JPH09128129A - ヘルプメッセージ表示装置 - Google Patents

ヘルプメッセージ表示装置

Info

Publication number
JPH09128129A
JPH09128129A JP7310055A JP31005595A JPH09128129A JP H09128129 A JPH09128129 A JP H09128129A JP 7310055 A JP7310055 A JP 7310055A JP 31005595 A JP31005595 A JP 31005595A JP H09128129 A JPH09128129 A JP H09128129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
data
help message
display
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7310055A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Sugimoto
正弘 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP7310055A priority Critical patent/JPH09128129A/ja
Publication of JPH09128129A publication Critical patent/JPH09128129A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り扱い説明書を使うことなく、各ファンク
ションキーにおける機能説明や使用方法を各機能モード
に応じて幅広く表示するようにする。 【解決手段】 CPU6は、ファンクション表示データ
記憶部12に記憶されていて、現在ファンクション表示
を行っているファンクションデータに対応したヘルプメ
ッセージアドレスに基づいて、ヘルプメッセージ記憶部
13からヘルプメッセージデータを読み出し、VRAM
11に一旦記憶させる。ユーザーがファンクション表示
だけでは機能内容が判り難いときは、ヘルプキーを押下
すると、CPU6がVRAM11に記憶されたヘルプメ
ッセージデータを読み出して、表示制御部10を介して
表示部9にヘルプメッセージを表示するので、取り扱い
説明書を見る必要がなくなり、ファンクションキーによ
る機能選択が分かりやすくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘルプメッセージ
表示装置に係り、詳細には、ファンクション表示に連動
させてヘルプメッセージを表示するヘルプメッセージ表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワードプロセッサー、パーソナル
コンピュータ等の情報処理機器に使用する文書作成装置
においては、種々の機能を持ったデータ入力キーを用い
て文書データや図形、表、グラフ等のイメージデータを
入力することにより、文書作成処理等が行われている。
【0003】そして、上記データ入力キーが配列される
キーボードには、配列キー数に限りがあるため、種々の
機能を持たせようとすると、1つのキーに複数の機能を
割り振る必要がある。このため、従来の文書作成装置で
は、例えば、機能選択を行うファンクションキーF1〜
F10にそれぞれ機能を割り振る際に、1つのファンク
ションキーに対して2種類から3種類の機能を持たせる
ため、「SHIFTキー」や「CTRLキー」等を押下
しながらファンクションキーを操作することで別の機能
が選択できるように構成されている。
【0004】ところが、複数の機能が付与される各ファ
ンクションキーには、通常、F1〜F10のようなファ
ンクション番号が記載されているだけで、どのファンク
ションキーにどのような機能があるのか分かり難かっ
た。このため、従来では、機能名称を書いたラベルをフ
ァンクションキーの近辺に貼り付けて機能内容を分かり
易くしたり、また、最近では、表示画面の下側、あるい
は、上側に各ファンクションキーの機能名称を表示する
機能ラベル表示を行うものがあり、上記した「SHIF
Tキー」や「CTRLキー」等を押下した際に変化する
機能に追随して機能ラベル表示を変化させるものがあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の文書作成装置にあっては、各ファンクション
キーの機能ラベルを見て機能の名称が判ったとしても、
その機能の具体的な内容や使い方まで知ることができな
いという課題がある。
【0006】特に、最近のワードプロセッサーやパーソ
ナルコンピュータ等の文書作成装置では、機能が多様化
していることから取り扱い説明書が分厚くなってきてお
り、各ファンクションキーの機能の具体的な内容や使い
方について知りたい場合、膨大な取り扱い説明書の中か
ら該当する部分を探し出さなくてはならず、非常に面倒
であった。
【0007】また、上記取り扱い説明書以外に、文書作
