JP2001075721A - 図形入力装置及びその方法と図形入力のためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

図形入力装置及びその方法と図形入力のためのプログラムを記録した記録媒体

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JP2001075721A
JP2001075721A JP24577299A JP24577299A JP2001075721A JP 2001075721 A JP2001075721 A JP 2001075721A JP 24577299 A JP24577299 A JP 24577299A JP 24577299 A JP24577299 A JP 24577299A JP 2001075721 A JP2001075721 A JP 2001075721A
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Kenji Nakajima
健次 中島
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】図形入力装置において、図形や文字をペン等を
用いて手書き入力する従来の方法としては、一筆毎に入
力・変換する方法と一括入力・変換する方法がある。前
者の方法では、図形モードか文字モード等の入力モード
を切り換えて入力したり、認識結果を確定するのに何度
も変換キーを押す必要があり、何度もキー操作を行うの
は面倒であった。後者の方法では、入力された筆跡デー
タ全てを一括変換するが、誤って自動変換される場合が
あるため、変換された文字・図形が意図したものと異な
る場合、削除して再度入力して変換し直す必要があっ
た。 【解決手段】手書き入力する際に、入力した筆跡の最終
位置にペンを所定時間以上静止させることにより、認識
処理単位の指定と認識処理の開始を指示し、入力した筆
跡と認識候補と入力データ消去状態を所定時間単位に循
環的に表示し、ペンを筆跡の最終位置から移動させるこ
とにより、認識結果を確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図形や文字を手書
き入力する際に用いられる図形入力装置及びその方法と
それを実現するコンピュータプログラムが記録されてい
る記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、手書き入力して行う図形入力装
置は、入力・表示出来るタブレットにペンを用いて手書
き入力したり、パーソナルコンピュータのディスプレイ
等にマウス等のポインティングデバイス等を用いて手書
き入力している。入力する図形や文字は、従来は、図形
種別を選択して特定の図形として変換処理を行うか、文
字として変換処理を行うか、入力したイメージのまま変
換しないかを事前に選択してから整形・認識処理を行う
か、複数の線や文字を入力して一括変換して図形認識・
文字認識して変換を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今日のようにコンピュ
ータの高性能化・低価格化が進むと、オフィスだけでな
く、家庭にも急激にコンピュータが浸透し、従来のよう
に、図形認識と文字認識を行うために高性能のワークス
テーションを用いなくても、安価なパーソナルコンピュ
ータや携帯用のモバイルコンピュータ等でも、手書き入
力した図形や文字の整形・認識処理が出来るようになっ
て来た。しかし、最近は、手書き入力文字を認識するこ
とが可能なモバイルコンピュータ等は普及してきている
が、図形の入力に関しては、まだ、ワードプロセッサの
線画機能や図形専用のソフトウェアを用いて予め図形や
文字の種別を指定して入力して変換したり、一括変換し
て変換するため、入力モードの切り換えや、何度も変換
キーを押したり、誤変換した部分を削除・修正するのに
面倒な操作が必要であった。そのため、変換・修正操作
が煩雑で、かなり手間がかかっていた。ここで言う図形
専用のソフトウェアは、CAD等の高度な図形作成用の
ソフトウェアだけでなく、ペイントツールのようなイメ
ージ作成用のソフトウェアを含む。
【0004】今日のように、通信のインフラ整備が進
み、利用料金も安くなって、インターネットや電子メー
ル・携帯電話が急激に普及して来ると、それらを用い
て、パーソナルコンピュータやモバイルコンピュータで
手書き入力した図形や文字等を入力・変換して、友達同
士でイラストの入ったメール等のやりとりを手軽に行い
たいという需要も増えている。しかし、従来のソフトウ
ェアのような煩雑な操作を必要とする図形入力装置で
は、誰でも手軽に操作するという訳にもいかない。
【0005】イラスト等を送る場合は、文字や図形だけ
でなく、手書き入力した部分を変換せずに、入力したま
まのイメージで送りたい場合等もしばしばある。そのた
め、図形や文字に変換するだけでなく、変換せずに入力
