JPH07298027A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07298027A
JPH07298027A JP6112233A JP11223394A JPH07298027A JP H07298027 A JPH07298027 A JP H07298027A JP 6112233 A JP6112233 A JP 6112233A JP 11223394 A JP11223394 A JP 11223394A JP H07298027 A JPH07298027 A JP H07298027A
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JP
Japan
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signal
cng
transmitted
detected
signals
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JP6112233A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 V.8機能に有効に対応でき、迅速な通信動
作を得ることができるファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 CNG信号送出回路によりCNG信号を送出
後、引き続き信号断を作らずに、CI信号をn個送出
し、所定時間AにおいてAI信号、あるいはANSam
信号、あるいはNSF/CSI/DIS信号の受信を行
い、AI信号あるいはANSam信号を検出した場合に
は、CM信号の送出を行い、以後、V.8機能に基づい
た手順を実行し、NSF/CSI/DIS信号を検出し
た場合には、NSS/TSI/DCS信号の送出を行
い、以後、T.30機能に基づいた手順を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にV.8機能を有す
るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパーソナルコンピュータを用いた
いわゆるパソコン通信においては、送信機側と受信機側
のモデムの伝送速度が一致していることを確認してから
通信を行っていた。
【0003】しかし、最近では、モデムの伝送速度も複
数あり、送信機と受信機のモデムが一致しないケースも
多くなってきている。これに対応するため、種々のモデ
ム間の接続を適切に行うための新しい手順(V.8)が
考えられている。
【0004】この新しい手順においては、送信機と受信
機のそれぞれのモデムの能力、端末属性を手順により決
定する。一方、通常の電話回線を用いて通信するものと
して、上述のパソコン通信とは別に、ファクシミリ装置
がある。そして、パソコン通信の端末からファクシミリ
装置に着信したような場合を考えると、新しい手順の特
性によっては、ファクシミリ装置が誤動作してしまう可
能性がある。例えば上述の新しい手順では、発呼側の端
末属性を通知するための信号(CI信号)を相手端末に
送信する。このCI信号は、980Hzと1180Hz
のFSK信号である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、V.8機能を
有する発呼端末が既存のG3端末に対し、CI信号を送
出すると、既存のG3端末は、この信号を意味不明な信
号と判断し、通信が不成立になるという場合が考えられ
る。
【0006】そこで、上述した問題を解決するために、
ファクシミリ装置にV.8機能を設けることが考えられ
る。その場合、発呼側からCI信号を送出すると、受信
機側ですぐに発呼側がV.8機能を有すると認識でき
る。しかし、相手がV.8機能を有していない通常のフ
ァクシミリ装置であるならば、やはり上述と同様の問題
点がある。
【0007】本発明は、V.8機能を有する端末、およ
びV.8機能を有していない既存の端末に対して、迅速
な通信動作を得ることができるファクシミリ装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願の第1、第2の発
明は、CNG信号送出手段とCI信号送出手段とを有す
るファクシミリ装置において、CNG信号送出手段によ
りCNG信号を送出後、引き続き信号断を作らずに、C
I信号をn個送出し、所定時間AにおいてAI信号、あ
るいはANSam信号、あるいはNSF/CSI/DI
S信号の受信を行い、AI信号あるいはANSam信号
を検出した場合には、CM信号の送出を行い、以後、
V.8機能に基づいた手順を実行し、NSF/CSI/
DIS信号を検出した場合には、NSS/TSI/DC
S信号の送出を行い、以後、T.30機能に基づいた手
順を実行し、所定時間A以内に何の信号も検出できない
場合には、再度CNG信号を送出後、信号断を作らず
に、CI信号をn個送出することを所定回数または最大
所定時間Bまで繰り返すことにより、発呼側からCNG
信号を送出しながら、同時にCI信号も送出でき、か
つ、従来のT.30に基づいたファクシミリ受信機もC
NG信号を正しく認識できる。すなわち、CNG信号の
