JPH0311396A - 文字表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、漢字をＣＲＴ等の表示装置に表示する文字表
示システムにあって、特に、ハード回路のみにより漢字
を表示する処理を行ない、漢字を表示する際に、ソフト
ウェア−による処理等が不必要な文字表示システムに関
する。

（従来の技術） 従来のコンピューターによる漢字の表示方法の大部分は
、コンピューター内部のメモリあるいは、フロッピーデ
ィスク等の記録媒体の中に漢字を表示させるためのデー
タ及びこのデータを制御するためのプログラム等の漢字
ソフトを記憶し、漢字を表示するための漢字コードが入
力された時に、記憶された漢字ソフトを利用し、入力さ
れた漢字コードに基づいて、表示する文字が漢字又は英
文字であるかを判別すると同時に、表示する漢字のパタ
ーンを読み出し、このパターンを表示メモリ（ＶＩＤＥ
ＯＲＡＭ　＞に出力し、画像処理を行なうことにより漢
字を表示装置等のスクリーン上に表示させている。この
漢字の表示方法を図示すると第３図の通りである。

又、英文字は、いわゆるテキストモード（ＴＥＸＴＭＯ
ＤＥ　）によって表示されている。すなわち、表示メモ
リに英文字コード（一般的には、いわゆるＡＳＣＩＩコ
ードである。）を入力することにより、表示メモリ中の
文字コードによって、直接的に英文字のパターンのメモ
リとしてのキャラクタ−ジェネレータ（ＣＩ夏ＡＲＡＣ
ＴＥＩ？Ｓ　ＧＥＮＥＲＡＴＯＲＲＯＭ　　以下に、Ｃ
Ｇという。）の中から英文字パターンのコードを読み出
し、これにより英文字をスクリーン上に表示するように
なっている。このような英文字コードから英文字への変
換、同時に表示する過程は、ハード回路により処理され
ている。このような英文字の表示方法は、第４図に示す
通りである。

（発明が解決しようとする課題） 上記の説明の通り、一般的な漢字の表示方法にあっては
、漢字コードから漢字への変換、表示の過程では、必ず
漢字ソフトの使用が必要である。

つまり、単に表示メモリに漢字コードを人力するだけで
は、漢字を表示することができず、換言すれば、漢字コ
ードと漢字の表示パターンとをハードにより対応させて
いなかった。（これは、漢字ソフトの援助が必要なこと
を意味する。）そのために、一般的には、中国文字等の
漢字の表示方法は、テキストモードによる英文字の表示
方法に適用できず、英文字を使用する国等が作った英文
ソフトを漢字に応用する時は、必ずソフトを修正するか
、作動させるためのプログラムの追加をしないと漢字を
表示することができない。

それとともに、漢字を表示する過程にあっては、必ず漢
字ソフトによる処理を行なわないと表示ができず、この
ため漢字を表示する表示速度は、当然、テキストモード
すなわちハード回路により英文字を表示する表示速度よ
り遅くなってしまう。

この他に、このような一般的な漢字の表示方法で使用し
ているメモリの容量は比較的大きく、例えば、一画面８
０字×２５行のスクリーンに英文字のパターンを表示す
るには、２にバイト程度の表示メモリで足りるが、一般
的な漢字表示では、図形を描くモードを利用して表示す
るので、１６Ｘ１５ドツトの漢字文字を表示するのに、
例えば、若しも一画面８０字Ｘ２５行（漢字４０字×２
５行）のスクリーンに表示する時は、３２にバイトの表
示メモリでないと足りない。同時に、漢字表示の処理を
するソフトプログラムもシステムのメインメモリの一部
分を専用することになり、まして、一般的な漢字の表示
では、必ず漢字ソフトを利用して処理をするので、その
システムのＣＰＵも一部分はこのソフトを作動させるた
めの表示インターフェイス等の処理に時間を費やし、こ
れによって全体のシステムの処理速度が低下する。

又、最近では、中文字の文字パターンメモリ（パターン
ＲＯＭ）が出ており、これは、ハード回路で１００００
字程度の記憶ができるが、英文字コードあるいは漢字コ
ードであるかは判断できないので、中英文混用の効果が
得られず、現在までは、漢字の表示は、今までと同様に
ソフト利用して処理する方式を採用している。

