JPH0836570A - 関係文書編集装置 - Google Patents
関係文書編集装置Info
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- JPH0836570A JPH0836570A JP6192323A JP19232394A JPH0836570A JP H0836570 A JPH0836570 A JP H0836570A JP 6192323 A JP6192323 A JP 6192323A JP 19232394 A JP19232394 A JP 19232394A JP H0836570 A JPH0836570 A JP H0836570A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の編集文書がある関係を有しており、そ
れぞれが編集されている場合に、関係を有する互いの編
集文書の編集状態をそれぞれ通知しながら編集作業を進
めることができる関係文書編集装置を提供する。 【構成】 複数の編集文書の間の関係情報と各々の編集
文書に対する最新編集時刻とを管理する関係情報管理手
段と、各々の編集文書に対する編集処理をそれぞれに行
う複数の編集処理手段と、前記複数の編集処理手段によ
りそれぞれに編集処理が行なわれている各編集文書の編
集状態を管理する編集状態管理手段と、前記関係情報管
理手段で管理されている関係情報と最新編集時刻によ
り、当該編集文書と関係付けられた他の編集文書の最新
の編集状態をメッセージ表示する編集状態表示手段とを
備える。
れぞれが編集されている場合に、関係を有する互いの編
集文書の編集状態をそれぞれ通知しながら編集作業を進
めることができる関係文書編集装置を提供する。 【構成】 複数の編集文書の間の関係情報と各々の編集
文書に対する最新編集時刻とを管理する関係情報管理手
段と、各々の編集文書に対する編集処理をそれぞれに行
う複数の編集処理手段と、前記複数の編集処理手段によ
りそれぞれに編集処理が行なわれている各編集文書の編
集状態を管理する編集状態管理手段と、前記関係情報管
理手段で管理されている関係情報と最新編集時刻によ
り、当該編集文書と関係付けられた他の編集文書の最新
の編集状態をメッセージ表示する編集状態表示手段とを
備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複数の編集文
書がある関係を有しており、それぞれが編集されている
場合に、関係を有する互いの編集文書の編集状態をそれ
ぞれ通知しながら編集作業を進めることができる関係文
書編集装置に関するものである。
書がある関係を有しており、それぞれが編集されている
場合に、関係を有する互いの編集文書の編集状態をそれ
ぞれ通知しながら編集作業を進めることができる関係文
書編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークステーションなどの文書編
集装置において、文字列または図形からなる文書の編集
処理を行う場合は、ディスプレイ装置の表示画面を用い
た画面エディタを用いて、キーボード,マウスなどの入
力デバイスの操作により、その文書の編集作業を行う。
編集作業により作成された文書は、ディスク装置などに
文書ファイルとして格納され、次の文書編集の際に再び
利用される。
集装置において、文字列または図形からなる文書の編集
処理を行う場合は、ディスプレイ装置の表示画面を用い
た画面エディタを用いて、キーボード,マウスなどの入
力デバイスの操作により、その文書の編集作業を行う。
編集作業により作成された文書は、ディスク装置などに
文書ファイルとして格納され、次の文書編集の際に再び
利用される。
【0003】このような文書編集作業を行い、複数の文
書が作成された場合、作成された文書は再利用される。
この場合において、再利用する複数の文書がある関係を
有しており、それぞれの文書がワークステーションなど
の文書編集装置において編集される場合は、互いの編集
文書の編集状態を通知しながら編集作業を進めることが
所望される。これは、例えば、1つの編集文書の内容を
共通に利用して複数の作業者が共同で編集作業を進める
場合などが対応する。
書が作成された場合、作成された文書は再利用される。
この場合において、再利用する複数の文書がある関係を
有しており、それぞれの文書がワークステーションなど
の文書編集装置において編集される場合は、互いの編集
文書の編集状態を通知しながら編集作業を進めることが
所望される。これは、例えば、1つの編集文書の内容を
共通に利用して複数の作業者が共同で編集作業を進める
場合などが対応する。
【0004】ところで、1つの編集文書の内容を共通に
利用して、複数の作業者が共同で編集作業を進める形態
で、文書の編集作業を進める場合、具体例で説明すれ
ば、例えば、エディタaを通してファイルAに対して編
集/更新を行い、その後、当該ファイルAを他のフォー
マットもしくは他の表示形態のファイルへと変換し、更
にその後、別のファイルBに取り込み、更に別のエディ
タbで編集/更新を行う場合などの編集形態であり、グ
ループによる文書作成編集作業などで日常的に行なわれ
ている文書の編集形態でもある。
利用して、複数の作業者が共同で編集作業を進める形態
で、文書の編集作業を進める場合、具体例で説明すれ
ば、例えば、エディタaを通してファイルAに対して編
集/更新を行い、その後、当該ファイルAを他のフォー
マットもしくは他の表示形態のファイルへと変換し、更
にその後、別のファイルBに取り込み、更に別のエディ
タbで編集/更新を行う場合などの編集形態であり、グ
ループによる文書作成編集作業などで日常的に行なわれ
ている文書の編集形態でもある。
【0005】このような文書の編集形態で編集処理を進
める場合、その編集作業の中では、例えば、ファイルB
の一部(あるいは全体)にファイルAの情報を取り込む
ような文書編集が行われる。この場合には、ファイルA
とファイルBの2つの文書の間には、取り込まれた元の
ファイルAの一部の情報と、取り込まれた先のファイル
Bの一部の情報とが、同じ情報であるという関係を有し
ている。
める場合、その編集作業の中では、例えば、ファイルB
の一部(あるいは全体)にファイルAの情報を取り込む
ような文書編集が行われる。この場合には、ファイルA
とファイルBの2つの文書の間には、取り込まれた元の
ファイルAの一部の情報と、取り込まれた先のファイル
Bの一部の情報とが、同じ情報であるという関係を有し
ている。
【0006】このように、ファイルAとファイルBとの
間で「共通データを有する」関係というような特定の関
係を持つ複数のファイルを、それぞれに別のエディタを
用いて編集処理を行う場合、各エディタで共通データに