成装置の「HELPキー」等を押下してヘルプメッセー
ジを表示させるガイダンス表示機能を活用する場合は、
そのガイダンス表示機能の操作方法を見つけるまでに時
間を浪費する上、ガイダンス表示自体もある程度特定の
機能に対する説明しかなかったため、各ファンクション
キーの機能の内容や使い方に関する十分な説明が得られ
ないという課題があった。
【0008】本発明の課題は、取り扱い説明書を使うこ
となく、各ファンクションキーにおける機能説明や使用
方法を各機能モードに応じて幅広く表示することのでき
るヘルプメッセージ表示装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各種機能を指示するためのファンクションキーと、該フ
ァンクションキーの機能を表示するファンクション表示
状態が複数あって、各ファンクション表示状態毎にファ
ンクションデータが記憶されているファンクションデー
タ記憶手段と、前記ファンクションデータ記憶手段に記
憶されているファンクションデータに対応させて、各フ
ァンクションキーの機能を具体的に説明するヘルプメッ
セージデータが記憶されているヘルプメッセージ記憶手
段と、前記ヘルプメッセージデータの表示を指示するヘ
ルプキーと、前記ヘルプキーの操作時におけるファンク
ション表示状態を検出するファンクション表示状態検出
手段と、前記ファンクション表示状態検出手段で検出さ
れたファンクション表示状態のファンクションデータに
対応するヘルプメッセージデータを前記ヘルプメッセー
ジ記憶手段から読み出すヘルプメッセージデータ読出手
段と、前記ヘルプメッセージデータ読出手段で読み出さ
れたヘルプメッセージデータを表示する表示手段と、を
備えることを特徴とする。
【0010】すなわち、各種機能を指示するファンクシ
ョンキーの機能表示状態が複数あって、ファンクション
データ記憶手段には各ファンクション表示状態毎のファ
ンクションデータを記憶させるとともに、ヘルプメッセ
ージ記憶手段には各ファンクション表示状態のファンク
ションデータに対応させてヘルプメッセージデータを記
憶させておき、ヘルプキー使ってヘルプメッセージデー
タの表示を指示すると、その指示時点でのファンクショ
ン表示状態をファンクション表示状態検出手段で検出
し、ヘルプメッセージデータ読出手段により検出された
ファンクション表示状態のファンクションデータに対応
したヘルプメッセージデータをヘルプメッセージ記憶手
段から読み出して、表示手段にヘルプメッセージデータ
を表示する。
【0011】したがって、請求項1のヘルプメッセージ
表示装置は、所定のファンクション表示状態における各
ファンクションキーの具体的な機能説明や使用方法等
を、取り扱い説明書を使うことなくヘルプキーの操作だ
けでヘルプメッセージを表示することが可能であって、
便利である。
【0012】また、請求項1記載の発明は、例えば、請
求項2に記載されるように、前記ファンクションデータ
記憶手段は、前記ファンクションキーにおける各ファン
クション表示状態毎のファンクションデータを記憶する
とともに、各ファンクション表示状態毎のファンクショ
ンデータに対応させて前記ヘルプメッセージ記憶手段に
記憶されたヘルプメッセージデータのアドレスデータを
記憶することを特徴とする。
【0013】すなわち、ファンクションデータ記憶手段
には、ファンクションキーの各ファンクション表示状態
におけるファンクションデータが記憶されるとともに、
そのファンクションデータに対応した前記ヘルプメッセ
ージ記憶手段に記憶されているヘルプメッセージデータ
のアドレスデータが記憶されている。
【0014】したがって、所定のファンクション表示状
態において、ファンクションデータ記憶手段から読み出
されたファンクションデータ内にヘルプメッセージのア
ドレスデータを含んでいるため、ヘルプキーが操作され
るとそのアドレスデータに基づいてヘルプメッセージ記
憶手段から当該ファンクション表示状態に対応するヘル
プメッセージデータを読み出して表示することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照して本発
明の実施形態を説明する。図1〜図9は、本発明のヘル
プメッセージ表示装置を適用したワードプロセッサの実
施形態を示す図である。まず、構成を説明する。図1
は、本実施形態に係るワードプロセッサ1の要部の構成
を示すブロック図である。この図において、ワードプロ
セッサ1は、入力制御部2と、入力部としてのペン3、
キーボード4、マウス5があって、さらに、CPU6、
FDD7、外部記憶制御部8、表示部9、表示制御部1
0、VRAM11、ファンクション表示データ記憶部1
2、ヘルプメッセージ記憶部13、ROM14、文書メ
モリ15、ワークメモリ16などにより構成されてい
る。
【0016】入力制御部2は、入力部であるペン3、キ
ーボード4、マウス5などからそれぞれ入力される入力
データを制御してCPU6に出力する。例えば、キーボ
ード4のキーが押下されると、当該キーに相当する信号
を発生させて、CPU6に出力する。
【0017】ペン3は、タブレット上で移動させたペン
