JP4212270B2 - 文字入力装置、文字入力方法および文字を入力するためのプログラム - Google Patents

文字入力装置、文字入力方法および文字を入力するためのプログラム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、手書きで文字を入力する装置に関し、特にタブレット上にペンで入力された筆記情報に基づいて、入力された文字を認識する文字入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯型の情報端末であるPDA(Personal Digital Assistant)は、その携帯性を確保するために、キーボードを有さないものが多い。文字を入力する場合には、表示部を兼ねた入力タブレットに専用のペンなどで手書きで入力することが多い。
【0003】
手書きで文字を入力する際に、タブレットの表面に入力枠が表示されない場合、手書きされた筆記情報を1文字ずつに切出した後に、文字認識が行なわれる。特開平4−336688号公報は、この切出しを誤った場合の再入力を容易にするために、切出し位置を容易に修正する装置を開示する。
【0004】
この装置は、タブレット上にペンで入力された文字情報をペン位置座標の時系列変化に基づいて、入力された文字を認識する。この装置は、ペンのタブレットへの接触および非接触により入力された筆記情報を記憶する記憶回路と、記憶回路に記憶された筆記情報を所定文字データに基づいて入力文字として認識する認識回路と、認識された入力文字を表示する結果表示回路と、表示された入力文字のいずれかを指定することによって、指定された文字に対応して記憶回路に記憶されている筆記情報を表示する筆記情報表示回路と、表示された筆記情報に基づいて、文字の区切りを表わす区切り情報を修正する修正回路とを含む。
【0005】
この公報に記載された装置によると、この装置が連続して入力された手書き文字の区切りを誤認識して、文字を入力した場合、修正回路により、文字の区切りを修正できる。このため、文字の区切りの誤認識時に、区切り情報を修正するだけで、筆跡情報を再度入力する必要はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この公報に開示された装置では、文字の区切りを誤認識したときに容易に修正できるが、文字の区切りが正しいときに、文字を誤認識した場合には、文字を再度手書きで入力しなければならない。このとき、最初に手書きで文字を入力したときと同じように、筆記情報を切出して、文字の区切りが認識される。再入力したときに、文字の切出しから行なうため、再入力して文字の切出しを誤ることがある。最初に文字の切出しは正しかったのに、正しく判断された文字の区切り情報が活用されていない。その結果、手書き文字の修正に時間がかかることになる。
【0007】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、文字枠なしで入力された手書き文字を容易にかつ高速に修正することができる、文字入力装置、文字入力方法および文字を入力するためのプログラムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る文字入力装置は、複数の文字を表わす筆跡情報に基づいて、入力文字を認識する文字入力装置である。この装置は、筆跡情報を人が入力するための入力手段と、入力手段に接続され、入力された筆跡情報を記憶するための筆跡情報記憶手段と、筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報を解析して、入力文字を認識するための予備情報を作成するための作成手段と、作成された予備情報を記憶するための予備情報記憶手段と、筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報と予備情報とに基づいて、入力文字を認識するための認識手段と、認識された入力文字を表示するための表示手段と、表示された入力文字を指定することにより、筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報の中で、指定された文字に対応する筆跡情報を表示するための筆跡情報表示手段と、筆跡情報表示手段に表示された筆跡情報を人が修正するための修正手段と、予備情報記憶手段と認識手段と修正手段とに接続され、予備情報記憶手段に記憶された予備情報と修正手段により修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字を再び認識するように認識手段を制御するための制御手段とを含む。
【0009】
第1の発明によると、たとえば入力文字枠を有さないタブレットとペンとからなる入力手段を用いて、人が複数の文字を連続して入力する。作成手段は、たとえばタブレット上のペンの位置座標の変化等に基づいて、入力された複数の文字を区切って、区切られた筆跡の外形に外接する矩形を予備情報として作成する。たとえば、文字の区切りは正しいが認識が誤っている場合、表示手段に表示された入力文字を指定すると、指定された文字に対応する筆跡情報が表示される。その筆跡情報を人が修正すると、正しい区切りと修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字が再認識される。これにより、人が修正前の筆跡情報に重ねて修正文字を書くと、矩形内で修正された筆跡情報に基づいて入力文字が再認識される。その結果、表示された筆跡情報を修正するだけで、文字の切出しを行なうことなく再認識でき、文字枠なしで入力された手書き文字を容易にかつ高速に修正することができる文字入力装置を提供することができる。
【0010】
第2の発明に係る文字入力装置は、第1の発明の構成に加えて、作成手段は、筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析するための手段と、文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を表わす情報を予備情報として作成するための手段とを含む。
【0011】
第2の発明によると、作成手段は、たとえば入力された筆跡情報から複数の文字を1文字ずつに区切る。作成手段は、1文字ずつの区切りで区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を算出する。この矩形内で修正された筆跡情報に基づいて入力文字が再認識される。その結果、表示された筆跡情報を修正するだけで、文字の切出しを行なうことなく再認識でき、文字枠なしで入力された手書き文字を容易にかつ高速に修正することができる文字入力装置を提供することができる。
【0012】
第3の発明に係る文字入力装置は、第2の発明の構成に加えて、筆跡情報表示手段は、指定された文字に対応する筆跡情報と、指定された文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とを表示するための手段を含む。制御手段は、矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識するように認識手段を制御するための手段を含む。
【0013】
第3の発明によると、人が修正したい文字を指定すると、指定された文字の筆跡情報とともに、その文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とが表示される。この矩形を入力文字枠として使用して、この矩形内で筆跡情報を修正する。その結果、表示された筆跡情報を修正するだけで、文字の切出しを行なうことなく再認識でき、文字枠なしで入力された手書き文字を容易にかつ高速に修正することができる文字入力装置を提供することができる。
【0014】
第4の発明に係る文字入力装置は、第3の発明の構成に加えて、作成手段は、筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析するための手段と、文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成するための手段と、複数個の矩形を予め定められた大きさに変更するための手段と含む。
【0015】
第4の発明によると、たとえば促音でないにもかかわらず促音として認識された場合、最初に作成された矩形は促音に対応する大きさで作成されるため、促音でないように修正できない。そのため、複数個の矩形を、たとえばそれらの中で最も大きな矩形に変更する。これにより、促音と認識された場合でも容易に修正できる。
【0016】
第5の発明に係る文字入力装置は、第3の発明の構成に加えて、作成手段は、筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析するための手段と、文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成するための手段と、複数個の矩形を予め定められた位置に配置するための手段と含む。
【0017】
第5の発明によると、たとえば入力文字枠がないために、最初に作成された矩形の位置が揃っていない場合、矩形を整列させたり、入力された文字数が多い場合であって、表示手段に表示できる文字数が少ない場合、矩形を2行に分けて整列させたりする。これにより、文字認識に誤りがあった場合でも容易に修正できる。
【0018】
第6の発明に係る文字入力装置は、第5の発明の構成に加えて、予め定められた位置は、複数個の矩形の間隔が予め定められた間隔である位置である。
【0019】
第6の発明によると、作成手段は、予め定められた間隔を空けて複数の矩形を作成する。筆跡情報表示手段は、間隔を空けて複数の矩形を表示する。これにより、文字認識に誤りがあった場合でも容易に修正できる。
【0020】
第7の発明に係る文字入力装置は、第5の発明の構成に加えて、予め定められた位置は、複数個の矩形の位置が揃う位置である。
【0021】
第7の発明によると、作成手段は、矩形の位置が揃うように複数の矩形を作成する。筆跡情報表示手段は、位置を揃えて複数の矩形を表示する。これにより、文字認識に誤りがあった場合でも容易に修正できる。
【0022】
