JPH10293813A - 手書き入力認識システムおよびその方法 - Google Patents

手書き入力認識システムおよびその方法

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JPH10293813A
JPH10293813A JP10037097A JP10037097A JPH10293813A JP H10293813 A JPH10293813 A JP H10293813A JP 10037097 A JP10037097 A JP 10037097A JP 10037097 A JP10037097 A JP 10037097A JP H10293813 A JPH10293813 A JP H10293813A
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character
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JP10037097A
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Toru Yamakita
徹 山北
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末の入力ユーザインタフェイスの向上
を計ると共に、その小型化または低コスト化を推進す
る。 【解決手段】 携帯端末1は、ユーザの手書き入力を受
け付ける画像入力部4を備える。画像入力部4に文字等
を手書き入力すると、携帯端末1は、その文字を含む画
像データをネットワーク5を介してホスト装置6に送出
する。ホスト装置6は、受信した画像データに対して文
字認識処理を実行し、その認識結果を携帯端末1に返送
する。携帯端末1は、ホスト装置6から受信した認識結
果としての文字を表示部2に表示する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書き入力パター
ンを認識するシステムおよびその方法に係わる。また、
ある装置において入力されたデータを他の装置において
処理するシステムおよびその方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】近年の情報化社会においては、特に業務
上、様々な文書あるいは図面等が電子化されてきてい
る。場合によっては、メモ程度の内容であっても、電子
化して保存しておくことが要求される。
【0003】文書の電子化に際しては、パソコン上で文
書作成用のアプリケーションプログラム等を起動し、文
書作成者がキーボードを利用して1文字ずつ入力してい
く方法が最も一般的である。また、図面などの電子化に
際しては、図面作成用のアプリケーションプログラム等
を起動し、図面作成者がキーボードやマウスを利用して
入力する方法が一般的である。
【0004】ところで、最近、手書き入力機能を持った
携帯端末が普及してきている。この種の携帯端末は、通
常、ユーザにメモなどを入力させるための画面を備え、
たとえば、ユーザがその画面上でメモ文を手書き入力す
ると、その入力パターンを解析し、手書きパターンとし
て入力された文字(記号などを含む)を認識する。そし
て、その認識した文字を上記画面に表示する。このよう
にして認識された後に表示される文字は、それ自体が既
に電子化されている。また、機種によっては、その携帯
端末内で電子化された文書を所定のインタフェースを介
してパーソナルコンピュータ上にインストールされてい
る汎用の文書作成アプリケーション用のデータに変換す
ることができる。
【0005】このように、文書等の電子化は、一般的に
はキーボードやマウスを用いて行っているが、手書き入
力された文字をコンピュータを用いて認識することによ
り電子化する手法も広まりつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、キーボード
やマウスによる操作は必ずしもすべてのユーザにとって
容易とは言えず、その操作が不得手なユーザもいる。ま
た、メモ程度の内容を電子化する場合には、手書きであ
れば僅かな時間で出来るのに対し、キー入力するために
は、その都度文書作成用のアプリケーションプログラム
を起動した上で操作を開始しなければならず面倒であ
る。
【0007】一方、携帯端末等の手書き入力機能を利用
する方法では、文字の認識精度を高めることと、その携
帯端末の小型化あるいは低コスト化を計ることとがトレ
ードオフとなる。すなわち、文字認識精度を高めるため
には、性能の良い文字認識ソフトウェアが必要になる
が、そのようなソフトウェアは、一般にプログラム規模
が大きく、高性能プロセッサが必要となるとともに要求
されるメモリ容量も大きい。このため、携帯端末の小型
化あるいは低コスト化が妨げられ、さらに、文字認識処
理はその負荷が重いので、携帯端末の他の処理のパフォ
ーマンスが低下してしまう恐れがある。
【0008】本発明の課題は、入力ユーザインタフェイ
スの向上を計ると共に、携帯端末の小型化または低コス
ト化を推進することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の手書き入力認識
