JPH10162101A - 手書き文字認識装置および手書き文字認識方法 - Google Patents

手書き文字認識装置および手書き文字認識方法

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JPH10162101A
JPH10162101A JP8317668A JP31766896A JPH10162101A JP H10162101 A JPH10162101 A JP H10162101A JP 8317668 A JP8317668 A JP 8317668A JP 31766896 A JP31766896 A JP 31766896A JP H10162101 A JPH10162101 A JP H10162101A
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JP
Japan
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common part
part pattern
character
handwritten
candidate
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JP8317668A
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English (en)
Inventor
Jun Ito
純 伊藤
Hajime Asuma
肇 飛鳥馬
Hiromi Tomita
ひろみ 冨田
Akira Nakajima
晃 中島
Tsukasa Yamauchi
司 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来のユーザパタン登録機能のある認識装置
では、登録辞書による認識と固定辞書による認識とで異
なるアルゴリズムを用いる必要があった。 【解決手段】 文字を構成する共通部分パタン604と
対応する文字を表す文字コード601辞書とから構成さ
れる共通部分パタン辞書を使用する。部分パタンの構成
はテンプレート602で分類される。手書き入力の際
は、入力パタンから部分パタンへの切り出しを行って、
辞書から得た共通部分パタンとの比較を行う。ユーザが
候補の文字から選択をすると、その文字のテンプレート
に基づいて共通部分パタンと文字コードの対が辞書に登
録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書き文字認識装
置および手書き文字認識方法にかかわり、特に、ペンあ
るいはデジタイザ等のポインティングデバイスを備え、
ユーザにより手書き文字の入力が可能な、情報処理を行
う手書き文字認識装置および該装置の手書き文字認識方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、キーボードを用いずに表示一体型
のタブレットを備え、該タブレットに付属のペンを用い
て入力することにより、情報を入力・管理・検索・一覧
・加工することが可能な、小型または携帯型の情報処理
装置が普及している。
【0003】上記の情報処理装置は、キーボードを備え
ない代わりに、ペン等で文字を手書き入力することによ
り、該文字を認識する手書き文字認識を備えている場合
が多い。しかし、該手書き文字認識においては、ユーザ
のくせ字や略字等の特別な入力文字に対する認識率が一
般的に低く、これを解決するための機能として、ユーザ
に上記くせ字や略字等の手書きパタンと、該パタンが入
力された場合に出力すべき文字とを対にして登録させ
る、ユーザパタン登録機能を備えている場合が多い。
【0004】上記のユーザパタン登録機能は、特開平7
−175889号公報に記載のオンライン文字認識装置
にあるように、登録のために筆記された文字のストロー
ク情報と、筆順に対する所定ルールで部分パターンに分
割する部分パターン自動分割手段による分割部分パター
ンの情報とから、認識時に必要となる類似度判定用の部
分分割パターン毎のパラメータを得て登録辞書に登録
し、認識する場合は登録辞書に格納されている上記パラ
メータを示す対応情報との類似度判定を行うことによ
り、ユーザ独自のくせ字や略字等の認識を実現してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−175889号公報に記載のオンライン文字認
識装置においては、認識時に必要となる類似度判定用の
部分分割パターン毎のパラメータは、上記文字のストロ
ーク情報と、筆順に対する所定ルールで分割された分割
部分パターンとにより生成され、認識時には上記パラメ
ータを示す判定情報との類似度判定を行なうことが必要
となり、上記登録辞書とは別に設けられている固定辞書
から取得したパラメータを用いての認識とは、異なるア
ルゴリズムを用いる必要がある。すなわち、入力された
手書きパタンの認識時に、辞書毎に異なるアルゴリズム
を用いる必要が生じる。
【0006】本発明の目的は、ユーザにより選択された
認識文字候補を構成する個々の共通部分パタンに該当す
る手書き共通部分パタンを、手書き共通部分パタン辞書
に管理し、該パタンを用いて認識することにより、認識
のためのアルゴリズムを辞書毎に変更する必要なく、ユ