したままのイメージを残すことも非常に簡単な操作で選
択可能とし、変換操作も修正作業も極めて簡単な操作で
修正・削除出来るようなソフトウェアが求められてい
る。
【0006】従来は、事前に入力した状態のまま変換し
ないか、文字として変換処理を行うか、図形として変換
処理を行うかを、画面上の所定の位置にあるボタン等を
選択することにより、入力モードを切り換えて整形・認
識処理を行う方法か、図形や文字を複数入力してから、
画面上の所定の場所にあるボタン等を押すことにより一
括変換する方法が一般的であった。
【0007】しかし、前者の方法では、変換したいもの
が変わる度に入力モードを指定する必要があり、変換に
際しても、変換が正しくないと、何回も変換キー等を押
して正しい変換結果を探す必要があり、操作が煩雑であ
り、入力モードの切り換えや変換の度に入力モードの切
り換えボタンや変換ボタンの位置までペン等を移動させ
て操作する必要があった。後者の方法では、文字や図形
の変換を一括変換するため、変換内容が正しくない時
は、削除モードに切り換えて、変換内容が正しくない箇
所の図形や文字を削除して、再度入力、変換する必要が
あり、修正操作が面倒で、ペン等も画面上のあちこちへ
何度も移動させる必要があった。
【0008】そのため、手書き入力した図形や文字を簡
単に変換したり、入力したイメージをそのまま残したり
する入力・変換操作や、作成した図形・文字等の修正・
削除を、ごく簡単な操作で、入力モード切り換えボタン
や変換ボタン等を用いず、入力に用いるペンやポインテ
ィングデバイスの指示位置をあちこち動かさずに行うよ
うな簡単で操作性の良い図形入力のための技術的手段が
望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、手書き入力す
る図形の種別や文字が変わる度に変換モードを切り換え
たり、入力する毎に変換キーを押したり、図形や文字等
を一括入力・一括変換した際の、誤変換部分を指定して
削除し、再度入力して変換を行う等のキー操作の煩わし
さを解消することと、操作に伴うペンやポインティング
デバイス等の画面上の移動を最小限に抑えることを目的
とする。本発明における図形とは、幾何学的な線画の
他、イラスト等の絵のような数式で表せないようなイメ
ージ図も含むものとする。
【0010】本発明にかかる図形入力装置は、図形や文
字を手書き入力し、入力されるデータの座標が所定時間
以上変化しないと、入力データの整形・認識処理を行
い、整形・認識候補を洗い出して循環表示し、入力座標
が変化すると、その時点で表示していた前記整形・認識
候補を整形・認識結果として確定することを特徴とす
る。
【0011】かかる構成により、入力データの座標を所
定時間以上停止させると、整形・認識処理を開始し、整
形・認識候補が循環的に表示され、入力座標を変化させ
るだけで、表示中の候補を変換結果として確定すること
が出来るため、入力された図形や文字等の種類に応じて
変換キーを押す煩わしさと、入力モード切替キーや変換
キーを押すためのペンやポインティングデバイス等の無
駄な動きを無くすことが出来る。
【0012】また、本発明にかかる図形入力装置は、図
形や文字を手書き入力する座標入力部と、入力データの
座標が変化状況を監視する入力監視部と、前記入力監視
部において、入力座標の所定時間以上停止していること
が確認されると、前記入力データを整形・認識処理し、
整形・認識候補を洗い出す整形・認識処理部と、前記入
力データとその整形・認識結果を対にして格納する入力
データ格納部と、前記整形・認識候補を循環表示し、前
記入力監視部において、入力座標が変化したことが確認
されると、表示中の整形・認識候補を整形・認識結果と
して確定し、前記入力データ格納部に前記入力データと
前記整形・認識結果を対にして出力する整形・認識結果
表示部を有することを特徴とする。
【0013】かかる構成により、手書き入力を入力デー
タの最終位置に所定時間以上停止させると、整形・認識
処理を開始し、整形・認識候補が循環的に表示され、次
の入力に移るか、入力をやめると、入力座標が変化し、
表示中の候補を変換結果として確定することが出来るた
め、入力された図形や文字等の種類に応じて変換キーを
押す煩わしさと、入力モード切替キーや変換キーを押す
ためのペンやポインティングデバイス等の無駄な動きを
無くすことが出来る。
【0014】また、本発明にかかる図形入力方法は、図
形や文字を手書き入力する工程と、入力データの座標が
変化状況を監視する工程と、入力座標の所定時間以上停
止していることが確認されると、前記入力データを整形
・認識処理し、整形・認識候補を洗い出す工程と、前記
整形・認識候補を循環表示し、入力座標が変化したこと
が確認されると、表示中の整形・認識候補を整形・認識
結果として確定し、前記入力データと前記整形・認識結
果を対にして記憶する工程を有することを特徴とする。
【0015】かかる方法により、手書き入力を入力デー
