JP2003308236A - ファイル処理装置、及びプログラム - Google Patents

ファイル処理装置、及びプログラム

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JP2003308236A JP2002115955A JP2002115955A JP2003308236A JP 2003308236 A JP2003308236 A JP 2003308236A JP 2002115955 A JP2002115955 A JP 2002115955A JP 2002115955 A JP2002115955 A JP 2002115955A JP 2003308236 A JP2003308236 A JP 2003308236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、ユーザがファイル作成毎に
関連付け作業を行うことなく、対象ファイルが編集され
た時間と同じ時間に参照されていた他のファイルを容易
に検索できるようにすることである。 【解決手段】 本発明の実施の形態を適用したファイル
処理装置1は、編集対象のファイルのオープン日時、更
新日時、クローズ日時をファイル履歴テーブル151に
登録するとともに、対象ファイルの編集中に参照したフ
ァイルのオープン日時、クローズ日時、及び対象ファイ
ルの編集中に更新したファイルのオープン日時、更新日
時、クローズ日時を登録することにより、対象ファイル
を後日再編集するとき、ファイル履歴テーブル151に
登録された編集履歴に基づいて、前回、対象ファイルを
編集した際に参照、更新されたファイルを検索、表示で
きるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル処理装
置、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファイル管理の方法として、ファ
イル毎に作成日時及び更新日時を設定し、ファイルの更
新日時から所望のファイルを検索する方法が知られてい
る。これは、ファイル検索の検索条件として更新日時を
指定することにより、指定した日時に更新されたファイ
ルの検索を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファイル管理では、ファイル毎に、ファイル履歴情報と
して、作成日時、更新日時のみが設定されているため、
編集対象であるファイル(以下、対象ファイルと称す)
の編集中に、複数のファイルを使用した場合、これらの
関連ファイルが、対象ファイルと同時刻に更新されてい
ない限りは、対象ファイルと、各使用ファイルとを関連
付けることができなかった。従って、後日、上記対象フ
ァイルを再編集する際、更新日時によるファイル検索機
能を利用して、前回の編集時に使用したファイルを全て
探し出すのは困難であるという問題があった。特に、対
象ファイルの編集中に参照のみを行ったファイルは、対
象ファイル編集中に更新されていないため、対象ファイ
ルの再編集時に、上記ファイル検索機能を利用して、関
連する使用ファイルを探し出すのは不可能であった。
【0004】また、従来のファイル管理においては、相
互に参照し合う複数のファイルを作成して、各々のファ
イルを異なるフォルダで管理している場合は、再編集時
のファイル検索作業を軽減させるために、ユーザ各自
が、手動で各相互参照ファイルを同一フォルダにコピー
する等の作業を行うことによって、各相互参照ファイル
間の関連付けが行われていた。しかしながら、各相互参
照ファイルを同一フォルダにコピーする作業は、ユーザ
にとって面倒である上に、作業効率が悪いという問題が
あった。また、ユーザ毎にコピーしたファイルを有する
と、ファイルの2重管理となり、包括的なファイル管理
が煩雑になってしまっていた。
【0005】本発明の課題は、ユーザがファイル作成毎
に関連付け作業を行うことなく、対象ファイルが編集さ
れた時間と同じ時間に参照されていた他のファイルを容
易に検索できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ファイル処理された各ファイルの編集開始日時及び編集
終了日時を登録する登録手段と、前記登録手段により登
録された各ファイルの編集開始日時及び編集終了日時に
基づいて、前記ファイル処理された各ファイルの中で、
編集対象ファイルが編集された間に参照されていたファ
イルを検索する検索手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0007】請求項1記載の発明によれば、ファイル処
理された各ファイルの編集開始日時及び編集終了日時に
基づいて、各ファイル間を自動的に関連付けることによ
り、ユーザがファイル作成毎に関連付け作業を行うこと
なく、編集対象ファイルが編集された間に参照されてい
た他のファイルを容易に検索することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明する。
【0009】図1は、本発明の実施の形態を適用したフ