第8の発明に係る文字入力方法は、複数の文字を表わす筆跡情報に基づいて、入力文字を認識する文字入力方法である。この方法は、筆跡情報を人が入力する入力ステップと、入力された筆跡情報を記憶する筆跡情報記憶ステップと、筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報を解析して、入力文字を認識するための予備情報を作成する作成ステップと、作成された予備情報を記憶する予備情報記憶ステップと、筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報と予備情報とに基づいて、入力文字を認識する認識ステップと、認識された入力文字を表示する表示ステップと、表示された入力文字を指定することにより、筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報の中で、指定された文字に対応する筆跡情報を表示する筆跡情報表示ステップと、筆跡情報表示ステップにて表示された筆跡情報を人が修正する修正ステップと、予備情報記憶ステップにて記憶された予備情報と修正ステップにて修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字を再び認識する再認識ステップとを含む。
【0023】
第8の発明によると、入力ステップにて、たとえば入力文字枠を有さないタブレットとペンとを用いて、人が複数の文字を連続して入力する。作成ステップは、たとえばタブレット上のペンの位置座標の変化等に基づいて、入力された複数の文字を区切って、区切られた筆跡の外形に外接する矩形を予備情報として作成する。たとえば、文字の区切りは正しいが認識が誤っている場合、表示ステップにて表示された入力文字を指定すると、指定された文字に対応する筆跡情報が表示される。その筆跡情報を人が修正すると、正しい区切りと修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字が再認識される。これにより、人が修正前の筆跡情報に重ねて修正文字を書くと、矩形内で修正された筆跡情報に基づいて入力文字が再認識される。その結果、表示された筆跡情報を修正するだけで、文字の切出しを行なうことなく再認識でき、文字枠なしで入力された手書き文字を容易にかつ高速に修正することができる文字入力方法を提供することができる。
【0024】
第9の発明に係る文字入力方法は、第8の発明の構成に加えて、作成ステップは、筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析するステップと、文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を表わす情報を予備情報として作成するステップとを含む。
【0025】
第9の発明によると、作成ステップは、たとえば入力された筆跡情報から複数の文字を1文字ずつに区切る。作成ステップは、1文字ずつの区切りで区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を算出する。この矩形内で修正された筆跡情報に基づいて入力文字が再認識される。その結果、表示された筆跡情報を修正するだけで、文字の切出しを行なうことなく再認識でき、文字枠なしで入力された手書き文字を容易にかつ高速に修正することができる文字入力方法を提供することができる。
【0026】
第10の発明に係る文字入力方法は、第9の発明の構成に加えて、筆跡情報表示ステップは、指定された文字に対応する筆跡情報と、指定された文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とを表示するステップを含む。再認識ステップは、矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識するステップを含む。
【0027】
第10の発明によると、人が修正したい文字を指定すると、指定された文字の筆跡情報とともに、その文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とが表示される。この矩形を入力文字枠として使用して、この矩形内で筆跡情報を修正する。その結果、表示された筆跡情報を修正するだけで、文字の切出しを行なうことなく再認識でき、文字枠なしで入力された手書き文字を容易にかつ高速に修正することができる文字入力方法を提供することができる。
【0028】
第11の発明に係る文字入力方法は、第10の発明の構成に加えて、作成ステップは、筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析するステップと、文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成するステップと、複数個の矩形を予め定められた大きさに変更するステップと含む。
【0029】
第11の発明によると、たとえば促音でないにもかかわらず促音として認識された場合、最初に作成された矩形は促音に対応する大きさで作成されるため、促音でないように修正できない。そのため、複数個の矩形を、たとえばそれらの中で最も大きな矩形に変更する。これにより、促音と認識された場合でも容易に修正できる。
【0030】
第12の発明に係る文字入力方法は、第10の発明の構成に加えて、作成ステップは、筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析するステップと、文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成するステップと、複数個の矩形を予め定められた位置に配置するステップと含む。
【0031】
第12の発明によると、たとえば入力文字枠がないために、最初に作成された矩形の位置が揃っていない場合、矩形を整列させたり、入力された文字数が多い場合であって、表示ステップにて表示できる文字数が少ない場合、矩形を2行に分けて整列させたりする。これにより、文字認識に誤りがあった場合でも容易に修正できる。
【0032】
第13の発明に係る文字入力方法は、第12の発明の構成に加えて、予め定められた位置は、複数個の矩形の間隔が予め定められた間隔である位置である。
【0033】
第13の発明によると、作成ステップは、予め定められた間隔を空けて複数の矩形を作成する。筆跡情報表示ステップは、間隔を空けて複数の矩形を表示する。これにより、文字認識に誤りがあった場合でも容易に修正できる。
【0034】
第14の発明に係る文字入力方法は、第12の発明の構成に加えて、予め定められた位置は、複数個の矩形の表示位置が揃う位置である。
【0035】
第14の発明によると、作成ステップは、矩形の位置が揃うように複数の矩形を作成する。筆跡情報表示ステップは、位置を揃えて複数の矩形を表示する。これにより、文字認識に誤りがあった場合でも容易に修正できる。
【0036】
第15の発明に係るプログラムは、コンピュータを用いて、複数の文字を表わす筆跡情報に基づいて、入力文字を認識するためのプログラムである。プログラムはコンピュータに、筆跡情報を人が入力する入力手順と、入力された筆跡情報を記憶する筆跡情報記憶手順と、筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報を解析して、入力文字を認識するための予備情報を作成する作成手順と、作成された予備情報を記憶する予備情報記憶手順と、筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報と予備情報とに基づいて、入力文字を認識する認識手順と、認識された入力文字を表示する表示手順と、表示された入力文字を指定することにより、筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報の中で、指定された文字に対応する筆跡情報を表示する筆跡情報表示手順と、筆跡情報表示手順にて表示された筆跡情報を人が修正する修正手順と、予備情報記憶手順にて記憶された予備情報と修正手順にて修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字を再び認識する再認識手順とを実行させる。
【0037】
第15の発明によると、たとえば入力手順にて、入力文字枠を有さないタブレットとペンとを用いて、人が複数の文字を連続して入力する。作成手順は、たとえばタブレット上のペンの位置座標の変化等に基づいて、入力された複数の文字を区切って、区切られた筆跡の外形に外接する矩形を予備情報として作成する。たとえば、文字の区切りは正しいが認識が誤っている場合、表示手順にて表示された入力文字を指定すると、指定された文字に対応する筆跡情報が表示される。その筆跡情報を人が修正すると、正しい区切りと修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字が再認識される。これにより、人が修正前の筆跡情報に重ねて修正文字を書くと、矩形内で修正された筆跡情報に基づいて入力文字が再認識される。その結果、表示された筆跡情報を修正するだけで、文字の切出しを行なうことなく再認識でき、文字枠なしで入力された手書き文字を容易にかつ高速に修正することができる、文字を入力するためのプログラムを提供することができる。
【0038】
第16の発明に係るプログラムは、第15の発明の構成に加えて、作成手順は、筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析する手順と、文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を表わす情報を予備情報として作成する手順とを含む。
【0039】
第16の発明によると、作成手順は、たとえば入力された筆跡情報から複数の文字を1文字ずつに区切る。作成手順は、1文字ずつの区切りで区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を算出する。この矩形内で修正された筆跡情報に基づいて入力文字が再認識される。その結果、表示された筆跡情報を修正するだけで、文字の切出しを行なうことなく再認識でき、文字枠なしで入力された手書き文字を容易にかつ高速に修正することができる、文字を入力するためのプログラムを提供することができる。
【0040】
第17の発明は、第16の発明の構成に加えて、筆跡情報表示手順は、指定された文字に対応する筆跡情報と、指定された文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とを表示する手順を含む。再認識手順は、矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識する手順を含む。
【0041】
