JPH0837568A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH0837568A
JPH0837568A JP6191142A JP19114294A JPH0837568A JP H0837568 A JPH0837568 A JP H0837568A JP 6191142 A JP6191142 A JP 6191142A JP 19114294 A JP19114294 A JP 19114294A JP H0837568 A JPH0837568 A JP H0837568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
transmission rate
transmitter
receiver
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6191142A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6191142A priority Critical patent/JPH0837568A/ja
Publication of JPH0837568A publication Critical patent/JPH0837568A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側と受信側の装置状態や回線状況に応じ
て適正な伝送速度を選択してファクシミリ通信を行うこ
とができるファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 送信機側の処理状況を判断して設定した実行
可能な伝送速度と、受信機側の処理状況を判断して設定
した実行可能な伝送速度と、通信回線の状況の基づき決
定した可能伝送速度との中で、最も遅い伝送速度で伝送
を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線の状況に応じ
て伝送速度を選択する機能を有するファクシミリ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、受信側のファクシミリ装置(以
下、受信側装置という)では、受信情報量に対する処理
容量が低下すると、伝送速度の低下(フォールバック)
を送信側のファクシミリ装置(以下、送信側装置とい
う)に指示する。これに対し、送信側装置では、フォー
ルバックの指示に基づき、伝送速度を所定の値まで低下
させるが、この伝送速度の低下の原因が通信回線状況の
悪さにあると判断する。
【0003】一方、送信側装置では、送信情報量に対す
る処理容量が低下すると、最初から伝送速度を低下して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置では、送信側装置、受信側装置の処理
容量が十分に余裕がある量まで回復したとき、伝送速度
の低下の原因が回線状況の悪さにあると判断するため、
伝送速度を再び高くすることはできない。
【0005】そして、従来における画情報の伝送速度と
しては、9600b/sまでのファクシミリが主流であ
ったため、伝送速度の種類も少なく、大きな問題ではな
かった。
【0006】しかし、今後は、画情報の伝送速度とし
て、28.8kb/sのファクシミリが多くなることが
予想される。一方、複合機も多くなるので、画情報の伝
送に対する処理能力は、大きく変わることが予想され
る。
【0007】よって、複合機において、一度、画情報の
伝送以外のジョブが増えて画情報の伝送に対する処理能
力が落ち、例えば、4800b/sにフォールバック
し、再び処理能力がアップしても、4800b/sでの
伝送が行われていた。
【0008】このため、回線状況が良く、28.8kb
/sでの伝送が可能な場合、4800b/sでの伝送
は、通信時間、通信コストの観点で、非常に無駄である
という欠点があった。
【0009】本発明は、送信側と受信側の装置状態や回
線状況に応じて適正な伝送速度を選択してファクシミリ
通信を行うことができるファクシミリ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
通信回線の状況に応じて伝送速度を選択可能なファクシ
ミリ装置において、送信機側の処理状況を判断し、実行
可能な伝送速度を設定し、さらに受信機に通知する手段
と、送信機側の処理状況が最も閑である時の最高伝送速
度を受信機に通知する手段と、受信機側の処理状況を判
断し、実行可能な伝送速度を設定し、さらに送信機に通
知する手段と、受信機側の処理状況が最も閑である時の
最高伝送速度を送信機に通知する手段と、送信機側の最
高伝送速度と受信機側の最高伝送速度の情報に基づい
て、手順動作あるいはページ情報の伝送中に、通信回線
の状況に基づき可能伝送速度を決定する手段とを有し、
前記送信機側の処理状況を判断して設定した実行可能な
伝送速度と、前記受信機側の処理状況を判断して設定し
た実行可能な伝送速度と、前記通信回線の状況の基づき
決定した可能伝送速度との中で、最も遅い伝送速度で伝
送を行う。
【0011】これにより、複合機のファクシミリにおい
て、送信機側、受信機側ともに、通信回線の品質状況に
基づいた伝送速度、実行可能な伝送速度を決定でき、こ
れらに基づいて画像伝送ができるので、回線の有効利用
が可能になる。すなわち、送信機、受信機の処理能力、
回線状況を的確に判断し、画伝送の伝送速度を決定でき
る。
【0012】また、本出願の第2の発明では、1ページ
毎に伝送速度の決定を行うことから、送信機、受信機の
