JPH07192007A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH07192007A
JPH07192007A JP5348571A JP34857193A JPH07192007A JP H07192007 A JPH07192007 A JP H07192007A JP 5348571 A JP5348571 A JP 5348571A JP 34857193 A JP34857193 A JP 34857193A JP H07192007 A JPH07192007 A JP H07192007A
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JP
Japan
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search condition
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Application number
JP5348571A
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English (en)
Inventor
Keiichi Sakai
桂一 酒井
Yuji Ikeda
裕治 池田
Minoru Fujita
稔 藤田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過去の検索条件と該検索条件での検索結果と
を参照して文書の検索を行うことができる文書処理装置
を提供する。 【構成】 入力された検索条件が検索条件保持部21に
保持されると、ステップS7に進んで、中央処理装置2
2の検索処理部6によって、検索対象因子保持部3に保
持されているポインタにより指示される文書保持部5内
の検索対象文書に対して、検索条件保持部2に保持され
ている検索条件が満足されるか否かを判定しながら検索
処理が実行される。そして、ステップS8に進んで、中
央処理装置22によって検索条件保持部2に保持されて
いる検索条件と、検索処理によって得られた検索結果と
が検索履歴保持部7に追加保持され、ステップS9にお
いて、中央処理装置22の指令により作動する検索履歴
表示部8によって、検索履歴保持部7に保持されている
検索条件と検索結果とがCRTディスプレイ26に木構
造で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書の検索を行う文書処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の文書から検索条件を満足する文書
を検索する文書処理装置が従来から知られている。この
種の文書処理装置での検索では、検索条件が厳し過ぎる
と検索結果が過少になり、検索条件が緩やか過ぎると検
索結果が過多になるので、一度の検索で所望の文書を得
ることは難しい。このために、オペレータは検索条件の
変更、追加、削除などの処理を繰り返して、何度かの検
索の結果所望の文書を得ている。このような従来の検索
に対して、より効率的に検索を行ってできるだけ簡単な
処理で短時間に所望の文書を得ることが望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の検索を
行う文書処理装置では、過去の検索条件の履歴が保持記
憶されないものが殆どであり、検索条件の履歴が保持で
きるものでも、オペレータが検索条件の履歴を読み出し
て利用することはできない。このために、過去の検索条
件の履歴を読出して、その検索過程を再利用したり、そ
の検索条件を変更して利用したりすることができなかっ
た。
【0004】また、従来の文書処理装置では、一度の検
索では一組の検索条件しか指定できないので、複数の検
索条件の組合せで検索を行う場合は検索操作が煩雑であ
り、また複数の検索条件の組み合わせを操作者が作成す
る必要があり、面倒であるという問題があった。
【0005】本発明は、前述したような文書検索の現状
に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、過去
の検索条件と該検索条件での検索結果とを参照して文書
の検索を行うことができる文書処理装置を提供すること
にある。また、本発明の第2の目的は、過去の検索条件
を一部を変更した新しい検索条件で文書の検索が可能な
文書処理装置を提供することにある。さらに、本発明の
第3の目的は、複数の検索条件をそれぞれ満足する文書
を検索することができる文書処理装置を提供することに
ある。そして、本発明の第4の目的は、複数の検索条件
