JP2001111708A - 携帯型情報通信装置 - Google Patents
携帯型情報通信装置Info
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- JP2001111708A JP2001111708A JP29203199A JP29203199A JP2001111708A JP 2001111708 A JP2001111708 A JP 2001111708A JP 29203199 A JP29203199 A JP 29203199A JP 29203199 A JP29203199 A JP 29203199A JP 2001111708 A JP2001111708 A JP 2001111708A
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の携帯型情報通信装置は、作成したメッ
セージを一括して相手側に送信する蓄積型のコミュニケ
ーション形態であった。 【解決手段】 本発明の携帯型情報通信装置は、液晶デ
ィスプレイ一体型タブレット等の入力手段102を用い
てユーザが入力した手書きデータの座標情報を、逐次連
続して接続先の携帯型情報通信装置に送信するととも
に、入力された手書きデータの筆跡を液晶ディスプレイ
等表示手段101に表示し、同時に、接続先の携帯型情
報通信装置から送られてきた手書きデータの座標情報を
もとに、受信した手書きデータの筆跡を表示手段101
に表示できるように構成したことを特徴とするものであ
る。この構成により、携帯型の端末装置を用いて、手書
き入力データをリアルタイムで送受信することができ、
場所を選ばずいつでも筆談のような会話型のコミュニケ
ーションを実現するすることができる。
セージを一括して相手側に送信する蓄積型のコミュニケ
ーション形態であった。 【解決手段】 本発明の携帯型情報通信装置は、液晶デ
ィスプレイ一体型タブレット等の入力手段102を用い
てユーザが入力した手書きデータの座標情報を、逐次連
続して接続先の携帯型情報通信装置に送信するととも
に、入力された手書きデータの筆跡を液晶ディスプレイ
等表示手段101に表示し、同時に、接続先の携帯型情
報通信装置から送られてきた手書きデータの座標情報を
もとに、受信した手書きデータの筆跡を表示手段101
に表示できるように構成したことを特徴とするものであ
る。この構成により、携帯型の端末装置を用いて、手書
き入力データをリアルタイムで送受信することができ、
場所を選ばずいつでも筆談のような会話型のコミュニケ
ーションを実現するすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末同士を無線で
接続し、メールなどのデータ通信を行う携帯型情報通信
装置に関する。
接続し、メールなどのデータ通信を行う携帯型情報通信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PHS(Personal Handyphone Sy
stem)高速データ通信サービスや携帯電話パケット通信
サービス等の拡充に伴い、無線モジュールまたは無線電
話機と接続可能なインタフェースを有する携帯型の情報
通信装置を用いたメール等のコミュニケーション手段が
広く利用されている。
stem)高速データ通信サービスや携帯電話パケット通信
サービス等の拡充に伴い、無線モジュールまたは無線電
話機と接続可能なインタフェースを有する携帯型の情報
通信装置を用いたメール等のコミュニケーション手段が
広く利用されている。
【0003】図7は、従来の携帯型情報通信装置を示す
構成図である。
構成図である。
【0004】図7に示すように、従来の情報処理装置
は、ユーザが文字等を入力する入力部701と、入力情
報や受信情報を表示する表示部702と、無線データ通
信を行う無線モジュール703と、入力部701から入
力される情報を処理する入力処理部704と、表示部1
02への表示を制御する表示制御部705と、無線モジ
ュール104を用いて接続処理やデータの送受信を行う
通信制御部706と、入力処理部704からの入力情報
および通信制御部706から送られてくる受信情報を処
理するデータ処理部707とを備えている。
は、ユーザが文字等を入力する入力部701と、入力情
報や受信情報を表示する表示部702と、無線データ通
信を行う無線モジュール703と、入力部701から入
力される情報を処理する入力処理部704と、表示部1
02への表示を制御する表示制御部705と、無線モジ
ュール104を用いて接続処理やデータの送受信を行う
通信制御部706と、入力処理部704からの入力情報
および通信制御部706から送られてくる受信情報を処
理するデータ処理部707とを備えている。
【0005】以下、従来の携帯型情報通信装置の動作を
説明する。
説明する。
【0006】上記のような構成を有する2台の携帯型情
報通信装置の一方を端末A、もう一方を端末Bとする。
端末Aと端末BとをPHSなどの無線通信回線を介して
接続することにより、双方向の高速データ通信が可能と
なる。
報通信装置の一方を端末A、もう一方を端末Bとする。
端末Aと端末BとをPHSなどの無線通信回線を介して
接続することにより、双方向の高速データ通信が可能と
なる。
【0007】端末Aのユーザは、入力部701により、
端末Bのユーザへのメッセージを作成する。端末Aの入
力部701から、作成したメッセージを送信する指示が
入力されると、端末Aの通信制御部706は無線通信回
線を介して端末Bと接続し、メッセージデータを送信す
る。端末Bの通信制御部706は、端末Aからのメッセ
ージデータを受信し、データ処理部707に渡す。端末
Bのデータ処理部707は、データの種別に応じて、表
示部702に受信メッセージを表示する。
端末Bのユーザへのメッセージを作成する。端末Aの入
力部701から、作成したメッセージを送信する指示が
入力されると、端末Aの通信制御部706は無線通信回
線を介して端末Bと接続し、メッセージデータを送信す
る。端末Bの通信制御部706は、端末Aからのメッセ
ージデータを受信し、データ処理部707に渡す。端末
Bのデータ処理部707は、データの種別に応じて、表
