作を行うと
き、すなわちペン操作のモードであるカーソル移動/ジ
ェスチャー/手書き文字入力のモードの選定を行うと
き、カーソル移動ボタン/ジェスチャーボタン/手書き
文字入力ボタンを夫々設けて、それらのボタンのいずれ
か一つが押された時点でそのボタンに対応するペン操作
のモードのみを有効する。また、後者の文書情報処理装
置では、ユーザーは表示画面に表示されたモードボタン
を認識しながら、次のペン操作でモードを切り替えるか
どうかを判断して、表示されたモードボタンと異なるペ
ン操作をする場合にタブレット上のモード切替スイッチ
を操作する。
【0005】ところが、両方の文書情報処理装置とも、
ペンを使用して操作を行う場合、ユーザーが所望の操作
を行うためには、いつもペン操作のモードを意識しなが
ら、頻繁にモードを切り替える必要があり、操作性が悪
いという欠点がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、ペン操作のモ
ードの切り替えをユーザーが意識することなく、操作性
を向上でき、編集および入力時間を短縮できる文書情報
処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の文書情報処理装置は、少なくとも
文字とカーソルとを表示する表示手段と、上記表示手段
の画面にペンを用いて入力して、ペンダウン、ペンアッ
プおよびドラッグの情報を表わすペン入力信号を出力す
るペン入力手段とを備えた文書情報処理装置において、
上記ペン入力手段からのペン入力信号に基づいて、上記
ペンのドラッグの移動量を判定するペン移動量判定手段
と、上記ペン入力手段からのペン入力信号に基づいて、
上記ペンのペンダウンから次のペンアップまでの時間を
判定するペン入力時間判定手段と、上記ペン入力手段か
らのペン入力信号と上記ペン移動量判定手段の判定結果
と上記ペン入力時間判定手段の判定結果とに基づいて、
ペン操作のモードを判定するモード判定手段とを備えた
ことを特徴とする文書情報処理装装置である。
【0008】また、請求項2に記載の文書情報処理装置
は、請求項1に記載の文書情報処理装置であって、上記
モード判定手段は、上記ペン移動量判定手段の判定結果
が所定量より小さくかつ、上記ペン入力時間判定手段の
判定結果が所定時間より短い場合は、ペン操作のモード
をカーソル移動と判定することを特徴とする文書情報処
理装置である。
【0009】また、請求項3に記載の文書情報処理装置
は、請求項1に記載の文書情報処理装置であって、上記
モード判定手段は、上記ペン移動量判定手段の判定結果
が所定量より小さくかつ、上記ペン入力時間判定手段の
判定結果が所定時間より長い場合は、ペン操作のモード
を範囲指定モードと判定することを特徴とする文書情報
処理装置である。
【0010】また、請求項4に記載の文書情報処理装置
は、請求項1に記載の文書情報処理装置であって、上記
モード判定手段は、上記ペン移動量判定手段の判定結果
が所定量より大きくかつ、上記ペン入力時間判定手段の
判定結果が所定時間より長い場合は、ペン操作のモード
をジェスチャー編集モードと判定することを特徴とする
文書情報処理装置である。
【0011】また、請求項5に記載の文書情報処理装置
は、請求項1に記載の文書情報処理装置であって、上記
モード判定手段は、上記ペン移動量判定手段の判定結果
が所定量より大きくかつ、上記ペン入力時間判定手段の
判定結果が所定時間より長い場合は、ペン操作のモード
を手書き文字入力モードと判定することを特徴と文書情
報処理装置である。
【0012】また、請求項6に記載の情報処理方法は、
少なくとも文字とカーソルとを表示する画面にペンを用
いてペンダウン、ペンアップおよびドラッグの情報を表
わすペン入力信号を入力し、入力されたペン入力信号に
基づいて上記ペンのドラッグの移動量を判定すると共
に、上記ペンのペンダウンから次のペンアップまでの時
間を判定し、入力されるペン入力信号と上記ペン移動量
判定結果と上記ペン入力時間判定結果とに基づいて、ペ
ン操作のモードを判定することを特徴とする情報処理方
法である。
【0013】また、請求項7に記載の情報処理方法は、
上記ペン移動量判定結果が所定量より小さくかつ、上記
ペン入力時間判定結果が所定時間より短い場合は、ペン
操作のモードをカーソル移動と判定することを特徴とす
る請求項6に記載の情報処理方法である。
【0014】また、請求項8に記載の情報処理方法は、
上記ペン移動量判定結果が所定量より小さくかつ、上記
ペン入力時間判定結果が所定時間より長い場合は、ペン
操作のモードを範囲指定モードと判定することを特徴と
する請求項6に記載の情報処理方法である。
【0015】また、請求項9に記載の情報処理方法は、
上記ペン移動量判定結果が所定量より大きくかつ、上記
ペン入力時間判定結果が所定時間より長い場合は、ペン
操作のモードをジェスチャー編集モードと判定すること
を特徴とする請求項6に記載の情報処理方法である。
【0016】また、請求項10に記載の情報処理方法
は、上記ペン移動量判定結果が所定量より大きくかつ、
上記ペン入力時間判定結果が所定時間より長い場合は、