対する編集が独自に行なわれる場合があるが、その場
合、どのエディタでどのような編集作業を行ったのかを
把握することが困難となる。
間で「共通データを有する」関係というような特定の関
係を持つ複数のファイルを、それぞれに別のエディタを
用いて編集処理を行う場合、各エディタで共通データに
対する編集が独自に行なわれる場合があるが、その場
合、どのエディタでどのような編集作業を行ったのかを
把握することが困難となる。
【0007】このため、例えば「エディタb上でファイ
ルBの編集/更新を行なった後に、そのファイルBと関
係を有する別の(エディタaで編集が行なわれる可能性
のある)ファイルAを、ファイルBのフォーマットに変
換し、ファイルBの一部として再度取り込み、その部分
を上書すると、これにより、元のエディタb上で行った
編集作業の結果が失われてしまう」という問題が生じる
ことになる。また、更に、例えば「エディタb上でファ
イルBに対して行った編集作業と同一の編集作業が、フ
ァイルBと関係付けられたファイルAに対してエディタ
a上でもう一度行われるという無駄な編集作業をしてし
まう」という問題も生じる。
ルBの編集/更新を行なった後に、そのファイルBと関
係を有する別の(エディタaで編集が行なわれる可能性
のある)ファイルAを、ファイルBのフォーマットに変
換し、ファイルBの一部として再度取り込み、その部分
を上書すると、これにより、元のエディタb上で行った
編集作業の結果が失われてしまう」という問題が生じる
ことになる。また、更に、例えば「エディタb上でファ
イルBに対して行った編集作業と同一の編集作業が、フ
ァイルBと関係付けられたファイルAに対してエディタ
a上でもう一度行われるという無駄な編集作業をしてし
まう」という問題も生じる。
【0008】このような問題を解決するための1つの方
法として、例えば、共通データに対しては排他的に編集
作業を行うように管理する手法がある。この方法は、
「エディタa上においてファイルAに対して編集作業を
行ない、この編集したファイルAをファイルBのフォー
マットに変換した後、ファイルBの一部として取り込む
と、その場合には、ファイルB中に取り込まれた部分
は、エディタa上において該当ファイルAを編集禁止と
する」という方法である。
法として、例えば、共通データに対しては排他的に編集
作業を行うように管理する手法がある。この方法は、
「エディタa上においてファイルAに対して編集作業を
行ない、この編集したファイルAをファイルBのフォー
マットに変換した後、ファイルBの一部として取り込む
と、その場合には、ファイルB中に取り込まれた部分
は、エディタa上において該当ファイルAを編集禁止と
する」という方法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような方法によ
って編集作業を行う場合、ファイルAをファイルBのフ
ォーマットに変換してファイルB中に取り込んだ部分
は、エディタa上では編集作業ができないため、その部
分の編集は、エディタb上での編集作業に限られてしま
う。したがって、エディタa上で行なう方が効率のよい
場合であっても、エディタb上での編集作業が必要とさ
れ、効率の悪い作業が強いられるという問題がある。
って編集作業を行う場合、ファイルAをファイルBのフ
ォーマットに変換してファイルB中に取り込んだ部分
は、エディタa上では編集作業ができないため、その部
分の編集は、エディタb上での編集作業に限られてしま
う。したがって、エディタa上で行なう方が効率のよい
場合であっても、エディタb上での編集作業が必要とさ
れ、効率の悪い作業が強いられるという問題がある。
【0010】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、本発明の目的は、複数の編集文
書がある関係を有しており、それぞれが編集されている
場合に、排他的な管理による編集作業を行うことなく、
関係を有する互いの編集文書の編集状態をそれぞれに通
知しながら編集作業を進めることができる関係文書編集
装置を提供することにある。
になされたものであり、本発明の目的は、複数の編集文
書がある関係を有しており、それぞれが編集されている
場合に、排他的な管理による編集作業を行うことなく、
関係を有する互いの編集文書の編集状態をそれぞれに通
知しながら編集作業を進めることができる関係文書編集
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明の関係文書編集装置は、複数の編集文
書の間の関係情報と各々の編集文書に対する最新編集時
刻とを管理する関係情報管理手段(16)と、各々の編
集文書に対する編集処理をそれぞれに行う複数の編集処
理手段(12)と、前記複数の編集処理手段によりそれ
ぞれに編集処理が行なわれている各編集文書の編集状態
を管理する編集状態管理手段(15)と、前記関係情報
管理手段で管理されている関係情報と最新編集時刻によ
り、当該編集文書と関係付けられた他の編集文書の最新
の編集状態をメッセージ表示する編集状態表示手段(1
4)とを備えることを特徴とする。
するため、本発明の関係文書編集装置は、複数の編集文
書の間の関係情報と各々の編集文書に対する最新編集時
刻とを管理する関係情報管理手段(16)と、各々の編
集文書に対する編集処理をそれぞれに行う複数の編集処
理手段(12)と、前記複数の編集処理手段によりそれ
ぞれに編集処理が行なわれている各編集文書の編集状態
を管理する編集状態管理手段(15)と、前記関係情報
管理手段で管理されている関係情報と最新編集時刻によ
り、当該編集文書と関係付けられた他の編集文書の最新
の編集状態をメッセージ表示する編集状態表示手段(1
4)とを備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の関係文書編集装置においては、関係情
報管理手段(16)が、複数の編集文書の間の関係情報
と各々の編集文書に対する最新編集時刻とを管理してお
り、複数の編集処理手段(12)は、各々の編集文書に
対する編集処理をそれぞれに行う。編集状態管理手段
(15)は、前記複数の編集処理手段によりそれぞれに
編集処理が行なわれている各編集文書の編集状態を管理
する。そして、編集状態表示手段(14)が、前記関係
情報管理手段で管理されている関係情報と最新編集時刻
により、当該編集文書と関係付けられた他の編集文書の
最新の編集状態をメッセージ表示する。
報管理手段(16)が、複数の編集文書の間の関係情報
と各々の編集文書に対する最新編集時刻とを管理してお
り、複数の編集処理手段(12)は、各々の編集文書に
対する編集処理をそれぞれに行う。編集状態管理手段
(15)は、前記複数の編集処理手段によりそれぞれに