示部702に受信メッセージを表示する。
【0008】端末Bのユーザは、同様の手順により、端
末Aのユーザからのメッセージに対する返信メッセージ
を送信する。
末Aのユーザからのメッセージに対する返信メッセージ
を送信する。
【0009】また、別の手順として、端末Aと端末Bと
の接続が確立した状態で、メッセージを作成し、送受信
することも可能である。
の接続が確立した状態で、メッセージを作成し、送受信
することも可能である。
【0010】メッセージデータの種類は、文字コードの
みでなく、例えば特開平7−327097号公報に記載
の画像通信装置にように、手書きの画像データとするこ
ともできる。
みでなく、例えば特開平7−327097号公報に記載
の画像通信装置にように、手書きの画像データとするこ
ともできる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯型情報通信装置においては、送り手が作成した
文字メッセージまたは手書き画像メッセージは、作成完
了時点で一括して相手側に送信され、受け手がメッセー
ジを読んだあとで返信メッセージを作成し、同様に一括
して返信するという、蓄積型のコミュニケーション形態
を取ることになる。このような蓄積型のメッセージ交換
は、受け手の行動を束縛しない利点がある反面、会話の
ような円滑なコミュニケーションができない不便さがあ
る。また、携帯端末のようにキーボードを備えていない
入力環境では、文字入力操作が煩雑であるため、文字コ
ードによるメッセージの作成は困難である。携帯端末の
表示画面を分割して手書きデータを用いた会話型の通信
を可能にするものもあるが、表示画面の大きさが制限さ
れる携帯端末では、小さい表示画面をもっと有効に活用
する手段が求められる。
来の携帯型情報通信装置においては、送り手が作成した
文字メッセージまたは手書き画像メッセージは、作成完
了時点で一括して相手側に送信され、受け手がメッセー
ジを読んだあとで返信メッセージを作成し、同様に一括
して返信するという、蓄積型のコミュニケーション形態
を取ることになる。このような蓄積型のメッセージ交換
は、受け手の行動を束縛しない利点がある反面、会話の
ような円滑なコミュニケーションができない不便さがあ
る。また、携帯端末のようにキーボードを備えていない
入力環境では、文字入力操作が煩雑であるため、文字コ
ードによるメッセージの作成は困難である。携帯端末の
表示画面を分割して手書きデータを用いた会話型の通信
を可能にするものもあるが、表示画面の大きさが制限さ
れる携帯端末では、小さい表示画面をもっと有効に活用
する手段が求められる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の携帯型情報通信装置は、液晶ディスプレイ一
体型タブレット等の入力手段を用いてユーザが入力した
手書きデータの座標情報を、逐次連続して接続先の携帯
型情報通信装置に送信するとともに、入力された手書き
データの筆跡を液晶ディスプレイ等表示手段に表示し、
同時に、接続先の携帯型情報通信装置から送られてきた
手書きデータの座標情報をもとに、受信した手書きデー
タの筆跡を、入力された手書きデータの筆跡と重ねあわ
せて表示手段に表示できるように構成したことを特徴と
するものである。
に本発明の携帯型情報通信装置は、液晶ディスプレイ一
体型タブレット等の入力手段を用いてユーザが入力した
手書きデータの座標情報を、逐次連続して接続先の携帯
型情報通信装置に送信するとともに、入力された手書き
データの筆跡を液晶ディスプレイ等表示手段に表示し、
同時に、接続先の携帯型情報通信装置から送られてきた
手書きデータの座標情報をもとに、受信した手書きデー
タの筆跡を、入力された手書きデータの筆跡と重ねあわ
せて表示手段に表示できるように構成したことを特徴と
するものである。
【0013】この構成により、携帯型の端末装置を用い
て、手書き入力データをリアルタイムで送受信すること
ができ、双方の書き込みが同一画面上に展開されるの
で、場所を選ばずいつでも自由で円滑な会話型のコミュ
ニケーションを実現することができる。
て、手書き入力データをリアルタイムで送受信すること
ができ、双方の書き込みが同一画面上に展開されるの
で、場所を選ばずいつでも自由で円滑な会話型のコミュ
ニケーションを実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、表示手段と、前記表示手段と一体に構成されたペン
入力手段と、前記ペン入力手段により入力された情報を
処理する入力処理手段と、前記表示手段への表示を制御
する表示制御手段と、手書きデータ処理手段と、受信デ
ータ処理手段と、データの送受信を制御する通信制御手
段と、無線データ通信を行う無線通信手段とを具備し、
前記手書きデータ処理手段は、前記入力処理手段からの
入力に基づいて生成した手書きデータ座標情報を前記通
信制御手段を介して相手先に送信するとともに、前記表
示制御手段を介して前記座標情報に基づく手書きの筆跡
を既に表示されている筆跡と重ね合わせて前記表示手段
に表示し、前記受信データ処理手段は、前記無線通信手
段が前記相手先から受信した手書きデータ座標情報に基
づく手書きの筆跡を、前記表示制御手段を介して既に表
示されている筆跡と重ね合わせて逐次前記表示手段に表
示することを特徴とするものであり、手書き入力データ
をリアルタイムで送受信することができ、円滑な会話型
のコミュニケーションを実現するすることができる。
は、表示手段と、前記表示手段と一体に構成されたペン
入力手段と、前記ペン入力手段により入力された情報を
処理する入力処理手段と、前記表示手段への表示を制御
する表示制御手段と、手書きデータ処理手段と、受信デ
ータ処理手段と、データの送受信を制御する通信制御手
段と、無線データ通信を行う無線通信手段とを具備し、
前記手書きデータ処理手段は、前記入力処理手段からの
入力に基づいて生成した手書きデータ座標情報を前記通
信制御手段を介して相手先に送信するとともに、前記表
示制御手段を介して前記座標情報に基づく手書きの筆跡
を既に表示されている筆跡と重ね合わせて前記表示手段
に表示し、前記受信データ処理手段は、前記無線通信手
段が前記相手先から受信した手書きデータ座標情報に基