処理能力に応じて、すぐに画伝送の伝送速度を決定で
き、回線の有効利用が可能になる。
【0013】また、本出願の第3の発明では、ページ情
報の伝送中に通信回線の状況に基づいて可能伝送速度を
決定することから、手順動作時に加え、さらにページ情
報の伝送中に回線状況に基づいた可能伝送速度を決定で
き、送信機、受信機の処理能力がある状態にて回線品質
が良くなった場合、すぐに画伝送の伝送速度をアップす
ることが可能になり、回線の有効利用が可能になる。
【0014】また、本出願の第4の発明では、前記送信
機側の処理状況を判断して設定した実行可能な伝送速度
の受信機への通知、前記受信機側の処理状況を判断して
設定した実行可能な伝送速度の送信機への通知、およ
び、前記通信回線の状況に基づいて決定した可能伝送速
度の送信機側への通知は、画伝送と画伝送との間の手順
信号のやりとりで行い、送信機および受信機は、これら
の情報に基づいて次ページの画伝送の伝送速度を決定す
ることにより、画情報の各ページ毎の伝送速度を手順に
より決定する方法が明確になった。
【0015】また、本出願の第5の発明では、送信機
は、この送信機側の処理状況を判断して次ページの実行
可能な伝送速度を現在のページを伝送中にモデムに設定
し、一方、受信機は、この受信機側の処理状況を判断
し、次ページの実行可能な伝送速度を現在のページを伝
送中にモデムに設定し、また、現在のページを伝送中に
送信機のモデムと受信機のモデムとの間で、現在のペー
ジを伝送中に通信回線の状況に基づいて可能伝送速度を
決定し、これらの3つの情報をモデム間でやりとりし、
次ページの画伝送の伝送速度を決定し、さらに、この決
定した画伝送の伝送速度をファクシミリ装置に対してス
テータスとして出力する機能を有することから、画情報
の各ページ毎の伝送速度をモデムにより決定する方法が
明確になった。特に、今後モデムが高機能化してくるこ
とで、本発明は有効となる。
【0016】また、本出願の第6の発明では、送信機お
よび受信機は、決定した画伝送の伝送速度をモデムより
入力して認識し、この情報に基づいて処理状況の変化に
対応することから、モデムが自動的に決定した伝送速度
を認識し、この情報によりファクシミリが的確な処理を
行うことができる。
【0017】また、本出願の第7の発明では、画伝送の
変調方式として、V34、V17、V29、またはV2
7terを用いることにより、送信機、受信機の処理能
力、回線状況により、画伝送の伝送速度として、28.
8kb/sまでの適用が可能で、高伝送速度までの対応
が可能となる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明のファクシミリ装置の第1実
施例の構成を示すブロック図である。
【0019】網制御装置(以下、NCUという)2は、
電話網をデータ通信などに使用するために、その回線に
端末を接続し、電話交換網の接続制御、データ通信路へ
の切り替え、ループの保持などを行うとともに、電話回
線2aと電話機4との接続、および電話回線2aとハイ
ブリッド回路6との接続を選択的に切り替える。NCU
2と電話機4とは信号線2bで接続され、NCU2とハ
イブリッド回路6とは信号線2cで接続されている。N
CU2の切換動作は後述する制御回路30から信号線3
0aを介して出力された制御信号で制御される。制御信
号のレベルが「0」であるとき、電話回線2aと電話機
4との接続が行われる。これに対し、制御信号のレベル
が「1」であるとき、電話回線2aとハイブリッド回路
6との接続が行われる。
【0020】ハイブリッド回路6は、電話回線2aを介
して送信される送信系からの送信信号と、電話回線2a
を介して受信される受信系への受信信号とを分離する。
【0021】送信系は、例えばCCDなどの撮像素子と
光学系とから構成される読取回路10を有する。読取回
路10は、送信原稿から主走査方向の1ライン分の画像
を順次に読取り、この読み取られた画像に対応する白、
黒の2値化信号を生成する。読取回路10からの2値化
信号は、信号線10aを介して符号化回路36および記
録回路24に与えられる。
【0022】符号化回路36は、読取回路10から入力
された2値化信号を符号化し、この符号化された信号を
信号線36aを介して出力する。この符号化としては、
K=8のモディファイドリード符号化(MR符号化)が
用いられている。
【0023】メモリ回路38は、信号線38hの制御に
より、信号線36aに出力されている符号化データをメ
モリ回路38に格納し、また信号線38hの制御によ
り、メモリ回路38に格納されている情報を信号線38
aに出力する。
【0024】復号化/変倍/符号化回路12は、信号線
38aに出力されているK=8のMR符号化データを入
力して一度復号化し、必要に応じて変倍し、再度符号化
(MH符号化、あるいはMR符号化、あるいはMMR符
号化)し、必要に応じてHDLCフォーマット化した情
報を信号線12aに出力する。
【0025】符号化回路12からの符号化された信号
は、V27ter、V29、V17、V34変調器14
に与えられ、V27ter、V29、V17、V34変
調器14は符号化された信号に対し変調処理を施し、変
調信号を生成する。この変調処理には、ITU−T勧告
V27terに基づく差動位相変調、勧告V29に基づ
く直交変調、V17、現在勧告化が検討されているV3
4の変調が用いられる。V27ter、V29、V1
7、V34変調器14に対して、システム側にて可能な
変調処理速度、および最高伝送速度は後述する制御回路
30から信号線30cを介して出力される信号に基づき
設定される。
【0026】すなわち、制御回路30から信号線30c
を介して出力される信号が「0」であるとき、変調処理