を組み合わせた検索条件で文書の検索を行うことができ
る文書処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の第1の発明は、検索条件を
入力し、該検索条件に基づいて文書の検索を行う文書処
理装置において、検索する文書を保持する文書保持手段
と、検索条件を入力する検索条件入力手段と、該検索条
件入力手段から入力された検索条件を保持する検索条件
保持手段と、前記検索条件保持手段に保持される検索条
件を満足する文書を、前記文書保持手段に保持された文
書から検索する検索処理手段と、前記検索条件保持手段
に保持されている過去の検索条件及び前記検索処理手段
によって検索された過去の検索結果を検索履歴として保
持する検索履歴保持手段と、該検索履歴保持手段に保持
されている検索履歴を表示する検索履歴表示手段とを有
することを特徴とするものである。
【0007】前記第2の目的を達成するために、請求項
2に記載の第2の発明は、検索条件を入力し、該検索条
件に基づいて文書の検索を行う文書処理装置において、
検索する文書を保持する文書保持手段と、検索条件を入
力する検索条件入力手段と、該検索条件入力手段から入
力された検索条件を保持する検索条件保持手段と、該検
索条件保持手段に保持されている過去の検索条件及び前
記検索処理手段によって検索された過去の検索結果を検
索履歴として保持する検索履歴保持手段と、該検索履歴
保持手段に保持されている検索履歴を表示する検索履歴
表示手段と、該検索履歴保持手段により保持されている
検索条件を変更して文書の検索を実行する再実行範囲を
含む変更実行範囲を指定する変更実行範囲指定手段と、
該変更実行範囲指定手段で指定された変更実行範囲を保
持する変更実行範囲保持手段と、前記検索条件保持手段
または前記変更実行範囲に保持手段に保持される検索条
件を満足する文書を、前記文書保持手段に保持された文
書から検索する検索処理手段とを有することを特徴とす
るものである。
【0008】前記第3の目的を達成するために、請求項
3に記載の第3の発明は、検索条件を入力し、該検索条
件に基づいて文書の検索を行う文書処理装置において、
検索する文書を保持する文書保持手段と、検索条件を入
力する検索条件入力手段と、該検索条件入力手段から入
力された検索条件を保持する検索条件保持手段と、該検
索条件保持手段に保持される検索条件を表示する検索条
件表示手段と、該検索条件表示手段により表示されてい
る検索条件を複数選択可能な検索条件選択手段と、前記
文書保持手段に保持された文書から、前記検索条件選択
手段で選択された各検索条件を満足する文書を検索する
検索処理手段と、該検索処理手段によつて検索された検
索結果を保持する検索結果保持手段と、該検索結果保持
手段に保持された検索結果を表示する検索結果表示手段
とを有することを特徴とするものである。
【0009】前記第4の目的を達成するために、請求項
4に記載の第4の発明は、検索条件を入力し、該検索条
件に基づいて文書の検索を行う文書処理装置において、
検索する文書を保持する文書保持手段と、検索条件を入
力する検索条件入力手段と、該検索条件入力手段から入
力された検索条件を保持する検索条件保持手段と、該検
索条件保持手段に保持される検索条件を表示する検索条
件表示手段と、該検索条件表示手段により表示されてい
る検索条件を複数選択可能な検索条件選択手段と、選択
した複数の検索条件の展開方法を入力する展開方法入力
手段と、該展開方法入力手段から入力される展開方法に
従って、前記検索条件選択手段により選択された複数の
検索条件を展開する検索条件展開手段と、前記文書保持
手段に保持された文書から、前記検索条件展開手段で展
開された検索条件を満足する文書を検索する検索処理手
段と、該検索処理手段によつて検索された検索結果を保
持する検索結果保持手段と、該検索結果保持手段に保持
された検索結果を表示する検索結果表示手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】第1の発明によると、検索条件の設定に際して
は、検索履歴保持手段により検索履歴として保持され、
検索履歴表示手段により表示される過去の検索条件及び
該検索条件に対応して検索処理手段によって検索された
過去の検索結果を参照して、検索条件入力手段による検
索条件の入力が適確に行われる。そして、検索条件入力
手段から入力された検索条件が検索条件保持手段に保持
され、検索処理手段によって、検索条件入力手段から入
力される検索条件を満足する文書が、文書保持手段に保
持された文書から検索される。
【0011】第2の発明によると、検索条件の設定に際