ペン操作のモードを手書き文字入力モードと判定するこ
とを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法である。
【0017】
【実施例】以下、この発明の文書情報処理装置を実施例
により詳細に説明する。
【0018】(第1実施例) 図1はこの発明の第1実施例の文書情報処理装置のブロ
ック図を示しており、1は装置全体の制御を行うCPU
(中央処理装置)、2は上記CPU1と接続されたアドレ
スおよびデータ用のバス、3は上記CPU1とバス2を
介して接続され、表示/印字可能な文字,記号等のビッ
トマップおよびアウトラインフォントデータが格納され
たCGROM(キャラクタ・ジェネレータ・リード・オ
ンリー・メモリー)、4は上記CPU1とバス2を介し
て接続され、後述する表示装置6の画面上の座標に1対
1で対応するアドレス構成を有し、表示装置6に表示す
る画面をビットマップで格納するVRAM(ビデオ・ラ
ンダム・アクセス・メモリー)、5は上記CPU1とバ
ス2を介して接続され、上記VRAM4に格納されてい
る1画面分の表示データを表わす表示信号をリアルタイ
ムに出力する表示コントローラ、6は上記表示コントロ
ーラ5からの表示信号を受けて、VRAM4に格納され
ている1画面分の表示データをLCD(液晶ディスプレ
イ)やCRT(カソード・レイ・チューブ)により表示す
る表示装置である。また、7は上記CPU1とバス2を
介して接続されたFD(フロッピーディスク)コントロー
ラ、8は上記FDコントローラ7により制御され、文書
データ等をフロッピーディスク(図示せず)に記録し再生
するフロッピーディスクドライブ、9は上記CPU1と
バス2を介して接続され、後述するRAM(ランダム・
アクセス・メモリー)12に格納されているイメージデ
ータを表わす印字信号を出力するプリンタコントロー
ラ、10は上記プリンタコントローラ9からの印字信号
を受けて、イメージデータを印字するプリンタ、11は
上記CPU1とバス2を介して接続され、CPU1の制
御用プログラムが格納されたROM(リード・オンリー
・メモリー)、12は上記CPU1とバス2を介して接
続され、データ(座標データ等を含む)座標格納バッファ
13と制御や編集を行うときにCPU1が使用するデー
タ等を保持する変数バッファ14とを有するRAMであ
る。また、15は上記CPU1とバス2を介して接続さ
れ、キーボード16に入力されたキーを表わす信号をC
PU1に出力するキーボードコントローラ、17は上記
CPU1とバス2を介して接続され、ペン入力装置(以
下、ペンという)18に入力されたペン先の状態(ペンで
画面を触っているか否か)とペン先を画面で触ったとき
の画面上の座標とを表わす信号をCPU1に出力するペ
ンコントローラ、19は上記CPU1とバス2を介して
接続され、ブザー20のオンオフを制御するブザーコン
トローラである。
【0019】図2は上記文書情報処理装置の要部構成図
を示しており、この文書情報処理装置は、ペンコントロ
ーラ17とペン18で構成されたペン入力手段31と、
表示コントローラ5と表示装置6で構成された表示手段
32と、ROM11に格納されたプログラムによって構
成されたモード判定手段33,ペン移動量判定手段34,
ペン入力時間判定手段35,モード決定出力手段36,文
字領域入力判定手段37,カーソル表示切替手段38,ペ
ン入力軌跡判定手段39および認識ボタン表示手段40
とを備えている。なお、上記ペン移動量判定手段34,
ペン入力時間判定手段35,文字領域入力判定手段37,
カーソル表示切替手段38およびペン入力軌跡判定手段
39は、モード判定手段33を介してペン入力手段31
からのペン入力信号の情報を受けとるものとする。
【0020】上記構成の文書情報処理装置において、表
1に示すように、カーソル移動/範囲指定/ジェスチャ
ー/手書き文字入力のモードの選定を行う。
【表1】 すなわち、上記ペン入力手段31からのペンアップ,ペ
ンダウンおよびドラッグの情報を表わすペン入力信号に
基づいて、ペン移動量判定手段34は、ペン18のドラ
ッグの移動量が所定量以下か否かを判定すると共に、ペ
ン入力信号に基づいて、ペン入力時間判定手段35は、
ペン18の最初のペンアップから次のペンダウンまでの
時間が所定時間以上か否かを判定する。
【0021】そして、上記モード判定手段33は、ペン
18の最初のペンダウンの後、ペン移動量判定手段34
がペン18のドラッグの移動量が所定量以下(ペン移動
量が小さい)と判定し、かつペン入力時間判定手段35
が最初のペンダウンから次のペンアップまでの時間が一
定秒未満であると判定すると共に、そのペンアップから
次の2ストローク目のペンダウンまでの時間が一定秒以
上であると判定すると、カーソル移動のモードと判定す
る。すなわち、最初のペンダウン後、ほぼ同じ位置です
ばやくペンアップすると、カーソル移動のモードとする
のである。
【0022】また、上記モード判定手段33は、最初の
ペンダウンの後、ペン移動量判定手段34がペン18の
ドラッグの移動量が所定量以下(ペン移動量が小さい)と