ーザ独自のくせ字や略字を認識することが可能な手書き
文字認識装置および手書き文字認識方法を提供すること
にある。
【0007】さらに本発明の目的は、上記手書き共通部
分パタンを手書き共通部分パタン辞書に登録し、共通部
分パタン辞書とは別に管理することにより、共通部分パ
タン辞書のみを更新することが可能である手書き文字認
識装置および手書き文字認識方法を提供することにあ
る。
【0008】またさらに本発明の目的は、上記手書き共
通部分パタンを共通部分パタン辞書に登録し、共通部分
パタン辞書を更新することにより、辞書サイズを削減す
ることが可能な手書き文字認識装置および手書き文字認
識方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ユーザによる手書き文字データを入力可能
とする、手書き文字データ入力手段と、該入力された手
書き文字データおよび、該手書き文字データの認識結果
である少なくとも1つ以上の認識文字候補を表示する表
示手段とを備えた手書き文字認識装置において、上記入
力された手書き文字データより、該入力された文字を構
成する共通部分パタン毎に、該手書き文字データを手書
き共通部分パタンデータに切り出す共通部分パタン切り
出し手段と、文字を構成する共通部分パタンを表わす共
通部分パタンデータと、各文字を表わす文字コードデー
タにより構成された、共通部分パタン辞書を管理する共
通部分パタン辞書管理手段と、ユーザによって上記認識
文字候補から認識文字を選択可能な、認識候補選択手段
と、上記認識候補選択手段を用いてユーザにより第1候
補以外の認識候補文字の選択があった場合に、該選択さ
れた認識文字候補を構成する上記共通部分パタン各々に
該当する、上記共通部分パタン切り出し手段により切り
出された手書き共通部分パタンを、上記ユーザにより選
択された認識文字候補とあわせて記録する、手書き共通
部分パタン辞書管理手段と、上記共通部分パタン切り出
し手段により切り出された手書き共通部分パタンと、上
記共通部分パタン辞書管理手段により管理されている共
通部分パタン辞書中の共通部分パタンと、上記手書き共
通部分パタン辞書管理手段により管理されている手書き
共通部分パタンとをマッチングし確度を算出する、マッ
チング確度算出手段と、上記マッチング確度算出手段に
より算出された確度のうち、最も確度の高い共通部分パ
タンデータにより構成される文字の文字コードを、上記
認識文字候補として選出する、認識文字候補選出手段と
を、備える。
【0010】さらに、本発明は上記目的を達成するた
め、ユーザによる手書き文字データを入力可能とする、
手書き文字データ入力手段と、該入力された手書き文字
データおよび、該手書き文字データの認識結果である少
なくとも1つ以上の認識文字候補を表示する表示手段と
を備えた手書き文字認識装置において、上記入力された
手書き文字データより、該入力された文字を構成する共
通部分パタン毎に、該手書き文字データを手書き共通部
分パタンデータに切り出す共通部分パタン切り出し手段
と、文字を構成する共通部分パタンを表わす共通部分パ
タンデータと、各文字を表わす文字コードデータにより
構成された、共通部分パタン辞書を管理する共通部分パ
タン辞書管理手段と、ユーザによって上記認識文字候補
から認識文字を選択可能な、認識候補選択手段と、上記
認識候補選択手段を用いてユーザによる第1候補以外の
認識候補文字の選択があった場合に、該選択された認識
文字候補を構成する上記共通部分パタン各々に該当す
る、上記共通部分パタン切り出し手段により切り出され
た手書き共通部分パタンを、上記ユーザにより選択され
た認識文字候補とあわせて記録する、手書き共通部分パ
タン辞書管理手段と、上記共通部分パタン切り出し手段
により切り出された手書き共通部分パタンと、上記共通
部分パタン辞書管理手段により管理されている共通部分
パタン辞書中の共通部分パタンとをマッチングし確度を
算出する、マッチング確度算出手段と、上記マッチング
確度算出手段により算出された確度のうち、最も確度の
高い共通部分パタンデータにより構成される文字の文字
コードを、上記認識文字候補として選出する、認識文字
候補選出手段とを、備える。
【0011】また、上記の手書き文字認識装置におい
て、上記手書き共通部分パタン辞書管理手段は、上記ユ
ーザにより選択された認識文字候補と、手書き共通部分
パタンとが、上記手書き共通部分パタン辞書に登録され
ていた場合、既登録の手書き共通部分パタンを削除し、
新たな手書き共通部分パタンを登録する手段とされる。
【0012】また、上記の手書き文字認識装置におい
て、上記手書き共通部分パタン辞書管理手段は、上記ユ
ーザにより選択された認識文字候補と、手書き共通部分
パタンとが上記手書き共通部分パタン辞書に登録されて
いた場合、該登録数があらかじめ定められている数nを
超えているかを判定し、超えている場合には最も過去に
登録された上記手書き共通部分パタンを削除し、新たな
上記手書き共通部分パタンを登録する手段とされる。
【0013】また、上記の手書き文字認識装置におい
て、上記共通部分パタン辞書更新手段は、上記ユーザに
より選択された認識文字候補と、手書き共通部分パタン
とが、上記共通部分パタン辞書に登録されていた場合、
既登録の手書き共通部分パタンを削除し、新たな手書き
共通部分パタンを登録する手段とされる。