しては、検索履歴保持手段により検索履歴として保持さ
れ、検索履歴表示手段により表示された過去の検索条件
及び該検索条件に対応して検索処理手段によって検索さ
れた検索結果を参照して、検索条件入力手段による検索
条件の入力が適確に行われる。さらに、変更実行範囲指
定手段により、検索履歴保持手段により保持されている
検索条件を変更して文書の検索を実行する再実行範囲を
含む変更実行範囲が指定されると、入力された変更実行
範囲は変更実行範囲保持手段に保持される。この際、変
更実行範囲に対応する新しい検索条件は、検索条件入力
手段から入力される。そして、検索条件入力手段に入力
される検索条件を満足する文書が、検索処理手段によっ
て文書保持手段に保持された文書から検索される。
【0012】第3の発明によると、検索条件入力手段か
ら入力された検索条件は検索条件保持手段に保持され、
検索条件保持手段に保持された検索条件は、検索条件表
示手段により表示される。そこで、検索条件選択手段に
より、検索条件表示手段によって表示された検索条件か
ら複数の検索条件を選択すると、検索処理手段により、
検索条件選択手段で選択された各検索条件を満足する文
書が、文書保持手段に保持された文書から検索される。
そして、検索処理手段によつて検索された検索結果は、
検索結果保持手段に保持され、検索結果保持手段に保持
された検索結果は検索結果表示手段によって表示され
る。
【0013】第4の発明によると、検索条件入力手段か
ら入力された検索条件は検索条件保持手段により保持さ
れ、検索条件保持手段に保持された検索条件は、検索条
件表示手段により表示される。ここで、検索条件表示手
段により表示された検索条件から、複数の検索条件が検
索条件選択手段により選択され、展開方法入力手段によ
り該複数の検索条件の展開方法が入力されると、検索条
件展開手段によって、選択された複数の検索条件が、展
開方法入力手段から入力された展開方法に従って展開処
理される。そして、検索処理手段により、文書保持手段
に保持された文書から、検索条件展開手段で展開処理さ
れた検索条件を満足する文書が検索される。また、検索
処理手段によつて検索された検索結果は検索結果保持手
段により保持され、検索結果保持手段に保持された検索
結果は検索結果表示手段により表示される。
【0014】
【実施例】
[第1の実施例]以下、本発明の各実施例を図面を参照
して説明する。先ず、図1ないし図7を参照して第1の
実施例を説明する。図1は第1の実施例の要部の構成を
示すブロック図であり、文書の検索条件を入力する検索
条件入力部1に、検索条件入力部1に入力された検索条
件を保持する検索条件保持部2が接続してあり、この検
索条件保持部2には、検索処理を実行する検索処理部6
が接続してある。また、検索処理部6には、検索する文
書を保持する文書保持部5と、以前に検索条件保持部2
に保持されていた過去の検索条件及び検索処理部6で検
索された過去の検索結果を、検索履歴として保持する検
索履歴保持部7とが接続してあり、検索履歴保持部7に
は、検索履歴を木構造表示する検索履歴表示部8が接続
してある。
【0015】一方、検索履歴表示部8に表示される検索
履歴に基づいて、変更実行範囲を入力する変更実行範囲
入力部9が設けられ、この変更実行範囲入力部9には、
変更実行範囲入力部9に入力される変更実行範囲を保持
する変更実行範囲保持部10が接続してある。また、変
更実行範囲保持部10には、文書保持部5に保持されて
いる文書に対して検索対象の判定を行う検索対象判定部
4が接続してあり、この検索対象判定部4には、検索対
象判定部4によつて検索対象と判定された文書へのポイ
ンタを格納する検索対象因子保持部3が接続してあり、
検索対象因子保持部3には前記検索処理部6が接続して
ある。この検索処理部6は、検索対象因子保持部3に保
持されているポインタによつて指示される文書保持部5
に保持された検索対象文書から、検索条件保持部2に保
持されている検索条件を満足する文書を検索する機能を
有する。
【0016】図2は第1の実施例の全体構成を示す回路
図であり、全体の動作の制御を行う中央処理装置22に
バス28を介して、制御プログラムが格納された制御メ
モリ21、及び文書保持部5を備えたディスク装置24
が接続してある。同様に、中央処理装置22にバス28
を介して、検索対象因子保持部3、検索条件保持部2、
検索履歴保持部7、変更実行範囲保持部10、変更操作
保持部17を備えたメモリ23、及び検索条件保持部2
に保持されている過去の検索条件と、該検索条件に対応
して検索処理部6で検索された過去の検索結果とを、木
構造で表示する検索履歴表示部8に組み込まれるCRT
ディスプレイ26が接続してある。さらに、中央処理装