タの最終位置に所定時間以上停止させると、整形・認識
処理を開始し、整形・認識候補が循環的に表示され、次
の入力に移るか、入力をやめると、入力座標が変化し、
表示中の候補を変換結果として確定することが出来るた
め、入力された図形や文字等の種類に応じて変換キーを
押す煩わしさと、入力モード切替キーや変換キーを押す
ためのペンやポインティングデバイス等の無駄な動きを
無くすことが出来る。
【0016】また、本発明にかかるコンピュータに実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、図形や文字を手書き入力するステップ
と、入力データの座標が変化状況を監視するステップ
と、入力座標の所定時間以上停止していることが確認さ
れると、前記入力データを整形・認識処理し、整形・認
識候補を洗い出すステップと、前記整形・認識候補を循
環表示し、入力座標が変化したことが確認されると、表
示中の整形・認識候補を整形・認識結果として確定し、
前記入力データと前記整形・認識結果を対にして記憶す
るステップとをそれぞれ備えることを特徴とする。
【0017】かかる構成により、手書き入力を入力デー
タの最終位置に所定時間以上停止させると、整形・認識
処理を開始し、整形・認識候補が循環的に表示され、次
の入力に移るか、入力をやめると、入力座標が変化し、
表示中の候補を変換結果として確定することが出来るた
め、入力された図形や文字等の種類に応じて変換キーを
押す煩わしさと、入力モード切替キーや変換キーを押す
ためのペンやポインティングデバイス等の無駄な動きを
無くすことが出来る図形入力装置を実現することが可能
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の原理と基本的動作の流れ
を、図1の本発明の基本構成図と図2の基本的な処理の
流れを表すフローチャートを用いて説明する。
【0019】まず、座標入力部1は、入力された図形ま
たは文字のデータを読み込む(ステップS1)。入力デ
ータは座標データとして読み込まれる。
【0020】入力監視部2は、座標入力部1における入
力状態を常時監視しており、入力されるデータの座標を
チェックして、入力データの座標が所定時間以上変化し
ないか、つまり、データ入力が入力の最終位置で所定時
間以上停止しているかどうかを監視する(ステップS
2)。入力監視部2は、データ入力が入力の最終位置で
所定時間以上停止していない場合(ステップS2:N
O)は、入力状態の監視を継続し、データ入力が入力デ
ータの最終位置に所定時間以上停止している場合(ステ
ップS2:YES)は、入力したデータの整形・認識処
理を行い、整形・認識候補を洗い出す(ステップS
3)。
【0021】入力データは、図形データか文字データか
わからないので、入力されたデータに対して図形整形・
認識処理と文字認識処理の両方を行い、それぞれのスコ
アを求め、所定のスコア以上のものを整形・認識候補と
して洗い出す。所定のスコアは、図形整形・認識処理と
文字認識処理で別々に決めてもよいが、スコアにより整
形・認識候補の表示順番を決めるため、基準となる所定
のスコアは合わせるようにする方が好ましい。
【0022】図形には、整形処理と認識処理の二つがあ
る。図形の認識処理とは、一般の幾何学的図形のよう
な、入力データを1つ又は複数の座標や数式等で表せる
図形として認識する処理である。図形の整形処理とは、
非幾何学的図形、例えば、数式で表せないようなグニャ
グニャした曲線等を、入力データから複数の屈曲点を抽
出し、それら屈曲点をスプライン補間したり、直線で結
んだりして、入力データ量を削減しながら元の図形に近
似する図形を再現出来るようにする方法であるが、整形
・認識処理部における整形処理は、図形認識出来ない図
形の場合、屈曲点を抜き出すことを指す。抽出した屈曲
点をもとに図形を再現する処理は、整形・認識結果表示
部が行う。
【0023】整形・認識候補が決定すると、整形・認識
結果表示部4は、入力データの入力位置に、整形・認識
候補を所定時間ずつ順番に循環させながら表示する(ス
テップS4)。整形・認識結果表示部4が、整形・認識
候補を循環表示している間、入力監視部2は、座標入力
部1における入力状態を監視(ステップS5)し、入力
位置が変化する(ステップS5:YES)と、表示中の
整形・認識候補が正しい整形・認識結果であると確定
し、整形・認識結果表示部4に表示中の整形・認識候補
を整形・認識結果であることを整形・認識結果表示部4
に通知し、それにより整形・認識結果表示部4は、入力
データと整形・認識結果のデータを、入力データ格納部
4−1に格納する(ステップS6)。
【0024】かかる構成により、入力する毎に、入力デ
ータの最終位置で所定の時間以上停止すると、整形・認
識処理を行い、整形・認識候補を循環表示し、入力位置
を変化させるだけで、表示中の候補を整形・認識結果と
して確定することが出来るため、入力する図形や文字等
の種類に応じて入力モード切替キーを押したり、変換候