【0014】また、上記の手書き文字認識装置におい
て、上記共通部分パタン辞書更新手段は、上記ユーザに
より選択された認識文字候補と、手書き共通部分パタン
とが上記共通部分パタン辞書に登録されていた場合、該
登録数があらかじめ定められている数nを超えているか
を判定し、超えている場合には最も過去に登録された上
記手書き共通部分パタンを削除し、新たな上記手書き共
通部分パタンを登録する手段とされる。
【0015】上記した構成において、上記手書き文字デ
ータ入力手段は、ユーザによる手書き文字データを入力
可能とする。上記表示手段は、該入力された手書き文字
データおよび、該手書き文字データの認識結果である少
なくとも1つ以上の認識文字候補を表示する。上記共通
部分パタン切り出し手段は、上記入力された手書き文字
データより、該入力された文字を構成する共通部分パタ
ン毎に、該手書き文字データを手書き共通部分パタンデ
ータに切り出す。上記共通部分パタン辞書管理手段は、
文字を構成する共通部分パタンを表わす共通部分パタン
データと、各文字を表わす文字コードデータにより構成
された、共通部分パタン辞書を管理する。上記認識候補
選択手段は、ユーザによる上記認識文字候補からの認識
文字の選択を可能とする。上記手書き共通部分パタン辞
書管理手段は、上記認識候補選択手段を用いてユーザに
よる第1候補以外の認識候補文字の選択があった場合
に、該選択された認識文字候補を構成する上記共通部分
パタン各々に該当する、上記共通部分パタン切り出し手
段により切り出された手書き共通部分パタンを、上記ユ
ーザにより選択された認識文字候補とあわせて記録す
る。上記マッチング確度算出手段は、上記共通部分パタ
ン切り出し手段により切り出された手書き共通部分パタ
ンと、上記共通部分パタン辞書管理手段により管理され
ている共通部分パタン辞書中の共通部分パタンと、上記
手書き共通部分パタン辞書管理手段により管理されてい
る手書き共通部分パタンとをマッチングし確度を算出す
る。上記認識文字候補選出手段は、上記マッチング確度
算出手段により算出された確度のうち、最も確度の高い
共通部分パタンデータにより構成される文字の文字コー
ドを、上記認識文字候補として選出する。また、共通部
分パタン辞書更新手段は、上記認識候補選択手段を用い
てユーザによる第1候補以外の認識候補文字の選択があ
った場合に、該選択された認識文字候補を構成する上記
共通部分パタン各々に該当する、上記共通部分パタン切
り出し手段により切り出された手書き共通部分パタン
を、上記共通部分パタン辞書管理手段により管理されて
いる共通部分パタン辞書に登録する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1〜図9は、本発明の第1実施形
態による手書き文字認識装置にかかわり、図1は、本実
施形態の手書き文字認識装置の装置外観を示した図であ
る。図1に示すように、本実施形態の文字認識装置は、
液晶等の表示装置102と、該装置と一体となった入力
装置103とを備え、ペン106等のポインティングデ
バイスによるポインティングや手書きによる入力操作が
可能となっている。
【0017】図2は、本実施形態の手書き文字認識装置
のシステム構成を表わした図である。図2に示すよう
に、本実施形態の手書き文字認識装置は、キーボード,
マウス,タブレット等により構成される入力装置202
と、モニタ,液晶ディスプレイ,表示一体型タブレット
等により構成される表示装置203と、RAM等により
構成され、手書き文字認識装置を実現するプログラム,
データ等を格納する主記憶装置204と、ハードディス
クやフラッシュメモリ等により構成される補助記憶装置
205と、これらの構成装置202〜205を制御する
CPU(中央処理装置)201とにより構成される。
【0018】そして、本発明を実現するための請求項の
欄でいう各手段は、上記装置群により実現される。すな
わち、手書き文字データ入力手段は入力装置202,C
PU201により構成され、表示手段は表示装置20
3,主記憶装置204,CPU201により構成され、
共通部分パタン切り出し手段は主記憶装置204,CP
U201により構成され、共通部分パタン辞書管理手段
は主記憶装置204,補助記憶装置205,CPU20
1により構成され、認識候補選択手段は入力装置20
2,CPU201により構成され、手書き共通部分パタ
ン辞書管理手段は補助記憶装置205,CPU201に
より構成され、マッチング確度算出手段は主記憶装置2
04,CPU201により構成され、認識文字候補選出
手段は入力装置202,主記憶装置204,CPU20
1により構成される。
【0019】次に、本実施形態の手書き文字認識装置に
おける、手書き文字認識処理の全体フローを、図3を用
いて説明する。
【0020】まず、ステップ301において、入力手書
きパタンを手書き共通部分パタンに分割する。そして、
ステップ302で、共通部分パタンを共通部分パタン辞
書より取得し、ステップ303において、共通部分パタ
ンと手書き共通部分パタンとをマッチングして、ステッ
プ304において、ステップ303におけるマッチング
の確度により、認識文字候補を選出して、ユーザに提示
する。
【0021】続くステップ305において、ユーザの選
択した文字が第1候補であるか否かを判定し、判定が
偽、つまりユーザが選択した文字が第1候補でない場合