ァイル処理装置1の内部構成を示す図である。図1に示
すように、ファイル処理装置1は、CPU11、入力部
12、表示部13、RAM14、記憶装置15を備えて
構成され、各部はバス16により接続されている。
【0010】CPU(Central Processing Unit)11
は、記憶装置15に格納されている各種アプリケーショ
ンプログラムを読み出してRAM14内の図示しないプ
ログラム格納エリアに展開し、これら各プログラムに基
づく各種処理を実行し、処理結果をRAM14内のワー
クエリア(図示略)に一時的に格納するとともに表示部
13に表示する。CPU11は、更に、入力部12から
入力された指示信号に基づいて、前記処理結果を記憶装
置15内の指示された保存先に保存する。
【0011】具体的には、CPU11は、入力部12か
らの指示信号に基づいて、記憶装置15内に格納された
ファイルの編集処理を実行する(図3参照)。また、こ
のファイル編集処理において、ファイルのオープン日
時、更新日時、及びクローズ日時をファイル履歴テーブ
ル151に登録するファイル履歴テーブル登録処理を実
行する(図4参照)。更に、CPU11は、対象ファイ
ルの編集中に参照したファイルや、対象ファイルの編集
中に更新されたファイルのファイル名を表示するファイ
ル履歴表示処理を実行する(図7参照)。
【0012】入力部12は、テンキーや各種ファンクシ
ョンキーを有し、そのキー操作による押下信号をCPU
11に出力する。
【0013】表示部13は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成さ
れ、CPU11から入力される表示信号に従って、所要
の表示処理を行う。表示部13における表示例を図8、
及び図9に示す。
【0014】RAM(Random Access Memory)14は、
CPU11により実行される上記処理プログラムや各種
アプリケーションプログラムを、RAM14内の図示し
ないプログラム格納領域に展開するとともに、入力指
示、入力データ、及び上記処理プログラムが実行される
際に生じる処理結果等を、図示しないワークエリアに一
時的に格納する。
【0015】記憶装置15は、プログラム、データ等が
予め記憶されており、磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体メモリなど、CPU11で読み取り可能な記録
媒体を含んだ構成である。この記録媒体は、CD−RO
M、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等
の固定的な媒体を含む。また、この記録媒体に格納する
プログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサー
バやクライアントからWAN(Wide Area Network)、
LAN(Local Area Network)などのネットワークを介
して図示しない伝送制御部から受信する構成にしてもよ
く、更に、記録媒体は、ネットワーク上に構築されたサ
ーバやクライアントの記録媒体であってもよい。
【0016】この記憶装置15は、ファイル処理装置1
に対応する各種アプリケーションプログラム、ファイル
編集処理プログラム、ファイル履歴テーブル登録処理プ
ログラム、ファイル履歴表示処理プログラム、及び各処
理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0017】また、記憶装置15は、記憶装置15内に
記憶された各ファイルの編集履歴を格納したファイル履
歴テーブル151を有している。このファイル履歴テー
ブル151は、図2に示すように、ファイル毎に「ファ
イル名」、「オープン」、「更新」、及び「クローズ」
の各項目を対応付けて記憶しており、「ファイル名」と
しては、上記各ファイルのファイル名を記憶し、「オー
プン」としては、上記各ファイルがオープンされた日時
を記憶し、「更新」としては、上記各ファイルの更新日
時を記憶し、「クローズ」としては、上記各ファイルの
クローズ日時(終了日時)を記憶している。
【0018】次に、本実施の形態の動作を説明する。図
3、図4、及び図7は、本願発明に係る実施の形態の動
作を説明するためのフローチャートである。これらのフ
ローチャートは、本願発明の実施の形態が適用されたフ
ァイル処理装置1を構成するコンピュータに各機能を実
現させるためのプログラムを説明する為のものである。
このプログラムはCPU11が読み取り可能なプログラ
ムコードの形態で記録媒体に格納されている例で説明す
るが、全ての機能を記録媒体に格納する必要はなく、必
要に応じて、その一部若しくは全部を通信ネットワーク
を介して、図示しない伝送制御部から受信して実現する
ようにしてもよい。
【0019】まず、図3を参照して、ファイル処理装置
1において実行されるファイル編集処理について説明す
る。
【0020】入力部12のキー操作により、記憶装置1
5内に格納されたファイルのオープンが指示されると、
CPU11は、オープン指示のあったファイルを記憶装
置15から読み出して、RAM14内に設けられたメモ
リエリア(ワークエリア)に展開し、当該ファイルのオ