判定し、かつペン入力時間判定手段35が最初のペンダ
ウンから次のペンアップまでの時間が一定秒以上である
と判定すると、範囲指定のモードと判定する。すなわ
ち、最初のペンダウン後、ほぼ同じ位置でしばらくペン
ダウンすると、範囲指定のモードとするのである。
【0023】また、上記モード判定手段33は、最初の
ペンダウンの後、ペン移動量判定手段34がペン18の
ドラッグの移動量が所定量を越える(ペン移動量が大き
い)と判定し、かつペン入力時間判定手段35が最初の
ペンダウン後のペンアップから次の2ストローク目のペ
ンダウンまでの時間が一定秒以上であると判定すると、
ジェスチャーのモードと判定する。ただし、上記手書き
文字入力判定手段37が表示手段32に表示された文字
の領域からペン入力が始まっていないと判定するか、ま
たはペン入力軌跡判定手段39がペン入力の軌跡の大き
さが所定値より大きいと判定すると、手書き文字入力の
モードと判定をし直す。
【0024】また、上記モード判定手段33は、最初の
ペンダウンの後、ペン18のドラッグの移動量が所定量
を越える(ペン移動量が大きい)と判定し、かつペン入力
時間判定手段35が最初のペンダウン後のペンアップか
ら次の2ストローク目のペンダウンまでの時間が一定秒
以上であると判定すると、手書き文字入力のモードと判
定する。このとき、上記認識ボタン表示手段40は、表
示手段31に認識ボタンを表示する。
【0025】このようにして、上記モード判定手段33
は、カーソル移動/範囲指定/ジェスチャー/手書き文
字入力のモードの選定を行うと共に、カーソル表示切替
手段38は、モード判定手段により判定されたモードに
応じて、表示手段31に表示されたカーソルをカーソル
移動/範囲指定/ジェスチャー/手書き文字入力に対応
する形に夫々切り替える。そして、上記モード決定出力
手段36は、モード判定手段33により判定されたモー
ドを表わす信号を出力し、その信号に基づいて入力およ
び編集処理を行う。
【0026】以下、ペン操作のモードの選定の処理を図
3,4,5のフローチャートに従って説明する。
【0027】まず、ステップS1において、ペン18の
イベントを待っている状態からイベントが発生すると、
ステップS2に進み、ペンイベントがペンダウン/ドラ
ッグ/ペンアップのうちのいずれであるかを判別する。
【0028】そして、ステップS2でペンイベントがペ
ンダウンであると判別すると、ステップS3に進み、ペ
ンダウンの座標をワークすなわちRAM12の座標格納
バッファ13にセットする。次に、ステップS4に進ん
で、タイマーをスタートする。次に、ステップS5で認
識ボタンが押下されているか否かを判別して、認識ボタ
ンが押下されていると判別すると、ステップS1に戻
る。一方、ステップS4で認識ボタンが押下されていな
いと判別すると、図5に示すステップS42に進む。
【0029】また、ステップS2でペンイベントがドラ
ッグであると判別すると、ステップS6に進み、ドラッ
グの座標をワークすなわちRAM12の座標格納バッフ
ァ13にセットする。次に、ステップS7でそのドラッ
グが1ストローク目か否かを判別して、1ストローク目
であると判別すると、ステップS8に進む一方、1スト
ローク目でないと判別すると、ステップS14に進む。
そして、ステップS8でペンダウンからの移動量が少な
いか否か、すなわちペンダウンからの移動量が所定値以
下か否かを判別して、そのペンダウンからの移動量が所
定値以下であると判別すると、ステップS9に進む一
方、ペンダウンからの移動量が所定値より大きいと判別
すると、ステップS14に進む。次に、ステップS9で
ステップS4でスタートしたタイマーがタイムアップし
ているか否かを判別して、タイマーがタイムアップして
いると判別すると、ステップS10に進む一方、タイマ
ーがタイムアップしていないと判別すると、ステップS
1に戻る。
【0030】次に、ステップS10で範囲指定のモード
とし、ステップS11でカーソル表示変更を行う。すな
わち、指定された範囲にカーソルの形を変更して、カー
ソルによってその範囲を識別できるようにするのであ
る。次に、ステップS12で範囲指定コードを出力し
て、ステップS13で編集処理を行い、範囲指定のモー
ドの処理を終了する。
【0031】一方、ステップS2でペンイベントがペン
アップであると判別すると、図4に示すステップS21
に進み、タイマーをスタートする。次に、ステップS2
2でそのペンアップが1ストローク目か否かを判別し
て、1ストローク目であると判別すると、ステップS2
3に進む一方、1ストローク目でないと判別すると、ス
テップS31に進む。そして、ステップS23でドラッ
グの移動量が少ないか否か、すなわちドラッグの移動量
が所定値以下か否かを判別して、ドラッグの移動量が所
定値以下であると判別すると、ステップS24に進む一
方、ドラッグの移動量が所定値より大きいと判別する
と、図5に示すステップS41に進む。
【0032】次に、ステップS24でペンイベント待ち
を行い、次のペンダウンまでにステップS21でスター
トしたタイマーがタイムアップするか否かを判別する。