には、次のステップ306において、選択文字の共通部
分パタンに該当する手書き共通部分パタンを割出し、続
くステップ307において、該選択文字の共通部分パタ
ンを手書き共通部分パタン辞書に登録して、認識処理を
終了する。また、上記ステップ305における判定が真
の場合には、上記ステップ306,ステップ307にお
ける手書き共通部分パタン辞書への登録処理を行なわ
ず、そのまま認識処理を終了する。
【0022】次に、上記ステップ302,303におい
て、マッチングを行なう共通部分パタンを格納する共通
部分パタン辞書のテーブル構造を、図4を用いて説明す
る。
【0023】401は、認識文字候補となる文字毎の、
該当するテンプレートを表わすテンプレートID402
と、共通部分パタンを表わす共通部分パタンID404
とを管理したテーブルである。文字は、文字コード40
3として記録されている。
【0024】また、テーブル405は、共通部分パタン
毎に、属するテンプレートを表わすテンプレートID4
07と、該テンプレートの中の位置を表わす矩形ID4
08と、実際にマッチングに用いるパタンを示すパタン
ID409と、共通部分パタン個々の識別子である共通
部分パタンID406とにより構成される。
【0025】次に、上記図4のテンプレートID402
により表わされた個々のテンプレートを、視覚的に表現
した図を図5に示す。
【0026】図5は、個々のテンプレートを視覚的に表
現したものであり、一つのテンプレートは、少なくとも
一つ以上の矩形により成り立っている。該矩形は、上記
矩形ID408により表わされた矩形であり、個々のテ
ンプレート中の共通部分パタンが位置する領域を表わし
たものである。
【0027】次に、上記図4に示した共通部分パタン辞
書のテーブル構造を、これを視覚的に表わした図6を用
いて説明する。
【0028】601は、上記図4のテーブル401中の
構成要素である文字コード403を表わした図である。
また、602は、該文字を共通部分パタンに分割するこ
とが可能なテンプレートであり、上記図4のテンプレー
トID407として表わされているものである。また、
603は、該テンプレート中に含まれる個々の矩形領域
を表わしたものであり、上記矩形ID408で識別され
るものである。また、604は、上記図4中でテーブル
405中の構成要素であるパタンID409で識別され
る共通部分パタンであり、共通部分パタンは、略字や続
け字に対応するために複数のパタンを持つことも有り得
る。
【0029】次に、上記図3のステップ301におい
て、入力手書きパタンを手書き共通部分パタンに分割す
る、共通部分パタンの切り出し方法を図7を用いて説明
する。
【0030】701は、手書き文字を入力する入力枠を
表わしたものであり、702は該枠内に入力された手書
き文字「部」である。該手書き文字をビットマップで表
現し、それぞれX軸,Y軸方向にビットマップの累積を
取り、グラフ化したものがそれぞれグラフ703,グラ
フ704である。該グラフにより表わされた、ビットマ
ップの累積の間隙705,706および最大値707,
708をパラメータとして用い、入力手書き文字を共通
部分パタンに分割する。
【0031】次に、上記図3のステップ306およびス
テップ307の処理を、図8を用いて説明する。
【0032】まず、ステップ801において、ユーザに
より入力された手書き文字に対して提示した認識候補文
字の中から、ユーザにより選択された候補のテンプレー
トを取得し、続くステップ802において、ユーザ選択
文字を分割して、手書き共通部分パタンを取得し、続く
ステップ803において、手書き共通部分パタンとユー
ザ選択文字とを対にして、手書き共通部分パタン辞書へ
登録し、処理を終了する。
【0033】次に、上記図8のステップ803におい
て、手書き共通部分パタンを登録する手書き共通部分パ
タン辞書のテーブル構造について、図9を用いて説明す
る。
【0034】図9の901は、上記図8のステップ80
2において分割した、ユーザによる手書き入力文字パタ
ンの手書き共通部分パタンを、同ステップ801におい
てユーザが選択した文字の文字コードと共に管理するテ
ーブルである。上記の分割は、ユーザが選択した文字に
割り当てられたテンプレートを、上記図4のテンプレー
トID402を参照し取得することにより実行し、テン
プレートID902は該取得したテンプレートIDであ
る。また、手書き共通部分パタンID904は、上記分
割により得られた手書き共通部分パタンに割り当てられ
たIDである。
【0035】905は、上記のIDにより手書き共通部
分パタンを参照するためのテーブルであり、手書き共通
部分パタン毎に、分割に用いたテンプレートを示すテン
プレートID907と、該テンプレート内で割りあたる
矩形領域を示す矩形ID908と、上記分割したパタン
を表わす手書きパタン909と、手書き共通部分パタン
個々の識別子である手書き共通部分パタンID906と
により構成される。
【0036】上記図9に示したテーブル901,テーブ
ル905の構造に従い、上記図8のステップ803にお
いて手書き共通部分パタンとユーザ選択文字とを格納す
る。
【0037】次に、本発明の第2実施形態による手書き
文字認識装置を説明する。本実施形態の手書き文字認識
装置の装置外観は、先の第1実施形態の図1と同様であ