速度は28800b/secに設定され、同様に、制御
回路30からの信号が「1」、「2」、「3」であると
き、変調処理速度は26400b/sec、24000
b/sec、21600b/sec、19200b/s
ec、16800b/sec、14400b/sec、
12000b/sec、9600b/sec、7200
b/sec、4800b/sec、2400b/sec
にそれぞれ設定される。
【0027】V27ter、V29、V17、V34
が、送信機側の可能処理速度と、受信機側の可能処理速
度、および回線状況を判断し、次ページにて通信できる
伝送速度を1ページの伝送終了タイミングにて信号線1
4bに出力する。なお、この出力方法は、信号線30c
の出力に同じである。
【0028】V8変調器32は、現在勧告化が検討され
ているV8変調を行うものである。このV8変調器32
は、信号線30bに出力されている情報を入力し、V8
変調した情報を信号線32aに出力する。また、V8変
調器32は、V8復調器とペアで全二重通信が可能であ
り、変調がV21(Lチャネル)の場合は、復調はV2
1(Hチャネル)となり(発呼側)、変調がV21(H
チャネル)の場合は、復調はV21(Lチャネル)とな
る(被呼側)。
【0029】V27ter、V29、V17、V34変
調器14からの変調信号は、信号線14aを介して加算
回路16に与えられる。加算回路16は、V21変調器
8から信号線8aを介して出力された変調信号と、V2
7ter、V29、V17、V34変調器14からの変
調信号と、V8変調器32からの変調信号とを加算し、
この加算された信号を送信信号として信号線16aを介
してハイブリッド回路14に出力する。また、V21変
調器8は、制御回路30から信号線30bを介して出力
された手順信号に対し変調処理を施し、変調信号を生成
する。この変調処理には、ITU−T勧告V21に基づ
く変調が用いられている。
【0030】これに対し、受信系は、V21復調器1
8、V8復調器34、およびV27ter、V29、V
17、V34復調器20を有する。V21復調器18
は、ITU−T勧告V21に基づきハイブリッド回路6
から信号線6aを介して出力された受信信号に対する復
調処理を行い、手順信号を生成する。この手順信号は、
信号線18aを介して制御回路30に与えられる。
【0031】V8復調器34は、現在勧告化が検討され
ているものである。V8復調器34は、信号線6aに出
力されている受信情報を入力して復調をし、復調データ
を信号線34aに出力する。
【0032】V27ter、V29、V17、V34復
調器20は、ハイブリッド回路6からの受信信号に対す
る復調処理を行い、復調信号を生成する。この復調処理
には、ITU−T勧告V27terに基づく復調処理、
V29に基づく復調処理、V17に基づく復調処理、現
在勧告化が検討されているV34に基づく復調処理を用
いることもできる。V27ter、V29、V17、V
34復調器20に対して、システム側にて可能変調処理
速度および最高伝送速度は、後述する制御回路30から
信号線30dを介して出力される信号に基づき設定され
る。
【0033】すなわち、制御回路30から信号線30d
を介して出力される信号が「0」であるとき、復調処理
速度は28800b/secに設定され、同様に制御回
路30からの信号が「1」、「2」、「3」、「4」、
「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「10」、
「11」であるとき、復調処理速度は、26400b/
sec、24000b/sec、21600b/se
c、19200b/sec、16800b/sec、1
4400b/sec、12000b/sec、9600
b/sec、7200b/sec、4800b/se
c、2400b/secにそれぞれ設定される。
【0034】復調器20から信号線20aを介して出力
された復調信号は、復号化/符号化回路22に与えられ
る。復号化/符号化回路22は、復調信号を必要に応じ
てHDLCのデフレーミング処理をして、そして復号化
(MH、MR、MMR)し、この復号化された信号は信
号線22aに出力され、また再度、K=8のMR符号化
したデータは信号線22bに出力される。
【0035】メモリ回路40は、信号線30iの制御に
従い、信号線22bに出力されているK=8のMR符号
化データをメモリ回路40に格納し、また、信号線30
iの制御に従い、メモリ回路40に格納されている情報
を信号線40aに出力するものである。
【0036】復号化回路42は、信号線40aに出力さ
れているK=8のMR符号化データを入力し、MR復号
化したデータを信号線42aに出力する。
【0037】記録回路44は、信号線30gに信号レベ
ル「0」の信号が出力されている時には、信号線42a
に出力されている受信情報を順次入力し、1ラインずつ
記録し、また、信号線30gに信号レベル「1」の信号
が出力されている時には、信号線10aに出力されてい
る読取情報を順次入力し、1ラインずつ記録する。
【0038】キーボード付き操作部26は、テンキー、
#キー、*キー、ワンタッチダイヤルキー、短縮ダイヤ
ルキー、およびファンクションキーを有し、各キーが押
し下げられると、操作されたキーに対応する機能の実行
を指示するための信号が信号線26aを介して制御回路
30に与えられる。
【0039】表示部28は、大画面に信号線30eを介
して与えられる信号が示す情報を表示するものである。
【0040】制御回路30は、ファクシミリ装置を全体
を制御するものであり、特に、本実施例においては、以
下のような制御を行う。
【0041】本実施例では、通信回線の状況に応じて伝