そして、ステップS24でタイマーがタイムアップして
いると判別すると、ステップS25に進み、カーソル移
動のモードとし、ステップS26で編集処理を行って、
カーソル移動のモードの処理を終了する。一方、ステッ
プS24で次のペンダウンまでにタイマーがタイムアッ
プしていないと判別すると、ステップS27に進み、ド
ラッグの軌跡を表示し、ステップS28で2ストローク
目のフラグをセットして、ステップS1に戻る。なお、
2ストローク目のフラグは、このペン操作のモードの選
定処理のスタート時にリセットする。
【0033】また、ステップS22で1ストローク目で
ないと判別されて、ステップS31に進むと、ペンイベ
ント待ちを行い、次のペンダウンまでにステップS21
でスタートしたタイマーがタイムアップするか否かを判
別する。そして、ステップS31でタイマーがタイムア
ップしたと判別すると、ステップS32に進む一方、タ
イマーがタイムアップしていないと判別すると、ステッ
プS1に戻る。
【0034】次に、ステップS32で文字認識用の座標
格納バッファ13に座標データをセットし、ステップS
33に進んで、座標格納バッファ13に格納された座標
データに基づいて文字認識を行う。そして、ステップS
34に進み、ステップS33で認識された文字の認識コ
ードを出力して、編集処理を行い、手書き文字入力のモ
ードの処理を終了する。
【0035】次に、図5に示すステップS41でペンイ
ベント待ちを行い、次のペンダウンまでにステップS2
1でスタートしたタイマーがタイムアップするか否かを
判別する。そして、ステップS41でタイマーがタイム
アップしたと判別すると、ステップS42に進む一方、
タイムアップしていないと判別すると、ステップS1に
戻る。次に、ステップS42でペン入力の軌跡の大きさ
が所定値(例えば縦方向に3行分)以内か否かを判別し
て、ペン入力の軌跡の大きさが所定値以内であると判別
すると、ステップS43をスキップして、ステップS4
4に進む。一方、ステップS42でペン入力の軌跡の大
きさが所定値より大きいと判別すると、ステップS43
に進んで、表示手段32の表示装置6に表示された入力
文字上すなわち文字の領域にペンダウンされたか否かを
判別する。そして、ステップS43で入力文字上にペン
ダウンされたと判別すると、ステップS44に進む一
方、入力文字上に入力されていないと判別すると、図4
に示すステップS32に進む。
【0036】次に、ステップS44でジェスチャー用の
座標格納バッファ13に座標データをセットし、ステッ
プS45でジェスチャー認識を行って、ステップS46
に進み、ジェスチャー認識が成功したか否かを判別す
る。そして、ステップS46でジェスチャー認識が成功
したと判別すると、ステップS47に進み、ジェスチャ
ーコードを出力して、ステップS48で編集処理を行っ
て、ジェスチャーのモードの処理を終了する。一方、ス
テップS46でジェスチャー認識が成功していないと判
別すると、図4に示すステップS32に進み、手書き文
字入力の動作モードとなる。
【0037】このように、上記文書情報処理装置は、カ
ーソル移動/範囲指定/ジェスチャー/手書き文字入力
のモードの選定を行う。以下、図6,7,8,9に示す
概念図に従ってペン操作のモードの選定について説明す
る。
【0038】まず、図6において、上記ペン18にてカ
ーソル移動を行う場合、カーソル移動したい点(図6の
文字“け”の位置)にペンダウンし、同じ位置ですばや
くペンアップを行う。すなわち、ペンダウンしてからの
移動量は少なく、かつペンアップするまでの時間が一定
時間未満で、ペンアップしてから次のペンダウンまでが
一定時間以上空いているとき、カーソル移動のモードと
して認識する。
【0039】次に、図7において、範囲指定を行う場
合、範囲指定の開始位置(図7の文字“か”の位置)にペ
ンダウンした後、しばらく同じ位置で静止すると範囲指
定のモードとなる。すなわち、ペンダウン後の移動量は
少なくペンダウン状態が一定時間以上続いている場合
に、範囲指定のモードとして認識する。その後、ペンを
ドラッグして範囲(図7の文字“かきくけ”)を決定す
る。
【0040】次に、図8において、手書き文字入力の場
合、1ストローク目がある程度ドラッグされ、2ストロ
ーク目がすばやく入力されたなら、手書き文字入力のモ
ードにする。すなわち、まず最初のペンダウン(1回目)
の後、所定時間以内で、所定値以上のドラッグの移動量
が発生し、かつペンアップ発生後、次の2ストローク目
のペンダウン(2回目)までの時間が一定時間未満の場合
に、手書き文字入力として認識する。このとき、手書き
文字入力のモードとわかった時点で文字認識用の認識ボ
タンを表示手段32の表示装置6に表示する。
【0041】次に、図9において、ジェスチャーを行う
場合、1ストロークのみで一定以上のドラッグを行う。
すなわち、ペンダウン(1回目)後、所定値以上のドラッ
グの移動量が発生し、かつペンアップ発生後、次のペン
ダウン(2回目)までに一定時間以上経過した場合に、ジ
ェスチャーのモードとし、それ以外では手書き文字入力