置22にバス28を介して、検索条件入力部1となるキ
ーボード25と、変更実行範囲入力部9となるマウス2
7とが接続してある。そして、本実施例では、中央処理
装置22が制御プログラムに基づいて検索処理部6と検
索対象判定部4として機能する。
【0017】次に、このような構成の本実施例の動作
を、検索によって検索条件を満足する文書の総数とこれ
らの文書へのポインタとが得られ、これらの検索結果が
木構造で表示される場合について説明する。図3は本実
施例の動作を示すフローチャートであり、ステップS1
において、中央処理装置22の検索対象判定部4によつ
て、検索対象因子保持部3が保持対象のない空状態か否
かが判定される。例えば、本実施例に係る文書処理装置
の最初の起動時で、ステップS1で空状態と判定される
と、ステップS2に進んで、中央処理装置22によつ
て、文書保持部5に保持されている全ての文書へのポイ
ンタが検索対象因子保持部3に保持される。
【0018】また、ステップS1で検索対象因子保持部
3が空状態でなく、検索対象因子を保持していると判定
されると、ステップS3に進んで、中央処理装置22の
検索対象判定部4によつて、変更実行範囲保持部10に
変更実行範囲入力部9から変更実行範囲が入力されてい
るか否かが判別される。そして、ステップS3で、変更
実行範囲入力部9からの変更実行範囲の入力がなく、変
更実行範囲保持部10が空状態であると判定されると、
ステップS4に進んで、中央処理装置22によつて、検
索履歴保持部7に保持されている最新の検索結果で得ら
れた文書へのポインタが、検索対象因子保持部3に保持
される。また、ステップS3で変更実行範囲保持部10
が空状態でないと判定されると、ステップS5に進ん
で、中央処理装置22によって、変更実行範囲保持部1
0に保持されている変更実行範囲の追加範囲に対応する
検索結果の文書へのポインタが検索対象因子保持部3に
保持される。
【0019】ステップS2、ステップS4、ステップS
5からはステップS6に進み、オペレータは、検索条件
入力部1としてのキーボード25を操作して検索条件を
入力すると、中央処理装置22によつて、入力された検
索条件はメモリ23の検索条件保持部2に格納される。
この場合、後述するように、変更実行範囲入力部9であ
るマウス27を操作して変更実行範囲の入力を行った場
合には、新しい追加範囲に対応する検索条件が入力され
る。入力された検索条件が検索条件保持部21に保持さ
れると、ステップS7に進んで、中央処理装置22の検
索処理部6によって、検索対象因子保持部3に保持され
ているポインタにより指示される文書保持部5内の検索
対象文書に対して、検索条件保持部2に保持されている
検索条件が満足されるか否かを判定しながら検索処理が
実行される。そして、ステップS8に進んで、中央処理
装置22によって検索条件保持部2に保持されている検
索条件と、検索処理によって得られた検索結果とが検索
履歴保持部7に追加保持され、ステップS9において、
中央処理装置22の指令により作動する検索履歴表示部
8によって、検索履歴保持部7に保持されている検索条
件と検索結果とがCRTディスプレイ26に木構造で表
示される。
【0020】図4は本実施例での検索履歴表示例を示す
木構造の説明図であり、検索結果の件数R1〜R5が木
構造のノードのラベルとして表示され、対応する検索条
件S1〜S4がアークのラベルとして表示される。図4
は1000部の機種別経営状態報告書の検索例であり、
計算機に関する報告書が200部検索され、その内で売
上報告書が30部検索され、これらの売上報告書の内の
15部が黒字の報告をしており、5部が赤字の報告をし
ていることを示している。
【0021】図5は本実施例の再実行範囲指定の説明
図、図6は本実施例の変更実行範囲指定の説明図、図7
は本実施例の変更実行範囲の指定に基づく検索結果の説
明図である。図3のフローチャートに戻って、ステップ
S9では、オペレータはキーボード25を操作して、中
央処理装置22の指令で作動する検索履歴表示部8によ
つて、CRTディスプレイ26に検索履歴を表示させ、
該表示に基づいてステップS10で変更実行範囲を入力
する。先ず、図5に示すように、CRTディスプレイ2
6に表示された木構造に対して、再実行範囲A1を変更
実行範囲入力部9であるマウス27により指定し、次い
で図6に示すように、木構造のノードのラベルR2に対
して新たに追加する検索条件S5、S6、S7を検索条
件入力部1であるキーボード25から入力する準備をす
る。
【0022】ステップS10からステップS1に戻り、
この場合はステップS1の判定はNOとなり、ステップ
S3の判定はNOとなり、ステップS5を介してステッ