第17の発明によると、人が修正したい文字を指定すると、指定された文字の筆跡情報とともに、その文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とが表示される。この矩形を入力文字枠として使用して、この矩形内で筆跡情報を修正する。その結果、表示された筆跡情報を修正するだけで、文字の切出しを行なうことなく再認識でき、文字枠なしで入力された手書き文字を容易にかつ高速に修正することができる、文字を入力するためのプログラムを提供することができる。
【0042】
第18の発明に係るプログラムは、第17の発明の構成に加えて、作成手順は、筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析する手順と、文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成する手順と、複数個の矩形を予め定められた大きさに変更する手順と含む。
【0043】
第18の発明によると、たとえば促音でないにもかかわらず促音として認識された場合、最初に作成された矩形は促音に対応する大きさで作成されるため、促音でないように修正できない。そのため、複数個の矩形を、たとえばそれらの中で最も大きな矩形に変更する。これにより、促音と認識された場合でも容易に修正できる。
【0044】
第19の発明に係るプログラムは、第17の発明の構成に加えて、作成手順は、筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析する手順と、文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成する手順と、複数個の矩形を予め定められた位置に配置する手順と含む。
【0045】
第19の発明によると、たとえば入力文字枠がないために、最初に作成された矩形の位置が揃っていない場合、矩形を整列させたり、入力された文字数が多い場合であって、表示手順にて表示できる文字数が少ない場合、矩形を2行に分けて整列させたりする。これにより、文字認識に誤りがあった場合でも容易に修正できる。
【0046】
第20の発明に係るプログラムは、第19の発明の構成に加えて、予め定められた位置は、複数個の矩形の間隔が予め定められた間隔である位置である。
【0047】
第20の発明によると、作成手順は、予め定められた間隔を空けて複数の矩形を作成する。筆跡情報表示手順は、間隔を空けて複数の矩形を表示する。これにより、文字認識に誤りがあった場合でも容易に修正できる。
【0048】
第21の発明に係るプログラムは、第19の発明の構成に加えて、予め定められた位置は、複数個の矩形の表示位置が揃う位置である。
【0049】
第21の発明によると、作成手順は、矩形の位置が揃うように複数の矩形を作成する。筆跡情報表示手順は、位置を揃えて複数の矩形を表示する。これにより、文字認識に誤りがあった場合でも容易に修正できる。
【0050】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0051】
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100の構成について説明する。図1に示すように、この携帯端末100は、各種ボタンにより構成される操作部132と、各種情報が表示される表示部134と、表示部134に重ねて配置された入力タブレット136とを含む。入力タブレット136には、ペン138を用いて、手書き文字が入力される。入力された手書き文字は、筆跡情報として記憶部120に記憶され、入力文字が認識される。
【0052】
図2を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100の制御ブロックについて説明する。図2に示すように、携帯端末100は、この携帯端末100の全体を制御する制御部110と、文字管理テーブル、文字列管理テーブルおよび文章管理テーブルなどを記憶するとともに、制御部110で実行されるプログラムを記憶する記憶部120と、操作部132、表示部134および入力タブレット136からなる入出力部130とを含む。これらの制御部110、記憶部120および入出力部130は、バス140で接続されている。
【0053】
本実施の形態に係る携帯端末100は、入力タブレット136およびペン138を用いてこの携帯端末100のユーザが入力した手書き文字を入力文字として認識し、その入力文字に認識の誤りがあった場合に、容易に修正できる機能を有する。この機能は、上述した携帯端末100の機能の1つとして実現される。この機能は、携帯端末100のハードウェアと、制御部110において実行されるソフトウェアとにより実現される。このようなソフトウェアは、記憶部120にプログラムとして記憶される。この機能は、制御部110によりそのプログラムが実行されることにより実現される。
【0054】
図1および図2に示した携帯端末100のハードウェア自体は一般的なものである。したがって、本発明の最も本質的な部分は、記憶部120に記憶されたソフトウェアである。なお、図1および図2に示した携帯端末100自体の動作は周知であるので、ここでは詳細な説明は繰返さない。さらに、本実施の形態においてはこのような携帯端末について説明するが、一般的なコンピュータ、ペン入力が可能な携帯情報端末、携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System)などであってもよい。
【0055】
図3を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100の記憶部120で記憶される文字管理テーブルについて説明する。図3に示すように、文字管理テーブルは、手書きされた線分(ストローク)が記憶されたアドレス(CP(I))と、開始ストロークの番号と、終了ストロークの番号と、開始ストロークおよび終了ストロークとから構成される1文字分(セグメント)の筆記情報の認識候補数と、認識された文字情報と、そのセグメントの外接矩形の座標とを含む。ここで、セグメントとは、1文字分の入力文字に対応する筆記情報である。1つのセグメントは複数のストロークを含む。ストロークは、筆記情報を構成する線分である。複数のセグメントにより、1つの文字列が構成されている。たとえば、「インターネット」という文字列は、7個のセグメントから構成される。さらに、1文字目の「イ」は、2個のストロークから構成される。
【0056】
図4を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100の記憶部120で記憶される文字列管理テーブルについて説明する。図4に示すように、文字列管理テーブルは、それぞれの文字列を表わすポインタ(SP(I))と、文字列に含まれる文字数と、第1候補の文字列コードと、その文字列に含まれるセグメントのアドレス(CP(I))と、文字列の終了情報とを含む。図4に示すアドレス(CP(I))は、図3に示すアドレス(CP(I))に対応している。
【0057】
図5を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100の記憶部120に記憶される文章管理テーブルについて説明する。図5に示すように、文章管理テーブルは、複数の文字列を管理する。文章管理テーブルは、文章を管理するためのアドレス(BP(I))ごとに、文字列候補数と、文字列管理テーブルのアドレス(SP(I))と、候補文字列に対応する座標データのアドレスと、文字列の終端情報とを含む。図5に示すアドレス(SP(I))は、図4に示すアドレス(SP(I))に対応している。
【0058】
図6を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100の記憶部120で記憶されるストローク管理テーブルについて説明する。図6に示すように、ストローク管理テーブルは、入力タブレット136から入力された筆跡情報をストロークに分割して記憶するものである。図6に示すように、ストローク管理テーブルは、1番目のストローク(ST(1))に対して、ペン138が入力タブレット136上に接触された座標(X(1),Y(1))と、その時刻(T(1))から次にペン138が入力タブレット136から離れるまでに描画されたストロークを記憶する。
【0059】
ストロークの始端座標とともに、その始端座標により表わされる入力タブレット136の位置にペン138が接触した時刻が記憶される。ストロークの終端座標とともに、その終端座標により表わされる入力タブレット136の位置からペン138が離脱した時刻が記憶される。たとえば、図6に示すように、第1番目のストローク(ST(1))は、複数の座標値(P(0)〜P(K−1))から構成される。たとえば、ストロークが単なる線分である場合には、始端の座標および時刻である(P(0))と終端の座標および時刻である(P(1))とから構成される。
【0060】
図7を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100で実行されるプログラムは、文字認識処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0061】
ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、制御部110は、手書き入力を行なう。このとき、携帯端末100のユーザは、入力タブレット136にペン138を接触させてその状態でペンを移動させることによりストロークを描画する。また1つのストロークの描画が終了すると、入力タブレット136からペン138を離脱させて、次のストロークの始点位置までペン138を入力タブレット136から離した状態で移動させる。
【0062】
S102にて、制御部110は、手書き入力が終了したか否かを判断する。この判断は、たとえば、操作部132から入力された情報、最後のストロークの終端座標が取得されてからの経過時間などに基づいて行なわれる。手書き入力が終了すると(S102にてYES)、処理はS104へ移される。もしそうでないと(S102にてNO)、処理はS100へ戻され、さらに手書き入力が継続される。
【0063】
S104にて、制御部110は、入力された筆記情報に基づいて、文字をセグメント単位に切出す。S106にて、制御部110は、切出されたセグメント単位に、文字を認識する。この文字認識の方法については、公知の技術または公知の技術の組合せにより実現されるため、ここでの詳細な説明は繰返さない。
【0064】
S108にて、制御部110は、文字認識結果を記憶部120に記憶する。S110にて、制御部110は、文字認識結果を表示部134に表示する。
【0065】