のモードとして扱う。また、1ストロークでも所定値以
上の大きさのものは、文字認識として取り扱う。そし
て、ジェスチャーのモードと判定し、ジェスチャーの認
識を行った後に、そのジェスチャーの認識が失敗したと
きは、手書き文字入力のモードとして取り扱う。なお、
文字上以外のどこでもきくようなジェスチャー(例えば
改行等)は除外する。
【0042】このように、自動的に、カーソル移動/範
囲指定/ジェスチャー/手書き文字入力のどのモードで
あるかを判別することができる。したがって、ユーザー
がペン操作のモードを意識することなく、ペン操作のモ
ードの選定操作を行う必要がないので、操作性が向上し
て、編集および入力時間を短縮することができる。
【0043】また、上記表示手段31に表示された文字
の領域に書かれていない一画のペンの軌跡は、手書き文
字入力のモードに判定をし直すので、一画の文字入力も
可能となる。
【0044】また、上記表示手段31に表示され、カー
ソル移動/範囲指定/ジェスチャー/手書き文字入力に
対応するカーソルの形によって、現在のペン操作のモー
ドをユーザーが判断でき、より円滑な操作が可能となっ
て、操作性がさらに向上する。
【0045】また、上記ペン入力軌跡判定手段39によ
りペン入力の軌跡の大きさを判定することによって、ジ
ェスチャー/手書き文字入力のモードの選定を正確に行
うことができる。
【0046】また、上記手書き文字入力のモードにおい
て、認識ボタンを表示手段31に表示し、手書き文字入
力が終了した後、すぐにペン18により認識ボタンを押
すことによって、手書き文字入力までの待ち時間を無く
すことができるので、より円滑な手書き文字入力ができ
る。
【0047】また、上記モード判定手段33は、ジェス
チャーのモードと判定した後、ジェスチャーの認識を失
敗すると、ジェスチャーのモードから手書き文字入力の
モードに判定を変更することによって、手書き文字入力
のつもりで誤ってジェスチャーのモードとなっても、す
ぐにジェスチャーのモードから手書き文字入力のモード
に切り替えるので、操作の手間を省くことができる。
【0048】(第2実施例) 図10はこの発明の第2実施例の文書情報処理装置の要
部構成図を示している。この文書情報処理装置は、RO
M11に格納されているプログラムを除いて、図1に示
すブロック図と同一の構成をしており、図と説明を省略
する。
【0049】上記文書情報処理装置は、ペンコントロー
ラ17とペン18で構成されたペン入力手段41と、表
示コントローラ5と表示装置6で構成された表示手段4
2と、ROM11に格納されたプログラムによって構成
されたモード判定手段43,ペン移動量判定手段44,時
間管理手段45,モード決定出力手段46およびカーソ
ル表示切替手段47とを備えている。なお、上記ペン移
動量判定手段44,時間管理手段45およびカーソル表
示切替手段47は、モード判定手段33を介してペン入
力手段31からのペン入力信号の情報を受けとるものと
する。
【0050】上記構成の文書情報処理装置において、時
間管理手段45は、ペン入力手段41からのペンダウン
を表わす信号の情報をモード判定手段43を介して受け
て、ペンダウンしてからの時間を管理するために時間管
理信号を出力する。そして、上記カーソル表示切替手段
47は、図11に示すように、時間管理手段45からの
時間管理信号に基づいて、所定時間毎に、表示手段42
に表示されているカーソルの形をカーソル移動/範囲指
定/ジェスチャー/手書き文字入力のモードに対応する
形に順次切り替える(図11に示すカーソルは左から順
にカーソル移動/範囲指定/ジェスチャー/手書き文字
入力のモードを表わす)。そして、上記ペン入力手段4
1からのペン入力信号に基づいて、ペン移動量判定手段
44は、ペン18のドラッグの移動量を判定する。上記
カーソル表示切替手段47により切り替えられたカーソ
ルが表わすペン操作のモードとペン入力手段41からの
ペン入力信号とに基づいて、モード判定手段43は、ペ
ン操作のモードがカーソル移動/範囲指定/ジェスチャ
ー/手書き文字入力のうちのいずれか一つのモードであ
ると判定する。
【0051】以下、上記文書情報処理装置のモードの選
定処理について、図12,13に示すフローチャートに
従って説明する。
【0052】まず、ペン18が表示手段42の表示画面
上にペンダウンされると、ステップS51でタイマーを
スタートする。次に、ステップS52でペンダウンした
画面のポイントにカーソル移動のモードを表わすカーソ
ルを表示する。次に、ステップS53に進み、ステップ
S51でスタートしたカウンタがタイムアップしたか否
かを判別して、カウンタがタイムアップしたと判別する
と、ステップS56に進む一方、ステップS53でカウ
ンタがタイムアップしていないと判別すると、ステップ
S54に進む。次に、ステップS54でペンアップのイ
ベントが発生すなわちペンアップしているか否かを判別
して、ペンアップしていると判別すると、ステップS55
に進み、カーソル移動の処理を行う。一方、ステップS
54でペンアップのイベントが発生していないと判別す
ると、ステップS53に戻る。