の座標位置データを入力するものである。キーボード4
は、各種の編集機能を選択するファンクションキー、文
字等のデータを入力する文字入力キー、数字入力キー、
あるいは、カーソル移動キー、ヘルプキー、スクロール
キー、実行キー、中止キー等の各種キーが配列された操
作盤である。
【0018】マウス5は、平面板上でマウスを移動させ
てマウスの相対的な位置データを入力するとともに、所
定の座標位置でクリックすることにより実行指示等を行
うものである。
【0019】CPU(Central Processing Unit )6
は、後述するROM14内に格納された制御プログラム
に従ってワードプロセッサ1の各部を制御するととも
に、後述するワークメモリ16に各種パラメータ等を記
憶させて所定の処理動作が行われる。特に、本実施形態
では、ファンクションキーの操作により機能選択動作が
容易に行えるようにするため、各ファンクションキーの
機能を示すファンクションデータをファンクション表示
状態に応じて記憶するファンクション表示データ記憶部
12と、それぞれのファンクション表示状態に対応して
各ファンクションキーの具体的な機能説明や使用方法を
示すヘルプメッセージデータを記憶するヘルプメッセー
ジ記憶部13とを使って、例えば、ヘルプキーが押下さ
れると、現在のファンクションキーのファンクション表
示状態に対応したヘルプメッセージデータを読み出し
て、表示部9に表示するように制御するものである。
【0020】フロッピーディスクドライブ(FDD)7
は、フロッピーディスクの所定の領域にデータを書き込
んだり、読み出したりする外部記憶装置である。外部記
憶制御部8は、FDD7を制御してデータの書き込みや
読み出しを行うFDD制御部である。
【0021】表示部9は、CRT(Cathode Ray Tube)
や液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)等
で構成されており、後述する表示制御部10を介して入
力された文字データ、イメージデータ、あるいは、ガイ
ダンスデータ等の表示データを画面表示するものであ
る。表示制御部10は、後述するVRAM11に記憶さ
れている画像データを読み出して表示部9に画像表示す
るように制御するものである。
【0022】VRAM(Video Random Access Memory)
11は、表示部9で表示される画像データを記憶するビ
デオRAMである。ファンクション表示データ記憶部1
2は、ワードプロセッサ1において各種機能を選択する
キーボード4のファンクションキーの各機能を表示する
ためのファンクションデータを記憶する記憶部である。
【0023】ヘルプメッセージ記憶部13は、所定のモ
ード状態での機能説明や使用方法を具体的に説明するヘ
ルプメッセージデータを記憶するものであって、特に、
本実施形態では、ファンクションキーの各ファンクショ
ン表示状態に対応したヘルプメッセージをそれぞれ記憶
している。
【0024】ROM(Read Only Memory)14は、ワー
ドプロセッサ1の全体を制御する制御プログラムが格納
されていて、CPU6は、このROM14に格納されて
いる制御プログラムを読み出して各部の動作を制御す
る。また、ROM14は、ペン3、キーボード4、マウ
ス5、表示部9等へのデータの入出力制御を行うための
IOCS(Input Output Control System)プログラム
や文字フォントデータ等を記憶している。
【0025】文書メモリ15は、ユーザーが登録した文
書データやグラフィックデータ等、種々の情報を格納す
るメモリである。ワークメモリ16は、CPU6で編集
処理を行う際に、編集中の文書データを展開するメモリ
領域を形成する。以上のように構成されたヘルプメッセ
ージ表示を行う本実施形態に係るワードプロセッサ1
は、図1に示すように、ファンクション表示データ記憶
部12とヘルプメッセージ記憶部13とを具備した点に
特徴がある。
【0026】すなわち、上記従来例では、キーボード4
のファンクションキーを使って機能選択を行う際に、1
つのファンクションキーをモードに応じて複数の機能選
択キーとして兼用することから、ファンクションキーの
近辺に各モードに応じた機能が書かれたシールを貼った
り、各ファンクションキーに対応する画面位置に各モー
ドに応じた機能を表示することにより、ファンクション
キーによる機能選択が正しく行われるようにしている。
【0027】しかしながら、従来のファンクションキー
の機能表示は、例えば、「罫線」や「外部記憶」などの
ように書かれたシールをファンクションキーの近辺に貼
ったり、画面上に表示することが行われているが、その
表示だけでは機能内容が理解しにくいため、取り扱い説
明書を使って「罫線:罫線を引いたり消したりします」
や「外部記憶:文書内容を外部記憶部に記憶します」の
ような説明文を検索しないと理解し難いという問題があ
った。
【0028】そこで、従来では、ワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータ等の使用方法が分からなくなった