送速度を選択可能なファクシミリ装置において、送信機
側の処理状況を判断し、実行可能な伝送速度を設定して
受信機に通知する手段と、送信機側の処理状況が最も閑
である時の最高伝送速度を受信機に通知する手段と、受
信機側の処理状況を判断し、実行可能な伝送速度を設定
して送信機に通知する手段と、受信機側の処理状況が最
も閑である時の最高伝送速度を送信機に通知する手段
と、送信機側の最高伝送速度と受信機側の最高伝送速度
の情報に基づいて、手順動作、あるいはページ情報の伝
送中に通信回線の状況の基づいて可能伝送速度を決定す
る手段とを有し、前記送信機側の処理状況を判断し設定
した実行可能な伝送速度と、前記受信機側の処理状況を
判断し設定した実行可能な伝送速度と、前記通信回線の
状況に基づき決定した伝送速度との中で、最も遅い伝送
速度で伝送を行う制御を実行する。
【0042】ここで、1ページ毎に伝送速度の決定をす
る。また、ページ情報の伝送中に通信回線の状況に基づ
いて可能伝送速度を決定する。また、前記送信機側の処
理状況を判断し設定した実行可能な伝送速度の受信機へ
の通知と、前記受信機側の処理状況を判断し設定した実
行可能な伝送速度の送信機への通知と、前記通信回線の
状況の基づき決定した可能伝送速度の送信機側への通知
は、画伝送と画伝送の間の手順信号のやりとりで行い、
送信機、受信機は、これらの情報に基づいて次ページの
画伝送の伝送速度を決定する。
【0043】また、送信機側の処理状況が最も閑である
時の最高伝送速度の受信機側への通知、および受信機側
の処理状況が最も閑である時の最高伝送速度の送信機側
への通知は、画伝送に先立ち、前手順信号にてやりとり
を行い、また、画伝送の変調方式としては、V27te
r、V29、V17、V34の各方式を想定し、伝送速
度としては2400b/s、4800b/s、7200
b/s、9600b/s、12000b/s、1440
0b/s、16800b/s、19200b/s、21
600b/s、24000b/s、26400b/s、
28800b/sを想定する。これにより、例えば2
8.8kb/sでの伝送をしていて、一度送信機側、あ
るいは受信機側の処理状況が厳しくなり、14.4kb
/sに伝送速度が落ちて、再び送信機側、あるいは受信
機側の処理状況が閑になった場合に、28.8kb/s
での伝送が可能になる。そして、さらに28.8kb/
sでの伝送をしていて、一度回線状況が悪くなり、1
9.2kb/sにフォールバックをしても後で回線状況
が良くなれば、再び28.8kb/sでの伝送が可能に
なる。これらの決定を手順信号にて、1ページ毎に行
う。
【0044】次に、図2〜図10は、本実施例における
制御回路30の制御動作を示すフローチャートである。
以下、図1〜図10を参照して説明する。
【0045】図2において、S42では、信号線30a
を介してレベル「0」の制御信号を出力し、CMLをオ
フする。次いで、S44が実行され、S44では、信号
線30cを介して最高伝送速度、可能伝送速度ともに信
号「0」の信号を出力し、V27ter、V29、V1
7、V34変調器14に最高伝送速度、可能伝送速度と
もに28800b/sの変調速度を指示する。
【0046】S44の実行後、S46が実行される。S
46では、信号線30dを介して最高伝送速度、可能伝
送速度ともに信号「0」の信号を出力し、V27te
r、V29、V17、V34復調器20に最高伝送速
度、可能伝送速度ともに28800b/sの復調速度を
指示する。
【0047】S64では、信号線30gに信号レベル
「0」の信号を出力し、記録回路24は受信情報の記録
を行う設定とする。
【0048】次いで、S48が実行され、S48では、
送信が選択されたか否かの判定を行い、送信が選択され
ているとき、処理がS72に移行し、送信が選択されて
いないとき、処理がS50に移行する。
【0049】S50では受信が選択されたか否かの判定
を行う。受信が選択されているとき、処理はS100
(図6に示す)に移行し、受信が選択されていないと
き、処理はS66に移行する。
【0050】S72では、画信号の読取りをし、S74
でK=8のMR符号化した情報をメモリ回路38に格納
する。そして、S76では、全ページの読取りが終了し
たか否かを判断し、全ページの読取りが終了するとS7
8に進み、全ページの読取りが終了していないとS82
に進む。
【0051】S78では、受信動作中であるか否かを判
断し、受信動作中であればS78でウェイトし、受信動
作が終了するとS80に進み、指定された相手先へ発呼
し、S54に進んで、信号線30aを介してレベル
「1」に信号を出力し、CMLをオンする。この後、S
86に進む。
【0052】また、S82では、受信が選択されたか否
かを判断し、受信が選択されると、S84に進み、S1
00からS124における受信・記録動作のみをマルチ
処理で行う。また、受信が選択されていないとS72に
戻る。
【0053】S86、S88、S90は、送信機側と受
信機側とのネゴシエーションを行う前手順である。ここ
では、変調方式としてV8、V21変調を使用してい
る。
【0054】まず、S86では、受信機側からの情報を
受信する。そして、受信機側から通知される最高伝送速
度を記憶し、また、受信機側から通知される処理状況を
判断して決定した実行可能伝送速度を記憶する。
【0055】次に、S88では、送信機側から受信機側
へ情報を送信する。ここで、送信機の最高伝送速度を受
信機に知らせ、また、送信機の処理状況を判断し決定し
た実行可能伝送速度を受信機に知らせ、また、回線状況
をチェックする信号を送出する。なお、回線状況をチェ
ックする場合の伝送速度としては、送信機、受信機の最