編集処理が行なわれている各編集文書の編集状態を管理
する。そして、編集状態表示手段(14)が、前記関係
情報管理手段で管理されている関係情報と最新編集時刻
により、当該編集文書と関係付けられた他の編集文書の
最新の編集状態をメッセージ表示する。
【0013】なお、ここでの編集状態表示手段(14)
は、複数の編集処理手段(12)の各々に対応して設け
られており、ここでの編集文書と関係付けられた他の編
集文書が他の編集処理手段により編集処理されている編
集状態を、関係情報管理手段で管理されている関係情報
と最新編集時刻により判別して、その最新の編集状態を
メッセージ表示するので、ある関係を有する他の編集文
書がどのように編集されているかを当該文書の編集作業
中に知ことができる。これにより、ある関係を有する複
数の編集文書の編集については、誤った更新処理や無駄
な編集作業を防ぐことができる。
は、複数の編集処理手段(12)の各々に対応して設け
られており、ここでの編集文書と関係付けられた他の編
集文書が他の編集処理手段により編集処理されている編
集状態を、関係情報管理手段で管理されている関係情報
と最新編集時刻により判別して、その最新の編集状態を
メッセージ表示するので、ある関係を有する他の編集文
書がどのように編集されているかを当該文書の編集作業
中に知ことができる。これにより、ある関係を有する複
数の編集文書の編集については、誤った更新処理や無駄
な編集作業を防ぐことができる。
【0014】本発明による関係文書編集装置によれば、
複数の編集処理手段(12)の内の1つの例えばエディ
タa上において、現在、編集作業を行なっている編集文
書のファイルAの最新編集時刻と、そのファイルAと関
係付けられた他の編集文書のファイルBの最新編集時刻
(最終更新時刻または最終編集開始時刻などのタイムス
タンス)との関係により、複数の編集処理手段(12)
の内の他の1つの例えばエディタbによる編集状態が、
編集状態表示手段(14)によりメッセージ表示される
ので、互いに他のエディタによる編集状態を知ることが
でき、それぞれのエディタの編集作業において、誤った
更新手続きや無駄な作業を防ぐことができる。
複数の編集処理手段(12)の内の1つの例えばエディ
タa上において、現在、編集作業を行なっている編集文
書のファイルAの最新編集時刻と、そのファイルAと関
係付けられた他の編集文書のファイルBの最新編集時刻
(最終更新時刻または最終編集開始時刻などのタイムス
タンス)との関係により、複数の編集処理手段(12)
の内の他の1つの例えばエディタbによる編集状態が、
編集状態表示手段(14)によりメッセージ表示される
ので、互いに他のエディタによる編集状態を知ることが
でき、それぞれのエディタの編集作業において、誤った
更新手続きや無駄な作業を防ぐことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。図1は本発明の一実施例にかかる関係文
書編集装置の要部の構成を示すブロック図である。図1
において、11は入力装置、12は文書表示編集処理
部、13は文書格納部、14は編集状態表示部、15は
編集状態管理部、16は関係情報管理部、17はエディ
タ管理部、18はマルチウィンドウ管理部、19は表示
装置である。
的に説明する。図1は本発明の一実施例にかかる関係文
書編集装置の要部の構成を示すブロック図である。図1
において、11は入力装置、12は文書表示編集処理
部、13は文書格納部、14は編集状態表示部、15は
編集状態管理部、16は関係情報管理部、17はエディ
タ管理部、18はマルチウィンドウ管理部、19は表示
装置である。
【0016】入力装置11は、キーボード,マウス等の
入力デバイスと、これらの入力デバイスを制御するデバ
イスドライバから構成され、編集文書に対する入力操作
を受け付け入力処理を行う。文書表示編集処理部12
は、表示画面上で編集文書を出力形態のままに表示して
文書編集を行うエディタ(いわゆるWYSIWYGエデ
ィタ)である。文書格納部13は、複数の編集文書の実
体(文書ファイル)を格納しているディスク装置であ
り、編集状態表示部14は、複数の編集文書に編集が行
なわれた場合に関係情報および最新編集時刻に基づいて
各々の編集文書の編集状態をメッセージ表示する処理を
行う。
入力デバイスと、これらの入力デバイスを制御するデバ
イスドライバから構成され、編集文書に対する入力操作
を受け付け入力処理を行う。文書表示編集処理部12
は、表示画面上で編集文書を出力形態のままに表示して
文書編集を行うエディタ(いわゆるWYSIWYGエデ
ィタ)である。文書格納部13は、複数の編集文書の実
体(文書ファイル)を格納しているディスク装置であ
り、編集状態表示部14は、複数の編集文書に編集が行
なわれた場合に関係情報および最新編集時刻に基づいて
各々の編集文書の編集状態をメッセージ表示する処理を
行う。
【0017】編集状態管理部15は、複数の編集文書の
各々がどのエディタ(文書表示編集処理部12)によっ
て更新されたか(編集が開始されたか)を監視してお
り、更新が行なわれた(編集が開始された)場合、更新
が行なわれた(編集が開始された)文書名およびその文
書の更新を行なった(編集を開始した)エディタの識別
番号IDを受け取る。
各々がどのエディタ(文書表示編集処理部12)によっ
て更新されたか(編集が開始されたか)を監視してお
り、更新が行なわれた(編集が開始された)場合、更新
が行なわれた(編集が開始された)文書名およびその文
書の更新を行なった(編集を開始した)エディタの識別
番号IDを受け取る。
【0018】関係情報管理部16は、文書格納部13に
格納されている各々の文書実体の間の関係情報を管理す
ると共に、各々の文書実体が編集されている場合に当該
編集文書の編集を行っているエディタ(文書表示編集処
理部12)とその最新編集時刻を管理する。つまり、編
集対象として存在する文書実体がどの文書実体と関係付
けられているか(関係情報)を保持すると共に、編集状
態管理部15から、文書表示編集処理部12で更新が行
なわれた(編集が開始された)文書名およびその文書の
更新を行なった(編集を開始した)文書表示編集処理部
12を管理するエディタ管理部17の識別番号IDを受
け取り保存する。
格納されている各々の文書実体の間の関係情報を管理す
ると共に、各々の文書実体が編集されている場合に当該
編集文書の編集を行っているエディタ(文書表示編集処
理部12)とその最新編集時刻を管理する。つまり、編
集対象として存在する文書実体がどの文書実体と関係付
けられているか(関係情報)を保持すると共に、編集状
態管理部15から、文書表示編集処理部12で更新が行
なわれた(編集が開始された)文書名およびその文書の
更新を行なった(編集を開始した)文書表示編集処理部