づく手書きの筆跡を、前記表示制御手段を介して既に表
示されている筆跡と重ね合わせて逐次前記表示手段に表
示することを特徴とするものであり、手書き入力データ
をリアルタイムで送受信することができ、円滑な会話型
のコミュニケーションを実現するすることができる。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、入力手段から入力されたコマ
ンドを処理するコマンド処理手段と、前記入力手段によ
り入力された手書きデータの座標情報および相手先から
受信した手書きデータ座標情報とを逐次保持する手書き
データ保持手段と、手書きファイル記憶手段とを備え、
前記コマンド処理手段は、前記手書きデータ保持手段に
保持されている前記手書きデータ座標情報に識別情報を
付与して、前記手書きファイル記憶手段に格納すること
を特徴とするものであり、手書きによる会話の内容を適
宜保存することができるので、より利便性が高い。
1に記載の発明において、入力手段から入力されたコマ
ンドを処理するコマンド処理手段と、前記入力手段によ
り入力された手書きデータの座標情報および相手先から
受信した手書きデータ座標情報とを逐次保持する手書き
データ保持手段と、手書きファイル記憶手段とを備え、
前記コマンド処理手段は、前記手書きデータ保持手段に
保持されている前記手書きデータ座標情報に識別情報を
付与して、前記手書きファイル記憶手段に格納すること
を特徴とするものであり、手書きによる会話の内容を適
宜保存することができるので、より利便性が高い。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、ペン入力手段から入力された
コマンドを通信制御手段を介して相手先に送信するコマ
ンド処理手段を備え、自表示手段と相手先表示手段とに
表示されている手書きデータ座標情報に基づく筆跡を前
記コマンドに従って処理することを特徴とするものであ
り、表示部の大きさが限られた携帯情報機器でも、適切
なタイミングで消去等のコマンドを実行することによ
り、表示を消して新たな手書きによる会話を続行するこ
とができる。
2に記載の発明において、ペン入力手段から入力された
コマンドを通信制御手段を介して相手先に送信するコマ
ンド処理手段を備え、自表示手段と相手先表示手段とに
表示されている手書きデータ座標情報に基づく筆跡を前
記コマンドに従って処理することを特徴とするものであ
り、表示部の大きさが限られた携帯情報機器でも、適切
なタイミングで消去等のコマンドを実行することによ
り、表示を消して新たな手書きによる会話を続行するこ
とができる。
【0017】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、ペン入力手段から入力された
特定のパターンをコマンドとして認識する手書きコマン
ド認識手段を備えたことを特徴とするものであり、手書
き入力しながら、データの保存や表示消去などのコマン
ド操作ができるので、より操作性に優れている。
2に記載の発明において、ペン入力手段から入力された
特定のパターンをコマンドとして認識する手書きコマン
ド認識手段を備えたことを特徴とするものであり、手書
き入力しながら、データの保存や表示消去などのコマン
ド操作ができるので、より操作性に優れている。
【0018】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、送受信する座標情報が筆跡を
区別する識別属性を有することを特徴とするものであ
り、入力した筆跡と受信した筆跡とを区別することがで
きる。
1に記載の発明において、送受信する座標情報が筆跡を
区別する識別属性を有することを特徴とするものであ
り、入力した筆跡と受信した筆跡とを区別することがで
きる。
【0019】以下、本発明の実施の形態を、図1から図
6に示す携帯端末を一例に用いて詳細に説明する。
6に示す携帯端末を一例に用いて詳細に説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1に係る携帯端末の構成を示す図である。
態1に係る携帯端末の構成を示す図である。
【0021】図1に示すように、携帯情報通信装置とし
てのこの携帯端末は、液晶表示部101と、液晶表示部
101と一体を成すタブレット102と、無線データ通
信を行う無線モジュール103と、タブレット102に
より入力された情報を処理する入力処理部104と、液
晶表示部101への表示を制御する表示制御部105
と、無線モジュール103を用いて接続処理やデータの
送受信を行う通信制御部106と、タブレット102か
らの入力に基づいて手書きデータの座標情報を生成し、
通信制御部106に送信データとして座標情報を送ると
ともに、表示制御部105を用いて入力された手書きデ
ータの筆跡を液晶表示部101に表示する手書きデータ
処理部107と、通信制御部106から受け取った受信
データを処理し、受信データが接続先からの手書きデー
タ座標情報の場合は、表示制御部105を用いて受信し
た手書きデータの筆跡を液晶表示部101に表示する受
信データ処理部108と、タブレット102から入力さ
れたコマンドを解釈するコマンド処理部109と、タブ
レット102から入力された手書きデータの座標情報お
よび受信した手書きデータの座標情報を逐次保持する手
書きデータ保持部110と、筆跡データに識別情報をつ
けて保存する手書きファイル記憶部111で構成されて
いる。タブレット102は、ユーザがペンでタブレット
表面に触れたときペンONのイベントを検出し、ペンを
タブレット表面から離したときペンOFFのイベントを
検出する。また、ペンで触れている間は、一定間隔でペ
ンONのイベントを検出する。ペンONおよびペンOF
Fのイベントには、タブレット上の位置情報が含まれ
る。無線モジュール103は、PHS無線通信機能を有
し、通信制御部104はPIAFS(PHS Internet
Access Forum Standard)プロトコルによる双方向の高
速データ通信をサポートする。図2に示すように、2台
の携帯端末は、無線基地局をおよびデジタル通信網を経
由してPIAFS接続することにより、データの送受信
を行うことができる。