プS6に進んで、キーボード25から追加する検索条件
S5、S6、S7が入力され、検索条件保持部2に保持
される。この入力処理により検索条件S5〜S7は検索
条件保持部2に保持され、再実施範囲A1に付加範囲A
2が付加された変更実施範囲A3が、変更実施範囲保持
部10に保持され、中央処理装置22によって、変更実
行範囲保持部10に保持されている変更実行範囲A3の
追加範囲A2に対応する検索結果の文書へのポインタが
検索対象因子保持部3に保持される。
【0023】そして、ステップS7において、中央処理
装置22の検索処理部6によって、検索対象因子保持部
3に保持されているポインタにより指示される文書保持
部5の検索対象文書に対して、検索条件保持部2に保持
されている検索条件が満足されるか否かを判定しながら
検索処理が実行される。この検索結果はステップS9で
図7に示すように表示され、追加範囲A2において、計
算機に関する200部の報告書の内で経常利益に関する
ものが20部検索され、この20部の内8部が黒字の報
告をし、6部が赤字の報告をしていることが検索され
る。
【0024】このように、第1の実施例によると、CR
Tディスプレイ26に過去の検索条件と対応する過去の
検索結果とが検索履歴として表示されるので、この検索
履歴を参照して効率的に検索条件を設定することがで
き、また、表示された検索履歴を再表示範囲として、マ
ウス27とキーボード25を使用して前記再表示範囲に
追加範囲を付加した変更実行範囲を設定することによ
り、簡単な操作で効率的に目的の文書を検索することが
可能になる。
【0025】なお、本実施例では、過去の同一の検索結
果の木構造に基づいて追加範囲を設定し検索条件を追加
しているが、本発明は上述した実施例に限定されるもの
でなく、異なる検索結果の木構造に対して条件削除や条
件追加の処理を実行して目的の検索条件を作成すること
も可能である。また、変更実行範囲の設定に際して、図
6に示す追加範囲A2をCRTディスプレイに表示して
設定操作が簡単に行われるようにすることも可能であ
る。さらに、検索履歴の表示を木構造でなく、キャラク
タディスプレイに一覧表示し、対応番号を指定して変更
実行範囲を入力するようにしてもよい。
【0026】また、本実施例では木構造を単色、同一太
さの線、同線種で表示する場合を説明したが、本発明で
は、検索結果、再実行範囲などにより色、線の太さ、線
種を変化させることもできる。さらに、本実施例では、
検索対象因子保持部に文書保持部に保持されている文書
へのポインタを保持する場合を説明したが、本発明は実
施例に限定されるものでなく、検索対象因子保持部に文
書データそのものを格納することもでき、また検索対象
因子保持部に、格納されている検索対象因子をクリアす
る機能を具備させてもよい。さらに、本実施例では単独
動作の場合を説明したが、本発明の文書処理装置は、単
独で駆動させてることも複数台からなるシステム装置と
して駆動させることも可能である。
【0027】[第2の実施例]次に、本発明の第2の実
施例を図8ないし図12を参照して説明する。図8は第
2の実施例の要部の構成を示すブロック図であり、文書
の検索条件を入力する検索条件入力部1に、検索条件入
力部1に入力された検索条件を保持する検索条件保持部
2が接続してあり、この検索条件保持部2には検索条件
保持部2に保持されている検索条件を表示する検索条件
表示部11が接続してある。この検索条件表示部11に
より表示された検索条件から、複数の検索条件が選択可
能な検索条件選択部14が設けられ、この検索条件選択
部14には検索処理を実行する検索処理部6が接続して
ある。そして、検索処理部6には、検索する文書を保持
する文書保持部5と、検索結果が保持される検索結果保
持部15とが接続してあり、検索結果保持部15には検
索結果を表示する検索結果表示部16が接続してある。
【0028】一方、論理式によりAND、ORなどの論
理条件による展開方法を入力する展開方法入力部12が
設けてあり、この展開方法入力部12には、入力された
展開方法に基づいて、複数の検索条件に対して展開演算
を行う検索条件展開部13が接続してあり、この検索条
件展開部13には前記検索条件選択部14と検索条件保
持部2とが接続してある。
【0029】図9は第2の実施例の全体構成を示す回路
図であり、全体の動作の制御を行う中央処理装置22に
バス28を介して、制御プログラムが格納された制御メ
モリ21と文書保持部5を備えたディスク装置24とが
接続してある。同様に、中央処理装置22にバス28を
介して、検索条件保持部2、検索結果保持部15を備え
たメモリ23と、検索条件入力部1及び展開方法入力部
12となるキーボード25とが接続してある。また、中