あとに送出されるCI信号の時間が短いためである。そ
して、本発明のファクシミリ受信機は、T.30機能に
加え、V.8機能も送信機側が有していることを即座に
認識できるようになる。すなわち、発呼側からV.8、
T.30の機能を有していることを受信機側に即座に通
知できるようになり、以後の手順の短縮が可能になっ
た。
【0009】また、本出願の第3の発明は、上記CNG
信号に続いて、信号断を作らないで送出するCI信号
は、1つ、あるいは2つ、あるいは3つとすることによ
り、CNG信号は0.5秒で、CI信号は1つで0.1
秒、2つで0.2秒、3つで0.3秒であり、従来の
T.30に基づいたファクシミリ受信機も、CNG信号
を正しく認識できることが明らかになる。
【0010】また、本出願の第4の発明は、CNG信号
検出手段とCI信号検出手段とを有するファクシミリ装
置において、純粋なCNG信号を検出した場合は、CE
D信号、NSF/CSI/DIS信号の送出を行い、以
後、T.30機能に基づいた手順を実行し、CNG信号
に引き続きCI信号を検出した場合は、ANSam信号
の送出を行い、以後、V.8機能に基づいた手順を実行
することにより、V.8機能、T.30機能をともに有
するファクシミリ装置において、従来のT.30からの
CNG信号を受信した場合は、すぐにT.30の手順に
移行し、T.30、およびV.8機能を有することを表
わすCNG、CI信号を受信した場合、すぐにV.8機
能に基づいた手順に移行し、ともに手順時間の短縮が可
能になった。
【0011】本出願の第5の発明は、CNG信号検出手
段とCI信号検出手段とを有するファクシミリ装置にお
いて、純粋なCNG信号を検出した場合は、NSF/C
SI/DIS信号の送出を行い、以後、T.30機能に
基づいた手順を実行し、CNG信号に引き続きCI信号
を検出した場合は、ANSam信号の送出を行い、以
後、V.8機能に基づいた手順を実行することにより、
従来のT.30からのCNG信号を受信した場合、より
早くT.30の手順に移行することが可能になった。
【0012】また、本出願の第6の発明は、送信機側か
らCNG信号に引き続いて、信号断を作らずに送出する
CI信号が1つ、あるいは2つの場合は、受信機側で
は、CNG信号に引き続いて送出されるCI信号を1つ
検出した時、CI信号を検出したと判断することによ
り、送信機側でCNG信号に引き続いて信号断を作らな
いで送出するCI信号の数により、受信機側での検出条
件が明確になった。これは、スピード優先、および既存
端末の誤動作を少なくすることを優先している。
【0013】また、本出願の第7の発明は、送信機側か
らCNG信号に引き続いて信号断を作らずに送出するC
I信号が3つの場合には、受信機側で、CNG信号に引
き続いて送出されるCI信号を2つ検出した時に、CI
信号を検出したと判断することにより、送信機側でCN
G信号に引き続いて信号断を作らないで、送出するCI
信号の数により、受信機側での検出条件が明確になっ
た。これは、CI信号の検出の確実性を優先している。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すブロック図で
ある。
【0015】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路50からの信号レベル
(信号線50a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
【0016】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路16からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受取り、信号線6aに出力するもの
である。
【0017】変調器8は、現在勧告化が検討されている
V.8変調器であり、信号線50bに出力されている情
報を入力し、信号線50gに信号レベル「0」の信号が
出力されている時には、V.21のLチャネルの変調を
行い、信号線50gに信号レベル「1」の信号が出力さ
れている時には、V.21のHチャネルの変調を行い、
変調データを信号線8aに出力する。
【0018】ANSam信号送出回路10は、現在勧告
化が検討されているV.8機能を有することを表わすA
NSam信号の送出回路である。ANSam信号は、2
100Hzを15Hzで変調した信号である。ANSa
m信号送出回路10は、信号線50cに信号レベル
「1」の信号が出力されている時、信号線10aにAN
Sam信号を送出し、信号線50cに信号レベル「0」
の信号が出力されている時、信号線10aにANSam
信号を送出しない。
【0019】CNG信号送出回路12は、信号線50d
に信号レベル「1」の信号が出力されている時、信号線
12aにCNG信号を出力し、信号線50dに信号レベ
ル「0」の信号が出力されている時、信号線12aにC
NG信号を出力しない。
【0020】CED信号送出回路14は、信号線50e
に信号レベル「1」の信号が出力されている時、信号線
14aにCED信号を出力し、信号線50eに信号レベ
ル「0」の信号が出力されている時、信号線14aにC
ED信号を出力しない。
【0021】変調器16は、公知のITU−T勧告V.