高伝送速度の低い方の伝送速度まで考慮する。
【0056】さらに、S90では、受信機側からの情報
を受信する。そして、受信機側から通知される実行伝送
速度を記憶する。
【0057】次に、S58に進み、前手順(S90)に
おいて選択されたスピードで伝送を行うことをV27t
er、V29、V17、V34変調器14に指示する。
【0058】次に、S60に進み、メモリ回路38に格
納している情報を必要に応じ変倍、再符号化し、画像信
号のメモリ送信が行われる。ここでは、V34、V1
7、V29、V27terの変調方式によりメモリ送信
を行う。そして、画像信号のメモリ送信後、S62が実
行され、S62では1ページ分の画像信号のメモリ送信
が終了したか否かを判定する。ここで、1ページ分のメ
モリ送信が終了していないと、再びS60の動作が行わ
れ、この動作は1ページ分のメモリ送信が終了するまで
繰り返される。
【0059】また、1ページ分のメモリ送信が終了する
と、S92が実行される。S92では、次ページがある
か否かを判断し、次ページがあるとS96、S98に進
み、中間手順を行う。また、次ページがないとS94に
進み、後手順を行う。
【0060】S96では、送信機側から受信機側への情
報の送信を行う。そして、送信機の処理状況を判断し、
次ページの伝送において、決定した可能伝送速度を受信
機に知らせる。
【0061】また、S98では受信機側からの情報の受
信を行う。そして、受信機側から通知される受信機側の
処理状況を判断し、次ページの伝送において決定した可
能伝送速度を記憶し、また、受信機側から通知される実
行伝送速度を記憶する。そして、この伝送速度で通信を
行うことを変調器14に設定する。
【0062】S100では、信号線30aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S102、S
104、S106で、前手順を行う。ここで、V8、V
21の変調方式での伝送を行う。
【0063】S102では、受信機側から送信機側への
情報の送信を行う。ここで、受信機の最高伝送速度を送
信機に知らせ、また受信機の処理状況を判断して決定し
た実行可能伝送速度を送信機に知らせる。
【0064】次に、S104では、送信機側からの情報
の受信を行う。ここで、送信機側から通知される最高伝
送速度を記憶し、また送信機側から通知される処理状況
を判断して決定した実行可能伝送速度を記憶する。そし
て、回線状況のチェックする信号を受信し、これによ
り、送信機、受信機の最高伝送速度のうちの低い方の伝
送速度を最高伝送速度とし、次ページの可能伝送速度を
決定する。
【0065】さらに、S106では、受信機側から送信
機側への情報の送信を行う。ここで、受信機側の処理状
況から判断して決定した実行可能伝送速度、送信機側か
ら通知される処理状況を判断して決定した実行可能伝送
速度、通信回線の状況により決定した次ページの可能伝
送速度の中で、最も遅い伝送速度で伝送することを決定
し、これを実行伝送速度とし、送信機に通知する。
【0066】次に、S108では、前手順(S106)
で決定された実際の伝送スピードをV27ter、V2
9、V17、V34復調器20に指示する。
【0067】次に、S110では、画像信号を受信、記
録する。変調方式はV34、V17、V29、V27t
erである。
【0068】次に、S112では、1ページ分の受信が
終了したか否かを判定する。そして、1ページ分の受信
が終了していないときS114に進み、1ページ分の受
信が終了したとき、処理はS118に移行する。
【0069】S114では、メモリ送信が選択されたか
否かを判断し、メモリ送信が選択されるとS116に進
み、S54、S86〜S98におけるメモリ送信のみを
マルチ処理として行い、S118に進む。また、メモリ
送信が選択されていないとS110に進む。
【0070】S118は、中間手順を表わしている。こ
こでは、送信機側からの情報の受信である。送信機から
送信される送信機の処理状況からの次ページの伝送にお
いて、決定した可能伝送速度を受信する。
【0071】S120では、次ページがあるか否かを判
断し、次ページがないとS122に進み、後手順を行
い、次ページがあるとS124に進む。
【0072】S124は、受信機側から送信機へ情報を
送信する。ここで、受信機側の処理状況から判断し、次
ページの伝送において決定した可能伝送速度を送信機に
通知する。また、前ページの受信のエラー状況から回線
状況を判断し、次ページの可能伝送速度を求め(最高伝
送速度は送信機と受信機の最高速度の低い方)、またさ
らに受信機の処理状況の次ページの伝送において決定し
た可能伝送速度、および送信機から送信される送信機の
処理状況からの次ページの伝送において決定した可能伝
送速度の3つの中で、最も低い速度で次ページの伝送を
行うことを送信機に通知する。そして、実行する伝送速
度を復調器20に設定する。
【0073】また、S66では、コピーが選択されたか
否かを判断し、コピーが選択されると、図9のS126
に進み、コピーが選択されていないとS48に進む。
【0074】S126では、信号線30gに信号レベル
「1」の信号を出力し、記録回路24は読取情報の記録
をする設定とする。そして、S128では、コピー動作
を行う。
【0075】S130では、全ページのコピーが終了し
たか否かを判断し、全ページのコピーが終了するとS4
2に進み、全ページのコピーが終了していないとS13
2に進む。
【0076】S132では、メモリ送信が選択されたか
否かを判断し、メモリ送信が選択されるとS134に進
み、S54、S86〜S98におけるメモリ送信のみを
マルチ処理として行う。また、メモリ送信が選択されて
