JP4144244B2 - ファイル処理装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファイル処理装置、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のファイル管理の方法として、ファイル毎に作成日時及び更新日時を設定し、ファイルの更新日時から所望のファイルを検索する方法が知られている。これは、ファイル検索の検索条件として更新日時を指定することにより、指定した日時に更新されたファイルの検索を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のファイル管理では、ファイル毎に、ファイル履歴情報として、作成日時、更新日時のみが設定されているため、編集対象であるファイル(以下、対象ファイルと称す)の編集中に、複数のファイルを使用した場合、これらの関連ファイルが、対象ファイルと同時刻に更新されていない限りは、対象ファイルと、各使用ファイルとを関連付けることができなかった。従って、後日、上記対象ファイルを再編集する際、更新日時によるファイル検索機能を利用して、前回の編集時に使用したファイルを全て探し出すのは困難であるという問題があった。特に、対象ファイルの編集中に参照のみを行ったファイルは、対象ファイル編集中に更新されていないため、対象ファイルの再編集時に、上記ファイル検索機能を利用して、関連する使用ファイルを探し出すのは不可能であった。
【0004】
また、従来のファイル管理においては、相互に参照し合う複数のファイルを作成して、各々のファイルを異なるフォルダで管理している場合は、再編集時のファイル検索作業を軽減させるために、ユーザ各自が、手動で各相互参照ファイルを同一フォルダにコピーする等の作業を行うことによって、各相互参照ファイル間の関連付けが行われていた。しかしながら、各相互参照ファイルを同一フォルダにコピーする作業は、ユーザにとって面倒である上に、作業効率が悪いという問題があった。また、ユーザ毎にコピーしたファイルを有すると、ファイルの2重管理となり、包括的なファイル管理が煩雑になってしまっていた。
【0005】
本発明の課題は、ユーザがファイル作成毎に関連付け作業を行うことなく、編集対象ファイルが編集されたに参照されていた他のファイルあるいは編集対象ファイルが編集された間に更新された他のファイルのファイル名を表示できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、ファイル処理された各ファイルの編集開始日時編集終了日時と更新日時とを登録する登録手段と、入力手段の操作により指示された表示モードが参照であるか編集であるかを判別する判別手段と、前記表示モードが参照である場合は、前記登録手段により登録された各ファイルの編集開始日時及び編集終了日時に基づいて、前記ファイル処理された各ファイルの中で、編集対象ファイルが編集された間に参照されていたファイルを検索し、前記表示モードが編集である場合は、前記登録手段により登録された各ファイルの更新日時に基づいて、前記ファイル処理された各ファイルの中で、編集対象ファイルが編集された間に更新されたファイルを検索する検索手段と、前記検索手段により検索されたファイルのファイル名を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施の形態を適用したファイル処理装置1の内部構成を示す図である。図1に示すように、ファイル処理装置1は、CPU11、入力部12、表示部13、RAM14、記憶装置15を備えて構成され、各部はバス16により接続されている。
【0010】
CPU(Central Processing Unit)11は、記憶装置15に格納されている各種アプリケーションプログラムを読み出してRAM14内の図示しないプログラム格納エリアに展開し、これら各プログラムに基づく各種処理を実行し、処理結果をRAM14内のワークエリア(図示略)に一時的に格納するとともに表示部13に表示する。CPU11は、更に、入力部12から入力された指示信号に基づいて、前記処理結果を記憶装置15内の指示された保存先に保存する。
【0011】
具体的には、CPU11は、入力部12からの指示信号に基づいて、記憶装置15内に格納されたファイルの編集処理を実行する(図3参照)。また、このファイル編集処理において、ファイルのオープン日時、更新日時、及びクローズ日時をファイル履歴テーブル151に登録するファイル履歴テーブル登録処理を実行する(図4参照)。更に、CPU11は、対象ファイルの編集中に参照したファイルや、対象ファイルの編集中に更新されたファイルのファイル名を表示するファイル履歴表示処理を実行する(図7参照)。
【0012】
入力部12は、テンキーや各種ファンクションキーを有し、そのキー操作による押下信号をCPU11に出力する。
【0013】