12を管理するエディタ管理部17の識別番号IDを受
け取り保存する。
【0019】そして、関係情報管理部16は、ここで保
存している文書の間の関係情報と、編集を行っているエ
ディタの識別番号IDと、最新編集時刻の情報から、編
集を行なっている各エディタ管理部17に対して、編集
文書(編集が行なわれている文書)の最新更新時刻(最
新編集開始時刻)と当該編集文書に関係付けられた他の
文書の最新更新時刻(最新編集開始時刻)の前後関係を
通知する。なお、ここでの他の文書の最新更新時刻(最
新編集開始時刻)は文書格納部13から得る。
存している文書の間の関係情報と、編集を行っているエ
ディタの識別番号IDと、最新編集時刻の情報から、編
集を行なっている各エディタ管理部17に対して、編集
文書(編集が行なわれている文書)の最新更新時刻(最
新編集開始時刻)と当該編集文書に関係付けられた他の
文書の最新更新時刻(最新編集開始時刻)の前後関係を
通知する。なお、ここでの他の文書の最新更新時刻(最
新編集開始時刻)は文書格納部13から得る。
【0020】エディタ管理部17は、文書表示編集処理
部12および編集状態表示部14の組を内部に持つ1つ
の作業領域となるエディタ(編集ウィンドウ)を生成し
て表示画面に表示し、利用者からの操作内容を受け付け
るユーザインタフェースであり、また、ここでのマルチ
ウィンドウ管理手段18は、複数のエディタ(編集ウィ
ンドウ)を管理して、各々のエディタにおいて、それぞ
れに編集操作を可能とするためのマルチウィンドウシス
テム環境を提供するシステム制御部(オペレーティング
システム)であり、これらの各々のエディタは、表示装
置19の表示画面上に表示されて編集作業の操作が行わ
れる。
部12および編集状態表示部14の組を内部に持つ1つ
の作業領域となるエディタ(編集ウィンドウ)を生成し
て表示画面に表示し、利用者からの操作内容を受け付け
るユーザインタフェースであり、また、ここでのマルチ
ウィンドウ管理手段18は、複数のエディタ(編集ウィ
ンドウ)を管理して、各々のエディタにおいて、それぞ
れに編集操作を可能とするためのマルチウィンドウシス
テム環境を提供するシステム制御部(オペレーティング
システム)であり、これらの各々のエディタは、表示装
置19の表示画面上に表示されて編集作業の操作が行わ
れる。
【0021】このように構成される関係文書編集装置の
概略の動作を、1つの文書の編集操作を行う場合の各構
成要素の間での処理の流れに従って説明する。文書編集
を行う利用者が、入力装置11を用いて編集操作を行う
と、その編集操作の内容は、入力装置11からマルチウ
ィンドウ管理部18に通知され、マルチウィンドウ管理
部18により表示画面上の編集ウィンドウが判別され、
編集操作が行なわれた対象のエディタ管理部17に通知
されて、更に、編集操作の内容は文書表示編集処理部1
2に通知される。
概略の動作を、1つの文書の編集操作を行う場合の各構
成要素の間での処理の流れに従って説明する。文書編集
を行う利用者が、入力装置11を用いて編集操作を行う
と、その編集操作の内容は、入力装置11からマルチウ
ィンドウ管理部18に通知され、マルチウィンドウ管理
部18により表示画面上の編集ウィンドウが判別され、
編集操作が行なわれた対象のエディタ管理部17に通知
されて、更に、編集操作の内容は文書表示編集処理部1
2に通知される。
【0022】文書表示編集処理部12では、通知された
編集操作の内容に従って編集処理が行なわれた後、その
処理結果はエディタ管理部17を介して、マルチウィン
ドウ管理部18に通知され、表示装置19の表示画面上
の表示内容に反映される。また、この場合、各々のエデ
ィタ管理部17における処理結果も、マルチウィンドウ
管理部18を介して表示装置19に通知されて、表示画
面上の表示内容に反映される。
編集操作の内容に従って編集処理が行なわれた後、その
処理結果はエディタ管理部17を介して、マルチウィン
ドウ管理部18に通知され、表示装置19の表示画面上
の表示内容に反映される。また、この場合、各々のエデ
ィタ管理部17における処理結果も、マルチウィンドウ
管理部18を介して表示装置19に通知されて、表示画
面上の表示内容に反映される。
【0023】利用者の編集操作をこのようなユーザイン
タフェース処理により受け付け、表示画面上の編集文書
の表示内容に反映させる処理を行いながら、文書の編集
処理が進められる。この場合の文書の編集処理では、文
書表示編集処理部12が、文書格納部13に格納されて
いる文書実体を受け取り、文書内容の編集部分の表示を
行い、編集処理および更新処理を行う。この文書表示編
集処理部12が行った編集状態の情報(編集開始時刻お
よび編集終了時刻)および編集結果が文書格納部13に
格納される。
タフェース処理により受け付け、表示画面上の編集文書
の表示内容に反映させる処理を行いながら、文書の編集
処理が進められる。この場合の文書の編集処理では、文
書表示編集処理部12が、文書格納部13に格納されて
いる文書実体を受け取り、文書内容の編集部分の表示を
行い、編集処理および更新処理を行う。この文書表示編
集処理部12が行った編集状態の情報(編集開始時刻お
よび編集終了時刻)および編集結果が文書格納部13に
格納される。
【0024】編集状態管理部15は、各エディタ管理部
17における全ての文書表示編集処理部12を監視して
おり、ある文書表示編集処理部12で更新が行なわれた
(編集が開始された)場合、当該文書表示編集処理部1
2から更新が行なわれた(編集が開始された)文書名お
よびその文書の更新を行なった(編集を開始した)エデ
ィタ管理部17の識別番号IDを受け取る。そして、編
集状態管理部15から関係情報管理部16に対して、更
新が行なわれた(編集が開始された)文書名およびその
文書の更新を行なった(編集を開始した)エディタ管理
部17の識別番号IDを通知する。
17における全ての文書表示編集処理部12を監視して
おり、ある文書表示編集処理部12で更新が行なわれた
(編集が開始された)場合、当該文書表示編集処理部1
2から更新が行なわれた(編集が開始された)文書名お
よびその文書の更新を行なった(編集を開始した)エデ
ィタ管理部17の識別番号IDを受け取る。そして、編
集状態管理部15から関係情報管理部16に対して、更
新が行なわれた(編集が開始された)文書名およびその
文書の更新を行なった(編集を開始した)エディタ管理
部17の識別番号IDを通知する。
【0025】関係情報管理部16は、編集状態管理部1
5から通知された文書名から、自己が保存している関係
情報により、その編集文書に関係付けられた他の文書の
最終更新時刻(最終編集開始時刻)を文書格納部13に
問い合わせ、文書格納部13から最終更新時刻(最終編
集開始時刻)を受け取る。