いないとS136に進む。
【0077】S136では、メモリ受信が選択されたか
否かを判断し、メモリ受信が選択されるとS138に進
み、S100〜S124におけるメモリ受信のみをマル
チ処理として行う。そして、コピー動作終了後、プリン
トアウトする。メモリ受信が選択されていないとS12
8に進む。
【0078】また、S68では、コピーが選択されたか
否かを判断し、コピーが選択されるとS70に進み、S
126からS130におけるコピー動作のみをマルチ処
理として行い、コピーが選択されていないとS60に進
む。
【0079】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0080】上記第1実施例では、伝送速度の決定を手
順動作により決定したが、この第2実施例では、伝送速
度の決定として、モデムが回線状況を自動的に判断し、
自動的に決定する。
【0081】具体的には、送信機は前記送信機側の処理
状況を判断し、次ページの実行可能な伝送速度を現在の
ページを伝送中にモデムに設定し、一方、受信機は前記
受信機側の処理状況を判断し、次ページの実行可能な伝
送速度を現在のページを伝送中にモデムに設定し、ま
た、現在のページを伝送中に送信機のモデムと受信機の
モデム間で、現在のページを伝送中に通信回線の状況に
基づき、可能伝送速度を決定し、これらの3つの情報を
モデム間でやりとりし、次ページの画伝送の速度を決定
し、さらに、この決定した画伝送の伝送速度をファクシ
ミリ装置に対してステータスとして出力する。
【0082】ここで、ファクシミリ送信機、ファクシミ
リ受信機は、決定した画伝送の伝送速度をモデムより入
力して認識し、この情報に基づいて処理状況の変化に対
応する。
【0083】また、送信機側の処理状況が最も閑である
時の最高伝送速度の受信機側への通知、および受信機側
の処理状況が最も閑である時の最高伝送速度の送信機側
への通知は、画伝送に先立って前手順信号にてやりとり
し、今回の通信での最高伝送速度をモデムに設定する。
これにより、モデム間で、通信回線の状況、送信機、受
信機の処理状況により伝送スピードを最適に決定するこ
とが可能になり、かつ、ファクシミリ装置は実際に行う
伝送スピードを認識でき、この情報に基づいて伝送以外
の処理を変えることが可能になる。
【0084】図11〜図17は、この場合の制御動作の
うち、上記第1実施例(図2〜図10)と異なる部分を
示すフローチャートである。以下、図11〜図17を参
照して説明する。
【0085】まず、S86’では、上記S86で受信機
側から通知される処理状況を判断して決定した実行可能
伝送速度を記憶する処理がなくなり、受信機側から通知
される最高伝送速度を記憶する処理だけとなる。
【0086】また、S88’では、処理状況を判断して
決定した実行可能伝送速度を記憶する。上記S88で送
信機の処理状況を判断して決定した実行可能伝送速度を
受信機に知らせる処理がなくなり、送信機の最高伝送速
度を受信機に知らせ、また、回線状況をチェックする信
号を送出する。また、本実施例では、送信機と受信機の
最高伝送速度の低い方を最高伝送速度の低い方を最高伝
送速度として変調器14に設定する。
【0087】さらに、S90’では、上記S90の処理
の代わりに、送信機側の処理状況を判断して決定した実
行可能伝送速度を変調器14に設定する。
【0088】次に、S58’に進み、上記S58のよう
に前手順ではなく、モデム間で決定した実行する伝送速
度を信号線14bの値を入力して認識する。そして、S
60’におけるメモリ送信で、送信機の処理状況を判断
し、次ページにおいて決定した実行可能伝送速度を変調
器14に設定する。この後、上記S62以降の動作に進
む。
【0089】また、S96’における送信側の中間手順
では、上記S96で行った可能伝送速度を受信機に知ら
せる処理は行わない。そして、S98’における受信側
の中間手順では、モデム間で決定した実行する伝送速度
を信号線14bの値を入力して認識する。
【0090】また、S102’では、上記S102のよ
うに受信機の処理状況を判断して決定した実行可能伝送
速度を送信機に知らせる処理は行わず、受信機の最高伝
送速度を送信機に知らせる処理を行う。
【0091】また、S104’では、送信機側から通知
される最高伝送速度を記憶し、送信機と受信機の最高伝
送速度のうちの低い方の伝送速度を最高伝送速度として
復調器20に設定する。また、S106’では、受信機
の処理状況を判断して決定した実行可能伝送速度を復調
器20に設定する。
【0092】次に、S108’では、S108のように
前手順でなく、モデム間で決定した実行する伝送速度を
信号線20bの値を入力して認識する。そして、S11
0’の画信号の受信、記録動作において、受信機の処理
状況を判断し、次ページにおいて決定した実行可能伝送
速度を復調器20に設定する。
【0093】また、S116’では、上記S108’お
よび後述するS124’により認識した伝送速度により
処理のスピードを変える。
【0094】また、S118’では、上記S118のよ
うな可能伝送速度を受信する処理は行わない。
【0095】また、S124’では、S124のように
前手順でなく、モデム間で決定した実行する伝送速度を
信号線20bの値を入力して認識する。
【0096】また、S70’、S84’では、コピー動
作、受信記録動作において、上記S58’、S98’で
認識した伝送速度により処理のスピードを変える。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1の発
明によれば、複合ファクシミリにおいて、送信機側、受