図8を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100で実行されるプログラムは、文字修正処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0066】
S120にて、制御部110は、文字認識結果を表示部134に表示する。S122にて、制御部110は、修正を要求する文字列が入力されたか否かを判断する。このとき、この携帯端末100のユーザは、表示部134に表示された入力文字の文字列をペン138で指定することにより、修正を要求する文字列を入力する。修正を要求する文字列が入力されると(S122にてYES)、処理はS124へ移される。もしそうでないと(S122にてNO)、この文字修正処理は終了する。
【0067】
S124にて、制御部110は、修正対象文字列のデータを記憶部120から読出す。S126にて、制御部110は、修正対象文字列の外接矩形情報に基づいて、修正文字入力領域を設定する。このとき、図3に示す文字管理テーブルの座標データが用いられる。S128にて、制御部110は、修正対象文字列のストロークを表示する。
【0068】
S130にて、制御部110は、手書き再入力を行なう。S132にて、制御部110は、手書き入力が終了したか否かを判断する。手書き入力が終了すると(S132にてYES)、処理はS134へ移される。もしそうでないと(S132にてNO)、処理はS130へ戻され、さらに手書きの再入力が継続される。
【0069】
S134にて、制御部110は、手書き入力されたストロークと、設定した修正文字入力領域とに基づいて、文字を再認識する。このとき、文字の切出し位置については、文字認識処理(図7)のS104にて算出された切出し位置が用いられる。S136にて、制御部110は、文字再認識結果を記憶部120に記憶する。S138にて、制御部110は、文字再認識結果を表示部134に表示する。その後、処理はS122へ戻され、修正を要求する文字列がユーザから入力されたか否かを判断する。
【0070】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る携帯端末100の動作について説明する。
【0071】
[文字認識動作]
この携帯端末100のユーザがペン138を入力タブレット136に接触させたり接触させた状態でペン138を移動させたり、ペン138を入力タブレット134から離脱させたりすることを繰返すことにより手書き入力が行なわれる(S100)。ユーザが操作部132の入力終了ボタンを押すと(S102にてYES)、文字をセグメント単位に切出す処理が行なわれる(S104)。このときの処理を図9を参照して説明する。
【0072】
図9の上部に示すように、入力されたストローク(ST(1)〜ST(17))のそれぞれは、ユーザがペン138を入力タブレット136に接触させて移動させることにより描画された線分である。このストローク(ST(1)〜ST(17))のそれぞれについて、ストロークを構成する座標を基にストロークを外接する矩形が算出される。たとえば、ストロークST(1)に対して、「Q(1)1」と「Q(1)2」とを頂点とする矩形が算出される。また、ストローク(ST(2))に対して、「Q(2)1」と「Q(2)2」とを頂点とする矩形が算出される。すべてのストローク(ST(1)〜ST(17))に対して矩形が算出され、その矩形が重なっているものは1つの文字(セグメント)として切出す。
【0073】
また、この切出しについては、矩形の重なりの有無に関わらず、ストロークの終端の描画終了時刻から、次のストロークの始端の描画開始時刻までの時間が長い場合については、別の文字を書き始めたものとして、別のセグメントとして認識する。このようにして、文字をセグメント単位に切出す。
【0074】
切出された文字に対応する矩形が算出される。これを図10を参照して説明する。図10に示すように、7文字からなる「インターネット」の文字列がユーザにより入力された場合を説明する。前述の説明のようにストロークにより構成される矩形が重なっている場合、またはストロークの終端の描画時刻から次のストロークの始端の描画時刻までの間が大きい場合は、別の文字と判断される。そのようにして切出された1つの文字を構成する筆跡情報により表わされる図形の外接矩形を算出する。たとえば図10に示すように「イ」の場合には、その「イ」に外接する矩形(Q(1))が算出される。この矩形Q(1)は、(X(1)min,Y(1)min)と(X(1)max,Y(1)max)とを頂点とする矩形から構成される。このようにして、7つの矩形が算出される。本発明の実施の形態に係る携帯端末100は、この算出されたセグメントごとの矩形を、手書き文字を再入力する際の入力文字枠とするものである。
【0075】
図11(A)に示すように、文字認識結果が表示部134に表示される(S120)。この携帯端末100のユーザが修正を要求する文字列を入力すると(S122にてYES)、修正対象文字列のデータが記憶部120から読出される(S124)。このとき、図11(B)に示すように、表示部134に表示された「イニターネツト」をペン138で指定することにより、修正を要求する文字列が入力される。修正対象文字列の外接矩形情報に基づいて、修正文字入力領域が設定される(S126)。修正対象文字列のストロークが表示される(S128)。このとき、図11(C)に示すように、指定された入力文字列に対応する筆跡情報が表示部134に表示される。
【0076】
ユーザが手書き文字を再入力すると(S130)、図11(D)に示すように、「ン」と「ッ」とが再入力される。手書きの再入力が終了すると(S132にてYES)、手書き入力されたストロークと、設定した修正文字入力領域とに基づいて、文字が再認識される(S134)。その後、文字再認識結果が表示され(S138)、図11(E)に示すように、正しく認識された結果「インターネット」が表示部134に表示される。
【0077】
図12に、図11(D)に示した筆跡情報に対応する文字管理テーブルの内容を示す。図12に示すように、3文字目と6文字目の文字情報と、外接矩形の座標データとが変更されている。
【0078】
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯端末100を用いると、文字枠なしで手書きで文字を入力し、その文字の認識結果が誤っていた場合であっても、連続して入力された複数の文字列の切出し結果を用いて、再入力された筆跡情報から正しい入力文字を認識する。その結果、手書き文字認識装置において、容易に修正をすることができる文字入力装置を実現できる。
【0079】
<第1の実施の形態 変形例>
以下、第1の実施の形態の変形例について説明する。この変形例は、図8のS130における手書き再入力処理において、手書き文字を再入力するのではなく、入力されたストロークを変形させたり、入力されたストロークにさらにストロークを追加することにより手書き再入力を行なう。
【0080】
図13(A)を参照して、本変形例におけるS130における処理について説明する。S130においては、入力ペン138を用いて、誤認識した入力文字に対応する筆跡情報を変形させる。このとき、図13(A)に示すように、筆跡情報の一部を変形させる場合、図13(B)に示すように、セグメント単位で縮小または拡大をする場合がある。このようにして、手書き文字の再入力を行なう。
【0081】
また、図14に示すように、ストロークを追加することもできる。図14(A)では、1つのストロークが足りないために、5文字目を誤認識している。そのため、図14(B)に示すように5文字目に1つのストローク(ST(100))を追加している。このように、ストロークを追加して、文字の再入力を行なうこともできる。
【0082】
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末について説明する。本実施の形態に係る携帯端末は、前述の第1の実施の形態に係る携帯端末100と文字修正処理が異なる。これ以外のハードウェア構成およびフローチャートについては、前述の第1の実施の形態と同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0083】
図15を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100で実行されるプログラムは、文字修正処理に関し、以下のような制御構造を有する。なお、図15に示すフローチャートの中で、前述の図8と同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0084】
S200にて、制御部110は、修正対象文字列の外接矩形情報に基づいて、修正文字を入力する領域を算出する。この領域の算出の詳細については後述する。
【0085】
S202にて、制御部110は、修正文字入力領域に基づいて、修正ストロークを算出する。S204にて、制御部110は、修正対象入力領域を表示部134に表示する。S206にて、制御部110は、修正対象文字列の修正ストロークを表示部134に表示する。この後、手書き再入力が行なわれ、再入力された手書き文字に対して文字の再認識が行なわれる。
【0086】
図16を参照して、図15のS204で実行される領域算出処理(1)について説明する。
【0087】
S220にて、制御部110は、外接矩形座標Q(I)(I=1〜N)を読出す。このとき、記憶部120に記憶された文字管理テーブルの外接矩形の座標データが読出される。
【0088】
S222にて、制御部110は、X(1)′min=X(1)minおよびX(1)′max=X(1)maxと設定する。S224にて、制御部110は、変数Iを初期化(I=2)する。S226にて、制御部110は、X(I)minがX(I−1)′maxよりも小さいか否かを判断する。X(I)minがX(I−1)′maxよりも小さい場合には(S226にてYES)、処理はS228へ移される。もしそうでないと(S226にてNO)、処理はS230へ移される。
【0089】
S228にて、制御部110は、X(I)′min=X(I−1)′max+α、X(I)′max=X(I)′min+(X(I)max−X(I)min)の演算を行なう。S230にて、制御部110は、変数Iに1を加算する。S232にて、制御部110は、変数Iと定数Nとを比較し、変数Iが定数Nよりも大きいか否かを判断する。変数Iが定数Nよりも大きい場合は(S232にてYES)、この領域算出処理を終了する。もしそうでないと(S232にてNO)、処理はS226へ戻され、次の処理が実行される。
【0090】