本発明は、このような従来の問題点を解決するために成
されたものであり、ハード回路のみにより漢字の表示を
行なう文字表示システムを提供することを口内とする。

（課題を解決するための手段） 前記口内を達成するために本発明は、表示する文字のコ
ードを人力し、当該コードに対応して予め記憶している
文字のパターンを表示手段に出力することにより文字を
表示する文字表示システムにおいて、ハード回路により
構成され、前記パタ−ンのうち漢字のパターンを記憶す
る漢字パターン記憶手段と、ハード回路により構成され
、前記パターンのうち漢字以外の文字のパターンを記憶
する文字パターン記憶手段と、前記コードを一時的に記
憶するコード記憶手段と、当該コード記憶手段に記憶さ
れたコードが漢字に相当する漢字コードであるか否かを
判断すると共に、前記コードが該漢字コードである場合
に、該漢字コードに基づいて該当する漢字のパターンを
前記漢字パターン記憶手段から前記表示手段に出力させ
、又、前記コードが前記漢字コードでない場合には、前
記コードに基づいて該当する文字のパターンを前記文字
パターン記憶手段から前記表示手段に出力させる文字表
示制御手段とを有することを特徴とする。

（作用） 上記のように構成された本発明の文字表示システムは、
以下のように作用する。

文字表示制御手段は、コード記憶手段に記憶されたコー
ドが漢字パターン記憶手段に記憶された漢字のパターン
のいずれかに該当するコードであるか否かを判断し、該
当するコードである場合つまり漢字コードである場合に
は、この漢字コードに基づいて該当する漢字のパターン
を漢字パターン記憶手段から表示手段に出力させ、漢字
を表示させる。

又、文字表示制御手段は、上記判断によりコード記憶手
段に記憶されたコードが漢字コードでない場合には、こ
のコードに基づいて該当する文字のパターンを文字パタ
ーン記憶手段から表示手段に出力させ、漢字以外の文字
を表示させる。

又、コード記憶手段を第２レジスタ及び第２レジスタか
ら成るレジスタとすることにより、このレジスタは、例
えば、入力する文字のコードが、１バイトの文字コード
と２バイトの漢字コードであれば、第１、第２レジスタ
の容量を夫々１バイトづつに設定することによって、こ
れらの文字コード及び漢字コードを共に一時的に記憶す
ることができる。そして、このレジスタからは、人力し
たコードが漢字コードの場合には、２バイトの漢字コー
ドを漢字パターン記憶手段に出力することができ、又、
入力したコードが文字コードの場合には、１バイトの文
字コードを文字パターン記憶手段に出力することができ
、バイト数の異なる漢字と文字のコードに対応すること
ができる。

したがって、漢字コードに基づいて直接的に漢字のパタ
ー、ンを読み出し、漢字を表示することができ、これに
より文字表示パターンによる英文字の表示方法を適用で
きるので、英文字を使用する国が作ったソフトを応用す
８時には、改造あるいはそのソフトを作動させるための
プログラムの追加をしないで漢字を表示することができ
る。

又、ソフトによる処理が不必要となり、表示速度が、ソ
フトにより処理を行なう一般的な漢字表示システムより
速くなる。

゛さらに、図形処理を利用せず、かつソフトによる処理
を行なわないので、メインメモリの容量を比較的小さく
することができる。

さらには、このような文字表示システムにあっては、ソ
フトによる処理を必要とせず、ＣＰＵは、インターフェ
イス等に対して漢字を表示させるための処理を行なわな
くて良く、システム全体の処理速度が、ソフトにより処
理を行なう一般的な文字表示システムより速くなる。

（実施例） 以下に、本発明に係る文字表示システムを図面に基づい
て詳細に説明する。

第１図は、本発明に係る文字表示システムの概略構成図
、第２図は、本発明に係る文字表示システムの具体的な
回路図である。

第１図、第２図に示すように、本発明に係る文字表示シ
ステムには、図示省略するＣＰＵがモニタ９に表示させ
る文字のコードを一時的に記憶する表示メモリ（ＶＩＤ
ＥＯＲＡＭ　）　１が設けられ、この表示メモリ１は、
ＣＰＵがそのコードを出力させる信号かを出力すると、
記憶したコードを、表示する順に順次出力すると共に、
繰り換えしそのコードを出力するようになっている。

この表示メモリ１は、レジスタ２に接続されており、こ
のレジスタ２は、表示メモリ１から出力されたコードを
セットするための２つのレジスタにより構成されている
。この２つのレジスタのうち、一方のレジスタには、順
次人力するコードの先のコードが格納され、他方のレジ
スタには、次にのコードが格納されようになっており、
レジスタ２は、英文字を表示する際には、１つ分のレジ
スタに人力された１バイトの英文字コードを出力し、又
、漢字表示をする際には、２つ分のレジスタに人力され
た２バイトの漢字コードを出力するようになっている。

そして、これらのコードは、中文字（漢字）又は、英文
字のどちらを表示させるかの選択を行なうロジック回路
４に出力されるようになっている。

又、レジスタ２は、英文字のパターンを形成するＣＧ３
に接続されており、レジスタ２は、このＣＧ３に前記１
バイトの英文字コードを出力するようになっており、こ
のＣＧ３は、この英文字コードを人力することによりそ
のコードに該当する英文字のパターンを出力する。この
ＣＧ３は、そのパターンを出力するかどうかをロジック
回路４から出力される選択信号により制御されるように
なっている。