場合に、ヘルプキーを操作してヘルプメッセージを表示
する機能を持っているが、ある程度限られた機能に対し
てしか使用できず、特に、ファンクションキーのように
1つのキーでモードに応じて複数の機能が選択できるよ
うにした操作キーでは、モード毎にヘルプメッセージが
異なってくるため、モードに応じてヘルプメッセージ内
容を変更するものは無かった。
【0029】本実施形態に係るヘルプメッセージ表示装
置では、ファンクション表示データ記憶部12に各モー
ドに応じた各ファンクションキーの機能を示すファンク
ションデータを記憶させ、さらに、各モードに対応した
メモリエリアにはヘルプメッセージ記憶部13に記憶さ
れた特定のヘルプメッセージのアドレスを記憶してい
る。
【0030】このため、CPU6は、ファンクションキ
ーを用いて機能を選択する場合のモードに応じて、ファ
ンクション表示データ記憶部12から読み出されるファ
ンクションデータが異なるとともに、各モードに対応し
て記憶されているヘルプメッセージのアドレスを読み出
して、ヘルプメッセージ記憶部13からモードに応じた
ヘルプメッセージを読み出して表示部9に表示すること
ができる。
【0031】本実施形態では、図1のファンクション表
示データ記憶部12は、図2のデータ構造に示すよう
に、F1〜F10までのファンクションキーのキーステ
ータスとエンドコードには、「ノーマルモード」、「シ
フトモード」、「機能モード」、「記号モード」とがあ
って、それぞれモード別にファンクションデータが記憶
されるとともに、各モードに応じてヘルプメッセージ記
憶部13に記憶されたヘルプメッセージのアドレスを併
せて記憶している。
【0032】また、図3に示すように、F1〜F10ま
での各ファンクションキーの機能を表示するファンクシ
ョンデータをキーステータスとしての「ノーマルモー
ド」、「シフトモード」、「機能モード」に対応させて
記憶させるとともに、各モード毎のファンクションデー
タに対応させて、ヘルプメッセージ記憶部13に記憶さ
れているヘルプメッセージアドレスを記憶している(例
えば、ノーマルモード→「AD0001」、シフトモー
ド→「AD0002」、……)。
【0033】さらに、図4は、ノーマルモードにおける
ファンクションデータの表示例を示す図であり、図5
は、シフトキーモードにおけるファンクションデータの
表示例を示す図であり、図6は、機能モードにおけるフ
ァンクションデータの表示例を示す図であり、図7は、
ノーマルモードにおいてヘルプメッセージ表示を行う場
合の画面表示例を示す図であり、図8は、シフトモード
においてヘルプメッセージ表示を行う場合の画面表示例
を示す図であり、図9は、ヘルプメッセージ表示を行う
場合のフローチャートである。
【0034】次に、動作を説明する。本実施形態に係る
ワードプロセッサ1では、図4〜図6に示すように、F
1〜F10までのファンクションキーを使って各種の機
能選択を行う場合、モードによって各ファンクションキ
ーに割当てられる機能がそれぞれ異なってくる。例え
ば、ノーマル状態では、図4に示すような機能が各ファ
ンクションキーに割当てられ、「シフト」キーを押下し
た状態では、図5に示すような機能が各ファンクション
キーに割当てられ、また、「機能」キーを押下した状態
では、図6に示すような機能が各ファンクションキーに
割当てられている。
【0035】そして、本実施形態に係るワードプロセッ
サ1は、図4〜図6に示す各モードにおいて、各ファン
クションキーの機能説明を詳しく知りたい場合は、図7
及び図8に示すように、「ヘルプ」キーを押下するだけ
で、各モードに対応したファンクションキーの詳しい機
能を説明するヘルプメッセージを画面上に表示する機能
を有している。
【0036】まず、本実施形態のワードプロセッサ1に
おいて、上記のようなヘルプメッセージを表示する場合
は、図3に示すように、予めファンクション表示データ
記憶部12内にファンクションキーの機能を表示するフ
ァンクションデータがモード別に記憶されているととも
に、そのモードに対応してヘルプメッセージアドレスが
記憶されている。このため、CPU6は、ヘルプキーが
押下されると、モードに対応したヘルプメッセージアド
レスを読み出して、ヘルプメッセージ記憶部13に予め
記憶されている固定のヘルプメッセージを読み出し、表
示部9に表示する。
【0037】また、図3に示すファンクション表示デー
タ記憶部12は、ヘルプメッセージアドレスが記憶され
ているメモリ領域に、アドレスデータに代えて任意に設
定したヘルプメッセージを書込むことも可能である。こ
のように、ファンクション表示データ記憶部12に任意
に設定したヘルプメッセージを書込めるようにしたこと
により、上記した固定ヘルプメッセージだけでなく、ユ
ーザー自身で作成したヘルプメッセージを表示すること
も可能である。
【0038】そこで、ワードプロセッサ1は、ノーマル
状態では、図3に示すファンクション表示データ記憶部
12のノーマルエリアからファンクションデータを読み
出して、表示部9の画面中に図4に示すようなファンク
ション表示が行われる。また、シフトキーが押下された