り、また、本実施形態の手書き文字認識装置のシステム
構成も、先の第1実施形態の図2と同様であるので、そ
の説明は省略する。
【0038】そして、本発明を実現するための請求項の
欄でいう各手段は、先と同様に図2の装置群により実現
される。すなわち、手書き文字データ入力手段は入力装
置202,CPU201により構成され、表示手段は表
示装置203,主記憶装置204,CPU201により
構成され、共通部分パタン切り出し手段は主記憶装置2
04,CPU201により構成され、共通部分パタン辞
書管理手段は主記憶装置204,補助記憶装置205,
CPU201により構成され、共通部分パタン辞書更新
手段は入力装置202,主記憶装置204,補助記憶装
置205,CPU201により構成され、マッチング確
度算出手段は主記憶装置204,CPU201により構
成され、認識文字候補選出手段は入力装置202,主記
憶装置204,CPU201により構成される。
【0039】次に、本実施形態の手書き文字認識装置に
おける、手書き文字認識処理の全体フローを、図10を
用いて説明する。
【0040】まず、ステップ1001において、入力手
書きパタンを手書き共通部分パタンに分割する。そし
て、ステップ1002で、共通部分パタンを共通部分パ
タン辞書より取得して、ステップ1003において、共
通部分パタンと手書き共通部分パタンとをマッチングし
て、ステップ1004において、ステップ1003にお
けるマッチングの確度により認識文字候補を選出して、
ユーザに提示する。
【0041】続くステップ1005において、ユーザの
選択した文字が第1候補であるか否かを判定して、判定
が偽、つまりユーザが選択した文字が第1候補でない場
合には、続くステップ1006において、選択文字の共
通部分パタンに該当する手書き共通部分パタンを割出
し、続くステップ1007において、該選択文字の共通
部分パタンを共通部分パタン辞書に登録して、該辞書を
更新し、認識処理を終了する。また、上記ステップ10
05における判定が真の場合には、上記ステップ100
6,ステップ1007における共通部分パタン辞書の更
新処理を行なわず、そのまま認識処理を終了する。
【0042】次に、図10のステップ1006,ステッ
プ1007において行われる、共通部分パタン辞書の更
新処理について、図11および図12を用いて説明す
る。
【0043】まず、図11のステップ1101におい
て、ユーザにより選択された文字のテンプレートを、図
12のテーブル1201を参照することにより取得す
る。
【0044】更新処理を行なう共通部分パタン辞書のテ
ーブル仕様を、図12を用いて説明する。テーブル12
01は、文字毎に、該文字が割りあたるテンプレート1
202と、文字コード1203と、共通部分パタンを特
定するための共通部分パタンID1205とが対応づけ
られたテーブルである。また、テーブル1201中のパ
タン種別1204は、上記共通部分パタンの種別が、辞
書に既登録のスタンダードパタンであるか、ユーザによ
り入力がなされた手書き共通部分パタンであるかを区別
するためのものである。
【0045】そして、ステップ1102において、上記
取得したテンプレートにより、ユーザにより入力された
手書き文字を、共通部分パタンに分割し、続くステップ
1103において該共通部分パタンを、上記図12のテ
ーブル1206へ登録する。該テーブル1206は、個
々の共通部分パタンを特定するためのIDである共通部
分パタンID1207と、該パタンが割りあたるテンプ
レートを特定するためのテンプレートID1208と、
共通部分パタンが割りあたる該テンプレート内の矩形領
域を特定するための矩形ID1209と、上記共通部分
パタンであるパタン1210とにより構成される。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユーザに
より選択された認識文字候補を構成する個々の共通部分
パタンに該当する手書き共通部分パタンを、手書き共通
部分パタン辞書に管理し、該パタンを用いて認識するこ
とにより、認識のためのアルゴリズムを辞書毎に変更す
る必要なく、ユーザ独自のくせ字や略字を認識すること
が可能となる。
【0047】また本発明によれば、上記手書き共通部分
パタンを手書き共通部分パタン辞書に登録し、共通部分
パタン辞書とは別に管理することにより、共通部分パタ
ン辞書のみを更新することが可能となる。
【0048】さらに本発明によれば、上記手書き共通部
分パタンを共通部分パタン辞書に登録し、共通部分パタ
ン辞書を更新することにより、認識のためのアルゴリズ
ムを変更することなく、ユーザ独自のくせ字や略字を認
識することが可能となる。
【0049】そして本発明によれば、上記手書き共通部
分パタンを共通部分パタン辞書に登録し、共通部分パタ
ン辞書を更新することにより、辞書サイズを削減するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の手書き文字認識装置の
装置外観を示す外観図である。
【図2】本発明の第1実施形態の手書き文字認識装置の
システム構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態の手書き文字認識装置に
おける、手書き文字認識処理の全体フローを示すフロー
チャート図である。