システムは、手書き入力データを画像データとして出力
する第1の端末装置と、その第1の端末装置から受信し
た画像データに対して文字認識処理を実行して上記手書
き入力データに含まれている文字等を認識する第2の端
末装置とから構成される。第1および第2の端末装置
は、たとえば、それぞれ携帯端末およびホスト装置であ
る。
【0010】第1の端末装置において手書き入力された
パターンは、第2の端末装置により認識される。この認
識結果は、第1の端末装置または他の端末装置に転送さ
れてそこで表示される。すなわち、第1の端末装置は、
手書き入力データを第2の端末装置に送出する機能を持
つことにより、第2の端末装置が備える画像認識機能を
利用できる。
【0011】上記構成に加え、第2の端末装置におい
て、認識した文字等の第1の端末装置の手書き入力画面
上における入力位置を検出し、第1の端末装置におい
て、上記第2の端末装置により検出された文字等の位置
を表す情報に従って、上記認識された文字等を表示する
ようにしてもよい。このような構成とすれば、第1の端
末装置において、ユーザが文字等を手書き入力した位置
に文字等が電子化された状態に変換されて表示される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態のシ
ステム構成図である。携帯端末1は、通信機能を備えて
おり、ネットワーク5に接続された他の装置にデータ処
理を依頼し、その結果を受け取って表示部2に表示でき
る。また、携帯端末1は、最寄りの基地局を介して無線
でデータを送受信する方式、通信機能を持った装置(た
とえば、光リンクユニット)との間で赤外線通信等でデ
ータを送受信する方式、または有線でネットワーク5に
接続される。ネットワーク5とのデータの送受信は、送
受信部3により制御される。さらに、携帯端末1は、ユ
ーザに手書き入力をさせるための画像入力部4を備え、
その画像入力部4から入力される手書きパターンを含む
画像データをネットワーク5に接続された他の装置(た
とえば、ホスト装置6)に送ってパターン認識処理(特
に、文字認識)を依頼する機能を持っている。
【0013】ネットワーク5は、公衆電話網、PHS
網、またはLANであり、ホスト装置6を収容してい
る。ホスト装置6は、サーバマシンであり、携帯端末1
から転送されてくる依頼に従ってデータ処理を実行す
る。また、ホスト装置6は、画像パターン解析・認識部
7を備える。画像パターン解析・認識部7は、携帯端末
1から送られてくる画像データに対してパターン認識処
理および文字認識処理を実行し、受信した画像データに
含まれている文字等(記号などを含む)を検出する。
【0014】上記構成において、携帯端末1のユーザ
が、たとえば手書きメモを電子化したいときには、画像
入力部4を利用して手書きペンを用いてメモ等を入力
し、その手書き入力パターンを含む画像データをネット
ワーク5を介してホスト装置6に送る。ホスト装置6
は、携帯端末1から画像データを受信すると、画像パタ
ーン解析・認識部7にその画像パターンを解析させる。
画像パターン解析・認識部7は、その画像データに含ま
れている文字等を認識する。
【0015】画像パターン解析・認識部7による認識結
果は、ホスト装置6に保存してもよいし、自動的にある
いは必用に応じて携帯端末1に転送してもよい。携帯端
末1は、ホスト装置6から認識結果を受信すると、その
認識結果を表示部2に表示する。また、画像パターン解
析・認識部7による認識結果を予め指定されている所定
の端末装置に転送してもよい。さらに、その認識結果を
キーワードとして検索処理を実行してもよいし、その認
識結果を所定の言語に翻訳してもよい。
【0016】なお、画像パターン解析・認識部7は、ホ
スト装置6が所定のプログラム実行することによって得
られる機能として実現してもよいし、ホスト装置6とは
独立したコンピュータで実現してもよい。
【0017】このように、本実施形態のシステムでは、
手書きメモなどを電子化したいときには、携帯端末1が
備える画像入力部4を利用して手書きでメモを入力し、
その手書き入力パターンを含む画像データをネットワー
ク5を介してホスト装置6に送るだけでよい。文字認識
処理は、ホスト装置6により実行される。このため、携
帯端末1は、手書きメモを電子化するための構成要件と
して、文字認識機能は不要であり、ユーザに手書きパタ
ーンを入力させる機能および通信機能のみを備えればよ
いで、小型軽量化、低コスト化を計りながら、ホスト装
置6による高度な文字認識機能の認識結果を享受でき
る。
【0018】図2は、携帯端末1の外観図である。携帯
端末1は、LCD表示部11、ICカード用スロット1
2、無線通信用アンテナ13を備えている。また、他の
通信方式をサポートするために、Ir通信のためのソケ
ットや、有線通信用のソケットなども備えている。LC
D表示部11は、タッチパネル構成であり、携帯端末1
のユーザは、手書きペン14を用いて手書きパターンや
指示を入力することができる。
【0019】図3は、携帯端末1の構成図である。CP
U21は、記憶装置22(ROMおよびRAM)に格納
されているプログラムを実行する。CPU21と記憶装
置22とはバス23を介して互いに接続されている。
【0020】記憶装置22は、半導体メモリ、磁気的記