5から通知された文書名から、自己が保存している関係
情報により、その編集文書に関係付けられた他の文書の
最終更新時刻(最終編集開始時刻)を文書格納部13に
問い合わせ、文書格納部13から最終更新時刻(最終編
集開始時刻)を受け取る。
【0026】そして、関係情報管理部16は、編集状態
管理部15から通知されたエディタ管理部17の識別番
号IDから、編集が行なわれているエディタ管理部17
を判別し、そのエディタ管理部17に対して、編集が行
なわれている文書の最終更新時刻(最終編集開始時刻)
と編集が行なわれている文書に関係付けられた文書の最
終更新時刻(最終編集開始時刻)の前後関係を通知す
る。この通知された内容を基づき、編集状態表示部14
は、利用者に対して編集中の文書に関係付けられた他の
文書の編集状態をメッセージを表示する。
管理部15から通知されたエディタ管理部17の識別番
号IDから、編集が行なわれているエディタ管理部17
を判別し、そのエディタ管理部17に対して、編集が行
なわれている文書の最終更新時刻(最終編集開始時刻)
と編集が行なわれている文書に関係付けられた文書の最
終更新時刻(最終編集開始時刻)の前後関係を通知す
る。この通知された内容を基づき、編集状態表示部14
は、利用者に対して編集中の文書に関係付けられた他の
文書の編集状態をメッセージを表示する。
【0027】図2は、本実施例の関係文書編集装置にお
ける編集状態表示処理の一連の流れを説明するフローチ
ャートである。ここで編集状態表示処理は、編集状態表
示部14,編集状態管理部15,および関係情報管理部
16の各々の処理要素により行なわれる処理に対応する
が、この編集状態表示処理を行う処理要素を別に設ける
ようにしても良い。
ける編集状態表示処理の一連の流れを説明するフローチ
ャートである。ここで編集状態表示処理は、編集状態表
示部14,編集状態管理部15,および関係情報管理部
16の各々の処理要素により行なわれる処理に対応する
が、この編集状態表示処理を行う処理要素を別に設ける
ようにしても良い。
【0028】次に、図2に示すフローチャートを参照し
て、編集状態表示処理の一連の処理の流れを説明する。
処理を開始すると、ステップ21において、エディタで
文書の編集/更新が行われた否かを判定する。編集/更
新が行われていない場合は、ここでの編集状態表示処理
を行なわなくても良いので、処理を終了とする。
て、編集状態表示処理の一連の処理の流れを説明する。
処理を開始すると、ステップ21において、エディタで
文書の編集/更新が行われた否かを判定する。編集/更
新が行われていない場合は、ここでの編集状態表示処理
を行なわなくても良いので、処理を終了とする。
【0029】ステップ21において、編集/更新が行わ
れたことが判定できると、次に、ステップ22に進み、
編集/更新の行われたエディタを判別するため、当該エ
ディタのIDおよび文書名(文書a)を抽出する。次
に、ステップ23において、集/更新の行われた文書
(文書a)とリンク付けされている文書名(文書b)を
全て抽出する。そして、次のステップ24において、編
集の行われた文書aのタイムスタンプ(最新編集時刻)
は、この文書aとリンク付けされている(関係付けられ
てる)別の文書bのタイムスタンプより新しいか否を判
定する。
れたことが判定できると、次に、ステップ22に進み、
編集/更新の行われたエディタを判別するため、当該エ
ディタのIDおよび文書名(文書a)を抽出する。次
に、ステップ23において、集/更新の行われた文書
(文書a)とリンク付けされている文書名(文書b)を
全て抽出する。そして、次のステップ24において、編
集の行われた文書aのタイムスタンプ(最新編集時刻)
は、この文書aとリンク付けされている(関係付けられ
てる)別の文書bのタイムスタンプより新しいか否を判
定する。
【0030】このステップ24の判定において、文書a
のタイムスタンプが新しいと判定された場合、ステップ
25に進み、文書aを編集しているエディタに「文書a
は編集されました。リンク付けされた文書bを取り込む
と、編集した内容が上書きされてしまいます。」という
メッセージ1を出力する。そして、次のステップ26に
おいて、リンク付けされた文書bを編集している全ての
エディタを抽出し、その各エディタに「文書bとリンク
付けされている文書aが編集されています。重複した作
業を行わないよう注意して下さい。」というメッセージ
3を出力する。そして、ステップ28に進む。
のタイムスタンプが新しいと判定された場合、ステップ
25に進み、文書aを編集しているエディタに「文書a
は編集されました。リンク付けされた文書bを取り込む
と、編集した内容が上書きされてしまいます。」という
メッセージ1を出力する。そして、次のステップ26に
おいて、リンク付けされた文書bを編集している全ての
エディタを抽出し、その各エディタに「文書bとリンク
付けされている文書aが編集されています。重複した作
業を行わないよう注意して下さい。」というメッセージ
3を出力する。そして、ステップ28に進む。
【0031】また、ステップ24の判定において、文書
bのタイムスタンプが新しいと判定された場合には、ス
テップ27に進み、文書aを編集しているエディタに
「文書aとリンク付けされている文書bが編集されてい
ます。重複した作業を行わないよう注意して下さい。」
というメッセージ2を出力する。そして、ステップ28
に進み、次に、ステップ28において、編集/更新の行
われた文書(文書a)とリンク付けされている全ての文
書bに対して処理を終了したか否かを判定し、全ての処
理を終了していない場合は、ステップ24に戻り、ステ
ップ24からの処理を繰り返し行う。また、全ての処理
を終了していると判定されると、ここでの編集状態表示
処理の一連の処理を終了する。
bのタイムスタンプが新しいと判定された場合には、ス
テップ27に進み、文書aを編集しているエディタに
「文書aとリンク付けされている文書bが編集されてい
ます。重複した作業を行わないよう注意して下さい。」
というメッセージ2を出力する。そして、ステップ28
に進み、次に、ステップ28において、編集/更新の行
われた文書(文書a)とリンク付けされている全ての文
書bに対して処理を終了したか否かを判定し、全ての処
理を終了していない場合は、ステップ24に戻り、ステ
ップ24からの処理を繰り返し行う。また、全ての処理
を終了していると判定されると、ここでの編集状態表示
処理の一連の処理を終了する。
【0032】このように、本実施例の関係文書編集装置
における主な処理の流れは、文書表示編集処理部12に
おける更新(編集開始)をトリガとして、上述のような
一連の処理の流れで編集状態表示処理が進み、関係を有
する各々の文書の間でそれぞれに文書の編集している各