補を選択するために何度も変換キーを押す煩わしさと、
入力モード切換キーや変換キーを押すためのペンやポイ
ンティングデバイス等の無駄な動きを無くすことが出来
る。また、整形・認識候補として、入力したままのデー
タと入力したデータを削除した状態も候補としておけ
ば、変換したくない部分をそのまま残すのも簡単で、削
除処理も簡単に出来るようになる。
【0025】(実施形態1)本実施形態では、パーソナ
ルコンピュータの入力・表示装置として透明タブレット
を用い、ペンを使って図形や文字を入力する図形入力装
置の具体的な処理形態について図3を用いて説明する。
入力・表示装置として透明タブレットを用いることを除
けば、図1と同様であるが、本実施例における各機能に
ついて、より具体的に説明する。
【0026】本実施形態においては、整形・認識処理を
開始する条件を、入力データが同じ座標から所定時間連
続して入力される状態、つまり、入力データの最終位置
にペンを所定の時間停止されることとし、整形・認識結
果を確定する条件を、停止状態から入力位置が変化した
状態、つまり、ペンを移動させて、次の入力を開始する
か、ペンを透明タブレットから離すこととする。
【0027】まず、透明タブレット6にペン5を用い
て、図形または文字を入力する。座標入力部1は、入力
されたデータを入力された順番に座標データとして読み
込む。入力データは、時間情報を持たなくても、入力順
に入力データの座標データが並んでいればよく、同じ入
力座標が連続して入力される場合は、入力が停止してい
る状態なので、その座標データは、入力データとしては
1つのみ有効とする。
【0028】本実施形態では、入力データを入力順のデ
ータとしたが、入力順序に関係ないイメージデータとす
ることも可能である。しかし、入力順のデータとした方
が、入力された順にデータを格納すればよいので、簡単
であることと、文字認識処理を行う際には、入力順のデ
ータだと筆順を意識したオンライン認識処理が可能とな
り、認識率が高まるので、好ましい。
【0029】入力監視部2は、透明タブレット6にペン
5によりデータが入力されると、座標入力部1から入力
される図形や文字を、座標データとして受け取り、同じ
座標データが所定の時間以上連続して入力されたか否
か、つまり、ペン5が透明タブレット上で停止している
か否かをチェックする。停止時間を判定する場合、時間
を計測する手段が必要だが、時間を計測する手段がなく
ても、同じ入力座標が入力される回数が所定回数を越え
たかどうかをチェックしてもよい。入力監視部2は、停
止している時間が所定の時間を越えたか否かを判断する
ことにより、整形・認識処理を開始するか否かを監視し
ている。
【0030】PDA等の携帯用情報端末に本発明を適用
する場合、携帯用情報端末を手に持って入力する場合が
あり、ペン入力時の停止位置が手ブレする可能性があ
る。そのため、ペン入力が停止しているかどうかの判定
は、厳密に停止した座標の1ドットに限定せず、その座
標の1ドットや2ドットの範囲等、ごく近い範囲の座標
内で所定時間内、ペン入力があると停止状態と見なすよ
うにしてもよい。
【0031】入力監視部2は、ペン5が停止状態になっ
たと判断すると、整形・認識処理部3に制御と入力デー
タを渡し、入力データの整形・認識処理を開始する。こ
こでは、入力監視部2が内部に座標データ蓄積メモリ2
−1を持ち、座標入力部1から渡された入力された座標
データを入力順に蓄えておき、ペン5が停止状態になる
と、入力データとともに制御を整形・認識処理部3に渡
すが、座標データ蓄積メモリ2−1を座標入力部1に持
ち、入力監視部2が整形・認識処理部3に制御を渡す
と、座標入力部1の座標データ蓄積メモリにある入力デ
ータを読み込むようにしてもよい。
【0032】整形・認識処理部3は、入力監視部2から
入力データを受け取ると、入力されたデータの整形・認
識処理を開始する。入力されたデータは、図形データか
文字データかわからないので、入力されたデータに対し
て図形整形・認識処理と文字認識処理を行い、整形・認
識候補を洗い出す。イラスト等のように、入力したデー
タをそのまま表示したい場合もあるし、入力したデータ
を削除したい場合もあるので、入力したデータそのまま
の状態と入力データを削除して消した状態も整形・認識
候補の中に含める。
【0033】図形整形・認識処理は、整形・認識処理部
3の内部にある図形整形・認識処理部3−1において行
う。図形整形・認識方法については、手書き入力された
データから図形整形・認識処理を行う方法であれば、特
に限定するものではない。
【0034】文字認識処理は、整形・認識処理部3の内
部にある文字認識処理部3−2において行い、入力され
た座標のデータから筆順や座標データのつながりを判定
し、文字認識処理を行う。文字認識の方法は、オンライ
ン認識でも、オフライン認識でも、両者を組み合わせた
ハイブリッド型の認識でも、手書き入力された文字を認
識する方法であれば、特に限定しない。文字認識に必要