図17を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100で実行されるプログラムは、ストローク算出処理に関し、以下の制御構造を有する。
【0091】
S240にて、制御部110は、外接矩形座標Q(I)(I=1〜N)を読出す。S242にて、制御部110は、修正された外接矩形座標Q(I)′(I=1〜N)を読出す。S224にて、制御部110は、変数Iを初期化(I=1)する。S246にて、制御部110は、Q(I)に含まれるストロークの座標(X,Y)を読出す。
【0092】
S247にて、制御部110は、変数Jを初期化(J=1)する。S248にて、制御部110は、X(J)′=X(J)+(X(I)′min−X(I)min)、Y(J)′=Y(J)+(Y(I)′min−Y(I)min)の演算を行なう。S249にて、制御部110は、変数Jに1を加算する。
【0093】
S250にて、制御部110は、Q(I)内のすべてのストロークに対する処理が終了したか否かを判断する。Q(I)内のすべてのストロークに対する処理が終了すると(S250にてYES)、処理はS252へ移される。もしそうでないと(S250にてNO)、処理はS248へ戻され、次の処理が行なわれる。
【0094】
S252にて、制御部110は、変数Iに1を加算する。S254にて、制御部110は、変数Iが定数Nよりも大きいか否かを判断する。変数Iが定数Nよりも大きい場合には(S254にてYES)、このストローク算出処理は終了する。もしそうでないと(S254にてNO)、処理はS246へ戻され、次の外接矩形座標に含まれるストロークに対する処理が実行される。
【0095】
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る携帯端末100の動作について説明する。
【0096】
この携帯端末100のユーザがペン138および入力タブレット136を用いて文字を入力し、表示部134に認識された入力文字が表示される。修正を要求する文字列を入力すると(S122にてYES)、修正対象文字列のデータが読出され(S124)、修正対象文字列の外接矩形情報に基づいて、修正文字を入力する領域が算出される(S200)。
【0097】
外接矩形座標Q(I)(I=1〜N)が読出され(S220)、初期座標を設定した後(S222)、あるセグメントの外接矩形座標のX座標の最小値が、1つ前のセグメントのX座標の最大値よりも小さい場合には(S226にてYES)、2つの外接矩形がX方向(この場合横方向)に重なっているため、一定の間隔αをあけるように修正された外接矩形が設定される(S228)。これらの処理がたとえば「インターネット」という文字列の場合には7回実行される。
【0098】
修正された外接矩形座標Q(I)′が算出されると、ストロークが算出される。1つのセグメントに含まれるすべてのストロークの座標(X,Y)が読出される(S246)。修正された外接矩形座標Q(I)′と修正前の外接矩形座標Q(I)とに基づいて、修正されたストロークの座標が算出される。このような処理がすべてのセグメントに含まれるすべてのストロークに対して行なわれる。このような処理により、セグメントに外接する矩形のX方向の重なりがなくなり、その矩形内のストロークも修正された矩形に合わせた位置に修正される。
【0099】
修正対象入力領域が表示部134に表示され(S204)、修正対象文字列の修正ストロークが表示部134に表示される(S206)。このときの状態を図18(A)に示す。図18(A)に示すように、最初に入力された状態(図10参照)に比較して、矩形の重なりがないようにセグメントに外接する矩形が配置されている。図18(B)に示すように、表示部134に表示されたセグメントの外接矩形と、筆跡情報とに基づいて、この携帯端末100のユーザが修正文字を入力する。
【0100】
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯端末によると、入力文字枠がない状態で入力される手書き文字認識装置において、誤認識された入力文字を容易に修正することができる。
【0101】
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態に係る携帯端末について説明する。本実施の形態に係る携帯端末は、前述の第2の実施の形態に係る携帯端末とは異なる領域算出処理を実行する。それ以外のハードウェア構成およびフローチャートについては、前述の第2の実施の形態と同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
【0102】
図19を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100で実行されるプログラムは、領域算出処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0103】
S300にて、制御部110は、外接矩形座標Q(I)(I=1〜N)を読出す。S302にて、制御部110は、変数Iを初期化(I=1)する。
【0104】
S304にて、制御部110は、I番目の外接矩形サイズを算出する。ΔX(I)=X(I)max−X(I)min、ΔY(I)=Y(I)max−Y(I)minにより外接矩形サイズが算出される。S306にて、制御部110は、変数Iに1を加算する。S308にて、制御部110は、変数Iが定数Nよりも大きいか否かを判断する。変数Iが定数Nよりも大きい場合には(S308にてYES)、処理はS310へ移される。もしそうでないと(S308にてNO)、処理はS304へ移される。これにより、各セグメントの外接矩形サイズが算出される。
【0105】
S310にて、制御部110は、最大の外接矩形サイズ(ΔX、ΔY)を算出する。S312にて、制御部110は、変数Iを初期化(I=1)する。S314にて、制御部110は、X(I)′min=X(I)min−(ΔX−ΔX(I))/2、X(I)′max=X(I)min+ΔX、Y(I)′min=Y(I)min−(ΔY−ΔY(I))/2、Y(I)′max=Y(I)min+ΔYの演算を行なう。
【0106】
S316にて、制御部110は、変数Iに1を加算する。S318にて、制御部110は、変数Iが定数Nよりも大きいか否かを判断する。変数Iが定数Nよりも大きい場合には(S318にてYES)、処理はS320へ移される。もしそうでないと(S318にてNO)、処理はS314へ戻される。
【0107】
S320にて、制御部110は、領域算出処理(1)を実行する。この領域算出処理(1)は図16に示す処理である。
【0108】
以上のような構造およびフローチャートに続く、本実施の形態に係る携帯端末100の動作について説明する。
【0109】
この携帯端末100のユーザがペン138と入力タブレット136とを用いて手書き文字を入力する。入力された手書き文字により認識された入力文字が表示部134に表示される。その表示された入力文字に対して、修正したい文字列を指定すると、その文字列に対応する筆跡情報が表示部134に表示される。そのとき、指定された入力文字に対応する筆跡情報により形成される図形の外接矩形が表示される。このとき、たとえば「インターネット」という7文字の文字列からなる場合、これら7文字の中の最大の外接矩形がΔX、ΔYとして算出される(S310)。この算出された最大の外接矩形サイズ(ΔX、ΔY)に基づいて、修正された外接矩形座標(X(I)′min,Y(I)′min)、(X(I)′max,Y(I)′max)が算出される(S134)。
【0110】
この処理により、最大の外接矩形サイズに、すべての外接矩形の大きさが揃えられる。その後、領域算出処理(1)が実行される(S320)。
【0111】
これらの一連の動作により、外接矩形のサイズは、複数ある外接矩形サイズの中の最大の大きさの外接矩形サイズの大きさに揃えられ、外接矩形の重なりがないように配置が行なわれる。このようにして算出された外接矩形座標に基づいて、表示部134に外接矩形が表示される。
【0112】
このときの状態を、図20(A)に示す。図20(A)に示すように、それぞれの外接矩形(7つ)は、その大きさが同じであり、それぞれの外接矩形の重なりがないように配置されて表示される。図20(B)に示すように、修正文字の入力が行なわれ、文字が再認識される。
【0113】
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯端末によると、文字枠を有しない手書き文字入力装置において、手書き文字の認識を誤った場合であっても、容易に入力文字を修正することができる。
【0114】
<第4の実施の形態>
以下、本発明の第4の実施の形態に係る携帯端末について説明する。本実施の形態に係る携帯端末は、前述の第2の実施の形態および第3の実施の形態における領域算出処理とは異なる領域算出処理を実行する。それ以外のハードウェア構成およびフローチャートについては、前述の第2の実施の形態および第3の実施の形態と同じである。したがってそれらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0115】
図21を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100で実行されるプログラムは、領域算出処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0116】
S400にて、制御部110は、外接矩形座標Q(I)(I=1〜N)を読出す。S402にて、制御部110は、外接矩形のY方向平均座標YPを算出する。このとき、YP=(ΣY(I)min+ΣY(I)max)/2Nの演算が行なわれる。
【0117】
S404にて、制御部110は、変数Iを初期化(I=1)する。S406にて、制御部110は、I番目の外接矩形のY方向中心座標Y(I)Pを算出する。このとき、Y(I)P=(Y(I)min+Y(I)max)/2の演算が行なわれる。
【0118】
S408にて、制御部110は、外接矩形サイズを算出する。このときΔX(I)=X(I)max−X(I)min、ΔY(I)=Y(I)max−Y(I)minの演算を行なう。
【0119】
S410にて、制御部110は、Y(I)′min=Y(I)min−(YP−Y(I)P)、Y(I)’max=Y(I)’min+ΔY(I)として算出する。
【0120】
S412にて、制御部110は変数Iに1を加算する。S414にて、制御部110は、変数Iが定数Nよりも大きいか否かを判断する。変数Iが定数Nよりも大きい場合には(S414にてYES)、処理はS416へ移される。もしそうでないと(S414にてNO)、処理はS406へ戻される。