このロジック回路４は、比較ロジック回路であって、し
°ジメタ２から入力したコードが漢字を表示させるため
の２バイトのコードであるか否かを判断し、この判断の
結果によって、ロジック回路４は、漢字、英文字パター
ンのどちらを表示するかの選択を行ない、英文字パター
ンを表示させる場合には、ＣＧ３を作動させる選択信号
を出力し、同時に、レジスタ２に制御信号を出力してレ
ジスタ２から１バイトの英文字のコードを出力させる動
作の制御をする。

さらに、レジスタ２は、漢字のパターンを読み出すため
のアドレスを設定するアドレスロム（ＲＯＭ）５に接続
されており、このアドレスロム５は、レジスタ２が出力
する漢字コードにより漢字のパターンのアドレスを設定
し、このアドレスにより漢字パターンメモリ６に記憶さ
れた漢字のパターンを読み出すことができるようになっ
ている。

この漢字パターンメモリ６は、ロムあるいはラムのメモ
リにより構成され、ロジック回路４が出力する前記選択
信号によってアドレスロム５により読み出された漢字の
パターンを出力する制御が行なわれるようになっている
。

そして、ＣＧ３と漢字パターンメモリ６から出力される
パターンは、ビデオ信号形成回路７に入力するようにな
っており、これらのパターンは、このビデオ信号形成回
路７の内部の読取表示メモリに必要なアドレス信号のほ
か、ツー下読取タイムパルス、水平シンクロ信号、垂直
シンクロ信号及びその他の制御信号に変換され、並びに
文字のパターンのデータはドツトビデオ（ＤＯＴ　ＶＩ
ＤＥＯ）信号に変換されモニタ９（図示省略する）に出
力される。

又、表示メモリ１から読み取った文字コードによりパタ
ーンのデータを得るまでには、時間の遅延が生じるＱで
、各制御信号をビデオ信号に同期させるために、ビデオ
信号形成回路７には、遅延回路８が接続してあり、これ
により、このような遅延時間に対処した後、ビデオ信号
をモニタ（ＮＯＮ　１ＴＯＲ）　９に出力す４ようにし
である。

（発明の効果） 以上の説明により明らかように、本発明の文字表示シス
テムにあっては、漢字コードから直接的に漢字を表示す
ることができ、英文字の文字表示モード（ＴＥＸ　ＭＯ
ＤＥ）に適用するので、ソフトの使用を必要とせず１１
、中、英文字を混合して使用でき、又、表示速度は、英
文字の表示速度と同程度の速度にすることができる。さ
らに、中文字を表示する場合には、ＣＰＴＪ、の処理時
間を専用しないで済み、極めて利用価値がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発７明に係る文字表示システムの概略構成
図、 第２図は、本発明に係る文字表示システムの具体的な回
路図、 第３図、第４図は、従来の文字表示システムの説明図で
ある。 １・・・表示メモリ（文字表示制御手段）２・・・レジ
スタ（コード記憶手段） ３・・・ＣＧ（文字パターン記憶手段）４ζ・・ロジッ
ク回路（文字表示制御手段）５・・・アドレスロム（文
字表示制御手段）６・・・漢字パターンメモリ（漢字パ
ターン記憶手段）７・・・ビデオ信号形成回路（文字表
示制御手段）８・・・遅延回路（文字表示制御手段）９
・・・モニタ（表示手段）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）表示する文字のコードを入力し、当該コードに対
   応して予め記憶している文字のパターンを表示手段に出
   力することにより文字を表示する文字表示システムにお
   いて、 ハード回路により構成され、前記パターンのうち漢字の
   パターンを記憶する漢字パターン記憶手段と、 ハード回路により構成され、前記パターンのうち漢字以
   外の文字のパターンを記憶する文字パターン記憶手段と
   、 前記コードを一時的に記憶するコード記憶手段と、 当該コード記憶手段に記憶されたコードが漢字に相当す
   る漢字コードであるか否かを判断すると共に、前記コー
   ドが該漢字コードである場合に、該漢字コードに基づい
   て該当する漢字のパターンを前記漢字パターン記憶手段
   から前記表示手段に出力させ、又、前記コードが前記漢
   字コードでない場合には、前記コードに基づいて該当す
   る文字のパターンを前記文字パターン記憶手段から前記
   表示手段に出力させる文字表示制御手段とを有すること
   を特徴とする文字表示システム。
2. （２）前記コード記憶手段は、第１レジスタ及び第２レ
   ジスタにより構成され、当該第１レジスタ及び第２レジ
   スタにより前記コードを一時的に記憶するレジスタであ
   る請求項１記載の文字表示システム。