JPH1021058A - アプリケーションモジュールのバージョン管理方法およびバージョン管理装置 - Google Patents
アプリケーションモジュールのバージョン管理方法およびバージョン管理装置Info
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- JPH1021058A JPH1021058A JP17764896A JP17764896A JPH1021058A JP H1021058 A JPH1021058 A JP H1021058A JP 17764896 A JP17764896 A JP 17764896A JP 17764896 A JP17764896 A JP 17764896A JP H1021058 A JPH1021058 A JP H1021058A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既にインストールされているアプリケーショ
ンのバージョンアップを正確に行う。 【解決手段】 インストールされているアプリケーショ
ンの各モジュールのバージョン情報を保存し、これとイ
ンストールしようとしているモジュールのバージョン情
報を比較し、古いバージョンに戻るインストールを行お
うとしている場合は作業者に警告を発して作業者の確認
を得てからインストールを行う。
ンのバージョンアップを正確に行う。 【解決手段】 インストールされているアプリケーショ
ンの各モジュールのバージョン情報を保存し、これとイ
ンストールしようとしているモジュールのバージョン情
報を比較し、古いバージョンに戻るインストールを行お
うとしている場合は作業者に警告を発して作業者の確認
を得てからインストールを行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
を構成するアプリケーションモジュール（以下、モジュ
ールと呼ぶ）のバージョンの管理に関する。
を構成するアプリケーションモジュール（以下、モジュ
ールと呼ぶ）のバージョンの管理に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年のハードウェア技術の進歩につれて
コンピュータの高速化が進み、それに伴ってアプリケー
ションが大規模化する傾向にある。アプリケーションの
大規模化傾向は、それを構成するモジュールの数が増え
る傾向にあることを意味している。
コンピュータの高速化が進み、それに伴ってアプリケー
ションが大規模化する傾向にある。アプリケーションの
大規模化傾向は、それを構成するモジュールの数が増え
る傾向にあることを意味している。
【０００３】一方、アプリケーションは新機能の追加や
不具合の修正などの理由によりバージョンアップを受け
るが、多数のモジュールで構成されるアプリケーション
のバージョンアップにおいては、全モジュールのバージ
ョンが一括して更新されるということはほとんどなく、
追加される新機能や修正すべき不具合と直接関係のある
モジュール群のみがバージョンアップを受けることにな
る。
不具合の修正などの理由によりバージョンアップを受け
るが、多数のモジュールで構成されるアプリケーション
のバージョンアップにおいては、全モジュールのバージ
ョンが一括して更新されるということはほとんどなく、
追加される新機能や修正すべき不具合と直接関係のある
モジュール群のみがバージョンアップを受けることにな
る。
【０００４】このようなバージョンアップが何度か繰り
返されると、同一のアプリケーションにバージョンの異
なるモジュールが混在するようになり、各モジュールが
最新のバージョンであるかどうかは一見しただけでは判
断できなくなる。
返されると、同一のアプリケーションにバージョンの異
なるモジュールが混在するようになり、各モジュールが
最新のバージョンであるかどうかは一見しただけでは判
断できなくなる。
【０００５】このため、アプリケーションのバージョン
アップのためのインストールを行う場合、従来は既にイ
ンストールされているモジュールのバージョンとこれか
らインストールしようとしているモジュールのバージョ
ンを画面上に表示したり、プリンタで印字してインスト
ール作業をする者が比較してインストール作業を行って
いた。
アップのためのインストールを行う場合、従来は既にイ
ンストールされているモジュールのバージョンとこれか
らインストールしようとしているモジュールのバージョ
ンを画面上に表示したり、プリンタで印字してインスト
ール作業をする者が比較してインストール作業を行って
いた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】アプリケーションを構
成するモジュールの数そのものが少ない場合や、バージ
ョンアップを行おうとしているモジュールの数が少ない
場合は従来の方法によって対処しても問題は少ないが、
構成するモジュールの数と一度の作業で扱うモジュール
の数が増加すると、従来の方法では対処が困難になって
いる。
成するモジュールの数そのものが少ない場合や、バージ
ョンアップを行おうとしているモジュールの数が少ない
場合は従来の方法によって対処しても問題は少ないが、
構成するモジュールの数と一度の作業で扱うモジュール
の数が増加すると、従来の方法では対処が困難になって
いる。
【０００７】本発明と同様に、ソフトウェアの構成コン
ポーネント、即ちモジュールのバージョンを比較する提
案として特開平１−２７３１２９号「製品版数管理方
式」（以下、引例１と呼ぶ）がある。
ポーネント、即ちモジュールのバージョンを比較する提
案として特開平１−２７３１２９号「製品版数管理方
式」（以下、引例１と呼ぶ）がある。
【０００８】引例１では、ソフトウェア製品を構成する
各コンポーネントの版数と、コンポーネント群を統合制
御するソフトウェア製品の版数を製品版数管理テーブル
として記録している。
各コンポーネントの版数と、コンポーネント群を統合制
御するソフトウェア製品の版数を製品版数管理テーブル
として記録している。
【０００９】しかし、引例１では各コンポーネントの追
加・削除・変更が自動的に行われるために、インストー
ル作業をする者にはどのコンポーネントが追加・削除・
変更を受けたのか分からない。このために、大きなバー
ジョンアップの直後などに発生しやすい動作上の不具合
に対して、バージョンアップを取り消して元のバージョ
ンに戻すといった柔軟な対処が困難である。
加・削除・変更が自動的に行われるために、インストー
ル作業をする者にはどのコンポーネントが追加・削除・
変更を受けたのか分からない。このために、大きなバー
ジョンアップの直後などに発生しやすい動作上の不具合
に対して、バージョンアップを取り消して元のバージョ
ンに戻すといった柔軟な対処が困難である。
【００１０】また本発明と同様に、バージョンの新旧を
比較してインストールされているアプリケーションのバ
ージョンを管理する装置として特開平７−１９１８３６
号「基本動作プログラムのアップバージョンチェック装
置」（以下、引例２と呼ぶ）が提案されている。
比較してインストールされているアプリケーションのバ
ージョンを管理する装置として特開平７−１９１８３６
号「基本動作プログラムのアップバージョンチェック装
置」（以下、引例２と呼ぶ）が提案されている。
【００１１】この装置は、新しい機能プログラムを追加
するためのインストールをして基本動作プログラムのバ
ージョンアップを行うときに必要な判断を簡略化するた
めの装置である。
するためのインストールをして基本動作プログラムのバ
ージョンアップを行うときに必要な判断を簡略化するた
めの装置である。
【００１２】引例２においても新しい機能プログラムの
追加・変更は自動的に行われるので引例１と同様の問題
を生じる。また引例２は基本動作プログラムに関し、本
発明の扱うアプリケーションは含まれていない。
追加・変更は自動的に行われるので引例１と同様の問題
を生じる。また引例２は基本動作プログラムに関し、本
発明の扱うアプリケーションは含まれていない。
【００１３】更に、引例１及び引例２においては、イン
ストール作業が実行されたのか実行されされなかったの
か、実行されなかったとしたらその理由は何かなどのメ
ッセージをインストール作業者に必ずしも伝達しなかっ
た。
ストール作業が実行されたのか実行されされなかったの
か、実行されなかったとしたらその理由は何かなどのメ
ッセージをインストール作業者に必ずしも伝達しなかっ
た。
【００１４】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明による複数のモジュールから構成さ
れるアプリケーションのインストールに関するバージョ
ン管理方法では、既にインストールされている各モジュ
ールのバージョン情報を保存するバージョン情報保存段
階と、これからインストールしようとする各モジュール
のバージョンとバージョン情報保存段階に保存された既
にインストールされている当該モジュールのバージョン
情報を比較するバージョン比較段階と、バージョン比較
段階による比較結果に従ってインストール作業をする者
に警告を発する警告段階と、バージョン比較段階による
比較結果に従ってモジュールの追加、削除及び変更のい
ずれかによるモジュールの書換えを行うか否かを各モジ
ュールごとに行うモジュール書換段階と、バージョン比
較段階の結果及び警告段階のいずれか一方または両方を
ユーザーインターフェースに出力する出力段階とを含む
ことを特徴とするバージョン管理方法を提案している。
するために、本発明による複数のモジュールから構成さ
れるアプリケーションのインストールに関するバージョ
ン管理方法では、既にインストールされている各モジュ
ールのバージョン情報を保存するバージョン情報保存段
階と、これからインストールしようとする各モジュール
のバージョンとバージョン情報保存段階に保存された既
にインストールされている当該モジュールのバージョン
情報を比較するバージョン比較段階と、バージョン比較
段階による比較結果に従ってインストール作業をする者
に警告を発する警告段階と、バージョン比較段階による
比較結果に従ってモジュールの追加、削除及び変更のい
ずれかによるモジュールの書換えを行うか否かを各モジ
ュールごとに行うモジュール書換段階と、バージョン比
較段階の結果及び警告段階のいずれか一方または両方を
ユーザーインターフェースに出力する出力段階とを含む
ことを特徴とするバージョン管理方法を提案している。
【００１５】さらに、インストール作業をする者が出力
段階による出力結果を元にして各モジュールの追加、削
除、変更及び無変更のいずれかひとつを選択する段階で
ある選択段階をバージョン管理方法に追加したものも提
案している。
段階による出力結果を元にして各モジュールの追加、削
除、変更及び無変更のいずれかひとつを選択する段階で
ある選択段階をバージョン管理方法に追加したものも提
案している。
【００１６】また、上記のバージョン管理方法を用いた
バージョン管理装置として、上記の各段階を手段に置き
換えたバージョン管理装置を提案している。
バージョン管理装置として、上記の各段階を手段に置き
換えたバージョン管理装置を提案している。
【００１７】
【発明の実施の形態】図１は本発明のバージョン管理方
法による第１の実施の形態であるモジュールのバージョ
ンアップの処理を表すフローチャートである。
法による第１の実施の形態であるモジュールのバージョ
ンアップの処理を表すフローチャートである。
【００１８】モジュールのインストールを開始すると
（「モジュールのインストール開始」ステップ１）、ま
ず、外部記憶装置にインストールしようとしているモジ
ュール（以下、検討モジュールと呼ぶ）と同じアプリケ
ーションの同名のモジュールがあるか検索する（「新規
インストール」ステップ２１）。
（「モジュールのインストール開始」ステップ１）、ま
ず、外部記憶装置にインストールしようとしているモジ
ュール（以下、検討モジュールと呼ぶ）と同じアプリケ
ーションの同名のモジュールがあるか検索する（「新規
インストール」ステップ２１）。
【００１９】「新規インストール」ステップ２１の条件
分岐でＹＥＳとなった場合、つまり同アプリケーション
の同名モジュールがインストールしようとしている外部
記憶装置にない場合、検討モジュールは新規に追加され
たモジュールとしてバージョン履歴管理情報に追加され
（「バージョン履歴管理情報に追記」ステップ２２）、
検討モジュールをインストールして（「インストールを
行う」ステップ４）処理を終了する（「処理の終了」ス
テップ５）。
分岐でＹＥＳとなった場合、つまり同アプリケーション
の同名モジュールがインストールしようとしている外部
記憶装置にない場合、検討モジュールは新規に追加され
たモジュールとしてバージョン履歴管理情報に追加され
（「バージョン履歴管理情報に追記」ステップ２２）、
検討モジュールをインストールして（「インストールを
行う」ステップ４）処理を終了する（「処理の終了」ス
テップ５）。
【００２０】「新規インストール」ステップ２１の条件
分岐でＮＯとなった場合、つまり同アプリケーションの
同名モジュールが既にインストールされている場合、同
名のモジュールが既にインストールされていることをイ
ンストール作業者に告げる警告メッセージを発し（「警
告メッセージ出力」ステップ２３）、既にインストール
されているモジュール（以下、現モジュールと呼ぶ）と
検討モジュールのバージョンを比較する（「バージョン
が新しい」ステップ２４）。
分岐でＮＯとなった場合、つまり同アプリケーションの
同名モジュールが既にインストールされている場合、同
名のモジュールが既にインストールされていることをイ
ンストール作業者に告げる警告メッセージを発し（「警
告メッセージ出力」ステップ２３）、既にインストール
されているモジュール（以下、現モジュールと呼ぶ）と
検討モジュールのバージョンを比較する（「バージョン
が新しい」ステップ２４）。
【００２１】「バージョンが新しい」ステップ２４の条
件分岐でＹＥＳとなった場合、つまり検討モジュールの
方が新しいバージョンである場合、バージョン履歴管理
情報を更新して（「バージョン履歴管理情報の変更」ス
テップ２５）、現モジュールを削除して代わりに検討モ
ジュールをインストールし（「インストールを行う」ス
テップ４）、処理を終了する（「処理の終了」ステップ
５）。
件分岐でＹＥＳとなった場合、つまり検討モジュールの
方が新しいバージョンである場合、バージョン履歴管理
情報を更新して（「バージョン履歴管理情報の変更」ス
テップ２５）、現モジュールを削除して代わりに検討モ
ジュールをインストールし（「インストールを行う」ス
テップ４）、処理を終了する（「処理の終了」ステップ
５）。
【００２２】「バージョンが新しい」ステップ２４の条
件分岐でＮＯとなった場合、つまり現モジュールの方が
新しいバージョンである場合、検討モジュールをインス
トールしてもよいかインストール作業者に確認する
（「誤ったインストール」ステップ２６）。
件分岐でＮＯとなった場合、つまり現モジュールの方が
新しいバージョンである場合、検討モジュールをインス
トールしてもよいかインストール作業者に確認する
（「誤ったインストール」ステップ２６）。
【００２３】「誤ったインストール」ステップ２６の条
件分岐でＹＥＳとなった場合、つまり検討モジュールの
インストールを中止する場合、そのまま処理を終了する
（「処理の終了」ステップ５）。
件分岐でＹＥＳとなった場合、つまり検討モジュールの
インストールを中止する場合、そのまま処理を終了する
（「処理の終了」ステップ５）。
【００２４】「誤ったインストール」ステップ２６の条
件分岐でＮＯとなった場合、つまり現モジュールよりも
古いバージョンである検討モジュールをインストールす
る場合、バージョン履歴管理情報を更新して（「バージ
ョン履歴管理情報の変更」ステップ２５）、現モジュー
ルを削除して代わりに検討モジュールをインストールし
（「インストールを行う」ステップ４）、処理を終了す
る（「処理の終了」ステップ５）。
件分岐でＮＯとなった場合、つまり現モジュールよりも
古いバージョンである検討モジュールをインストールす
る場合、バージョン履歴管理情報を更新して（「バージ
ョン履歴管理情報の変更」ステップ２５）、現モジュー
ルを削除して代わりに検討モジュールをインストールし
（「インストールを行う」ステップ４）、処理を終了す
る（「処理の終了」ステップ５）。
【００２５】図２は本発明のバージョン管理方法による
第２の実施の形態であるモジュールのバージョンアップ
の処理を表すフローチャートである。
第２の実施の形態であるモジュールのバージョンアップ
の処理を表すフローチャートである。
【００２６】第１の実施の形態では「バージョン履歴管
理情報の追記」ステップ３および「バージョン履歴管理
情報の変更」ステップ６の後に「インストールを行う」
ステップ８を行っているのに対し、第２の実施の形態で
は「インストールを行う」ステップ１２の後に「バージ
ョン履歴管理情報の修正」ステップ１３を行っていると
いう点で、第１と第２の実施の形態は異なる。第１の実
施の形態では、「バージョン履歴管理情報の追記」ステ
ップ３および「バージョン履歴管理情報の変更」ステッ
プ６から「インストールを行う」ステップ８に移行する
間になんらかの不具合が生じて「インストールを行う」
ステップ８が実行されなかった場合、バージョン履歴管
理情報は更新されているがモジュールの書換えは実行さ
れていないといった状況が起こり得る。第２の実施の形
態ではモジュールの書換えを実行した後にバージョン履
歴管理情報を更新することで、モジュールの書換えが実
行される確実さを優先させることができる。その他の点
については同じである。
理情報の追記」ステップ３および「バージョン履歴管理
情報の変更」ステップ６の後に「インストールを行う」
ステップ８を行っているのに対し、第２の実施の形態で
は「インストールを行う」ステップ１２の後に「バージ
ョン履歴管理情報の修正」ステップ１３を行っていると
いう点で、第１と第２の実施の形態は異なる。第１の実
施の形態では、「バージョン履歴管理情報の追記」ステ
ップ３および「バージョン履歴管理情報の変更」ステッ
プ６から「インストールを行う」ステップ８に移行する
間になんらかの不具合が生じて「インストールを行う」
ステップ８が実行されなかった場合、バージョン履歴管
理情報は更新されているがモジュールの書換えは実行さ
れていないといった状況が起こり得る。第２の実施の形
態ではモジュールの書換えを実行した後にバージョン履
歴管理情報を更新することで、モジュールの書換えが実
行される確実さを優先させることができる。その他の点
については同じである。
【００２７】図３は図１及び図２で説明したバージョン
管理方法を実行するバージョン管理装置である。
管理方法を実行するバージョン管理装置である。
【００２８】図示されたバージョン管理装置２０は本体
コンピュータ２１、外部記憶装置ａ２２、外部記憶装置
ｂ２３、ディスプレイ装置２４、入力装置２５からな
る。また、本体コンピュータ２０は通信回線を介して他
の情報処理装置と接続されている。
コンピュータ２１、外部記憶装置ａ２２、外部記憶装置
ｂ２３、ディスプレイ装置２４、入力装置２５からな
る。また、本体コンピュータ２０は通信回線を介して他
の情報処理装置と接続されている。
【００２９】本体コンピュータ２１はＣＰＵ、メインメ
モリ、入出力制御装置等を含む装置であり、パーソナル
コンピュータやワークステーションの本体装置に相当す
る。
モリ、入出力制御装置等を含む装置であり、パーソナル
コンピュータやワークステーションの本体装置に相当す
る。
【００３０】この本体コンピュータ２１はアプリケーシ
ョンまたはモジュールのインストールに際して前述のバ
ージョン管理方法をコンピュータプログラムにしたバー
ジョン管理プログラムとして実行する。ここで本体コン
ピュータ２１はバージョン管理プログラムに従って実行
するバージョン管理方法の各段階に応じた状態をとり、
これらの状態はバージョン管理方法の各段階を実行する
装置に相当している。
ョンまたはモジュールのインストールに際して前述のバ
ージョン管理方法をコンピュータプログラムにしたバー
ジョン管理プログラムとして実行する。ここで本体コン
ピュータ２１はバージョン管理プログラムに従って実行
するバージョン管理方法の各段階に応じた状態をとり、
これらの状態はバージョン管理方法の各段階を実行する
装置に相当している。
【００３１】また、外部記憶装置ａ２２はアプリケーシ
ョンがインストールされる外部記憶装置であり、ハード
ディスク装置が代表的な例である。外部記憶装置ｂ２３
は記憶媒体の交換が可能な外部記憶装置であり、フロッ
ピーディスク装置、光磁気ディスク装置などのドライブ
装置とその記憶媒体が例である。
ョンがインストールされる外部記憶装置であり、ハード
ディスク装置が代表的な例である。外部記憶装置ｂ２３
は記憶媒体の交換が可能な外部記憶装置であり、フロッ
ピーディスク装置、光磁気ディスク装置などのドライブ
装置とその記憶媒体が例である。
【００３２】更に、ディスプレイ装置２４は文字、画像
を表示する装置であり、ＣＲＴ表示装置、液晶表示装
置、プラズマディスプレイ装置等である。入力装置２５
はキーボード、マウスなどである。
を表示する装置であり、ＣＲＴ表示装置、液晶表示装
置、プラズマディスプレイ装置等である。入力装置２５
はキーボード、マウスなどである。
【００３３】次に外部記憶装置ａ２２にアプリケーショ
ンモジュールをインストールするときのバージョン管理
装置２０の動作を説明する。ここでは、本発明のバージ
ョン管理方法による第１の実施の形態である図１のフロ
ーチャートをコンピュータプログラムにして実行したと
きの動作を説明する。
ンモジュールをインストールするときのバージョン管理
装置２０の動作を説明する。ここでは、本発明のバージ
ョン管理方法による第１の実施の形態である図１のフロ
ーチャートをコンピュータプログラムにして実行したと
きの動作を説明する。
【００３４】最初に、バージョン管理装置２０に検討モ
ジュールが送信される。検討モジュールの送信元は外部
記憶装置ｂ２３または通信回線を介した他の情報処理装
置である。
ジュールが送信される。検討モジュールの送信元は外部
記憶装置ｂ２３または通信回線を介した他の情報処理装
置である。
【００３５】検討モジュールを受信したバージョン管理
装置２０は、外部記憶装置ａ２２に記憶されたバージョ
ン履歴管理ファイル中の該当する現モジュールと検討モ
ジュールのバージョン情報を比較する。
装置２０は、外部記憶装置ａ２２に記憶されたバージョ
ン履歴管理ファイル中の該当する現モジュールと検討モ
ジュールのバージョン情報を比較する。
【００３６】図４は各モジュールについてバージョン履
歴管理ファイルが保存する情報の例である。図４（ａ）
はファイル名とバージョン数を保存する例、図４（ｂ）
はファイル名と日付を保存する例であり、バージョン履
歴管理ファイルとしての機能を持つためには最低限これ
ら２組のどちらかの情報が必要である。図４（ｃ）、図
４（ｄ）で追加されている情報はインストール作業者が
バージョン履歴管理ファイルのみを閲覧するときの便宜
を図って追加されている。
歴管理ファイルが保存する情報の例である。図４（ａ）
はファイル名とバージョン数を保存する例、図４（ｂ）
はファイル名と日付を保存する例であり、バージョン履
歴管理ファイルとしての機能を持つためには最低限これ
ら２組のどちらかの情報が必要である。図４（ｃ）、図
４（ｄ）で追加されている情報はインストール作業者が
バージョン履歴管理ファイルのみを閲覧するときの便宜
を図って追加されている。
【００３７】現モジュールと検討モジュールのバージョ
ン情報を比較して検討モジュールのファイル名と同じフ
ァイル名である現モジュールが存在しない場合、検討モ
ジュールは新規にインストールされるモジュールと判断
されて、バージョン履歴管理ファイルに追記され、外部
記憶装置ａ２２にインストールされて処理が終了する。
ン情報を比較して検討モジュールのファイル名と同じフ
ァイル名である現モジュールが存在しない場合、検討モ
ジュールは新規にインストールされるモジュールと判断
されて、バージョン履歴管理ファイルに追記され、外部
記憶装置ａ２２にインストールされて処理が終了する。
【００３８】検討モジュールに該当する現モジュールの
バージョン情報が存在する場合、既に同名のモジュール
が存在することをインストール作業者に警告するメッセ
ージをディスプレイ装置２４に表示する。
バージョン情報が存在する場合、既に同名のモジュール
が存在することをインストール作業者に警告するメッセ
ージをディスプレイ装置２４に表示する。
【００３９】検討モジュールが現モジュールより新しい
バージョンである場合、バージョン履歴管理ファイルの
該当するバージョン情報を変更し、現モジュールを検討
モジュールに書き換えて処理を終了する。
バージョンである場合、バージョン履歴管理ファイルの
該当するバージョン情報を変更し、現モジュールを検討
モジュールに書き換えて処理を終了する。
【００４０】検討モジュールが現モジュールより古いバ
ージョンである場合、インストール作業者が誤って作業
している可能性があるので、バージョン管理装置２０は
古いバージョンをインストールしてもよいかインストー
ル作業者に確認を求めるメッセージをディスプレイ装置
２４に表示し、これに対するインストール作業者の答を
入力装置２５から受信する。
ージョンである場合、インストール作業者が誤って作業
している可能性があるので、バージョン管理装置２０は
古いバージョンをインストールしてもよいかインストー
ル作業者に確認を求めるメッセージをディスプレイ装置
２４に表示し、これに対するインストール作業者の答を
入力装置２５から受信する。
【００４１】インストールが正しいものであるとの答を
入力装置２５から受信したバージョン管理装置２０は、
バージョン履歴管理ファイルの該当するバージョン情報
を変更し、現モジュールを検討モジュールに書き換えて
処理を終了する。
入力装置２５から受信したバージョン管理装置２０は、
バージョン履歴管理ファイルの該当するバージョン情報
を変更し、現モジュールを検討モジュールに書き換えて
処理を終了する。
【００４２】インストールが誤ったものである場合、そ
のまま処理を終了する。
のまま処理を終了する。
【００４３】
【発明の効果】以上のように、本発明のバージョン管理
方法およびバージョン管理装置によれば、多数のモジュ
ールから構成されるアプリケーションの一部のモジュー
ルのみのバージョンアップも正確に行うことができる。
方法およびバージョン管理装置によれば、多数のモジュ
ールから構成されるアプリケーションの一部のモジュー
ルのみのバージョンアップも正確に行うことができる。
【００４４】また、モジュールのバージョンアップだけ
ではなく、インストール作業者の意識的な操作によって
モジュールのバージョンを古いものに戻すこともでき
る。
ではなく、インストール作業者の意識的な操作によって
モジュールのバージョンを古いものに戻すこともでき
る。
【図１】本発明の第１の実施の形態であるモジュールの
バージョンアップの処理を表すフローチャート図であ
る。
バージョンアップの処理を表すフローチャート図であ
る。
【図２】本発明の第２の実施の形態であるモジュールの
バージョンアップの処理を表すフローチャート図であ
る。
バージョンアップの処理を表すフローチャート図であ
る。
【図３】本発明の１実施の形態であるバージョン管理装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図４】バージョン履歴管理ファイルの例である。
１、１０ モジュールのインストール開始 ２、５、７、１１、１６、１７ 処理ステップ ３ バージョン履歴管理情報の追記 ４、１５ 警告メッセージ出力処理 ６ バージョン履歴管理情報の変更 ８、１２ インストール処理 ９、１４ 処理の終了 １３ バージョン履歴管理情報の修正 ２０ バージョン管理装置 ２１ 本体コンピュータ ２２ 外部記憶装置ａ ２３ 外部記憶装置ｂ ２４ ディスプレイ装置 ２５ 入力装置
Claims (6)
- 【請求項１】 複数のアプリケーションモジュールから
構成されるアプリケーションのインストールに関するバ
ージョン管理方法において、 既にインストールされている前記各アプリケーションモ
ジュールのバージョン情報を保存するバージョン情報保
存段階と、 インストールしようとする各アプリケーションモジュー
ルのバージョンと、前記バージョン情報保存段階に保存
された既にインストールされている当該アプリケーショ
ンモジュールのバージョン情報を比較するバージョン比
較段階と、 前記バージョン比較段階による比較結果に従って前記ア
プリケーションモジュールの追加、削除及び変更のいず
れかによるアプリケーションモジュールの書換えを行う
か否かを各アプリケーションモジュールごとに決定して
実行するモジュール書換段階とを含むことを特徴とする
バージョン管理方法。 - 【請求項２】 請求項１記載のバージョン管理方法にお
いて、さらに、前記バージョン比較段階による比較結果
に従ってインストール作業をする者に警告を発する警告
段階とを含むことを特徴とするバージョン管理方法。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２のいずれかに記載
のバージョン管理方法において、さらに、インストール
作業をする者が前記出力段階による出力結果を元にして
前記各アプリケーションモジュールの追加、削除、変更
及び無変更のいずれかひとつを選択する段階である選択
段階を含むことを特徴とするバージョン管理方法。 - 【請求項４】 複数のアプリケーションモジュールから
構成されるアプリケーションのインストールに関するバ
ージョン管理装置において、 既にインストールされている前記各アプリケーションモ
ジュールのバージョン情報を保存するバージョン情報保
存手段と、 インストールしようとする各アプリケーションモジュー
ルのバージョンと、前記バージョン情報保存手段に保存
された既にインストールされている当該アプリケーショ
ンモジュールのバージョン情報を比較するバージョン比
較手段と、 前記バージョン比較手段による比較結果に従って前記ア
プリケーションモジュールの追加、削除及び変更のいず
れかによるアプリケーションモジュールの書換えを行う
か否かを各アプリケーションモジュールごとに決定して
実行するモジュール書換手段とを備えることを特徴とす
るバージョン管理装置。 - 【請求項５】 請求項４記載のバージョン管理装置にお
いて、さらに、前記バージョン比較手段による比較結果
に従ってインストール作業をする者に警告を発する警告
手段を備えることを特徴とするバージョン管理装置。 - 【請求項６】 請求項４又は請求項５のいずれかに記載
のバージョン管理装置において、さらに、インストール
作業をする者が前記出力手段による出力結果を元にして
前記各アプリケーションモジュールの追加、削除、変更
及び無変更のいずれかひとつを選択する手段である選択
手段を備えることを特徴とするバージョン管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17764896A JPH1021058A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | アプリケーションモジュールのバージョン管理方法およびバージョン管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17764896A JPH1021058A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | アプリケーションモジュールのバージョン管理方法およびバージョン管理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1021058A true JPH1021058A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16034675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17764896A Pending JPH1021058A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | アプリケーションモジュールのバージョン管理方法およびバージョン管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1021058A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1124896A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Fuji Xerox Co Ltd | ソフトウェアインストール方法 |
| JP2002544429A (ja) * | 1999-05-11 | 2002-12-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | プログラミング可能な制御装置を有する自動車用診断テスト装置 |
| US6877037B1 (en) | 1999-09-09 | 2005-04-05 | Nec Corporation | Method of updating client's installed data in response to a user-triggered event |
| JP2009134474A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Brother Ind Ltd | ファームウェア書き換え方法、ファームウェア書き換えプログラム、およびファームウェア管理装置 |
| JP2009277253A (ja) * | 2002-02-14 | 2009-11-26 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理装置制御プログラム |
| JP2010204991A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Mitsubishi Electric Corp | プラント監視装置セットアップシステム |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP17764896A patent/JPH1021058A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1124896A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Fuji Xerox Co Ltd | ソフトウェアインストール方法 |
| JP2002544429A (ja) * | 1999-05-11 | 2002-12-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | プログラミング可能な制御装置を有する自動車用診断テスト装置 |
| US6877037B1 (en) | 1999-09-09 | 2005-04-05 | Nec Corporation | Method of updating client's installed data in response to a user-triggered event |
| JP2009277253A (ja) * | 2002-02-14 | 2009-11-26 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理装置制御プログラム |
| JP2009134474A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Brother Ind Ltd | ファームウェア書き換え方法、ファームウェア書き換えプログラム、およびファームウェア管理装置 |
| JP2010204991A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Mitsubishi Electric Corp | プラント監視装置セットアップシステム |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990922 |