々のエディタにおいて、各々の他の文書の編集状態をメ
ッセージ表示する処理の流れである。この処理は、各々
のエディタの編集ウィンドウに設けられた編集状態表示
部14が、関係を有する文書の編集状態を管理している
関係情報を関係情報管理部16から得て行う。
における主な処理の流れは、文書表示編集処理部12に
おける更新(編集開始)をトリガとして、上述のような
一連の処理の流れで編集状態表示処理が進み、関係を有
する各々の文書の間でそれぞれに文書の編集している各
々のエディタにおいて、各々の他の文書の編集状態をメ
ッセージ表示する処理の流れである。この処理は、各々
のエディタの編集ウィンドウに設けられた編集状態表示
部14が、関係を有する文書の編集状態を管理している
関係情報を関係情報管理部16から得て行う。
【0033】次に、具体的に文書編集を行う場合の操作
例を通して、この処理のメッセージ表示の処理例を説明
する。図3〜図6は、共通データを利用してそれぞれに
異なる文書の編集を行う複数の編集ウィンドウによる文
書編集の一例を説明する図である。図3〜図6におい
て、31はヒストグラムを用いた文書作成を行う第1編
集ウィンドウ(エディタa)、32は第1文書表示編集
領域(編集サブウィンドウ)、33は第1編集状態表示
領域(メッセージ表示サブウィンドウ)、34は折線グ
ラフを用いた文書作成を行う第2編集ウィンドウ(エデ
ィタb)、35は第2文書表示編集領域(編集サブウィ
ンドウ)、また、36は第2編集状態表示領域(メッセ
ージ表示サブウィンドウ)である。
例を通して、この処理のメッセージ表示の処理例を説明
する。図3〜図6は、共通データを利用してそれぞれに
異なる文書の編集を行う複数の編集ウィンドウによる文
書編集の一例を説明する図である。図3〜図6におい
て、31はヒストグラムを用いた文書作成を行う第1編
集ウィンドウ(エディタa)、32は第1文書表示編集
領域(編集サブウィンドウ)、33は第1編集状態表示
領域(メッセージ表示サブウィンドウ)、34は折線グ
ラフを用いた文書作成を行う第2編集ウィンドウ(エデ
ィタb)、35は第2文書表示編集領域(編集サブウィ
ンドウ)、また、36は第2編集状態表示領域(メッセ
ージ表示サブウィンドウ)である。
【0034】第1編集ウィンドウ31の第1文書表示編
集領域32においては、エディタaによりファイルAの
文書編集を行い、第2編集ウィンドウ34の第2文書表
示編集領域35においては、エディタbによりファイル
Bの文書編集を行うものとする。ファイルAの文書編集
では共通データによるヒストグラムを用いた文書編集を
行い、ファイルBの文書編集では共通データによる折線
グラフを用いた文書編集を行う。このため、ここでのフ
ァイルAおよびファイルBの文書の間の関係情報とし
て、関係情報管理部16において、ファイルAとファイ
ルBとの双方が互いにリンク付けされる情報が保存さ
れ、編集状態管理部15からの各々のファイルの編集処
理における編集状態を示すタイムスタンプが保存され
る。
集領域32においては、エディタaによりファイルAの
文書編集を行い、第2編集ウィンドウ34の第2文書表
示編集領域35においては、エディタbによりファイル
Bの文書編集を行うものとする。ファイルAの文書編集
では共通データによるヒストグラムを用いた文書編集を
行い、ファイルBの文書編集では共通データによる折線
グラフを用いた文書編集を行う。このため、ここでのフ
ァイルAおよびファイルBの文書の間の関係情報とし
て、関係情報管理部16において、ファイルAとファイ
ルBとの双方が互いにリンク付けされる情報が保存さ
れ、編集状態管理部15からの各々のファイルの編集処
理における編集状態を示すタイムスタンプが保存され
る。
【0035】また、この場合、各々のエディタによる文
書編集においては、ファイルAで編集している共通デー
タをファイルBの表示形態(折線グラフ)に変換した
後、ファイルBに取り込むことも、また、ファイルBを
ファイルAの表示形態(ヒストグラム)に変換した後に
ファイルAに取り込むことも可能である。
書編集においては、ファイルAで編集している共通デー
タをファイルBの表示形態(折線グラフ)に変換した
後、ファイルBに取り込むことも、また、ファイルBを
ファイルAの表示形態(ヒストグラム)に変換した後に
ファイルAに取り込むことも可能である。
【0036】編集操作を開始するには、図3に示すよう
に、第1編集ウィンドウ31および第2編集ウィンドウ
34を開いて、ファイルAの文書編集を行うエディタa
およびファイルBの文書編集を行うエディタbをそれぞ
れ起動する。そして、ファイルAにおけるヒストグラム
のデータをファイルBの表示形態(折線グラフ)に変換
した後、ファイルBに取り込み、エディタaおよびエデ
ィタbにより、ファイルAの文書編集およびファイルB
の文書編集をそれぞれに行えるようにする。
に、第1編集ウィンドウ31および第2編集ウィンドウ
34を開いて、ファイルAの文書編集を行うエディタa
およびファイルBの文書編集を行うエディタbをそれぞ
れ起動する。そして、ファイルAにおけるヒストグラム
のデータをファイルBの表示形態(折線グラフ)に変換
した後、ファイルBに取り込み、エディタaおよびエデ
ィタbにより、ファイルAの文書編集およびファイルB
の文書編集をそれぞれに行えるようにする。
【0037】この場合、例えば、第1編集ウィンドウ3
1の第1文書表示編集領域32において、エディタaに
よってファイルAのヒストグラムの編集操作を行うと、
この編集操作は、編集状態管理部15により監視されて
おり、関係情報管理部16に編集状態の情報(エディタ
の識別番号ID,タイムスタンプの情報)が通知され
る。これにより、関係情報管理部16は、エディタaお
よびエディタbにおけるそれぞれの編集状態表示部14
に対して、編集状態の情報を通知するので、エディタa
およびエディタbのそれぞれの編集状態表示部14が、
第1編集状態表示領域33および第2編集状態表示領域
36において編集状態の情報からそれぞれの編集状態を
メッセージ表示する。
1の第1文書表示編集領域32において、エディタaに
よってファイルAのヒストグラムの編集操作を行うと、
この編集操作は、編集状態管理部15により監視されて
おり、関係情報管理部16に編集状態の情報(エディタ
の識別番号ID,タイムスタンプの情報)が通知され
る。これにより、関係情報管理部16は、エディタaお
よびエディタbにおけるそれぞれの編集状態表示部14
に対して、編集状態の情報を通知するので、エディタa
およびエディタbのそれぞれの編集状態表示部14が、
第1編集状態表示領域33および第2編集状態表示領域
36において編集状態の情報からそれぞれの編集状態を
メッセージ表示する。
【0038】この結果、図4に示すように、第1編集状