ープン処理を行う(ステップS101)。次いで、CP
U11は、後述するファイル履歴テーブル登録処理(図
4のフローチャート)のプログラムに渡すファイル処理
フラグを「オープン」に設定し(ステップS102)、
当該ファイルがオープンされた日時をファイル履歴テー
ブル151に登録するファイル履歴テーブル登録処理を
行う(ステップS103、図4参照)。
【0021】次いで、入力部12のキー操作により、ス
テップS101でオープンされたファイルの編集指示が
あると、CPU11は、この編集指示に従って、RAM
14内のメインメモリの展開内容を変更し、当該ファイ
ルの編集処理を開始する(ステップS104)。
【0022】入力部12から、ステップS104で編集
が開始されたファイルの更新指示があった場合(ステッ
プS105;YES)、CPU11は、当該ファイルの
更新処理を行い(ステップS106)、図4に示すファ
イル履歴テーブル登録処理のプログラムに渡すファイル
処理フラグを「更新」に設定する(ステップS10
7)。次いで、CPU11は、当該ファイルの更新日時
をファイル履歴テーブル151に登録するファイル履歴
テーブル登録処理を実行し(ステップS108、図4参
照)、入力部12による当該ファイルの終了指示を待機
する(ステップS109)。
【0023】ステップS105において、ステップS1
04で編集が開始されたファイルの更新指示がない場合
は(ステップS105;NO)、CPU11は、ステッ
プS109に移行する。
【0024】ステップS109において、上記ファイル
の終了指示がない間は(ステップS109;NO)、C
PU11は、ステップS104に戻り、当該ファイルの
編集処理を続行させる。ステップS109において、入
力部12から上記ファイルの終了指示があった場合は
(ステップS109;YES)、CPU11は、RAM
14内のメインメモリに展開されたファイルを削除し、
当該ファイルのクローズ処理を行う(ステップS11
0)。
【0025】次いで、CPU11は、図4に示すファイ
ル履歴テーブル登録処理のプログラムに渡すファイル処
理フラグを「クローズ」に設定し(ステップS11
1)、上記ファイルのクローズ日時(終了日時)をファ
イル履歴テーブル151に登録するファイル履歴テーブ
ル登録処理を実行し(ステップS112、図4参照)、
ファイル編集処理を終了する。
【0026】次に、図4を参照して、図3のファイル編
集処理のステップS103、S108、S112におけ
るファイル履歴テーブル登録処理について説明する。
【0027】まず、CPU11は、図3のファイル編集
処理で渡されたファイル処理フラグを取得し(ステップ
S201)、ステップS201で取得したファイル処理
フラグが「オープン」であるか否かを判定する(ステッ
プS202)。
【0028】ステップS202において、ステップS2
01で取得したファイル処理フラグが「オープン」であ
る場合は(ステップS202;YES)、CPU11
は、このファイル処理フラグが「オープン」のファイル
のファイル名を、ファイル履歴テーブル151の「ファ
イル名」項目に登録するとともに(ステップS20
3)、当該ファイルのオープン日時を、ファイル履歴テ
ーブル151の「オープン」項目に登録し(ステップS
204)、ファイル履歴テーブル登録処理を終了する。
図5(a)に、ファイル処理装置1内のディレクトリho
me内に格納されたファイル「ファイル_000.txt」のファ
イル名、及びファイルオープン日時が登録されたファイ
ル履歴テーブル151の例を示す。
【0029】ステップS202において、ステップS2
01で取得したファイル処理フラグが「オープン」では
ない場合、CPU11は、上記取得フラグが「更新」で
あるか否かを判定する(ステップS211)。
【0030】ステップS211において、ステップS2
01で取得したファイル処理フラグが「更新」である場
合(ステップS211;YES)、CPU11は、ファ
イル履歴テーブル151において、このファイル処理フ
ラグが「更新」のファイルの検索を開始し(ステップS
212)、ステップS212の検索で抽出したファイル
の更新日時を、ファイル履歴テーブル151の「更新」
項目に登録し(ステップS213)、ファイル履歴テー
ブル登録処理を終了する。図5(a)に示したファイル
履歴テーブル151に、更新日時が登録された例を図5
(b)に示す。
【0031】ステップS211において、ステップS2
01で取得したファイル処理フラグが「更新」ではない
場合、CPU11は、上記取得フラグが「クローズ」で
あるか否かを判定する(ステップS221)。
【0032】ステップS221において、ステップS2
01で取得したファイル処理フラグが「クローズ」であ
る場合(ステップS221;YES)、CPU11は、
ファイル履歴テーブル151において、このファイル処
理フラグが「クローズ」のファイルの検索を開始し(ス
テップS222)、ステップS222の検索で抽出した
ファイルのクローズ日時(終了日時)を、ファイル履歴
テーブル151の「クローズ」項目に登録し(ステップ
S223)、ファイル履歴テーブル登録処理を終了す