てのこの携帯端末は、液晶表示部101と、液晶表示部
101と一体を成すタブレット102と、無線データ通
信を行う無線モジュール103と、タブレット102に
より入力された情報を処理する入力処理部104と、液
晶表示部101への表示を制御する表示制御部105
と、無線モジュール103を用いて接続処理やデータの
送受信を行う通信制御部106と、タブレット102か
らの入力に基づいて手書きデータの座標情報を生成し、
通信制御部106に送信データとして座標情報を送ると
ともに、表示制御部105を用いて入力された手書きデ
ータの筆跡を液晶表示部101に表示する手書きデータ
処理部107と、通信制御部106から受け取った受信
データを処理し、受信データが接続先からの手書きデー
タ座標情報の場合は、表示制御部105を用いて受信し
た手書きデータの筆跡を液晶表示部101に表示する受
信データ処理部108と、タブレット102から入力さ
れたコマンドを解釈するコマンド処理部109と、タブ
レット102から入力された手書きデータの座標情報お
よび受信した手書きデータの座標情報を逐次保持する手
書きデータ保持部110と、筆跡データに識別情報をつ
けて保存する手書きファイル記憶部111で構成されて
いる。タブレット102は、ユーザがペンでタブレット
表面に触れたときペンONのイベントを検出し、ペンを
タブレット表面から離したときペンOFFのイベントを
検出する。また、ペンで触れている間は、一定間隔でペ
ンONのイベントを検出する。ペンONおよびペンOF
Fのイベントには、タブレット上の位置情報が含まれ
る。無線モジュール103は、PHS無線通信機能を有
し、通信制御部104はPIAFS(PHS Internet
Access Forum Standard)プロトコルによる双方向の高
速データ通信をサポートする。図2に示すように、2台
の携帯端末は、無線基地局をおよびデジタル通信網を経
由してPIAFS接続することにより、データの送受信
を行うことができる。
【0022】以上のように構成された本発明の実施の形
態1に係る携帯端末について、以下その動作を説明す
る。
態1に係る携帯端末について、以下その動作を説明す
る。
【0023】同じ構成を成す2台の携帯端末がPIAF
S接続された状態で、手書きによるデータ通信を行う際
の動作について、図3、図4のフローチャートおよび図
5を用いて説明する。
S接続された状態で、手書きによるデータ通信を行う際
の動作について、図3、図4のフローチャートおよび図
5を用いて説明する。
【0024】図3は、入力処理の流れを示すフローチャ
ートである。ステップ301においてタブレット102
によりペンのイベントが検出されると、入力処理部10
4は、ステップ302において手書きデータ入力かコマ
ンド入力かを判定する。液晶表示部には、図5(A)に
示すように手書き領域501とコマンド領域502が表
示されており、ペンで指定されたタブレット上の位置
が、手書き領域内なら手書きデータ入力、コマンド領域
内ならコマンド入力と判定する。ステップ302で手書
きデータ入力の場合は、手書きデータ処理部107に制
御を移す。手書きデータ処理部107は、ステップ30
3でペンで指定された位置の座標情報を生成する。座標
情報は、液晶表示部の左上を原点とするX方向Y方向の
座標値およびペンの状態を示すONまたはOFFのステ
ータス値を含む。手書きデータ処理部107は、直前の
ペンの座標情報を保持しており、ステップ304におい
て、直前のペンの状態がONであれば、表示制御部10
5を用いて直前の座標から新たに生成した座標までの筆
跡を描画する。また手書きデータ処理部107は、生成
した座標情報を手書きデータ保持部110に記録する。
ステップ305において、手書きデータ処理部107
は、通信制御部106を用いて座標データであることを
示すデータ識別子を付与した座標情報を接続先に送信す
る。
ートである。ステップ301においてタブレット102
によりペンのイベントが検出されると、入力処理部10
4は、ステップ302において手書きデータ入力かコマ
ンド入力かを判定する。液晶表示部には、図5(A)に
示すように手書き領域501とコマンド領域502が表
示されており、ペンで指定されたタブレット上の位置
が、手書き領域内なら手書きデータ入力、コマンド領域
内ならコマンド入力と判定する。ステップ302で手書
きデータ入力の場合は、手書きデータ処理部107に制
御を移す。手書きデータ処理部107は、ステップ30
3でペンで指定された位置の座標情報を生成する。座標
情報は、液晶表示部の左上を原点とするX方向Y方向の
座標値およびペンの状態を示すONまたはOFFのステ
ータス値を含む。手書きデータ処理部107は、直前の
ペンの座標情報を保持しており、ステップ304におい
て、直前のペンの状態がONであれば、表示制御部10
5を用いて直前の座標から新たに生成した座標までの筆
跡を描画する。また手書きデータ処理部107は、生成
した座標情報を手書きデータ保持部110に記録する。
ステップ305において、手書きデータ処理部107
は、通信制御部106を用いて座標データであることを
示すデータ識別子を付与した座標情報を接続先に送信す
る。
【0025】ステップ302でコマンド入力の場合は、
コマンド処理部109に制御を移す。コマンド処理部1
09は、ペンで指定された位置に応じて対応するコマン
ド処理を行う。ここで「保存」コマンドが指示された場
合、コマンド処理部109は、手書きデータ保持部11
0に記録されている座標データを手書きファイル記憶部
111に保存する(ステップ306)。このとき液晶表
示部101にダイアログを表示して識別情報としてのフ
ァイル名を入力させ、座標データに指定されたファイル
名を付与して保存する。手書きファイル記憶部111
は、ファイル名で識別される複数の手書きデータを保持
することができる。また、ステップ302で「消去」コ
マンドが指示された場合、コマンド処理部109は、通
信制御部106を用いて「消去」コマンドであることを
示すデータ識別子を含むコマンド情報を接続先に送信す
る(ステップ307)。消去コマンドを送信すると、受
信側から「OK」または「NO」のリプライコードが返
される。リプライコード送受信処理については受信処理