央処理装置22にバス28を介して、検索条件表示部1
1と検索結果表示部16とに共通に組み込まれ、検索条
件表示部11により検索条件が表示され、検索結果表示
部16により検索結果が表示されるCRTディスプレイ
24が接続してある。さらに、中央処理装置22にバス
28を介して、展開方法入力部12から入力されるAN
D、ORなどの論理条件による展開方法により展開する
検索条件を選択する検索条件選択部13としてのマウス
27が接続してある。そして、本実施例では、中央処理
装置22が制御プログラムに基づいて検索条件展開部1
3と検索処理部6として機能する。
【0030】次に、このような構成の本実施例の動作
を、入力される展開方法により複数の検索条件を展開し
て検索処理し、検索によって得られる文書の総数と検索
条件とを表示する場合について説明する。図10は本実
施例の動作を示すフローチャート、図11は本実施例で
の検索条件表示の一例を示す説明図、図12は本実施例
での検索結果表示の一例を示す説明図である。ステップ
S11で、検索条件入力部1から検索条件が入力された
か否かが中央処理装置22によって判定され、検索条件
が入力されたと判定されると、ステップS12に進んで
中央制御装置22の指令により、メモリ23の検索条件
保持部2に入力された検索条件が格納される。次いで、
ステップS13に進んで、中央制御装置22の指令によ
り検索条件表示部11が作動し、検索条件保持部2に格
納されている検索条件がCRT26に表示され、オペレ
ータが検索条件を選択可能な状態になってステップS1
4に進む。
【0031】ステップS14では、中央処理装置22に
よって、CRT26に表示された検索条件が検索条件選
択部14としてのマウス27により選択されたか否かの
判定が行われ、検索条件が選択されたと判定されると、
ステップS15に進んで、中央処理装置22によって、
展開方法入力部12としてのキーボード25から展開方
法が入力されたか否かの判定が行われる。ステップS1
5で展開方法が入力されたと判定された場合にはステッ
プS16に進み、中央処理装置22の検索条件展開部1
3により検索条件の展開演算が行われる。この場合に入
力される展開方法は、AND、ORなどの論理条件、こ
れらの論理条件の組合せ、「否定」、「同一文に含まれ
る」などの論理条件である。
【0032】ステップS16では、中央処理装置22の
指令により作動する検索条件展開部13が、検索条件選
択部14で選択された検索条件を、展開方法入力部12
から入力された展開方法に従って展開演算する。例え
ば、検索条件選択部14で検索条件A、B、Cが選択さ
れ、展開方法入力部12からANDの論理条件が入力さ
れている場合には、検索条件展開部13によって(1)
式に示す4種の検索条件が展開演算される。 A∩B、B∩C、C∩A、A∩B∩C ・・・ (1) また、同一の検索条件の選択で、OR論理条件の展開演
算では、(2)式に示す4種の検索条件が展開演算され
る。 A∪B、B∪C、C∪A、A∪B∪C ・・・ (2) これに対して、AND、ORの混合論理条件では、
(1)(2)式の検索条件に加えて、(3)式の検索条
件が得られ計14種の検索条件となる。 (A∩B)∪C、(B∩C)∪A、(C∩A)∪B A∩(B∪C)、B∩(C∪A)、C∩(A∪B) ・・・(3) この場合、検索条件間にA⊃Bのような包含関係などの
制約がある場合に、展開処理で(A∩B)∪C=Bのよ
うな簡略化処理を行うことが可能である。このようにし
て展開演算された検索条件は、中央処理装置22によっ
てメモリ23の検索条件保持部2に格納される。
【0033】図10のフローチャートに戻って、ステッ
プS16からステップS12に戻って、検索条件の選択
と展開方法の入力が終了するまで、ステップS12ない
しステップS15の処理が繰り返され、ステップS15
で展開方法が入力されないと判定されるとステップS1
7に進む。ステップS17では、中央処理装置22の検
索処理部6によって、文書保持部5に保持されている検
索文書に対して、検索条件保持部2に保持された検索条
件を満足するか否かが順次判定されて検索処理が実行さ
れる。次いで、ステップS18に進んで、検索処理で得
られた検索結果が、中央処理装置22によってメモリ2
3の検索結果保持部15に格納され、中央処理装置22
の指令により作動する検索結果表示部16によって、検
索結果がCRTディスプレイ26に表示される。この場
合、検索結果保持手段15に保持される検索結果は、文
書そのものでもまた文書保持部5に保持されている文書
へのポインタでもよい。また、CRTディスプレイ26
による表示も件数に限らず、文書そのものや文書の一部
とすることができ、さらには、閾値以下の件数について