る。図5(b)に示したファイル履歴テーブル151
に、クローズ日時が登録された例を図5(c)に示す。
【0033】ステップS201で取得したファイル処理
フラグが「オープン」、「更新」、「クローズ」の何れ
でもない場合は(ステップS221;NO)、CPU1
1は、ファイル履歴テーブル登録処理を終了する。
【0034】図3に示したファイル編集処理、及び図4
に示したファイル履歴テーブル登録処理により作成され
たファイル履歴テーブル151の例を図6に示す。図6
では、対象ファイル「/home/ファイル_000.txt」の編集
中(即ち、対象ファイルのオープン日時からクローズ日
時までの間)に、参照したファイル、及び更新したファ
イルの履歴を示している。
【0035】図6のファイル履歴テーブル151に登録
された各ファイルのうち、「更新」項目に何も登録され
ていないファイル、即ち、更新履歴のないファイル「/h
ome/ファイル_001.txt」、「/home/ファイル_002.tx
t」、及び「/home/ファイル_004.txt」は、対象ファイ
ルの編集中にオープンされて、更新せずにクローズされ
ている。従って、これら更新履歴のない3つのファイル
は、対象ファイルの編集中に参照されたファイルであ
る。
【0036】一方、図6のファイル履歴テーブル151
に登録された各ファイルのうち、対象ファイル以外で、
更新履歴のあるファイル「/home/ファイル_003.txt」及
び「/home/ファイル_002.txt」は、対象ファイルの編集
中にオープン、更新、クローズされている。従って、こ
れら2つのファイルは、対象ファイルの編集中に更新さ
れたファイルである。
【0037】次に、図7を参照して、対象ファイルの再
編集の際に、ファイル処理装置1により実行されるファ
イル履歴表示処理について説明する。
【0038】対象ファイルを再編集の際に、入力部12
の操作により、当該対象ファイルの編集履歴の表示指示
があると、CPU11は、まず、ファイル履歴テーブル
151から、当該対象ファイルのオープン日時T0を取
得する(ステップS301)。次いで、CPU11は、
ファイル履歴テーブル151から、上記対象ファイルの
クローズ日時Tcを取得する(ステップS302)。オ
ープン日時T0からクローズ日時Tcまでの時間が、上記
対象ファイルの編集時間となる。
【0039】次いで、CPU11は、入力部12の操作
による対象ファイルの編集履歴の表示指示により、履歴
表示モードを取得し(ステップS303)、ステップS
303で取得した履歴表示モードが、「参照」であるか
否かを判定する(ステップS304)。
【0040】ステップS304において、ステップS3
03で取得した表示モードが「参照」である場合(ステ
ップS304;YES)、CPU11は、ファイル履歴
テーブル151内の、上記対象ファイルの編集時間内に
オープンされたファイルの中から、更新履歴がないファ
イルを検索する(ステップS305)。
【0041】次いで、CPU11は、表示部13に対
し、ステップS305の検索により抽出されたファイル
名の表示を指示する表示信号を出力する。表示部13
は、CPU11からの表示信号に従って、該当ファイル
のファイル名を表示し(ステップS306)、ファイル
履歴表示処理を終了する。
【0042】図6に示したファイル履歴テーブル151
では、対象ファイル「/home/ファイル_000.txt」の編集
時間内に参照されたファイル、即ち、オープンされて更
新履歴のないファイルは、「/home/ファイル_001.tx
t」、「/home/ファイル_002.txt」、及び「/home/ファ
イル_004.txt」であることから、表示部13には、図8
に示すように、これら参照ファイルのファイル名が表示
される。
【0043】ステップS304において、ステップS3
03で取得した表示モードが「参照」ではない場合(ス
テップS304;NO)、CPU11は、上記取得した
表示モードが「編集」であるか否かを判定する(ステッ
プS310)。
【0044】ステップS310において、ステップS3
03で取得した表示モードが「編集」である場合(ステ
ップS310;YES)、CPU11は、ファイル履歴
テーブル151内の、上記対象ファイルの編集時間内に
更新されたファイルを検索する(ステップS311)。
【0045】次いで、CPU11は、表示部13に対
し、ステップS311の検索により抽出されたファイル
名の表示を指示する表示信号を出力する。表示部13
は、CPU11からの表示信号に従って、該当ファイル
のファイル名を表示し(ステップS306)、ファイル
履歴表示処理を終了する。
【0046】例えば、図6に示したファイル履歴テーブ
ル151では、対象ファイル「/home/ファイル_000.tx
t」の編集時間内に更新されたファイルは、「/home/フ
ァイル_003.txt」、「/home/ファイル_005.txt」である
ことから、表示部13には、図9に示すように、これら
更新ファイルのファイル名が表示される。
【0047】ステップS310において、ステップS3
03で取得した表示モードが「参照」、「編集」のどち
らでもない場合は、CPU11は、ファイル履歴表示処