の流れの中で説明する。
コマンド処理部109に制御を移す。コマンド処理部1
09は、ペンで指定された位置に応じて対応するコマン
ド処理を行う。ここで「保存」コマンドが指示された場
合、コマンド処理部109は、手書きデータ保持部11
0に記録されている座標データを手書きファイル記憶部
111に保存する(ステップ306)。このとき液晶表
示部101にダイアログを表示して識別情報としてのフ
ァイル名を入力させ、座標データに指定されたファイル
名を付与して保存する。手書きファイル記憶部111
は、ファイル名で識別される複数の手書きデータを保持
することができる。また、ステップ302で「消去」コ
マンドが指示された場合、コマンド処理部109は、通
信制御部106を用いて「消去」コマンドであることを
示すデータ識別子を含むコマンド情報を接続先に送信す
る(ステップ307)。消去コマンドを送信すると、受
信側から「OK」または「NO」のリプライコードが返
される。リプライコード送受信処理については受信処理
の流れの中で説明する。
【0026】図4は、受信処理の流れを示すフローチャ
ートである。ステップ401において、接続先からデー
タを受信すると、受信データ処理部108はステップ4
02において受信したデータのデータ識別子から、座標
情報であるかコマンド情報であるかまたは送信したコマ
ンドに応答するリプライコードであるかを識別する。受
信データ処理部108は直前に受信した座標情報を保持
しており、受信データが座標情報のとき、ステップ40
3において、直前のペン状態がONであれば、表示制御
部105を用いて直前の座標から受信した座標までの筆
跡を描画する。ステップ402で受信データがコマンド
情報の場合は対応するコマンド処理を行う。「消去」コ
マンドを受信した場合は、ステップ404において、消
去するか否かを選択させるダイアログを液晶表示部10
1に表示する。ここでの選択は入力処理部104によっ
て検出され、コマンド処理部109に渡される。コマン
ド処理部109は、受信した「消去」コマンドに対して
「OK」が選択されると、表示制御部105を用いて、
液晶表示部101に表示されている筆跡をすべて消去す
るとともに、通信制御部106を用いて、「OK」のリ
プライコードを、コマンドに応答するリプライコードで
あることを示す識別子とともに接続先に送信する(ステ
ップ405〜406)。ステップ404のダイアログに
対して「NO」が選択されると、コマンド処理部109
は筆跡を消去せず、「NO」のリプライコードを接続先
に送信する(ステップ407)。接続先がリプライコー
ドを受信した際の処理の流れは、ステップ408〜ステ
ップ409に示す。受信したデータが、先に送信した消
去コマンドに応答するリプライコードであり、「OK」
の場合は、受信データ処理部が、ステップ409で液晶
表示部101に表示されている筆跡をすべて消去する。
リプライコードが「NO」の場合は消去しない。
ートである。ステップ401において、接続先からデー
タを受信すると、受信データ処理部108はステップ4
02において受信したデータのデータ識別子から、座標
情報であるかコマンド情報であるかまたは送信したコマ
ンドに応答するリプライコードであるかを識別する。受
信データ処理部108は直前に受信した座標情報を保持
しており、受信データが座標情報のとき、ステップ40
3において、直前のペン状態がONであれば、表示制御
部105を用いて直前の座標から受信した座標までの筆
跡を描画する。ステップ402で受信データがコマンド
情報の場合は対応するコマンド処理を行う。「消去」コ
マンドを受信した場合は、ステップ404において、消
去するか否かを選択させるダイアログを液晶表示部10
1に表示する。ここでの選択は入力処理部104によっ
て検出され、コマンド処理部109に渡される。コマン
ド処理部109は、受信した「消去」コマンドに対して
「OK」が選択されると、表示制御部105を用いて、
液晶表示部101に表示されている筆跡をすべて消去す
るとともに、通信制御部106を用いて、「OK」のリ
プライコードを、コマンドに応答するリプライコードで
あることを示す識別子とともに接続先に送信する(ステ
ップ405〜406)。ステップ404のダイアログに
対して「NO」が選択されると、コマンド処理部109
は筆跡を消去せず、「NO」のリプライコードを接続先
に送信する(ステップ407)。接続先がリプライコー
ドを受信した際の処理の流れは、ステップ408〜ステ
ップ409に示す。受信したデータが、先に送信した消
去コマンドに応答するリプライコードであり、「OK」
の場合は、受信データ処理部が、ステップ409で液晶
表示部101に表示されている筆跡をすべて消去する。
リプライコードが「NO」の場合は消去しない。
【0027】以上の説明した入力処理および受信処理
は、2台の携帯端末において、双方向のデータ通信によ
り、同時に並行して処理されるものである。携帯端末A
および携帯端末Bにおいて、手書きデータを送受信する
際の様子を図5(B)に示す。図5(B)において、携
帯端末Aのユーザが入力した筆跡503は、逐次携帯端
末Bの液晶表示部101に表示され、同時に携帯端末B
のユーザが入力した筆跡504は、逐次携帯端末Aの液
晶表示部101に表示される。携帯端末Aのユーザーが
入力した筆跡と、携帯端末Bの入力した筆跡は、双方の
画面上に重ね合わせて表示される。
は、2台の携帯端末において、双方向のデータ通信によ
り、同時に並行して処理されるものである。携帯端末A
および携帯端末Bにおいて、手書きデータを送受信する
際の様子を図5(B)に示す。図5(B)において、携
帯端末Aのユーザが入力した筆跡503は、逐次携帯端
末Bの液晶表示部101に表示され、同時に携帯端末B
のユーザが入力した筆跡504は、逐次携帯端末Aの液
晶表示部101に表示される。携帯端末Aのユーザーが
入力した筆跡と、携帯端末Bの入力した筆跡は、双方の
画面上に重ね合わせて表示される。
【0028】この構成によれば、携帯端末を用いて、双
方向でリアルタイムに手書きデータを送受信することが
できるので、お互いの筆跡を追いながらの”筆談”が可
能となる。このとき、お互いの書き込んだ筆跡は同一画
面上に量ね合わせて展開されるので、小さい画面を有効