録媒体、あるいは光学的記録媒体で構成され、プログラ
ムおよびデータ等を格納している。記憶装置22は、携
帯端末1に固定的に設けたものであってもよいし、着脱
自在に装着するものであってもよい。
【0021】記録媒体ドライバ24は、バス23に接続
されており、可搬性記録媒体(半導体メモリ、磁気ディ
スク、光ディスク、光磁気ディスクを含む)25に格納
されているデータを読み出したり、あるいは可搬性記録
媒体25にデータを書き込む装置である。可搬性記録媒
体25の一例としては、ICカードを想定する。CPU
21は、可搬性記録媒体25に格納されているプログラ
ムを実行することもできる。
【0022】なお、記憶装置22に記録するプログラム
およびデータ等は、通信回線などを介して接続された他
の機器から受信して記録する構成にしてもよく、さら
に、CPU21が他の機器側に設けられた記憶装置に格
納されているプログラムおよびデータ等を通信回線など
を介して使用するようにしてもよい。
【0023】LCD表示部11に対応するユニットは、
液晶ディスプレイ(LCD)31、液晶ディスプレイ3
1に表示すべき情報を格納するメモリ32、LCD制御
部34の制御に従ってメモリ32に格納されている情報
を液晶ディスプレイ31に出力するLCDドライバ3
3、メモリ32およびLCDドライバ33を制御するL
CD制御部34、タッチパネル部35、およびタッチパ
ネル部35が検出した入力情報をCPU21に通知する
タッチパネル制御部36から構成される。
【0024】手書きペン14の先端をLCD表示部11
の表面に位置させる(あるいは、押圧させる)と、タッ
チパネル部35が液晶ディスプレイ31におけるその位
置を検出し、タッチパネル制御部36がその位置情報を
CPU21に通知する。携帯端末1が手書き入力用のア
プリケーションを起動している場合には、LCD表示部
11の表面において手書きペン14の先端を動かしたと
きの軌跡がCPU21に通知され、CPU21は、その
軌跡によって表されるパターンを液晶ディスプレイ31
に表示する。
【0025】通信制御部40は、携帯端末1からデータ
を送出する際には、CPU21の指示に従って送信パケ
ットを生成して無線トランシーバ41、42または有線
トランシーバ43に渡す。また、データを受信する際に
は、無線トランシーバ41、42、または有線トランシ
ーバ43を介して受信したパケットに格納されているデ
ータをバス24上に出力する。無線トランシーバ41
は、図3に示した無線通信用アンテナ14に接続されて
おり、無線基地局4との間で無線データを授受する。無
線トランシーバ42は、Ir通信を行うための送受信機
であり、また、有線トランシーバ43は例えばモデムで
ある。無線トランシーバ42および有線トランシーバ4
3は、オプションで着脱される。なお、携帯端末1は、
さらに時計44を備えている。
【0026】図4は、携帯端末1における手書き入力の
表示例である。携帯端末1においてユーザに所望の文字
や図形を手書き入力させるためのアプリケーションプロ
グラムを起動すると、図4に示すように、LCD表示部
11に、手書き領域51、変換ボタン52、スクロール
ボタン53が表示される。手書き領域51は、ユーザに
所望の文字や図形を手書き入力させるための領域であ
り、手書きペン14を用いてその領域内に文字や図形を
描くと、その描かれた軌跡の通りに文字または図形が表
示される。変換ボタン52は、ユーザに変換指示を入力
させるためのボタンであり、手書き領域内に文字が描か
れている状態で手書きペン14を用いて変換ボタン52
が押圧されると、携帯端末1は、その手書き領域51内
の画像を画像データとしてホスト装置6に送出して文字
認識を依頼する。スクロールボタン53は、手書き領域
51内の画像をスクロールするためのボタンである。
【0027】図5は、携帯端末1において何らかの入力
を検出した後の処理を説明するフローチャートであり、
ここでは、ユーザが手書きペン14を用いて手書き入力
した場合、およびホスト装置6からパケットを受信した
場合の動作を示す。なお、このフローチャートに示す各
機能を実現するプログラムは、CPU21が読み取り可
能なプログラムコードの形態で記憶装置22に格納され
ている。
【0028】ステップS1では、検出した入力が手書き
領域51への手書き入力(手書きペン14による入力)
か否か調べる。手書き領域51への入力であれば、ステ
ップS2へ進み、他の入力であれば、ステップS11へ
進む。このように、ユーザに所望の文字や図形を手書き
入力させるためのアプリケーションプログラムが起動さ
れている状態において、ユーザが手書き領域51に所望
の文字または図形を描くと、ステップS2以降の処理が
実行される。
【0029】ステップS2では、手書き領域51に描か
れた軌跡に従ってその手書き入力パターンをLCD表示
部11に表示する。そして、ステップS3において、ユ
ーザから変換指示が入力されたか否かを調べる。変換指
示の有無は、図4に示す変換ボタン52が押圧されたか
否かにより判断する。変換指示が無ければ、ステップS
1に戻り、次の入力を待つ。
【0030】変換指示を検出すると、ステップS4にお
いて、手書き領域51に描かれた文字等を含む画像を画
像データとして格納するパケットを作成する。ここで