【0121】
S416にて、制御部110は、領域算出処理(1)を実行する。この領域算出処理(1)は、図16に示す処理である。
【0122】
以上のような構造およびフローチャートに基づく本発明の実施の形態に係る携帯端末100の動作について説明する。
【0123】
この携帯端末100のユーザがペン138および入力タブレット136を用いて手書き文字を入力すると、その筆跡に基づいて入力文字が認識される。認識された入力文字が表示部134に表示され、ユーザがその入力文字を修正したい場合、修正したい文字列を指定する。指定された入力文字に対応する筆記情報と、外接矩形とが表示部134に表示される。このとき、図21に示す処理が実行され、Y方向の中心座標が揃えられるようにして修正された外接矩形座標が算出される。その結果、図22(A)に示すように外接矩形と筆跡情報とが表示される。図22(B)に示すように筆跡情報が修正されて、文字が再認識される。
【0124】
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯端末によると、入力文字枠を有しない手書き文字認識装置において、認識を誤った場合に、入力文字の修正を容易に行なうことができる。
【0125】
<第4の実施の形態 変形例>
以下、第4の実施の形態の変形例について説明する。本変形例は、前述の図21に示す領域算出処理(3)に代えて図23に示す領域算出処理(4)を実行するものである。それ以外のハードウェア構成およびフローチャートについては、前述の第4の実施の形態と同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0126】
図23を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100で実行される領域算出処理は、以下のような制御構造を有する。なお、図23に示すフローチャートの中で、前述の図19と同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0127】
図23に示すように、S300〜S318までの処理が、第3の実施の形態において説明したとおり実行される。その後、S420にて、制御部110は、領域算出処理(3)を実行する。この領域算出処理(3)は、図21に示す処理である。
【0128】
図23に示す領域算出処理により、セグメントに外接する矩形は、その大きさが、最大の外接矩形の大きさに揃えられ、その位置がY方向の中心位置に揃えられ、さらに互いの外接矩形が重ならないように配置される。この状態を図24(A)に示す。図24(B)に示すように筆跡情報の修正が実行され、入力文字が再認識される。
【0129】
<第5の実施の形態>
以下、本発明の第5の実施の形態に係る携帯端末について説明する。本実施の形態に係る携帯端末は、前述の第2の実施の形態〜第4の実施の形態に係る携帯端末で実行される領域算出処理とは異なる領域算出処理が実行される。それ以外のハードウェア構成およびフローチャートについては、前述の第2の実施の形態〜第4の実施の形態に係る携帯端末と同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0130】
図25を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100で実行されるプログラムは、領域算出処理に関し以下のような制御構造を有する。
【0131】
S500にて、制御部110は、領域算出処理(1)を実行する。この領域算出処理(1)は、第2の実施の形態において、図16を用いて説明した処理である。
【0132】
S502にて、制御部110は、XY座標ベースを算出する。算出されたXY座標ベースを、Xbase、Ybaseとする。S504にて、制御部110は、XYピッチを算出する。算出されたXYピッチを、Xpitch、Ypitchとする。
【0133】
S506にて、制御部110は、変数Iを初期化(I=1)する。S508にて、制御部110は、I番目の外接矩形が、表示部134の表示領域内にあるか否かを判断する。外接矩形が表示領域内にある場合には(S508にてYES)、処理はS516へ移される。もしそうでないと(S508にてNO)、処理はS510へ移される。
【0134】
S510にて、制御部110は、Ybase=Ybase+Ypitch+αの演算を行なう。S512にて、制御部110は、Xpitch=X(I)min−Xbaseの演算を行なう。
【0135】
S514にて、制御部110は、X(I)′min=X(I)min−Xpitch、X(I)′max=X(I)max−Xpitch、Y(I)′min=Y(I)min+Ypitch、Y(I)′max=Y(I)max+Ypitchの演算を行なう。
【0136】
S516にて、制御部110は、変数Iに1を加算する。S518にて、制御部110は、変数Iが定数Nよりも大きいか否かを判断する。変数Iが定数Nよりも大きい場合には(S518にてYES)、この領域算出処理を終了する。もしそうでないと(S518にてNO)、処理はS508へ戻される。
【0137】
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る携帯端末100の動作について説明する。
【0138】
図26(A)に示すように、入力文字列が表示部134に表示される。このとき、表示部134には、「インターネットプロバ人ダーへの」と表示される。この表示に対して携帯端末100のユーザが図26(B)に示すように、文章の後半の文字列を指定する。このとき、8文字の文字が指定される。8列の文字列に対応する外接矩形は表示部134の表示領域内に6文字目からはみ出る。そのため、外接矩形が表示領域内にないと判断され(S508にてNO)、Ybaseと、Xpitchとが演算される(S510、S512)。さらに修正された外接矩形が算出される(S514)。この結果、図26(C)に示すように、修正された外接矩形と筆跡情報とが表示部134に表示される。図26(C)に表示された筆跡情報を修正することにより文字の再入力が行なわれる。再入力された文字に基づいて、文字が再認識される。
【0139】
図27〜図29に、図26に対応する文字管理テーブル、文字列管理テーブルおよび文書管理テーブルをそれぞれ示す。
【0140】
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯端末によると、ユーザが修正を要求して文字列が長くて、表示部134に表示できない場合であっても、行を分割して表示させることができる。
【0141】
<第5の実施の形態 変形例>
以下、第5の実施の形態の変形例について説明する。この変形例は、前述の第5の実施の形態において図25を用いて説明した領域算出処理(5)に代えて図30に示す領域算出処理(6)を実行する。それ以外のハードウェア構成およびフローチャートについては前述の第5の実施の形態と同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0142】
図30を参照して、本実施の形態に係る携帯端末100で実行されるプログラムは、領域算出処理に関し以下のような制御構造を有する。なお、図30に示すフローチャートの中で、前述の図19と同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0143】
図30に示すように、S300〜S318の処理が、図19を用いて説明したとおり実行される。S520にて、制御部110は、領域算出処理(5)を実行する。この領域算出処理(5)は、前述の図25を用いて説明した処理である。
【0144】
図30に示す本変形例に係る携帯端末で領域算出処理(6)を実行することにより、図31に示すように表示部134に外接矩形と筆跡情報とが表示される。すなわち、それぞれの外接矩形の大きさが、複数の外接矩形の中で最も大きな外接矩形に揃えられ、外接矩形が互いに重なり合うことなく、表示部134の表示領域内に入いるように折返されて表示されている。
【0145】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る携帯端末の外観図である。
【図2】 図1に示す携帯端末の制御ブロック図である。
【図3】 記憶部に記憶される文字管理テーブルの内容を示す図である。
【図4】 記憶部に記憶される文字列管理テーブルの内容を示す図である。
【図5】 記憶部に記憶される文章管理テーブルの内容を示す図である。
【図6】 記憶部に記憶されるストローク管理テーブルの内容を示す図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末で実行される文字認識処理の制御の手順を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末で実行される文字修正処理の制御の手順を示すフローチャートである。
【図9】 ストロークの外接矩形状態を示す図である。
【図10】 セグメントの外接矩形状態を示す図である。
【図11】 本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末における動作例を示す図である。
【図12】 記憶部に記憶される、修正された文字管理テーブルの内容を示す図である。
【図13】 本発明の第1の実施の形態の変形例の動作を示す図(その1)である。
【図14】 本発明の第1の実施の形態の変形例の動作を示す図(その2)である。
【図15】 本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末で実行される文字修正処理の制御の手順を示すフローチャートである。
【図16】 本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末で実行される領域算出処理(1)の制御の手順を示すフローチャートである。
【図17】 本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末で実行されるストローク算出処理の制御の手順を示すフローチャートである。
【図18】 本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末における動作例を示す図である。
【図19】 本発明の第3の実施の形態に係る携帯端末で実行される領域算出処理(2)の制御の手順を示すフローチャートである。
【図20】 本発明の第3の実施の形態に係る携帯端末における動作例を示す図である。