に活用でき、相手の書き込みに対して追記するなどの自
由な表現が可能となる。また、大事な会話の内容を保存
することもできる。さらに、適当なタイミングで双方同
期して表示を消去することにより、携帯端末の小さい表
示面積でも会話を続けることができる。
方向でリアルタイムに手書きデータを送受信することが
できるので、お互いの筆跡を追いながらの”筆談”が可
能となる。このとき、お互いの書き込んだ筆跡は同一画
面上に量ね合わせて展開されるので、小さい画面を有効
に活用でき、相手の書き込みに対して追記するなどの自
由な表現が可能となる。また、大事な会話の内容を保存
することもできる。さらに、適当なタイミングで双方同
期して表示を消去することにより、携帯端末の小さい表
示面積でも会話を続けることができる。
【0029】本実施例では、入力した筆跡と受信した筆
跡は同一筆跡で表示されているが、送受信する座標情報
に筆跡を区別する線幅、表示色等の識別属性を持たせれ
ば、お互いの筆跡を区別することができる。
跡は同一筆跡で表示されているが、送受信する座標情報
に筆跡を区別する線幅、表示色等の識別属性を持たせれ
ば、お互いの筆跡を区別することができる。
【0030】(実施の形態2)図6は本発明の実施の形
態2に係る携帯情報端末の構成を示す図である。携帯情
報通信装置としてのこの携帯端末は、液晶表示部101
と、液晶表示部101と一体を成すタブレット102
と、無線データ通信を行う無線モジュール103と、タ
ブレット102により入力された情報を処理する入力処
理部104と、液晶表示部101への表示を制御する表
示制御部105と、無線モジュール103を用いて接続
処理やデータの送受信を行う通信制御部106と、タブ
レット102からの入力に基づいて手書きデータの座標
情報を生成し、通信制御部106に送信データとして座
標情報を送るとともに、表示制御部105を用いて入力
された手書きデータの筆跡を液晶表示部101に表示す
る手書きデータ処理部107と、通信制御部106から
受け取った受信データを処理し、受信データが接続先か
らの手書きデータ座標情報の場合は、表示制御部105
を用いて受信した手書きデータの筆跡を液晶表示部10
1に表示する受信データ処理部108と、タブレット1
02から入力されたコマンドを解釈するコマンド処理部
109と、タブレット102から入力された手書きデー
タの座標情報および受信した手書きデータの座標情報を
逐次保存する手書きデータ保持部110と、筆跡データ
に識別情報をつけて保存する手書きファイル記憶部11
1と、タブレット102から入力された手書きデータの
特定のパターンをコマンドとして認識する手書きコマン
ド認識部112とで構成されている。
態2に係る携帯情報端末の構成を示す図である。携帯情
報通信装置としてのこの携帯端末は、液晶表示部101
と、液晶表示部101と一体を成すタブレット102
と、無線データ通信を行う無線モジュール103と、タ
ブレット102により入力された情報を処理する入力処
理部104と、液晶表示部101への表示を制御する表
示制御部105と、無線モジュール103を用いて接続
処理やデータの送受信を行う通信制御部106と、タブ
レット102からの入力に基づいて手書きデータの座標
情報を生成し、通信制御部106に送信データとして座
標情報を送るとともに、表示制御部105を用いて入力
された手書きデータの筆跡を液晶表示部101に表示す
る手書きデータ処理部107と、通信制御部106から
受け取った受信データを処理し、受信データが接続先か
らの手書きデータ座標情報の場合は、表示制御部105
を用いて受信した手書きデータの筆跡を液晶表示部10
1に表示する受信データ処理部108と、タブレット1
02から入力されたコマンドを解釈するコマンド処理部
109と、タブレット102から入力された手書きデー
タの座標情報および受信した手書きデータの座標情報を
逐次保存する手書きデータ保持部110と、筆跡データ
に識別情報をつけて保存する手書きファイル記憶部11
1と、タブレット102から入力された手書きデータの
特定のパターンをコマンドとして認識する手書きコマン
ド認識部112とで構成されている。
【0031】液晶表示部101、タブレット102、無
線モジュール103、入力処理部104、表示制御部1
05、通信制御部106、受信データ処理部108、コ
マンド処理部109、筆跡データ記憶部110、筆跡フ
ァイル記憶部111は、実施の形態1と同じ動作をする
ので再度の説明は省略する。
線モジュール103、入力処理部104、表示制御部1
05、通信制御部106、受信データ処理部108、コ
マンド処理部109、筆跡データ記憶部110、筆跡フ
ァイル記憶部111は、実施の形態1と同じ動作をする
ので再度の説明は省略する。
【0032】手書きデータ処理部107は、入力処理部
104からの情報に基づいて生成した座標情報を逐次手
書きコマンド認識部112に渡す。手書きコマンド認識
部112は、特定の手書きパターンをコマンドとして認
識するための辞書情報を有する。手書きコマンド認識部
112は、入力された座標情報を監視し、ペンの状態が
ONからOFFに変わると、入力されたストロークと辞
書データとのマッチング処理を行う。ここで合致するも
のがあれば、手書きコマンド認識部112は、コマンド
処理部109を用いて、対応するコマンド処理を行う。
例えば「削除」コマンドとして筆跡「Z」が登録されて
いる場合、ユーザが手書き入力中に「Z」を描くと、コ
マンド領域の「消去」を指示した場合と同様に、消去処
理が実行さる。
104からの情報に基づいて生成した座標情報を逐次手
書きコマンド認識部112に渡す。手書きコマンド認識
部112は、特定の手書きパターンをコマンドとして認
識するための辞書情報を有する。手書きコマンド認識部
112は、入力された座標情報を監視し、ペンの状態が
ONからOFFに変わると、入力されたストロークと辞
書データとのマッチング処理を行う。ここで合致するも
のがあれば、手書きコマンド認識部112は、コマンド
処理部109を用いて、対応するコマンド処理を行う。
例えば「削除」コマンドとして筆跡「Z」が登録されて
いる場合、ユーザが手書き入力中に「Z」を描くと、コ
マンド領域の「消去」を指示した場合と同様に、消去処