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU11から入力される表示信号に従って、所要の表示処理を行う。表示部13における表示例を図8、及び図9に示す。
【0014】
RAM(Random Access Memory)14は、CPU11により実行される上記処理プログラムや各種アプリケーションプログラムを、RAM14内の図示しないプログラム格納領域に展開するとともに、入力指示、入力データ、及び上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を、図示しないワークエリアに一時的に格納する。
【0015】
記憶装置15は、プログラム、データ等が予め記憶されており、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなど、CPU11で読み取り可能な記録媒体を含んだ構成である。この記録媒体は、CD−ROM、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、この記録媒体に格納するプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアントからWAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して図示しない伝送制御部から受信する構成にしてもよく、更に、記録媒体は、ネットワーク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であってもよい。
【0016】
この記憶装置15は、ファイル処理装置1に対応する各種アプリケーションプログラム、ファイル編集処理プログラム、ファイル履歴テーブル登録処理プログラム、ファイル履歴表示処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0017】
また、記憶装置15は、記憶装置15内に記憶された各ファイルの編集履歴を格納したファイル履歴テーブル151を有している。このファイル履歴テーブル151は、図2に示すように、ファイル毎に「ファイル名」、「オープン」、「更新」、及び「クローズ」の各項目を対応付けて記憶しており、「ファイル名」としては、上記各ファイルのファイル名を記憶し、「オープン」としては、上記各ファイルがオープンされた日時を記憶し、「更新」としては、上記各ファイルの更新日時を記憶し、「クローズ」としては、上記各ファイルのクローズ日時(終了日時)を記憶している。
【0018】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図3、図4、及び図7は、本願発明に係る実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
これらのフローチャートは、本願発明の実施の形態が適用されたファイル処理装置1を構成するコンピュータに各機能を実現させるためのプログラムを説明する為のものである。このプログラムはCPU11が読み取り可能なプログラムコードの形態で記録媒体に格納されている例で説明するが、全ての機能を記録媒体に格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部を通信ネットワークを介して、図示しない伝送制御部から受信して実現するようにしてもよい。
【0019】
まず、図3を参照して、ファイル処理装置1において実行されるファイル編集処理について説明する。
【0020】
入力部12のキー操作により、記憶装置15内に格納されたファイルのオープンが指示されると、CPU11は、オープン指示のあったファイルを記憶装置15から読み出して、RAM14内に設けられたメモリエリア(ワークエリア)に展開し、当該ファイルのオープン処理を行う(ステップS101)。次いで、CPU11は、後述するファイル履歴テーブル登録処理(図4のフローチャート)のプログラムに渡すファイル処理フラグを「オープン」に設定し(ステップS102)、当該ファイルがオープンされた日時をファイル履歴テーブル151に登録するファイル履歴テーブル登録処理を行う(ステップS103、図4参照)。
【0021】
次いで、入力部12のキー操作により、ステップS101でオープンされたファイルの編集指示があると、CPU11は、この編集指示に従って、RAM14内のメインメモリの展開内容を変更し、当該ファイルの編集処理を開始する(ステップS104)。
【0022】
入力部12から、ステップS104で編集が開始されたファイルの更新指示があった場合(ステップS105;YES)、CPU11は、当該ファイルの更新処理を行い(ステップS106)、図4に示すファイル履歴テーブル登録処理のプログラムに渡すファイル処理フラグを「更新」に設定する(ステップS107)。次いで、CPU11は、当該ファイルの更新日時をファイル履歴テーブル151に登録するファイル履歴テーブル登録処理を実行し(ステップS108、図4参照)、入力部12による当該ファイルの終了指示を待機する(ステップS109)。