【0053】次に、ステップS56でタイマーをスター
トして、ステップS57に進み、範囲指定のモードを表
わすカーソルを表示する。次に、ステップS58に進
み、ステップS56でスタートしたタイマーがタイムア
ップしたか否かを判別する。そして、ステップS58で
タイマーがタイムアップしたと判別すると、図13に示
すステップS61に進む一方、タイマーがタイムアップ
していないと判別すると、ステップS59に進む。次
に、ステップS59で一定以上のドラッグが発生してい
るか否かを判別する。すなわち、ペン18のドラッグの
移動量が所定量以上か否かを判別するのである。そし
て、ステップS59で一定以上のドラッグが発生してい
ると判別すると、ステップS60に進む一方、一定以上
のドラッグが発生していないと判別すると、ステップS
58に戻る。そして、ステップS60で範囲指定の処理
を行って、このモードの選定処理を終了する。
【0054】次に、ステップS61でタイマーをスター
トして、ステップS62に進み、ジェスチャーのモード
を表わすカーソルを表示する。次に、ステップS63に
進み、ステップS61でスタートしたタイマーがタイム
アップしたか否かを判別する。そして、ステップS61
でタイマーがタイムアップしたと判別すると、ステップ
S66に進む一方、タイマーがタイムアップしていない
と判別すると、ステップS64に進む。次に、ステップ
S64で一定以上のドラッグが発生したか否かを判別す
る。すなわち、ペン18のドラッグの移動量が所定量以
上か否かを判別するのである。そして、ステップS64
で一定以上のドラッグが発生したと判別すると、ステッ
プS65に進む一方、一定以上のドラッグが発生してい
ないと判別すると、ステップS63に戻る。次に、ステ
ップS65でジェスチャーを認識する処理を行い、この
モードの選定処理を終了する。
【0055】また、ステップS66でタイマーをスター
トして、ステップS67に進み、手書き文字入力のモー
ドを表わすカーソルを表示する。次に、ステップS68
に進み、ステップS66でスタートしたタイマーがタイ
ムアップしたか否かを判別して、タイマーがタイムアッ
プしたと判別すると、ステップS51に戻る。一方、ス
テップS68でタイマーがタイムアップしていないと判
別すると、ステップS69に進み、ドラッグが発生した
か否かを判別する。そして、ステップS69でタイマー
がタイムアップしたと判別すると、ステップS70に進
む一方、タイマーがタイムアップしていないと判別する
と、ステップS68に戻る。そして、ステップS70で
文字認識処理すなわち、手書き文字入力の処理を行っ
て、このモードの選定処理を終了する。
【0056】こうして、最初のペンダウン後、所定時間
毎に表示手段31に表示されたカーソルの表示状態を切
り替えて、カーソル移動/範囲指定/ジェスチャー/手
書き文字入力の表示しているとき、ペン入力に応じて夫
々のモードを切り替える。すなわち、最初のペンダウン
で、カーソル表示はカーソル移動の表示となり、このと
きにペンアップすると、カーソル移動の処理を行う。ま
た、最初のペンダウン後、ペンダウン状態が続いた、カ
ーソル表示がカーソル移動から範囲指定の表示となり、
このときにドラッグをすると、範囲指定の処理を行う。
さらに、最初のペンダウン後、ペンダウン状態が続い
て、カーソル表示がカーソル移動/範囲指定からジェス
チャーの表示となり、このときに一定以上のドラッグを
すると、ジェスチャーの処理を行う。またさらに、最初
のペンダウン後、ペンダウン状態が続いて、カーソル表
示がカーソル移動/範囲指定/ジェスチャーから手書き
文字入力の表示となり、このときにドラッグが発生する
と、手書き文字入力の処理を行う。そして、どのモード
の処理もしないで、ペンダウン状態が続くと、カーソル
移動/範囲指定/ジェスチャー/手書き文字入力のモー
ドに対応する形のカーソルを繰り返し表示する。
【0057】このように、自動的に、カーソル移動/範
囲指定/ジェスチャー/手書き文字入力の各モードを選
定することができる。したがって、ユーザーがペン操作
のモードを意識することなく、ペン操作のモードの選定
操作を行う必要がないので、操作性が向上して、編集お
よび入力時間を短縮することができる。
【0058】上記第1実施例では、文字領域入力判定手
段37,カーソル表示切替手段38,ペン入力軌跡判定手
段39および認識ボタン表示手段40を用いたが、文字
領域入力判定手段,カーソル表示切替手段,ペン入力軌跡
判定手段および認識ボタン表示手段は無くともよい。す
なわち、図14に示すように、ペン入力手段31,モー
ド判定手段33,表示手段32,ペン移動量判定手段3
4,ペン入力時間判定手段35この発明の文書情報処理
装置を構成してもよい。そして、上記モード判定手段3
3で判定したモードをモード決定出力手段36により任
意の場所に出力する。
【0059】また、上記第1実施例では、文字領域入力
判定手段37,カーソル表示切替手段38,ペン入力軌跡
判定手段39および認識ボタン表示手段40を用いた
が、文字領域入力判定手段,カーソル表示切替手段,ペン