理が実行さる。
【0033】この構成によれば、コマンドを手書きで指
示できるので、手書き操作を中断することなく容易に筆
跡の保存や消去を行うことができる。
示できるので、手書き操作を中断することなく容易に筆
跡の保存や消去を行うことができる。
【0034】なお、手書きコマンドとして登録されてい
るパターンを筆跡データとして入力するために、手書き
コマンド認識を一時的に無効にするモードを設けてもよ
い。
るパターンを筆跡データとして入力するために、手書き
コマンド認識を一時的に無効にするモードを設けてもよ
い。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
持ち運び自由な携帯型の端末装置を使って、電話のよう
に声を発することなく、手書きによる自由で円滑な会話
型のコミュニケーションを実現することができる。
持ち運び自由な携帯型の端末装置を使って、電話のよう
に声を発することなく、手書きによる自由で円滑な会話
型のコミュニケーションを実現することができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係わる携帯型情報通信
装置としての携帯端末の構成を示すブロック図
装置としての携帯端末の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における携帯端末の概念
図
図
【図3】本発明の実施の形態1における携帯端末の動作
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態1における携帯端末の動作
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態1における携帯端末の動作
を示す説明図
を示す説明図
【図6】本発明の実施の形態2における携帯情報端末の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図7】従来の携帯型情報通信装置の構成を示すブロッ
ク図
ク図
101 タブレット 102 液晶表示部 103 無線モジュール 104 入力処理部 105 表示制御部 106 通信制御部 107 手書きデータ処理部 108 受信データ処理部 109 コマンド処理部 110 手書きデータ保持部 111 手書きファイル記憶部 112 手書きコマンド認識部
Claims (7)
- 【請求項1】表示手段と、前記表示手段と一体に構成さ
れたペン入力手段と、前記ペン入力手段により入力され
た情報を処理する入力処理手段と、前記表示手段への表
示を制御する表示制御手段と、手書きデータ処理手段
と、受信データ処理手段と、データの送受信を制御する
通信制御手段と、無線データ通信を行う無線通信手段と
を具備し、前記手書きデータ処理手段は、前記入力処理
手段からの入力に基づいて生成した手書きデータ座標情
報を前記通信制御手段を介して相手先に送信するととも
に、前記表示制御手段を介して前記座標情報に基づく手
書きの筆跡を既に表示されている筆跡と重ね合わせて前
記表示手段に表示し、前記受信データ処理手段は、前記
無線通信手段が前記相手先から受信した手書きデータ座
標情報に基づく手書きの筆跡を、前記表示制御手段を介
して既に表示されている筆跡と重ね合わせて逐次前記表
示手段に表示することを特徴とする携帯型情報通信装
置。 - 【請求項2】入力手段から入力されたコマンドを処理す
るコマンド処理手段と、前記入力手段により入力された
手書きデータの座標情報および相手先から受信した手書
きデータ座標情報とを逐次保持する手書きデータ保持手
段と、手書きファイル記憶手段とを備え、前記コマンド
処理手段は、前記手書きデータ保持手段に保持されてい
る前記手書きデータ座標情報に識別情報を付与して、前
記手書きファイル記憶手段に格納することを特徴とする
請求項1に記載の携帯型情報通信装置。 - 【請求項3】ペン入力手段から入力されたコマンドを通
信制御手段を介して相手先に送信するコマンド処理手段
を備え、自表示手段と相手先表示手段とに表示されてい
る手書きデータ座標情報に基づく筆跡を前記コマンドに
従って処理することを特徴とする請求項1または請求項
2に記載の携帯型情報通信装置。 - 【請求項4】コマンドが手書きデータ座標情報に基づい
て表示手段に表示されている筆跡を消去する機能を備え
たことを特徴とする請求項3に記載の携帯型情報通信装
置。 - 【請求項5】ペン入力手段から入力された特定のパター
ンをコマンドとして認識する手書きコマンド認識手段を
備えたことを特徴とする請求項2、請求項3、または請
求項4に記載の携帯型情報通信装置。 - 【請求項6】送受信する座標情報が筆跡を区別する識別
属性を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯型
情報通信装置。 - 【請求項7】識別属性が線幅、または表示色であること
を特徴とする請求項6に記載の携帯型情報通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29203199A JP2001111708A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 携帯型情報通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29203199A JP2001111708A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 携帯型情報通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001111708A true JP2001111708A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17776642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29203199A Pending JP2001111708A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 携帯型情報通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001111708A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004114107A1 (en) * | 2003-06-20 | 2004-12-29 | Nadeem Mohammad Qadir | Human-assistive wearable audio-visual inter-communication apparatus. |