信機側ともに通信回線の品質状況に基づいた伝送速度、
実行可能な伝送速度を決定でき、これに基づいて画伝送
ができるので、回線の有効利用が可能になる。すなわ
ち、送信機、受信機の処理能力、回線状況を的確に判断
し、画伝送の伝送速度を決定できる。特に、28.8k
b/sまでの伝送を可能とすることで有効となる。
【0098】また、本出願の第2の発明によれば、送信
機、受信機の処理能力に応じて、すぐに画伝送の伝送速
度を決定でき、回線の有効利用が可能になる。
【0099】また、本出願の第3の発明によれば、手順
動作時に加え、さらにページ情報の伝送中に回線状況に
基づいた可能伝送速度を決定でき、送信機、受信機の処
理能力がある状態にて、回線品質が良くなった場合、す
ぐに画伝送の伝送速度を上げることが可能になり、回線
の有効利用が可能になる。
【0100】また、本出願の第4の発明によれば、画情
報の各ページ毎の伝送速度を手順により決定する方法が
明確になった。
【0101】また、本出願の第5の発明によれば、画情
報の各ページ毎の伝送速度をモデム内により決定する方
法が明確になった。今後、モデムが高機能化してくる
と、本発明はより一層有効になる。
【0102】また、本出願の第6の発明によれば、モデ
ムが自動的に決定した伝送速度を認識し、この情報によ
りファクシミリが的確な処理を行うことが可能になる。
【0103】また、本出願の第7の発明によれば、送信
機、受信機の処理能力と、回線品質状況により画伝送の
伝送速度として28.8kb/sまで適用でき、高伝送
速度までの対応が可能になり、効果は大きくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【図3】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】上記第1実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】本発明の第2実施例における動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】上記第2実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】上記第2実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図14】上記第2実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図15】上記第2実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図16】上記第2実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図17】上記第2実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8、14、32…変調器、 10…読取回路、 12…復号化/変倍/符号化回路、 16…加算回路、 18、20、34…復調器、 22…復号化/符号化回路、 24…記録回路、 26…操作部、 28…表示部、 30…制御回路、 36…符号化回路、 38、40…メモリ回路、 42…復号化回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線の状況に応じて伝送速度を選択
    可能なファクシミリ装置において、 送信機側の処理状況を判断し、実行可能な伝送速度を設
    定し、さらに受信機に通知する手段と、 送信機側の処理状況が最も閑である時の最高伝送速度を
    受信機に通知する手段と、 受信機側の処理状況を判断し、実行可能な伝送速度を設
    定し、さらに送信機に通知する手段と、 受信機側の処理状況が最も閑である時の最高伝送速度を
    送信機に通知する手段と、 送信機側の最高伝送速度と受信機側の最高伝送速度の情
    報に基づいて、手順動作あるいはページ情報の伝送中
    に、通信回線の状況に基づき可能伝送速度を決定する手
    段とを有し、 前記送信機側の処理状況を判断して設定した実行可能な
    伝送速度と、前記受信機側の処理状況を判断して設定し
    た実行可能な伝送速度と、前記通信回線の状況の基づき
    決定した可能伝送速度との中で、最も遅い伝送速度で伝
    送を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 1ページ毎に伝送速度の決定を行うことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 ページ情報の伝送中に通信回線の状況に基づいて可能伝
    送速度を決定することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 前記送信機側の処理状況を判断して設定した実行可能な
    伝送速度の受信機への通知、前記受信機側の処理状況を
    判断して設定した実行可能な伝送速度の送信機への通
    知、および、前記通信回線の状況に基づいて決定した可
    能伝送速度の送信機側への通知は、画伝送と画伝送との
    間の手順信号のやりとりで行い、送信機および受信機
    は、これらの情報に基づいて次ページの画伝送の伝送速
    度を決定することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項において、 送信機は、この送信機側の処理状況を判断して次ページ
    の実行可能な伝送速度を現在のページを伝送中にモデム
    に設定し、一方、受信機は、この受信機側の処理状況を