【0023】
ステップS105において、ステップS104で編集が開始されたファイルの更新指示がない場合は(ステップS105;NO)、CPU11は、ステップS109に移行する。
【0024】
ステップS109において、上記ファイルの終了指示がない間は(ステップS109;NO)、CPU11は、ステップS104に戻り、当該ファイルの編集処理を続行させる。ステップS109において、入力部12から上記ファイルの終了指示があった場合は(ステップS109;YES)、CPU11は、RAM14内のメインメモリに展開されたファイルを削除し、当該ファイルのクローズ処理を行う(ステップS110)。
【0025】
次いで、CPU11は、図4に示すファイル履歴テーブル登録処理のプログラムに渡すファイル処理フラグを「クローズ」に設定し(ステップS111)、上記ファイルのクローズ日時(終了日時)をファイル履歴テーブル151に登録するファイル履歴テーブル登録処理を実行し(ステップS112、図4参照)、ファイル編集処理を終了する。
【0026】
次に、図4を参照して、図3のファイル編集処理のステップS103、S108、S112におけるファイル履歴テーブル登録処理について説明する。
【0027】
まず、CPU11は、図3のファイル編集処理で渡されたファイル処理フラグを取得し(ステップS201)、ステップS201で取得したファイル処理フラグが「オープン」であるか否かを判定する(ステップS202)。
【0028】
ステップS202において、ステップS201で取得したファイル処理フラグが「オープン」である場合は(ステップS202;YES)、CPU11は、このファイル処理フラグが「オープン」のファイルのファイル名を、ファイル履歴テーブル151の「ファイル名」項目に登録するとともに(ステップS203)、当該ファイルのオープン日時を、ファイル履歴テーブル151の「オープン」項目に登録し(ステップS204)、ファイル履歴テーブル登録処理を終了する。図5(a)に、ファイル処理装置1内のディレクトリhome内に格納されたファイル「ファイル_000.txt」のファイル名、及びファイルオープン日時が登録されたファイル履歴テーブル151の例を示す。
【0029】
ステップS202において、ステップS201で取得したファイル処理フラグが「オープン」ではない場合、CPU11は、上記取得フラグが「更新」であるか否かを判定する(ステップS211)。
【0030】
ステップS211において、ステップS201で取得したファイル処理フラグが「更新」である場合(ステップS211;YES)、CPU11は、ファイル履歴テーブル151において、このファイル処理フラグが「更新」のファイルの検索を開始し(ステップS212)、ステップS212の検索で抽出したファイルの更新日時を、ファイル履歴テーブル151の「更新」項目に登録し(ステップS213)、ファイル履歴テーブル登録処理を終了する。図5(a)に示したファイル履歴テーブル151に、更新日時が登録された例を図5(b)に示す。
【0031】
ステップS211において、ステップS201で取得したファイル処理フラグが「更新」ではない場合、CPU11は、上記取得フラグが「クローズ」であるか否かを判定する(ステップS221)。
【0032】
ステップS221において、ステップS201で取得したファイル処理フラグが「クローズ」である場合(ステップS221;YES)、CPU11は、ファイル履歴テーブル151において、このファイル処理フラグが「クローズ」のファイルの検索を開始し(ステップS222)、ステップS222の検索で抽出したファイルのクローズ日時(終了日時)を、ファイル履歴テーブル151の「クローズ」項目に登録し(ステップS223)、ファイル履歴テーブル登録処理を終了する。図5(b)に示したファイル履歴テーブル151に、クローズ日時が登録された例を図5(c)に示す。
【0033】
ステップS201で取得したファイル処理フラグが「オープン」、「更新」、「クローズ」の何れでもない場合は(ステップS221;NO)、CPU11は、ファイル履歴テーブル登録処理を終了する。
【0034】
図3に示したファイル編集処理、及び図4に示したファイル履歴テーブル登録処理により作成されたファイル履歴テーブル151の例を図6に示す。図6では、対象ファイル「/home/ファイル_000.txt」の編集中(即ち、対象ファイルのオープン日時からクローズ日時までの間)に、参照したファイル、及び更新したファイルの履歴を示している。
【0035】
図6のファイル履歴テーブル151に登録された各ファイルのうち、「更新」項目に何も登録されていないファイル、即ち、更新履歴のないファイル「/home/ファイル_001.txt」、「/home/ファイル_002.txt」、及び「/home/ファイル_004.txt」は、対象ファイルの編集中にオープンされて、更新せずにクローズされている。従って、これら更新履歴のない3つのファイルは、対象ファイルの編集中に参照されたファイルである。