入力軌跡判定手段および認識ボタン表示手段のうちの少
なくとも一つを備えたものでもよい。
【0060】例えば、図15に示すように、図14に示
す文字情報処理装置の構成に表示手段32に表示された
文字の領域からペン入力が始まっているか否かを判定す
る文字領域入力判定手段51を備えたものでもよい。こ
の場合、表示手段に表示された文字の領域に書かれてい
ない一画のペンの軌跡を手書き文字入力のモードとして
入力して、一画の文字も入力可能となる。
【0061】また、図16に示すように、図14に示す
文字情報処理装置の構成にモード判定手段33の判定結
果に基づいて、表示手段32に表示されたカーソルの形
を切り替えるカーソル表示切替手段52を備えたもので
もよい。この場合、ペン操作のモードに対応して表示手
段に表示された上記カーソルの形を切り替えるので、カ
ーソルの形によって現在のペン操作のモードが判断で
き、より円滑な操作が可能となり、操作性が特に向上す
る。
【0062】また、図17に示すように、図14に示す
文字情報処理装置の構成にペン入力手段31からのペン
入力信号に基づいて、ペン入力の軌跡の大きさが所定値
以下か否かを判定するペン入力軌跡判定手段53を備え
たものでもよい。この場合、ペン入力の軌跡の大きさに
よって、ジェスチャーと手書き文字入力のモードの選定
を正確に行うことができる。
【0063】また、図18に示すように、図14に示す
文字情報処理装置の構成にモード判定手段33が手書き
文字入力のモードであると判定すると、手書き文字入力
された文字を認識するための認識ボタンを表示手段32
に表示する認識ボタン表示手段54を備えたものでもよ
い。この場合、手書き文字入力が終了した後、すぐに認
識ボタンを押すことによって、手書き文字入力までの待
ち時間を無くすことができる。
【0064】また、上記第1実施例では、上記モード判
定手段33は、ペン操作のモードがジェスチャーのモー
ドであると判定した後、ジェスチャーの認識を失敗する
と、ジェスチャーのモードから手書き文字入力のモード
にしたが、モード判定手段は、ジェスチャーのモードと
判定した後、ジェスチャーの認識を失敗しても、ジェス
チャーのモードのままとしてもよい。
【0065】また、上記第2実施例では、カーソル表示
切替手段47により所定時間毎にカーソルの形を切り替
えたが、切り替えの時間は、同一時間毎にカーソルの形
を切り替えてもよいし、異なる時間毎にカーソルの形を
切り替えてもよいのは勿論である。
【0066】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1乃至
10のいずれか1つに記載の発明によれば、自動的にペ
ン操作のモードを例えばカーソル移動、範囲指定、手書
き編集および手書き文字入力のうちのどのモードである
かを判定することができ、モードの選定操作を行う必要
がないので、操作性が向上して、編集および入力時間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の第1実施例の文書情報処理
装置のブロック図である。
【図2】 図2は上記文書情報処理装置の要部構成図で
ある。
【図3】 図3は上記文書情報処理装置のペン操作のモ
ードの選定動作を示すフローチャートである。
【図4】 図4は上記文書情報処理装置のペン操作のモ
ードの選定動作を示すフローチャートである。
【図5】 図5は上記文書情報処理装置のペン操作のモ
ードの選定動作を示すフローチャートである。
【図6】 図6はカーソル移動の概念図である。
【図7】 図7は範囲指定の概念図である。
【図8】 図8は手書き文字入力の概念図である。
【図9】 図9はジェスチャーの概念図である。
【図10】 図10はこの発明の第2実施例の文書情報
処理装置の要部構成図である。
【図11】 図11は上記文書情報処理装置のカーソル
表示切替を示す図である。
【図12】 図12は上記文書情報処理装置のペン操作
のモードの選定動作を示すフローチャートである。
【図13】 図13は上記文書情報処理装置のペン操作
のモードの選定動作を示すフローチャートである。
【図14】 図14はこの発明の他の実施例の要部構成
図である。
【図15】 図15はこの発明の他の実施例の要部構成
図である。
【図16】 図16はこの発明の他の実施例の要部構成
図である。
【図17】 図17はこの発明の他の実施例の要部構成
図である。
【図18】 図18はこの発明の他の実施例の要部構成
図である。
【図19】 図19は従来の文書情報処理装置の要部構
成図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…バス、3…CGROM、4…VRA
M、5…表示コントローラ、6…表示装置、7…FDコ
ントローラ、8…フロッピーディスクドライブ、9…プ
リンタコントローラ、10…プリンタ、11…ROM、
12…RAM、13…座標格納バッファ、14…変数バ
ッファ、15…キーボードコントローラ、16…キーボ
ード、17…ペンコントローラ、18…ペン、19…ブ