場合は、図3のファンクション表示データ記憶部12の
シフトエリアからファンクションデータが読み出されて
表示部9の画面中に図5に示すようなファンクション表
示が行われる。
【0039】さらに、機能キーが押下された場合は、図
3のファンクション表示データ記憶部12の機能エリア
からファンクションデータが読み出されて、表示部9の
画面中に図6に示すようなファンクション表示が行われ
る。「ヘルプ」キーが操作されたときの動作を図9のフ
ローチャートを用いて説明すると、モード状態に応じ
て、CPU6がファンクション表示データ記憶部12の
所定メモリエリアからファンクションデータを読み出し
てファンクション表示が行われているか、あるいは、モ
ード状態によってはファンクション表示が行われていな
い。
【0040】CPU6は、ファンクション表示の有無を
判別するために、ファンクションデータを解析し(ステ
ップS1)、ファンクションデータ内に表示データがあ
るか否かを判別する(ステップS2)。ステップS2で
表示データがあると判別された場合は、ファンクション
表示データ記憶部12からファンクションデータに対応
させて記憶されたヘルプメッセージをCPU6が読み出
してVRAM11にセットする(ステップS3)。
【0041】また、ステップS2において、ファンクシ
ョンデータ内に表示データが無いと判別された場合は、
CPU6がヘルプメッセージ記憶部13をアクセスし、
固定されたヘルプメッセージを読み出して、同様にVR
AM11にセットする(ステップS4)。
【0042】次に、CPU6は、VRAM11にセット
されている固定メッセージデータ、あるいは、ファンク
ションデータに対応するヘルプメッセージデータを読み
出し、表示制御部10を介して表示部9にヘルプメッセ
ージを表示させる(ステップS5)。上記したヘルプメ
ッセージの表示過程は、ファンクション表示モードがノ
ーマル状態の場合、図7(a)に示すように、F1〜F
10の各ファンクションキーに対応して、それぞれの機
能が表示されている。
【0043】ここで、図7(b)のように、ユーザーが
ヘルプキー41を押下すると、表示部9の画面上のファ
ンクション表示に加えて、図7(c)に示すように、各
ファンクションキーの機能内容を具体的に説明するヘル
プメッセージを表示することができる。例えば、F4の
「罫線」の機能表示だけでは、罫線に関する機能という
程度しか判らないが、ヘルプキー41を押下してヘルプ
メッセージ表示を行うと「罫線:罫線を引いたり消した
りします」というメッセージが出るため、罫線を消去す
る場合にも使えることが取り扱い説明書を見ることなく
理解できる。
【0044】また、図8に示すように、ファンクション
表示モードがシフトキーを押した状態の場合、図8
(a)に示すシフトキー42を押下するだけで、図8
(b)に示すように、シフトキーモードにおけるF1〜
F10の各ファンクションキーに対応した機能が表示さ
れる。
【0045】ここで、図8(c)のように、ユーザーが
ヘルプキー41を押下すると、表示部9の画面上のファ
ンクション表示に加えて、図8(d)に示すように、各
ファンクションキーの機能内容を具体的に説明するヘル
プメッセージを表示することができる。
【0046】例えば、F1の「かな再変換」の機能表示
だけでは、かな文字の変換に関する機能という程度しか
判らないが、ヘルプキー41を押下してヘルプメッセー
ジ表示を行うと「かな再変換:確定したひらがなを漢字
に再変換します」というメッセージが出るため、一度確
定したひらがなを再度漢字に変換したい場合に用いる機
能であることを取り扱い説明書を見ることなく理解でき
る。
【0047】以上述べたように、本実施形態に係るヘル
プメッセージ表示装置は、1つのキーでモード別に設定
された複数の編集機能を選択できるファンクションキー
において、各ファンクションキー毎の機能をモードに応
じて表示するだけでなく、必要に応じて具体的な機能内
容や使用方法等からなるヘルプメッセージをモードに対
応させて表示することができる。このため、ユーザー
は、ファンクションキーを使って機能を選択する場合、
ファンクションキーの機能表示だけでは機能内容が判り
難いことがあるが、ヘルプキーを押下することにより具
体的に機能説明を行うヘルプメッセージを各モードに応
じて表示することができる。
【0048】以上のように、本発明を好適な実施の形態
に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0049】例えば、上記の実施形態では、各モード毎
のファンクションデータをファンクション表示データ記
憶部12に記憶させるとともに、ヘルプメッセージデー
タをヘルプメッセージ記憶部13に記憶させ、ファンク
ション表示データ記憶部12内に各モードに対応したヘ
ルプメッセージアドレスを記憶することにより、モード
とヘルプメッセージデータとの対応関係をとっている。
しかし、上記のメモリ構成に限定されるものではなく、
ファンクション表示データ記憶部12とヘルプメッセー
ジ記憶部13の他に、モードとヘルプメッセージアドレ