は、変換ボタン52が押圧された時点での手書き領域5
1を「現在ページ」とし、その現在ページの画像の画像
データをホスト装置6に送出するものとする。即ち、ペ
ージ単位で画像データを送出する。尚、パケット作成処
理については後述する。ステップS5では、ホスト装置
6との間にコネクションが確立されているか否かを調
べ、確立されていれば、ステップS6において、ステッ
プS4で作成したパケットをそのコネクションを介して
ネットワーク5に送出する。一方、コネクションが確立
されていなければ、ステップS7においてコネクション
を確立した後にステップS6へ進む。
【0031】ステップS11では、検出した入力がホス
ト装置6からのパケット受信であるか否かを調べ、ホス
ト装置6からのパケット受信であれば、ステップS12
において、その受信したパケットから抽出した情報に従
って画像表示を行い、ホスト装置6からのパケット受信
でなければ、ステップS21において他の処理を実行す
る。ステップS12の処理については後述する。
【0032】このように、携帯端末1は、手書き入力さ
れた文字等を含む画像の画像データをホスト装置6に送
出するとともに、ホスト装置6から転送されてきた情報
に従って画像表示を行う。
【0033】図6(a) は、携帯端末1から送出されるパ
ケットの構造を示す図である。このパケットは、図5に
示すステップS4において作成される。各パケットは、
ヘッダ部およびデータ部から構成される。ヘッダ部は、
送信元アドレスおよび着信先アドレスなどを格納する。
送信元アドレスおよび着信先アドレスとしてどのような
アドレス体系のアドレスを格納するのかは、本実施形態
が適用されるネットワーク構成によって決まり、たとえ
ば、TCP/IP通信では、IPアドレスが格納される。
【0034】データ部には、アプリケーション識別情
報、端末ID、画像データ等が格納される。アプリケー
ション識別情報は、着信先の端末(ここでは、ホスト装
置6)において起動すべきアプリケーションプログラム
を識別する情報である。すなわち、着信先の端末におい
て所定のプログラムを起動するためのコマンドである。
本実施形態においては、画像データ解析・認識プログラ
ムを識別する情報が設定される。なお、アプリケーショ
ン識別情報は、TCP/IP通信では、ポート番号として指定
してもよい。
【0035】端末IDは、送信元の端末を識別する情報
であり、携帯端末1の識別番号である。画像データは、
変換ボタン52が押圧された時点における手書き領域5
1内の画像の画像データであり、パケットに格納される
ときには圧縮される。
【0036】図6(b) は、図5に示すステップS4のパ
ケット作成処理の詳細フローチャートである。ステップ
S31では、ホスト装置6へ転送する画像データを圧縮
し、データ部に格納する。ステップS32では、アプリ
ケーション識別情報として、画像データ解析・認識プロ
グラムを識別する情報を設定する。ステップS33で
は、端末IDとして携帯端末1を識別する情報(自端末
を識別する情報)を設定する。さらに、ステップS34
においてヘッダ部を作成する。ヘッダ部には、少なくと
も、送信元アドレスとして携帯端末1のアドレス(自端
末のアドレス)、および着信先アドレスとしてホスト装
置6のアドレスを設定する。
【0037】上述のようにして作成されたパケットは、
ネットワーク5に送出される。ネットワーク5は、パケ
ットの着信先アドレスに従ってそのパケットをホスト装
置6へ転送する。以下に、このパケットを受信して処理
するホスト装置6について説明する。
【0038】図7は、ホスト装置6の構成図である。記
憶装置61は、半導体メモリ、磁気的記録媒体、あるい
は光学的記録媒体で構成され、プログラムおよびデータ
等を格納している。記憶装置61は、ホスト装置6に固
定的に設けたものであってもよいし、着脱自在に装着す
るものであってもよい。
【0039】記録媒体ドライバ62は、可搬性記録媒体
(半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク等を含む)63に格納されているデータを読み出
したり、あるいは可搬性記録媒体63にデータを書き込
む装置である。通信制御部64は、ネットワークとの間
でのデータの授受を制御するユニットである。携帯端末
1との間のパケットの送受信もここで制御される。
【0040】CPU65は、記憶装置61または可搬性
記録媒体63からプログラム等をメモリ66にロードし
て実行する。なお、記憶装置61に記録するプログラム
およびデータ等は、可搬性記録媒体63に格納されてい
たものを書き込んだものであってもよく、また、通信回
線などを介してネットワーク上の他の機器から受信して
記録する構成にしてもよい。さらに、CPU65は、ネ
ットワーク上に設けられた他の記憶装置に格納されてい
るプログラムおよびデータ等を通信回線などを介して使
用するようにしてもよい。
【0041】図8は、ホスト装置6の処理を説明するフ
ローチャートである。ここでは、ホスト装置6が携帯端
末1から送出されたパケット(図5のフローチャートの
処理によって作成されたパケット)を受信し、そのデー
タ部に設定されている情報に従って画像データを処理す
る動作を中心に、ホスト装置6がネットワーク5からパ