    判断し、次ページの実行可能な伝送速度を現在のページ
    を伝送中にモデムに設定し、また、現在のページを伝送
    中に送信機のモデムと受信機のモデムとの間で、現在の
    ページを伝送中に通信回線の状況に基づいて可能伝送速
    度を決定し、これらの3つの情報をモデム間でやりとり
    し、次ページの画伝送の伝送速度を決定し、さらに、こ
    の決定した画伝送の伝送速度をファクシミリ装置に対し
    てステータスとして出力する機能を有することを特徴と
    するファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 送信機および受信機は、決定した画伝送の伝送速度をモ
    デムより入力して認識し、この情報に基づいて処理状況
    の変化に対応することを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において、 画伝送の変調方式としては、V34、V17、V29、
    またはV27terを用いることを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
JP6191142A 1994-07-21 1994-07-21 ファクシミリ装置 Pending JPH0837568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6191142A JPH0837568A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6191142A JPH0837568A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0837568A true JPH0837568A (ja) 1996-02-06

Family

ID=16269596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6191142A Pending JPH0837568A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0837568A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103339240A (zh) * 2011-02-10 2013-10-02 株式会社Moresco 轴承用润滑剂及其应用
JP2018022988A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 ブラザー工業株式会社 ファックス装置および複合機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103339240A (zh) * 2011-02-10 2013-10-02 株式会社Moresco 轴承用润滑剂及其应用
JP2018022988A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 ブラザー工業株式会社 ファックス装置および複合機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08340323A (ja) データ通信装置
US6075620A (en) Communication apparatus having communication function complying with ITU-T V. 8 and V. 34 recommendations
JPH0837568A (ja) ファクシミリ装置
JP3599562B2 (ja) 通信装置およびその制御方法
JP3531881B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2556344B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH07298027A (ja) ファクシミリ装置
JPH0723190A (ja) ファクシミリ装置
US5311579A (en) Image communication apparatus with instructed communication result transmittal
JP3135445B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH07177338A (ja) ファクシミリ装置
JP2711865B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3150232B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3192446B2 (ja) ファクシミリ装置及び画像データの通信方法
JPH08116424A (ja) ファクシミリ装置
JP2001218068A (ja) 画像通信装置
JP2002314773A (ja) 通信装置
JPH07177341A (ja) ファクシミリ装置
JP2004120409A (ja) 通信装置およびその制御方法
JP2002204362A (ja) 画像通信装置、画像通信方法および記憶媒体
JPH1169026A (ja) ファクシミリ装置
JP2001189835A (ja) 画像通信装置
JP2000151963A (ja) データ通信装置およびデータ通信方法
JPH10336417A (ja) 通信装置
JPH07162571A (ja) ファクシミリ装置