スとの相関関係を記憶する相関記憶部を別に設けるよう
に構成してもよい。
【0050】また、上記の実施形態では、編集機能の選
択を行うファンクションキーにおいて、モードに応じた
ヘルプメッセージを表示するようにしたが、ファンクシ
ョンキーにのみ限定されるものではなく、1つのキーに
複数の役割を割当てる場合に、モード毎に役割が異なる
ようなキーであれば、種々のキーに対して適用すること
ができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載のヘルプメッセージ表示装
置によれば、所定のファンクション表示状態における各
ファンクションキーの具体的な機能説明や使用方法等
を、取り扱い説明書を使うことなくヘルプキーの操作だ
けでヘルプメッセージを表示することが可能となり、便
利となる。
【0052】請求項2記載のヘルプメッセージ表示装置
によれば、所定のファンクション表示状態において、フ
ァンクションデータ記憶手段から読み出されたファンク
ションデータ内にヘルプメッセージのアドレスデータを
含んでいるので、ヘルプキーが操作されるとそのアドレ
スデータに基づいてヘルプメッセージ記憶手段から当該
ファンクション表示状態に対応するヘルプメッセージデ
ータを読み出して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るワードプロセッサの要部の構
成を示すブロック図。
【図2】ファンクションデータとヘルプメッセージデー
タとを併せ持つファンクション表示データ記憶部のデー
タ構造を示す図。
【図3】モード別にファンクションデータとヘルプメッ
セージアドレスとを対応したエリアに記憶させたファン
クション表示データ記憶部のデータ構成例を示す図。
【図4】ノーマルモードにおけるファンクションデータ
の表示例を示す図。
【図5】シフトキーモードにおけるファンクションデー
タの表示例を示す図。
【図6】機能モードにおけるファンクションデータの表
示例を示す図。
【図7】ノーマルモードにおいてヘルプメッセージ表示
を行う場合の画面表示例を示す図。
【図8】シフトモードにおいてヘルプメッセージ表示を
行う場合の画面表示例を示す図。
【図9】ヘルプメッセージ表示を行う場合のフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 ワードプロセッサ 2 入力制御部 3 ペン 4 キーボード 5 マウス 6 CPU 7 FDD(フロッピーディスクドライブ) 8 外部記憶制御部 9 表示部 10 表示制御部 11 VRAM 12 ファンクション表示データ記憶部 13 ヘルプメッセージ記憶部 14 ROM 15 文書メモリ 16 ワークメモリ 41 ヘルプキー 42 シフトキー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種機能を指示するためのファンクション
    キーと、 該ファンクションキーの機能を表示するファンクション
    表示状態が複数あって、各ファンクション表示状態毎に
    ファンクションデータが記憶されているファンクション
    データ記憶手段と、 前記ファンクションデータ記憶手段に記憶されているフ
    ァンクションデータに対応させて、各ファンクションキ
    ーの機能を具体的に説明するヘルプメッセージデータが
    記憶されているヘルプメッセージ記憶手段と、 前記ヘルプメッセージデータの表示を指示するヘルプキ
    ーと、 前記ヘルプキーの操作時におけるファンクション表示状
    態を検出するファンクション表示状態検出手段と、 前記ファンクション表示状態検出手段で検出されたファ
    ンクション表示状態のファンクションデータに対応する
    ヘルプメッセージデータを前記ヘルプメッセージ記憶手
    段から読み出すヘルプメッセージデータ読出手段と、 前記ヘルプメッセージデータ読出手段で読み出されたヘ
    ルプメッセージデータを表示する表示手段と、 を備えることを特徴とするヘルプメッセージ表示装置。
  2. 【請求項2】前記ファンクションデータ記憶手段は、 前記ファンクションキーにおける各ファンクション表示
    状態毎のファンクションデータを記憶するとともに、各
    ファンクション表示状態毎のファンクションデータに対
    応させて前記ヘルプメッセージ記憶手段に記憶されたヘ
    ルプメッセージデータのアドレスデータを記憶すること
    を特徴とする請求項1記載のヘルプメッセージ表示装
    置。
JP7310055A 1995-11-01 1995-11-01 ヘルプメッセージ表示装置 Pending JPH09128129A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7310055A JPH09128129A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 ヘルプメッセージ表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7310055A JPH09128129A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 ヘルプメッセージ表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09128129A true JPH09128129A (ja) 1997-05-16