【図4】本発明の第1実施形態の手書き文字認識装置に
おける、共通部分パタン辞書テーブル構造を表わした説
明図である。
【図5】本発明の第1実施形態の手書き文字認識装置に
おける、テンプレートデータを視覚的に表わした説明図
である。
【図6】本発明の第1実施形態の手書き文字認識装置に
おける、共通部分パタン辞書の構造を視覚的に表わした
説明図である。
【図7】本発明の第1実施形態の手書き文字認識装置に
おける、X,Y軸方向投影グラフの概念図である。
【図8】本発明の第1実施形態の手書き文字認識装置に
おける、手書き文字認識処理のパタン登録のフローを示
したフローチャート図である。
【図9】本発明の第1実施形態の手書き文字認識装置に
おける、手書き共通部分パタン辞書テーブル構造を表わ
した説明図である。
【図10】本発明の第2実施形態の手書き文字認識装置
における、手書き文字認識処理の全体フローを示したフ
ローチャート図である。
【図11】本発明の第2実施形態の手書き文字認識装置
における、手書き文字認識処理のパタン登録のフローを
示したフローチャート図である。
【図12】本発明の第2実施形態の手書き文字認識装置
における、共通部分パタン辞書テーブル構造を表わした
説明図である。
【符号の説明】
201 中央処理装置(CPU) 202 入力装置 203 表示装置 204 主記憶装置 205 補助記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 ひろみ 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 中島 晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 山内 司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザによる手書き文字データを入力可
    能とする、手書き文字データ入力手段と、該入力された
    手書き文字データおよび、該手書き文字データの認識結
    果である少なくとも1つ以上の認識文字候補を表示する
    表示手段とを備えた手書き文字認識装置において、 上記入力された手書き文字データより、該入力された文
    字を構成する共通部分パタン毎に、該手書き文字データ
    を手書き共通部分パタンデータに切り出す共通部分パタ
    ン切り出し手段と、 文字を構成する共通部分パタンを表わす共通部分パタン
    データと、各文字を表わす文字コードデータにより構成
    された、共通部分パタン辞書を管理する共通部分パタン
    辞書管理手段と、 ユーザによって上記認識文字候補から認識文字を選択可
    能な、認識候補選択手段と、 上記認識候補選択手段を用いてユーザにより第1候補以
    外の認識候補文字の選択があった場合に、該選択された
    認識文字候補を構成する上記共通部分パタン各々に該当
    する、上記共通部分パタン切り出し手段により切り出さ
    れた手書き共通部分パタンを、上記ユーザにより選択さ
    れた認識文字候補とあわせて記録する、手書き共通部分
    パタン辞書管理手段と、 上記共通部分パタン切り出し手段により切り出された手
    書き共通部分パタンと、上記共通部分パタン辞書管理手
    段により管理されている共通部分パタン辞書中の共通部
    分パタンと、上記手書き共通部分パタン辞書管理手段に
    より管理されている手書き共通部分パタンとをマッチン
    グし確度を算出する、マッチング確度算出手段と、 上記マッチング確度算出手段により算出された確度のう
    ち、最も確度の高い共通部分パタンデータにより構成さ
    れる文字の文字コードを、上記認識文字候補として選出
    する、認識文字候補選出手段とを、備えることを特徴と
    する、手書き文字認識装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 上記手書き共通部分パタン辞書管理手段は、 上記ユーザにより選択された認識文字候補と、手書き共
    通部分パタンとが、上記手書き共通部分パタン辞書に登
    録されていた場合、既登録の手書き共通部分パタンを削
    除し、新たな手書き共通部分パタンを登録する手段であ
    ることを特徴とする、手書き文字認識装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、 上記手書き共通部分パタン辞書管理手段は、 上記ユーザにより選択された認識文字候補と、手書き共
    通部分パタンとが、上記手書き共通部分パタン辞書に登
    録されていた場合、該登録数があらかじめ定められてい
    る数nを超えているかを判定し、超えている場合には最
    も過去に登録された上記手書き共通部分パタンを削除
    し、新たな上記手書き共通部分パタンを登録する手段で
    あることを特徴とする、手書き文字認識装置。
  4. 【請求項4】 ユーザによる手書き文字データを入力可
    能とする、手書き文字データ入力手段と、該入力された
    手書き文字データおよび、該手書き文字データの認識結
    果である少なくとも1つ以上の認識文字候補を表示する
    表示手段とを備えた手書き文字認識装置において、 上記入力された手書き文字データより、該入力された文