は文書やその一部とし、閾値を越えた分は件数を表示す
ることもできる。
【0034】3個の検索条件A、B、Cを選択してAN
D、ORの混合論理条件で展開演算をし、得られた検索
条件に従って文書の検索を行った場合には、検索条件表
示部11によって、CRTディスプレイ26には、例え
ば図11に示すように検索条件が表示される。そして、
検索結果表示部16によって、CRTディスプレイ26
には、例えば図12に示すように検索結果が表示され
る。
【0035】なお、本実施例においては、複数の検索条
件に対する検索を順次行う場合を説明したが、本発明は
実施例に限定されるものでなく、検索を複数の検索条件
に対して並列に実行してもよく、検索処理に際して、過
去の検索結果を参照して検索するようにして、検索の効
率化を実現することも可能である。さらに、本実施例で
は単独動作の場合を説明したが、本発明の文書処理装置
は、単独で駆動させてることも複数台からなるシステム
装置として駆動させることも可能である。
【0036】
【発明の効果】第1の発明によると、過去の検索条件と
対応する過去の検索結果とを、検索履歴として表示し
て、検索条件の設定に際して参照することができるの
で、検索履歴を参照して適確な検索条件を設定すること
により、目的の文書の検索を効率的に行うことが可能に
なる。
【0037】第2の発明によると、第1の発明で得られ
る効果に加えて、表示された検索履歴に基づいて、再実
行範囲を含む変更実行範囲を設定し、新たな検索条件を
簡単に追加すことができるので、必要な検索条件を検索
履歴に基づいて迅速に把握し、簡単な操作で検索条件を
効率的に設定して、目的の文書の検索を短時間で効率的
に行うことができる。
【0038】第3の発明によると、表示された検索条件
から複数の検索条件を選択し、選択した複数の検索条件
を満足する文書をそれぞれ検索することができるので、
多数の選択条件を満足する文書を簡単な操作で、短時間
に効率的に検索することが可能になる。
【0039】第4の発明によると、第3の発明で得られ
る効果に加えて、複数の検索条件の展開方法が設定可能
で、選択された複数の検索条件が、設定された展開方法
に従って展開処理され、展開処理された検索条件を満足
する文書が検索されるので、複雑な検索条件を簡単な操
作で設定して、設定した検索条件を満足する文書を短時
間で効率的に検索することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】同実施例の全体構成を示す回路図である。
【図3】同実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】同実施例での検索履歴表示例を示す木構造の説
明図である。
【図5】同実施例の再実行範囲指定の説明図である。
【図6】同実施例の変更実行範囲指定の説明図である。
【図7】同実施例の変更実行範囲の指定に基づく検索結
果の説明図である。
【図8】本発明の第2の実施例の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】同実施例の全体構成を示す回路図である。
【図10】同実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】同実施例での検索条件表示の一例を示す説明
図である。
【図12】同実施例での検索結果表示の一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 検索条件入力部 2 検索条件保持部 5 文書保持部 6 検索処理部 7 検索履歴保持部 8 検索履歴表示部 9 変更実行範囲入力部 10 変更実行範囲保持部 12 展開方法入力部 13 検索条件展開部 14 検索条件選択部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索条件を入力し、該検索条件に基づい
    て文書の検索を行う文書処理装置において、 検索する文書を保持する文書保持手段と、 検索条件を入力する検索条件入力手段と、 該検索条件入力手段から入力された検索条件を保持する
    検索条件保持手段と、 前記検索条件保持手段に保持される検索条件を満足する
    文書を、前記文書保持手段に保持された文書から検索す
    る検索処理手段と、 前記検索条件保持手段に保持されている過去の検索条件
    及び前記検索処理手段によって検索された過去の検索結
    果を検索履歴として保持する検索履歴保持手段と、 該検索履歴保持手段に保持されている検索履歴を表示す
    る検索履歴表示手段とを有することを特徴とする文書処
    理装置。