態表示領域33には「ファイルAは編集されました。元
ファイルBを取り込むと編集内容が上書きされてしまう
可能性があります」というメッセージが表示され、ま
た、第2編集状態表示領域36には「ファイルBの元フ
ァイルAが編集されています。重複した作業を行わない
ように注意して下さい。」というメッセージが表示され
る。このような編集状態のメッセージ表示により、ファ
イルAおよびファイルBの編集作業を行う上の注意が喚
起され、無駄な重複する編集作業などを行わず、編集作
業が進められる。
態表示領域33には「ファイルAは編集されました。元
ファイルBを取り込むと編集内容が上書きされてしまう
可能性があります」というメッセージが表示され、ま
た、第2編集状態表示領域36には「ファイルBの元フ
ァイルAが編集されています。重複した作業を行わない
ように注意して下さい。」というメッセージが表示され
る。このような編集状態のメッセージ表示により、ファ
イルAおよびファイルBの編集作業を行う上の注意が喚
起され、無駄な重複する編集作業などを行わず、編集作
業が進められる。
【0039】更に、ここでのエディタaおよびエディタ
Bによる編集処理を進めて、図5に示すように、ファイ
ルAの編集内容(共通データ)をファイルBの表示形態
(折線グラフ)に変換した後、ファイルBに取り込む操
作を行うと、この操作によって各文書における編集状態
のタイムスタンプの内容が、関係情報管理部16におい
て更新され、第1編集状態表示領域33および第2編集
状態表示領域36の各々のメッセージは取り消される。
Bによる編集処理を進めて、図5に示すように、ファイ
ルAの編集内容(共通データ)をファイルBの表示形態
(折線グラフ)に変換した後、ファイルBに取り込む操
作を行うと、この操作によって各文書における編集状態
のタイムスタンプの内容が、関係情報管理部16におい
て更新され、第1編集状態表示領域33および第2編集
状態表示領域36の各々のメッセージは取り消される。
【0040】次に、このように状態において、例えば、
前述の編集操作とは逆に、図6に示すように、エディタ
b上によりファイルBの編集を行なうと、つまり、第2
編集ウィンドウ34の第2文書表示編集領域35におい
て、エディタbによってファイルBの折線グラフの編集
操作を行うと、この編集操作が編集状態管理部15によ
り監視されており、関係情報管理部16に対して、その
編集状態の情報が通知される。これは前述の場合と同様
である。
前述の編集操作とは逆に、図6に示すように、エディタ
b上によりファイルBの編集を行なうと、つまり、第2
編集ウィンドウ34の第2文書表示編集領域35におい
て、エディタbによってファイルBの折線グラフの編集
操作を行うと、この編集操作が編集状態管理部15によ
り監視されており、関係情報管理部16に対して、その
編集状態の情報が通知される。これは前述の場合と同様
である。
【0041】そして、これにより、関係情報管理部16
は、エディタaおよびエディタbのそれぞれの編集状態
表示部14に対して編集状態の情報を通知するので、エ
ディタaおよびエディタbのそれぞれの編集状態表示部
14が、第1編集状態表示領域33および第2編集状態
表示領域36において、通知された編集状態の情報から
それぞれの編集状態がメッセージ表示される。
は、エディタaおよびエディタbのそれぞれの編集状態
表示部14に対して編集状態の情報を通知するので、エ
ディタaおよびエディタbのそれぞれの編集状態表示部
14が、第1編集状態表示領域33および第2編集状態
表示領域36において、通知された編集状態の情報から
それぞれの編集状態がメッセージ表示される。
【0042】この結果、図6に示されるように、第2編
集状態表示領域36には「ファイルBは編集されまし
た。元ファイルAを取り込むと編集内容が上書きされて
しまう可能性があります」というメッセージが表示さ
れ、第1編集状態表示領域33には「ファイルAの元フ
ァイルBが編集されています。重複した作業を行わない
ように注意して下さい。」というメッセージが表示され
る。これによって、ファイルAおよびファイルBの編集
作業を行う上の注意が喚起され、無駄な重複する編集作
業などを行わないで、編集作業が進められる。
集状態表示領域36には「ファイルBは編集されまし
た。元ファイルAを取り込むと編集内容が上書きされて
しまう可能性があります」というメッセージが表示さ
れ、第1編集状態表示領域33には「ファイルAの元フ
ァイルBが編集されています。重複した作業を行わない
ように注意して下さい。」というメッセージが表示され
る。これによって、ファイルAおよびファイルBの編集
作業を行う上の注意が喚起され、無駄な重複する編集作
業などを行わないで、編集作業が進められる。
【0043】なお、ここで説明している実施例の関係文
書編集装置では、単一のディスプレイ上でのマルチウィ
ンドウ方式の表示制御を行うシステムにおいて、複数の
エディタを用いて文書編集を行う場合を例として説明し
ているが、複数のディスプレイを用いたネットワーク
(分散)環境におけるシステムでも、本実施例の関係文
書編集装置は同様に利用できる。すなわち、その場合に
は、ネットワークの各々の端末装置において、ディスプ
レイの表示画面上でそれぞれのエディタ管理部を動作さ
せ、ネットワークの通信プロトコルを利用してデータを
送受信して、互いの関係文書の編集状態のメッセージ表
示を行いながら編集処理が進められる。
書編集装置では、単一のディスプレイ上でのマルチウィ
ンドウ方式の表示制御を行うシステムにおいて、複数の
エディタを用いて文書編集を行う場合を例として説明し
ているが、複数のディスプレイを用いたネットワーク
(分散)環境におけるシステムでも、本実施例の関係文
書編集装置は同様に利用できる。すなわち、その場合に
は、ネットワークの各々の端末装置において、ディスプ
レイの表示画面上でそれぞれのエディタ管理部を動作さ
せ、ネットワークの通信プロトコルを利用してデータを
送受信して、互いの関係文書の編集状態のメッセージ表
示を行いながら編集処理が進められる。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の関係文
書編集装置によれば、複数の文書編集処理部(エディ
タ)に対しそれぞれに編集状態表示部が設けられ、関係
付けられた各々の編集文書の間の更新(編集開始)情報
など、他のエディタによる当該編集文書の編集状態を表
示するので、1つの文書編集処理部によって文書編集を
行う編集作業者は、各々が関係を有する複数の文書の編
集状態を知ることができ、誤った更新手続きや無駄な作
業を行うことなく、編集作業を進められる。
書編集装置によれば、複数の文書編集処理部(エディ
タ)に対しそれぞれに編集状態表示部が設けられ、関係