    字を構成する共通部分パタン毎に、該手書き文字データ
    を手書き共通部分パタンデータに切り出す共通部分パタ
    ン切り出し手段と、 文字を構成する共通部分パタンを表わす共通部分パタン
    データと、各文字を表わす文字コードデータにより構成
    された、共通部分パタン辞書を管理する共通部分パタン
    辞書管理手段と、 ユーザによって上記認識文字候補から認識文字を選択可
    能な、認識候補選択手段と、 上記認識候補選択手段を用いてユーザにより第1候補以
    外の認識候補文字の選択があった場合に、該選択された
    認識文字候補を構成する上記共通部分パタン各々に該当
    する、上記共通部分パタン切り出し手段により切り出さ
    れた手書き共通部分パタンを、上記共通部分パタン辞書
    管理手段により管理されている共通部分パタン辞書に登
    録する、共通部分パタン辞書更新手段と、 上記共通部分パタン切り出し手段により切り出された手
    書き共通部分パタンと、上記共通部分パタン辞書管理手
    段により管理されている共通部分パタン辞書中の共通部
    分パタンとをマッチングし確度を算出する、マッチング
    確度算出手段と、 上記マッチング確度算出手段により算出された確度のう
    ち、最も確度の高い共通部分パタンデータにより構成さ
    れる文字の文字コードを、上記認識文字候補として選出
    する、認識文字候補選出手段とを、備えることを特徴と
    する、手書き文字認識装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、 上記共通部分パタン辞書更新手段は、 上記ユーザにより選択された認識文字候補と、手書き共
    通部分パタンとが上記共通部分パタン辞書に登録されて
    いた場合、既登録の手書き共通部分パタンを削除し、新
    たな手書き共通部分パタンを登録する手段であることを
    特徴とする、手書き文字認識装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載において、 上記共通部分パタン辞書更新手段は、 上記ユーザにより選択された認識文字候補と、手書き共
    通部分パタンとが上記共通部分パタン辞書に登録されて
    いた場合、該登録数があらかじめ定められている数nを
    超えているかを判定し、超えている場合には最も過去に
    登録された上記手書き共通部分パタンを削除し、新たな
    上記手書き共通部分パタンを登録する手段であることを
    特徴とする、手書き文字認識装置。
  7. 【請求項7】 ユーザにより入力された手書き文字を認
    識する、手書き文字認識方法であって、 上記入力された手書き文字を、該文字を構成する共通部
    分パタン毎に分割するステップと、 文字と該文字を構成する共通部分パタンとにより構成さ
    れた共通部分パタン辞書より、共通部分パタンを取り出
    して上記分割された共通部分パタンとマッチングするス
    テップと、 マッチングの結果、確度の高い共通部分パタンにより構
    成される認識文字候補をユーザに提示するステップと、 上記提示した認識文字候補の中からユーザが選択した候
    補を記録するステップと、 上記ユーザが選択した認識文字候補が第1候補以外であ
    った場合に、該選択された認識文字候補を構成する、個
    々の共通部分パタンに該当する上記ステップにより分割
    された手書き共通部分パタンを、手書き共通部分パタン
    辞書に記録するステップと、からなることを特徴とす
    る、手書き文字認識方法。
  8. 【請求項8】 ユーザにより入力された手書き文字を認
    識する、手書き文字認識方法であって、 上記入力された手書き文字を、該文字を構成する共通部
    分パタン毎に分割するステップと、 文字と該文字を構成する共通部分パタンとにより構成さ
    れた共通部分パタン辞書より、共通部分パタンを取り出
    して上記分割された共通部分パタンとマッチングするス
    テップと、 マッチングの結果、確度の高い共通部分パタンにより構
    成される認識文字候補をユーザに提示するステップと、 上記提示した認識文字候補の中からユーザが選択した候
    補を記録するステップと、 上記ユーザが選択した認識文字候補が第1候補以外であ
    った場合に、該選択された認識文字候補を構成する、個
    々の共通部分パタンに該当する上記ステップにより分割
    された手書き共通部分パタンを、上記共通部分パタン辞
    書に記録するステップと、からなることを特徴とする、
    手書き文字認識方法。
  9. 【請求項9】 ユーザにより入力された手書き文字を認
    識する、手書き文字認識方法であって、 上記入力された手書き文字を、該文字を構成する共通部
    分パタン毎に分割するステップと、 文字と該文字を構成する共通部分パタンとにより構成さ
    れた共通部分パタン辞書より、共通部分パタンを取り出
    して上記分割された共通部分パタンとマッチングするス
    テップと、 マッチングの結果、確度の高い共通部分パタンにより構
    成される認識文字候補をユーザに提示するステップと、 上記提示した認識文字候補の中からユーザが選択した候