ザーコントローラ、20…ブザー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 380 G06F 3/033 380 G06F 17/22

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも文字とカーソルとを表示する
    表示手段と、上記表示手段の画面にペンを用いて入力し
    て、ペンダウン、ペンアップおよびドラッグの情報を表
    わすペン入力信号を出力するペン入力手段とを備えた文
    書情報処理装置において、 上記ペン入力手段からのペン入力信号に基づいて、上記
    ペンのドラッグの移動量を判定するペン移動量判定手段
    と、 上記ペン入力手段からのペン入力信号に基づいて、上記
    ペンのペンダウンから次のペンアップまでの時間を判定
    するペン入力時間判定手段と、 上記ペン入力手段からのペン入力信号と上記ペン移動量
    判定手段の判定結果と上記ペン入力時間判定手段の判定
    結果とに基づいて、ペン操作のモードを判定するモード
    判定手段とを備えたことを特徴とする文書情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の文書情報処理装置であ
    って、上記モード判定手段は、上記ペン移動量判定手段
    の判定結果が所定量より小さくかつ、上記ペン入力時間
    判定手段の判定結果が所定時間より短い場合は、ペン操
    作のモードをカーソル移動と判定することを特徴とする
    文書情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の文書情報処理装置であ
    って、上記モード判定手段は、上記ペン移動量判定手段
    の判定結果が所定量より小さくかつ、上記ペン入力時間
    判定手段の判定結果が所定時間より長い場合は、ペン操
    作のモードを範囲指定モードと判定することを特徴とす
    る文書情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の文書情報処理装置であ
    って、上記モード判定手段は、上記ペン移動量判定手段
    の判定結果が所定量より大きくかつ、上記ペン入力時間
    判定手段の判定結果が所定時間より長い場合は、ペン操
    作のモードをジェスチャー編集モードと判定することを
    特徴とする文書情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の文書情報処理装置であ
    って、上記モード判定手段は、上記ペン移動量判定手段
    の判定結果が所定量より大きくかつ、上記ペン入力時間
    判定手段の判定結果が所定時間より長い場合は、ペン操
    作のモードを手書き文字入力モードと判定することを特
    徴とする文書情報処理装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも文字とカーソルとを表示する
    画面にペンを用いてペンダウン、ペンアップおよびドラ
    ッグの情報を表わすペン入力信号を入力し、 入力されたペン入力信号に基づいて上記ペンのドラッグ
    の移動量を判定すると共に、上記ペンのペンダウンから
    次のペンアップまでの時間を判定し、 入力されるペン入力信号と上記ペン移動量判定結果と上
    記ペン入力時間判定結果とに基づいて、ペン操作のモー
    ドを判定することを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 上記ペン移動量判定結果が所定量より小
    さくかつ、上記ペン入力時間判定結果が所定時間より短
    い場合は、ペン操作のモードをカーソル移動と判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 【請求項8】 上記ペン移動量判定結果が所定量より小
    さくかつ、上記ペン入力時間判定結果が所定時間より長
    い場合は、ペン操作のモードを範囲指定モードと判定す
    ることを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  9. 【請求項9】 上記ペン移動量判定結果が所定量より大
    きくかつ、上記ペン入力時間判定結果が所定時間より長
    い場合は、ペン操作のモードをジェスチャー編集モード
    と判定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理
    方法。
  10. 【請求項10】 上記ペン移動量判定結果が所定量より
    大きくかつ、上記ペン入力時間判定結果が所定時間より
    長い場合は、ペン操作のモードを手書き文字入力モード
    と判定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理
    方法。
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