WO2010044457A1 (ja) | 2008-10-16 | 2010-04-22 | シャープ株式会社 | 通信端末装置、通信方法、および通信プログラム |
JP2011141726A (ja) * | 2010-01-07 | 2011-07-21 | Nec Corp | 携帯送信端末、携帯受信端末及び携帯送受信システム |
US8244284B2 (en) | 2007-06-28 | 2012-08-14 | Giga-Byte Communications, Inc. | Mobile communication device and the operating method thereof |
KR101305029B1 (ko) | 2011-06-23 | 2013-09-09 | 김수진 | 수기 메시지 서비스 제공 서버장치, 그리고 이에 적용되는 기록매체 |
CN103500059A (zh) * | 2013-09-16 | 2014-01-08 | 天脉聚源(北京)传媒科技有限公司 | 一种通过移动互联网进行绘画的方法、系统及装置 |
JP2014135096A (ja) * | 2014-04-25 | 2014-07-24 | Square Enix Co Ltd | 通信プログラム、通信端末および通信方法 |
JP2015050749A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 日本放送協会 | 受信装置および連携端末装置、ならびにプログラム |
JP2016122460A (ja) * | 2016-02-12 | 2016-07-07 | 株式会社スクウェア・エニックス | 通信プログラム、通信端末および通信方法 |
KR20170005533A (ko) * | 2015-07-06 | 2017-01-16 | 이태완 | 통합형 수기 메시지 제공 장치, 그리고 이에 적용되는 컴퓨터 프로그램 및 기록매체 |
JP2020509438A (ja) * | 2017-03-31 | 2020-03-26 | ドロップボックス, インコーポレイテッド | デジタル画像からデジタル文書コンテンツを生成する方法 |
-
1999
- 1999-10-14 JP JP29203199A patent/JP2001111708A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004114107A1 (en) * | 2003-06-20 | 2004-12-29 | Nadeem Mohammad Qadir | Human-assistive wearable audio-visual inter-communication apparatus. |
US8244284B2 (en) | 2007-06-28 | 2012-08-14 | Giga-Byte Communications, Inc. | Mobile communication device and the operating method thereof |
WO2010044457A1 (ja) | 2008-10-16 | 2010-04-22 | シャープ株式会社 | 通信端末装置、通信方法、および通信プログラム |
JP2011141726A (ja) * | 2010-01-07 | 2011-07-21 | Nec Corp | 携帯送信端末、携帯受信端末及び携帯送受信システム |
KR101305029B1 (ko) | 2011-06-23 | 2013-09-09 | 김수진 | 수기 메시지 서비스 제공 서버장치, 그리고 이에 적용되는 기록매체 |
JP2015050749A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 日本放送協会 | 受信装置および連携端末装置、ならびにプログラム |
CN103500059A (zh) * | 2013-09-16 | 2014-01-08 | 天脉聚源(北京)传媒科技有限公司 | 一种通过移动互联网进行绘画的方法、系统及装置 |
JP2014135096A (ja) * | 2014-04-25 | 2014-07-24 | Square Enix Co Ltd | 通信プログラム、通信端末および通信方法 |
KR20170005533A (ko) * | 2015-07-06 | 2017-01-16 | 이태완 | 통합형 수기 메시지 제공 장치, 그리고 이에 적용되는 컴퓨터 프로그램 및 기록매체 |
JP2016122460A (ja) * | 2016-02-12 | 2016-07-07 | 株式会社スクウェア・エニックス | 通信プログラム、通信端末および通信方法 |
JP2020509438A (ja) * | 2017-03-31 | 2020-03-26 | ドロップボックス, インコーポレイテッド | デジタル画像からデジタル文書コンテンツを生成する方法 |
US10671799B2 (en) | 2017-03-31 | 2020-06-02 | Dropbox, Inc. | Generating digital document content from a digital image |
JP2020123358A (ja) * | 2017-03-31 | 2020-08-13 | ドロップボックス, インコーポレイテッド | デジタル画像からデジタル文書コンテンツを生成する方法 |
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