な標準文字パターン辞書等は文字認識処理部3−2に含
まれているものとする。
【0035】整形・認識候補が決定すると、整形・認識
結果表示部4は、透明タブレット6上の入力データの位
置に、整形・認識候補を順番に循環させながら表示す
る。図4の(1)に短い線を入力した場合にどう表示さ
れるか、例を示す。まず、短い線をペン5を用いて透明
タブレット6に手書き入力する(a)。手書き入力した
最後の位置でペン5を所定時間以上停止すると、整形・
認識処理が始まり、図形整形・認識と文字認識を行い、
候補となった漢字の「一」を表示(b)し、次に線画の
直線を表示(c)し、次に入力した線が少し曲がってい
たので、少し曲がった曲線を表示(d)し、次に入力デ
ータを削除した状態を表示(e)し、次に元の入力デー
タを入れた状態の表示(a)に戻る。このようにして、
ペン5が停止状態にある間は、整形・認識候補となる図
形や文字を元の入力した状態や削除した状態を含めて循
環表示する。整形・認識候補となる図形や文字を元の入
力した状態や削除した状態の表示順番は、どの順番で表
示するようにしてもよい。他の整形・認識候補の表示順
番は、図形整形・認識や文字認識のスコアの高い順にす
ればよい。認識スコアが所定の値より低い場合は、該当
する図形や文字がないと見なし、元の入力した状態と削
除した状態だけを循環表示してもよい。
【0036】整形・認識結果表示部4が、整形・認識候
補を循環表示している間、入力監視部2は、座標入力部
1における入力状況を監視し、入力データが停止状態で
なくなると、つまり、次に入力が始まるか、ペン5を透
明タブレット6から離して入力が中断されると、表示中
の整形・認識候補が正しい整形・認識結果であるとみな
し、入力データと整形・認識結果のデータを、入力デー
タ格納部4−1に格納する。整形・認識結果表示部4
は、確定した整形・認識結果は表示した状態としてお
く。また、入力データ格納部4−1に格納する入力デー
タと整形・認識結果のデータは、入力したデータの単
位、つまり、整形・認識処理を行った入力データの単位
に順番に入力データ格納部4−1に格納される。
【0037】入力データは、入力した座標データを順番
に並べたものになる。整形・認識結果のデータは、整形
・認識結果が入力データそのままの場合は、入力データ
と同じデータとしてもよいし、データ量を減らすため
に、入力データと同じであることを示すフラグを指定し
てもよい。また、整形・認識結果のデータが、図形の場
合は、図形整形の結果は、入力データから抽出した複数
の屈曲点とし、図形認識の結果は、線や円を例にとる
と、それぞれ、線を表すフラグと両端の2点の座標デー
タ、円を表すフラグと中心座標と半径、または、円の上
端の右端の座標のように、フラグと最小限の座標データ
としてもよいし、それぞれの図形を表す座標データの集
合としてもよい。また、整形・認識結果のデータが、文
字である場合は、文字コードと文字サイズを格納する。
【0038】整形・認識結果表示部4で整形・認識結果
が確定し、入力データと整形・認識結果のデータが入力
データ格納部4−1に格納されると、入力監視部2の座
標データ蓄積メモリ2−1は、初期化される。
【0039】ここでは、透明タブレットとペンを用いた
例をあげたが、もちろん、これに限定される訳ではな
く、CRTや液晶等のディスプレイ装置にマウス等のポ
インティングデバイス等を用いて図形や文字を入力して
もよく、図形や文字を手書き入力出来るものであれば、
特に限定しない。
【0040】本実施形態においては、整形・認識処理
は、整形・認識処理を行う入力データ単独で整形・認識
処理を行っているが、まだ整形・認識結果が確定してい
ない入力データだけで整形・認識処理を限定しなくても
よい。例えば、直前の整形・認識結果が直線で、次の入
力データがその直線の端からほぼ直角に線を引くとする
と、その入力データの文字候補の直線データと前回確定
した整形・認識結果の直線と関連づけて、整形・認識候
補に長方形(正方形含む)を含め、循環表示の際に、長
方形が選択されると、整形・認識結果表示部4は、入力
データと整形・認識結果に加え、直前の入力データと連
携していることを示すフラグを入力データ格納部4−1
に格納する。フラグを入力する代りに、長方形の補った
2辺の入力データと確定データを確定した2辺のデータ
から生成してフラグをつけて格納するようにしてもよ
い。
【0041】図4の(2)に長方形を入力する例をあげ
る。まず、直線を手書き入力(f)し、整形・認識候補
の中から直線を確定(g)する。確定した直線の端につ
ながるようにほぼ垂直な直線を手書き入力(h)する。
そうすると、整形・認識候補として、直線が表示(i)
され、次に長方形が表示(j)され、次に垂直の直線が
削除された状態を表示(k)し、また、入力データの表
示(h)に戻り、循環表示する。(j)を表示している
状態でペン5を透明タッチパネルから離すと入力データ
を長方形として確定する。
【0042】ここでは、直前に入力したデータと合わせ