付けられた各々の編集文書の間の更新(編集開始)情報
など、他のエディタによる当該編集文書の編集状態を表
示するので、1つの文書編集処理部によって文書編集を
行う編集作業者は、各々が関係を有する複数の文書の編
集状態を知ることができ、誤った更新手続きや無駄な作
業を行うことなく、編集作業を進められる。
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかる関係文書編
集装置の要部の構成を示すブロック図、
集装置の要部の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は本実施例の関係文書編集装置における
編集状態表示処理の一連の流れを説明するフローチャー
ト、
編集状態表示処理の一連の流れを説明するフローチャー
ト、
【図3】 図3は共通データを利用してそれぞれに異な
る文書の編集を行う複数の編集ウィンドウによる文書編
集の一例を説明する第1の図、
る文書の編集を行う複数の編集ウィンドウによる文書編
集の一例を説明する第1の図、
【図4】 図4は共通データを利用してそれぞれに異な
る文書の編集を行う複数の編集ウィンドウによる文書編
集の一例を説明する第2の図、
る文書の編集を行う複数の編集ウィンドウによる文書編
集の一例を説明する第2の図、
【図5】 図5は共通データを利用してそれぞれに異な
る文書の編集を行う複数の編集ウィンドウによる文書編
集の一例を説明する第3の図、
る文書の編集を行う複数の編集ウィンドウによる文書編
集の一例を説明する第3の図、
【図6】 図6は共通データを利用してそれぞれに異な
る文書の編集を行う複数の編集ウィンドウによる文書編
集の一例を説明する第4の図である。
る文書の編集を行う複数の編集ウィンドウによる文書編
集の一例を説明する第4の図である。
11…入力装置、12…文書表示編集処理部、13…文
書格納部、14…編集状態表示部、15…編集状態管理
部、16…関係情報管理部、17…エディタ管理部、1
8…マルチウィンドウ管理部、19…表示装置、31…
第1編集ウィンドウ(エディタa)、32…第1文書表
示編集領域、33…第1編集状態表示領域、34…第2
編集ウィンドウ(エディタb)、35…第2文書表示編
集領域、36…第2編集状態表示領域。
書格納部、14…編集状態表示部、15…編集状態管理
部、16…関係情報管理部、17…エディタ管理部、1
8…マルチウィンドウ管理部、19…表示装置、31…
第1編集ウィンドウ(エディタa)、32…第1文書表
示編集領域、33…第1編集状態表示領域、34…第2
編集ウィンドウ(エディタb)、35…第2文書表示編
集領域、36…第2編集状態表示領域。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の編集文書の間の関係情報と各々の
編集文書に対する最新編集時刻とを管理する関係情報管
理手段と、 各々の編集文書に対する編集処理をそれぞれに行う複数
の編集処理手段と、 前記複数の編集処理手段によりそれぞれに編集処理が行
なわれている各編集文書の編集状態を管理する編集状態
管理手段と、 前記関係情報管理手段で管理されている関係情報と最新
編集時刻により、当該編集文書と関係付けられた他の編
集文書の最新の編集状態をメッセージ表示する編集状態
表示手段とを備えることを特徴とする関係文書編集装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192323A JPH0836570A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 関係文書編集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192323A JPH0836570A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 関係文書編集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0836570A true JPH0836570A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16289375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6192323A Pending JPH0836570A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 関係文書編集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0836570A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997025679A1 (fr) * | 1996-01-12 | 1997-07-17 | Hitachi, Ltd. | Procede et appareil de gestion de fichiers electroniques |
JPH11134225A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-05-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置 |
JP2010186309A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Toshiba Corp | 文書処理装置 |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP6192323A patent/JPH0836570A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997025679A1 (fr) * | 1996-01-12 | 1997-07-17 | Hitachi, Ltd. | Procede et appareil de gestion de fichiers electroniques |
JPH11134225A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-05-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置 |
JP2010186309A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Toshiba Corp | 文書処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |