JPH08190543A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH08190543A
JPH08190543A JP7001818A JP181895A JPH08190543A JP H08190543 A JPH08190543 A JP H08190543A JP 7001818 A JP7001818 A JP 7001818A JP 181895 A JP181895 A JP 181895A JP H08190543 A JPH08190543 A JP H08190543A
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JP7001818A
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Baku Tamura
バク 田村
Takanori Kawamura
恭範 川村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書処理に関し、ある文書ファイルに他のフ
ァイルを結合した場合に、他のファイルと結合先のファ
イルとで、文書更新をリンクすることができる文書処理
装置を目的とする。 【構成】 主文書処理部1と副文書処理部5と、これら
に接続されたリンク処理部3とからなる文書処理装置で
あって、主文書処理部1は、編集操作に基づいて編集対
象のファイル2に対する編集処理を行うとともに、前記
編集操作が、結合部分6に対する編集操作である場合
に、編集情報をリンク処理部3に通知し、リンク処理部
3は、主文書処理部1より通知された編集情報を、副文
書処理部5に通知し、副文書処理部5は、リンク処理部
3より通知された編集情報に基づいて、被結合ファイル
7を編集するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、あるファイルに他のフ
ァイルを結合した場合に、他のファイルと結合先のファ
イルとで、当該他のファイルの文書更新をリンクするこ
とができる文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】文書処理
部が操作者等の入力に従って文書を作成し、ファイルと
して保管し、必要に応じて保管したファイルの更新を行
うことができる文書処理装置は広く使用されている。
【0003】一般に文書処理装置には、例えば作成する
文書の使用される分野等に応じて、複数の異なる種類の
文書処理部を置くことができる。ファイル更新の態様と
して、例えば第1のファイルの更新において、別の第2
のファイルの文書を読み込んで結合することも、しばし
ば行われる。
【0004】その場合に、更新結果の新しい第1のファ
イルは、元の第1のファイルの所要の結合位置に、第2
のファイルの文書を挿入/連結した構成になり、別に、
元の第2のファイルはそのまま第2のファイルとして保
管されている。
【0005】ファイルの内容によっては、そのようにし
て結合されたファイルの内容について、元のファイル
(例えば前記第2のファイル)と結合先(前記の新第1
のファイル)の対応部分(第2のファイルの内容部分)
との間で、結合後も内容が同一に維持されることが必要
な場合がある。
【0006】即ち、第2のファイルの更新が行われた場
合には、第1のファイルの対応部分も同様に更新し、又
第1のファイルで第2のファイル部分の更新をしたとき
は、第2のファイルにも、同じ更新を反映させること
が、適当に遅滞無く行われることが望まれるような状況
がある。
【0007】しかし、そのようなファイル内容の一致化
は、ファイルを更新する操作者等の認識に依存するの
で、各種不注意による不一致の発生や、一致化が遅延す
る等の問題がある。
【0008】本発明は、前記のようなファイル内容の一
致化を自動的に実行することができる文書処理装置を目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の構成を
示すブロック図である。図は文書処理装置の構成であっ
て、主文書処理部1と副文書処理部5と、これらに接続
されたリンク処理部3とからなる文書処理装置である。
【0010】主文書処理部1は、編集操作に基づいて編
集対象のファイル2に対する編集処理を行うとともに、
前記編集操作が、結合部分6に対する編集操作である場
合に、編集情報をリンク処理部3に通知する。
【0011】リンク処理部3は、主文書処理部1より通
知された編集情報を、副文書処理部5に通知する。副文
書処理部5は、リンク処理部3より通知された編集情報
に基づいて、被結合ファイル7を編集する。
【0012】
【作用】本発明の文書処理装置により、或る第1のファ
イルに他の第2のファイルを結合部分として結合した場
合には、第1及び第2のファイルのリンクが設定され、
以後は第2のファイルの内容文書について、両ファイル
の一方で更新が行われると、リンク処理部を介して自動
的に、他方のファイルも該当部分を同じ内容に更新する
ように制御される。
【0013】なお、このようなリンク関係は、システム
の運用等に従い、特定の種類のファイル、特定の更新
等、対象を限定してよく、従ってファイルを更新した所
定の場合のみに行うようにしてよい。
【0014】
【実施例】図2は本発明の実施例を示すブロック図であ
り、図の各文書処理部11a、bは、それぞれ以下に説明
するようにして、図1の主文書処理部1又は副文書処理
部5に対応し、リンク処理部13は図1のリンク処理部3
に対応する。
【0015】文書処理部11aと11bとは、異なる文書処
理機能を有するものであっても、同一の文書処理機能を
有するものであってもよい。各文書処理部11a、b及び
リンク処理部13は、管理部10の管理下で実行され、キー
ボード等からなる入力装置17、ディスプレイ装置等から
なる出力装置15、作成された文書のファイル12を保存す
る磁気ディスク記憶装置等からなるファイル装置16と情
報を授受することにより、文書処理装置を構成する。
【0016】各文書処理部11a、b、リンク処理部13及
び管理部10は、例えば処理装置(CPU)18によるプロ
グラムの実行によって実現される。各文書処理部11a、
bは入力装置17から入力される指示及び文字列に基づい
て文書を作成して、そのファイルをファイル装置16に格
納し、又指示されたファイルをファイル装置16から読み
出して更新を行う通常の文書処理装置の機能を実行する
と共に、後述のようにリンク処理部13と共にファイル間
のリンクに関する本発明による処理を行う。
【0017】以下に、図2の文書処理装置による処理
を、図3及び図4の処理の流れ図を共に参照して説明す
る。例えば文書処理部11aは、入力装置17からの要求指
示入力によって管理部10によって起動されると、処理ス
テップ20で指示入力に従って新規ファイルの作成か、既
成ファイルの更新かを識別し、新規作成であれば処理ス
テップ21に進んで、リンク制御情報を新設し、自身の文
書処理部名を登録する。
【0018】リンク制御情報は、システム内にファイル
に対応させて存在すればよいが、例えばファイル内に設
ける管理情報領域に置く。リンク制御情報は、例えば図
6に説明的に示すように、前記の自文書処理部名の他
に、後述のようにして使用するための、結合ファイル情
報からなる。
【0019】文書処理部名は、例えば各文書処理部11
a、bの機能を実現するための、異なる文書処理ごとの
プログラムのプログラム名で表される。既成ファイルの
更新の場合には、指定のファイル12をファイル装置16か
ら読み込んで、処理ステップ22で、そのリンク制御情報
14について、有効な結合ファイル情報があるか識別す
る。
【0020】結合ファイル情報には2種類を設け、例え
ば図6に示すように、第1の種類の結合ファイル情報
は、そのファイルに結合した他のファイルを示す結合フ
ァイル名、及び結合した位置を示す結合位置情報を、例
えば自文書内の行位置で開始行及び終了行として示すも
のとし、第2の種類の結合ファイル情報は、そのファイ
ルを被結合ファイルとして結合した先の他のファイル名
を示すものとし、後述のようにして登録される。
【0021】なお、上記から明らかなように、結合ファ
イルとはファイルの一部又は全部が他のファイルの一部
又は全部と一致することを保証されたファイルであり、
被結合ファイルとは、他の結合ファイルの一部又は全部
として複写されているファイルであり、且つ、本例では
被結合ファイルは常にファイルの実体全部が複写される
ものとして説明する。
【0022】有効な結合ファイル情報が無い場合には直
ちに処理ステップ24に進むが、有効な結合ファイル情報
が有れば(即ち、自身のファイルに結合ファイルを結合
している場合又は自身が被結合ファイルになっている場
合)、処理ステップ23でそれらの各結合ファイル情報に
示されるファイル名をリンク処理部13に通知し、リンク
処理部13によりそれらのファイルの編集処理を起動させ
る。
【0023】即ち、リンク処理部13は、図5の処理ステ
ップ50で処理を識別して、文書処理部11bを起動すべき
処理であれば、処理ステップ51で、通知されたファイル
名のファイル12のリンク制御情報14を読む。
【0024】次に処理ステップ52で、そこに登録されて
いる文書処理部名によって、文書処理部11bを起動し、
処理ステップ53で必要な起動パラメータ等の情報を渡し
て、該当ファイルの編集処理を行う状態にする処理を、
処理ステップ54で未処理ファイルの有無を識別して、通
知された全ファイル名を処理するまで繰り返す(起動さ
れた文書処理部11bの処理例を、図4について後述す
る)。
【0025】以上の後、入力装置17からの指定で起動さ
れた文書処理部11aは処理ステップ24に進み、入力装置
17からの各種指示入力に従う文書の作成/編集処理を、
以下に述べる本発明による処理以外は、通常のように実
行する。
【0026】それらの指示入力について、処理ステップ
25〜27で識別し、それが「終了」の指示であれば、処理
ステップ28で処理結果のファイルをファイル格納装置16
に格納し、又リンクして起動している他の文書処理部11
bがある場合には、リンク処理部13に終了を通知して処
理を終わる。そこでリンク処理部13は、各文書処理部11
bに終了を通知する。
【0027】他のファイルを読み込んで結合する処理を
行った場合には、処理ステップ26から処理ステップ29に
進んで、リンク制御情報に結合した他のファイルについ
ての前記の結合ファイル情報を登録し、処理ステップ30
でリンク処理部13に対して、当該他のファイルについて
の編集処理を起動するように通知した後、処理ステップ
24を実行する状態に戻る。
【0028】前記処理ステップ23の場合と同様に、そこ
でリンク処理部13は、指定のファイル12のリンク制御情
報14を読み、そこに登録されている文書処理部名によっ
て、文書処理部11bを起動し、該当ファイルの編集処理
を行う状態にする処理を、処理ステップ51〜54により実
行する。
【0029】その際、処理ステップ53では、その文書処
理部11bに対して、被結合ファイルとなったことを示す
ように、前記の第2の種類の結合ファイル情報の登録を
行う指示を渡す。
【0030】リンク制御情報14に登録されている他のフ
ァイルを組み込んだ領域を更新した場合には、文書処理
部11aは処理ステップ27でそのことを識別すると、処理
ステップ31でその更新内容、即ちファイル名、当ファイ
ル内の更新位置、更新データ等を含む更新処理内容、を
リンク処理部13に通知して、相手の文書処理部11bに中
継させた後、処理ステップ24に戻る。
【0031】ここで、リンク処理部13は図5の処理ステ
ップ55で、通知されたファイル名のファイルの文書処理
部11b(処理ステップ23又は処理ステップ30で起動され
ている)に対して、通知された更新処理内容を伝える。
【0032】図4は、前記のようにして処理ステップ23
又は処理ステップ30で、リンク処理部13が起動し、又は
処理ステップ31で更新内容を受け取った、他の文書処理
部11bの処理の流れの一例を示す図である。
【0033】即ち、文書処理部11bは起動されると処理
ステップ40で、リンク処理部13から指定されたファイル
12を読み込み、はじめて被結合ファイルとなったために
前記処理ステップ30により起動された場合には、前記第
2の種類の結合ファイル情報を作成し、リンク処理部13
から通知されている結合先のファイル名を、被結合ファ
イル名として登録する。
【0034】次に処理ステップ41でそのリンク制御情報
14について、結合ファイル情報があるか識別し、有効な
結合ファイル情報が有れば(言わば孫以降の結合ファイ
ルが有る場合)、処理ステップ42で、前記処理ステップ
23の場合と同様に、それらの各結合ファイル情報に示さ
れるファイル名をリンク処理部13に通知して、所要の各
第3の文書処理部11c(図示せず)を起動する(対応す
るリンク処理部の処理は図5の処理ステップ51〜54を参
照)。
【0035】以上の処理の後、処理ステップ43で、前記
処理ステップ31(又は後述の処理ステップ47)の処理に
よりリンク処理部13から受け取る更新処理内容による更
新処理を実行し、リンク処理部13から終了の通知を受け
た場合には処理ステップ44で識別して、通常のファイル
更新終了と同様に終了処理に入る。
【0036】又前記処理ステップ27、31と同様に、処理
ステップ45で、更新が自ファイルに結合している他のフ
ァイルの部分について行われたか識別し、その該当する
状況の場合には処理ステップ46でその更新内容をリンク
処理部13に通知して、相手の文書処理部11cに中継させ
た後、処理ステップ43に戻る。