ケットを受信したときの動作を説明する。
【0042】ステップS41でパケットを受信すると、
ステップS42でそのパケットに設定されている端末I
Dを調べることにより、そのパケットを送出した端末を
認識する。ステップS43では、受信したパケットに設
定されているアプリケーション識別情報によって指定さ
れているアプリケーションを起動する。ステップS44
では、起動されたアプリケーションが画像認識処理を含
むかどうか判断する。画像認識処理を含まないアプリケ
ーションであれば、ステップS51においてそのアプリ
ケーションの処理を実行する。
【0043】一方、画像認識処理を含むアプリケーショ
ンであれば、ステップS45において、その画像データ
に対してパターン認識処理・文字認識処理を実行する。
本実施例では、このステップS45において、携帯端末
1の手書き領域51に手書きされた文字を含む画像の画
像データに対してパターン認識処理・文字認識処理を実
行する。なお、ステップS45のパターン認識処理・文
字認識処理については後述する。
【0044】ステップS46では、認識結果を携帯端末
1に返送するためのパケットを作成する。すなわち、こ
のパケットの着信先アドレスとして携帯端末1のアドレ
スを設定し、そのデータ部に上記認識結果を格納する。
そして、ステップS47において、その作成したパケッ
トをネットワーク5に送出する。
【0045】ステップS47においてネットワーク5に
送出されたパケットは、携帯端末1に転送される。携帯
端末1は、このパケットを受信すると、ホスト装置6に
よる認識処理の結果をLCD表示部11に表示する。こ
の認識結果は、ユーザの指示により、携帯端末1内に保
存される。
【0046】尚、上述したように、認識結果をホスト装
置6に保存してもよい。この場合、認識結果は、画像デ
ータとともに認識依頼を送出した端末装置(即ち、携帯
端末1)の端末IDと対応づけて保存する。また、この
認識結果を予め指定されている所定の端末装置に転送し
てもよい。さらに、この認識結果に含まれている文字列
をキーワードとして検索処理を実行してもよいし、ある
いはその文字列を所定の言語に翻訳してもよい。この場
合、検索結果または翻訳結果は、携帯端末1に送られ
る。
【0047】図9は、ホスト装置6における文字認識処
理のフローチャートであり、図8のステップS45の処
理を詳細に説明するものである。以下では、携帯端末1
において図4に示す手書きメモが入力され、そのメモを
含む画像の画像データが転送されてきた場合を例に採り
上げて説明する。
【0048】ステップS61では、受信したパケットか
ら画像データを取り出し、その画像データが圧縮されて
いた場合には解凍する。ステップS62では、その画像
データに対して文字認識処理を実行する。この文字認識
処理は既知の技術である。
【0049】ステップS63では、ステップS62で認
識した各文字の位置を検出する。たとえば、図4に示す
ように、手書き領域51の左上角を基準位置とし、その
基準位置を原点として各文字の中心位置の相対座標を求
める。ステップS64では、各文字が属する「行」を認
識する。なお、本実施例では、携帯端末1における手書
き入力は横書きで入力するという規則があるものとす
る。従って、ここでは、ステップS63で検出した各文
字の位置情報を参照し、手書き領域51内において「高
さ」が類似している文字のグループを検出する。図4に
示す例では、たとえば、「3」、「月」、「1」、
「5」、および「日」が互いに類似した高さに描かれて
いるので、これらの5文字が同一の行に属するものと見
なす。
【0050】ステップS65では、ステップS63で検
出した各文字の位置情報を参照し、各行ごとに、その行
に属する各文字の行内における位置を検出する。行内に
おける位置としては、たとえば、「左から何文字目か」
として検出する。このとき、各行内において文字どうし
の間隔を考慮し、その間隔が所定値以上である場合には
「スペース」を検出する。この処理により、例えば、図
4の表示例の第2行目において「社」と「○」との間に
スペースが設けられていると見なす。
【0051】ステップS66では、各文字の大きさを検
出し、各文字ごとにその大きさに対応するポイントを設
定する。たとえば、図4に示す例では、「300」が他
の文字よりも大きな文字で描かれており、この場合、そ
の3文字に対しては、他の文字よりも大きなポイントを
設定する。なお、設定すべきポイントの種類を多数用意
しておき、各文字の大きさを厳密に検出してその大きさ
に対応するポイントを設定すると、1文字ごとにポイン
トがかわる可能性があり、表示したときに読みづらいの
で、各文字に設定するポイントとしては、たとえば、3
種類にする。そして、ステップS67において、ステッ
プS62で認識した各文字をそれぞれ文字コード(例え
ば、アスキーコード、あるいはJISコード等)に変換
する。
【0052】このように、文字認識処理では、携帯端末
1から転送されてきた画像データに含まれている文字
(スペースを含む)を認識するとともに、各文字が属す
る行、各文字の行内における位置、各文字のポイントを
検出する。これらの情報は、図8のステップS46にお
いて作成されるパケットに格納されて携帯端末1に送出
される。
【0053】図10は、ホスト装置6から携帯端末1へ