21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路5
0からの手順信号(信号線50f)を変調し、信号線1
6に送出するものである。
【0022】読取回路18は、送信原稿から主走査方向
1ライン分の画像信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表す信号列を作成し、このデータを信号線18aから出
力するものであり、CCD(電荷結合素子)等の撮像素
子と光学系とで構成されている。
【0023】符号化回路20は、信号線18aに出力さ
れている読取データを入力し、符号化(MH符号化、あ
るいはMR符号化、あるいはMMR符号化)したデータ
を信号線20aに出力する。
【0024】変調器22は、公知のITU−T勧告V.
27ter(差動位相変調)、あるいはV.29(直交
変調)、あるいはV.17、あるいは現在勧告化が検討
されているV.8に基づいた変調を行う変調器である。
この変調器22は、信号線20aの信号を入力し、変調
を行い、変調データを信号線22aに出力する。
【0025】加算回路24は、信号線8a、10a、1
2a、14a、16a、22aの信号を入力し、加算し
た結果を信号線24aに出力する回路である。
【0026】復調器26は、現在勧告化が検討されてい
るV.8復調器であり、信号線6aに出力されている情
報を入力し、信号線50hに信号レベル「0」の信号が
出力されている時には、V.21のLチャネルの復調を
し、信号線50hに信号レベル「1」の信号が出力され
ている時には、V.21のHチャネルの復調をし、復調
データを信号線26aに出力する。
【0027】CNG信号検出回路28は、信号線6aに
出力されている情報を入力し、CNG信号を検出してい
る時には、信号線28aに信号レベル「1」の信号を出
力し、CNG信号を検出していない時には、信号線28
aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0028】復調器30は、公知のITU−T勧告V.
21に基づいた復調を行う復調器である。復調器30
は、信号線6aの信号を入力し、V.21復調を行い、
復調データを信号線30aに出力する。
【0029】CED信号検出回路32は、信号線6aに
出力されている情報を入力し、CED信号を検出してい
る時には、信号線32aに信号レベル「1」の信号を出
力し、CED信号を検出していない時には、信号線32
aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0030】ANSam信号検出回路34は、現在勧告
化が検討されているV.8機能を有することを表わすA
NSam信号を検出する回路であり、信号線6aに出力
されている情報を入力し、ANSam信号を検出してい
る時には、信号線34aに信号レベル「1」の信号を出
力し、ANSam信号を検出していない時には、信号レ
ベル「0」の信号を出力する。
【0031】復調器36は、公知のITU−T勧告V.