  2. 【請求項2】 検索条件を入力し、該検索条件に基づい
    て文書の検索を行う文書処理装置において、 検索する文書を保持する文書保持手段と、 検索条件を入力する検索条件入力手段と、 該検索条件入力手段から入力された検索条件を保持する
    検索条件保持手段と、 該検索条件保持手段に保持されている過去の検索条件及
    び前記検索処理手段によって検索された過去の検索結果
    を検索履歴として保持する検索履歴保持手段と、 該検索履歴保持手段に保持されている検索履歴を表示す
    る検索履歴表示手段と、 該検索履歴保持手段により保持されている検索条件を変
    更して文書の検索を実行する再実行範囲を含む変更実行
    範囲を指定する変更実行範囲指定手段と、 該変更実行範囲指定手段で指定された変更実行範囲を保
    持する変更実行範囲保持手段と、 前記検索条件保持手段または前記変更実行範囲に保持手
    段に保持される検索条件を満足する文書を、前記文書保
    持手段に保持された文書から検索する検索処理手段とを
    有することを特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】 検索条件を入力し、該検索条件に基づい
    て文書の検索を行う文書処理装置において、 検索する文書を保持する文書保持手段と、 検索条件を入力する検索条件入力手段と、 該検索条件入力手段から入力された検索条件を保持する
    検索条件保持手段と、 該検索条件保持手段に保持されている検索条件を表示す
    る検索条件表示手段と、 該検索条件表示手段により表示される検索条件を複数選
    択可能な検索条件選択手段と、 前記文書保持手段に保持された文書から、前記検索条件
    選択手段で選択された各検索条件を満足する文書を検索
    する検索処理手段と、 該検索処理手段によつて検索された検索結果を保持する
    検索結果保持手段と、 該検索結果保持手段に保持された検索結果を表示する検
    索結果表示手段とを有することを特徴とする文書処理装
    置。
  4. 【請求項4】 検索条件を入力し、該検索条件に基づい
    て文書の検索を行う文書処理装置において、 検索する文書を保持する文書保持手段と、 検索条件を入力する検索条件入力手段と、 該検索条件入力手段から入力された検索条件を保持する
    検索条件保持手段と、 該検索条件保持手段に保持されている検索条件を表示す
    る検索条件表示手段と、 該検索条件表示手段により表示される検索条件を複数選
    択可能な検索条件選択手段と、 複数の検索条件の展開方法を入力する展開方法入力手段
    と、 該展開方法入力手段から入力される展開方法に従って、
    前記検索条件選択手段により選択された複数の検索条件
    を展開する検索条件展開手段と、 前記文書保持手段に保持された文書から、前記検索条件
    展開手段で展開された検索条件を満足する文書を検索す
    る検索処理手段と、 該検索処理手段によつて検索された検索結果を保持する
    検索結果保持手段と、 該検索結果保持手段に保持された検索結果を表示する検
    索結果表示手段とを有することを特徴とする文書処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記検索処理手段が、前記文書へのポイ
    ンタに基づいて前記検索条件を満足する文書を検索する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記
    載の文書処理装置。
JP5348571A 1993-12-27 1993-12-27 文書処理装置 Pending JPH07192007A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002197114A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Beacon Information Technology:Kk データベース管理システム、顧客管理システム、記録媒体
WO2004111876A1 (ja) * 2003-06-11 2004-12-23 Fujitsu Limited 検索条件を再利用する検索システムおよび方法
JP2011141865A (ja) * 2009-12-11 2011-07-21 Canon Software Inc 検索条件設定装置及びその制御方法、検索条件設定システム、プログラム、プログラムを記録した記録媒体

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