理を終了する。
【0048】以上のように、本実施の形態のファイル処
理装置1によれば、対象ファイルの編集中に使用したフ
ァイル(参照されたファイル、更新されたファイル)の
オープン日時、クローズ日時等の履歴をファイル履歴テ
ーブル151に登録し、後日、対象ファイルを再編集す
る際に、ファイル履歴テーブル151に登録された履歴
から、当該対象ファイルの前回の編集中に使用したファ
イルを検索して、表示部13に表示できるようにしたこ
とにより、対象ファイルの再編集作業の効率化を図るこ
とができる。
【0049】特に、対象ファイルの編集中に参照のみが
行われたファイルであっても、その参照ファイルのオー
プン日時、及びクローズ日時が、ファイル履歴テーブル
151に登録されることで、対象ファイルの再編集の
際、ファイル処理装置1のユーザは、当該参照ファイル
を探し出す必要がなくなる。
【0050】例えば、本実施の形態のファイル処理装置
1において、複数のファイルを抜粋して作成された概要
書のファイルを、後日編集する場合、作成ファイルを指
定するだけで、抜粋元ファイルが自動的に検索されるた
め、再編集作業が容易になる。また、引継書類等、相互
に参照する複数のファイルにより作成され、各々のファ
イルが異なるフォルダで管理されている場合であって
も、再編集時に一つのファイルを対象ファイルとして指
定するだけで、そのファイルと同じ時間に編集(オープ
ン、更新、クローズ)されたファイルが自動的に検索さ
れることにより、再編集作業が容易になる。
【0051】なお、本実施の形態における記述内容は、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では、対象ファイルの編集中に参
照、又は更新したファイルの情報を、当該対象ファイル
の再編集時に検索して表示できるようにしたが、対象フ
ァイルの編集中に参照、又は更新したファイルが、当該
対象ファイル更新後に変更された場合は、この変更され
たファイルの情報を、当該対象ファイルの再編集時に検
索して表示できるようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】請求項1及び3記載の発明によれば、フ
ァイル処理された各ファイルの編集開始日時及び編集終
了日時に基づいて、各ファイル間を自動的に関連付ける
ことにより、ユーザがファイル作成毎に関連付け作業を
行うことなく、編集対象ファイルが編集された間に参照
されていた他のファイルを容易に検索することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を適用したファイル処理装
置1の内部構成を示すブロック図。
【図2】ファイル処理装置1内の記憶装置15に格納さ
れているファイル履歴テーブル151のデータ構成を示
す図。
【図3】ファイル処理装置1において実行されるファイ
ル編集処理を示すフローチャート。
【図4】ファイル処理装置1において実行されるファイ
ル履歴テーブル登録処理を示すフローチャート。
【図5】図4のファイル履歴テーブル登録処理によるフ
ァイル履歴テーブル151の作成を説明するための図。
【図6】図4のファイル履歴テーブル登録処理により作
成されたファイル履歴テーブル151の一例を示す図。
【図7】対象ファイルの再編集の際に、ファイル処理装
置1により実行されるファイル履歴表示処理を示すフロ
ーチャート。
【図8】図7のファイル履歴表示処理による表示例(参
照)を示す図。
【図9】図7のファイル履歴表示処理による表示例(編
集)を示す図。
【符号の説明】
1 ファイル処理装置 11 CPU 12 入力部 13 表示部 14 RAM 15 記憶装置 151 ファイル履歴テーブル 16 バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイル処理された各ファイルの編集開始
    日時及び編集終了日時を登録する登録手段と、 前記登録手段により登録された各ファイルの編集開始日
    時及び編集終了日時に基づいて、前記ファイル処理され
    た各ファイルの中で、編集対象ファイルが編集された間
    に参照されていたファイルを検索する検索手段と、 を備えることを特徴とするファイル処理装置。
  2. 【請求項2】前記登録手段は、前記ファイル処理された
    各ファイルの更新日時を更に登録し、 前記検索手段は、前記登録手段の登録内容に基づいて、
    前記ファイル処理された各ファイルの中で、前記編集対
    象ファイルが編集された間に更新されたファイルを検索
    することを特徴とする請求項1記載のファイル処理装
    置。
  3. 【請求項3】コンピュータに、 ファイル処理された各ファイルの編集開始日時及び編集
    終了日時を登録する機能と、 前記登録された各ファイルの編集開始日時及び編集終了
    日時に基づいて、前記ファイル処理された各ファイルの
    中で、編集対象ファイルが編集された間に参照されてい
    たファイルを検索する機能と、 を実現させるためのプログラム。
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