27ter(差動位相変調)、あるいはV.29(直交
変調)、あるいはV.17、あるいは現在勧告化が検討
されているV.8に基づいた復調を行う復調器である。
復調器36は、信号線6aの信号を入力し、復調を行
い、復調データを信号線36aに出力する。
【0032】復号化回路38は、信号線36aに出力さ
れている信号を入力し、復号化(MH復号化、あるいは
MR復号化、あるいはMMR復号化)したデータを信号
線38aに出力する回路である。
【0033】記録回路40は、信号線38aに出力され
ているデータを入力し、順次1ラインずつ記録を行うも
のである。
【0034】CI送出数登録ボタン42は、CNG信号
に続いて、信号断を作らないで送出するCIの個数を登
録するボタンであり、このボタンが押下されると信号線
42aに押下パルスを発生する。
【0035】テンキー44は、ダイヤル入力等を行うキ
ーであり、押下されたテンキー情報は、信号線44aに
出力される。
【0036】セットキー46は、各種入力の確定等を行
うためのキーであり、押下されると信号線46aに押下
パルスを発生する。
【0037】登録回路48は、CNG信号に続いて、信
号断を作らないで送出するCIの個数を信号線48aを
介して登録する回路である。ここで登録するCIの個数
は、最大3個とする。
【0038】制御回路50は、本発明の第1実施例の発
信側において、CNG信号を送出後、引き続き、信号断
を作らないでCI信号をn個送出し、所定時間Aにおい
て、AI信号、あるいはANSam信号、あるいはNS
F/CSI/DIS信号の受信を行い、AI信号、ある
いはANSam信号を検出した場合には、CM信号の送
出を行い、以後、V.8機能に基づいた手順を実行し、
NSF/CSI/DIS信号を検出した場合には、NS
S/TSI/DCS信号の検出を行い、以後、T.30
機能に基づいた手順を実行し、所定時間以内に何の信号
も検出できない時、再度CNG信号を送出し、信号断を
作らないでCI信号をn個(登録回路48の登録数)送
出することを最大所定時間Bまで繰り返す。
【0039】また、本第1実施例の着信側において、純
粋なCNG信号を検出した場合は、従来のT.30機能
のみのファクシミリと判断し、CED信号、NSF/C
SI/DIS信号の送出を行い、以後、T.30機能に
基づいた手順を実行し、CNG信号に引き続き、CI信
号を検出した場合は、V.8機能をサポートしたファク
シミリと判断し、ANSam信号の送出を行い、以後、
V.8機能に基づいた手順を実行する。ここで、第1実
施例では、CNG信号に引き続いて送出されるCI信号
の数としては1、あるいは2を考えているので、受信機
側ではCNG信号に引き続いて送出されるCI信号を1
つ検出した時、CI信号を検出したと判断する。
【0040】図2、図3は、本発明の第1実施例におけ
る発信側ファクシミリ装置の動作を示すフローチャート
である。
【0041】まず、S62では、信号線50aに信号レ
ベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、S64で
は、信号線50gに信号レベル「0」の信号を出力して
V.8変調器8をV.21チャネルLの設定とする。
【0042】また、S66では、信号線50cに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、ANSam信号送出回路1
0から、ANSam信号を送出しない設定とし、S68
では、信号線50dに信号レベル「0」の信号を出力
し、CNG信号送出回路12から、CNG信号を送出し
ない設定とする。
【0043】さらに、S70では、信号線50eに信号
レベル「0」の信号を出力し、CED信号送出回路14
から、CED信号を送出しない設定とし、S72では、
信号線50hに信号レベル「1」の信号を出力し、V.
8復調器26をV.21チャネルHの設定とする。
【0044】S74では、CNG信号に続いて信号断を
作らないで送出するCI信号の個数の登録が選択された
か否かを判断し、登録が選択されるとS76に進み、回
路48にCNGに続き、信号断を作らないで送出するC
Iの個数を登録し、登録が選択されていないとS78に
進む。
【0045】S78では、発呼が選択されたか否かを判
断し、発呼が選択されるとS82に進み、発呼が選択さ
れていないとS80に進み、その他の処理を行う。
【0046】また、S82では、信号線50aに信号レ
ベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S84で
は、200msウェイトし、回線接続するまで待つ。そ
して、S86では、タイマTimerBに35秒をセッ
トする。
【0047】S88では、回路12、8により、CNG
信号を0.5秒間送出し、引き続き信号断なしで回路4
8に登録されている数(例えば、1、あるいは2とす
る)のCI信号を送出する。次に、S90では、タイマ
TimerAに3秒をセットする。
【0048】S92、S94、S96では、タイマTi
merAがタイムオーバする以内にAI信号、あるいは