認識結果を送出するためのパケットの構成図である。パ
ケットは、ヘッダ部およびデータ部から構成される。ヘ
ッダ部は、送信元アドレスおよび着信先アドレスなどを
格納する。送信元アドレスおよび着信先アドレスは、そ
れぞれホスト装置6のアドレスおよび携帯端末1のアド
レスである。
【0054】データ部には、各文字ごとの表示情報、お
よびこのパケットの着信先端末において上記表示情報に
従って文字等を表示するアプリケーションプログラムを
起動させるためのコマンドが格納される。各文字ごとの
表示情報としては、その文字の文字コード、その文字が
属する行を識別する番号、その文字の行内における位置
を表す情報、およびその文字の大きさに対応するポイン
トが格納される。
【0055】上記パケットをネットワーク5に送出する
と、ネットワーク5は、このパケットの着信先アドレス
に従ってそのパケットを携帯端末1へ転送する。携帯端
末1では、このパケットを受信すると、図5のステップ
S11において「Yes」と判断され、ステップS12
が実行される。
【0056】図11は、携帯端末1における表示処理の
フローチャートであり、図5のステップS12に相当す
る。すなわち、このフローチャートは、携帯端末1がホ
スト装置6から認識結果を受信したときに実行される。
【0057】ステップS71では、受信したパケットか
ら取り出したコマンドを実行する。つづいて、ステップ
S72において、そのコマンドによって起動されるアプ
リケーションプログラムが、受信したパケットに格納さ
れている表示情報に従って認識結果を表示させるものか
否かを調べる。認識結果を表示させるアプリケーション
であれば、ステップS73以降の処理を実行し、そうで
ない場合には、ステップS81においてその他のアプリ
ケーションによる処理を実行する。
【0058】ステップS73では、受信したパケットか
ら1文字分の表示情報を抽出する。そして、ステップS
74において、その抽出した表示情報に従って表示パタ
ーンをメモリ32に描画することにより、その文字をL
CD表示部11に表示する。すなわち、まず、抽出した
文字コードおよびポイントに基づいて、その文字をLC
D表示部11に表示するためのビットマップデータを生
成する。続いて、抽出した行番号および行内の位置に従
って、そのビットマップデータをメモリ32に書き込む
アドレスを決定し、それに従って生成したビットマップ
データをメモリ32に書き込む。そして、LCD制御部
34がメモリ32に書き込まれているデータに従ってそ
の文字を液晶ディスプレイ31に表示する。
【0059】ステップS75では、受信したパケットに
含まれている文字のうちで描画していない文字が残って
いるか否かを調べ、残っていれば、全ての文字に対して
上記ステップS73およびステップS74が実行される
ように、ステップS73に戻る。
【0060】上記処理により、携帯端末1において手書
き入力された文字が電子化される。すなわち、携帯端末
1において手書き入力された文字等は、ホスト装置6に
おいて認識され、その認識された文字等は、文書作成ア
プリケーション等が扱えるコードに変換される。このと
き、認識された文字は、LCD表示部11のユーザが書
き込んだ位置にユーザが書き込んだ大きさで表示され
る。
【0061】上記図4、図6〜図11に示した実施例
(第1の実施例)では、手書き領域51が単一の入力領
域であり、ユーザはその領域内の所望の位置に所望の大
きさの文字等を書き込める構成であったが、本発明は、
この方式に限定されることはなく、図12に示すよう
に、手書き領域51として複数のブロックが設けられて
おり、各ブロック内に1文字ずつ書き込む方式にも適用
可能である。以下、第2の実施例として、手書き領域と
して複数のブロックが設けられており、手書き文字を1
ブロック内に1文字ずつ書き込む方式における文字認識
処理を説明する。
【0062】図12以降に示す第2の実施例において、
携帯端末1の処理は、基本的には図5に示したものと同
じであるが、ステップS4のパケット作成処理およびス
テップS12の表示処理が上述の第1の実施例と異な
る。
【0063】図13(a) は、第2の実施例において、携
帯端末1から送出されるパケットの構造を示す図であ
る。ヘッダ部は図6に示したものと同じである。データ
部は、共通部および個別ブロック部から構成される。共
通部に格納されるアプリケーション識別情報および端末
IDは、図6に示したものと同じである。個別ブロック
部は、各ブロック毎にそのブロック番号およびそのブロ
ック内の画像の画像データを格納する。ここで、ブロッ
ク番号は、各ブロックを互いに識別する情報であり、L
CD表示11における各ブロックの位置を表す情報とし
て利用することができる。
【0064】図13(b) は、第2の実施例におけるパケ
ット作成処理の詳細フローチャートであり、図5のステ
ップS4に相当する。ステップS91において、ブロッ
ク番号=i(iの初期値を1とする)の画像データを圧
縮して格納し、続いてステップS92でその画像データ
に対応するブロック番号として「i」を設定する。この
ことにより、1ブロック(1文字)分の画像データがそ
のブロック番号と共にパケットに格納される。
【0065】ステップS93では、全てのブロックにつ
いてその画像データをパケットに格納したかを調べ、ま
だであれば、ステップS94においてブロック番号をイ
ンクリメントしてステップS91に戻る。
【0066】上記処理により、全てのブロックの画像デ
ータがそれぞれそのブロック番号と共にパケットに格納
される。なお、手書き入力がされていないブロックにつ
いては、そのブロック番号および画像データをパケット
に格納しないようにしてもよい。このようにすれば、携
帯端末1とホスト装置6との間で授受するデータ量を削
減できる。ステップS95〜S97は、図6のステップ
S32〜S34と同じである。
【0067】図14は、図13に示すパケットを受信し
たホスト装置6の処理を説明するフローチャートであ
り、図8のステップS45に相当する。ステップS10
1では、受信したパケットからブロック番号=iの画像
データを取り出し、その画像データが圧縮されていた場
合には、解凍する。続いて、ステップS102におい
て、そのブロックの画像データに対して文字認識処理を
実行し、さらにステップS103において認識した文字
を文字コードに変換する。そして、ステップS104に
おいて、文字コードをブロック番号iに対応づけて保持
する。
【0068】ステップS105では、受信したパケット
に格納されているすべてのブロックの画像データに対し
て文字認識処理を実行したか否かを調べ、文字認識処理
を実行していないブロックがあれば、ステップS106
においてブロック番号をインクリメントした後にステッ
プS101に戻る。
【0069】上記処理により、受信パケットに格納され
ていた各ブロックの画像データに対して文字認識処理が
実行され、携帯端末1において手書き入力された文字の
文字コードが出力される。
【0070】図15は、図14の処理により得られた文
字コードを携帯端末1に送出する際に作成されるパケッ
トの構成図である。同図に示すように、第2の実施例に
おいては、各文字コードとその文字コードの文字が書き
込まれていたブロックのブロック番号とが対応づけられ
て格納される。
【0071】図16は、図14の処理による認識結果を
受信した携帯端末1の処理を示すフローチャートであ
る。この処理は、図15に示すパケットを受信した際の
携帯端末1の処理であり、図5のステップS12に相当
する。
【0072】ステップS111およびS112は、それ
ぞれ図11のステップS71およびS72と同じであ
る。ステップS113では、ブロック番号=iの文字コ
ードを抽出する、そして、ステップS114において、
その抽出した文字コードに対応する文字をブロック番号
=iにより識別されるブロックに表示する。続いて、ス
テップS115において、すべてのブロックについて上
記ステップS113およびS114の処理が終了してい
るか調べ、終了していなければ、ステップS116にお
いてブロック番号をインクリメントした後にステップS
113に戻る。
【0073】このように、第2の実施例では、携帯端末
1において所定のブロックに文字を手書き入力すると、
そのブロックの画像データと共にそのブロックのブロッ
ク番号がホスト装置6に転送される。ホスト装置6は、
その画像データに含まれている文字を認識すると、その
文字の文字コードを上記受信したブロック番号と共に携
帯端末1に返送する。そして、携帯端末1は、そのブロ
ック番号によって識別されるブロックにその文字コード
に従って生成した文字を表示する。すなわち、図12〜
図16に示した第2の実施例においても、携帯端末1に
おいて手書き入力された文字がホスト装置6により認識
されて電子化される。このとき、ホスト装置6により認
識された文字は、LCD表示部11のユーザが書き込ん
だ位置にそのまま表示される。
【0074】なお、ホスト装置6における文字認識が一
つに絞りきれなかった場合は、候補となる複数の認識結
果を文字コードとして携帯端末1へ送り、携帯端末1の
表示部に候補を表示し、使用者がこれを選択できるよう
にしてもよい。また、携帯端末1は個人で使用する場合
が多いが、ホスト装置6は端末ID毎に手書き文字の癖
を学習して文字認識するようにすれば認識の精度が向上
する。この学習は、例えば、今までに入力された手書き
文字のうち、誤認識を引き起こしやすい文字を携帯端末
1に送り、使用者に各文字の手書き文字を記入してもら
い、その対応関係をテーブルとして学習していくもので
ある。
【0075】さらに、携帯端末1において手書き入力さ
れた文字をホスト装置6に転送して認識処理を依頼する
タイミングは、1文字単位、単語単位、ページ単位、あ
るいはファイル単位のいずれであってもよい。
【0076】上記実施形態において、ホスト装置6によ
って実行される処理プログラム、即ち、図8、9、14
に示すフローチャートで示す各機能を実現するプログラ
ム、およびネットワークを介して転送されてくる情報を
解釈して処理するプログラム等は、CPU65が読み取
り可能なプログラムコードの形態で記憶装置61あるい
は可搬性記録媒体63に格納されている。あるいは、ネ
ットワークを介して接続される他の装置に格納されてい
るものを利用する。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、携帯端末において手書
き入力されたメモ等の画像データをホスト装置に認識を