【0036】
一方、図6のファイル履歴テーブル151に登録された各ファイルのうち、対象ファイル以外で、更新履歴のあるファイル「/home/ファイル_003.txt」及び「/home/ファイル_002.txt」は、対象ファイルの編集中にオープン、更新、クローズされている。従って、これら2つのファイルは、対象ファイルの編集中に更新されたファイルである。
【0037】
次に、図7を参照して、対象ファイルの再編集の際に、ファイル処理装置1により実行されるファイル履歴表示処理について説明する。
【0038】
対象ファイルを再編集の際に、入力部12の操作により、当該対象ファイルの編集履歴の表示指示があると、CPU11は、まず、ファイル履歴テーブル151から、当該対象ファイルのオープン日時T0を取得する(ステップS301)。次いで、CPU11は、ファイル履歴テーブル151から、上記対象ファイルのクローズ日時Tcを取得する(ステップS302)。オープン日時T0からクローズ日時Tcまでの時間が、上記対象ファイルの編集時間となる。
【0039】
次いで、CPU11は、入力部12の操作による対象ファイルの編集履歴の表示指示により、履歴表示モードを取得し(ステップS303)、ステップS303で取得した履歴表示モードが、「参照」であるか否かを判定する(ステップS304)。
【0040】
ステップS304において、ステップS303で取得した表示モードが「参照」である場合(ステップS304;YES)、CPU11は、ファイル履歴テーブル151内の、上記対象ファイルの編集時間内にオープンされたファイルの中から、更新履歴がないファイルを検索する(ステップS305)。
【0041】
次いで、CPU11は、表示部13に対し、ステップS305の検索により抽出されたファイル名の表示を指示する表示信号を出力する。表示部13は、CPU11からの表示信号に従って、該当ファイルのファイル名を表示し(ステップS306)、ファイル履歴表示処理を終了する。
【0042】
図6に示したファイル履歴テーブル151では、対象ファイル「/home/ファイル_000.txt」の編集時間内に参照されたファイル、即ち、オープンされて更新履歴のないファイルは、「/home/ファイル_001.txt」、「/home/ファイル_002.txt」、及び「/home/ファイル_004.txt」であることから、表示部13には、図8に示すように、これら参照ファイルのファイル名が表示される。
【0043】
ステップS304において、ステップS303で取得した表示モードが「参照」ではない場合(ステップS304;NO)、CPU11は、上記取得した表示モードが「編集」であるか否かを判定する(ステップS310)。
【0044】
ステップS310において、ステップS303で取得した表示モードが「編集」である場合(ステップS310;YES)、CPU11は、ファイル履歴テーブル151内の、上記対象ファイルの編集時間内に更新されたファイルを検索する(ステップS311)。
【0045】
次いで、CPU11は、表示部13に対し、ステップS311の検索により抽出されたファイル名の表示を指示する表示信号を出力する。表示部13は、CPU11からの表示信号に従って、該当ファイルのファイル名を表示し(ステップS306)、ファイル履歴表示処理を終了する。
【0046】
例えば、図6に示したファイル履歴テーブル151では、対象ファイル「/home/ファイル_000.txt」の編集時間内に更新されたファイルは、「/home/ファイル_003.txt」、「/home/ファイル_005.txt」であることから、表示部13には、図9に示すように、これら更新ファイルのファイル名が表示される。
【0047】
ステップS310において、ステップS303で取得した表示モードが「参照」、「編集」のどちらでもない場合は、CPU11は、ファイル履歴表示処理を終了する。
【0048】
以上のように、本実施の形態のファイル処理装置1によれば、対象ファイルの編集中に使用したファイル(参照されたファイル、更新されたファイル)のオープン日時、クローズ日時等の履歴をファイル履歴テーブル151に登録し、後日、対象ファイルを再編集する際に、ファイル履歴テーブル151に登録された履歴から、当該対象ファイルの前回の編集中に使用したファイルを検索して、表示部13に表示できるようにしたことにより、対象ファイルの再編集作業の効率化を図ることができる。
【0049】
特に、対象ファイルの編集中に参照のみが行われたファイルであっても、その参照ファイルのオープン日時、及びクローズ日時が、ファイル履歴テーブル151に登録されることで、対象ファイルの再編集の際、ファイル処理装置1のユーザは、当該参照ファイルを探し出す必要がなくなる。