    補を記録するステップと、 上記ユーザが選択した認識文字候補が第1候補以外であ
    った場合に、該選択された認識文字候補が上記手書き共
    通部分パタン辞書に登録されているかを判定するステッ
    プと、 登録されている場合、既登録の手書き共通部分パタンを
    削除するステップと、 個々の共通部分パタンに該当する上記ステップにより分
    割された手書き共通部分パタンを、手書き共通部分パタ
    ン辞書に記録するステップと、からなることを特徴とす
    る、手書き文字認識方法。
  10. 【請求項10】 ユーザにより入力された手書き文字を
    認識する、手書き文字認識方法であって、 上記入力された手書き文字を、該文字を構成する共通部
    分パタン毎に分割するステップと、 文字と該文字を構成する共通部分パタンとにより構成さ
    れた共通部分パタン辞書より、共通部分パタンを取り出
    して上記分割された共通部分パタンとマッチングするス
    テップと、 マッチングの結果、確度の高い共通部分パタンにより構
    成される認識文字候補をユーザに提示するステップと、 上記提示した認識文字候補の中からユーザが選択した候
    補を記録するステップと、 上記ユーザが選択した認識文字候補が第1候補以外であ
    った場合に、該選択された認識文字候補が上記手書き共
    通部分パタン辞書にあらかじめ定められたある一定の数
    n個以上登録されているかを判定するステップと、 登録されている場合、既登録の手書き共通部分パタンの
    うち、最も過去に登録された手書き共通部分パタンを削
    除するステップと、 個々の共通部分パタンに該当する上記ステップにより分
    割された手書き共通部分パタンを、手書き共通部分パタ
    ン辞書に記録するステップと、からなることを特徴とす
    る、手書き文字認識方法。
  11. 【請求項11】 ユーザにより入力された手書き文字を
    認識する、手書き文字認識方法であって、 上記入力された手書き文字を、該文字を構成する共通部
    分パタン毎に分割するステップと、 文字と該文字を構成する共通部分パタンとにより構成さ
    れた共通部分パタン辞書より、共通部分パタンを取り出
    して上記分割された共通部分パタンとマッチングするス
    テップと、 マッチングの結果、確度の高い共通部分パタンにより構
    成される認識文字候補をユーザに提示するステップと、 上記提示した認識文字候補の中からユーザが選択した候
    補を記録するステップと、 上記ユーザが選択した認識文字候補が第1候補以外であ
    った場合に、該選択された認識文字候補が上記共通部分
    パタン辞書に登録されているかを判定するステップと、 登録されている場合、既登録の手書き共通部分パタンを
    削除するステップと、 個々の共通部分パタンに該当する上記ステップにより分
    割された手書き共通部分パタンを、共通部分パタン辞書
    に記録するステップと、からなることを特徴とする、手
    書き文字認識方法。
  12. 【請求項12】 ユーザにより入力された手書き文字
    を認識する、手書き文字認識方法であって、 上記入力された手書き文字を、該文字を構成する共通部
    分パタン毎に分割するステップと、 文字と該文字を構成する共通部分パタンとにより構成さ
    れた共通部分パタン辞書より、共通部分パタンを取り出
    して上記分割された共通部分パタンとマッチングするス
    テップと、 マッチングの結果、確度の高い共通部分パタンにより構
    成される認識文字候補をユーザに提示するステップと、 上記提示した認識文字候補の中からユーザが選択した候
    補を記録するステップと、 上記ユーザが選択した認識文字候補が第1候補以外であ
    った場合に、該選択された認識文字候補が上記共通部分
    パタン辞書にあらかじめ定められたある一定の数n個以
    上登録されているかを判定するステップと、 登録されている場合、既登録の手書き共通部分パタンの
    うち、最も過去に登録された手書き共通部分パタンを削
    除するステップと、 個々の共通部分パタンに該当する上記ステップにより分
    割された手書き共通部分パタンを、共通部分パタン辞書
    に記録するステップと、からなることを特徴とする、手
    書き文字認識方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1018700A2 (en) * 1999-01-08 2000-07-12 Omron Corporation An image recognition device using pattern elements
CN100410966C (zh) * 2003-11-28 2008-08-13 诺基亚公司 改进的手写汉字输入识别方法
CN102981753A (zh) * 2003-11-28 2013-03-20 诺基亚公司 改进的手写汉字输入识别方法
WO2015078383A1 (zh) * 2013-11-27 2015-06-04 夏普株式会社 手写字符识别方法和系统

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