【図21】 本発明の第4の実施の形態に係る携帯端末で実行される領域算出処理(3)の制御の手順を示すフローチャートである。
【図22】 本発明の第4の実施の形態に係る携帯端末における動作例を示す図である。
【図23】 本発明の第4の実施の形態の変形例に係る携帯端末で実行される領域算出処理(4)の制御の手順を示すフローチャートである。
【図24】 本発明の第4の実施の形態の変形例に係る携帯端末における動作例を示す図である。
【図25】 本発明の第5の実施の形態に係る携帯端末で実行される領域算出処理(5)の制御の手順を示すフローチャートである。
【図26】 本発明の第5の実施の形態に係る携帯端末における動作例を示す図である。
【図27】 本発明の第5の実施の形態に係る携帯端末の記憶部に記憶される文字管理テーブルの内容を示す図である。
【図28】 本発明の第5の実施の形態に係る携帯端末の記憶部に記憶される文字列管理テーブルの内容を示す図である。
【図29】 本発明の第5の実施の形態に係る携帯端末の記憶部に記憶される文章管理テーブルの内容を示す図である。
【図30】 本発明の第5の実施の形態の変形例に係る携帯端末で実行される領域算出処理(6)の制御の手順を示すフローチャートである。
【図31】 本発明の第5の実施の形態の変形例に係る携帯端末における動作例を示す図である。
【符号の説明】
100 携帯端末、110 制御部、120 記憶部、130 入出力部、132 操作部、134 表示部、136 入力タブレット、140 バス。

Claims (12)

  1. 複数の文字を表わす筆跡情報に基づいて、入力文字を認識する文字入力装置であって、
    前記筆跡情報を人が入力するための入力手段と、
    前記入力手段に接続され、前記入力された筆跡情報を記憶するための筆跡情報記憶手段と、
    前記筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報を解析して、入力文字を認識するための予備情報を作成するための作成手段と、
    前記作成された予備情報を記憶するための予備情報記憶手段と、
    前記筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報と前記予備情報とに基づいて、入力文字を認識するための認識手段と、
    前記認識された入力文字を表示するための表示手段と、
    前記表示された入力文字を指定することにより、前記筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報の中で、前記指定された文字に対応する筆跡情報を表示するための筆跡情報表示手段と、
    前記筆跡情報表示手段に表示された筆跡情報を人が修正するための修正手段と、
    前記予備情報記憶手段と前記認識手段と前記修正手段とに接続され、前記予備情報記憶手段に記憶された予備情報と前記修正手段により修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字を再び認識するように前記認識手段を制御するための制御手段とを含み、
    前記作成手段は、前記筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析するための手段と、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を表わす情報を前記予備情報として作成するための手段とを含み、
    前記筆跡情報表示手段は、前記指定された文字に対応する筆跡情報と、前記指定された文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とを表示するための手段を含み、
    前記制御手段は、前記矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識するように前記認識手段を制御するための手段を含み、
    前記文字の区切りが正しい場合、前記矩形内で修正された筆跡情報は、正しい区切りに基づく矩形内において、人により再入力された情報に基づき、
    入力文字を再び認識する際には、前記正しい区切りを用いて再び認識し、
    前記作成手段は、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成するための手段と、前記複数個の矩形を予め定められた大きさに変更するための手段と含み、
    前記筆跡情報表示手段は、前記作成手段により、大きさが変更された矩形を表示するための手段を含み、
    前記制御手段は、前記大きさが変更された矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識するように前記認識手段を制御するための手段を含む、文字入力装置。
  2. 複数の文字を表わす筆跡情報に基づいて、入力文字を認識する文字入力装置であって、
    前記筆跡情報を人が入力するための入力手段と、
    前記入力手段に接続され、前記入力された筆跡情報を記憶するための筆跡情報記憶手段と、
    前記筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報を解析して、入力文字を認識するための予備情報を作成するための作成手段と、
    前記作成された予備情報を記憶するための予備情報記憶手段と、
    前記筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報と前記予備情報とに基づいて、入力文字を認識するための認識手段と、
    前記認識された入力文字を表示するための表示手段と、
    前記表示された入力文字を指定することにより、前記筆跡情報記憶手段に記憶された筆 跡情報の中で、前記指定された文字に対応する筆跡情報を表示するための筆跡情報表示手段と、
    前記筆跡情報表示手段に表示された筆跡情報を人が修正するための修正手段と、
    前記予備情報記憶手段と前記認識手段と前記修正手段とに接続され、前記予備情報記憶手段に記憶された予備情報と前記修正手段により修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字を再び認識するように前記認識手段を制御するための制御手段とを含み、
    前記作成手段は、前記筆跡情報記憶手段に記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析するための手段と、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を表わす情報を前記予備情報として作成するための手段とを含み、
    前記筆跡情報表示手段は、前記指定された文字に対応する筆跡情報と、前記指定された文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とを表示するための手段を含み、
    前記制御手段は、前記矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識するように前記認識手段を制御するための手段を含み、
    前記文字の区切りが正しい場合、前記矩形内で修正された筆跡情報は、正しい区切りに基づく矩形内において、人により再入力された情報に基づき、
    入力文字を再び認識する際には、前記正しい区切りを用いて再び認識し、
    前記作成手段は、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成するための手段と、前記複数個の矩形を予め定められた位置に配置するための手段と含み、
    前記筆跡情報表示手段は、前記作成手段により、配置が変更された矩形を表示するための手段を含み、
    前記制御手段は、前記配置が変更された矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識するように前記認識手段を制御するための手段を含む、文字入力装置。
  3. 前記予め定められた位置は、前記複数個の矩形の間隔が予め定められた間隔である位置である、請求項に記載の文字入力装置。
  4. 前記予め定められた位置は、前記複数個の矩形の表示位置が揃う位置である、請求項に記載の文字入力装置。
  5. 複数の文字を表わす筆跡情報に基づいて、入力文字を認識する文字入力方法であって、
    前記筆跡情報を人が入力する入力ステップと、
    前記入力された筆跡情報を記憶する筆跡情報記憶ステップと、
    前記筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報を解析して、入力文字を認識するための予備情報を作成する作成ステップと、
    前記作成された予備情報を記憶する予備情報記憶ステップと、
    前記筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報と前記予備情報とに基づいて、入力文字を認識する認識ステップと、
    前記認識された入力文字を表示する表示ステップと、
    前記表示された入力文字を指定することにより、前記筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報の中で、前記指定された文字に対応する筆跡情報を表示する筆跡情報表示ステップと、
    前記筆跡情報表示ステップにて表示された筆跡情報を人が修正する修正ステップと、
    前記予備情報記憶ステップにて記憶された予備情報と前記修正ステップにて修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字を再び認識する再認識ステップとを含み、
    前記作成ステップは、前記筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析するステップと、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を表わす情報を前記予備情報として作成するステップとを含み、
    前記筆跡情報表示ステップは、前記指定された文字に対応する筆跡情報と、前記指定さ れた文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とを表示するステップ
    を含み、
    前記再認識ステップは、前記矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識するステップを含み、