ANSam信号、あるいはNSF/CSI/DIS信号
を受信したかを判断し、AI信号、あるいはANSam
信号を受信するとS98に進み、回路8によりCM信号
の送出を行い、以後V.8に基づいた手順を実行し、フ
ァクシミリ伝送(S100)を行う。
【0049】また、NSF/CSI/DIS信号を受信
すると、S102に進み、NSS/TSI/DCS信号
の送出を行い、以後T.30に基づいた手順を実行し、
ファクシミリ伝送(S104)を行う。
【0050】また、タイマTimerAがタイムオーバ
するとS106に進み、純粋なCNG信号(CI信号が
付加されないCNG信号)を送出したか否かを判断し、
純粋なCNG信号を送出しているとS108に進み、通
信不可の旨を通信結果レポートに記録する。また、純粋
なCNG信号を送出していないとS110に進む。
【0051】S110では、タイマTimerBがタイ
ムオーバしたか否かを判断し、タイムオーバしていると
S112に進み、回路12により純粋なCNG信号を送
出する。もし、純粋な信号しか応答しないファクシミリ
装置があった場合、これに対して通信を確保するためで
ある。
【0052】また、タイマTimerBがタイムオーバ
していないとS88に戻り、再度、CI信号を送出し、
以降の動作を繰り返す。
【0053】図4、図5は、本発明の第1実施例におけ
る着信側の動作を示すフローチャートである。
【0054】図4において、S120は、上記図2のS
78のNOを表わしている。そして、S122では、着
呼が選択されたか否かを判断し、着呼が選択されるとS
126に進み、着呼が選択されていないとS124(図
2のS80)に進む。
【0055】S126では、信号線50aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンする。S127−
1では、信号線50gに信号レベル「1」を出力して
V.8変調器8をV.21のHチャネルに設定し、S1
27−2では、信号線50hに信号レベル「0」の信号
を出力してV.8復調器26をV.21のLチャネルに
設定する。
【0056】次に、S128では、タイマTimerB
に35秒をセットし、S130では、タイマTimer
Aに5秒をセットする。
【0057】次に、S132、S134、S136で
は、信号線26a、28aの情報を入力し、タイマTi
merAがタイムオーバする前に、純粋なCNG信号、
あるいはCNG信号に引き続き、少なくともCI信号を
1個検出したかどうかを判断し、純粋なCNG信号を検
出すると、S142に進み、回路14、16によりCE
D信号、NSF/CSI/DIS信号を送出し、以後、
T.30機能に基づいた手順を実行し、ファクシミリ伝
送(S144)を行う。
【0058】また、CNG信号に引き続いてCI信号を
少なくとも1つ検出すると、S138に進み、回路10
によりANSam信号を送出し、以後、V.8機能に基
づいた手順を実行し、ファクシミリ伝送(S140)を
行う。
【0059】また、タイマTimerAがタイムオーバ
すると、図5のS146に進み、タイマTimerBが
タイムオーバしたか否かを判断し、タイムオーバする
と、S148に進み、着信時エラー発生の旨を通信結果
レポートに記録し、タイムオーバしていないとS150
に進み、ANSam信号を送出し、以後、V.8機能に
重きをおいて、同時にT.30の手順もチェックしなが
ら、どちらかの手順を実行し、ファクシミリ伝送(S1
52)を行う。
【0060】次に、本発明の第2実施例として、上記第
1実施例の着信側で、純粋なCNG信号を検出した場
合、CED信号を送出しないで、NSF/CSI/DI
S信号のみを送出してもよい。具体的には、図4のS1
42をNSI/CSI/DIS信号の送出とする。
【0061】次に、本発明の第3実施例として、送信機
側からCNG信号に引き続いて信号断を作らないで送出
するCI信号が3つの場合は、受信機側ではCNG信号
に引き続いて送出されるCI信号を2つ検出した時、信
号を検出したと判断してもよい。具体的には、図2のS
76のCIの送出個数を3個とし、そして、図4のS1
32において、CNG信号に引き続いてCI信号2個を
検出したかを判断するようにすればよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第
1、第2の発明によれば、発呼側からCNG信号を送出
しながら、同時に、CI信号も送出でき、かつ、従来の
T.30に基づいたファクシミリ受信機もCNG信号を
正しく認識でき(CNG信号のあとに送出されるCI信
号の時間は短いため)、ファクシミリ受信機はT.30
機能に加え、V.8機能を送信機側が有していることを
即座に認識できるようになる。すなわち、発呼側から
V.8、T.30の機能を有していることを受信機に即
座に通知できるようになり、以後の手順の短縮が可能に
なる。
【0063】また、本出願に係る第3の発明によれば、
CNG信号は0.5秒で、CI信号は1つは0.1秒、
2つで0.2秒、3つで0.3秒であり、従来のT.3
0に基づいたファクシミリ受信機もCNG信号を正しく
認識できることが明らかになる。