て整形・認識処理を行う例をあげたが、必ずしも直前に
入力した入力データに限定する必要はなく、確定した時
が直前でなくても、新しく入力した垂直の線が、以前に
入力したデータで直線として確定したデータの端に接し
ている場合、整形・認識処理部3は、入力データ格納部
4−1の中から接している直線の確定データを検索し、
確定済みの直線と新しく入力したデータの直線がほぼ直
角であれば、整形・認識候補として長方形を表示しても
よい。また、長方形を描く場合、前記のように、確定デ
ータと連携しなくても、長方形の連続する2辺を1つの
入力データとして入力することにより、長方形を整形・
認識候補の1つとしてあげるようにしてもよい。それ以
外にも、2点を指定することにより円を整形・認識候補
としたり、3点を指定することにより、三角形を整形・
認識候補したりすることも可能である。
【0043】ここまでは、図形の整形・認識処理を一筆
毎に認識する場合について述べてきたが、必ずも、一筆
毎に図形認識を行わなければならないという訳ではな
い。例えば、三角形を入力する場合、三角形を一筆で書
くことも出来れば、3つの辺をそれぞれ分けて書く事も
出来る。3つの辺をそれぞれ分けて書き、ペン5を停止
させた場合、例えば、それぞれの線が、入力したままの
状態と直線と削除した状態の3つの候補があると、その
組み合わせは、3の3乗=27通りあることになる。こ
れを循環表示させるのはすべてを表示させるのに時間が
かかるため、あまり実用的ではない。このような場合、
一部だけ、入力した状態にするとか、一部だけ削除した
状態にするとか、あまり使用しないようなパターンを入
力する可能性は低いため表示せずに、全て入力した状
態、全て直線の状態、全て削除の状態の3通りを循環表
示させるようにすることも出来る。もし、それ以外のパ
ターンを入力したい場合は、もっとも近いパターンで確
定させ、その後で異なる部分を修正すればよい。
【0044】以上、新規に入力する図形または文字を整
形・認識する処理について説明してきたが、図形作成中
に処理を一旦中断・保存し、再度、図形入力処理を再開
する場合は、図形入力処理の開始時点で、整形・認識結
果表示部4が、既に入力データ格納部4−1に格納され
ている図形や文字の整形・認識結果を読み込み、透明タ
ブレット6上に表示して、入力待ちとなる。
【0045】かかる構成により、手書き入力を入力デー
タの最終位置に所定時間以上停止させると、整形・認識
処理を開始し、整形・認識候補が循環的に表示され、次
の入力に移るか、ペンを離すと、入力データの座標が変
化し、表示中の候補を変換結果として確定することが出
来るため、入力する図形や文字等の種類に応じて入力モ
ード切換キーを押したり、変換候補を選択するために何
度も変換キーを押す煩わしさと、入力モード切換キーや
変換キーを押すためのペンやポインティングデバイス等
の無駄な動きを無くすことが出来る。また、変換候補と
して、入力したままのデータと入力したデータを削除し
た状態も候補としておけば、変換したくない部分をその
まま残すのも簡単で、削除処理も簡単に出来るようにな
る。
【0046】(実施形態2)次に、実施形態1に、既に
整形・認識処理が確定した図形や文字に対して修正をか
ける機能を付け加えた実施形態について、図5の構成図
と図6のフローチャートを用いて説明する。図3と同一
の部分に関しては、同一の番号を付加し、適宜、説明を
省略する。
【0047】図形作成中に処理を一旦中断し、再度、図
形入力処理を再開する場合は、図形入力処理の開始時点
で、整形・認識結果表示部4が、入力データ格納部4−
1に格納されている途中まで作成した図形や文字のデー
タを読み込み、整形・認識結果データに基づいて、作成
した図形や文字を透明タブレット6上に表示する。新規
作成の途中の場合は、確定した整形・認識結果が既に透
明タブレット6上に表示されている。
【0048】まず、ペン5を用いて、図形・文字または
修正指示を入力する(ステップS21)。データの入力
状態が停止状態になる(ステップS22:YES)と、
入力データが図形または文字の入力か、修正指示の入力
かを判定する(ステップS23)。
【0049】修正指示を行う場合は、既に確定して透明
タブレット6上に表示されている整形・認識結果の図形
または文字の内、修正したいを図形または文字の部分
を、ペン5で指示する。具体的には、ペン5で修正した
い図形または文字の領域上の一点のみを指示し、その座
標でペン5を所定時間以上停止させると、修正指示と見
なし、データの入力とは見なさないようにする。1つの
点を画像データとして入力したい場合は、点を1つ入力
した後、同じ点を指示し、その座標で停止させれば、点
データを入力出来る。修正指示の点は、入力データとは
認識せず、透明タブレット上には点として残らないよう
にするとよい。
【0050】ペン5で透明タブレット6上に表示されて
いる既に確定している整形・認識結果に対して修正指示
をする場合、一点を指定してペン5を停止させるので、