    前記文字の区切りが正しい場合、前記矩形内で修正された筆跡情報は、正しい区切りに基づく矩形内において、人により再入力された情報に基づき、
    入力文字を再び認識する際には、前記正しい区切りを用いて再び認識し、
    前記作成ステップは、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成するステップと、前記複数個の矩形を予め定められた大きさに変更するステップと含み、
    前記筆跡情報表示ステップは、前記作成ステップにより、大きさが変更された矩形を表示するステップを含み、
    前記再認識ステップは、前記大きさが変更された矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識するステップを含む、文字入力方法。
  6. 複数の文字を表わす筆跡情報に基づいて、入力文字を認識する文字入力方法であって、
    前記筆跡情報を人が入力する入力ステップと、
    前記入力された筆跡情報を記憶する筆跡情報記憶ステップと、
    前記筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報を解析して、入力文字を認識するための予備情報を作成する作成ステップと、
    前記作成された予備情報を記憶する予備情報記憶ステップと、
    前記筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報と前記予備情報とに基づいて、入力文字を認識する認識ステップと、
    前記認識された入力文字を表示する表示ステップと、
    前記表示された入力文字を指定することにより、前記筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報の中で、前記指定された文字に対応する筆跡情報を表示する筆跡情報表示ステップと、
    前記筆跡情報表示ステップにて表示された筆跡情報を人が修正する修正ステップと、
    前記予備情報記憶ステップにて記憶された予備情報と前記修正ステップにて修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字を再び認識する再認識ステップとを含み、
    前記作成ステップは、前記筆跡情報記憶ステップにて記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析するステップと、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を表わす情報を前記予備情報として作成するステップとを含み、
    前記筆跡情報表示ステップは、前記指定された文字に対応する筆跡情報と、前記指定された文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とを表示するステップ
    を含み、
    前記再認識ステップは、前記矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識するステップを含み、
    前記文字の区切りが正しい場合、前記矩形内で修正された筆跡情報は、正しい区切りに基づく矩形内において、人により再入力された情報に基づき、
    入力文字を再び認識する際には、前記正しい区切りを用いて再び認識し、
    前記作成ステップは、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成するステップと、前記複数個の矩形を予め定められた位置に配置するステップと含み、
    前記筆跡情報表示ステップは、前記作成ステップにより、配置が変更された矩形を表示するステップを含み、
    前記再認識ステップは、前記配置が変更された矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識するステップを含む、文字入力方法。
  7. 前記予め定められた位置は、前記複数個の矩形の間隔が予め定められた間隔である位置である、請求項に記載の文字入力方法。
  8. 前記予め定められた位置は、前記複数個の矩形の表示位置が揃う位置である、請求項に記載の文字入力方法。
  9. コンピュータを用いて、複数の文字を表わす筆跡情報に基づいて、入力文字を認識するためのプログラムであって、前記プログラムは前記コンピュータに、
    前記筆跡情報を人が入力する入力手順と、
    前記入力された筆跡情報を記憶する筆跡情報記憶手順と、
    前記筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報を解析して、入力文字を認識するための予備情報を作成する作成手順と、
    前記作成された予備情報を記憶する予備情報記憶手順と、
    前記筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報と前記予備情報とに基づいて、入力文字を認識する認識手順と、
    前記認識された入力文字を表示する表示手順と、
    前記表示された入力文字を指定することにより、前記筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報の中で、前記指定された文字に対応する筆跡情報を表示する筆跡情報表示手順と、
    前記筆跡情報表示手順にて表示された筆跡情報を人が修正する修正手順と、
    前記予備情報記憶手順にて記憶された予備情報と前記修正手順にて修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字を再び認識する再認識手順とを実行させる、プログラムであって、
    前記作成手順は、前記筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析する手順と、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を表わす情報を前記予備情報として作成する手順とを含み、
    前記筆跡情報表示手順は、前記指定された文字に対応する筆跡情報と、前記指定された文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とを表示する手順を含み、
    前記再認識手順は、前記矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識する手順を含み、
    前記文字の区切りが正しい場合、前記矩形内で修正された筆跡情報は、正しい区切りに基づく矩形内において、人により再入力された情報に基づき、
    入力文字を再び認識する際には、前記正しい区切りを用いて再び認識し、
    前記作成手順は、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成する手順と、前記複数個の矩形を予め定められた大きさに変更する手順と含み、
    前記筆跡情報表示手順は、前記作成手順により、大きさが変更された矩形を表示する手順を含み、
    前記再認識手順は、前記大きさが変更された矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識する手順を含む、プログラム。
  10. コンピュータを用いて、複数の文字を表わす筆跡情報に基づいて、入力文字を認識するためのプログラムであって、前記プログラムは前記コンピュータに、
    前記筆跡情報を人が入力する入力手順と、
    前記入力された筆跡情報を記憶する筆跡情報記憶手順と、
    前記筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報を解析して、入力文字を認識するための予備情報を作成する作成手順と、
    前記作成された予備情報を記憶する予備情報記憶手順と、
    前記筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報と前記予備情報とに基づいて、入力文字を認識する認識手順と、
    前記認識された入力文字を表示する表示手順と、
    前記表示された入力文字を指定することにより、前記筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報の中で、前記指定された文字に対応する筆跡情報を表示する筆跡情報表示手順と
    前記筆跡情報表示手順にて表示された筆跡情報を人が修正する修正手順と、
    前記予備情報記憶手順にて記憶された予備情報と前記修正手順にて修正された筆跡情報とに基づいて、入力文字を再び認識する再認識手順とを実行させる、プログラムであって、
    前記作成手順は、前記筆跡情報記憶手順にて記憶された筆跡情報に基づいて、文字の区切りを解析する手順と、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形を表わす情報を前記予備情報として作成する手順とを含み、
    前記筆跡情報表示手順は、前記指定された文字に対応する筆跡情報と、前記指定された文字に対応する筆跡情報により表わされる図形に外接する矩形とを表示する手順を含み、
    前記再認識手順は、前記矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識する手順を含み、
    前記文字の区切りが正しい場合、前記矩形内で修正された筆跡情報は、正しい区切りに基づく矩形内において、人により再入力された情報に基づき、
    入力文字を再び認識する際には、前記正しい区切りを用いて再び認識し、
    前記作成手順は、前記文字の区切りに基づいて、1文字ずつに区切られた筆跡情報により表わされる図形に外接する複数個の矩形を表わす情報を作成する手順と、前記複数個の矩形を予め定められた位置に配置する手順と含み、
    前記筆跡情報表示手順は、前記作成手順により、配置が変更された矩形を表示する手順を含み、
    前記再認識手順は、前記配置が変更された矩形内で修正された筆跡情報に基づいて、入力文字を再び認識する手順を含む、プログラム。
  11. 前記予め定められた位置は、前記複数個の矩形の間隔が予め定められた間隔である位置である、請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記予め定められた位置は、前記複数個の矩形の表示位置が揃う位置である、請求項10に記載のプログラム。
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