【0064】また、本出願に係る第4の発明によれば、
V.8機能、T.30機能をともに有するファクシミリ
装置において、従来のT.30からのCNG信号を受信
した場合は、すぐにT.30の手順に移行し、T.3
0、およびV.8機能を有することを表わすCNG、C
I信号を受信した場合、すぐにV.8機能に基づいた手
順に移行し、ともに手順時間の短縮が可能になる。
【0065】また、本出願に係る第5の発明によれば、
第4の発明に対して、従来のT.30からのCNG信号
を受信した場合、より早くT.30の手順に移行するこ
とが可能になる。
【0066】また、本出願に係る第6の発明によれば、
送信機側でCNG信号に引き続いて信号断を作らないで
送出するCI信号の数により、受信機側での検出条件が
明確になる。これはスピード優先、および既存端末の誤
動作を少なくすることを優先している。
【0067】また、本出願に係る第7の発明も上記第6
の発明と同様に、ここではCI信号の検出の確実性を優
先している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8、16、22…変調器、 10…ANSam信号送出回路、 12…CNG信号送出回路、 14…CED信号送出回路、 18…読取回路、 20…符号化回路、 24…加算回路、 26、30、36…復調器、 28…CNG信号検出回路、 32…CED信号検出回路、 34…ANSam信号検出回路、 38…復号化回路、 40…記録回路、 42…CI送出数登録ボタン、 44…テンキー、 46…セットキー、 48…登録回路、 50…制御回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CNG信号送出手段とCI信号送出手段
    とを有するファクシミリ装置において、 CNG信号送出手段によりCNG信号を送出後、引き続
    き信号断を作らずに、CI信号をn個送出し、所定時間
    AにおいてAI信号、あるいはANSam信号、あるい
    はNSF/CSI/DIS信号の受信を行い、AI信号
    あるいはANSam信号を検出した場合には、CM信号
    の送出を行い、以後、V.8機能に基づいた手順を実行
    し、NSF/CSI/DIS信号を検出した場合には、
    NSS/TSI/DCS信号の送出を行い、以後、T.
    30機能に基づいた手順を実行することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記所定時間A以内に何の信号も検出できない場合に
    は、再度CNG信号を送出後、信号断を作らずに、CI
    信号をn個送出することを所定回数または最大所定時間
    Bまで繰り返すことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 上記CNG信号に続いて、信号断を作らないで送出する
    CI信号は、1つ、あるいは2つ、あるいは3つとする
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 CNG信号検出手段とCI信号検出手段
    とを有するファクシミリ装置において、 純粋なCNG信号を検出した場合は、CED信号、NS
    F/CSI/DIS信号の送出を行い、以後、T.30
    機能に基づいた手順を実行し、CNG信号に引き続きC
    I信号を検出した場合は、ANSam信号の送出を行
    い、以後、V.8機能に基づいた手順を実行することを
    特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 CNG信号検出手段とCI信号検出手段
    とを有するファクシミリ装置において、 純粋なCNG信号を検出した場合は、NSF/CSI/
    DIS信号の送出を行い、以後、T.30機能に基づい
    た手順を実行し、CNG信号に引き続きCI信号を検出
    した場合は、ANSam信号の送出を行い、以後、V.
    8機能に基づいた手順を実行することを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において、 送信機側からCNG信号に引き続いて、信号断を作らず
    に送出するCI信号が1つ、あるいは2つの場合は、受
    信機側では、CNG信号に引き続いて送出されるCI信
    号を1つ検出した時、CI信号を検出したと判断するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 送信機側からCNG信号に引き続いて信号断を作らずに
    送出するCI信号が3つの場合には、受信機側で、CN
    G信号に引き続いて送出されるCI信号を2つ検出した
    時に、CI信号を検出したと判断することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
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