Family

ID=18000628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7310055A Pending JPH09128129A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 ヘルプメッセージ表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09128129A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1114851C (zh) * 1999-04-09 2003-07-16 国际商业机器公司 帮助显示方法
US7528861B2 (en) 1999-05-20 2009-05-05 Canon Kabushiki Kaisha Changing a display language for software based on a detected display language of a connected device
JP2009211656A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Fujitsu Ltd 入力支援装置、入力支援方法及びコンピュータプログラム
JP2009294808A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Sony Corp 電子機器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1114851C (zh) * 1999-04-09 2003-07-16 国际商业机器公司 帮助显示方法
US7528861B2 (en) 1999-05-20 2009-05-05 Canon Kabushiki Kaisha Changing a display language for software based on a detected display language of a connected device
US7535491B1 (en) 1999-05-20 2009-05-19 Canon Kabushiki Kaisha Detecting and using mode/setting information
JP2009211656A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Fujitsu Ltd 入力支援装置、入力支援方法及びコンピュータプログラム
JP2009294808A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Sony Corp 電子機器
JP4557048B2 (ja) * 2008-06-04 2010-10-06 ソニー株式会社 電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3829366B2 (ja) 入力装置、および入力方法
JP3634391B2 (ja) マルチメディア情報付加システム
JP3345433B2 (ja) 画像編集装置
JPH0561632A (ja) アイコン表示装置
JPS6290758A (ja) 情報処理装置
JPH09128129A (ja) ヘルプメッセージ表示装置
JPH0721007A (ja) 情報処理装置及びメニュー選択方式
JPS62156721A (ja) 表示制御装置
JP2011039689A (ja) 図形表示装置およびプログラム
JPH0326421B2 (ja)
JPS62189584A (ja) 複数ウインドウの表示方法
JPH08335152A (ja) 文書処理装置
JPS62179022A (ja) 入力装置
JP2510042B2 (ja) キ―配列位置の表示機能を備えた文書作成装置
JP2561000B2 (ja) 文字列出力方法
JPS62265691A (ja) マルチウインドウ表示装置
JP2660459B2 (ja) 操作手順入力・実行装置
JPH06324793A (ja) ペンコンピュータ入力方法
JPH11345057A (ja) データ処理装置および記憶媒体
JPS59100493A (ja) デ−タ表示装置
JPS63150726A (ja) 表示画面制御装置
JPH04227528A (ja) データ処理装置のアクシヨンの通知方法及びデータ処理装置
JPH03108057A (ja) 文書処理装置
JPH05250131A (ja) カーソル表示制御装置
JPH05298006A (ja) 情報処理装置