【0050】
例えば、本実施の形態のファイル処理装置1において、複数のファイルを抜粋して作成された概要書のファイルを、後日編集する場合、作成ファイルを指定するだけで、抜粋元ファイルが自動的に検索されるため、再編集作業が容易になる。また、引継書類等、相互に参照する複数のファイルにより作成され、各々のファイルが異なるフォルダで管理されている場合であっても、再編集時に一つのファイルを対象ファイルとして指定するだけで、そのファイルと同じ時間に編集(オープン、更新、クローズ)されたファイルが自動的に検索されることにより、再編集作業が容易になる。
【0051】
なお、本実施の形態における記述内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施の形態では、対象ファイルの編集中に参照、又は更新したファイルの情報を、当該対象ファイルの再編集時に検索して表示できるようにしたが、対象ファイルの編集中に参照、又は更新したファイルが、当該対象ファイル更新後に変更された場合は、この変更されたファイルの情報を、当該対象ファイルの再編集時に検索して表示できるようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】
発明によれば、ファイル処理された各ファイルの編集開始日時編集終了日時と更新日時とに基づいて、各ファイル間を自動的に関連付けることにより、表示モードとして参照が指示された場合は編集対象ファイルが編集された間に参照されていた他のファイルのファイル名を表示することができると共に、表示モードとして編集が指示された場合は編集対象ファイルが編集された間に更新された他のファイルのファイル名を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を適用したファイル処理装置1の内部構成を示すブロック図。
【図2】ファイル処理装置1内の記憶装置15に格納されているファイル履歴テーブル151のデータ構成を示す図。
【図3】ファイル処理装置1において実行されるファイル編集処理を示すフローチャート。
【図4】ファイル処理装置1において実行されるファイル履歴テーブル登録処理を示すフローチャート。
【図5】図4のファイル履歴テーブル登録処理によるファイル履歴テーブル151の作成を説明するための図。
【図6】図4のファイル履歴テーブル登録処理により作成されたファイル履歴テーブル151の一例を示す図。
【図7】対象ファイルの再編集の際に、ファイル処理装置1により実行されるファイル履歴表示処理を示すフローチャート。
【図8】図7のファイル履歴表示処理による表示例(参照)を示す図。
【図9】図7のファイル履歴表示処理による表示例(編集)を示す図。
【符号の説明】
1 ファイル処理装置
11 CPU
12 入力部
13 表示部
14 RAM
15 記憶装置
151 ファイル履歴テーブル
16 バス

Claims (2)

  1. ファイル処理された各ファイルの編集開始日時編集終了日時と更新日時とを登録する登録手段と、
    入力手段の操作により指示された表示モードが参照であるか編集であるかを判別する判別手段と、
    前記表示モードが参照である場合は、前記登録手段により登録された各ファイルの編集開始日時及び編集終了日時に基づいて、前記ファイル処理された各ファイルの中で、編集対象ファイルが編集された間に参照されていたファイルを検索し、前記表示モードが編集である場合は、前記登録手段により登録された各ファイルの更新日時に基づいて、前記ファイル処理された各ファイルの中で、編集対象ファイルが編集された間に更新されたファイルを検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索されたファイルのファイル名を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするファイル処理装置。
  2. コンピュータ
    ファイル処理された各ファイルの編集開始日時編集終了日時と更新日時とを登録する登録手段
    入力手段の操作により指示された表示モードが参照であるか編集であるかを判別する判別手段、
    前記表示モードが参照である場合は、前記登録手段により登録された各ファイルの編集開始日時及び編集終了日時に基づいて、前記ファイル処理された各ファイルの中で、編集対象ファイルが編集された間に参照されていたファイルを検索し、前記表示モードが編集である場合は、前記登録手段により登録された各ファイルの更新日時に基づいて、前記ファイル処理された各ファイルの中で、編集対象ファイルが編集された間に更新されたファイルを検索する検索手段
    前記検索手段により検索されたファイルのファイル名を表示する表示手段、
    として機能させるためのプログラム。
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