【0037】このときリンク処理部13は前記と同様に処
理ステップ55で、通知されたファイル名のファイルの文
書処理部11c(処理ステップ42で起動されている)に対
して、通知された更新処理内容を伝える。
【0038】図7は以上の処理の状況を、出力装置15の
画面上の表示例によって説明する図であり、図7(a)の
ようにファイルA(丸印で示す)を表示して編集作業を
行っていて、ファイルB(三角印で示す)を読み込み
(b) のように結合すると、ファイルBの文書処理部が起
動されて、例えば(c) のように別のウインドウが追加表
示される。
【0039】その状態で、ファイルAの編集中にファイ
ルBの部分を、例えば(d) のように変更する(図に変更
部分を黒三角で示す) と、前記説明の通り自動的に元の
ファイルBが更新されて、更新結果が(e)のように表示
される。
【0040】以上の説明では、例として或るファイルX
の編集時には、そのファイルXにリンクするファイルY
1、Y2、Y3、......が自動的にすべて編集状態にされる
ものとしたが、システムの運用上適当する場合等には、
操作者が適当な方法で指定した場合のみ、指定された他
ファイルYiのみを編集状態にするようにしてもよい。
【0041】又、リンク関係の管理対象を限定する場合
には、例えばファイルの種類をファイル名等で識別可能
とし、例えば特定の種類のファイルが被結合ファイルに
なった場合についてのみ、結合ファイル情報の登録を行
うようにする。
【0042】又、本例では被結合ファイルはファイルの
実体全体が複写されるものとして説明したが、リンク制
御情報を詳細化する等により、ファイルの一部を被結合
ファイル(の結合部分)として複写することを許すシス
テムにすることができることは明らかである。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、或る第1のファイルに他の第2のファイルを結
合した場合には、リンク制御情報により、第1及び第2
のファイルのリンクが設定され、以後は第2のファイル
の内容文書について、両ファイルの一方で更新が行われ
ると、リンク処理部を介して自動的に、他方のファイル
も該当部分を同じ内容に更新するように制御されるの
で、ファイル内容の一致化が自動的に管理され、文書管
理において内容の保全性を高めるという著しい効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示すブロック図
【図2】 本発明の実施例構成を示すブロック図
【図3】 本発明の処理の流れ図(その1)
【図4】 本発明の処理の流れ図(その2)
【図5】 本発明の処理の流れ図(その3)
【図6】 リンク制御情報の例を説明する図
【図7】 本発明の表示例を説明する図
【符号の説明】
1 主文書処理部 2、12 ファイル 3、13 リンク処理部 5 副文書処理部 7 被結合ファイル 6 結合部 11a、11b 文書処理部 14 リンク制御情報 10 管理部 15 出力装置 16 ファイル装置 17 入力装置 18 処理装置 20〜31、40〜46、50〜55 処理ステップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主文書処理部と副文書処理部と、これら
    に接続されたリンク処理部とからなる文書処理装置であ
    って、 前記主文書処理部は、編集操作に基づいて編集対象のフ
    ァイルに対する編集処理を行うとともに、前記編集操作
    が、結合部分に対する編集操作である場合に、編集情報
    をリンク処理部に通知し、 前記リンク処理部は、前記主文書処理部より通知された
    編集情報を、前記副文書処理部に通知し、 前記副文書処理部は、前記リンク処理部より通知された
    編集情報に基づいて、被結合ファイルを編集することを
    特徴とする文書処理装置。
JP7001818A 1995-01-10 1995-01-10 文書処理装置 Withdrawn JPH08190543A (ja)

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JP7001818A JPH08190543A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 文書処理装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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