座標入力部1から同じ一点の座標データが連続して入力
監視部2に渡される。入力監視部2は、所定時間(また
は所定回数)同じ一点の座標データが入力され、それ以
外の入力データがないと、修正指示だと見なし(ステッ
プS23:YES)、修正データ検索部7にその座標デ
ータを渡す。座標の異なる複数の点の座標が入力される
と、図形または文字を入力したと見なし(ステップS2
3:NO)、ステップS25の処理に移る。
【0051】修正指示を指定する座標は、厳密に修正し
たい図形や文字の座標を指定する必要はなく、修正した
い図形や文字の近くの座標を指示すれば、多少の誤差が
あってもよい。修正データ検索部7は、入力データ格納
部4−1の整形・認識結果のデータから修正指定された
座標に距離的に最も近い点を含む整形・認識結果データ
を検索し、その整形・認識結果データに対応する入力デ
ータを取得し(ステップS24)し、整形・認識処理部
3に渡す。修正指定した座標に所定の距離内の座標を含
む図形または文字が複数ある場合は、その複数の図形ま
たは文字を順番に点滅または高輝度表示させ、ペン5を
離すことにより修正したい図形または文字を確定し、再
度ペン5を透明タブレット6の同じ座標を指示すると、
整形・認識処理を開始するようにすればよい。
【0052】修正データ検索部7から選択した図形また
は文字の入力データを受け取った整形・認識処理部3
は、入力データを再度整形・認識処理して整形・認識候
補を洗い出し(ステップS25)、そのデータの入力位
置に整形・認識候補を循環表示し(ステップS26)、
選択したい整形・認識候補が表示されると、ペン5を透
明タブレット6から離すか、次のデータ入力に移ること
により入力状態を変化させる(ステップS27:YE
S)と、整形・認識結果が確定したとみなし、表示中の
整形・認識候補を整形・認識結果として確定し、入力デ
ータ格納部の古い入力データと整形・認識結果を新しい
入力データと整形・認識結果に置き換える(ステップS
28)。
【0053】整形・認識候補の中に、欲しい図形や文字
がない場合は、整形・認識候補の中の削除の状態を選択
すると、該当する整形・認識結果は透明タブレット6上
から削除され、入力データ格納部4−1からも該当する
整形・認識結果とそれに対応する入力データが削除され
る。そして、新しい図形または文字の入力を行う。
【0054】これにより、既に作成した部分の図形や文
字も認識した単位毎に修正・削除することが非常に容易
となり、修正の手間を減少させることが可能となる。
【0055】(実施形態3)次に、本発明の実施の形態
にかかる図形入力装置を実現するプログラムを記載した
記録媒体は、図7に示す記録媒体の例のように、CD−
ROM9−1やフロッピーディスク9−2等の可搬型記
録媒体9だけでなく、通信回線の先に蓄えられた他の記
憶装置8や、コンピュータのハードディスクやRAM等
の記録媒体11のいずれでも良く、本発明にかかるデー
タ表示装置を利用する際に、コンピュータ10により読
み込まれ、主メモリ上で実行される。
【0056】
【発明の効果】本発明の図形入力装置によれば、入力す
る毎に、手書き入力を入力データの最終位置所定時間以
上停止させると、整形・認識処理を開始し、入力データ
の整形・認識候補が循環的に表示され、次の入力に移る
か、ペンを離すと、入力データの座標が変化し、表示中
の候補を変換結果として確定することが出来るため、入
力する図形や文字等の種類に応じて入力モード切換キー
を押したり、変換候補を選択するために何度も変換キー
を押す煩わしさと、入力モード切換キーや変換キーを押
すためのペンやポインティングデバイス等の無駄な動き
を無くすことが出来る。
【0057】また、変換候補として、入力したままのデ
ータと入力したデータを削除した状態も候補としておけ
ば、イラスト等の変換したくない部分をそのまま残すの
も簡単で、削除処理も簡単に出来るようになる。また、
既に作成した部分の図形や文字の修正も、修正したい場
所をペン等で一点を指定するだけで、入力した単位毎に
修正・削除することが可能となり、修正の手間を大幅に
減少させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構成図
【図2】 本発明の基本的な処理の流れを示すフロー
チャート
【図3】 本発明の実施形態1の図形入力装置の構成
【図4】 図形入力の例
【図5】 本発明の実施形態2の図形入力装置の構成
【図6】 本発明の実施形態2の処理の流れを示すフ
ローチャート
【図7】 記憶媒体の例示図
【符号の説明】
1 座標入力部 2 入力監視部 2−1 座標データ蓄積メモリ 3 整形・認識処理部 3−1 図形整形・認識処理部 3−2 文字認識処理部 4 整形・認識結果表示部 4−1 入力データ格納部 5 ペン 6 透明タッチパネル 7 修正データ検索部 8 通信回線の先に蓄えられた他の記憶装置 9 CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬
型記憶媒体 9−1 CD−ROM 9−2 フロッピーディスク 10 コンピュータ 11 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等
の記憶媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 9/62 G06F 15/62 320K Fターム(参考) 5B050 BA18 BA20 DA09 EA18 FA13 5B064 AA01 AB04 BA05 CA08 DD16 5B068 AA05 AA22 BD02 BD17 BE06 BE12 CC06 CC13 CC19 CD02 5B087 AA09 AC02 AE06 BC03 CC00 DD14 DD17 DE03 DJ01 DJ09 5E501 AA14 AC32 AC37 BA05 CA04 CB05 CB11 EB05 FA13 FA22 FA42 FB34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形や文字を手書き入力する図形入力装
    置において、 図形や文字を手書き入力し、入力されるデータの座標が
    所定時間以上変化しないと、入力データの整形・認識処
    理を行い、整形・認識候補を洗い出して循環表示し、入
    力座標が変化すると、その時点で表示していた前記整形
    ・認識候補を整形・認識結果として確定することを特徴
    とする図形入力装置。
  2. 【請求項2】 図形や文字を手書き入力する図形入力装
    置において、 図形や文字を手書き入力する座標入力部と、 入力データの座標が変化状況を監視する入力監視部と、 前記入力監視部において、入力座標の所定時間以上停止
    していることが確認されると、前記入力データを整形・
    認識処理し、整形・認識候補を洗い出す整形・認識処理
    部と、 前記入力データとその整形・認識結果を対にして格納す
    る入力データ格納部と、 前記整形・認識候補を循環表示し、前記入力監視部にお
    いて、入力座標が変化したことが確認されると、表示中
    の整形・認識候補を整形・認識結果として確定し、前記
    入力データ格納部に前記入力データと前記整形・認識結
    果を対にして出力する整形・認識結果表示部を有するこ
    とを特徴とする図形入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の図形入力装置
    において、 前記入力監視部が、更に、前記入力データが、確定した
    整形・認識結果に対する修正指示であるかどうかを判断
    する機能を有し、 指示された座標にある図形や文字の入力データとその整
    形・認識結果を前記入力データ格納部から検索する修正
    データ検索部を備え、 前記整形・認識処理部が、更に、前記修正データ検索部
    で検索された入力データをもとに、整形・認識候補を洗
    い出す機能を有し、 前記整形・認識結果表示部が、更に、前記修正データ検
    索部で検索された入力データとその整形・認識結果を、
    修正された入力データとその整形・認識結果に置き換え
    る機能を有することを特徴とする図形入力装置。
  4. 【請求項4】 図形や文字を手書き入力する図形入力方
    法において、 図形や文字を手書き入力する工程と、 入力データの座標の変化状況を監視する工程と、 入力座標の所定時間以上停止していることが確認される
    と、前記入力データを整形・認識処理し、整形・認識候
    補を洗い出す工程と、 前記整形・認識候補を循環表示し、入力座標が変化した
    ことが確認されると、表示中の整形・認識候補を整形・
    認識結果として確定し、前記入力データと前記整形・認
    識結果を対にして記憶する工程を有することを特徴とす
    る図形入力方法。
  5. 【請求項5】 図形や文字を手書き入力し、図形入力を
    行うステップをコンピュータに実行させるプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 図形や文字を手書き入力するステップと、 入力データの座標の変化状況を監視するステップと、 入力座標の所定時間以上停止していることが確認される
    と、前記入力データを整形・認識処理し、整形・認識候
    補を洗い出すステップと、 前記整形・認識候補を循環表示し、入力座標が変化した
    ことが確認されると、表示中の整形・認識候補を整形・
    認識結果として確定し、前記入力データと前記整形・認
    識結果を対にして記憶するステップとを含むコンピュー
    タに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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