依頼するだけでその手書きメモ等を電子化できる。この
ように本発明は、文字等を電子化する際の操作性を向上
させたユーザインタフェイスを提供する。
【0078】また、上記構成とするにより、手書きメモ
等を電子化するための携帯端末の構成要件として文字認
識機能は不要となるので、小型軽量化、低コスト化を計
りながら、ホスト装置による高度な文字認識機能の認識
結果を享受できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシステム構成図である。
【図2】携帯端末の外観図である。
【図3】携帯端末の構成図である。
【図4】携帯端末における手書き入力の表示例である。
【図5】携帯端末において入力があった後の処理を説明
するフローチャートである。
【図6】(a) は、携帯端末から送出されるパケットの構
造を示す図であり、(b) は、パケット作成処理の詳細フ
ローチャートである。
【図7】ホスト装置の構成図である。
【図8】ホスト装置の処理を説明するフローチャートで
ある。
【図9】ホスト装置における文字認識処理のフローチャ
ートである。
【図10】認識結果を送出するためのパケットの構成図
である。
【図11】携帯端末における表示処理のフローチャート
である。
【図12】第2の実施例の携帯端末における手書き入力
の表示例である。
【図13】(a) は、第2の実施例の携帯端末から送出さ
れるパケットの構造を示す図であり、(b) は第2の実施
例のパケット作成処理の詳細フローチャートである。
【図14】第2の実施例のホスト装置における文字認識
処理のフローチャートである。
【図15】第2の実施例において認識結果を送出するた
めのパケットの構成図である。
【図16】第2の実施例の携帯端末における表示処理の
フローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯端末 2 表示部 3 送受信部 4 画像入力部 5 ネットワーク 6 ホスト装置 7 画像パターン解析・認識部 11 LCD表示部 21 CPU 22 記憶装置 24 記録媒体ドライバ 25 可搬性記録媒体 31 液晶ディスプレイ 40 通信制御部 51 記憶装置 52 記録媒体ドライバ 53 可搬性記録媒体 54 通信制御部 55 CPU 56 メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書き入力データを画像データとして出
    力する第1の端末装置と、 該第1の端末装置から受信した画像データに対して文字
    認識処理を実行して上記手書き入力データに含まれてい
    る文字等を認識する第2の端末装置とを有する手書き入
    力認識システム。
  2. 【請求項2】 手書き入力されたパターンから文字等を
    認識する手書き入力認識方法であって、 第1の端末装置において、手書き入力パターンを画像デ
    ータとして出力するステップと、 第2の端末装置において、上記第1の端末装置から受信
    した画像データに対して文字認識処理を実行して上記手
    書き入力パターンに含まれている文字等を認識するステ
    ップとを有する手書き入力認識方法。
  3. 【請求項3】 上記第2の端末装置において、認識した
    文字等の上記第1の端末装置の手書き入力画面上におけ
    る入力位置を検出し、認識した文字等およびその認識し
    た文字等の入力位置を表す情報を上記第1の端末装置ま
    たは第3の端末装置に対して送出するステップと、 上記第1または第3の端末装置において、上記第2の端
    末装置から受信した入力位置を表す情報に従って、上記
    第2の端末装置によって認識された文字等を表示する請
    求項2に記載の手書き入力認識方法。
  4. 【請求項4】 上記第1の端末装置から上記第2の端末
    装置へ、手書き入力パターンの手書き入力画面上におけ
    る入力位置を通知するステップと、 上記第2の端末装置から上記第1の端末装置または第3
    の端末装置へ、上記第2の端末装置において認識した文
    字等と上記第1の端末装置から受信した入力位置を表す
    情報とを対応づけて送出するステップと、 上記第1または第3の端末装置において、上記第2の端
    末装置から受信した入力位置を表す情報に従って、上記
    第2の端末装置によって認識された文字等を表示する請
    求項2に記載の手書き入力認識方法。
  5. 【請求項5】 上記第2の端末装置において、認識した
    文字等の大きさを検出し、認識した文字等およびその認
    識した文字等の大きさを表す情報を上記第1の端末装置
    または第3の端末装置に対して送出するステップと、 上記第1または第3の端末装置において、上記第2の端
    末装置から受信した文字等の大きさを表す情報に従っ
    て、上記第2の端末装置によって認識された文字等を表
    示する請求項2に記載の手書き入力認識方法。
JP10037097A 1997-04-17 1997-04-17 手書き入力認識システムおよびその方法 Pending JPH10293813A (ja)

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